選手獲得賞金ランキングベスト100が発表される!チャレンジカップ覇者が史上最大の下剋上!?ついにグランプリ出場権争奪戦も終焉し、出場メンバーが決定!!【2024年11月25日発表】

2024年11月25日、一般財団法人 BOAT RACE振興会は公式サイト内でチャレンジカップ終了時点(2024年1月1日~11月24日まで)の「選手獲得賞金ランキング ベスト100」を発表しました。

2024年11月25日、BOAT RACE公式サイトを運営する“一般財団法人 BOAT RACE振興会”は公式サイト内で「選手獲得賞金ランキング ベスト100(集計期間:2024年1月1日から2024年11月24日)」を発表しました。

この発表については、2024年11月19日~24日まで下関競艇場で開催された「第27回 チャレンジカップ」での獲得賞金額を加算したのものであり、今年のグランプリ選考期間終了時点、つまり年末の12月17日~22日に住之江競艇場で開催される「第39回 ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズ」への出場権をかけた最重要情報とされます。

そのため、グランプリ出場を狙う選手にとっても、推しの選手がグランプリ/グランプリシリーズへの出場権を手にできるのか気になるファンにとっても、出場選手の選出順位にも関わる最も大事な発表とあり、かなり気になるニュースだと言えるでしょう。

ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズへの出場権は、成績対象期間内(1月1日からチャレンジカップ最終日まで)における獲得賞金ランク上位60名を全登録選手から選抜し、上位18位までの選手をグランプリ19位~60位の42人をシリーズ戦へ選出するため、選考期間最終日時点での獲得賞金額は絶対チェックしておかなければならないことであり、運命の結果発表とも言える最重要ニュースなのです。
※チャレンジカップは2024年11月19日から24日まで下関競艇場で開催し、静岡支部の河合 祐樹選手(4494)がSG初優出にして初優勝を手にしています。

ここでは、今回発表された最新の「選手獲得賞金ランキング ベスト100」と初めてグランプリ本戦への出場権を獲得した注目選手について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

選手獲得賞金ランキング ベスト100(11月24日時点)

今回発表された「選手獲得賞金ランキング ベスト100」にはどのような選手が名を連ねているのでしょうか?

早速、発表されたランキングを見ていきましょう。

選手獲得賞金ランキング ベスト60
(集計期間:2024年1月1日から2024年11月24日)

スクロールできます
順位推移・10/27付順位登番選手名支部獲得賞金額概要
1(1)4262馬場  貴也滋 賀¥148,701,833BBCトーナメント5着
オールスター2着
メモリアル優勝
ダービー6着
2(3)4238毒島   誠群 馬¥126,213,033クラシック優勝
オールスター4着
ダービー3着
3(2)4444桐生  順平埼 玉¥118,277,333クラシック4着
メモリアル3着
ダービー優勝
4(5)4418茅原  悠紀岡 山¥109,653,333BBCトーナメント2着
オーシャンカップ優勝
5(4)4320峰   竜太佐 賀¥104,026,333ダービー4着
6(8)3941池田  浩二愛 知¥102,463,000グランドチャンピオン3着
メモリアル6着
チャレンジカップ4着
7(7)3960菊地  孝平静 岡¥101,851,000マスターズチャンピオン優勝
オーシャンカップ6着
8(6)4337平本  真之愛 知¥101,463,466BBCトーナメント4着
クラシック2着
グランドチャンピオン4着
メモリアル2着
9(12)4445宮地  元輝佐 賀¥95,903,333オールスター6着
グランドチャンピオン2着
10(13)4362土屋  智則群 馬¥95,881,333グランドチャンピオン優勝
チャレンジカップ3着
11(10)5121定松  勇樹佐 賀¥95,463,000オールスター優勝
12(9)4851関   浩哉群 馬¥93,076,760BBCトーナメント優勝
ダービー5着
ヤングダービー優勝
13(45)4494河合  佑樹静 岡¥85,515,000チャレンジカップ優勝
※チャレンジカップの優勝で自獲得額が2倍に!!
14(14)3415松井   繁大 阪¥82,950,000BBCトーナメント3着
マスターズチャンピオン6着
15(11)4371西山  貴浩福 岡¥80,604,333
16(19)4573佐藤   翼埼 玉¥78,479,000ダービー2着
チャレンジカップ5着
17(17)3783瓜生  正義福 岡¥76,617,999
18(15)4719上條  暢嵩大 阪¥74,217,000グランドチャンピオン5着
19(16)4205山口   剛広 島¥72,898,333オーシャンカップ2着
20(18)4686丸野  一樹滋 賀¥70,104,833
21(34)3492寺田   祥山 口¥69,653,533マスターズチャンピオン3着
チャレンジカップ2着
22(20)4030森高  一真香 川¥67,845,266オールスター3着
23(21)3854吉川  元浩兵 庫¥67,758,666マスターズチャンピオン5着
24(22)4504前田  将太福 岡¥65,700,333
25(23)4459片岡  雅裕香 川¥64,533,666メモリアル4着
26(48)4166吉田  拡郎岡 山¥62,761,733
27(24)4685島村  隆幸徳 島¥62,035,000
28(27)4350篠崎  元志福 岡¥61,328,532
29(26)4524深谷  知博静 岡¥60,913,000
30(28)3897白井  英治山 口¥60,351,500
31(25)4932新開   航福 岡¥58,947,000
32(30)4586磯部   誠愛 知¥57,965,333オーシャンカップ4着
33(36)4503上野 真之介佐 賀¥57,397,666
34(31)4502遠藤  エミ滋 賀¥57,394,000レディースチャンピオン優勝
35(33)4939宮之原 輝紀東 京¥55,088,466クラシック3着
36(38)3978齊藤   仁東 京¥54,866,070オーシャンカップ5着
37(39)4760山崎   郡大 阪¥54,344,866
38(29)4787椎名   豊群 馬¥54,280,000オーシャンカップ3着
39(35)3716石渡  鉄兵東 京¥53,811,006
40(37)4044湯川  浩司大 阪¥53,492,500
41(43)3959坪井  康晴静 岡¥52,781,000チャレンジカップ優出
※優勝戦で不完走失格
42(44)3946赤岩  善生愛 知¥51,189,519マスターズチャンピオン2着
43(41)4397西村  拓也大 阪¥51,801,000グランドチャンピオン6着
44(42)3590濱野谷 憲吾東 京¥51,179,866
45(32)4168石野  貴之大 阪¥50,949,466BBCトーナメント6着
メモリアル5着
46(圏外)4914吉田  裕平愛 知¥50,914,000
47(圏外)4024井口  佳典三 重¥47,843,333
48(47)4364池永   太福 岡¥47,786,000
49(46)4013中島  孝平福 井¥47,750,426
50(49)4266長田  頼宗東 京¥47,412,500
51(74)4208三浦  永理静 岡¥45,969,000レディースチャンピオン優勝
52(56)4547中田  竜太埼 玉¥45,920,000
53(61)4500山田  康二佐 賀¥45,839,866
54(40)3779原田  幸哉長 崎¥45,265,333
55(51)4497桑原   悠長 崎¥44,920,466
56(50)4361柳生  泰二山 口¥44,883,999
57(54)4856豊田 健士郎三 重¥44,816,000
58(60)4762藤原 啓史郎岡 山¥44,689,000
59(55)4290稲田  浩二兵 庫¥44,143,418
60(53)3952中澤  和志埼 玉¥43,965,533
おなご

獲得賞金ランキング60位以降についてはこちらをご覧ください。

獲得賞金ランキング60位以降

獲得賞金ランキング60位以降は次のようになっています。

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順位推移・10/27付順位登番選手名支部獲得賞金額
61(85)4848仲谷  颯仁福 岡¥43,789,799
62(98)4324海野 康志郎山 口¥43,757,333
63(57)4344新田  雄史三 重¥43,524,000
64(59)4847佐藤 隆太郎東 京¥43,073,666
65(63)4398船岡 洋一郎広 島¥42,545,000
66(62)4084杉山  正樹愛 知¥42,205,000
67(100位圏外)5084末永  和也佐 賀¥42,152,000
68(70)3744徳増  秀樹静 岡¥42,046,333
69(67)3918深井  利寿滋 賀¥41,977,520
70(58)4546浜田 亜理沙埼 玉¥41,936,166
71(71)3780魚谷  智之兵 庫¥41,878,000
72(72)4757山田  祐也徳 島¥41,604,266
73(76)4959井上  忠政大 阪¥41,566,919
74(66)4074柳沢   一愛 知¥41,452,466
75(69)4342谷野  錬志静 岡¥41,313,000
76(79)4794和田  拓也兵 庫¥41,164,093
77(80)3874山本  寛久岡 山¥41,149,454
78(82)4352下條 雄太郎長 崎¥40,872,000
79(68)4236松村   敏福 岡¥40,788,500
80(87)4061萩原  秀人福 井¥40,749,426
81(73)4831羽野  直也福 岡¥40,643,333
82(89)3721守田  俊介滋 賀¥40,113,733
83(91)4075中野  次郎東 京¥39,633,799
84(78)4566塩田  北斗福 岡¥39,555,666
85(90)4028田村  隆信徳 島¥39,532,000
86(94)4477篠崎  仁志福 岡¥39,460,000
87(75)4590渡邉  優美福 岡¥39,381,866
88(100位圏外)4545岡村  慶太福 岡¥39,297,684
89(88)4739中村  晃朋香 川¥39,076,315
90(64)3876中辻  崇人福 岡¥39,071,132
91(65)4886入海   馨岡 山¥38,954,856
92(84)3623深川  真二佐 賀¥38,923,333
93(81)4095福来   剛東 京¥38,920,491
94(96)4278藤岡  俊介兵 庫¥38,850,666
95(100位圏外)4688永井  彪也東 京¥38,369,322
96(100位圏外)4391松田  祐季福 井¥38,246,625
97(39)4759今泉  友吾東 京¥38,214,000
98(29)3557太田  和美大 阪¥38,113,200
99(35)4468大池  佑来東 京¥38,039,866
100(37)4294古賀  繁輝佐 賀¥37,949,265

これまでのSG競争・PG1競争の優勝者

「選手獲得賞金ランキング」の結果から、ランキングのトップ3はSG覇者となった選手たちが独占していることがわかりました。

またランキング上位に名を連ねた選手のほとんどは、SG競争あるいはPG1競争で優出していること、もしくはG1競争の優勝および優出選手です。

出典:BOAT RACE公式サイト

わかりやすくするために、2024年に開催されたSG競争・PG1競争の優勝選手をまとめました。
こうしてみると、グレードレースでの成績が選手獲得賞金ランキングの順位に直結することがわかりますね。

SG競争

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グレードタイトル優勝選手名順位獲得賞金額
SG第59回 ボートレースクラシック毒島   誠2位148,701,833円
SG第51回 ボートレースオールスター定松  勇樹11位95,463,000円
SG第34回 グランドチャンピオン土屋  智則10位95,881,333円
SG第29回 オーシャンカップ茅原  悠紀4位109,653,333円
SG第70回 ボートレースメモリアル馬場  貴也1位148,701,833円
SG第71回 ボートレースダービー桐生  順平3位118,277,333円
SG第27回 チャレンジカップ河合  祐樹13位85,515,000円
SG第39回 グランプリ(賞金王決定戦)

PG1競争

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グレードタイトル優勝選手名順位獲得賞金額
PG1第5回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BBC)関   浩哉12位93,076,760円
PG1第1回 スピードクイーンメモリアル ※2025年2より新設
PG1第25回 マスターズチャンピオン菊地  孝平7位101,851,000円
PG1第38回 レディースチャンピオン遠藤  エミ34位57,394,000円
PG1第11回 ヤングダービー関   浩哉12位93,076,760円
PG1第13回 クイーンズクライマックス

チャレンジカップでランキング18位圏外選手が大躍進!

2024年11月19日~24日まで下関競艇場で開催された「第27回 チャレンジカップ」では予想だにしない展開が待っていました。

ドリーム戦(選出順位)とはガラリと変わった優出メンバー

SG競争の出場権を手にしている選手たちはボートレース界でもトップで活躍している一流の実力者ですが、今回のチャレンジカップの優出メンバーはまさに“獲得賞金ランキングの下剋上”を狙うような顔ぶれだったのです。

まずは「第27回 チャレンジカップ」初日のドリーム戦と、最終日の優勝戦のメンバーを比較してみましょう。

  • 「第27回 チャレンジカップ」初日・ドリーム戦選出メンバー
出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額賞金ランキング
1馬場  貴也(ババ ヨシヤ)4262滋賀A1138,792,833円1位
2毒島   誠(ブスジマ マコト)4238群馬A1118,547,500円3位
3峰   竜太(ミネ リュウタ)4320佐賀A195,820,333円4位
4平本  真之(ヒラモト マサユキ)4337愛知A192,600,466円6位
5菊地  孝平(キクチ コウヘイ)3960静岡A192,298,000円7位
6池田  浩二(イケダ コウジ)3941愛知A184,609,000円8位
予備1関   浩哉(セキ ヒロヤ)4851群馬A183,877,760円9位
予備2定松  勇樹(サダマツ ユウキ)5121佐賀A181,877,000円10位

※獲得賞金ランキングで2位の桐生 順平選手と5位の茅原 悠紀選手はフライング休みのため、チャレンジカップ選出除外となっています。

  • 「第27回 チャレンジカップ」最終日・優勝戦進出メンバー
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額賞金ランキング
1河合  佑樹(カワイ ユウキ)4494静岡A144,625,000円45位
2坪井  康晴(ツボイ ヤスハル)3959静岡A145,041,000円43位
3寺田   祥(テラダ ショウ)3942山口A150,047,000円34位
4土屋  智則(ツチヤ トモノリ)4362群馬A179,723,333円13位
5池田  浩二(イケダ コウジ)3941愛知A184,609,000円8位
6佐藤   翼(サトウ ツバサ)4573埼玉A162,475,000円19位

賞金ランキングの上位6名が選出されるドリーム戦と、レースを勝ち進んで優出を果たしたメンバーを比較すると、どちらにも名前が挙がっているのは池田 浩二選手のみ

特にグランプリ本戦への選出圏外(ランキング18位圏外)の選手が3分の2を占めており、獲得賞金ランキングの下位に名前がある河合 佑樹選手と坪井 康晴選手の師弟が1号艇と2号艇を獲得する波乱の展開

しかも、坪井 康晴選手については、石野 貴之選手が膝の状態悪化のためチャレンジカップを出場取消した影響で繰り上がりで出場権を獲得したとあって、このようなめざましい活躍を誰が予想したでしょうか。

誰が優勝賞金3,600万円を手にしても、一気にグランプリ本戦への出場権が手に入るという大一番。
決して負けられない戦いとなりました。

出典:BOAT RACE公式サイト

「第27回 チャレンジカップ」の優勝賞金3,600万円を手にしたのは⁉

2024年11月19日~24日まで下関競艇場で開催された「第27回 チャレンジカップ」を制したのは、静岡支部所属・102期の河合 祐樹選手でした。

SG競争には通算8回目の出場で、しかも今年は2度目のSG競争への選出。
…にもかかわらず、突如訪れたSG初優出のチャンスをものにして、さらにSG初制覇までも果たしたことで、ボートレースダービー終了後には44,625,000円で45位だった獲得賞金ランキングも、一気に2倍近い獲得賞金額である85,515,000円となり、賞金ランキングは13位にジャンプアップ

この予想だにしない波乱の決着により、チャレンジカップ終了時の獲得賞金ランキングに大きな変動が生じたことは言うまでもなく、10月27日時点のランキングで15位付近にいて、なおかつチャレンジカップを選出除外となっていた選手の運命が大きく変わったと言っても過言ではないでしょう。

出典:BOAT RACE公式サイト

河合 祐樹選手がランキング45位→13位にジャンプアップ

前述のとおり、河合 祐樹選手のチャレンジカップ制覇によってグランプリ本戦への出場権争いも決着を迎えます。

ボートレースダービー終了時点ではグランプリシリーズへの出場も確実にできていないようなランキング順位だった河合 祐樹選手でしたが、このチャレンジカップのタイトル獲得によって獲得賞金額を約2倍に急増させることに成功し、自身初のグランプリ本戦への出場権を手中に収めました

河合 祐樹選手は今まで2022年のボートレースダービーでSG初出走とSG初勝利を飾り、その年と翌2023年のグランプリシリーズに出場してた経験はあるものの、今回はトライアル1stからの参戦です。
つまりグランプリ本前への出場は選手生活初

史上最大の下剋上を成功した勢いそのままに、一気に才能を開花させてSG常連選手になれるのか?
是非ともその活躍をグランプリで注目してほしい選手の一人です。

【ボートレース】賞金46位の河合佑樹が史上最大の下克上 SG初VでGP初出場確定/下関SG

【ボートレース】賞金46位の河合佑樹が史上最大の下克上 SG初VでGP初出場確定/下関SG

[2024年11月24日23時6分]

SG優勝戦12R SG優勝を果たした4494河合

<下関ボート:チャレンジカップ>◇SG◇最終日◇24日

賞金ランク46位から史上最大の下克上だ!

SGチャレンジカップ優勝戦は、河合佑樹(37=静岡)が逃げて快勝。SG初優出で初優勝を飾った。今年の獲得賞金は約8500万円となり、賞金ランク46位から13位に浮上。初のSGグランプリ(GP、12月17日開幕・住之江)出場を決めた。河合の46位は12年平尾崇典の41位を超える、史上最も下位からの逆転だった。11RのG2レディースチャレンジカップ優勝戦は、三浦永理(41=静岡)が逃げV。SG、G2とも静岡勢の制覇で幕を閉じた。

佐藤 翼選手がランキング19位→16位にジャンプアップ

グランプリで注目してほしい選手の一人といえば、佐藤 翼選手もその筆頭です。
直近のボートレースダービーでは地元SGで初めての優出を果たすと、埼玉支部の先輩・桐生 順平選手とワンツーフィニッシュで本場を沸かせ、その活躍をボートレースファンの目に焼き付けました

2018年のグランプリシリーズでSG初出走を飾ってからというもの、SG競争ではこれまで24回出場して通算5優出、しかも最高順位は2021年の若松オールスターと2024年の戸田ダービーでの2着
地の利だけではない、しっかりと実力を培ってきた埼玉支部の代表選手と言える存在でしょう。

2024年10月には妻の土屋 南選手が第2子妊娠を公表して産休に入るなど、仕事もプライベートも順風満帆で、SG競争では現在2大会連続の優出を果たして好調なことから「もしかしたら…この勢いに乗って…?」なんて可能性も十分感じささせてくれます。

佐藤 翼選手も2018年をはじまりとして、2020年から2023年まではグランプリシリーズに4年連続出場していますが、今回はトライアル1stからの参戦です。
つまりこちらもグランプリ本戦への出場は選手生活で初めて

「埼玉支部のスターは桐生 順平だけじゃない!」と名乗りを上げるべく、2024年は愛する子供たちと妻に捧げる“ボートレーサーの頂点”と“競艇界最強”の称号を目指して、佐藤 翼選手が突き進みます!

【下関ボート・SGチャレンジカップ】佐藤翼がグランプリ初出場「スタートは反省点」

【下関ボート・SGチャレンジカップ】佐藤翼がグランプリ初出場「スタートは反省点」

2024年11月25日 01:30

佐藤翼

 佐藤翼(36=埼玉)が24日、グランプリ初出場を決めた。ボートレース下関のSG「第27回チャレンジカップ」準優勝戦2着(23日)で優出を決めた時点で賞金ランク19位。優勝戦完走なら18位以内に浮上することは確定していた。

 その優勝戦は5着。賞金ランク16位でグランプリ出場切符を手に入れた。「18強に残れたことはうれしい」とニッコリ。ただスタートが6艇中5番目のコンマ22。1Mは展開なしの5着とあって「万全の仕上がりで挑めました。でも、スタートは反省点」とレース内容には不満顔。「この反省をグランプリで生かしたい」と最高峰の舞台に向けて気持ちを引き締めていた。

引用元:【下関ボート・SGチャレンジカップ】佐藤翼がグランプリ初出場「スタートは反省点」 | 東スポWEB

チャレンジカップ選出除外による獲得賞金ランキング上位選手の順位変動

チャレンジカップはボートレースグランプリ/グランプリシリーズへの出場権がかかっているとあり、出場権獲得に黄色信号が灯っている選手・獲得賞金が伸び悩んでいる選手にとっては、大きな賞金額を積み上げることで、年末に向けてランキングを一つでも上げていきたい勝負がけの大会になりました。

そう考えた時に重要になってくるのが、獲得賞金が特に高額なSG競争と次に高い賞金額のPG1競争の賞金額です。
グランプリ選考期間における最終決戦の「チャレンジカップ」を残した2024年10月27日時点で、ランキング50位以内に名を連ねる8名の選手がチャレンジカップ選出除外となっていた選手は次の9名です。

  • 桐生  順平選手(賞金ランキング:2位)
  • 茅原  悠紀選手(賞金ランキング:5位)
  • 西山  貴浩選手(賞金ランキング:11位)
  • 上條  暢嵩選手(賞金ランキング:15位)
  • 山口  剛 選手(賞金ランキング:16位)
  • 丸野  一樹選手(賞金ランキング:18位)
  • 新開  航 選手(賞金ランキング:25位)
  • 宮之原 輝紀選手(賞金ランキング:33位)
  • 原田  幸哉選手(賞金ランキング:40位)

グランプリ本戦とグランプリシリーズ戦では名前こそ似ていますが、同じSG競争でも賞金額は大違い
同じように、チャレンジカップ終了時点での獲得賞金ランキングで18位以内に入るか、19位以下となるかでは天と地ほどの違いがあるのです。

そのことを念頭に置いて、上記のチャレンジカップ選出除外の選手を見てみましょう。
2024年10月28日に発表された前回の獲得賞金ランキングにおいて、グランプリ出場が危ぶまれたのは15位以下の選手でした。

あくまで個人的な見解ですが、10月末に私が予想したグランプリ本戦への出場判断はこんな感じです。

  • 桐生  順平選手(グランプリ出場:確定)
  • 茅原  悠紀選手(グランプリ出場:確定)
  • 西山  貴浩選手(グランプリ出場:ほぼ確定)
  • 上條  暢嵩選手(グランプリ出場:かなり不安)
  • 山口  剛 選手(グランプリ出場:厳しい)
  • 丸野  一樹選手(グランプリ出場:かなり厳しい)
  • 新開  航 選手(グランプリ出場:絶望的)
  • 宮之原 輝紀選手(グランプリ出場:絶望的)
  • 原田  幸哉選手(グランプリ出場:絶望的)

予想した通り、とくに選出順位18位付近にいる選手達はグランプリ出場をかけて白熱した勝負駆けが行われました。
そのため、チャレンジカップに出場できない獲得賞金ランキング15位以下の選手にとっては、チャレンジカップの終了まで気が気ではない状況が続いたことは容易に想像できました。

実際にチャレンジカップ終了時点での獲得賞金ランキングは次のとおりです。

  • 桐生  順平選手(賞金ランキング:2位→3位)
  • 茅原  悠紀選手(賞金ランキング:5位→4位)
  • 西山  貴浩選手(賞金ランキング:11位→15位)
  • 上條  暢嵩選手(賞金ランキング:15位→18位)
  • 山口  剛 選手(賞金ランキング:16位→19位)
  • 丸野  一樹選手(賞金ランキング:18位→20位)
  • 新開  航 選手(賞金ランキング:25位→31位)
  • 宮之原 輝紀選手(賞金ランキング:33位→35位)
  • 原田  幸哉選手(賞金ランキング:40位→54位)

私が“厳しい”“かなり厳しい”“絶望的”と予想した選出については、とおり、グランプリ本戦への出場はかなわず、グランプリシリーズ回りとなりました。

チャレンジカップ選出除外の選手の中でグランプリ本前への出場権を手にできたのは、桐生 順平選手・茅原 悠紀選手選手・西山 貴浩選手・上條 暢嵩選手の4名だけでした。

ボートレースダービー終了時点でランキング16位にいた山口 剛選手よりも下の選手については、残念ながらグランプリ本戦へは出場できない見込みです。

毒島 誠選手が順当にランキング2位にジャンプアップ

2024年10月22日~27日に戸田競艇場で開催された「第71回 ボートレースダービー」。
チャレンジカップの出場権もかけたこの大事な一戦で、見事に大会初制覇を果たしたのが、桐生 順平選手でした。

ボートレースダービーの優勝賞金4,200万円を獲得したことで、前回発表時に2位だった毒島 誠選手を逆転して、獲得賞金ランキングも9位から2位まで一気にジャンプアップ

2024年10月28日の発表時点で、ランキングトップの馬場 貴也選手との獲得賞金差額は約2,050万円でしたが、3位の毒島 誠選手との差額はわずか47,833円という超僅差での争いとなっていました。

しかも、桐生 順平選手は2024年11月19日から24日まで下関競艇場で開催される「第27回 チャレンジカップ」への選出は除外となっていたため、グランプリ選考期間中の獲得賞金額の積み上げは実質的にストップ

出典:BOAT RACE公式サイト

一方、毒島 誠選手はチャレンジカップまでに獲得賞金額の高いG1競争の斡旋が2件入っていました。

  • 2024年10月31日~11月5日に多摩川競艇場で開催される「G1・ウェイキーカップ開設70周年記念」
  • 2024年11月9日~2024年11月14日に丸亀競艇場で開催される「G1・京極賞 開設72周年記念競走」※ナイター開催

しかも、そのうちの1件は“ナイターキング”と称される毒島 誠選手が得意とするナイター開催のレースとあり、しっかりと活躍して賞金の上積みに成功したうえに、チャレンジカップにも出場していたことから、予想どおり賞金ランキングの上位トップ3に順位変動が起こりました。

出典:BOAT RACE公式サイト

チャレンジカップ終了時点での桐生 順平選手の獲得賞金額が118,277,333円だったのに対して、毒島 誠選手は126,213,033円。
一気に差額の47,833円をひっくり返して、さらに7,935,700円もの差を広げました
しかも、毒島 誠選手はチャレンジカップ2日目の第3レースで妨害失格となったため、賞典除外となったにもかかわらずです。

2024年のランキングでは8位の平本 真之選手までが獲得賞金1億円を超えており、ギリギリ18位で滑り込んだ上條 暢嵩選手でも7,400万円越えでした。

また、グランプリ本戦の出場権を獲得するであろう選手たちはいずれも2024年のSG競争で優勝戦まで駒を進めた戦績の持ち主であり、今年のSG競争で優出せずにグランプリ本戦に駒を進めるのはポンコツ会の広告塔・西山 貴浩選手と走る選手会長・瓜生 正義選手の2名だけです。

やはり、確固とした実力と安定した戦績を誇る馬場 貴也選手と毒島 誠選手であれば、もしかしたら念願のグランプリ初制覇も十分射程圏内で、年間2度のSGタイトルの載冠にも十分期待できるでしょう。

毒島誠が賞典除外、史上最多V3は次回へ持ち越し/下関チャレンジカップ

毒島誠が賞典除外、史上最多V3は次回へ持ち越し/下関チャレンジカップ

2024/11/20 21:25

毒島誠

ボートレース下関のSG「第27回チャレンジカップ/G2レディースCC」は20日に2日目が行われた。

毒島誠は2日目3R、1周2Mで妨害失格となり、賞典除外となった。チャレンジカップでは過去2度の優勝歴があり、今回勝利すれば史上最多の3度目の優勝となるはずだったが、その記録は次回以降へ持ち越しとなった。

引用元:毒島誠が賞典除外、史上最多V3は次回へ持ち越し/下関チャレンジカップ | ボートレース(競艇)【マクール】

賞金ランキングに対するSNSの反応

11月24日付で最新の獲得賞金ランキングが発表されたことをうけて、ボートレースファンからはどのような反応があったのでしょう。

やはりチャレンジカップの直後とあって、SG初制覇を達成し、獲得賞金ランキングも大きくジャンプアップした河合 佑樹選手に関する内容が多く、今回の一件を“史上最大の下剋上”と称した“ボートレース公式 BOATRACE official”のインパクト大のフレーズが多くみられました。

また、この結果を受けて『ボートレースおもしろ!!!!!』『凄い勢い!』と興奮気味の投稿が見られたことから、この“何があるかわからないから面白い”というのがボートレースの人を引き付ける魅力であり要因なのでしょう。

また、グランプリの出場メンバーが決定したことで『すげぇいいメンバー!』『住之江行きたいなぁ…』という言葉が投稿されており、ファンの方たちがどれだけグランプリを楽しみにしているのかが伝わってきます。

その一方で『ほんまに妥当なメンバーやなって感じよな』 という厳しい意見が投稿されていたのも、日頃からボートレースを楽しみ、応援しているからこその本心だということがわかります。

ほかにも『やっぱりグランプリに石野がおらんとちょっと寂しいよな…はよ戻ってこい石野』という言葉や『宮地元輝が居るだけでもう熱い』など、ファンそれぞれが応援している選手の動向に注目していることがわかります。

やはり、昨年のグランプリ覇者が不在、しかも石野 貴之選手の地元・住之江競艇場でその走りが見られないことで、寂しさを感じるファンの多さから、石野 貴之選手の存在の大きさを感じました。

投稿されていた反応の一部を抜粋してご紹介します。

2024年度のSG競争・PG1競争の賞金

前述のとおり、賞金ランキングトップに名を連ねる選手のほとんどが、SG競争やPG1競争において優勝戦に駒を進めてきた選手たちでした。

年末のグランプリを目標に戦い続けてきた選手達にとって、開催年の1月1日からチャレンジカップ終了時点までにどれだけの賞金を獲得できるかはとても重要であり、避けては通れないポイントです。

獲得賞金ランキングの上位18位以内に入って、グランプリ本戦を戦い抜き、優出を果たすことができれば、その年のボートレーサーの頂点に立てるとともに賞金王とダブルの定款を手にすることになります。

もし、グランプリ制覇ができなかったとしても、優勝戦に出場できる6強まで勝ち進めば、翌年のSG競争の優先出場権を手に入れることができるのです。
それはすなわち、翌年のグランプリ本戦へつながる最短距離であり、優先切符といっても過言ではありません。

ボートレースの優勝賞金は2023年から2年連続で増額しており、ボートレースの売上額も順調な現在。
これらを踏まえたうえで、2024年のSG競争とPG1競争の賞金額を見返してみてはいかがでしょうか。

SG競争の賞金額

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SG競争獲得賞金額GRANDE5
ボートレースグランプリ1億1,000万円
グランプリシリーズ 2,000万円
ボートレースクラシック4,200万円
ボートレースダービー4,200万円
ボートレースオールスター4,200万円
ボートレースメモリアル4,200万円
グランドチャンピオン3,600万円
オーシャンカップ3,600万円
チャレンジカップ3,600万円


振興会会長賞メダル対象の「GRANDE5」では、ボートレースクラシックボートレースオールスターボートレースメモリアルボートレースダービーは4,200万円、「GRANDE5」以外のグランドチャンピオンオーシャンカップチャレンジカップでは3,600万円となっています。

SG競争における獲得賞金額で最も多額なのは、「GRANDE5」最終戦にあたるボートレースグランプリの1億1,000万円ですので、グランプリを制覇することができればSG競争で2大会を制する以上の賞金を一度で手にすることができるわけです。

SG競争(GRANDE5)で優出した際の賞金一覧

順位獲得賞金
優勝4,200万円
2着1,850万円
3着1,250万円
4着980万円
5着880万円
6着830万円

SG競争に選出された際の予選から優勝決定戦までの賞金一覧

順位予選準優勝戦優勝戦
1着21万円57万円4,200万円
2着17万円43万円1,850万円
3着13万円33万円1,250万円
4着11万円26万円980万円
5着10万円23万円880万円
6着9万円20万円830万円

【補足】GRANDE5とは?

ちなみにGRANDE5とは5つのSG競争をまとめた総称で、優勝戦3着以内の選手を対象に金(1着)・銀(2着)・銅(3着)のメダルが贈られる2014年に新設された制度です。
※ただし最も賞金額の高いグランプリのみ「プラチナ(1着)・金(2着)・銀(3着)」となる。

GRANDE5と呼ばれるSG競争は次のとおり

  • ボートレースクラシック
  • ボートレースオールスター
  • ボートレースメモリアル
  • ボートレースダービー
  • ボートレースグランプリ

GRANDE5で最初にすべてのレースで優勝した場合、グランドスラムを祝して『3億円相当のインゴット』が贈呈されます。

【参考情報】PG1競争の賞金額

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PG1競争獲得賞金額
クイーンズクライマックス1,700万円
BBCトーナメント1,300万円
マスターズチャンピオン1,300万円
ヤングダービー1,300万円
レディースチャンピオン1,300万円
スピードクイーンメモリアル ※2025年2月新設・初開催1,300万円

クイーンズクライマックスは1,700万円ヤングダービー・レディースチャンピオンは1,300万円となっています。

PG1競争における獲得賞金額で最も高額なのは、クイーンズクライマックスの1,700万円です。

ほかにも、BBCトーナメントとマスターズチャンピオンについては獲得賞金額が1,300万円と高額ですが、この賞金はすでに関 浩哉選手と菊地 孝平選手が獲得済み。

また、2025年2月に新設されることが決定した「スピードクイーンメモリアル」の優勝賞金1,300万円については、今回の選考期間外のため参考情報としてお考えください。

G1競争の賞金額

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PG1競争2024年
各場の周年記念1,200万円
高松宮記念1,100万円
ダイヤモンドカップ1,100万円
各場の地区選手権630万円

PG1競争まではいきませんが、G1競争の賞金も高額です。
特に各場の周年記念ならば1,200万円高松宮記念とダイヤモンドカップについては1,100万円の賞金を獲得できるのですから、獲得できればグランプリ/グランプリシリーズの出場権がぐっと近づくわけです。

最も賞金額の低い各場の地区選手権でも630万円ですから、賞金額の積み重ねとしては優秀な金額ですよね。

まとめ

ボートレーサーとファンにとって1年で最も熱い戦いである「ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)」の選考期間が終わり、ついに出そろった2024年の“超頂点”を競う精鋭たち。

2024年も残りわずかとなり、師走の足跡とともに近づいてきた年末の「第39回 グランプリ(賞金王決定戦)」の足音にそわそわするボートレースファンも少なくはないのでしょうか。

1年近い選考期間とラストスパートの正念場を戦い抜き、「競艇界のナンバーワンレーサー」の座をかけて争う大一番に向けて、これから選手たちの緊張や熱量もマックスになっていくでしょう。

2023年のグランプリ覇者・石野 貴之選手は膝の状態悪化の影響で長期の欠場を示唆していることから、残念ながらグランプリ連覇の道は途絶えてしまいましたが、虎視眈々と初制覇・タイトル奪還を狙う選手たちの戦いはさらに熾烈を極めていくことが予想されます。

直近のチャレンジカップのように、どのような展開が待っているのかわからないボートレース1年の集大成。

グランプリ本戦への出場権獲得の話題にすら上がってなかった河合 祐樹選手は、チャレンジカップ予選から師弟でトップを走り続け、その結果として優勝戦に師弟揃って進出。
そして、そのドラマチックな流れから“競艇界のニュースター誕生”を予感させるような劇的勝利。

ここ一番での勝負強さをみせて今回のランキングでは45位から一気に13位までジャンプアップするとともに、オールスターで魅せた定松 勇樹選手とともに若手の台頭を予感させてくれるような2024年のSG戦線でした。

さらに、2024年のSG競争ではまだダービーで1度しか優出できず、未だに本来の調子が発揮しきれていない印象の峰 竜太選手もここ一番での爆発力とスター性は健在。
「ボートレース界きっての千両役者がこのままで終わるはずがない」と期待する気持ちもあり、2023年の2億円レーサーの輝く舞台は年末のゴールデンステージなのでしょうか⁉

2024年の全ボートレーサーの“頂点”に立ち、ゴールデンヘルメットを載冠するのが誰になるのかは、まだ誰にも予想がつきません。

2024年も12月17日~22日にボートレースのメッカ(=聖地)・住之江競艇場で開催されるファン大注目のグランプリ。
この期間に向けて早めのスケジュール調整をしつつ、ますます厳しくなる寒さに反してさらに過熱を極める師走の戦いから目が離せません!

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