2024年の総決算!選手獲得賞金ランキングベスト60が発表される!グランプリ・クイーンズクライマックス後の順位変動はいかに⁉【2024年12月31日現在】

2024年12月31日、一般財団法人 BOAT RACE振興会は「Road to THE GRAND PRIX」と「QUEENS CLIMAX」特設サイトの獲得賞金ランキングを更新して、クイーンズクライマックス終了時点(2024年1月1日~12月31日まで)での「全選手獲得賞金ランキング ベスト60」と「女子選手獲得賞金ランキング ベスト60」を発表しました。

2024年12月31日、BOAT RACE公式サイトを運営する“一般財団法人 BOAT RACE振興会”は「Road to THE GRAND PRIX」と「QUEENS CLIMAX」特設サイトの獲得賞金ランキングを更新して、クイーンズクライマックス終了時点(集計期間:2024年1月1日から2024年12月31日)での「全選手獲得賞金ランキング ベスト60」と「女子選手獲得賞金ランキング ベスト60」を発表しました。

この発表で、「Road to THE GRAND PRIX」特設サイト内では男女混合の“総合順位”を、「QUEENS CLIMAX」特設サイト内では“女子選手のみの順位”を発表しており、グランプリとクイーンクライマックスという大一番が終わり、2024年の集大成となる選手獲得賞金ランキングにどのような順位変動があったのかに注目が集まっています。

なお、この発表については、2024年11月19日~24日まで下関競艇場で開催された「第27回 チャレンジカップ」と2024年11月19日~24日まで下関競艇場で開催された「第27回 チャレンジカップ」までの獲得賞金額を加算したのものであり、2024年のすべてのレースが終了した時点での獲得賞金額を公表する重要情報となります。

そのため、グランプリ出場を果たせた選手にとっても、惜しくも出場権に手が届かなかった選手をはじめ、推しの選手が2024年にどれほどの賞金を手にできたのかが気になるファンにとっても大事な発表とあって、かなり気になるニュースだと言えるでしょう。

ここでは、今回発表された2024年最終版の「全選手獲得賞金ランキング ベスト60」と「女子選手獲得賞金ランキング ベスト60」について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

【総合】2024年最終版・全選手獲得賞金ランキング ベスト60(12月31日時点)

今回の「Road to THE GRAND PRIX」特設サイト内で発表された「(総合)全選手獲得賞金ランキング ベスト60」にはどのような選手が名を連ねているのでしょうか?

グランプリの優勝賞金1億1,000万円を獲得するだけではなく、優勝戦に出場するだけでも一気に獲得賞金額が増えてランキング上位も狙えるため、チャレンジカップ終了時点でのランキングとは大きく順位変動があったと思われます。

ビッグレースでの活躍で大きくランクアップした選手、グランプリの出場権を逃したことでランクダウンした選手の順位変動に注目して、発表されたランキングを見ていきましょう。

全選手獲得賞金ランキング ベスト60
(集計期間:2024年1月1日から2024年12月31日)

スクロールできます
順位推移・12/22付順位登番選手名支部級別獲得賞金額概要
1(1)4238毒島   誠群 馬A1¥246,786,033クラシック優勝
オールスター4着
ダービー3着
グランプリ優勝
2(2)4262馬場  貴也滋 賀A1¥179,816,833BBCトーナメント5着
オールスター2着
メモリアル優勝
ダービー6着
グランプリ5着
3(3)4444桐生  順平埼 玉A1¥171,578,333クラシック4着
メモリアル3着
ダービー優勝
グランプリ2着
4(4)4418茅原  悠紀岡 山A1¥146,108,333BBCトーナメント2着
オーシャンカップ優勝
グランプリ3着
5(5)3941池田  浩二愛 知A1¥129,253,000グランドチャンピオン3着
メモリアル6着
チャレンジカップ4着
グランプリ6着
6(6)4851関   浩哉群 馬A1¥124,416,760BBCトーナメント優勝
ダービー5着
ヤングダービー優勝
グランプリ4着
7(7)4320峰   竜太佐 賀A1¥120,723,333ダービー4着
8(8)5121定松  勇樹佐 賀A1¥120,337,000オールスター優勝
9(9)3960菊地  孝平静 岡A1¥113,108,000マスターズチャンピオン優勝
オーシャンカップ6着
10(10)4337平本  真之愛 知A1¥109,928,466BBCトーナメント4着
クラシック2着
グランドチャンピオン4着
メモリアル2着
11(11)4362土屋  智則群 馬A1¥108,274,333グランドチャンピオン優勝
チャレンジカップ3着
12(12)4494河合  佑樹静 岡A1¥104,834,000チャレンジカップ優勝
13(13)4445宮地  元輝佐 賀A1¥101,755,333オールスター6着
グランドチャンピオン2着
14(14)3783瓜生  正義福 岡A1¥94,111,999
15(15)4504前田  将太福 岡A1¥93,437,333グランプリシリーズ優勝
16(16)4371西山  貴浩福 岡A1¥93,169,333グランプリシリーズ3着
17(17)4573佐藤   翼埼 玉A1¥91,122,000ダービー2着
チャレンジカップ5着
グランプリシリーズ4着
18(19)4205山口   剛広 島A1¥87,789,333オーシャンカップ2着
グランプリシリーズ2着
19(18)3415松井   繁大 阪A1¥87,705,000BBCトーナメント3着
マスターズチャンピオン6着
20(20)4719上條  暢嵩大 阪A1¥84,920,000グランドチャンピオン5着
21(34)4502遠藤  エミ滋 賀A1¥80,571,000レディースチャンピオン優勝
クイーンズクライマックス優勝
22(21)3492寺田   祥山 口A1¥74,011,533マスターズチャンピオン3着
チャレンジカップ2着
23(23)4686丸野  一樹滋 賀A1¥73,645,833オールスター3着
24(22)4030森高  一真香 川A1¥72,878,266
25(24)4459片岡  雅裕香 川A1¥70,706,666メモリアル4着
26(25)4503上野 真之介佐 賀A1¥70,348,666
27(26)3854吉川  元浩兵 庫A1¥69,275,666マスターズチャンピオン5着
28(27)4350篠崎  元志福 岡A1¥67,787,532
29(28)4166吉田  拡郎岡 山A1¥67,075,733
30(29)4524深谷  知博静 岡A1¥66,589,000
31(30)4685島村  隆幸徳 島A1¥65,634,000
32(31)3978齊藤   仁東 京A1¥63,393,070オーシャンカップ5着
グランプリシリーズ5着
33(32)3897白井  英治山 口A1¥63,212,500
34(33)4586磯部   誠愛 知A1¥62,923,333オーシャンカップ4着
35(35)4932新開   航福 岡A1¥62,309,000
36(36)3959坪井  康晴静 岡A1¥60,739,000チャレンジカップ優出
※優勝戦で不完走失格
グランプリシリーズ6着
37(37)4760山崎   郡大 阪A1¥58,123,866
38(38)4939宮之原 輝紀東 京A1¥57,543,466クラシック3着
39(52)4208三浦  永理静 岡A1¥57,106,000レディースチャンピオン優勝
クイーンズクライマックス3着
40(42)3946赤岩  善生愛 知A1¥56,890,519マスターズチャンピオン2着
41(39)4914吉田  裕平愛 知A1¥56,682,000
42(40)3716石渡  鉄兵東 京A1¥56,666,006
43(41)4397西村  拓也大 阪A1¥56,436,000グランドチャンピオン6着
44(43)3590濱野谷 憲吾東 京A1¥55,662,866
45(44)4787椎名   豊群 馬A1¥55,568,000オーシャンカップ3着
46(45)4044湯川  浩司大 阪A1¥54,873,500
47(46)4013中島  孝平福 井A1¥54,282,426
48→(48)4364池永   太福 岡A1¥52,525,000
49(47)4024井口  佳典三 重A1¥52,128,333
50(49)4500山田  康二佐 賀A1¥51,099,866
51(50)4168石野  貴之大 阪A1¥50,949,466BBCトーナメント6着
メモリアル5着
52(51)4266長田  頼宗東 京A1¥50,720,500
53(53)4762藤原 啓史郎岡 山A1¥49,906,000
54(54)4415下出  卓矢福 井A1¥49,710,026
55(57)4324海野 康志郎山 口A1¥49,180,333
56(56)4848仲谷  颯仁福 岡A1¥48,867,932
57(55)4547中田  竜太埼 玉A1¥48,757,000
58(58)4856豊田 健士郎三 重A1¥48,260,000
59(61)4361柳生  泰二山 口A1¥48,153,999
60(59)3779原田  幸哉長 崎A1¥47,950,333

2024年12月22日時点で発表された選手獲得賞金ランキングから約1週間が経過して、上位17名の選手こそ順位の変動はありませんでしたが、「クイーンズ クライマックス(QUEENS CLIMAX)」の賞金が加算されたことで、優勝賞金1,700万円を獲得した遠藤 エミ選手と、3着で510万円を手にした三浦 永理選手が大きくランクアップしています。

また、順位変動として大きくはありませんが、山口 剛選手・赤岩 善生選手・海野 康志郎選手が年末に向けて獲得賞金額の上積みに成功して順位を上げています。

  • 山口 剛選手:2024年12月31日に宮島競艇場で開幕した「第51回 日刊スポーツ栄光楯新春広島ダービー」→初日に1着と2着を1本ずつ獲得
  • 赤岩 善生選手:2024年12月28日から12月31日に戸田競艇場で開催された「第43回 ゴールドカップ・デイリースポーツ杯」→優出2着
  • 海野 康志郎選手:2024年12月28日に宮島競艇場で開幕した「下関市議会議長杯争奪 クリスタルカップお正月特選」→前半の4日間で1着が2本・2着が3本・3着が1本・4着を1本獲得
【ボートレース】毒島誠が初の賞金王 遠藤エミは4年連続5回目の賞金女王

【ボートレース】毒島誠が初の賞金王 遠藤エミは4年連続5回目の賞金女王

2025年1月2日 14:59

 2024年賞金ランク1位はSG住之江グランプリを制した毒島誠(40=群馬)で2億4678万6033円。初の賞金王となった。2位・馬場貴也(1億7981万6833円)、3位・桐生順平(1億7157万8333円)と続く。4位・茅原悠紀(1億4610万8333円)、5位・池田浩二(1億2925万3000円)、6位・関浩哉(1億2488万6760円)、7位・峰竜太(1億2072万3333円)、8位・定松勇樹(1億2033万7000円)、9位・菊地孝平(1億1310万8000円)、10位・平本真之(1億992万8466円)、11位・土屋智則(1億827万4333円)、12位・河合佑樹(1億483万4000円)、13位・宮地元輝(1億175万円)の13選手が1億円を超えた。

 女子1位は遠藤エミ(36=滋賀)。福岡PGⅠレディースチャンピオン、蒲郡PGⅠクイーンズクライマックスの女子2大タイトルを制して8057万1000円。4年連続5回目の賞金女王となった。全体では21位となっている。

引用元:【ボートレース】毒島誠が初の賞金王 遠藤エミは4年連続5回目の賞金女王 | 東スポWEB

【女子】2024年最終版・女子選手獲得賞金ランキング ベスト60(12月31日時点)

次に「QUEENS CLIMAX」特設サイト内で発表された「女子選手獲得賞金ランキング ベスト60」をご紹介します。

アイドルレーサーの台頭により、年々売上を伸ばし続けている女子ボートレース界の獲得賞金ランキング にはどのような選手が名を連ねているのでしょうか?

早速、発表されたランキングを見ていきましょう。

女子選手獲得賞金ランキング ベスト60
(集計期間:2024年1月1日から2024年12月31日)

スクロールできます
順位登番選手名支部級別獲得賞金額概要
14502遠藤  エミ滋 賀A1¥80,571,000(第8回)レディースオールスター5着
レディースチャンピオン優勝
クイーンズクライマックス優勝
24208三浦  永理静 岡A1¥57,106,000(第8回)レディースオールスター6着
レディースチャレンジカップ優勝
クイーンズクライマックス3着
34123細川  裕子愛 知A1¥46,520,999レディースチャンピオン4着
クイーンズクライマックス2着
44546浜田 亜理沙埼 玉A1¥45,407,166レディースチャンピオン6着
54590渡邉  優美福 岡A1¥43,330,866(第8回)レディースオールスター優勝
レディースチャンピオン2着
クイーンズクライマックス6着
64482守屋  美穂岡 山A1¥40,917,000(第8回)レディースオールスター3着
(第9回)レディースオールスター優勝
74387平山  智加香 川A1¥40,407,866クイーンズクライマックス5着
レディースチャレンジカップ6着
84450平高  奈菜香 川A1¥38,948,500(第9回)レディースオールスター5着
レディースチャレンジカップ3着
94961西橋  奈未福 井A1¥37,888,000(第9回)レディースオールスター4着
レディースチャレンジカップ4着
103618海野 ゆかり広 島A1¥36,667,000(第8回)レディースオールスター4着
クイーンズクライマックス4着
114627藤原  菜希東 京A1¥35,333,162レディースチャンピオン5着
124183宇野  弥生愛 知A2¥34,876,932(第8回)レディースオールスター2着
134433川野  芽唯福 岡A1¥34,628,982レディースチャレンジカップ2着
144050田口  節子岡 山A1¥34,185,190レディースチャレンジカップ5着
153435寺田  千恵岡 山A1¥34,082,428
164190長嶋  万記静 岡A1¥32,648,000(第9回)レディースオールスター3着
174286平田 さやか東 京A2¥30,418,930
183900香川  素子滋 賀A2¥29,050,000
194963實森  美祐広 島A1¥28,535,000(第9回)レディースオールスター2着
203188日高  逸子福 岡A2¥27,293,848
214738清埜  翔子埼 玉A2¥26,974,000
224017向井  美鈴山 口A1¥26,860,742
234289落合  直子大 阪A2¥26,663,829
244642松尾  夏海香 川A2¥26,606,000
253999大瀧 明日香愛 知A1¥26,565,000
263611岩崎  芳美徳 島A2¥26,491,260(第9回)レディースオールスター6着
274884勝浦  真帆岡 山A2¥26,490,000
284240今井  裕梨群 馬A2¥25,901,094
293232山川 美由紀香 川A1¥25,524,000
304927関野   文大 阪A1¥25,356,666
314117廣中 智紗衣東 京A2¥25,304,000
324478櫻本 あゆみ群 馬A2¥24,217,066レディースチャンピオン3着
333845中谷  朋子兵 庫A1¥23,842,000
345045平川  香織埼 玉B1¥23,826,000
354536喜井 つかさ岡 山A1¥23,737,532
364773中川  りな福 岡A2¥23,543,678
374447深川 麻奈美福 岡A2¥23,431,999
383334角  ひとみ広 島B1¥23,357,696
394065金田  幸子岡 山A2¥23,181,000
404819蜂須  瑞生群 馬A2¥23,113,000
414501樋口 由加里岡 山B1¥23,112,162
424174川井   萌静 岡A1¥22,932,833
434045佐々木 裕美山 口A2¥22,614,332
444804高田 ひかる三 重A1¥22,484,000
454443津田  裕絵山 口A2¥21,725,696
465205刑部 亜里紗静 岡A2¥21,230,933
474569中澤  宏奈東 京A2¥20,745,962
484853前原   哉岡 山B1¥20,558,466
494900中田  夕貴埼 玉A2¥20,460,732
504845前田  紗希埼 玉A1¥20,236,466
514347魚谷  香織福 岡A2¥20,113,000
525129山口 真喜子長 崎A2¥20,012,000
534530小野  生奈福 岡A2¥19,989,732
544746大豆生田 蒼埼 玉A2¥19,541,696
554011堀之内紀代子岡 山A2¥19,425,000
564225土屋  千明群 馬A1¥19,387,530
574014片岡  恵里山 口A2¥19,144,190
584399松本  晶恵群 馬A2¥19,005,866
595163清水  愛海山 口A1¥18,984,000
604791黒澤 めぐみ東 京A2¥18,976,696

「(総合)全選手獲得賞金ランキング ベスト60」で21位にランクインした遠藤 エミ選手が、史上初の「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝を成し遂げたとあって、賞金女王の座を獲得しています。

遠藤 エミ選手が獲得した賞金8,057万1,000円のうち、レディースチャンピオンの優勝賞金が1,300万円、クイーンズクライマックスの優勝賞金が1,700万円ですから、合計3,000万円は“夏の女王”と“冬の女王”のタイトル獲得で手にしたものです。

ほかにも、2024年は6つのSG競争(クラシック・オールスター・オーシャンカップ・メモリアル・チャレンジカップ・グランプリシリーズ)に出場し、2度の準優勝戦進出まで果たしていることが要因となって、このように高額の賞金を獲得できたのでしょう。

2着となった三浦 永理選手も同様に、獲得した5,710万6,000円の賞金のうち、レディースチャンピオンの優勝賞金が1,300万円、クイーンズクライマックスの3着で510万円を獲得しているので、合計1,810万円がこの2つのタイトルで勝ち取った金額で「(総合)全選手獲得賞金ランキング ベスト60」でも39位にランクインしています。

また「女子選手獲得賞金ランキング ベスト60」において、トップ5に名を連ねている選手のうち、浜田 亜理紗選手以外の4名(遠藤 エミ選手・三浦 永理選手・細川 裕子選手・渡邉 優美選手)については、いずれもクイーンズクライマックスの優出メンバー

さらには、同じようにトップ5に名を連ねている選手のうち、三浦 永理選手以外の4名(遠藤 エミ選手・細川 裕子選手・浜田 亜理紗選手・渡邉 優美選手)についても、レディースチャンピオンの優出メンバーであることがこのランキングで特筆すべき点でしょう。

それだけ、女子ボートレーサーにとって賞金額が高く設定されているプレミアムG1で手にできる賞金が年間獲得賞金額に大きな影響をもたらすかは明確

「クイーンズクライマックス」と「レディースチャンピオン」でしっかりと結果を残すことこそが「女子選手獲得賞金ランキング」上位にランクインする“カギ”であることは言うまでもありません。

【2024年】SG競争・PG1競争優勝者

「(総合)全選手獲得賞金ランキング ベスト60」の結果からランキングのトップ4はSG覇者
「女子選手獲得賞金ランキング ベスト60」の結果から、トップ6にランクインしている選手は「クイーンズクライマックス」もしくは「レディースチャンピオン」で優出した選手たちが独占していることがわかりました。

また、どちらのランキングにおいても上位に名を連ねた選手のほとんどは、SG競争あるいはPG1競争で優出していること、もしくはG1競争の優勝および優出選手です。

出典:BOAT RACE公式サイト

わかりやすくするために、2024年に開催されたSG競争・PG1競争の優勝選手をまとめました。
こうしてみると、グレードレースでの成績が選手獲得賞金ランキングの順位に直結することがわかりますね。

SG競争

2024年における、SG競争の優勝選手は次のとおりです。

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グレードタイトル優勝選手名順位獲得賞金額
SG第59回 ボートレースクラシック毒島   誠1位246,786,033円
SG第51回 ボートレースオールスター定松  勇樹8位120,337,000円
SG第34回 グランドチャンピオン土屋  智則11位108,274,333円
SG第29回 オーシャンカップ茅原  悠紀4位146,108,333円
SG第70回 ボートレースメモリアル馬場  貴也2位179,816,833円
SG第71回 ボートレースダービー桐生  順平3位171,578,333円
SG第27回 チャレンジカップ河合  祐樹12位104,834,000円
SG第39回 ボートレースグランプリ毒島   誠1位246,786,033円
SG第39回 ボートレースグランプリ【シリーズ】前田  将太15位93,437,333円

プレミアムG1競争

2024年における、プレミアムG1競争の優勝選手は次のとおりです。

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グレードタイトル優勝選手名順位獲得賞金額
PG1第5回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BBC)関   浩哉6位124,416,760円
PG1第1回 スピードクイーンメモリアル ※2025年2より新設
PG1第25回 マスターズチャンピオン菊地  孝平9位113,108,000円
PG1第38回 レディースチャンピオン遠藤  エミ21位80,571,000円
PG1第11回 ヤングダービー関   浩哉6位124,416,760円
PG1第13回 クイーンズクライマックス遠藤  エミ21位80,571,000円

グランプリで優出を果たした選手が軒並みランクアップ!

今回発表された獲得賞金ランキングのトップ6に名を連ねた選手は全員、2024年12月17日~22日まで住之江競艇場で開催された「第39回 ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)」で優勝戦に駒を進めたメンバーでした。

ボートレースグランプリ優出メンバーの順位変動

ここでは、ボートレースグランプリ優勝戦に出場したメンバーの順位変動にフォーカスしてみましょう。

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獲得賞金ランキング登録番号選手名支部グランプリ着順11/24付順位からの推移12/31までの獲得賞金額概要
14238毒島   誠群 馬優勝(2)246,786,033円クラシック優勝
オールスター4着
ダービー3着
24262馬場  貴也滋 賀5着(1)179,816,833円BBCトーナメント5着
オールスター2着
メモリアル優勝
ダービー6着
34444桐生  順平埼 玉2着(3)171,578,333円クラシック4着
メモリアル3着
ダービー優勝
44418茅原  悠紀岡 山3着(4)146,108,333円BBCトーナメント2着
オーシャンカップ優勝
53941池田  浩二愛 知6着(6)129,253,000円グランドチャンピオン3着
メモリアル6着
チャレンジカップ4着
64851関   浩哉群 馬4着(12)124,416,760円BBCトーナメント優勝
ダービー5着
ヤングダービー優勝
74320峰   竜太佐 賀(5)120,723,333円ダービー4着

見事に獲得賞金ランキングのトップ6に入ったのが「ボートレースグランプリ優出メンバー」であることがわかるはずです。

もちろん、全員が2024年のSG競争で何度も優出をしている常連メンバーであることは言うまでもありませんが、グランプリ開幕前まで5位にランクインしていた峰 竜太選手が一気に7位まで順位を落としています。

峰 竜太選手については、2024年のSG競争においてボートレースダービーでの優出歴が1回のみ。
しかも、4着という戦績でありながら、それでも獲得賞金額が1億円を越えているというのは驚異的。

さらに言うと、ランキング上位10名の選手で見ても、SG競争の優勝歴がなく、優出歴がたった1度という選手は峰 竜太選手ただ一人ということからも、グレードを問わず、安定して勝ち星を獲得できる実力こそが峰 竜太選手が7位にランクインできた要因だと言えるでしょう。

もしも、今年のSG競争で複数回の優出、もしくはSG優勝を果たしていたら、グランプリで優出していなかったとしてもトップ5にランクインしていた可能性は十分に考えられます。

グランプリ優出こそが賞金ランキングトップ5に入るカギ⁉

前述したように、ボートレースグランプリの優出メンバーが獲得賞金ランキングでも軒並み上位にランクアップした理由について考えていきたいと思います。

率直に述べますと、その理由は『ボートレースグランプリの優勝戦の賞金額が破格』であることです。
そもそもボートレースグランプリを制覇すれば、1億1,000万円もの賞金が獲得できるわけで、この金額は今回発表された獲得賞金ランキング10位の平本 真之選手の109,928,466円よりも高額。
これまでグランプリ本戦にギリギリ滑り込むだけの賞金額だった選手でも、グランプリを制覇すれば、それすなわち賞金王
1年間の最多獲得賞金選手になる最短ルートは“グランプリを制すること”ただそれだけなのです。

さらに、ボートレースグランプリ優勝戦で2着でも獲得できる賞金4,700万円は、「GRANDE5の優勝賞金よりも高いうえに、完走さえすれば最低でも2,000万円がこれまでの獲得賞金額に加算できると考えれば、ボートレースグランプリの優出メンバーがランキングトップ6に名を連ねた理由がわかりますよね。

着順優勝賞金
1着1億1,000万円
2着4,700万円
3着3,300万円
4着2,400万円
5着2,200万円
6着2,000万円

「第39回 ボートレースグランプリ」の優勝賞金1億1,000万円を手にしたのは⁉

2024年12月17日~22日まで住之江競艇場で開催された「第39回 ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)」を制したのは、群馬支部所属・92期の毒島 誠選手でした。

ボートレースグランプリには通算11回目の出場で、いままで6回の優出を果たすも最高位は2015年と2018年の2着。
掴めそうで掴めなかったグランプリ制覇の悲願をついに果たしたことで、チャレンジカップ終了時には126,213,033円で2位だった獲得賞金ランキングも、一気に2倍近い獲得賞金額である246,363,033円となり、賞金ランキングは堂々の首位にジャンプアップ
2024年の「最多賞金獲得選手」の座を確実なものとしました

出典:BOAT RACE公式サイト

グランプリ選出除外による獲得賞金ランキング上位選手の順位変動

グランプリ/グランプリシリーズは獲得できる賞金もほかのレースと違って高額なこともあり、獲得賞金額が伸び悩んでいる選手にとっては、大きな賞金額を積み上げてランキング順位を一つでも上げていきたい選手にとって、まさに勝負がけの大会となりました。

そう考えた時に重要となってくるのが、獲得賞金が特に高額なグランプリ本戦とシリーズ戦の出場権を獲得できるかです。
グランプリ選考期間における最終決戦の「チャレンジカップ」を終了した2024年11月24日時点で、ランキング60位以内に名を連ねながらも、7名の選手がボートレースグランプリ(シリーズ戦を含む)選出除外となっていました。

チャレンジカップが終了した11月24日時点での獲得賞金ランキング順位と、グランプリ終了後の12月22日時点でどれくらい順位変動があったのかをまとめてみました。

  • 【スタート事故】
    吉川  元浩選手(賞金ランキング:23位→26位)
    白井  英治選手(賞金ランキング:30位→32位)
    椎名  豊 選手(賞金ランキング:38位→44位)
    湯川  浩司選手(賞金ランキング:40位→45位)
    杉山  正樹選手(賞金ランキング:66位→77位)
  • 【家事都合等(私傷病など)】
    石野  貴之選手(賞金ランキング:45位→50位)
    中澤  和志選手(賞金ランキング:60位→67位)

ここに名前が挙がっているのはグランプリシリーズ戦への出場権を獲得できたであろう選手たちです。

しかし、スタート事故や家事都合・私傷病等による出場辞退期間であるため、グランプリシリーズ戦への出場はできず、全員順位を落としていることがわかります。

チャレンジカップ終了時点での獲得賞金ランキングで18位以内に入るか、19位以下となるかでグランプリ本戦に出場できるか、シリーズ戦にまわるかと同じように、出場の可否によって獲得賞金額には大きな違いが出るのです。

2024年度のSG競争・PG1競争の優勝賞金

前述のとおり、賞金ランキングトップに名を連ねる選手のほとんどが、SG競争やPG1競争において優勝戦に駒を進めてきた選手たちでした。

年末のグランプリを目標に戦い続けてきた選手達にとって、開催年の1月1日からチャレンジカップ終了時点までにどれだけの賞金を獲得できるかはとても重要であり、避けては通れないポイントでした。

獲得賞金ランキングの上位18位以内に入って、グランプリ本戦を戦い抜き、1着の座を射止めることができれば、その年のボートレーサーの頂点に立てるとともに賞金王とダブルの栄冠を手にすることになります。

もし、グランプリ制覇ができなかったとしても、優勝戦に出場できる6強まで勝ち進めば、翌年のSG競争の優先出場権を手に入れることができるのです。
それはすなわち、翌年のグランプリ本戦へつながる最短距離であり、特急切符といっても過言ではありません。

ボートレースの優勝賞金は2023年から2年連続で増額しており、ボートレースの売上額も順調な現在。
これらを踏まえたうえで、2024年のSG競争とPG1競争の賞金額を見返してみてはいかがでしょうか。

SG競争の優勝賞金額

2024年における、SG競争の優勝賞金額は次のとおりです。

スクロールできます
SG競争獲得賞金額GRANDE5
ボートレースグランプリ1億1,000万円
グランプリシリーズ 2,000万円
ボートレースクラシック4,200万円
ボートレースダービー4,200万円
ボートレースオールスター4,200万円
ボートレースメモリアル4,200万円
グランドチャンピオン3,600万円
オーシャンカップ3,600万円
チャレンジカップ3,600万円


振興会会長賞メダル対象の「GRANDE5」では、ボートレースクラシックボートレースオールスターボートレースメモリアルボートレースダービーは4,200万円、「GRANDE5」以外のグランドチャンピオンオーシャンカップチャレンジカップでは3,600万円となっています。

SG競争における獲得賞金額で最も多額なのは、「GRANDE5」最終戦にあたるボートレースグランプリの1億1,000万円ですので、グランプリを制覇することができればSG競争で2大会を制する以上の賞金を一度で手にすることができるわけです。

ボートレースグランプリで優出した際の賞金一覧

2024年における、ボートレースグランプリで優出した際の賞金一覧は次のとおりです。

着順優勝賞金
1着1億1,000万円
2着4,700万円
3着3,300万円
4着2,400万円
5着2,200万円
6着2,000万円

SG競争(GRANDE5)で優出した際の賞金一覧

2024年における、SG競争(GRANDE5)で優出した際の賞金一覧は次のとおりです。

順位獲得賞金
優勝4,200万円
2着1,850万円
3着1,250万円
4着980万円
5着880万円
6着830万円

SG競争に選出された際の予選から優勝決定戦までの賞金一覧

2024年における、SG競争に選出された際の予選から優勝決定戦までの賞金一覧は次のとおりです。

順位予選準優勝戦優勝戦
1着21万円57万円4,200万円
2着17万円43万円1,850万円
3着13万円33万円1,250万円
4着11万円26万円980万円
5着10万円23万円880万円
6着9万円20万円830万円

【補足】GRANDE5とは?

ちなみにGRANDE5とは5つのSG競争をまとめた総称で、優勝戦3着以内の選手を対象に金(1着)・銀(2着)・銅(3着)のメダルが贈られる2014年に新設された制度です。
※ただし最も賞金額の高いグランプリのみ「プラチナ(1着)・金(2着)・銀(3着)」となる。

GRANDE5と呼ばれるSG競争は次のとおり

  • ボートレースクラシック
  • ボートレースオールスター
  • ボートレースメモリアル
  • ボートレースダービー
  • ボートレースグランプリ

GRANDE5で最初にすべてのレースで優勝した場合、グランドスラムを祝して『3億円相当のインゴット』が贈呈されます。

2025年1月現在、“GRANDE5”の獲得メダル数1位は毒島 誠選手の4つ。
それに続くのが、石野 貴之選手・峰 竜太選手・桐生 順平選手の獲得数3つです。

【参考情報】プレミアムG1競争の賞金額

2024年における、プレミアムG1競争の優勝賞金額は次のとおりです。

スクロールできます
PG1競争獲得賞金額
クイーンズクライマックス1,700万円
BBCトーナメント1,300万円
マスターズチャンピオン1,300万円
ヤングダービー1,300万円
レディースチャンピオン1,300万円
スピードクイーンメモリアル ※2025年2月新設・初開催1,300万円

クイーンズクライマックスは1,700万円ヤングダービー・レディースチャンピオンは1,300万円となっています。

PG1競争における獲得賞金額で最も高額なのは、クイーンズクライマックスの1,700万円です。

ほかにも、BBCトーナメントとマスターズチャンピオンについては獲得賞金額が1,300万円と高額ですが、この賞金はすでに関 浩哉選手と菊地 孝平選手が獲得済み。

また、2025年2月に新設されることが決定した「スピードクイーンメモリアル」の優勝賞金1,300万円については、今回の選考期間外のため参考情報としてお考えください。

G1競争の賞金額

2024年における、G1競争の優勝賞金額は次のとおりです。

スクロールできます
PG1競争2024年
各場の周年記念1,200万円
高松宮記念1,100万円
ダイヤモンドカップ1,100万円
各場の地区選手権630万円

PG1競争まではいきませんが、G1競争の賞金も高額です。
特に各場の周年記念ならば1,200万円高松宮記念とダイヤモンドカップについては1,100万円の賞金を獲得できるのですから、獲得できればグランプリ/グランプリシリーズの出場権がぐっと近づくわけです。

最も賞金額の低い各場の地区選手権でも630万円ですから、賞金額の積み重ねとしては優秀な金額ですよね。

まとめ

ボートレーサーとファンにとって1年で最も熱い戦いである「ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)」と「クイーンズ クライマックス(QUEENS CLIMAX)」が終幕し、ついに2024年の選手獲得賞金ランキングが確定しました。

2024年も大盛況のまま終わったボートレース業界。
1年にも及ぶ緊張の中で、トップレベルの熱い戦いを走り抜いて、ついに「競艇界のナンバーワンレーサー」の称号をついに手にした毒島 誠選手の活躍は、まさに“2024年のボートレース界のを象徴する存在”だと言っても過言ではないはず。

これだけの白熱したレースが繰り広げられて、満員御礼状態のビッグタイトルが開催されていれば、2025年もボートレースに注がれる熱が冷めることはないでしょう。

2023年のグランプリ覇者・石野 貴之選手が今秋から膝の状態悪化の影響で長期の欠場を示唆したことから、残念ながらグランプリ連覇の道は途絶えてしまいましたが、少しでも早くケガの症状が快方に向かって、あの走りと見事なハンドル捌きをまた見られる日を楽しみに、“石野信用金庫”の復活を待ちたいですね。

直近のチャレンジカップのように、どのような展開が待っているのかわからないボートレース。

2024年のSG競争ではダービーで1度しか優出できず、本来の調子を発揮しきれなかった印象の峰 竜太選手が2025年こそ復活のSGタイトル奪還をしてくれるかに期待が高まります。
「ボートレース界きっての千両役者がここ一番での爆発力とスター性」を見せつけて、2023年以来の2億円レーサーに返り咲くのが楽しみでなりません。

ボートレースファンにとって、注目のタイトルが目白押しの2025年冬。
年明け直後の1月はトーナメント戦のスリルに手に汗握る「BBCトーナメント」からはじまり、2月には初開催となる女子選手による最速女王をかけた「スピードクイーンメモリアル」、3月も若松競艇場で3年10か月ぶりに開催される「SG・ボートレースクラシック」まで、毎月ビッグタイトルが続きますので、楽しみがいっぱいで休む暇はありませんね。

この期間に向けて早めのスケジュール調整をしつつ、まだまだ衰える気配のない最強寒波に負けないように、ぜひ時間ができたら本場へ足を運んでレースの熱気を感じつつ、レーサー達を応援しましょう!

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