選手獲得賞金ランキングベスト50が発表される!グランプリ出場権争奪戦も佳境に突入し、チャレンジカップ選出除外が相次ぐ大波乱!?【2024年10月28日発表】

2024年10月28日、一般財団法人 BOAT RACE振興会は公式サイト内で2024年1月1日~10月27日までの「選手獲得賞金ランキング ベスト50」を発表しました。

2024年10月28日、BOAT RACE公式サイトを運営する“一般財団法人 BOAT RACE振興会”は公式サイト内で「選手獲得賞金ランキング ベスト50(集計期間:2024年1月1日から2024年10月27日)」を発表しました。

この発表については、2024年も6分の5を過ぎ、年末の12月17日~22日に住之江競艇場で開催される「第39回 ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズ」への出場権をかけた重要情報とされます。

そのため、グランプリ出場を狙う選手にとっても、推しの選手がグランプリ/グランプリシリーズへの出場権を手にできるのか気になるファンにとっても、出場選手の選出順位にも関わる大事な発表とあり、かなり気になるニュースだと言えるでしょう。

ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズへの出場権は、成績対象期間内(1月1日からチャレンジカップ最終日まで)における獲得賞金ランク上位60名を全登録選手から選抜し、上位18位までの選手をグランプリ19位~60位の42人をシリーズ戦へ選出するため、選考期間も残り1か月を切った時点での獲得賞金額は絶対チェックしておかなければならないことなのです。
※チャレンジカップは2024年11月19日から24日まで下関競艇場で開催予定。

ここでは、今回発表された「選手獲得賞金ランキング ベスト50」とグレード・タイトル別の賞金額、ランキング上位選手のグランプリ選出に関わる黄色信号について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

最近おすすめの予想サイト

最近、勝てない…当たらない…不調だ…おもしろくない…なんて思っているのであれば、
エンカウント!!!!」をおすすめします。

セールスポイントは、他サイトの有料予想と比べても遜色ないレベルの無料予想を提供してくれるところ。

知識と経験豊富な専属ナビゲーターもついてくれるので、誰でも安心してはじめやすいのが嬉しいポイントです。

しかも、今ならLINEで無料の新規会員登録をすると…
すぐに使える 総額20,000円分 のポイントが付与されるお得なキャンペーン中♪

実際に検証した無料予想では、3レースに参加しての最終収支はプラス100,600円
しかも、回収率は驚異の250%超えを達成しています。

【合計3レース参加】無料予想検証最終結果
舟券代合計60,000円
払戻金合計160,600円
回収率267.7%
収支+100,600円

この実績はあくまで無料予想のものですが、利用せずに損するくらいなら、登録して試してみるのもありでしょう。
タダで予想が見られて、さらにポイントまでもらえるのであれば、損はないと思いますよ。

\ LINEで1分無料登録 /

目次

選手獲得賞金ランキング ベスト50(10月27日時点)

今回発表された「選手獲得賞金ランキング ベスト50」にはどのような選手が名を連ねているのでしょうか?

早速、発表されたランキングを見ていきましょう。

選手獲得賞金ランキング ベスト50
(集計期間:2024年1月1日から2024年10月27日)

スクロールできます
順位推移・8/31付順位登番選手名支部獲得賞金額概要
1(1)4262馬場  貴也滋 賀¥138,778,833BBCトーナメント5着
オールスター2着
メモリアル優勝
ダービー6着
2(9)4444桐生  順平埼 玉¥118,277,333クラシック4着
メモリアル3着
ダービー優勝
3(2)4238毒島   誠群 馬¥118,229,500クラシック優勝
オールスター4着
ダービー3着
4(10)4320峰   竜太佐 賀¥95,544,333ダービー4着
5(4)4418茅原  悠紀岡 山¥93,625,333BBCトーナメント2着
オーシャンカップ優勝
6(5)4337平本  真之愛 知¥92,385,466BBCトーナメント4着
クラシック2着
グランドチャンピオン4着
メモリアル2着
7(3)3960菊地  孝平静 岡¥92,133,000マスターズチャンピオン優勝
オーシャンカップ6着
8(7)3941池田  浩二愛 知¥84,354,000グランドチャンピオン3着
メモリアル6着
9(18)4851関   浩哉群 馬¥83,572,760BBCトーナメント優勝
ダービー5着
ヤングダービー優勝
10(6)5121定松  勇樹佐 賀¥81,865,000オールスター優勝
11(14)4371西山  貴浩福 岡¥80,604,333
12(12)4445宮地  元輝佐 賀¥80,147,333オールスター6着
グランドチャンピオン2着
13(13)4362土屋  智則群 馬¥79,723,333グランドチャンピオン優勝
14(16)3415松井   繁大 阪¥78,383,000BBCトーナメント3着
マスターズチャンピオン6着
15(13)4719上條  暢嵩大 阪¥74,217,000グランドチャンピオン5着
16(11)4205山口   剛広 島¥72,898,333オーシャンカップ2着
17(15)3783瓜生  正義福 岡¥68,661,999
18(圏外)4686丸野  一樹滋 賀¥67,476,833
19(圏外)4573佐藤   翼埼 玉¥62,475,000ダービー2着
20(20)4030森高  一真香 川¥61,512,266オールスター3着
21(19)3854吉川  元浩兵 庫¥60,951,666マスターズチャンピオン5着
22(26)4504前田  将太福 岡¥60,416,333
23(21)4459片岡  雅裕香 川¥57,943,666メモリアル4着
24(17)4685島村  隆幸徳 島¥57,640,000
25(39)4932新開   航福 岡¥56,416,000
26(28)4524深谷  知博静 岡¥56,139,000
27(30)4350篠崎  元志福 岡¥54,528,532
28(41)3897白井  英治山 口¥52,729,500
29(25)4787椎名   豊群 馬¥52,675,000オーシャンカップ3着
30(31)4586磯部   誠愛 知¥52,599,333オーシャンカップ4着
31(23)4502遠藤  エミ滋 賀¥52,551,000レディースチャンピオン優勝
32(22)4168石野  貴之大 阪¥50,949,466BBCトーナメント6着
メモリアル5着
33(33)4939宮之原 輝紀東 京¥50,354,466クラシック3着
34(27)3942寺田   祥山 口¥50,047,000マスターズチャンピオン3着
35(24)3716石渡  鉄兵東 京¥49,752,006
36(35)4503上野 真之介佐 賀¥49,488,666
37(29)4044湯川  浩司大 阪¥48,815,500
38(32)3978齊藤   仁東 京¥48,245,070オーシャンカップ5着
39(36)4760山崎   郡大 阪¥47,504,866
40(40)3779原田  幸哉長 崎¥45,265,333
41(46)4397西村  拓也大 阪¥45,217,000グランドチャンピオン6着
42(48)3590濱野谷 憲吾東 京¥45,200,333
43(38)3959坪井  康晴静 岡¥45,041,000
44(34)3946赤岩  善生愛 知¥44,949,519マスターズチャンピオン2着
45(37)4494河合  佑樹静 岡¥44,625,000
46(42)4013中島  孝平福 井¥44,570,426
47(45)4364池永   太福 岡¥44,415,000
48(圏外)4166吉田  拡郎岡 山¥44,297,733
49(43)4266長田  頼宗東 京¥43,372,500
50(圏外)4361柳生  泰二山 口¥41,614,999

これまでのSG競争・PG1競争の優勝者

「選手獲得賞金ランキング」の結果から、ランキングのトップ3はSG覇者となった選手たちが独占していることがわかりました。

またランキング上位に名を連ねた選手のほとんどは、SG競争あるいはPG1競争で優出していること、もしくはG1競争の優勝および優出選手です。

出典:BOAT RACE公式サイト

わかりやすくするために、2024年に開催されたSG競争・PG1競争の優勝選手をまとめました。
こうしてみると、グレードレースでの成績が選手獲得賞金ランキングの順位に直結することがわかりますね。

SG競争

スクロールできます
グレードタイトル優勝選手名順位獲得賞金額
SG第59回 ボートレースクラシック毒島   誠3位118,229,500円
SG第51回 ボートレースオールスター定松  勇樹10位81,865,000円
SG第34回 グランドチャンピオン土屋  智則13位79,723,333円
SG第29回 オーシャンカップ茅原  悠紀5位93,625,333円
SG第70回 ボートレースメモリアル馬場  貴也1位138,778,833円
SG第71回 ボートレースダービー桐生  順平2位118,277,333円
SG第27回 チャレンジカップ
SG第39回 グランプリ(賞金王決定戦)

PG1競争

スクロールできます
グレードタイトル優勝選手名順位獲得賞金額
PG1第5回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BBC)関   浩哉9位83,572,760円
PG1第1回 スピードクイーンメモリアル ※2025年2より新設
PG1第25回 マスターズチャンピオン菊地  孝平7位92,133,000円
PG1第38回 レディースチャンピオン遠藤  エミ31位52,551,000円
PG1第11回 ヤングダービー関   浩哉9位83,572,760円
PG1第13回 クイーンズクライマックス

馬場 貴也選手と桐生 順平選手の獲得賞金額が大きく違う理由

ランキングトップの馬場 貴也選手については、138,778,833円という圧倒的な賞金額を獲得しており、2位の桐生 順平選手との差は約2,050万円

まずはじめに、馬場 貴也選手はボートレースメモリアルの制覇で4,200万円、桐生 順平選手はボートレースダービーの制覇で4,200万円の優勝賞金を獲得しており、その時点では獲得する優勝賞金額は同じです。

しかし、ここまでの差額が生じた背景には、SG競争・PG1競争で積み上げてきた賞金額の差が影響していることは確かでしょう。

馬場 貴也選手と桐生 順平選手のSG優勝戦における成績

馬場 貴也選手
桐生 順平選手
  • BBCトーナメント:5着
  • ボートレースオールスター:2着
  • ボートレースメモリアル:優勝
  • ボートレースダービー:6着
  • ボートレースクラシック:4着
  • ボートレースメモリアル:3着
  • ボートレースダービー:優勝

馬場 貴也選手と桐生 順平選手の獲得賞金額が大きく違う理由として、PG1競争のBBCトーナメントで優出した際の賞金が他のレースよりも高額だったことが考えられます。

しかし、これだけでここまでの差が生じるとは考えにくいため、次は両選手のこれまでの出場節数・出走数・1着数などを比較してみましょう。

馬場 貴也選手と桐生 順平選手の2024年の年別成績

馬場 貴也選手と桐生 順平選手の獲得賞金額が大きく違う理由として、2024年における成績を比較してみました。
すると、出場節数・出走数・1着数などに大きな差があることがわかりました。

  • 馬場 貴也選手の年別成績一覧
出典:艇国データバンク
  • 桐生 順平選手の年別成績一覧
出典:艇国データバンク
  • 馬場 貴也選手と桐生 順平選手の年別成績の比較
出場節数出走数1着数優出回数優勝回数
馬場 貴也選手26節
SG・6節
G1・12節
G2・2節
一般・6節
227走
SG・50走
G1・101走
G2・18走
一般・58走
71回
SG・14回
G1・30回
G2・5回
一般・22回

10回
SG・3回
G1・4回
G2・1回
一般・2回
4回
SG・1回
G1・1回
G2・0回
一般・2回
桐生 順平選手21節
SG・5節
G1・8節
一般・8節
161走
SG・41走
G1・65走
一般・55走
52回
SG・11回
G1・18回
一般・23回
9回
SG・3回
G1・2回
一般・4回
3回
SG・1回
G1・1回
一般・1回

このように大きな金額差となったのは、馬場 貴也選手がSG競争以外でもグレードを問わず、安定して勝ち星をあげ続けられたことがここまでの圧倒的な差を生んだ理由でしょう。

好調を維持できた大きな要因は、馬場 貴也選手のスタート事故率の低さです。
その証拠に、馬場 貴也選手は2019年12月以降に1度もスタート事故やケガによる欠場をしておらず、これはかなりの強みだと言えます。

一方の桐生 順平選手は2024年4月と8月にそれぞれ1本ずつ、フライングを切っていたことで30日間の欠場期間があり、その影響で出走数が減り、賞金額も伸ばすことができなかったようです。
※桐生 順平選手はチャレンジカップの選出除外が決まっています。

そして、現時点での獲得賞金額が1億円を超えているため、馬場 貴也選手のグランプリ出場は“ほぼ確定”と言って良いでしょう。
このように好調な馬場 貴也選手であれば、もしかしたら念願のグランプリ初制覇も狙える状態であり、自身6度目のSGタイトル載冠にも十分期待できるはずです。

桐生 順平選手がランキング2位にジャンプアップ

2024年10月22日~27日に戸田競艇場で開催された「第71回 ボートレースダービー」。
チャレンジカップの出場権もかけたこの大事な一戦で、見事に大会初制覇を果たしたのが、桐生 順平選手です。

ボートレースダービーの優勝賞金4,200万円を獲得したことで、前回発表時に2位だった毒島 誠選手を逆転して、獲得賞金ランキングも9位から2位まで一気にジャンプアップ

ランキングトップの馬場 貴也選手との獲得賞金差額は、約2,050万円でしたが、3位の毒島 誠選手との差額はわずか47,833円という超僅差での争いとなっています。

しかも、桐生順平選手は2024年11月19日から24日まで下関競艇場で開催される「第27回 チャレンジカップ」への選出は除外となっているため、グランプリ選考期間中の獲得賞金額の積み上げは実質的にストップとなります。

出典:BOAT RACE公式サイト

一方、毒島 誠選手はチャレンジカップまでに獲得賞金額の高いG1競争の斡旋が2件入っている状況です。
現在、入っている斡旋は次の2件です。

  • 2024年10月31日~11月5日に多摩川競艇場で開催される「G1・ウェイキーカップ開設70周年記念」
  • 2024年11月9日~2024年11月14日に丸亀競艇場で開催される「G1・京極賞 開設72周年記念競走」※ナイター開催

しかも、そのうちの1件は“ナイターキング”と称される毒島 誠選手が得意とするナイター開催のレースとあり、しっかりと活躍して賞金の上積みに成功すると考えられます

出典:BOAT RACE公式サイト

そのため、チャレンジカップまでに賞金ランキングの上位トップ3に順位変動おこることは確実だと判断できます。

それでも、現時点での獲得賞金額が1億円を超えている、馬場 貴也選手・桐生 順平選手・毒島 誠選手のグランプリ出場は“ほぼ確定”と言って良いでしょう。

このように好調な馬場 貴也選手と毒島 誠選手であれば、もしかしたら念願のグランプリ初制覇の可能性もあり、年間2度のSGタイトルの載冠にも十分期待できるはずです。

獲得賞金ランキング上位選手の相次ぐチャレンジカップ選出除外

ボートレースグランプリ/グランプリシリーズへの出場権がかかっているとあり、出場権獲得に黄色信号が灯っている選手・獲得賞金が伸び悩んでいる選手にとっては、大きな賞金額を積み上げることで、年末に向けてランキングを一つでも上げていきたいところでしょう。

そう考えた時に重要になってくるのが、獲得賞金が特に高額なSG競争と次に高い賞金額のPG1競争の賞金額でしょう。
ヤングダービーとボートレースダービーが終わって、グランプリ選考期間における残りのSG競争は「チャレンジカップ」のみとなりました。

2024年10月現在、ランキング50位以内に名を連ねる8名の選手がチャレンジカップ選出除外となることが決定しています。
選出除外となっている選手は次の8名です。

  • 桐生 順平(賞金ランキング:2位)
  • 茅原 悠紀(賞金ランキング:5位)
  • 西山 貴浩(賞金ランキング:11位)
  • 上條 暢嵩(賞金ランキング:15位)
  • 山口 剛 (賞金ランキング:16位)
  • 丸野 一樹(賞金ランキング:18位)
  • 新開 航 (賞金ランキング:25位)

グランプリ本戦とグランプリシリーズ戦では名前こそ似ていますが、同じSG競争でも賞金額は大違い
同じように、チャレンジカップ終了時点での獲得賞金ランキングで18位以内に入るか、19位以下となるかでは天と地ほどの違いがあるのです。

そのことを念頭に置いて、上記のチャレンジカップ選出除外の選手を見てみましょう。
2024年10月28日に発表された最新の獲得賞金ランキングにおいて、グランプリ出場が危ぶまれるのは15位以下の選手だと思います。

あくまで個人的な見解ですが、私の判断はこんな感じです。

  • 桐生 順平(グランプリ出場:確定)
  • 茅原 悠紀(グランプリ出場:確定)
  • 西山 貴浩(グランプリ出場:ほぼ確定)
  • 上條 暢嵩(グランプリ出場:かなり不安)
  • 山口 剛 (グランプリ出場:厳しい)
  • 丸野 一樹(グランプリ出場:かなり厳しい)
  • 新開 航 (グランプリ出場:絶望的)

これからグランプリ出場をかけて、とくに選出順位18位付近にいる選手達はさらに白熱した勝負駆けに突入します。
そのため、チャレンジカップに出場できない獲得賞金ランキング15位以下の選手にとっては、チャレンジカップの終了まで不安な期間が続きそうです。

それでも上條 暢嵩選手・山口 剛選手・丸野 一樹選手・新開 航選手については、グランプリ本戦への出場がかなわなかったとしても、グランプリシリーズ回りとなることは確実なため、年末まで活躍を応援できる機会はまだまだありそうですね。

賞金ランキングに対するSNSの反応

10月27日付で最新の獲得賞金ランキングが発表されたことをうけて、ボートレースファンからはどのような反応があったのでしょう。

今年はグランプリのボーダーが高い!上位陣の獲得賞金が軒並み高い!』という言葉が投稿されたところを見ると、ファンの方たちがどれだけ賞金ランキングに関心を持っているのかが伝わってきます。

『チャレンジカップの結果では、毒島選手の賞金は逆転可能?』『順平ダービー優勝して賞金ランキング2位になった。』『(桐生 順平選手は)大きな貯金でグランプリ出場はほぼ100%当確』『14位松井まではほぼ当確かな?』という声も投稿されていたことから、ファンそれぞれが応援している選手のランキングと動向に興味津々だということがわかります。

ほかにも『さあ、11月!究極の勝負がけ!』という言葉から、激熱のグランプリ出場権争奪戦もいよいよ佳境に突入したことを感じました。

投稿されていた反応の一部を抜粋してご紹介します。

2024年度のSG競争・PG1競争の賞金

前述のとおり、賞金ランキングトップ30位の選手のうち、チャレンジカップが選出除外となっている選手は8名

年末のグランプリを目標に戦い続けてきた選手達にとって、“グランプリへの前哨戦”とも称されるチャレンジカップに出場できず、勝負がけできないのは痛手どころではない死活問題。

でも一方で、この状況はチャンレンジカップへの出場条件を満たす選手にとって、SG競争常連のベテランレーサーが出場権を失っているために賞金獲得がしやすく、上手くすればボートレースグランプリ/グランプリシリーズ出場への貴重な積み上げ金を獲得できる千載一遇のチャンスともなり得るのです。

SG競争の賞金額

スクロールできます
SG競争獲得賞金額
グランプリ1億1,000万円
グランプリシリーズ 2,000万円
ボートレースクラシック4,200万円
ボートレースダービー4,200万円
ボートレースオールスター4,200万円
ボートレースメモリアル4,200万円
グランドチャンピオン3,600万円
オーシャンカップ3,600万円
チャレンジカップ3,600万円


振興会会長賞メダル対象の「GRANDE5」では、ボートレースクラシックボートレースオールスターボートレースメモリアルボートレースダービーは4,200万円グランドチャンピオンオーシャンカップチャレンジカップは3,600万円となっています。

SG競争における獲得賞金額で最も多額なのは、ボートレースグランプリの1億1,000万円ですが、この賞金は今回の選考期間外のため、参考情報としてお考えください。
なお、グランプリシリーズの賞金額も同様の理由で参考程度に受け取っていただけますと幸いです。

SG競争で優出した際の賞金一覧

順位獲得賞金
優勝4,200万円
2着1,850万円
3着1,250万円
4着980万円
5着880万円
6着830万円

SG競争に選出された際の予選から優勝決定戦までの賞金一覧

順位予選準優勝戦優勝戦
1着21万円57万円4,200万円
2着17万円43万円1,850万円
3着13万円33万円1,250万円
4着11万円26万円980万円
5着10万円23万円880万円
6着9万円20万円830万円

【補足】GRANDE5とは?

ちなみにGRANDE5とは5つのSG競争をまとめた総称で、優勝戦3着以内の選手を対象に金(1着)・銀(2着)・銅(3着)のメダルが贈られる2014年に新設された制度です。
※ただし最も賞金額の高いグランプリのみ「プラチナ(1着)・金(2着)・銀(3着)」となる。

GRANDE5と呼ばれるSG競争は次のとおり

  • ボートレースクラシック
  • ボートレースオールスター
  • ボートレースメモリアル
  • ボートレースダービー
  • グランプリ

GRANDE5で最初にすべてのレースで優勝した場合、グランドスラムを祝して『3億円相当のインゴット』が贈呈されます。

【参考情報】PG1競争の賞金額

スクロールできます
PG1競争獲得賞金額
クイーンズクライマックス1,700万円
BBCトーナメント1,300万円
マスターズチャンピオン1,300万円
ヤングダービー1,300万円
レディースチャンピオン1,300万円
スピードクイーンメモリアル ※2025年2月新設・初開催1,300万円

クイーンズクライマックスは1,700万円ヤングダービー・レディースチャンピオンは1,300万円となっています。

PG1競争における獲得賞金額で最も高額なのは、クイーンズクライマックスの1,700万円です。

ほかにも、BBCトーナメントとマスターズチャンピオンについては獲得賞金額が1,300万円と高額ですが、この賞金はすでに関 浩哉選手と菊地 孝平選手が獲得済み。

また、2025年2月に新設されることが決定した「スピードクイーンメモリアル」の優勝賞金1,300万円については、今回の選考期間外のため参考情報としてお考えください。

G1競争の賞金額

スクロールできます
PG1競争2024年
各場の周年記念1,200万円
高松宮記念1,100万円
ダイヤモンドカップ1,100万円
各場の地区選手権630万円

PG1競争まではいきませんが、G1競争の賞金も高額です。
特に各場の周年記念ならば1,200万円高松宮記念とダイヤモンドカップについては1,100万円の賞金を獲得できるのですから、獲得できればグランプリ/グランプリシリーズの出場権がぐっと近づくわけです。

最も賞金額の低い各場の地区選手権でも630万円ですから、賞金額の積み重ねとしては優秀な金額ですよね。

まとめ

1年も6分の5を過ぎて、いよいよ2024年も残りわずか。
ついに年末の「第39回 グランプリ(賞金王決定戦)」の足音がすぐそこまで近づいてきました。

「競艇界のナンバーワンレーサー」の座をかけて争う大一番に向けて、これから選手たちの熱い戦いもラストスパートの正念場を迎えることで、さらに熾烈を極めていくことが予想されます。

6月末時点でグランプリの出場権獲得を危惧されていた峰 竜太選手は、さすがの勝負強さをみせて今回のランキングでも10位から4位に一気にジャンプアップするとともに、ドリーム戦も射程圏内にとらえるほどの千両役者ぶりをいかんなく発揮

さらに、チャレンジカップ選出除外でダービーに黄色信号が灯ったとされた茅原 悠紀選手も前回の5位から6位に順位を落としたものの、しっかりとボートレースダービーでも賞金を積み上げることに成功しており、グランプリ出場をほぼ手中に収めたかたちです。

そのほか、まだランキング18位圏外でグランプリに手が届かないという選手でも、11月19日から下関競艇場で開催される最終ビッグレース「第27回 チャレンジカップ」を残しており、そこで優勝を手にすることができれば一気に上位にランクインすることも可能でしょう。

実際に9月2日発表の獲得賞金ランキングでは圏外だった丸野 一樹選手や佐藤 翼選手のような選手が、ボートレースダービーで活躍したことで突如20位圏内にランクインするなど、予想もつかない展開が待ち受けているであろう出場権争奪戦。

この先にどのような結末を迎えるかは、まだ誰にも予想がつかないため、これから短期集中型の激戦が展開されること間違いなしです。

ボートレースファン大注目の白熱したグランプリ出場権争奪戦もいよいよ佳境に突入し、年末に向けてさらに加速していく熱い戦いから目が離せません!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次