「第39回グランプリ」の出場選手発表!!昨年に引き続き住之江競艇場では2年連続32回目の開催!

2024年11月25日、日本モーターボート競走会は12月17日~22日まで住之江競艇場で開催される「第39回 グランプリ(シリーズ戦含む)」の出場選出順位を発表しました。
ボートレーファンにとっては待ちに待った発表とあり、出場選手に注目が集まっています。
**11月27日追記**
グランプリ初日に行われる「トライアル1st」とグランプリシリーズの「特別戦」の枠番が発表されました。

2024年12月17日(火)~22日(日)まで、住之江競艇場(大阪府大阪市住之江区)で開催されるSG競争「ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)(正式名称:賞金王決定戦競走」。

ボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)は毎年12月下旬に開催され、選考期間内(開催年の1月1日~チャレンジカップ終了日まで)の獲得賞金額の上位60位までの選手が集まり、ボートレース界の頂点を決するレースです。

上位18位までの選手は「グランプリ(賞金王決定戦)」、19位~60位までの選手は「グランプリシリーズ(賞金王決定シリーズ)」が2部構成で並行して開催されます。

とくにグランプリは1年に8回開催される、ボートレースにおける最上位・SG(スペシャルグレード)競走の1つにカウントされ、伝統と歴史のある5大SG競走「GRANDE5」の最終戦にあたるため、昨年の売上高は6日間で271億2558万3300円(前年比+4.5%)で、チャレンジカップの約2倍の売上額を誇る大盛況の人気シリーズ。

1986年に創設され、ボートレースで5番目に古い伝統を誇るSG競走であり、その盛り上がりと売上額は他のSG競争の比ではありません
グランプリの優勝戦に進出することは全てのボートレーサーの目標とされ、最高峰のレースに位置づけられています。

グランプリ(シリーズ戦含む)の住之江競艇場での開催は2年連続32回目の開催
ちなみに住之江競艇場で開催された前回のグランプリは、2023年の第38回大会では地元・大阪支部の石野 貴之選手(4168)が優勝し、2019年の第34回大会以来、3年ぶり2回目のグランプリ制覇を達成しています。

今年はどのような顔ぶれになったのでしょうか?
グランプリに出場する選手は、2024年のSG競争を制した選手をはじめ、超豪華かつ錚々たるトップレーサー
今年の1月1日からチャレンジカップ終了時点での賞金ランキングの上位18名のみが出場を許される輝かしい舞台なのです。

グランプリには地元・大阪支部から松井 繁選手(3415)と上條 暢嵩選手(4719)が出場します。
初めて出場権を獲得したのは、佐賀支部の宮地 元輝選手(4445)・佐賀支部の定松 勇樹選手(5121)・群馬支部の関 浩哉選手(4851)・静岡支部の河合 佑樹選手(4494)・佐藤 翼選手(4573)の5名。
なお、第39回大会で初出場の座を手にした定松 勇樹選手は、2024年6月末の「SG・ボートレースオールスター」を制して、5000番台初・2000年以降生まれで初めてのSG覇者となった逸材です。

一方のグランプリシリーズに出場できる選手も賞金ランキングの上位60位までの総勢42名であり、こちらも狭き門を通過した強者しか出場することはできません。

地元・大阪支部からは山崎 郡選手(4760)と西村 拓也選手(4397)が出場します。
こちらで初出場を決めたのは、東京支部の宮之原 輝紀選手(4939)と・佐藤 隆太郎選手(4847)、愛知支部の吉田 裕平選手(4914)・山口支部の柳生 泰二選手(4361)・三重支部の豊田 健士郎選手(4856)・佐賀支部の末永 和也選手(5084)の6名が出場権を獲得しました。

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目次

ボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)ってどんなレース?

毎年8月下旬に開催されるSG競走が「ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)」。
正式名称は「賞金王決定戦競走」で、略称を「グランプリ」というと同時に、記載する場合には「GP」と記されることも多いです。

ボートレースグランプリは1986年に創設され、ボートレースダービー・ボートレースメモリアル・ボートレースクラシック・ボートレースオールスター続いて5番目に古い伝統を誇り、レース名に「ボートレース」を冠する最も新しいSG競走です。

もともとは「賞金王決定戦競走」と呼ばれていましたが、2014年の第39回大会から現在の通称名「ボートレースグランプリ」と呼ばれるようになりました。

ボートレースのSG競走の中でも、特に格式の高いレースに位置付けられるGRANDE5(グランデファイブ)の最終戦に位置づけられており、優勝賞金はボートレースで最も高く設定されています。

グランプリ優勝戦の優勝賞金は2023年の第38回大会より1億1,000万円に増額されており、この額は1レースの賞金額としては競輪の「KEIRINグランプリ」の優勝賞金1億3,000万円に次ぐ世界2番目の最高賞金額となっています。
ちなみに、優勝賞金を最初に1億円の大台に乗せたのはボートレースグランプリが先で、ギネス世界記録にも認定されているそうです。

このような実情と、本競走で優勝したボートレーサーが賞金王となる事が多いことから「ボートレースの日本シリーズ」と称されることもあります。

このボートレースグランプリでトライアル1stと2ndを勝ち上がって優出した6名の選手は、翌年に開催されるチャレンジカップとグランプリを除く全SG競走(ボートレースクラシック・ボートレースオールスター・グランドチャンピオン・オーシャンカップ・ボートレースメモリアル・ボートレースダービー)への優先出場権を獲得できることから、開催年だけでなく翌年への影響も大きいです。

また並行して開催されるSG競走「グランプリシリーズ戦(※2013年までは(賞金王)シリーズ」とは2部構成で並行して開催され、シリーズ戦はトライアル1stの得点率下位6名に獲得賞金ランキングの19位~60位までの42名を加えた総勢48名で争われます。

ボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)の選考期間は、開催年の1月1日~チャレンジカップ最終日までの期間。
年間獲得賞金ランキングの上位18名がグランプリ、19位~60位の選手がシリーズ戦の出場メンバーに選出されるため、選出されるには弛まぬ努力と着実に成績を修め続けることが重要であり、完全実力主義の激熱なバトルが見られる最終戦。

なお、開催地は他のSG競争とは違って持ち回りではなく、大半はボートレース住之江で開催されるものの、6~7年に1度の頻度で平和島・戸田・福岡・大村などに変わってきた歴史があります。
2024年と2025年は通常通り、住之江競艇場での開催となっているため、ナイターレースでの開催となります。

ボートレースグランプリの流れ

通常のSG競争とは一線を画すボートレースグランプリ。
ボートレース初心者の方の多くは、グランプリのレースの流れを知らない方も多いのではないでしょうか?

一度理解してしまえば難しいことではないのですが、口や文章で説明すのはなかなか難しいと言わざるを得ません。

そのため今回はボートレース住之江で開設している「グランプリ特設サイト」の画像を参考にご説明します。

おおまかなグランプリの流れは以下のとおりです。

出典:BOAT RACE住之江グランプリ特設サイト

競艇界を代表するトップレーサーが集うとあって、選手同士の実力差はそこまで大きくないと言われるSG競争。

その予想をする上で欠かせない情報が“モーターの機力”でしょう。
選手同士の整備技術も判断基準となりますが、機力が十分なモーターを引き当てる強運の持ち主としては、昨年の覇者・石野 貴之選手が有名なところ。

しかし、今年のグランプリを石野 貴之選手は欠場のため、次なる強運の持ち主は誰なのかにも注目が集まるとともに、グランプリで勝利するための重要なカギの一つは「クジ運」とも言えます。

トライアル1stの初戦こそ賞金ランキングの順位で枠番が割り当てられますが、なんと2走目以降の枠番は前走で1着を取った選手から順に厳正なガラポン抽選で決まるのです。

1年の締めくくりに公平かつ平等な抽選で“今年一番の運試し”だなんて…
約1,600名のボートレーサーの頂点に立つためには「運も実力のうち」と言ったところでしょうか。

《11月27日追記あり》【初日・2日目】トライアル1st

「トライアル1st」には、賞金ランキング7位〜18位の12名の選手が出場します。
出走回数は2走しかありません。

前述のとおり、トライアル1stの初戦は獲得賞金ランキングの順位で枠番が割り当てられ、2日目は初日の成績で出走するレースに割り振られたのちに抽選で枠番が決定します。

そして1走目と2走目を走った得点率の上位6名が勝ち上がり、3日目以降のトライアル2ndに進出できる資格を手にすることができるのです。

もちろん、ここで得点率下位の6名はグランプリ敗戦となるため、3日目からはグランプリシリーズの予選に合流して戦うことになります。

まさにグランプリこぞ“失敗の許されない勝ち抜き戦”なのです。

**11月27日追記**
グランプリ初日に行われる「トライアル1st」とグランプリシリーズの「特別戦」の枠番が発表されましたのでご紹介します。

【グランプリ:トライアル1st・第11レース】

出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1平本  真之(ヒラモト マサユキ)4337愛知A1101,463,466円8位2年連続6回目
2宮地  元輝(ミヤチ モトキ)4445佐賀A195,903,333円9位初出場
3関   浩哉(セキ ヒロヤ)4851群馬A193,076,760円12位初出場
4河合  佑樹(カワイ ユウキ)4494静岡A185,515,000円13位初出場
5佐藤   翼(サトウ ツバサ)4573埼玉A178,479,000円16位初出場
6瓜生  正義(ウリュウ マサヨシ)3783福岡A176,617,999円17位2年ぶり17回目

【グランプリ:トライアル1st・第12レース】

出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1菊地  孝平(キクチ コウヘイ)3960静岡A1101,851,000円7位9年連続13回目
2土屋  智則(ツチヤ トモノリ)4362群馬A195,881,333円10位2年連続2回目
3定松  勇樹(サダマツ ユウキ)5121佐賀A195,463,000円11位初出場
4松井   繁(マツイ シゲル)3415大阪A182,950,000円13位4年ぶり24回目
5西山  貴浩(ニシヤマ タカヒロ)4371福岡A180,604,333円15位3年ぶり3回目
6上條  暢嵩(カミジョウ ノブタカ)4719大阪A174,217,000円18位2年ぶり2回目

【グランプリシリーズ:特別戦・第10レース】

出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1山口   剛(ヤマグチ ツヨシ)4205広島A172,898,333円19位2年連続12回目
2丸野  一樹(マルノ カズキ)4686滋賀A170,104,833円20位4年ぶり3回目
3寺田   祥(テラダ ショウ)3942山口A169,653,533円21位4年連続16回目
4森高  一真(モリタカ カズマ)4030香川A167,845,266円22位2年連続12回目
5前田  将太(マエダ ショウタ)4504福岡A165,700,333円23位3年連続8回目
6片岡  雅裕(カタオカ マサヒロ)4459香川A164,533,666円24位3年ぶり5回目

【3日目〜5日目】トライアル2nd

グランプリ2日目までのトライアル1stを勝ち抜いた6名の選手は、3日目の「トライアル2nd」でさらに厳しい選手を相手にすることになります。

…というのも、賞金ランキングの1位~6位にランクインしている1億円越えレーサー達は「トライアル2nd」から出場するからです。

つまり、「トライアル2nd」では『トライアル1stを勝ち抜いた6名+賞金ランキングトップの6名を合わせた計12名』が生き残りをかけて熾烈な2レースを戦うことになります。

全4レースが行われ、2走して獲得した得点率の成績6名が最終日の「グランプリ優勝戦」へ進出し、7位以下の選手は同日開催の「順位決定戦」に回ります。

【最終日】優勝戦

トライアル2ndで勝ち抜いた得点率上位6名の選手が最終日・第12レースの「優勝戦でグランプリ制覇を目指し、得点率が7位〜12位となった下位の6選手は第10レースの「順位決定戦」に出場します。

優勝戦・順位決定戦ともに枠番はこれまでのガラポン抽選ではなく、内枠からトライアル2ndの得点率は高い順に割り当てられることになっており、最終日は“運”ではなく、グランプリの選出条件に立ち返って、“実力のもとに積み上げてきた実績”がものをいう1年の集大成とも言うべき一戦が繰り広げられるのです。

ちなみに、「トライアル2nd」への進出を決めた時点で、グランプリ最終日の「グランプリ優勝戦」もしくは「順位決定戦」に出場できることが確定するしくみのため、獲得賞金は最低でも順位決定戦6着の400万円。

グランプリ優勝戦に進出できれば6着でも2,000万円、優勝した暁には1億1,000万円という巨額の優勝賞金を手にすることができます。

出場条件は?

ボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)は、チャレンジカップと同様に“優先出場権を設けていない大会”です。

他のSG競走では、前年度のグランプリ優勝戦出場者や直近のSG競争の優勝者などに優先出場権が与えられますが、チャレンジカップとボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)の出場権獲得の条件は選考期間内における獲得賞金ランキング上位に入ることのみ

そのため、たとえ直近のSG競走であるチャレンジカップを制しても出場権が与えられないという、完全実力主義のシビアな大会とも言えるでしょう。

グランプリの出場選手18名シリーズ戦出場選手42名は、出場選出順位の発表後に異議申請期間を経て、毎年11月下旬に正式決定されます。

選考の対象となるのは、開催年の1月1日〜チャレンジカップの最終日
ただし、出場条件を満たしていても、出走回数不足などの選出除外条件もあるので注意が必要となります。

出場資格は下記のとおりです。

  • 【グランプリ】選考期間内における獲得賞金ランキング上位18名
  • 【シリーズ戦】選考期間内における獲得賞金ランキング上位19位~60名

選出除外

上記の出場資格を満たしていても、以下に該当する選手は選出除外となってしまいます。

  • フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する選手
  • 前々回(2年前)のグランプリから開催年のチャレンジカップのSG優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手
  • 前回(前年)のグランプリ(シリーズ戦)から開催年のチャレンジカップのSG準優勝戦及び賞金王決定戦の「トライアル1st、2nd、順位決定戦」で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手
  • 褒賞懲戒規程による選考期間から前検日までに褒賞懲戒規定による出場停止処分・斡旋保留処分を受けた選手
  • 怪我・病気による出場辞退者

選出順位上位6名に与えられる恩恵

通常のSG競争では、選出順位の上位6名によって競走初日の12Rで行われるメインレース・ドリーム戦が存在します。
しかし、ボートレースグランプリにはドリーム戦は存在しません

通常なら選出されたメンバーには、同じ開催でも他の一般予選レースと比べて高い得点がドリーム戦を走ると得られることから、予選通過が有利になるという恩恵があります。

しかし、グランプリで選出順位上位6名に入るということは、ドリーム戦とは比べ物にならないほどの素晴らしい恩恵を得ることができるのです。

その恩恵とは、グランプリにおいて無条件で「トライアル1st」(1日目・2日目)を免除されるうえ、「トライアル2nd」初日の3日目では内枠から順に3コースまでに配置されるということ。

選出順位上位6名に入ることでトライアル2ndから初戦を内枠から出走できるアドバンテージはとても大きく、このシビアな大会で勝ち進むために「トライアル1st」から神経をすり減らして戦うのと、序盤の時間をめいっぱい整備に使って「トライアル2nd」から同じスタートラインに立つのでは雲泥の差があります。

そのため、選出順位上位6名に入ることは選手にとって身体的にも精神的にも、そして整備的にもかなりのアドバンテージを得ることだと言えるでしょう。

出典:BOAT RACE住之江グランプリ特設サイト

そのため、ここでは選出順位の上位6名に入ったメンバーをご紹介します。
2024年の獲得賞金ランキングトップ6のメンバーは以下のとおりです。

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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額
1馬場  貴也(ババ ヨシヤ)4262滋賀A1148,701,833円
2毒島   誠(ブスジマ マコト)4238群馬A1126,213,033円
3桐生  順平(キリュウ ジュンペイ)4444埼玉A1118,277,333円
4茅原  悠紀(カヤハラ ユウキ)4418岡山A1109,653,333円
5峰   竜太(ミネ リュウタ)4320佐賀A1104,026,333円
6池田  浩二(イケダ コウジ)3941愛知A1102,463,000円

選出された選手6名はいずれも2024年のSG競争で活躍し続けた猛者ぞろい。
2024年のボートレース界のトップを走り続けて来た選手たちによる、ハイレベルなレースが展開されること間違いなしです。

ちなみに2023年の「第38回 グランプリ」における選出上位6名は以下のとおりでした。

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選出順位選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額
1峰   竜太(ミネ リュウタ)4320佐賀A1148,177,200円
2馬場  貴也(ババ ヨシヤ)4262滋賀A1136,032,000円
3茅原  悠紀(カヤハラ ユウキ)4418岡山A1114,978,000円
4石野  貴之(イシノ タカユキ)4168大阪A1109,095,000円
5磯部   誠(イソベ マコト)3960愛知A1108,185,680円
6池田  浩二(イケダ コウジ)3941愛知A1104,658,346円

2024年よりも獲得賞金額のボーダーが若干高かったことがわかります。
しかも6人中4人がメンバー変わらず…
しかも馬場 貴也選手にいたっては昨年が2位で、今年は1位と安定した強さが際立つ結果になりました。

毎年大・大・大盛況!グランプリの売上額は?

ナイター開催やネット投票が増え、ここ数年売り上げをぐんぐんと伸ばしているボートレース業界。

そのなかでもSG競走の売り上げは群を抜いて高くなっています。
もちろん超豪華メンバーが集い、1年間で最も熱い戦いを繰り広げるグランプリの売り上げもここ数年、一節間で250億~270億円を超える売上額となっています。

今までの売上額を下記にまとめました。

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開催年開催場売上目標ボートレースメモリアル節間総売上額前年比
2024年住之江
(ナイター)
2023年住之江
(ナイター)
280億円271億2558万3300円+4.5%
2022年大村
(ナイター)
250億円259億6935万5000円+7.9%
2021年住之江
(ナイター)
230億円240億7516万4000円+16.1%
2020年平和島210億円207億3499万4600円+1.3%
2019年住之江
(ナイター)
200億円204億7535万5400円+20.7%
2018年住之江155億円169億6434万4300円+10.7%
2017年住之江150億円153億3080万4600円+3.4%
2016年住之江150億円148億2925万6000円-0.9%
2015年住之江150億円149億6864万3500円+6.6%
2014年平和島155億円140億4171万3300円-6.2%
2013年住之江150億円149億7425万7600円-3.5%

売上額は年々増え続けて、ついに270億円を超えるくらいの大盛況。
過去最高額の売上額となった2023年は、5年前の2018年の約1.6倍となる271億円を記録しています。

2014年には一度売り上げを落としていますが、主な要因はインが強い住之江競艇場からインが効きにくい平和島競艇場に開催地が移ったことと、シリーズ2日目の田村 隆信選手のフライングと5日目の第9レースで3艇がフライングを喫したことによるものです。

2024年の第39回大会では、昨年の覇者であり地元・大阪支部所属の石野 貴之選手が出場を辞退していることから売上額の大幅な増額は難しいものの、250億円以上の売上額が見込めるでしょう。

ここ数年は一開催で平均125億円以上の売上額!ボートレースの人気の高さがうかがえます!

優勝賞金は1億1,000万円

ボートレースグランプリは、SG競走のなかでも格式高いとされる「GRANDE5」に位置付けられ、ボートレースのすべてのレースの中で最も優勝賞金の高いSG競走です。

1997年から優勝賞金は1億円のままでしたが、2023年にこれまでの1億円から1,000万円増額され、優勝賞金は1億1,000万円になりました。
ちなみに、同時開催されるシリーズ戦の優勝賞金は2,000万円に設定されています。

優出者6名の賞金額を以下にまとめましたのでご覧ください。

ボートレースグランプリ・シリーズ戦の優勝賞金

順位グランプリ優勝戦グランプリシリーズ優勝戦
1着1億1,000万円2,000万円
2着4,700万円720万円
3着3,300万円470万円
4着2,400万円370万円
5着2,200万円330万円
6着2,000万円300万円

ボートレースグランプリでは2着の賞金が4,700万円、6着でも完走すれば2,000万円という、高額な賞金を手にすることができるのです。

ボートレースグランプリ(順位決定戦・トライアル1st・トライアル2nd)の賞金

順位順位決定戦トライアル2ndトライアル1st
1着2,100万円570万円480万円
2着1,100万円450万円370万円
3着800万円360万円300万円
4着550万円310万円220万円
5着450万円280万円190万円
6着400万円260万円160万円

SG競争の優勝賞金の推移

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SG競争2024年2023年2022年3年間の増加額
グランプリ1億1,000万円1億1,000万円1億円1,000万円
グランプリシリーズ 2,000万円1,800万円1,700万円300万円
ボートレースクラシック4,200万円4,000万円3,900万円300万円
ボートレースダービー4,200万円4,000万円3,900万円300万円
ボートレースオールスター4,200万円4,000万円3,900万円300万円
ボートレースメモリアル4,200万円4,000万円3,900万円300万円
グランドチャンピオン3,600万円3,400万円3,300万円300万円
オーシャンカップ3,600万円3,400万円3,300万円300万円
チャレンジカップ3,600万円3,400万円3,300万円300万円

SG競争の優勝賞金は、2023年にグランプリの1,000万円増額(1億1,000万円)を筆頭に、SG競争・PG1競争・G1競争でそれぞれ100万円ずつ増額しました。
続く2024年にはグランプリの優勝賞金は据え置きとなりましたが、それ以外のSG競争(グランプリシリーズを含む)は優勝賞金が一律200万円ずつ増額しています。

優勝賞金の2年連続の増額は、ボートレースの売り上げが年々伸びている証ともいえるでしょう。

過去15年間の歴代優勝者

過去15年間のグランプリおよびグランプリシリーズの優勝者を以下にまとめました。

ボートレースグランプリの歴代優勝者

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開催回数優勝戦実施日開催場優勝者登録番号支部決まり手
第39回2024年12月22日住之江
第38回2023年12月24日住之江石野  貴之(2)4168大阪逃げ
第37回2022年12月18日大村白井  英治3897山口逃げ
第36回2021年12月19日住之江瓜生  正義(2)3783福岡まくり
第35回2020年12月20日平和島峰   竜太(2)4320佐賀逃げ
第34回2019年12月22日住之江石野  貴之4168大阪逃げ
第33回2018年12月24日住之江峰   竜太4320佐賀逃げ
第32回2017年12月24日住之江桐生  順平4238群馬逃げ
第31回2016年12月25日住之江瓜生  正義3783福岡逃げ
第30回2015年12月23日住之江山崎  智也(2)3622群馬逃げ
第29回2014年12月23日平和島茅原  悠紀4418岡山差し
第28回2013年12月23日住之江池田  浩二(2)3941愛知逃げ
第27回2012年12月24日住之江山崎  智也3622群馬まくり差し
第26回2011年12月25日住之江池田  浩二3941愛知逃げ
第25回2010年12月23日住之江中島  孝平4013福井まくり
第24回2009年12月23日住之江松井   繁(3)3415大阪差し

2023年の第38回大会は、石野 貴之選手が2度目のグランプリ制覇というかたちで幕を閉じました!
トライアル2ndからの参戦で、3日目こそ3着でしたが、4日目と5日目にはいずれも勝ち星を獲得して、優勝戦は絶好枠から逃げて見事に優勝。
3コースには峰 竜太選手、5号艇には池田 浩二選手というSG優出の常連選手をしっかりとおさえて、自身11度目のSGタイトルの獲得を果たしました。

しかし今年のボートレースグランプリでは、石野 貴之選手が出場辞退期間中であることにより、自身3度目のグランプリ制覇、ならびにグランプリ2連覇の可能性も泡に消えています。
あわせて長期戦線離脱の可能性も示唆しており、復帰の知らせが待たれる状態です。

グランプリシリーズの歴代優勝者

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開催回数優勝戦実施日開催場優勝者登録番号支部決まり手
第39回2024年12月22日住之江
第38回2023年12月24日住之江深谷  知博4524静岡まくり
第37回2022年12月18日大村宮地  元輝4445佐賀まくり差し
第36回2021年12月19日住之江新田  雄史(2)4344三重まくり差し
第35回2020年12月20日平和島深川  真二3623佐賀差し
第34回2019年12月22日住之江馬場  貴也4262滋賀まくり差し
第33回2018年12月24日住之江平尾  崇典3822岡山逃げ
第32回2017年12月24日住之江新田  雄史4344三重逃げ
第31回2016年12月25日住之江今垣 光太郎3388福井逃げ
第30回2015年12月23日住之江長田  頼宗4266東京逃げ
第29回2014年12月23日平和島平本  真之4337愛知まくり
第28回2013年12月23日住之江前本  泰和3573広島逃げ
第27回2012年12月24日住之江篠崎  元志4350福岡逃げ
第26回2011年12月25日住之江勝野  竜司3697兵庫逃げ
第25回2010年12月23日住之江山崎  智也(2)3622群馬まくり
第24回2009年12月23日住之江井口  佳典4024三重差し

2023年の第38回大会は、深谷 知博選手がグランプリシリーズ初優勝というかたちで幕を閉じました!
予選は7戦2勝ながら、優勝戦では2コースからコンマ22のスタートを決めて豪快なまくりで優勝を手にしました。
このレースの3連単264は88番人気の38,470円(384.7倍)という大穴決着。
深谷 知博選手はこの優勝が43回目、自身3度目のSGタイトル獲得となりました。

第39回大会に出場する選手は?

冒頭でご紹介したとおり、グランプリ(シリーズ戦含む)はチャレンジカップと同様に“優先出場権を設けていない大会”です。

他のSG競走では、前年度のグランプリ優勝戦出場者や直近のSG競争の優勝者などに優先出場権が与えられますが、ボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)の出場権獲得の条件は選考期間内における獲得賞金ランキング上位に入ることが絶対条件

よって、出場条件は以下の条件をクリアした実力者に与えられます。

  • 【グランプリ】選考期間内における獲得賞金ランキング上位18名
  • 【シリーズ戦】選考期間内における獲得賞金ランキング上位19位~60名

住之江競艇場で開催される「第39回 グランプリ・グランプリシリーズ」の出場選手が下記の60名に決定しました。
さっそく、出場選手の一覧を見てみましょう。

第39回 グランプリ・グランプリシリーズ 出場選手選出順位表
(成績対象期間:令和6年1月1日~令和6年11月24日)

スクロールできます
順位登番氏名支部出身地獲得賞金額戦績備考
S
G




14262馬場  貴也滋 賀京 都148,701,833円BBCトーナメント5着
オールスター2着
メモリアル優勝
ダービー6着
4年連続6回目
24238毒島   誠群 馬群 馬126,213,033円クラシック優勝
オールスター4着
ダービー3着
8年連続11回目
34444桐生  順平埼 玉福 島118,277,333円クラシック4着
メモリアル3着
ダービー優勝
4年連続10回目
44418茅原  悠紀岡 山岡 山109,653,333円BBCトーナメント2着
オーシャンカップ優勝
2年連続7回目
54320峰   竜太佐 賀佐 賀104,026,333円ダービー4着2年連続10回目
63941池田  浩二愛 知愛 知102,463,000円グランドチャンピオン3着
メモリアル6着
チャレンジカップ4着
4年連続15回目
73960菊地  孝平静 岡岩 手101,851,000円マスターズチャンピオン優勝
オーシャンカップ6着
9年連続13回目
84337平本  真之愛 知愛 知101,463,466円BBCトーナメント4着
クラシック2着
グランドチャンピオン4着
メモリアル2着
2年連続6回目
94445宮地  元輝佐 賀佐 賀95,903,333円オールスター6着
グランドチャンピオン2着
初出場
104362土屋  智則群 馬群 馬95,881,333円グランドチャンピオン優勝
チャレンジカップ3着
2年連続2回目
115121定松  勇樹佐 賀福 岡95,463,000円オールスター優勝初出場
124851関   浩哉群 馬群 馬93,076,760円BBCトーナメント優勝
ダービー5着
ヤングダービー優勝
初出場
134494河合  佑樹静 岡静 岡85,515,000円チャレンジカップ優勝初出場
143415松井   繁大 阪大 阪82,950,000円BBCトーナメント3着
マスターズチャンピオン6着
4年ぶり24回目
154371西山  貴浩福 岡福 岡80,604,333円3年ぶり3回目
164573佐藤   翼埼 玉埼 玉78,479,000円ダービー2着
チャレンジカップ5着
初出場
173783瓜生  正義福 岡福 岡76,617,999円2年ぶり17回目
184719上條  暢嵩大 阪大 阪74,217,000円グランドチャンピオン5着2年ぶり2回目
S
G








194205山口   剛広 島広 島72,898,333円オーシャンカップ2着2年連続12回目
204686丸野  一樹滋 賀京 都70,104,833円4年ぶり3回目
213942寺田   祥山 口山 口69,653,533円マスターズチャンピオン3着
チャレンジカップ2着
4年連続16回目
224030森高  一真香 川香 川67,845,266円オールスター3着2年連続12回目
234504前田  将太福 岡福 岡65,700,333円3年連続8回目
244459片岡  雅裕香 川高 知64,533,666円メモリアル4着3年ぶり5回目
254166吉田  拡郎岡 山岡 山62,761,733円2年連続9回目
264685島村  隆幸徳 島高 知62,035,000円2年ぶり2回目
274350篠崎  元志福 岡福 岡61,328,532円8年連続11回目
284524深谷  知博静 岡静 岡60,913,000円2年連続5回目
294932新開   航福 岡福 岡58,947,000円3年連続3回目
304586磯部   誠愛 知愛 知57,965,333円オーシャンカップ4着3年ぶり5回目
314503上野 真之介佐 賀佐 賀57,397,666円7年連続7回目
324502遠藤  エミ滋 賀滋 賀57,394,000円レディースチャンピオン優勝2年ぶり6回目
334939宮之原 輝紀東 京東 京55,088,466円クラシック3着初出場
343978齊藤   仁東 京東 京54,866,070円オーシャンカップ5着6年ぶり6回目
354760山崎   郡大 阪大 阪54,344,866円4年連続4回目
363716石渡  鉄兵東 京千 葉53,811,006円2年連続13回目
373959坪井  康晴静 岡静 岡52,781,000円チャレンジカップ優出2年連続14回目
383946赤岩  善生愛 知愛 知52,189,519円マスターズチャンピオン2着4年連続16回目
394397西村  拓也大 阪大 阪51,801,000円グランドチャンピオン6着2年連続8回目
403590濱野谷 憲吾東 京東 京51,179,866円2年ぶり11回目
414914吉田  裕平愛 知愛 知50,914,000円初出場
424024井口  佳典三 重三 重47,843,333円3年連続9回目
434364池永   太福 岡宮 崎47,786,000円5年ぶり3回目
444013中島  孝平福 井福 井47,750,426円2年ぶり9回目
454266長田  頼宗東 京神奈川47,412,500円10年連続11回目
464208三浦  永理静 岡静 岡45,969,000円レディースチャンピオン優勝11年ぶり4回目
474547中田  竜太埼 玉福 島45,920,000円2年連続6回目
484500山田  康二佐 賀佐 賀45,839,866円2年連続4回目
493779原田  幸哉長 崎愛 知45,265,333円4年ぶり14回目
504497桑原   悠長 崎長 崎44,920,466円2年連続4回目
514361柳生  泰二山 口山 口44,883,999円初出場
524856豊田 健士郎三 重三 重44,816,000円初出場
534762藤原 啓史朗岡 山岡 山44,689,000円2年連続2回目
544290稲田  浩二兵 庫兵 庫44,143,418円2年ぶり5回目
554848仲谷  颯仁福 岡福 岡43,789,799円2年ぶり5回目
564324海野 康志郎山 口山 口43,757,333円5年ぶり2回目
574344新田  雄史三 重三 重43,524,000円3年ぶり11回目
584847佐藤 隆太郎東 京東 京43,073,666円初出場
594398船岡 洋一郎広 島広 島42,545,000円2年ぶり2回目
605084末永  和也佐 賀佐 賀42,152,000円初出場
予備13744徳増  秀樹静 岡静 岡42,046,333円
予備23918深井  利寿滋 賀滋 賀41,977,520円
予備34546浜田 亜理沙埼 玉広 島41,936,166円
予備43780魚谷  智之兵 庫兵 庫41,878,000円
予備54757山田  祐也徳 島高 知41,604,266円

(注1)選出順位は、獲得賞金額順とします。獲得賞金額が同額の場合には、賞金上位の者からとします。

第39回 グランプリ・グランプリシリーズ 出場選手一覧表

引用元:第39回グランプリ(シリーズ戦含む)出場選出順位発表 | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

グランプリに4年ぶりの出場となる松井 繁選手は、自身が持つ最多記録を更新する24回目の出場。
シリーズ戦で最多連続出場の選手は、10年連続11回目の長田 頼宗選手です。

選出除外者

(1)スタート事故による辞退期間中のため

登番氏名支部出身地獲得賞金額戦績
3854吉川  元浩兵 庫兵 庫67,758,666円マスターズチャンピオン5着
3897白井  英治山 口山 口60,351,500円
4787椎名   豊群 馬群 馬54,280,000円オーシャンカップ3着
4044湯川  浩司大 阪大 阪53,492,500円
4084杉山  正樹愛 知愛 知42,205,000円

(2)家事都合等辞退期間中のため

登番氏名支部出身地獲得賞金額戦績
4168石野  貴之大 阪大 阪50,949,466円BBCトーナメント6着
メモリアル5着
3952中澤  和志埼 玉岩 手43,965,533円

(注2)予備選手について、スタート事故によるあっせん辞退期間等が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合は、予備選手の資格を喪失します。

今年のボートレースグランプリでは、石野 貴之選手が出場辞退期間中であるため、自身3度目のグランプリ制覇、ならびにグランプリ2連覇の可能性も泡に消えています。
あわせて長期戦線離脱の可能性も示唆しており、復帰の知らせが待たれる状態です。

《11月27日追記あり》GP・トライアル1stとGPシリーズ・特別戦メンバーが発表される

2024年11月27日、グランプリ初日に行われる「トライアル1st」とグランプリシリーズの「特別戦」の枠番が発表されましたのでご紹介します。

【グランプリ:トライアル1st・第11レース】

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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1平本  真之(ヒラモト マサユキ)4337愛知A1101,463,466円8位2年連続6回目
2宮地  元輝(ミヤチ モトキ)4445佐賀A195,903,333円9位初出場
3関   浩哉(セキ ヒロヤ)4851群馬A193,076,760円12位初出場
4河合  佑樹(カワイ ユウキ)4494静岡A185,515,000円13位初出場
5佐藤   翼(サトウ ツバサ)4573埼玉A178,479,000円16位初出場
6瓜生  正義(ウリュウ マサヨシ)3783福岡A176,617,999円17位2年ぶり17回目

【グランプリ:トライアル1st・第12レース】

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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1菊地  孝平(キクチ コウヘイ)3960静岡A1101,851,000円7位9年連続13回目
2土屋  智則(ツチヤ トモノリ)4362群馬A195,881,333円10位2年連続2回目
3定松  勇樹(サダマツ ユウキ)5121佐賀A195,463,000円11位初出場
4松井   繁(マツイ シゲル)3415大阪A182,950,000円13位4年ぶり24回目
5西山  貴浩(ニシヤマ タカヒロ)4371福岡A180,604,333円15位3年ぶり3回目
6上條  暢嵩(カミジョウ ノブタカ)4719大阪A174,217,000円18位2年ぶり2回目

【グランプリシリーズ:特別戦・第10レース】

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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1山口   剛(ヤマグチ ツヨシ)4205広島A172,898,333円19位2年連続12回目
2丸野  一樹(マルノ カズキ)4686滋賀A170,104,833円20位4年ぶり3回目
3寺田   祥(テラダ ショウ)3942山口A169,653,533円21位4年連続16回目
4森高  一真(モリタカ カズマ)4030香川A167,845,266円22位2年連続12回目
5前田  将太(マエダ ショウタ)4504福岡A165,700,333円23位3年連続8回目
6片岡  雅裕(カタオカ マサヒロ)4459香川A164,533,666円24位3年ぶり5回目

まとめ

ついにボートレースグランプリの出場メンバーが発表されて、年末の大舞台の役者が出そろいました。

グランプリを制するということは、2024年のボートレース界のトップに立つことであり、その年の最多賞金獲得選手になるだけではなく、最優秀選手と記者大賞のトリプル受賞も夢ではない、大変栄誉なことなのです。

すべてのボートレーサーが目指し、追いかける“最強”の称号。
1年間全力で戦っても、その栄冠はたった1人しか手にすることはできません。
黄金のヘルメットを載冠し、72年の競艇史に新たに名前を刻むのは誰なのか?
この一戦一戦の積み重ねが今後の選手生命に大きく影響することは確かでしょう。

グランプリ開催まで1か月を切り、ボートレースで最も盛り上がる祭典の足音が近づいてきました。
もちろん、結果は誰にもわかりません。
オールスターやチャレンジカップのように大番狂わせや大波乱が起こる可能性も十分あるため、この先にどのようなドラマが待っていて、誰が栄冠をつかむのか…
その行方に注目が集まるとともに、ファンも推し選手の応援に気合いが入ることでしょう。

どのレーサーにとっても負けられないレースの先、勝利の女神は誰に微笑むのか…
ボートレースを愛する全ての人にとって手に汗握る戦いが、もうすぐ師走の住之江競艇場で開幕します。

まずは選手達の無事故完走を祈りつつ、1年の締めくくりを熱気に満ちた本場で迎えてはいかがでしょうか。

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