グランプリ終了時点での選手獲得賞金ランキングベスト100が発表される!グランプリの高額賞金を獲得した選手が軒並みランクアップ⁉【2024年12月23日発表】

2024年12月23日、一般財団法人 BOAT RACE振興会は公式サイト内でボートレースグランプリ(グランプリシリーズを含む)終了時点(2024年1月1日~12月22日まで)での「選手獲得賞金ランキング ベスト100」を発表しました。

2024年12月23日、BOAT RACE公式サイトを運営する“一般財団法人 BOAT RACE振興会”は公式サイト内で「選手獲得賞金ランキング ベスト100(集計期間:2024年1月1日から2024年12月22日)」を発表しました。

この発表については、2024年12月17日~22日まで住之江競艇場で開催された「第39回 ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズ」での獲得賞金額を加算したのものであり、2024年が残り1週間となった時点でのおおまかな年間獲得賞金額を知るための重要情報とされます。

そのため、グランプリ出場を果たせた選手にとっても、惜しくも出場権に手が届かなかった選手をはじめ、推しの選手が2024年にどれほどの賞金を手にできたのかが気になるファンにとっても大事な発表とあって、かなり気になるニュースだと言えるでしょう。

ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズへの出場権は、成績対象期間内(1月1日からチャレンジカップ最終日まで)における獲得賞金ランク上位60名を全登録選手から選抜し、上位18位までの選手をグランプリ19位~60位の42人をシリーズ戦へ選出したため、グランプリ終了時点での獲得賞金額およびランキングの順位変動は要チェック項目であり、2024年の総決算を目前とした重要ニュースなのです。
※グランプリおよびグランプリシリーズでは12月17日~22日まで住之江競艇場で開催し、グランプリ本戦では群馬支部の毒島 誠選手(4238)がグランプリ初制覇、シリーズ戦では前田 将太選手が優勝にしてSG初優勝果たしています。

ここでは、今回発表された最新の「選手獲得賞金ランキング ベスト100」をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

選手獲得賞金ランキング ベスト100(12月22日時点)

今回発表された「選手獲得賞金ランキング ベスト100」にはどのような選手が名を連ねているのでしょうか?

早速、発表されたランキングを見ていきましょう。

選手獲得賞金ランキング ベスト100
(集計期間:2024年1月1日から2024年12月22日)

スクロールできます
順位推移・11/24付順位登番選手名支部獲得賞金額概要
1(2)4238毒島   誠群 馬¥246,363,033クラシック優勝
オールスター4着
ダービー3着
グランプリ優勝
2(1)4262馬場  貴也滋 賀¥177,745,833BBCトーナメント5着
オールスター2着
メモリアル優勝
ダービー6着
グランプリ5着
3(3)4444桐生  順平埼 玉¥171,578,333クラシック4着
メモリアル3着
ダービー優勝
グランプリ2着
4(4)4418茅原  悠紀岡 山¥146,108,333BBCトーナメント2着
オーシャンカップ優勝
グランプリ3着
5(6)3941池田  浩二愛 知¥128,654,000グランドチャンピオン3着
メモリアル6着
チャレンジカップ4着
グランプリ6着
6(12)4851関   浩哉群 馬¥124,416,760BBCトーナメント優勝
ダービー5着
ヤングダービー優勝
グランプリ4着
7(5)4320峰   竜太佐 賀¥119,902,333ダービー4着
8(11)5121定松  勇樹佐 賀¥119,637,000オールスター優勝
9(7)3960菊地  孝平静 岡¥112,403,000マスターズチャンピオン優勝
オーシャンカップ6着
10(8)4337平本  真之愛 知¥109,928,466BBCトーナメント4着
クラシック2着
グランドチャンピオン4着
メモリアル2着
11(10)4362土屋  智則群 馬¥108,112,333グランドチャンピオン優勝
チャレンジカップ3着
12(13)4494河合  佑樹静 岡¥104,257,000チャレンジカップ優勝
13(9)4445宮地  元輝佐 賀¥100,842,333オールスター6着
グランドチャンピオン2着
14(17)3783瓜生  正義福 岡¥93,342,999
15(24)4504前田  将太福 岡¥93,199,333グランプリシリーズ優勝
16(15)4371西山  貴浩福 岡¥92,818,333グランプリシリーズ3着
17(16)4573佐藤   翼埼 玉¥91,122,000ダービー2着
チャレンジカップ5着
グランプリシリーズ4着
18(14)3415松井   繁大 阪¥87,705,000BBCトーナメント3着
マスターズチャンピオン6着
19(19)4205山口   剛広 島¥87,399,333オーシャンカップ2着
グランプリシリーズ2着
20(18)4719上條  暢嵩大 阪¥84,920,000グランドチャンピオン5着
21(21)3492寺田   祥山 口¥72,987,533マスターズチャンピオン3着
チャレンジカップ2着
22(22)4030森高  一真香 川¥72,440,266オールスター3着
23(20)4686丸野  一樹滋 賀¥72,009,833
24(25)4459片岡  雅裕香 川¥70,281,666メモリアル4着
25(33)4503上野 真之介佐 賀¥69,690,666
26(23)3854吉川  元浩兵 庫¥69,275,666マスターズチャンピオン5着
27(28)4350篠崎  元志福 岡¥67,787,532
28(26)4166吉田  拡郎岡 山¥66,277,733
29(29)4524深谷  知博静 岡¥65,747,000
30(27)4685島村  隆幸徳 島¥65,139,000
31(36)3978齊藤   仁東 京¥63,393,070オーシャンカップ5着
グランプリシリーズ5着
32(30)3897白井  英治山 口¥63,212,500
33(32)4586磯部   誠愛 知¥62,322,333オーシャンカップ4着
34(34)4502遠藤  エミ滋 賀¥61,952,000レディースチャンピオン優勝
35(31)4932新開   航福 岡¥61,672,000
36(41)3959坪井  康晴静 岡¥60,245,000チャレンジカップ優出
※優勝戦で不完走失格
グランプリシリーズ6着
37(37)4760山崎   郡大 阪¥58,123,866
38(35)4939宮之原 輝紀東 京¥57,543,466クラシック3着
39(46)4914吉田  裕平愛 知¥56,682,000
40(39)3716石渡  鉄兵東 京¥56,666,006
41(43)4397西村  拓也大 阪¥56,436,000グランドチャンピオン6着
42(42)3946赤岩  善生愛 知¥55,812,519マスターズチャンピオン2着
43(44)3590濱野谷 憲吾東 京¥55,662,866
44(38)4787椎名   豊群 馬¥55,568,000オーシャンカップ3着
45(40)4044湯川  浩司大 阪¥54,873,500
46(49)4013中島  孝平福 井¥54,282,426
47(47)4024井口  佳典三 重¥51,979,333
48(48)4364池永   太福 岡¥51,696,000
49(53)4500山田  康二佐 賀¥51,099,866
50(45)4168石野  貴之大 阪¥50,949,466BBCトーナメント6着
メモリアル5着
51(50)4266長田  頼宗東 京¥50,720,500
52(51)4208三浦  永理静 岡¥50,687,000レディースチャンピオン優勝
53(58)4762藤原 啓史郎岡 山¥49,031,000
54(100位圏外)4415下出  卓矢福 井¥48,901,026
55(52)4547中田  竜太埼 玉¥48,757,000
56(61)4848仲谷  颯仁福 岡¥48,203,932
57(62)4324海野 康志郎山 口¥48,201,333
58(57)4856豊田 健士郎三 重¥48,103,000
59(54)3779原田  幸哉長 崎¥47,950,333
60(63)4344新田  雄史三 重¥47,260,000
おなご

獲得賞金ランキング60位以降についてはこちらをご覧ください。

60位以降の獲得賞金ランキング

獲得賞金ランキング60位以降は次のようになっています。

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順位推移・11/24付順位登番選手名支部獲得賞金額
61(56)4361柳生  泰二山 口¥47,218,999
62(67)5084末永  和也佐 賀¥47,023,000
63(55)4497桑原   悠長 崎¥46,585,466
64(59)4290稲田  浩二兵 庫¥46,370,418
65(64)4847佐藤 隆太郎東 京¥45,802,666
66(65)4398船岡 洋一郎広 島¥45,714,000
67(60)3952中澤  和志埼 玉¥45,697,533
68(100位圏外)4682大上  卓人広 島¥45,180,000
69(72)4757山田  祐也徳 島¥45,153,266
70(73)4959井上  忠政大 阪¥44,840,919
71(69)3918深井  利寿滋 賀¥44,608,520
72(75)4342谷野  錬志静 岡¥44,577,000
73(71)3780魚谷  智之兵 庫¥44,360,000
74(74)4074柳沢   一愛 知¥44,357,466
75(89)4739中村  晃朋香 川¥44,286,315
76(84)4566塩田  北斗福 岡¥44,249,932
77(66)4084杉山  正樹愛 知¥44,177,000
78(100位圏外)3737上平  真二広 島¥44,039,793
79(76)4794和田  拓也兵 庫¥43,689,093
80(70)4546浜田 亜理沙埼 玉¥43,458,166
81(80)4061萩原  秀人福 井¥43,175,426
82(86)4477篠崎  仁志福 岡¥42,946,000
83(93)4095福来   剛東 京¥42,836,491
84(85)4028田村  隆信徳 島¥42,723,000
85(94)4278藤岡  俊介兵 庫¥42,529,666
86(68)3744徳増  秀樹静 岡¥42,367,333
87(79)4236松村   敏福 岡¥42,335,500
88(81)4831羽野  直也福 岡¥42,194,333
89(100位圏外)4256渡辺  浩司福 岡¥42,083,123
90(83)4075中野  次郎東 京¥42,074,799
91(82)3721守田  俊介滋 賀¥42,026,733
92(77)3874山本  寛久岡 山¥41,975,454
93(100位圏外)4174赤坂  俊輔長 崎¥41,683,093
94(88)4545岡村  慶太福 岡¥41,532,484
95(100位圏外)4528黒井  達矢埼 玉¥41,322,886
96(96)4391松田  祐季福 井¥41,200,625
97(78)4352下條 雄太郎長 崎¥41,062,000
98(92)3623深川  真二佐 賀¥40,767,333
99(100位圏外)4188久田  敏之群 馬¥40,725,000
100(100位圏外)4042丸岡  正典大 阪¥40,641,000

これまでのSG競争・PG1競争の優勝者

「選手獲得賞金ランキング」の結果から、ランキングのトップ4はSG覇者となった選手たちが独占していることがわかりました。

またランキング上位に名を連ねた選手のほとんどは、SG競争あるいはPG1競争で優出していること、もしくはG1競争の優勝および優出選手です。

出典:BOAT RACE公式サイト

わかりやすくするために、2024年に開催されたSG競争・PG1競争の優勝選手をまとめました。
こうしてみると、グレードレースでの成績が選手獲得賞金ランキングの順位に直結することがわかりますね。

SG競争

2024年における、SG競争の優勝選手は次のとおりです。

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グレードタイトル優勝選手名順位獲得賞金額
SG第59回 ボートレースクラシック毒島   誠1位246,363,033円
SG第51回 ボートレースオールスター定松  勇樹8位119,637,000円
SG第34回 グランドチャンピオン土屋  智則11位108,112,333円
SG第29回 オーシャンカップ茅原  悠紀4位146,108,333円
SG第70回 ボートレースメモリアル馬場  貴也2位177,745,833円
SG第71回 ボートレースダービー桐生  順平3位171,578,333円
SG第27回 チャレンジカップ河合  祐樹12位104,257,000円
SG第39回 ボートレースグランプリ毒島   誠1位246,363,033円
SG第39回 ボートレースグランプリ【シリーズ】前田  将太15位93,199,333円

PG1競争

2024年における、プレミアムG1競争の優勝選手は次のとおりです。

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グレードタイトル優勝選手名順位獲得賞金額
PG1第5回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BBC)関   浩哉6位124,416,760円
PG1第1回 スピードクイーンメモリアル ※2025年2より新設
PG1第25回 マスターズチャンピオン菊地  孝平9位112,403,000円
PG1第38回 レディースチャンピオン遠藤  エミ34位61,952,000円
PG1第11回 ヤングダービー関   浩哉6位124,416,760円
PG1第13回 クイーンズクライマックス遠藤  エミ34位61,952,000円

グランプリで優出を果たした選手が軒並みランクアップ!

今回発表された獲得賞金ランキングのトップ6に名を連ねた選手は全員、2024年12月17日~22日まで住之江競艇場で開催された「第39回 ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)」で優勝戦に駒を進めたメンバーでした。

ボートレースグランプリ優出メンバーの順位変動

ここでは、ボートレースグランプリ優勝戦に出場したメンバーの順位変動にフォーカスしてみましょう。

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獲得賞金ランキング登録番号選手名支部グランプリ着順11/24付順位からの推移12/22までの獲得賞金額概要
14238毒島   誠群 馬優勝(2)246,363,033円クラシック優勝
オールスター4着
ダービー3着
24262馬場  貴也滋 賀5着(1)177,745,833円BBCトーナメント5着
オールスター2着
メモリアル優勝
ダービー6着
34444桐生  順平埼 玉2着(3)171,578,333円クラシック4着
メモリアル3着
ダービー優勝
44418茅原  悠紀岡 山3着(4)146,108,333円BBCトーナメント2着
オーシャンカップ優勝
53941池田  浩二愛 知6着(6)128,654,000円グランドチャンピオン3着
メモリアル6着
チャレンジカップ4着
64851関   浩哉群 馬4着(12)124,416,760円BBCトーナメント優勝
ダービー5着
ヤングダービー優勝
74320峰   竜太佐 賀(5)119,902,333円ダービー4着

見事に獲得賞金ランキングのトップ6に入ったのが「ボートレースグランプリ優出メンバー」であることがわかるはずです。

もちろん、全員が2024年のSG競争で何度も優出をしている常連メンバーであることは言うまでもありませんが、グランプリ開幕前まで5位にランクインしていた峰 竜太選手が一気に7位まで順位を落としています。

峰 竜太選手については、2024年のSG競争においてボートレースダービーでの優出歴が1回のみ。
しかも、4着という戦績でありながら、それでも獲得賞金額が1億円を越えているというのは驚異的。

さらに言うと、ランキング上位10名の選手で見ても、SG競争の優勝歴がなく、優出歴がたった1度という選手は峰 竜太選手ただ一人ということからも、グレードを問わず、安定して勝ち星を獲得できる実力こそが峰 竜太選手が7位にランクインできた要因だと言えるでしょう。

もしも、今年のSG競争で複数回の優出、もしくはSG優勝を果たしていたら、グランプリで優出していなかったとしてもトップ5にランクインしていた可能性は十分に考えられます。

グランプリ優出こそが賞金ランキングトップ5に入るカギ⁉

前述したように、ボートレースグランプリの優出メンバーが獲得賞金ランキングでも軒並み上位にランクアップした理由について考えていきたいと思います。

率直に述べますと、その理由は『ボートレースグランプリの優勝戦の賞金額が破格』であることです。
そもそもボートレースグランプリを制覇すれば、1億1,000万円もの賞金が獲得できるわけで、この金額は今回発表された獲得賞金ランキング10位の平本 真之選手の109,928,466円よりも高額。
これまでグランプリ本戦にギリギリ滑り込むだけの賞金額だった選手でも、グランプリを制覇すれば、それすなわち賞金王
1年間の最多獲得賞金選手になる最短ルートは“グランプリを制すること”ただそれだけなのです。

さらに、ボートレースグランプリ優勝戦で2着でも獲得できる賞金4,700万円は、「GRANDE5の優勝賞金よりも高いうえに、完走さえすれば最低でも2,000万円がこれまでの獲得賞金額に加算できると考えれば、ボートレースグランプリの優出メンバーがランキングトップ6に名を連ねた理由がわかりますよね。

着順優勝賞金
1着1億1,000万円
2着4,700万円
3着3,300万円
4着2,400万円
5着2,200万円
6着2,000万円

「第39回 ボートレースグランプリ」の優勝賞金1億1,000万円を手にしたのは⁉

2024年12月17日~22日まで住之江競艇場で開催された「第39回 ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)」を制したのは、群馬支部所属・92期の毒島 誠選手でした。

ボートレースグランプリには通算11回目の出場で、いままで6回の優出を果たすも最高位は2015年と2018年の2着。
掴めそうで掴めなかったグランプリ制覇の悲願をついに果たしたことで、チャレンジカップ終了時には126,213,033円で2位だった獲得賞金ランキングも、一気に2倍近い獲得賞金額である246,363,033円となり、賞金ランキングは堂々の首位にジャンプアップ
2024年の「最多賞金獲得選手」の座を確実なものとしました

出典:BOAT RACE公式サイト

関 浩哉選手がランキング12位→6位にジャンプアップ

前述のとおり、関 浩哉選手のボートレースグランプリ優出、さらには4着になったことによって獲得賞金ランキング上位にも大きな順位変動が生じました。

チャレンジカップ終了時点ではグランプリ本戦への出場も確実にできていないようなランキング順位だった関 浩哉選手でしたが、このグランプリ優勝戦出場と4着獲得によって2,400万円もの賞金を手にしたことで、獲得賞金額を急増させることに成功し、賞金ランキングトップ6にジャンプアップを果たしました。

関 浩哉選手はこれまで2022年と2023年にグランプリシリーズ出場とSG初優出を達成した経験はあるものの、グランプリ本前への出場は選手生活初のできごとで、さらにグランプリ本戦で優出まで果たす快進撃にはボートレースファンの多くが熱くなったことでしょう。

2023年末からめきめきと実力をつけて、SG常連になりつつある勢いそのままに、2025年は一気に才能を開花させてSG初制覇を果たすのか?
是非とも2025年もその活躍に注目してほしい選手の一人です。

【ボートレース】住之江GPで大奮闘した関浩哉「楽しかった。また行けるように頑張ります」/桐生

【ボートレース】住之江GPで大奮闘した関浩哉「楽しかった。また行けるように頑張ります」/桐生

2024/12/30(月) 20:05配信

GPジャンパーを身にまとい貫禄が出てきた関浩哉(Nikkan Sports News.)

<桐生ボート>◇前検日◇30日
 住之江SGグランプリは毒島誠(40=群馬)の初戴冠となったが、ファイナリストに名を連ねた関浩哉(30=群馬)も優出4着と見せ場は十分作った。
 「グランプリは楽しかったですよ。また行けるように頑張ります。前検は新ペラのままでも乗り心地が良かったし、起こしや伸びも普通。ちょっと気になるところはありますが、この乗り心地を大事にしたい」。生命線の操縦性は合格点を付け、次世代を担うエースの存在感も出てきた。初日8Rは5枠、後半12Rのドリーム戦は2枠から、機敏なハンドルワークを繰り出す。

引用元:【ボートレース】住之江GPで大奮闘した関浩哉「楽しかった。また行けるように頑張ります」/桐生(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

前田 将太選手がランキング24位→15位にジャンプアップ

2025年のSG戦線で注目してほしい選手の一人といえば、前田 将太選手がその筆頭です。
直近のグランプリシリーズで2度目の優出にしてSG初制覇を果たすと、福岡支部の先輩・西山 貴浩選手との3連対で本場を沸かせ、その活躍をボートレースファンの目に焼き付けました

2012年のボートレースメモリアルでSG初出走を飾ってからというもの、SG競争ではこれまで49回出場して通算7優出、しかも最高順位は2023年の住之江グランプリシリーズの3着でしたが、今回のグランプリシリーズで満を持してのSG初タイトル獲得
しっかりと実力を培って、選手層の熱い福岡支部でも代表選手と言える存在になりつつあるでしょう。

2024年のSG競争ではかなりの頻度で準優勝戦に進出するなど、戦績も好調だったことから「もしかしたら…この勢いに乗って…2025年は新たなタイトル獲得?」なんて可能性も十分感じささせてくれます。

「福岡支部のスターは西山 貴浩と羽野 直也だけじゃない!」と名乗りを上げるべく、2025年は“グランプリ本戦出場”を目指して、前田 将太選手が突き進みます!

【グランプリシリーズ】デビュー16年目の前田将太が悲願のSG初制覇/ボートレース

【グランプリシリーズ】デビュー16年目の前田将太が悲願のSG初制覇/ボートレース

2024/12/22 21:40

悲願の初SG制覇を果たした前田将太

 ついにこのときがきた。デビューから16年。地道に努力を積み上げてきた前田が、7回目のSG優出で優勝。コンマ09の速攻戦で外勢を封じ、王道のVロードを駆け抜けた。

「緊張はしなかった。いつもの優勝戦の感じでいけた」

今回の優勝で、来年3月に地元・若松で開催されるSGクラシックの出場権も獲得した。「SGウイナーとかは重要視していない。それ(権利獲得)が一番うれしい」と素直に喜びを口にした。

11月の下関SGチャレンジカップを同期の河合佑樹が制したことも、大きな刺激になっていたことは言うまでもない。

「常にグランプリ(出場権)の18位以内に入りたい」

次なる目標は地元でのSG制覇、そしてその先にはグランプリ出場、黄金ヘル戴冠まで見据える。2025年の主役を演じるべく、新たな道のりが始まる。

■前田将太(まえだ・しょうた) 1988(昭和63)年3月23日生まれ、36歳。福岡県出身。福岡支部。2008年5月に102期生として芦屋でデビュー。同期には河合佑樹、遠藤エミ、上野真之介らがいる。SGは12年8月の桐生メモリアルで初出場、15年7月の三国オーシャンカップで初優出(5着)。グランプリシリーズは3年連続8回目の出場。7回目のSG優出で初優勝を飾った。兄は96期の健太郎。家族は父と母。通算47V(うちGⅠ2V)。168センチ。血液型A。

【われ敗れたり】

2着・山口「ピット離れはギリギリ。1マークは(前田)将太が完璧。来年につながるレースはできた」

3着・西山「足は今節で一番よかった。来年はベスト6(2nd)を目指して頑張っていきます」

4着・佐藤翼「残念でしたね。仕上がりはまずまずだったけど、バチッとは合わせられなかった」

5着・斉藤「スタートは合っていると思ったし仕方ない。道中の走り方と走る位置がよくなかった」

6着・坪井「展開がなかったし起こしでも鳴いてしまった。6着だったけど、ゴールできてよかった」

引用元:【グランプリシリーズ】デビュー16年目の前田将太が悲願のSG初制覇/ボートレース – サンスポZBAT!

グランプリ選出除外による獲得賞金ランキング上位選手の順位変動

グランプリ/グランプリシリーズは獲得できる賞金もほかのレースと違って高額なこともあり、獲得賞金額が伸び悩んでいる選手にとっては、大きな賞金額を積み上げてランキング順位を一つでも上げていきたい選手にとって、まさに勝負がけの大会となりました。

そう考えた時に重要となってくるのが、獲得賞金が特に高額なグランプリ本戦とシリーズ戦の出場権を獲得できるかです。
グランプリ選考期間における最終決戦の「チャレンジカップ」を終了した2024年11月24日時点で、ランキング60位以内に名を連ねながらも、7名の選手がボートレースグランプリ(シリーズ戦を含む)選出除外となっていました。

チャレンジカップが終了した11月24日時点での獲得賞金ランキング順位と、グランプリ終了後の12月22日時点でどれくらい順位変動があったのかをまとめてみました。

  • 【スタート事故】
    吉川  元浩選手(賞金ランキング:23位→26位)
    白井  英治選手(賞金ランキング:30位→32位)
    椎名  豊 選手(賞金ランキング:38位→44位)
    湯川  浩司選手(賞金ランキング:40位→45位)
    杉山  正樹選手(賞金ランキング:66位→77位)
  • 【家事都合等(私傷病など)】
    石野  貴之選手(賞金ランキング:45位→50位)
    中澤  和志選手(賞金ランキング:60位→67位)

ここに名前が挙がっているのはグランプリシリーズ戦への出場権を獲得できたであろう選手たちです。

しかし、スタート事故や家事都合・私傷病等による出場辞退期間であるため、グランプリシリーズ戦への出場はできず、全員順位を落としていることがわかります。

チャレンジカップ終了時点での獲得賞金ランキングで18位以内に入るか、19位以下となるかでグランプリ本戦に出場できるか、シリーズ戦にまわるかと同じように、出場の可否によって獲得賞金額には大きな違いが出るのです。

2024年度のSG競争・PG1競争の賞金

前述のとおり、賞金ランキングトップに名を連ねる選手のほとんどが、SG競争やPG1競争において優勝戦に駒を進めてきた選手たちでした。

年末のグランプリを目標に戦い続けてきた選手達にとって、開催年の1月1日からチャレンジカップ終了時点までにどれだけの賞金を獲得できるかはとても重要であり、避けては通れないポイントでした。

獲得賞金ランキングの上位18位以内に入って、グランプリ本戦を戦い抜き、1着の座を射止めることができれば、その年のボートレーサーの頂点に立てるとともに賞金王とダブルの栄冠を手にすることになります。

もし、グランプリ制覇ができなかったとしても、優勝戦に出場できる6強まで勝ち進めば、翌年のSG競争の優先出場権を手に入れることができるのです。
それはすなわち、翌年のグランプリ本戦へつながる最短距離であり、特急切符といっても過言ではありません。

ボートレースの優勝賞金は2023年から2年連続で増額しており、ボートレースの売上額も順調な現在。
これらを踏まえたうえで、2024年のSG競争とPG1競争の賞金額を見返してみてはいかがでしょうか。

SG競争の賞金額

2024年における、SG競争の優勝賞金額は次のとおりです。

スクロールできます
SG競争獲得賞金額GRANDE5
ボートレースグランプリ1億1,000万円
グランプリシリーズ 2,000万円
ボートレースクラシック4,200万円
ボートレースダービー4,200万円
ボートレースオールスター4,200万円
ボートレースメモリアル4,200万円
グランドチャンピオン3,600万円
オーシャンカップ3,600万円
チャレンジカップ3,600万円


振興会会長賞メダル対象の「GRANDE5」では、ボートレースクラシックボートレースオールスターボートレースメモリアルボートレースダービーは4,200万円、「GRANDE5」以外のグランドチャンピオンオーシャンカップチャレンジカップでは3,600万円となっています。

SG競争における獲得賞金額で最も多額なのは、「GRANDE5」最終戦にあたるボートレースグランプリの1億1,000万円ですので、グランプリを制覇することができればSG競争で2大会を制する以上の賞金を一度で手にすることができるわけです。

ボートレースグランプリで優出した際の賞金一覧

2024年における、ボートレースグランプリで優出した際の賞金一覧は次のとおりです。

着順優勝賞金
1着1億1,000万円
2着4,700万円
3着3,300万円
4着2,400万円
5着2,200万円
6着2,000万円

SG競争(GRANDE5)で優出した際の賞金一覧

2024年における、SG競争(GRANDE5)で優出した際の賞金一覧は次のとおりです。

順位獲得賞金
優勝4,200万円
2着1,850万円
3着1,250万円
4着980万円
5着880万円
6着830万円

SG競争に選出された際の予選から優勝決定戦までの賞金一覧

2024年における、SG競争に選出された際の予選から優勝決定戦までの賞金一覧は次のとおりです。

順位予選準優勝戦優勝戦
1着21万円57万円4,200万円
2着17万円43万円1,850万円
3着13万円33万円1,250万円
4着11万円26万円980万円
5着10万円23万円880万円
6着9万円20万円830万円

【補足】GRANDE5とは?

ちなみにGRANDE5とは5つのSG競争をまとめた総称で、優勝戦3着以内の選手を対象に金(1着)・銀(2着)・銅(3着)のメダルが贈られる2014年に新設された制度です。
※ただし最も賞金額の高いグランプリのみ「プラチナ(1着)・金(2着)・銀(3着)」となる。

GRANDE5と呼ばれるSG競争は次のとおり

  • ボートレースクラシック
  • ボートレースオールスター
  • ボートレースメモリアル
  • ボートレースダービー
  • ボートレースグランプリ

GRANDE5で最初にすべてのレースで優勝した場合、グランドスラムを祝して『3億円相当のインゴット』が贈呈されます。

2025年1月現在、“GRANDE5”の獲得メダル数1位は毒島 誠選手の4つ。
それに続くのが、石野 貴之選手・峰 竜太選手・桐生 順平選手の獲得数3つです。

【参考情報】PG1競争の賞金額

2024年における、プレミアムG1競争の優勝賞金額は次のとおりです。

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PG1競争獲得賞金額
クイーンズクライマックス1,700万円
BBCトーナメント1,300万円
マスターズチャンピオン1,300万円
ヤングダービー1,300万円
レディースチャンピオン1,300万円
スピードクイーンメモリアル ※2025年2月新設・初開催1,300万円

クイーンズクライマックスは1,700万円ヤングダービー・レディースチャンピオンは1,300万円となっています。

PG1競争における獲得賞金額で最も高額なのは、クイーンズクライマックスの1,700万円です。

ほかにも、BBCトーナメントとマスターズチャンピオンについては獲得賞金額が1,300万円と高額ですが、この賞金はすでに関 浩哉選手と菊地 孝平選手が獲得済み。

また、2025年2月に新設されることが決定した「スピードクイーンメモリアル」の優勝賞金1,300万円については、今回の選考期間外のため参考情報としてお考えください。

G1競争の賞金額

2024年における、G1競争の優勝賞金額は次のとおりです。

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PG1競争2024年
各場の周年記念1,200万円
高松宮記念1,100万円
ダイヤモンドカップ1,100万円
各場の地区選手権630万円

PG1競争まではいきませんが、G1競争の賞金も高額です。
特に各場の周年記念ならば1,200万円高松宮記念とダイヤモンドカップについては1,100万円の賞金を獲得できるのですから、獲得できればグランプリ/グランプリシリーズの出場権がぐっと近づくわけです。

最も賞金額の低い各場の地区選手権でも630万円ですから、賞金額の積み重ねとしては優秀な金額ですよね。

まとめ

ボートレーサーとファンにとって1年で最も熱い戦いである「ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)」が終幕し、ついに年末のビッグレースは“クイーンズクライマックス”を残すのみとなりました。

2024年も残りわずかとなり、2025年の足音とともに近づいてきた人気と実力両方を兼ね備えた女子レーサーの祭典「第13回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」の開幕カウントダウンに胸躍るボートレースファンも少なくはないはずです。

1年にも及ぶ緊張の中で、トップレベルの熱い戦いを走り抜いて、ついに「競艇界のナンバーワンレーサー」の称号をついに手にした毒島 誠選手
これだけの大盛況でビッグタイトルが開催されていれば、2025年もボートレースに注がれる熱量は冷めることはないでしょう。

2023年のグランプリ覇者・石野 貴之選手が今秋から膝の状態悪化の影響で長期の欠場を示唆したことから、残念ながらグランプリ連覇の道は途絶えてしまいましたが、少しでも早くケガの症状が快方に向かって、あの走りをまた本場で見られる日を楽しみに、復帰を待ちたいですね。

直近のチャレンジカップのように、どのような展開が待っているのかわからないボートレース。

2024年のSG競争ではダービーで1度しか優出できず、本来の調子を発揮しきれなかった印象の峰 竜太選手が2025年こそ復活のSGタイトル奪還をしてくれるかに期待が高まります。
「ボートレース界きっての千両役者がここ一番での爆発力とスター性」を見せつけて、2023年以来の2億円レーサーに返り咲くのが楽しみでなりません。

ボートレースファンにとって、注目のタイトルが目白押しの2025年冬。
年明け直後の1月はトーナメント戦のスリルに手に汗握る「BBCトーナメント」からはじまり、2月には初開催となる女子選手による最速女王をかけた「スピードクイーンメモリアル」、3月も若松競艇場で3年10か月ぶりに開催される「SG・ボートレースクラシック」まで、毎月ビッグタイトルが続きますので、楽しみがいっぱいで休む暇はありませんね。

この期間に向けて早めのスケジュール調整をしつつ、まだまだ衰える気配のない最強寒波に負けないように、ぜひ時間ができたら本場へ足を運んでレースの熱気を感じつつ、レーサー達を応援しましょう!

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