2024年12月26日(金)~31日(水・祝)、大村競艇場(長崎県大村市玖島1-15-1)で開催されるPG1競争「クイーンズ クライマックス(正式名称:QUEENS CLIMAX)」。 ※正式名称は賞金女王決定戦
クイーンズクライマックスは毎年12月下旬に開催され、1次選考期間内(開催年の1月1日~10月31日まで)の獲得賞金額の上位42位までの選手と、2次選考期間内(開催年の1月1日~チャレンジカップ終了日まで)の獲得賞金額の上位12位までの総勢54名の選手が集まり、女子ボートレース界の頂点を決するレースです。
※2次選考で選出される選手は、全対象選手から第1選考の42名を除いて選抜することになっています。
上位12位までの選手は「クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」、13位~54位までの選手は「クイーンズクライマックスシリーズ(賞金女王シリーズ戦)」が2部構成で並行して開催されます。
クイーンズクライマックスに出場する選手は2025年12月28日~31日の3日間、シリーズ戦3日目からの参戦です。
とくにクイーンズクライマックスは1年に6回開催される、ボートレースのPG1(プレミアムグレード1)競走の1つにカウントされるため、昨年の売上高はシリーズ戦を含めた6日間で223億4016万4400円(前年比+34.7%)となり、グランプリ以外のSG競争を上回るほどの売上額を誇る大盛況の人気シリーズ。
※2024年まではスピードクイーンメモリアルがなかったため、PG1(プレミアムグレード1)競争は年間5回開催だった。
約260人いる女子レーサーの頂点を決める戦いとして、8月のレディースチャンピオンと対を成す大会という位置づけのもと、人気と実力を兼ね備えたトップレベルの選手が“冬の女王”の称号をかけて争います。
同大会の大村競艇場での開催は、8年ぶり3回目。
しかも、昨年に続き2度目のナイター開催のレースということで、一般的なデイレースの時間帯よりも遅い15時15分頃~20時40分頃に行われます。
今年はどのような顔ぶれになったのでしょうか?
クイーンズクライマックスに出場する選手は、2025年のレディースチャンピオンを制した選手をはじめ、人気と実力を併せ持つ女子レーサーのみが出場を許される輝かしい舞台なのです。
直近のレディースチャンピオンで“夏の女王”の称号を手にした鎌倉 涼選手、2024年のクイーンズクライマックス覇者・遠藤 エミ選手、直近のレディースチャンピオン覇者にして悲願の初制覇を狙う守屋 美穂選手をはじめとする総勢54名。
クイーンズクライマックスには地元・長崎支部からの出場選手はいませんが、大阪支部の高憧 四季選手(5088)と広島支部の實森 美祐選手(4963)が初出場を決めています。
ちなみに、高憧 四季選手は登録番号5000番台では初出場という記念すべき出場権獲得です。
一方のシリーズ戦に出場できる選手も賞金ランキングの上位54位までの総勢42名であり、こちらも狭き門を通過した強者しか出場することはできません。
地元・長崎支部からは山口 真喜子選手(5129)が出場します。
初めて出場権を獲得したのは、福岡支部の米丸 乃絵選手(5193)、香川支部の山田 理央選手(5218)、兵庫支部の武井 莉里佳選手(5188)、群馬支部の湯淺 紀香選手(5213)、東京支部の寺島 美里選手(4891)、徳島支部の井上 遥妃選手(5281)の6名です。
クイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)ってどんなレース?
クイーンズクライマックスは「女子王座決定戦競走」として、2011年1月31日に新設が発表された、女子ボートレーサー限定で争われるG1競走としては「レディースチャンピオン(女子王座決定戦競走)」に次ぐ2つ目の競走です。
同じ12月にグランプリ(賞金王決定戦競走)が開催されることから、「女性版グランプリ」とも言われ、8月のレディースチャンピオンが“夏の女王”、それと対を成す大会という位置づけのもとで“冬の女王”の称号をかけて戦います。
ボートレースのSG・G1競走が新設されるのは、2000年のマスターズチャンピオン以来12年ぶりで、クイーンズクライマックスは21世紀に入って初めて新設されたG1競争です。
2014年には現在のプレミアムG1(PG1)に格上げされるとともに、通称名称も「クイーンズ クライマックス(QUEENS CLIMAX)」に改められました。
ボートレースのG1競走の中でも、特に格式の高いレースに位置付けられるプレミアムG1(PG1)競走の中の一つで、優勝賞金も高く設定されています。
毎年12月下旬に開催され、グランプリと違って開催地は持ち回りで毎回変わります。
2025年は大村競艇場での開催となっているため、2度目のナイター開催です。

開催時期は、第3回大会以降は最終日が大晦日になるように開催期間が変更となりました。
クイーンズクライマックスは、女子戦では2番目に歴史がある大会です。
次々に新しい大会が創設されるというのは、近年の女子戦が人気を博している何よりの証でしょう。
・1987年:レディースチャンピオン
・2012年:クイーンズクライマックス
・2014年:レディースチャレンジカップ
・2017年:レディースオールスター
・2025年:スピードクイーンメモリアル
出場条件は?
クイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)は、レディースチャレンジカップと同様に“優先出場権を設けていない大会”です。
選考期間内における獲得賞金ランキングによって出場メンバーが選出されるため、全ての女子選手に出場する権利があり、級別の制限もありません。
そのため、獲得した賞金額が高ければ、B級選手でも出場できる大会なのです。
出場選手54名は、選考期間を経て、毎年11月下旬~12月上旬に発表されます。
選考は第1次選考と第2次選考の2回にわたって行われ、第1次選考の対象期間は開催年の1月1日〜10月31日で、その約1か月後に開催年の1月1日〜チャレンジカップ終了日までを対象とした第2次選考が行われます。
ただし、出場条件を満たしていても、出走回数不足などの選出除外条件もあるので注意が必要となります。
出場資格は下記のとおりです。
- 【第1次選考】選考期間内における獲得賞金ランキング上位42名を全対象選手から選抜
- 【第2次選考】選考期間内における獲得賞金ランク上位12名を全対象選手から第1選考の42名を除いて選抜
選出除外
上記の出場資格を満たしていても、以下に該当する選手は選出除外となってしまいます。
- フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合 ※下記特例を除く
- スタート事故による選出除外となる罰則期間(プレミアムG1・G1・G1およびG2)が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合 ※賞金女王シリーズ戦には出場可
- 負傷・病気・出産等による出場辞退者
- 褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けた選手 ※順位にかかわらず出場不可
ほかにも有力選手の代表格として、岡山支部の田口 節子選手や三重支部の高田 ひかる選手、東京支部の倉持 莉々選手がシリーズ戦を選出除外となっており、大会が開催される前から波乱の展開となっています。



選出除外者
(1)スタート事故による辞退期間中のため
| 登番 | 氏名 | 支部 | 出身地 | 獲得賞金額 |
|---|---|---|---|---|
| 4994 | 山本 梨菜 | 佐 賀 | 佐 賀 | ¥23,084,666 |
| 4117 | 廣中 智紗衣 | 東 京 | 愛 知 | ¥22,256,160 |
| 4825 | 倉持 莉々 | 東 京 | 茨 城 | ¥21,831,000 |
| 4589 | 塩崎 桐加 | 三 重 | 三 重 | ¥17,466,466 |
| 4746 | 大豆生田 蒼 | 埼 玉 | 栃 木 | ¥17,201,466 |
(2)G3競走開催要項第9条第1項に基づく出場資格の喪失期間と重複するため
| 登番 | 氏名 | 支部 | 出身地 | 獲得賞金額 |
|---|---|---|---|---|
| 4804 | 高田 ひかる | 三 重 | 三 重 | ¥25,461,023 |
| 4819 | 蜂須 瑞生 | 群 馬 | 群 馬 | ¥17,480,160 |
(3)家事都合等辞退期間中のため
| 登番 | 氏名 | 支部 | 出身地 | 獲得賞金額 |
|---|---|---|---|---|
| 4050 | 田口 節子 | 岡 山 | 岡 山 | ¥30,136,200 |
| 5163 | 清水 愛海 | 山 口 | 山 口 | ¥25,872,000 |
| 4611 | 今井 美亜 | 福 井 | 富 山 | ¥25,529,732 |
| 3232 | 山川 美由紀 | 香 川 | 香 川 | ¥23,241,733 |
| 5174 | 川井 萌 | 静 岡 | 静 岡 | ¥22,569,089 |
| 4014 | 片岡 恵里 | 山 口 | 岡 山 | ¥22,143,160 |
| 4225 | 土屋 千明 | 群 馬 | 群 馬 | ¥21,689,000 |
| 3900 | 香川 素子 | 滋 賀 | 大 阪 | ¥21,284,266 |
| 4823 | 中村 桃佳 | 香 川 | 香 川 | ¥18,632,600 |
| 4045 | 佐々木 裕美 | 山 口 | 山 口 | ¥17,662,000 |
| 4347 | 魚谷 香織 | 福 岡 | 山 口 | ¥17,473,466 |
(注3)予備選手について、スタート事故によるあっせん辞退期間が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合は、予備選手の資格を喪失します。




特例
フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合でも、選考期間内における獲得賞金ランキングが全対象選手の中で12位以内の場合は選出が継続される。
2024年はこの特例が適用されたことで、選出順位4位だった渡邉 優美選手はクイーンズクライマックスに出場するために、フライング休みを後ろに移動。
その結果、2025年5月に初開催された「PG1・スピードクイーンメモリアル」には出場できませんでした。

選出順位上位12名に与えられる恩恵
通常のシリーズでは、選出順位の上位6名によって競走初日の12Rで行われるメインレース・ドリーム戦が存在します。
しかし、クイーンズクライマックスにはドリーム戦は存在しません。※クイーンズクライマックスシリーズには存在します。
通常なら選出されたメンバーには、同じ開催でも他の一般予選レースと比べて高い得点がドリーム戦を走ると得られることから、予選通過が有利になるという恩恵があります。
しかし、クイーンズクライマックスで選出順位上位12名に入るということは、ドリーム戦とは比べ物にならないほどの素晴らしい恩恵を得ることができるのです。
その恩恵とは、クイーンズクライマックスにおいて“冬の女王”を決するトライアルに出場できるということ。
選出順位13位以下でシリーズ戦回りとなった選手は、どんなに頑張っても優勝の証・ティアラを手にすることはできませんが、選出順位12位以内に入れば、ティアラ獲得の権利に加えて、無条件で3日目の「トライアル」から出場できるのです。
それはすなわち、3走して得点率上位6名に入ることができれば「賞金女王決定戦(優勝戦)」、7位~12位になることで「順位決定戦」に出場できることを意味し、シリーズ戦とは全く別の戦いであることを意味します。
言い換えるならば、選出順位上位12名に入ることは、女子ボートレーサーにとって頂点を目指すのを許されたのと同じことなのです。
さらに「賞金女王決定戦(優勝戦)」に出場した選手には、翌年のレディースオールスターの優先出場権が与えられるため、この影響はとても大きいと言えるでしょう。

2024年に開催された蒲郡競艇場の特設サイトにもっと詳しい説明がありましたので、参考としてご紹介します。※2024年の開催日程になっていますのでご注意ください





トライアルの出場選手は?
トライアルは、クイーンズクライマックス初日の11R・12Rで行われるレースです。
クイーンズクライマックスのトライアル出場メンバーは、選考期間における獲得賞金額上位12名の選手で構成され、枠番は選出順位をもとに割り振られます。
※選出順位は獲得賞金額順とし、獲得賞金額順が同額の場合は、賞金上位の者から選出します。
そのため、ここではクイーンズクライマックス3日目の「トライアル」の枠番が発表されましたのでご紹介します。
2025年のトライアル出場メンバーと枠番は以下のとおり決定しています。
- 【クイーンズクライマックス(12月28日):トライアル・第11レース】

| 枠番 | 選手名(フリガナ) | 登録番号 | 支部 | 級別 | 獲得賞金額 | 順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 守屋 美穂(モリヤ ミホ) | 4482 | 岡 山 | A1 | 48,577,998円 | 2位 |
| 2 | 平高 奈菜(ヒラタカ ナナ) | 4450 | 香 川 | A1 | 46,064,065円 | 3位 |
| 3 | 川野 芽唯(カワノ メイ) | 4433 | 福 岡 | A2 | 39,749,000円 | 6位 |
| 4 | 西橋 奈未(ニシハシ ナミ) | 4961 | 福 井 | A1 | 37,246,666円 | 7位 |
| 5 | 平山 智加(ヒラヤマ チカ) | 4387 | 香 川 | A1 | 36,186,733円 | 10位 |
| 6 | 小野 生奈(オノ セイナ) | 4530 | 福 岡 | A1 | 35,301,466円 | 11位 |






- 【クイーンズクライマックス(12月28日):トライアル・第12レース】

| 枠番 | 選手名(フリガナ) | 登録番号 | 支部 | 級別 | 獲得賞金額 | 順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 遠藤 エミ(エンドウ エミ) | 4502 | 滋 賀 | A1 | 56,761,332円 | 1位 |
| 2 | 渡邉 優美(ワタナベ ユミ) | 4590 | 福 岡 | A1 | 40,871,000円 | 4位 |
| 3 | 鎌倉 涼(カマクラ リョウ) | 4456 | 大 阪 | A1 | 40,159,266円 | 5位 |
| 4 | 浜田 亜理沙(ハマダ アリサ) | 4546 | 埼 玉 | A1 | 37,131,000円 | 8位 |
| 5 | 高憧 四季(タカハタ シキ) | 5088 | 大 阪 | A1 | 36,278,999円 | 9位 |
| 6 | 實森 美祐(サネモリ ミユ) | 4963 | 広 島 | A1 | 35,299,066円 | 12位 |



ドリーム戦の出場選手は?
ドリーム戦は、クイーンズクライマックスシリーズ初日の12Rで行われるメインレース。
ドリーム戦出場メンバーは、クイーンズクライマックスおよびシリーズ戦の出場選手が発表された2~3日後に発表されます。
クイーンズクライマックスシリーズのドリーム戦メンバーは、本戦の出場選手を除いた選考期間における獲得賞金額上位6名(獲得賞金額13位~18位)の選手で構成されます。
※選出順位は獲得賞金額順とし、獲得賞金額順が同額の場合は、賞金上位の者から選出します。
なお、枠番については選考期間の獲得賞金額順とします。
2025年のドリーム戦選出メンバーは以下のとおりです。
- 【クイーンズクライマックスシリーズ(12月26日):ドリーム戦・第12レース】

| 枠番 | 選手名(フリガナ) | 登録番号 | 支部 | 級別 | 獲得賞金額 | 順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 三浦 永理(ミウラ エリ) | 4208 | 静 岡 | A1 | 34,118,012円 | 13位 |
| 2 | 細川 裕子(ホソカワ ユウコ) | 4123 | 愛 知 | A1 | 33,741,279円 | 14位 |
| 3 | 寺田 千恵(テラダ チエ) | 3435 | 岡 山 | A1 | 32,063,200円 | 15位 |
| 4 | 勝浦 真帆(カツウラ マホ) | 4884 | 岡 山 | A1 | 31,668,732円 | 16位 |
| 5 | 長嶋 万記(ナガシマ マキ) | 4190 | 静 岡 | A1 | 30,354,179円 | 17位 |
| 6 | 松尾 夏海(マツオ カナミ) | 4642 | 香 川 | A1 | 29,696,199円 | 18位 |





毎年大盛況!クイーンズクライマックスの売上額は?
ナイター開催やネット投票が増え、ここ数年売り上げをぐんぐんと伸ばしているボートレース業界。
そのなかでも、女子戦の売り上げはとくに好調で、年々うなぎのぼりです。
クイーンズクライマックスの売り上げもここ数年、一節間で200億円近い売上額となっています。
今までの売上額を下記にまとめました。
| 開催年 | 開催場 | 売上目標 | クイーンズクライマックス節間総売上額 | 前年比 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 大村 (ナイター) | - | - | - |
| 2024年 | 蒲郡 (ナイター) | 220億円 | 223億4,016万4,400円 | +34.7% |
| 2023年 | 多摩川 | 175億円 | 165億8,971万7,000円 | -14.6% |
| 2022年 | 住之江 | 190億円 | 194億2,642万9,100円 | +4.8% |
| 2021年 | 福岡 | 150億円 | 185億3,634万3,800円 | +9.2% |
| 2020年 | 浜名湖 | 170億円 | 169億6,950万9,600円 | +27.4% |
| 2019年 | 徳山 | 115億円 | 133億1,985万3,200円 | +10.6% |
| 2018年 | 平和島 | 105億円 | 120億4,185万700円 | +13.7% |
| 2017年 | 大村 | 100億円 | 105億8,688万4,700円 | +7.1% |
| 2016年 | 平和島 | 100億円 | 98億8,260万900円 | +7.5% |
| 2015年 | 福岡 | 100億円 | 91億9,511万4,900円 | -13.6% |
| 2014年 | 住之江 | 100億円 | 106億4,470万400円 | +33.9% |
| 2013年 | 芦屋 | - | 79億5,077万7,100円 | -12.3% |
| 2012年 | 大村 | - | 90億6,508万8,200円 | - |
売上額は年々増え続けて、毎年200億円近い大盛況。
過去最高額の売上額となった2024年はナイター開催で大幅な売り上げ額を増加に成功し、7年前の2017年の2倍以上となる223億円を記録しています。
また、2023年に一度は売り上げを落としたものの、2025年は前回大会と同じナイター開催、しかも昨年は“G1競走開催要綱第10条における選出除外期間”と重複して選出除外となった守屋 美穂選手の出場も確定しているため、売上額がこれまでの開催年を超える確率は高いでしょう。
優勝賞金は1,700万円
クイーンズクライマックスは、G1競走のなかでも格式高いとされる「プレミアムG1(PG1)」に位置付けられ、ほかのG1競争よりも優勝賞金が高く設定されています。
2023年にこれまでの1,500万円から100万円の増額をして1,600万円になりましたが、2024年4月からはさらに100万円増額されたことで、優勝賞金は1,700万円になりました。
| 順位 | 賞金女王決定戦 | 順位決定戦 | トライアル | 賞金女王シリーズ優勝戦 |
|---|---|---|---|---|
| 出場資格 | トライアルの1~6位 | トライアルの7~12位 | 獲得賞金額上位12名 | 各準優勝戦上位2名 |
| 1着 | 1,700万円 | 219万円 | 37万円 | 220万円 |
| 2着 | 780万円 | 154万円 | 30万円 | 102万円 |
| 3着 | 510万円 | 124万円 | 24万円 | 82万円 |
| 4着 | 370万円 | 99万円 | 20万円 | 68万円 |
| 5着 | 310万円 | 79万円 | 17万円 | 62万円 |
| 6着 | 250万円 | 64万円 | 14万円 | 60万円 |
優勝決定戦では、2着の賞金が780万円、6着でも完走すれば250万円という高額の賞金を手にすることができるのです。
プレミアムG1競争の賞金額
| プレミアムG1競争 | 2024年・2025年 | 2023年 | 2022年 | 3年間の増加額 |
|---|---|---|---|---|
| クイーンズクライマックス | 1,700万円 | 1,600万円 | 1,500万円 | 200万円 |
| BBCトーナメント | 1,300万円 | 1,200万円 | 1,100万円 | 200万円 |
| マスターズチャンピオン | 1,300万円 | 1,200万円 | 1,100万円 | 200万円 |
| ヤングダービー | 1,300万円 | 1,200万円 | 1,100万円 | 200万円 |
| レディースチャンピオン | 1,300万円 | 1,200万円 | 1,100万円 | 200万円 |
| スピードクイーンメモリアル ※2025年2月初開催 | 1,300万円 | — | — | — |
クイーンズクライマックス以外のPG1の優勝賞金は1,300万円。
この賞金額のシリーズは「レディースチャンピオン」「ヤングダービー」「マスターズチャンピオン」「BBCトーナメント」「スピードクイーンメモリアル」の5大会です。
2024年4月からPG1競走の賞金が一律100万円増額され、これまでの1,600万円から1,700万円になった。

過去13年間の歴代優勝者
過去13年間のクイーンズクライマックスおよびクイーンズクライマックスシリーズの歴代優勝者を以下にまとめました。
歴代優勝者の面々は女子ボートレース界に名を刻むほどの優秀なレーサーばかり。
まさに女子ボートレース界をけん引する、超一流のトップレーサー達の記録をご紹介します。
クイーンズクライマックスの歴代優勝者
過去13年間のクイーンズクライマックスの歴代優勝者は次のとおりです。
| 開催回数 | 優勝戦実施日 | 開催場 | 優勝者 | 登録番号 | 支部 | 決まり手 | 日本財団会長賞 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第14回 | 2025年12月31日 | 大村 | - | - | - | - | - |
| 第13回 | 2024年12月31日 | 蒲郡 | 遠藤 エミ | 4502 | 滋賀 | 逃げ | 純金製インゴット |
| 第12回 | 2023年12月31日 | 多摩川 | 浜田 亜理沙 | 4546 | 埼玉 | 逃げ | 純金製インゴット |
| 第11回 | 2022年12月31日 | 住之江 | 田口 節子 | 4050 | 岡山 | 差し | 純金製インゴット |
| 第10回 | 2021年12月31日 | 福岡 | 田口 節子 | 4050 | 岡山 | まくり | ティファニー |
| 第9回 | 2020年12月31日 | 浜名湖 | 平高 奈菜 | 4450 | 香川 | 逃げ | ブルガリ |
| 第8回 | 2019年12月31日 | 徳山 | 今井 美亜 | 4611 | 福井 | まくり差し | ティファニー |
| 第7回 | 2018年12月31日 | 平和島 | 松本 晶恵 | 4399 | 群馬 | 逃げ | カルティエ |
| 第6回 | 2017年12月31日 | 大村 | 遠藤 エミ | 4502 | 滋賀 | 逃げ | ブルガリ |
| 第5回 | 2016年12月31日 | 平和島 | 松本 晶恵 | 4399 | 群馬 | 逃げ | ハリー・ウィンストン |
| 第4回 | 2015年12月31日 | 福岡 | 川野 芽唯 | 4433 | 福岡 | 恵まれ | - |
| 第3回 | 2014年12月31日 | 住之江 | 日高 逸子 ※2025年8月引退 | 3188 | 福岡 | 逃げ | カルティエ |
| 第2回 | 2013年12月15日 | 芦屋 | 平山 智加 | 4387 | 香川 | 逃げ | ティファニー |
| 第1回 | 2012年12月16日 | 大村 | 三浦 永理 | 4208 | 静岡 | まくり差し | 銀座和光 |
2024年の第13回大会は、遠藤 エミ選手が史上初となる「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝を達成して、クイーンズクライマックス2度目の載冠にして、2024年の“年間女王”の座を手にするという結果で幕を閉じました!
いまや遠藤 エミ選手が男子選手にもひけを取らないトップレーサーであることは言うまでもありませんが、これまでのクイーンズクライマックスで2度の優勝を手にしたのは2022年の田口 節子選手以来、2人目の快挙。
そのため、2024年のビッグニュースとして話題を総ざらいしたのは言うまでもありません。
トライアルをただ1人オール2連対でトップ通過し、優勝決定戦は絶好枠から見事なイン戦速攻で圧巻の逃げ。
まさにこの優勝は選手生活16年7か月目にして打ち立てた史上初の金字塔だったのです。


クイーンズクライマックスシリーズの歴代優勝者
過去13年間のクイーンズクライマックスシリーズの歴代優勝者は次のとおりです。
| 開催回数 | 優勝戦実施日 | 開催場 | 優勝者 | 登録番号 | 支部 | 決まり手 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第14回 | 2025年12月31日 | 大村 | - | - | - | - |
| 第13回 | 2024年12月31日 | 蒲郡 | 勝浦 真帆 | 4884 | 岡山 | 逃げ |
| 第12回 | 2023年12月31日 | 多摩川 | 西橋 奈未 | 4961 | 福井 | 逃げ |
| 第11回 | 2022年12月31日 | 住之江 | 宇野 弥生 | 4183 | 愛知 | 差し |
| 第10回 | 2021年12月31日 | 福岡 | 松尾 夏海 | 4642 | 香川 | 差し |
| 第9回 | 2020年12月31日 | 浜名湖 | 海野 ゆかり | 3618 | 広島 | 逃げ |
| 第8回 | 2019年12月31日 | 徳山 | 平田 さやか | 4286 | 東京 | 差し |
| 第7回 | 2018年12月31日 | 平和島 | 塩崎 桐加 | 4589 | 三重 | まくり |
| 第6回 | 2017年12月31日 | 大村 | 廣中 智紗衣 | 4117 | 東京 | まくり |
| 第5回 | 2016年12月31日 | 平和島 | 川野 芽唯 | 4433 | 福岡 | 逃げ |
| 第4回 | 2015年12月31日 | 福岡 | 平山 智加 | 4387 | 香川 | 逃げ |
| 第3回 | 2014年12月31日 | 住之江 | 中谷 朋子 | 3845 | 兵庫 | 逃げ |
| 第2回 | 2013年12月15日 | 芦屋 | 山下 友貴 | 4464 | 静岡 | 差し |
| 第1回 | 2012年12月16日 | 大村 | 池田 浩美 | 3932 | 静岡 | 逃げ |
2024年の第13回大会は、勝浦 真帆選手がクイーンズクライマックスシリーズ初優勝というかたちで幕を閉じました!
予選を8戦5勝の圧倒的な成績でトップ通過し、3連勝で迎えた準優勝戦で4つめの勝ち星を手にすると、その勢いは優勝戦でも衰えずに絶好枠のアドバンテージをいかんなく発揮。
1号艇・1コースからコンマ11の頭一つ抜けたトップスタートを決めると、イン戦速攻で押し切って優勝を手にしました。
このレースの3連単1–5–2は17番人気の4,530円(45.3倍)という中穴決着。
勝浦 真帆選手は2024年10月25日に初優勝を飾ってから2か月、勢いに乗って通算2回目の優勝となりました。



第14回大会に出場する選手は?
クイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)は、レディースチャレンジカップと同様に“優先出場権を設けていない大会”です。
選考期間内における獲得賞金ランキングによって出場メンバーが選出されるため、全ての女子選手に出場する権利があり、級別の制限もありません。
そのため、獲得した賞金額が高ければ、B級選手でも出場できる大会なのです。
選考は第1次選考と第2次選考の2回にわたって行われ、第1次選考の対象期間は開催年の1月1日〜10月31日で、その約1か月後に開催年の1月1日〜チャレンジカップ(レディースチャレンジカップ)終了日までを対象とした第2次選考が行われます。
ただし、出場条件を満たしていても、出走回数不足などの選出除外条件もあるので注意が必要となります。
冒頭でご紹介したとおり、参加資格は以下の条件をクリアした実力者に与えられます。
- 【第1次選考】選考期間内における獲得賞金ランキング上位42名を全対象選手から選抜
- 【第2次選考】選考期間内における獲得賞金ランク上位12名を全対象選手から第1選考の42名を除いて選抜
蒲郡競艇場で開催される「第13回 クイーンズクライマックス」の出場選手が下記の54名に決定しました。
さっそく、出場選手の一覧を見てみましょう。
※ここでご紹介する出場選手は、異議申請期間を経て、12月3日(水)に正式決定となります。
第14回 クイーンズクライマックス・QCシリーズ 出場選手選出順位表
(成績対象期間:令和7年1月1日~令和7年11月30日)
| 順位 | 登番 | 氏名 | 支部 | 出身地 | 獲得賞金額 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| P G 1 ク イ | ン ズ ク ラ イ マ ッ ク ス | 1 | 4502 | 遠藤 エミ | 滋 賀 | 滋 賀 | ¥56,761,332 |
| 2 | 4482 | 守屋 美穂 | 岡 山 | 岡 山 | ¥48,577,998 | |
| 3 | 4450 | 平高 奈菜 | 香 川 | 愛 媛 | ¥46,064,065 | |
| 4 | 4590 | 渡邉 優美 | 福 岡 | 福 岡 | ¥40,871,000 | |
| 5 | 4456 | 鎌倉 涼 | 大 阪 | 大 阪 | ¥40,159,266 | |
| 6 | 4433 | 川野 芽唯 | 福 岡 | 福 岡 | ¥39,749,000 | |
| 7 | 4961 | 西橋 奈未 | 福 井 | 石 川 | ¥37,246,666 | |
| 8 | 4546 | 浜田 亜理沙 | 埼 玉 | 広 島 | ¥37,131,000 | |
| 9 | 5088 | 高憧 四季 | 大 阪 | 大 阪 | ¥36,278,999 | |
| 10 | 4387 | 平山 智加 | 香 川 | 香 川 | ¥36,186,733 | |
| 11 | 4530 | 小野 生奈 | 福 岡 | 福 岡 | ¥35,301,466 | |
| 12 | 4963 | 實森 美祐 | 広 島 | 広 島 | ¥35,299,066 | |
| G 3 ク イ | ン ズ ク ラ イ マ ッ ク ス シ リ | ズ | ||||||
| 13 | 4208 | 三浦 永理 | 静 岡 | 静 岡 | ¥34,118,012 | |
| 14 | 4123 | 細川 裕子 | 愛 知 | 愛 知 | ¥33,741,279 | |
| 15 | 3435 | 寺田 千恵 | 岡 山 | 福 岡 | ¥32,063,200 | |
| 16 | 4884 | 勝浦 真帆 | 岡 山 | 岡 山 | ¥31,668,732 | |
| 17 | 4190 | 長嶋 万記 | 静 岡 | 静 岡 | ¥30,354,179 | |
| 18 | 4642 | 松尾 夏海 | 香 川 | 愛 媛 | ¥29,696,199 | |
| 19 | 3618 | 海野 ゆかり | 広 島 | 広 島 | ¥28,522,000 | |
| 20 | 3999 | 大瀧 明日香 | 愛 知 | 静 岡 | ¥28,367,479 | |
| 21 | 4738 | 埼 玉 | 埼 玉 | ¥28,111,000 | ||
| 22 | 4183 | 宇野 弥生 | 愛 知 | 埼 玉 | ¥27,701,066 | |
| 23 | 4927 | 関野 文 | 大 阪 | 大 阪 | ¥26,580,000 | |
| 24 | 3611 | 岩崎 芳美 | 徳 島 | 熊 本 | ¥26,316,133 | |
| 25 | 4286 | 平田 さやか | 東 京 | 東 京 | ¥25,506,626 | |
| 26 | 4773 | 中川 りな | 福 岡 | 福 岡 | ¥25,301,000 | |
| 27 | 4373 | 若狭 奈美子 | 岡 山 | 岡 山 | ¥25,024,066 | |
| 28 | 4447 | 深川 麻奈美 | 福 岡 | 熊 本 | ¥24,716,660 | |
| 29 | 4938 | 小芦 るり華 | 佐 賀 | 佐 賀 | ¥24,705,199 | |
| 30 | 4240 | 今井 裕梨 | 群 馬 | 群 馬 | ¥24,453,226 | |
| 31 | 4845 | 前田 紗希 | 埼 玉 | 埼 玉 | ¥23,316,000 | |
| 32 | 4900 | 中田 夕貴 | 埼 玉 | 埼 玉 | ¥23,286,000 | |
| 33 | 4478 | 櫻本 あゆみ | 群 馬 | 栃 木 | ¥23,187,000 | |
| 34 | 5193 | 米丸 乃絵 | 福 岡 | 熊 本 | ¥22,926,000 | |
| 35 | 4791 | 黒澤 めぐみ | 東 京 | 神奈川 | ¥22,390,769 | |
| 36 | 4501 | 樋口 由加里 | 岡 山 | 岡 山 | ¥21,699,000 | |
| 37 | 4289 | 落合 直子 | 大 阪 | 大 阪 | ¥21,671,000 | |
| 38 | 4011 | 堀之内紀代子 | 岡 山 | 岡 山 | ¥21,607,066 | |
| 39 | 4519 | 清水 沙樹 | 東 京 | 千 葉 | ¥21,545,666 | |
| 40 | 5218 | 山田 理央 | 香 川 | 愛 媛 | ¥21,429,932 | |
| 41 | 5205 | 刑部 亜里紗 | 静 岡 | 静 岡 | ¥21,203,000 | |
| 42 | 4017 | 向井 美鈴 | 山 口 | 山 口 | ¥20,779,666 | |
| 43 | 4243 | 西村 歩 | 大 阪 | 大 阪 | ¥20,699,666 | |
| 44 | 5129 | 山口 真喜子 | 長 崎 | 長 崎 | ¥20,680,966 | |
| 45 | 4536 | 喜井 つかさ | 岡 山 | 岡 山 | ¥19,807,466 | |
| 46 | 5188 | 武井 莉里佳 | 兵 庫 | 兵 庫 | ¥19,522,000 | |
| 47 | 5213 | 湯淺 紀香 | 群 馬 | 群 馬 | ¥19,203,160 | |
| 48 | 4443 | 津田 裕絵 | 山 口 | 山 口 | ¥18,939,293 | |
| 49 | 4764 | 小池 礼乃 | 福 岡 | 福 岡 | ¥18,808,159 | |
| 50 | 4627 | 藤原 菜希 | 東 京 | 大 阪 | ¥18,761,732 | |
| 51 | 5013 | 山下 夏鈴 | 三 重 | 三 重 | ¥18,195,199 | |
| 52 | 4758 | 富樫 麗加 | 東 京 | 東 京 | ¥18,160,266 | |
| 53 | 4891 | 寺島 美里 | 東 京 | 福 島 | ¥17,798,836 | |
| 54 | 3334 | 角 ひとみ | 広 島 | 広 島 | ¥17,425,000 | |
| 予備1 (繰り上がり出場) | 5281 | 井上 遥妃 | 徳 島 | 徳 島 | ¥17,274,566 | |
| 予備2 | 5045 | 平川 香織 | 埼 玉 | 東 京 | ¥16,970,800 | |
| 予備3 | 4974 | 安井 瑞紀 | 岡 山 | 岡 山 | ¥16,785,160 | |
| 予備4 | 4936 | 戸敷 晃美 | 福 岡 | 宮 崎 | ¥16,685,166 | |
| 予備5 | 4714 | 喜多須 杏奈 | 徳 島 | 徳 島 | ¥16,518,766 | |
(注1)選出順位は、獲得賞金額順とします。獲得賞金額が同額の場合は、賞金上位の者から選出します。
(注3)予備選手について、スタート事故によるあっせん辞退期間が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合は、予備選手の資格を喪失します。
第14回 クイーンズクライマックス・クイーンズクライマックスシリーズ 出場選手選出順位表
第14回クイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)出場選手決定 | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
**12月4日追記**
2025年12月4日、日本モーターボート競走会は「第14回 クイーンズクライマックスシリーズ戦」(12月26日~31日、大村)の出場選手の繰り上がりを発表しました。
出場予定だった清埜 翔子選手(4738・埼玉)が家事都合によるあっせん辞退の手続きを行ったため、予備1位だった井上 遥妃選手(5281・徳島)が繰り上がりで初めての出場権を手にしています。

【大村ボート・GⅢQCシリーズ】井上遥妃が繰り上がり出場 1月からA1初昇格
【大村ボート・GⅢQCシリーズ】井上遥妃が繰り上がり出場 1月からA1初昇格
東スポWEB12/4(木)1:48
井上遥妃 井上遥妃選手(22=徳島)が12月26日から31日まで行われるGⅢ「クイーンズクライマックスシリーズ」に繰り上がりで出場することが3日、発表された。
出場予定だった清埜翔子が家事都合によるあっせん辞退の手続きが行われたため。井上は2626年前期勝率6.25をマーク。1月からのA1初昇格を決めるなど伸び盛りの若手。
選出除外者
(1)スタート事故による辞退期間中のため
| 登番 | 氏名 | 支部 | 出身地 | 獲得賞金額 |
|---|---|---|---|---|
| 4994 | 山本 梨菜 | 佐 賀 | 佐 賀 | ¥23,084,666 |
| 4117 | 廣中 智紗衣 | 東 京 | 愛 知 | ¥22,256,160 |
| 4825 | 倉持 莉々 | 東 京 | 茨 城 | ¥21,831,000 |
| 4589 | 塩崎 桐加 | 三 重 | 三 重 | ¥17,466,466 |
| 4746 | 大豆生田 蒼 | 埼 玉 | 栃 木 | ¥17,201,466 |
(2)G3競走開催要項第9条第1項に基づく出場資格の喪失期間と重複するため
| 登番 | 氏名 | 支部 | 出身地 | 獲得賞金額 |
|---|---|---|---|---|
| 4804 | 高田 ひかる | 三 重 | 三 重 | ¥25,461,023 |
| 4819 | 蜂須 瑞生 | 群 馬 | 群 馬 | ¥17,480,160 |
(3)家事都合等辞退期間中のため
| 登番 | 氏名 | 支部 | 出身地 | 獲得賞金額 |
|---|---|---|---|---|
| 4050 | 田口 節子 | 岡 山 | 岡 山 | ¥30,136,200 |
| 5163 | 清水 愛海 | 山 口 | 山 口 | ¥25,872,000 |
| 4611 | 今井 美亜 | 福 井 | 富 山 | ¥25,529,732 |
| 3232 | 山川 美由紀 | 香 川 | 香 川 | ¥23,241,733 |
| 5174 | 川井 萌 | 静 岡 | 静 岡 | ¥22,569,089 |
| 4014 | 片岡 恵里 | 山 口 | 岡 山 | ¥22,143,160 |
| 4225 | 土屋 千明 | 群 馬 | 群 馬 | ¥21,689,000 |
| 3900 | 香川 素子 | 滋 賀 | 大 阪 | ¥21,284,266 |
| 4823 | 中村 桃佳 | 香 川 | 香 川 | ¥18,632,600 |
| 4045 | 佐々木 裕美 | 山 口 | 山 口 | ¥17,662,000 |
| 4347 | 魚谷 香織 | 福 岡 | 山 口 | ¥17,473,466 |
クイーンズクライマックスの出場選手が決定したことに対するSNSの反応
12月3日に「第14回 クイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)」の出場選手が発表されたことを受けて、ボートレースファンの間ではどのような反応があったのでしょうか。
やはり2024年は15名もの選手が家事都合等により出場を辞退したことが大きな話題になったこともあり、『クイーンズクライマックスの開催日程そのものを見直すべき』との投稿が目立ちました。
《参考資料》2024年に家事都合辞退者が多い原因・解決策について報じた記事
【ボート】クイーンズクライマックス・シリーズ戦15人が辞退
2024.12.23
昨年のクイーンズクライマックスを制した浜田亜理沙 「ボート記者コラム・仕事 賭け事 独り言」
グランプリも終わり、今年も残るビッグレースはプレミアムG1・クイーンズクライマックス(28~31日・蒲郡)だけとなった。
一方クイーンズクライマックスより2日早く開幕を迎えるのが、G3・クイーンズクライマックス・シリーズ戦(26~31日)。こちらはG1、G2選出除外中の守屋美穂(岡山)が、初日ドリーム戦1号艇で出場。守屋の出場はもちろんだが、第1回からの連続出場は途切れたものの、女子ボート界を引っ張ってきた寺田千恵(岡山)がドリーム戦3号艇で出場しており、シリーズ戦の方も盛り上がりそうだ。
その中で、シリーズ戦の辞退者が過去最高の15人に及んだのが話題になっている。毎年恒例のことだが、有力選手の辞退にSNSでもかなりの意見が投稿されていた。「子供がいて大みそかまでの開催なら仕方がない」とか家事都合なので記者も仕方がないと思っている。他にも「SG・グランプリと一緒に開催したら」と意見もあったが、それは女子のお祭りレースが減るのには反対だし、盛り上がりに欠けるのも間違いない。その中で一部には「シリーズ戦を辞めろ」とか「大会の意味があるのか」など否定的な意見もあったが、賛同できない。
まず普段の女子戦がある中で、辞退者が多いからやらなくていいとはならない。女子のG1、G2の前後で開催されるヴィーナスシリーズはA1選手が0人というのもあるが、それでもファンはしっかりと楽しんでいる。そのヴィーナスシリーズに対しては反対意見がないのに、年末だけなぜ?少し言っていることが極端過ぎるのではないか。
それなら辞退者を減らす解決策はないだろうか。コメントでは「大みそかではなく30日に優勝戦をやったらどうか」や「大みそかのナイターはさすがに」の意見もあった。これは解決策になりそうな気がする。
あえて持論を言わせてもらうと、シリーズ優勝者には翌年のG2・レディースチャレンジカップを除くG2以上の女子戦の優先出場権を与えるのはどうか。G3なのにというのであれば、G2以上の女子戦優勝者にも、何ならクイーンズクライマックス優勝戦進出者6人にも、無事故完走条件で優先出場を与えれば選手のモチベーションも上がるはずだ。
せっかく認知度を上げた女子戦。まだ改善の余地があるのなら、そこは柔軟に対応し、ファンが納得する大会をここから作っていければいいと思っている。もちろん賛成、反対の意見をSNSで言っていくのもボート界向上のひとつだとも思っている。
引用元:【ボート】クイーンズクライマックス・シリーズ戦15人が辞退/レース記者コラム/レース/デイリースポーツ online
また、なかにはベテラン世代が出場選手から名前を消したことへの寂しさや、若手選手の台頭により世代交代が進んでいくとこに対する思いを吐露している声があります。
2023年までのクイーンズクライマックスをただ一人第1回大会から第12回大会まで皆勤賞で出場していた寺田 千恵選手でしたが、残念ながら2023年の第13回大会(15位)と今年の第14回大会(15位)は連続で出場を逃しています。
たしかに、グランプリ出場選手の顔ぶれよりも、クイーンズクライマックス出場選手の方が入れ替わりが激しいと感じるファンも多いことでしょう。
また、ここでは割愛しましたが、やはりクイーンズクライマックスの出場メンバー決定により最も多く見られたのが『推しの女子レーサーの活躍を願う声』でした。
大村競艇場まで応援に行こう意気込むファン、さっそく宿泊施設を予約するファン、年末の仕事を急いで終わらせようと計画するファン、本場には行けないものの舟券で応援することを宣言するファン…
多くのファンの方々が日頃からどれだけ女子戦を楽しみ、クイーンズクライマックスを楽しみにしているのかが伝わってきました。
投稿されていた反応の一部を抜粋してご紹介します。
クイーンズクライマックスは何かと出場選手の入れ替わりがグランプリよりも激しいので、クイーンズクライマックスの方がグランプリよりも楽しみ感は強いんよな、自分は。
— telboat (@telboat) December 2, 2025
昨年は出場していた海野も今年は出場できず、これにて3000番台の選手の出場はとうとうゼロとなったが、高憧が5000番台として初のクイーンズクライマックス出場と、確実に世代交代は進んでますなぁ。 https://t.co/7t08gsMbRj
— telboat (@telboat) December 2, 2025
クイーンズクライマックスが大晦日最終日のせいで並び悪いとグランプリほ最終日が12月中旬になる年があるから、自分はクイクラは12月中旬、グランプリはクリスマス前後の優勝戦にして欲しいです😓
— s_a_t_o_🍡 (@dice_k_sr) December 3, 2025
女子選手は特に年末年始で家庭があって準備で忙しくて家族で過ごしたいわざわざ大晦日までやらなくてもクイクラ第3周にして12月最終の日曜グランプリ優勝戦にして1年の締めくくりすればいいと思います。
— さっとん (@super_makuri) December 3, 2025
女子ファンは
— 直交くらんぷ (@ikeikedondongo1) December 3, 2025
グランプリより
クイクラが
ほんとに
楽しいんですけどね
辞退も年末の風物詩として
でない人は
ゆっくりしてもらいましょう
なにが
正解かは
個人の意見ですからね
クイクラも日にち少し前に変えてやりゃいいのにねぇ無理なのかね
— Suzuayu👱♀️ (@Suzuayu959595) December 3, 2025
まだ学校行ってる子供いる人も多いし年始もレースあるしさぁ
まとめ
ドリーム戦の選出メンバーも楽しみですが、やはりクイーンズクライマックスを制して「冬の女王」のタイトルを手にするのは誰になるのか?
ハイレベルな争いに期待が高まりますが、6月のレディースチャンピオンを制して既に「夏の女王」のタイトルを獲得している鎌倉 涼選手が、昨年の遠藤 エミ選手に続く史上2人目の「夏」「冬」の連覇を果たすことができるのかに注目が集まります。
昨年は“G1競走開催要綱第10条における選出除外期間と重複するため、クイーンズクライマックスを”選出除外”となった守屋 美穂選手も順当に駒を進めて、優勝候補に名乗りを上げています。
「冬の女王」連覇を目指す遠藤 エミ選手は、2025年もSG競走でトップレーサーとして腕を磨き続けています。
2025年の最後にどのような熱い戦いが繰り広げられるのか、人気女子レーサーが華麗に競い合う冬の祭典から目が離せません!
**12月4日追記**
2025年12月4日、日本モーターボート競走会は「第14回 クイーンズクライマックスシリーズ戦」(12月26日~31日、大村)の出場選手の繰り上がりを発表しました。
出場予定だった清埜 翔子選手(4738・埼玉)が家事都合によるあっせん辞退の手続きを行ったため、予備1位だった井上 遥妃選手(5281・徳島)が繰り上がりで初めての出場権を手にしています。





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