年間で6回開催されるPG1(プレミアムグレード1)競走のなかでも、基本的に1シリーズを6日間の得点率で競う他のSG・G1競争と違い、4日間の勝ち上がりのトーナメント形式という、一発勝負の短期決戦が行われるため、普段とは一味違うレースが魅力となっているのが「ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走(BOAT RACE BATTLE CHAMPION TOURNAMENT)」です。
※略称をBBCトーナメント(BBC TOURNAMENT)といいます。
ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走は2019年に新設された、スピードクイーンメモリアルに次いで2番目に新しいプレミアムG1競争です。
2019年12月の第1回大会から2021年の第3回大会まではチャレンジカップ終了後の12月上旬に開催されていましたが、2023年の第4回大会からはグランプリ後の年明け1月下旬に開催時期が変更され、前年のSG・PG1競走における優勝者が主に出場するレースです。
※名称が長いため、以降は略称のBBCトーナメントとさせていただきます。
1年に6回開催される、ボートレースのPG1(プレミアムグレード1)競走の1つにカウントされるため、2024年の売上高は4日間で105億7500万1900円(前年比+57.3%)という、6日間開催のグレードレースにも引けを取らない大盛況のビッグレース。
ボートレースでは、2025年2月に初開催を迎える「スピードクイーンメモリアル」に次いで、2番目に新しい大会で、毎年10月上旬に開催される「ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント(正式名称:ファン感謝3days)」に続くトーナメント形式を採用した前戦必勝の短期決戦という特徴を持ちます。
※もともとは「ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント」は毎年1月中旬に開催していましたが、BBCトーナメントの新設により、2022年から開催時期を10月上旬に変更しています。
本記事では、ボートレースファンなら絶対に外せない、トーナメント戦の最高峰・ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走の出場条件や選出方法、レースの流れや優勝賞金、過去の優勝選手などについて解説するとともに、2025年に開催される「第6回 BBCトーナメント」についても紹介していきます。
- ボートレースバトルチャンピオントーナメントはどんなレース?
- 出場条件は?
- 初日〜最終日までの勝ち上がり式トーナメントの流れ
- ボートレースバトルチャンピオントーナメントの優勝賞金は1,300万円
- 【2025年】ボートレースバトルチャンピオントーナメントの最新情報

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BBCトーナメントってどんなレース?
ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走(略称:BBCトーナメント)は2019年に新設された、スピードクイーンメモリアルに次いで2番目に新しいプレミアムG1競争です。
2019年12月の第1回大会から2021年の第3回大会まではチャレンジカップ終了後の12月上旬に開催されていましたが、2023年の第4回大会からはグランプリ後の年明け1月下旬に開催時期が変更され、前年のSG・プレミアムG1競走における優勝者が主に出場するレースです。
※名称が長いため、以降は略称のBBCトーナメントとさせていただきます。
基本的に1シリーズを6日間の得点率で競うほかのSG競走やG1競争と違い、4日間の勝ち上がりのトーナメント形式という、1度でも4位以下になってしまえば優勝への道が絶たれてしまう、一発勝負の厳しい短期決戦が行われることが魅力で、ボートレースファンからは「普段とは一味違うレースが楽しめる」と人気を集めています。
出場選手の成績対象期間は、開催前年の1月1日~10月31日までの10か月間。
※ただし優先出場選手については、開催前年の1月1日~12月31日までのSG・プレミアムG1優勝者から選出される。
優先出場権は、前年度のBBCトーナメント優勝者のほか、SG競争(9大会)・プレミアムG1競争(BBCトーナメントを除く5大会)・G2競走(3大会)・ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメントの優勝者に与えられます。
残りの出場枠を手にできるのは、SG・プレミアムG1における選出上位15名のうち、開催前年1月1日~10月31日までの勝率上位選手です。
※ここで対象となるのは、クラシック・オールスター・グランドチャンピオン・オーシャンカップ・メモリアル・ダービー・スピードクイーンメモリアル・マスターズチャンピオン・レディースチャンピオン・ヤングダービーの10タイトルです。
つまり、上位のグレードレースでタイトルを獲得するか、高い勝率を残さないと選出されない厳しい出場条件が存在します。
また、BBCトーナメント競走は2019年度に新設されて、2019年12月の第1回大会から2021年の第3回大会までは12月上旬に開催されていましたが、2023年の第4回大会からは開催時期を毎年1月下旬に変更して、開催地は持ち回りで毎回変わります。
※もともとは「ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント」が毎年1月中旬に開催されていましたが、BBCトーナメントの新設により、2022年から開催時期を10月上旬に変更しています。
なお、2025年は常滑競艇場での開催となっているため、デイレースでの開催です。
どの選手にとっても走り慣れた時間帯でのレースであり、本来の実力を発揮しやすいでしょう。



ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走(BBCトーナメント)
競走説明:2019年に新設されたトーナメント方式で勝ち上がるプレミアムG1競走
出場資格:前年の優勝者、前年1月から12月までのSG競走、プレミアムG1競走、G2レディースオールスター、G2全国ボートレース甲子園、G2レディースチャレンジカップ及びファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメントの優勝者、前年1月から10月までのSG競走及びプレミアムG1競走のあっせん決定時における選出基準に基づく選出上位15名の中から、過去10か月の勝率上位者
BBCトーナメントの流れ
通常のシリーズとは一線を画すボートレースバトルチャンピオントーナメント競走(略称:BBCトーナメント)。
ボートレース初心者の方の多くは、BBCトーナメントのレースの流れを知らない方も多いのではないでしょうか?
「BBCトーナメント」と「ファン感謝3Days BBCトーナメント」、そして「グランプリ(シリーズ戦を含む)」を除く、ほかのSG・G1競争シリーズであれば、基本的に1シリーズを6日間で開催し、初めの4日間は予選として「総当たり制」で得点率を競います。
しかし、「BBCトーナメント」と「ファン感謝3Days BBCトーナメント」については4日間勝ち上がりの「トーナメント制」という、一味変わった特徴があり、1度でも4位以下になってしまえば優勝への道が絶たれてしまう、一発勝負の緊張感と短期決戦が魅力となっています。
レースの流れとしては、一度理解してしまえば難しいことではないのですが、口や文章で説明すのはなかなか難しいと言わざるを得ません。
そのため、今回は2024年1月の第5回大会の際にBOAT RACE公式サイトで開設していた「BBCトーナメントの勝ち上がり方式」の画像を用いてご説明します。
おおまかなBBCトーナメントの流れは次のとおりです。



競艇界を代表するトップレーサー達、しかもグレードレースで優勝を掴んだ選手や勝率上位の選手が集うとあって、選手同士の実力差はそこまで大きくないと言われるBBCトーナメント。
その予想をする上で欠かせない情報が“モーターの機力”でしょう。
選手同士の整備技術も判断基準となりますが、機力が十分なモーターを引き当てる“強運”とここ一番で実力を発揮できる“強靭なメンタル”の持ち主こそがBBCのタイトルを獲得できるのだと言えます。
機力が十分なモーターを引き当てる強運の持ち主としては、2023年のグランプリ覇者・石野 貴之選手が有名なところですが、2025年の第6回大会おける石野 貴之選手は“膝の治療・療養”のため長期欠場中のため、実戦復帰後の2026年大会の出場に期待される状況です。
次なる強運の持ち主は誰なのかにも注目が集まるとともに、BBCトーナメントで勝利するための重要なカギの一つは「クジ運」とも言えます。
準々決勝以降は1走目の着順で枠番が割り当てられますが、なんと1走目における選出順位25位以降の枠番(4枠・5枠・6枠)と決勝戦の枠番は厳正な抽選で決まるのです。
1度でも4位以下になってしまえば優勝への道が絶たれてしまう、一発勝負のプレッシャーの中で公平かつ平等な抽選で“年明け最初の運試し”だなんて…
2024年の優勝者のトップに立つためには「運も実力のうち」と言ったところでしょうか。

【初日】1回戦
「1回戦」には、出場選手48名全員が出場します。
BBCトーナメントを勝ち進むことで一貫して言えることですが、出走回数は1日1走しかありません。
前述のとおり、「1回戦」は選出順位1~24位までは順位順に有利な枠番(1~3枠)が割り当てられます。
一方で、選出順位25位以降の選手は順位別に出走するレースに割り振られたのちに抽選で(4枠~6枠)枠番が決定します。
そして1走目を走った着順上位3名が勝ち上がり、1着・2着・3着でそれぞれの着順ごとのグループに分けられて、2日目の「準々決勝」に進出できる資格を手にすることができるのです。
もちろん、ここで4位以下の24名は本戦から振るい落とされることでBBCトーナメント敗戦となるため、2日目からは「シリーズ予選」で戦うことになります。
まさにBBCトーナメントは“失敗の許されない勝ち抜き戦”なのです。

【2日目】準々決勝
BBCトーナメント初日の「1回戦」を勝ち抜いた24名の選手は、2日目の「準々決勝」でさらに厳しい戦いに身を置くことになります。
…というのも、「準々決勝」は初日の着順ごとのグループ内で“選出順位”をもとに順位をつけなおし、それをもとにして出走するレースと枠番が割り振られるからです。
つまり、1着グループは1・2枠に、2着グループは3・4枠に、3着グループは5・6枠に割り振られるものの、選出順位が下位であれば、それだけ強い選手がいるレースで戦うことになります。
そして、ここでも着順上位3名が勝ち上がり、1着・2着・3着でそれぞれの着順ごとのグループに分けられて、3日目の「準決勝」に進出できる権利を手にすることができるのです。
もちろん、ここでも4位以下の12名は本戦から振るい落とされることでBBCトーナメント敗戦となるため、3日目からは「シリーズ選抜進出戦」に回ります。

【3日目】準決勝
「準々決勝」を勝ち抜いた12名の選手は2日目の着順ごとのグループ内で“1回戦の着順”をもとに順位をつけなおされ、それをもとにして出走するレースと枠番が決まります。
※1回戦着位が同じ場合は選出順位で順位付けをします。
つまり、1着グループは「準々決勝」と同様に1・2枠、2着グループは3・4枠、3着グループは5・6枠に割り振られるものの、1回戦の着順が下位であれば、強い選手がいるレースで戦うことになり、それだけ決勝戦に進むのが困難になるのです。
そして、最後のふるい落としが行われた後に着順上位3名が勝ち上がり、ついに4日目の「決勝勝」に出場できるメンバーが決定するのです。
残念ながら、最終選考に残れなかった4位以下の6名は最終日を「トーナメント順位決定戦」で戦います。

【最終日】決勝戦
「準々決勝」を勝ち抜いた12名の選手はついに「決勝戦」で最後の勝負に臨みます。
「決勝戦」の枠番はこれまでの着順ごとにグループに分けたり、選出順位や前走の着順で順位を付け直すようなことはせず、公平で厳正なあみだくじ抽選で決まることになっています。
“選出順位”や“前走の着順”ではなく、決勝戦は原点に立ち返って、まっさらな状態からの真剣勝負。
ちなみに、「決勝戦」への進出を決めた時点で獲得できる賞金額は最下位の6着でも170万円。
舟券に絡む活躍ができれば3着でも350万円、優勝した暁には1,300万円という巨額の賞金を手にすることができます。
出場条件は?
BBCトーナメントは、前年のSG・プレミアムG1競走における優勝者が主に出場する大会ですが、選考期間内におけるSG・プレミアムG1における勝率が高ければ、級別を問わず、女子選手でも出場できる大会なのです。
優先出場権は、前年度のBBCトーナメント優勝者のほか、SG競争(9大会)・プレミアムG1競争(BBCトーナメントを除く5大会)・G2競走(3大会)・ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメントの優勝者に与えられます。
残りの出場枠を手にできるのは、SG・プレミアムG1における選出上位15名のうち、開催前年1月1日~10月31日までの勝率上位選手であることが出場権獲得の条件となります。
※ここで勝率の対象となるのは対象となるのは、クラシック・オールスター・グランドチャンプオン・オーシャンカップ・メモリアル・ダービー・スピードクイーンメモリアル・マスターズチャンピオン・レディースチャンピオン・ヤングダービーの10タイトルです。
つまり、上位のグレードレースでタイトルを獲得するか、高い勝率を残さないと選出されないという厳しい出場条件が存在します。
出場選手48名は、意義申請期間を経て、毎年11月上旬に発表されます。
※発表時点では、優先出場枠の“当年度のチャレンジカップ・レディースチャレンジカップ・グランプリ・グランプリシリーズ・クイーンズクライマックスの優勝者”が決定していないため、実際に発表される出場選手は43名+予備選手10名です。
出場選手の成績対象期間は、開催前年の1月1日~10月31日までの10か月間。
※優先出場選手については、開催前年の1月1日~12月31日までのSG・プレミアムG1優勝者から選出される。
ただし、出場条件を満たしていても、出走回数不足などの選出除外条件もあるので注意が必要となります。
出場条件は下記のとおりです。
- 【優先出場者】前年度のBBCトーナメントの優勝者
- 【優先出場者】前年の9つのSG競走(クラシック・オールスター・グランドチャンピオン・オーシャンカップ・メモリアル・ダービー・チャレンジカップ・グランプリ・グランプリシリーズ)優勝者
- 【優先出場者】前年の5つのプレミアムG1競走(スピードクイーンメモリアル・マスターズチャンピオン・レディースチャンピオン・ヤングダービー・クイーンズクライマックス)優勝者
- 【優先出場者】前年の3つのG2競走(レディースオールスター・ボートレース甲子園・レディースチャレンジカップ)優勝者
- 【優先出場者】ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメントの優勝者
- 成績対象期間内でのSG・プレミアムG1における出場選出基準に基づく勝率上位選手
※ここで勝率の対象となるのは対象となるのは、クラシック・オールスター・グランドチャンピオン・オーシャンカップ・メモリアル・ダービー・スピードクイーンメモリアル・マスターズチャンピオン・レディースチャンピオン・ヤングダービーの10タイトルです。
※優先出場選手以外は、過去10か月(1/1~10/31)の競争において、出場回数100回に満たないものを除外。

選出除外
前述の出場条件を満たしていても、以下に該当する選手は選出除外となってしまいます。
- 過去10か月(開催前年1月1日~10月31日)の競走において、出場回数が100回未満の選手 ※優先出場者を除く
- フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する選手
- スタート事故による選出除外となる罰則期間(プレミアムG1・G1・G2および女子戦)が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する選手
- 怪我・病気による出場辞退者
- 選考期間から前検日までに褒賞懲戒規定に基づく出場停止処分及びあっせん保留処分を受けた選手
【2025年・第6回大会】優先出場の対象者における選出除外者
(1)G1競走選出除外期間中のため
登番 | 氏名 | 支部 | 出身地 | 勝率 | 着順点 合計 | 出場 回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4444 | 桐生 順平 | 埼 玉 | 福 島 | 7.72 | 1,243 | 161 | 第71回ボートレースダービー |
4482 | 守屋 美穂 | 岡 山 | 岡 山 | 7.26 | 1,357 | 189 | 第9回レディースオールスター |
4939 | 宮之原 輝紀 | 東 京 | 東 京 | 7.14 | 1,320 | 186 | 選出順位(ボートレースダービー 11位) 選出順位(ボートレースメモリアル 9位) 選出順位(ヤングダービー 1位) |




優勝者に与えられる優先出場権
BBCトーナメントの優勝者には、上位のグレードレースに優先出場できる権利が付与されます。
与えられる優先出場権は、次のシリーズです。
- 翌年の「プレミアムG1・ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走(略称:BBCトーナメント)」
BBCトーナメントを制することで、SG・プレミアムG1での優勝実績がなくとも、翌年に開催される同大会の優先出場権を手にすることが確約されます。
また、優勝者には“黄金のガウン”と“チャンピオンベルト”が贈られることになっており、ベルトの色はボートレースのロゴカラーである青色で、バックルには全24競艇場名を6色(白・黒・赤・青・黄・緑)の円形で配置しており、強さの象徴である龍(ドラゴン)が周りを囲むデザインです。
ちなみに、両サイドのプレートには歴代の優勝者名がレーザー刻印される仕様となっていて、歴代優勝者のプレートは5大会でワンセットになっています。

チャンピオンベルトに於ける各競艇場のカラーの色分けは次の通り。
※☆はナイターレース実施競艇場)
- 1枠・白色:桐生☆・蒲郡☆・尼崎・下関☆
- 2枠・黒色:戸田・常滑・鳴門・若松☆
- 3枠・赤色:江戸川・津・丸亀☆・芦屋
- 4枠・青色:平和島・三国・児島・福岡
- 5枠・黄色:多摩川・琵琶湖・宮島・唐津
- 6枠・緑色:浜名湖・住之江☆・徳山・大村☆
ドリーム戦の出場選手は?
ドリーム戦は、プレミアムG1競走初日の12Rで行われるメインレースですが、BBCトーナメントではドリーム戦は行われません。
「BBCトーナメント」と「ファン感謝3Days BBCトーナメント」については、4日間の「トーナメント制」であり、そもそも“得点率”や“総当たり制”のような通常の概念は存在しないのです。
全てのレースで“一発勝負”の緊張感を味わうことができ、勝ち上がった選手だけが先に進めるバトルロワイアル。
その“スリル”と“短期決戦”が最大の魅力となっています。
毎年大盛況!BBCトーナメントの売上額は?
ナイター開催やネット投票が増え、ここ数年売り上げをぐんぐんと伸ばしているボートレース業界。
そのなかでもSG競走やプレミアムG1競争の売り上げは群を抜いて高くなっています。
BBCトーナメントの売り上げもここ数年、一節間で65億~105億円を超える売上額となっています。
今までの売上額を下記にまとめました。
開催年 | 開催場 | 売上目標 | ボートレースメモリアル節間総売上額 | 前年比 |
---|---|---|---|---|
2025年 | 常滑 | 65億円 | 69億0022万3,200円 | -34.7% |
2024年 | 大村 (ナイター) | 90億円 | 105億7,500万1,900円 | +57.3% |
2023年 | びわこ | 65億円 | 67億2,386万2,600円 | +0.7% |
2022年 | - | - | - | - |
2021年 | 鳴門 | 60億円 | 66億7,532万6,600円 | -23.5% |
2020年 | 若松 (ナイター) | 85億円 | 87億2,376万7,300円 | +67.1% |
2019年 | 平和島 | 60億円 | 52億2,190万2,500円 | - |
売上額は年々増え続けて、ついに節間総売上の歴代最高額が105億円を超えるほどの大盛況。
しかも、この売上額は通常の6日間での売り上げではなく、4日間での売上と考えると1日当たりの売上額が高いことがわかります。
過去最高額の売上額となった2024年は、5年前のBBCトーナメント初開催となった2019年の約2倍となる105億円を記録しています。
2021年と2023年に売り上げを落としていますが、主な要因は2021年が“野中 一平選手”のフライングと準優勝戦と優勝戦が平日に行われたことによる影響で、2023年は開催時期が12月から1月に変更されたものであると推測できます。
そのため、2025年も65億円以上の売上額が見込めるでしょう。
優勝賞金は1,300万円
BBCトーナメントの優勝賞金は、G1競走のなかでも格式高いとされる「プレミアムG1」に位置付けられ、優勝賞金GRANDE5以外のSG競争に次いで高めに設定されています。
優勝賞金については、“2024年度以降の賞金額の増額”のため、これまでの1,200万円から100万円の増額をして1,300万円になりました。
2023年は1,200万円、2019年~2022年までは1,100万円、2011年~2018年の優勝賞金は1,000万円だったことから、徐々に優勝した際の賞金額がアップしていることがわかります。
優勝賞金の増額は、ボートレースが売り上げを年々伸ばし続けている証と言えるでしょう。
- 2011年以降の「BBCトーナメント」で優勝戦に出場した際の賞金推移
順位 | 2024年以降 | 2023年 | 2019年~2022年 | 2011年~2018年 |
---|---|---|---|---|
1着 | 1,300万円 | 1,200万円 | 1,100万円 | 1,000万円 |
2着 | 490万円 | 440万円 | 420万円 | 400万円 |
3着 | 350万円 | 330万円 | 310万円 | 290万円 |
4着 | 240万円 | 230万円 | 220万円 | 210万円 |
5着 | 200万円 | 190万円 | 180万円 | 170万円 |
6着 | 170万円 | 160万円 | 150万円 | 140万円 |
2025年の開催であれば、2着の賞金が490万円、6着でも完走すれば170万円という、高額な賞金を手にすることができるのです。
同じく優勝賞金が1,300万円のSG競走は、BBCトーナメントのほかに「マスターズチャンピオン」「ヤングダービー」「レディースチャンピオン」があり、2025年2月に初開催を迎える「スピードクイーンメモリアル」も同じ獲得賞金額です。
プレミアムG1競争 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 3年間の増加額 |
---|---|---|---|---|
クイーンズクライマックス | 1,700万円 | 1,600万円 | 1,500万円 | 200万円 |
BBCトーナメント | 1,300万円 | 1,200万円 | 1,100万円 | 200万円 |
マスターズチャンピオン | 1,300万円 | 1,200万円 | 1,100万円 | 200万円 |
ヤングダービー | 1,300万円 | 1,200万円 | 1,100万円 | 200万円 |
レディースチャンピオン | 1,300万円 | 1,200万円 | 1,100万円 | 200万円 |
スピードクイーンメモリアル ※2025年2月新設・初開催 | 1,300万円 | — | — | — |
2024年4月からプレミアムG1・G1競走の賞金が一律100万円増額され、クイーンズクライマックスを除くプレミアムG1競争の優勝賞金が1,300万円になった。
賞金の2年連続の増額は、ボートレースの売り上げが年々伸びている証ともいえます。

過去6年間の歴代優勝者
過去6年間のBBCトーナメントの歴代優勝者を以下にまとめました。
開催回数 | 優勝戦実施日 | 開催場 | 優勝者 | 登録番号 | 支部 | 決まり手 |
---|---|---|---|---|---|---|
第6回 | 2025年1月26日 ※2025年1月26日追記 | 常滑 | 茅原 悠紀 | 4418 | 岡山 | 逃げ |
第5回 | 2024年1月14日 | 大村 | 関 浩哉 | 4851 | 群馬 | 逃げ |
第4回 | 2023年1月15日 | びわこ | 松井 繁 | 3415 | 大阪 | 逃げ |
第3回 | 2021年12月7日 | 鳴門 | 丸野 一樹 | 4686 | 滋賀 | まくり差し |
第2回 | 2020年12月6日 | 若松 | 寺田 祥 | 3942 | 山口 | 逃げ |
第1回 | 2019年12月1日 | 平和島 | 田村 隆信 | 4028 | 徳島 | 逃げ |
2024年の第5回大会は、関 浩哉選手がBBCトーナメント初制覇というかたちで幕を閉じました!
「1回戦」「準々決勝戦」「準決勝戦」までずっと6枠からのスタートで節間成績は3-3-2。
苦戦を強いられたなかで、通過ギリギリの戦績で決勝戦まで駒を進めましたが、決勝戦は抽選で見事に絶好枠を引き当てて、イン戦速攻の見事な逃げを決めて優勝。
自身の持つG1優勝数を4回に伸ばすとともに、通算16回目の優勝を果たしています。
2024年のボートレースバトルチャンピオントーナメント決勝戦に出場した選手は?
2024年1月11日~14日に大村競艇場で開催された「第5回 BBCトーナメント」。
前回大会の決勝戦出場メンバーをおさらいしてみましょう。
優勝戦メンバーを以下にまとめました。
枠番 | 氏名(フリガナ) | 登録番号 | 支部 | 級別 |
---|---|---|---|---|
1 | 関 浩哉(セキ ヒロヤ) | 4851 | 群馬 | A1 |
2 | 平本 真之(ヒラモト マサユキ) | 4337 | 愛知 | A1 |
3 | 松井 繁(マツイ シゲル) | 3415 | 大阪 | A1 |
4 | 石野 貴之(イシノ タカユキ) | 4168 | 大阪 | A1 |
5 | 茅原 悠紀(カヤハラ ユウキ) | 4418 | 岡山 | A1 |
6 | 馬場 貴也(ババ ヨシヤ) | 4262 | 滋賀 | A1 |


優勝戦の結果は1–5–3(16.2倍)で1,620円となり、1号艇の関 浩哉選手がコンマ16のスタートからスリットを先行すると、見事に絶好枠を活かしたイン戦速攻で押し切って、2018年9月の「第5回 ヤングダービー」以来、自身2度目のプレミアム制覇を達成しました。
しかも、関 浩哉選手はBBCトーナメント初優出での初制覇。
さらには群馬支部で史上初のBBCトーナメント制覇ということで、2024年年始のビッグニュースとして話題を総ざらいしたのは言うまでもありません。
ここまでの3日間、今節で1つの勝ち星も獲得することはできませんでしたが、4走中3走が大外6コースからの出走という不利な状況だったのにも関わらず、最終戦では運を味方にして、絶好枠をいかした“危なげない文句なし”の完勝劇でした。
2024年のBBCトーナメント優勝者は「関 浩哉選手」
続いて、優勝した関 浩哉選手についても、簡単にご紹介しようと思います。
名前 (フリガナ) | 関 浩哉 (セキ ヒロヤ) |
登録番号 | 4851 |
生年月日 | 1994年11月16日 |
身長 | 158cm |
体重 | 52kg |
血液型 | O型 |
支部 | 群馬 |
出身地 | 群馬県 |
登録期 | 115期 |
級別 | A1級 |
関 浩哉選手は1994年生まれ、群馬支部所属のA1級レーサーです。
2024年に大村競艇場で開催された同大会を制したディフェンディングチャンピオンにして、ボートレース界に突如現れた“ニュースターであり、2025年の第6回大会でも見逃せません。
注目選手の中で1番の若手ながら、近年メキメキと力をつけて、2022年以降はSG戦線の常連選手として10歳以上年の離れたトップレーサーと肩を並べるほどの注目株。
2022年のメモリアル・ダービー・チャレンジカップ・グランプリシリーズの4大タイトル戦において、立て続けに準優勝戦に進出すると、翌年のグランプリシリーズではSG初優出で4着。
さらに2024年はクラシック以外のSG競走すべてに出場して、初出場を果たしたボートレースグランプリでは優出して4着というめざましい活躍をしたことが記憶に新しいところ。
しかも、関 浩哉選手はボートレースの歴史上でたった1人しかいない『プレミアムG1競争で初優勝を決めた選手』なのです。
さらに、デビューから4年で同大会を制したヤングダービーの史上最年少覇者でもあるのですから、まさに数十年に1人の逸材と言えるでしょう。
常滑BBCトーナメントは、プレミアムG1初優出で初優勝を達成した2018年9月の「第5回 ヤングダービー」・2024年1月の前回大会・2024年9月の「第11回 ヤングダービー」以来、自身4度目のプレミアムG1制覇がかかる大一番。
史上初となるBBCトーナメント“連覇”の栄光を目指します。
師匠は同じ群馬支部所属で65期の土屋 太朗選手。
同期の115期には、佐藤 隆太郎選手(4847)・野中 一平選手(4850)・仲谷 颯仁選手(4848)・豊田 健士郎選手(4856)・権藤 俊光選手(4832)・前田 紗希選手(4845)がいます。
なお、「第5回 BBCトーナメント」の優勝に際して、表彰式後の勝利者インタビューでは次のようにコメントを寄せています。
エンジンかける前手が震えてたんであんまりないなと思いつつ、緊張はしてました。
ここで1号艇が巡ってきたのもボートの神様がチャンスをくれたのかなと。
去年が終わってないというか、年度が始まってない感じが気持ち的にずっとしていたので。
ほんとにご迷惑をおかけしたんですけど、今年心機一転頑張って行こうかなと思います。
(節間は)エンジンのよさがあったと思うんですけど、不利な6コースから諦めずに3着までには絶対絡もうという気持ちでやってたんでよかったですね。
今一番いいスタートを選手の中で切れてるんじゃないかと思うんで、この勢いのまま年末まで突っ走って行きたいと思います。
今もこんなにたくさんの方に残っていただきありがとうございました。
ウイニングランの時も前からはみなさんの歓声と後ろから花火が上がっていて。
今自分にしか見れてない景色が見れてたなと不思議な気持ちなんですけど。
またこの気持ちを味わいたいんでまた来節から頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いします。引用元:BOAT RACE公式サイト
- 超速報 2024 プレミアムG1 第5回BBCトーナメント 決勝戦│BOATCAST NEWS 2024年1月14日│
- 超速報 2024 プレミアムG1 第5回BBCトーナメント 優勝者インタビュー│BOATCAST NEWS 2024年1月14日│
2025年のBBCトーナメントは常滑競艇場で開催!
第6回大会となる2025年のBBCトーナメントは、1月23日~26日の4日間ボートレース常滑で開催されます。
BBCトーナメントは常滑競艇場で初めての開催となります。
直近でSG競走・プレミアムG1競走が常滑競艇場で開催されたのは、2022年5月の「第69回 ボートレースダービー」以来、2年8か月ぶりです!
2025年の開幕戦となるプレミアムG1競走で、常滑の水面からどんなドラマがうまれるのでしょうか。
トップレーサー達によって繰り広げられる熱いバトルに大注目です!

ボートレース常滑の特徴は?


常滑競艇場(ボートレース常滑)は、愛知県常滑市新開町にある通年デイレース開催の競艇場です。
1コース1着率は全国平均とほぼ同じ数値で、データとしては、三連単の配当分布の傾向とほぼ同じという傾向があります。
水面の特徴は、海水であっても潮の影響が小さいため、選手にとって走りやすい水面と言われていますが、それはレース中のことなので要注意。
常滑競艇場の大きな特徴として、本番ピットは艇を覆うぐらいの長さがあり、他の競艇場より長くなっているためピット離れやスタートがほかの競艇場よりも難しいと言われています。
そのため、走り慣れていない遠征組の選手や、デビュー直後の新人選手はミスしやすいことから、シリーズ前半は地元選手や慣れている選手を狙うのがおすすめ。
また、海水は浮力が大きいので、体重の重い選手でもスピードを出しやすいという特徴があります。
そのため、同じ勝率の選手がいるときは、体重の重い選手の評価を上げてみてください。
予想する際は、スタート展示でピット離れで遅れる選手がいるかどうかをよく確認するとよいでしょう。
水面特性
伊勢湾の東岸に位置するボートレースとこなめ。もちろん海水だが、外海とは水門で隔てられており、干満差はない。また、プール自体も比較的広大で、スピード感満点のレースが堪能できる。
水面次第ではあるが、穏やかなら、内でも握って回れるためインが強いのも特徴。近年は1着率50%を超えている。
その一方で、選手からスタートが届かないという声も多い。現行の出力低減モーターが導入されて以降、顕著になっており、スタート勘をいかに早くつかむかが勝負の別れ目だ。引用元:ボートレース常滑公式サイト




地元選手が答えるとこなめ知識・知っトコ情報
ボートレース常滑をホームプールとする愛知支部の代表選手に水面の特徴などを聞いた情報が載っていましたのでご紹介します。

向かい風ではスタートのしづらさがあるけれど、1マークは割と乗りやすい。コース幅が狭いのでスタートがそろうと2・4コースが不利になります。
あと、とこなめは本番ピットが長い※ので、うまく出走しないとボートが当たってピット離れが遅れます。
そういう意味では慣れている選手は有利かな。展示タイムはズバ抜けて良い悪いがなければ、アテにしなくてよし。
僕の場合、モンキー時に左足が見えたら乗りやすい時なので、買ってください。
※通常のピットはボート側面1/3ぐらいの長さだが、当地はボートを覆うぐらい長い。



とこなめは他場に比べて海水で乗りやすいです。
向かい風が吹くと2マークでの順位の入れ替わりが激しくなるので要注意!
個人的には、ここはモーターが回転しないレース場ベスト5に入ると思っています。
そのため、初日は回転が上がらず、行き足に影響します。
だからこそ、早く回転を上げることが勝利へのカギ。
1コースの時はとにかくスタート命。
回転しない分、回す方向で!
僕がスタート0台で行けている時は期待してください。



とこなめは水が柔らかいので、少し調整が合っていなくても乗れるイメージ。
風の向きによっては2マークに白波ができ、とても乗りにくくなります。
とくに冬は向かい風が強く、ターンが回りづらい印象。
波乗りが上手な選手が優位です!
そのため、展示時に風が吹いていても2マークでちゃんと乗れている人が買い!!
私は展示タイムがあまり出ないタイプなので、乗りやすそうにしていたら買ってみてください。
第6回大会に出場する選手は?
2025年1月のBBCトーナメントに出場する選手は、前年のSG・プレミアムG1競走における優勝者とSG・プレミアムG1における選出上位15名のうち、開催前年1月1日~10月31日までの勝率上位選手が中心になります。
※ここで勝率の対象となるのは、クラシック・オールスター・グランドチャンプオン・オーシャンカップ・メモリアル・ダービー・スピードクイーンメモリアル・マスターズチャンピオン・レディースチャンピオン・ヤングダービーの10タイトルです。
そのため、上位のグレードレースでタイトルを獲得するか、当該レースで高い勝率を残していれば級別・性別を問わずに出場できる大会なのです。
出場選手48名は、意義申請期間を経て、毎年11月上旬に発表されます。
※発表時点では、優先出場枠の“当年度のチャレンジカップ・レディースチャレンジカップ・グランプリ・グランプリシリーズ・クイーンズクライマックスの優勝者”が決定していないため、実際に発表される出場選手は43名+予備選手10名です。
成績対象期間は、開催前年の1月1日~10月31日までの10か月間。
ただし、出場条件を満たしていても、出走回数不足などの選出除外条件もあるので注意が必要となります。
冒頭でご紹介したとおり、出場資格は以下の厳しい条件をクリアした実力者のみに与えられます。
- 【優先出場者】前年度のBBCトーナメントの優勝者
- 【優先出場者】前年の9つのSG競走(クラシック・オールスター・グランドチャンピオン・オーシャンカップ・メモリアル・ダービー・チャレンジカップ・グランプリ・グランプリシリーズ)優勝者
- 【優先出場者】前年の5つのプレミアムG1競走(スピードクイーンメモリアル・マスターズチャンピオン・レディースチャンピオン・ヤングダービー・クイーンズクライマックス)優勝者
- 【優先出場者】前年の3つのG2競走(レディースオールスター・ボートレース甲子園・レディースチャレンジカップ)優勝者
- 【優先出場者】ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメントの優勝者
- 成績対象期間内でのSG・プレミアムG1における出場選出基準に基づく勝率上位選手
※ここで勝率の対象となるのは対象となるのは、クラシック・オールスター・グランドチャンピオン・オーシャンカップ・メモリアル・ダービー・スピードクイーンメモリアル・マスターズチャンピオン・レディースチャンピオン・ヤングダービーの10タイトルです。
※優先出場選手以外は、過去10か月(1/1~10/31)の競争において、出場回数100回に満たないものを除外。
常滑競艇場で開催される「第6回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント」の出場選手が下記の48名に決定しました。
さっそく、出場選手の一覧を見てみましょう。
第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント出場選手選出順位表
(成績対象期間:2024年1月1日~2024年10月31日)
優先 出場 順位 | 登番 | 氏名 | 支部 | 出身地 | 勝率 | 着順点 合計 | 出場 回数 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優 先 出 場 者 | 前年度 優勝者 | 4851 | 関 浩哉 | 群 馬 | 群 馬 | 7.39 | 1,596 | 219 | 第5回ボートレースバトルチャンピオントーナメント 第11回ヤングダービー |
SG競走 優勝者 | 4238 | 毒島 誠 | 群 馬 | 群 馬 | 7.96 | 1,416 | 179 | 第59回ボートレースクラシック 第6回全国ボートレース甲子園 | |
4418 | 茅原 悠紀 | 岡 山 | 岡 山 | 7.65 | 1,407 | 184 | 第29回オーシャンカップ ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント | ||
4262 | 馬場 貴也 | 滋 賀 | 京 都 | 7.45 | 1,692 | 228 | 第70回ボートレースメモリアル | ||
4362 | 土屋 智則 | 群 馬 | 群 馬 | 7.13 | 1,397 | 200 | 第34回グランドチャンピオン | ||
5121 | 定松 勇樹 | 佐 賀 | 福 岡 | 7.03 | 1,434 | 205 | 第51回ボートレースオールスター | ||
第27回 チャレンジカップ 優勝者 → 河合 佑樹(4494・静岡) | |||||||||
第39回 ボートレースグランプリ 優勝者 → 毒島 誠(4238・群馬) ※予備3位の菅 章哉(4571・徳島)が繰り上がり | |||||||||
第39回 グランプリシリーズ 優勝者 → 前田 将太(4504・福岡) ※予備4位の坪井 康晴(3959・静岡)が繰り上がり | |||||||||
PG1競走 優勝者 | 3960 | 菊地 孝平 | 静 岡 | 岩 手 | 7.30 | 1,526 | 209 | 第25回マスターズチャンピオン | |
4502 | 遠藤 エミ | 滋 賀 | 滋 賀 | 7.19 | 1,438 | 200 | 第38回レディースチャンピオン | ||
第13回 クイーンズクライマックス 優勝者 → 遠藤 エミ(4502・滋賀) ※予備5位の野中 一平(4850・愛知)が繰り上がり | |||||||||
G2競走 優勝者 | 4590 | 渡邉 優美 | 福 岡 | 福 岡 | 6.95 | 1,348 | 194 | 第8回レディースオールスター | |
第11回 レディースチャレンジカップ 優勝者 → 三浦 永理(4208・静岡) ※予備1位の岡崎 恭裕(4296・福岡)が繰り上がり | |||||||||
15 | 3946 | 赤岩 善生 | 愛 知 | 愛 知 | 6.80 | 1,877 | 276 | 選出順位(ボートレースオールスター 1位) 選出順位(オーシャンカップ 1位) 選出順位(ボートレースメモリアル 1位) 選出順位(ボートレースダービー 1位) 選出順位(マスターズチャンピオン 2位) | |
16 | 3941 | 池田 浩二 | 愛 知 | 愛 知 | 8.06 | 1,653 | 206 | 選出順位(ボートレースオールスター 2位) 選出順位(グランドチャンピオン 4位) 選出順位(オーシャンカップ 12位) 選出順位(ボートレースメモリアル 2位) 選出順位(ボートレースダービー 2位) | |
17 | 4503 | 上野 真之介 | 佐 賀 | 佐 賀 | 7.72 | 1,877 | 244 | 選出順位(ボートレースダービー 9位) | |
18 | 4719 | 上條 暢嵩 | 大 阪 | 大 阪 | 7.71 | 1,627 | 211 | 選出順位(オーシャンカップ 7位) 選出順位(ボートレースメモリアル 11位) 選出順位(ボートレースダービー 7位) | |
19 | 3721 | 守田 俊介 | 滋 賀 | 京 都 | 7.60 | 1,436 | 191 | 選出順位(マスターズチャンピオン 5位) 選出順位(ボートレースダービー 8位) | |
20 | 4371 | 西山 貴浩 | 福 岡 | 福 岡 | 7.58 | 1,637 | 217 | 選出順位(ボートレースオールスター 4位) 選出順位(オーシャンカップ 9位) | |
21 | 3854 | 吉川 元浩 | 兵 庫 | 兵 庫 | 7.55 | 1,645 | 219 | 選出順位(マスターズチャンピオン 4位) 選出順位(ボートレースメモリアル 12位) | |
22 | 4205 | 山口 剛 | 広 島 | 広 島 | 7.55 | 1,473 | 197 | 選出順位(オーシャンカップ 3位) 選出順位(ボートレースメモリアル 5位) 選出順位(ボートレースダービー 3位) | |
23 | 3415 | 松井 繁 | 大 阪 | 大 阪 | 7.54 | 1,718 | 228 | 選出順位(ボートレースオールスター 11位) | |
24 | 4546 | 浜田 亜理沙 | 埼 玉 | 広 島 | 7.49 | 1,834 | 245 | 選出順位(ボートレースオールスター 13位) 選出順位(レディースチャンピオン 1位) | |
25 | 4208 | 三浦 永理 | 静 岡 | 静 岡 | 7.45 | 1,804 | 242 | 選出順位(レディースチャンピオン 2位) 選出順位(ボートレースダービー 15位) | |
26 | 4500 | 山田 康二 | 佐 賀 | 佐 賀 | 7.45 | 1,631 | 221 | 選出順位(グランドチャンピオン 15位) | |
27 | 4504 | 前田 将太 | 福 岡 | 福 岡 | 7.35 | 1,807 | 248 | 選出順位(ボートレースクラシック 13位) 選出順位(グランドチャンピオン 9位) | |
28 | 3897 | 白井 英治 | 山 口 | 山 口 | 7.30 | 1,387 | 190 | 選出順位(マスターズチャンピオン 1位) 選出順位(ボートレースメモリアル 6位) 選出順位(ボートレースダービー 5位) | |
29 | 4907 | 小池 修平 | 大 阪 | 大 阪 | 7.30 | 1,344 | 186 | 選出順位(ヤングダービー 2位) | |
30 | 4445 | 宮地 元輝 | 佐 賀 | 佐 賀 | 7.28 | 1,595 | 219 | 選出順位(グランドチャンピオン 6位) | |
31 | 4686 | 丸野 一樹 | 滋 賀 | 京 都 | 7.25 | 1,471 | 204 | 選出順位(オーシャンカップ 15位) | |
32 | 3590 | 濱野谷 憲吾 | 東 京 | 東 京 | 7.25 | 1,197 | 165 | 選出順位(ボートレースクラシック 11位) 選出順位(マスターズチャンピオン 3位) 選出順位(ボートレースオールスター 8位) 選出順位(ボートレースメモリアル 14位) 選出順位(ボートレースダービー 13位) | |
33 | 4908 | 上田 龍星 | 大 阪 | 大 阪 | 7.24 | 1,339 | 187 | 選出順位(ヤングダービー 7位) | |
34 | 4030 | 森高 一真 | 香 川 | 香 川 | 6.88 | 1,492 | 217 | 選出順位(マスターズチャンピオン 11位) | |
35 | 4685 | 島村 隆幸 | 徳 島 | 高 知 | 7.13 | 1,476 | 209 | 選出順位(ボートレースクラシック 9位) | |
36 | 3737 | 上平 真二 | 広 島 | 広 島 | 7.12 | 1,445 | 205 | 選出順位(マスターズチャンピオン 10位) | |
37 | 4166 | 吉田 拡郎 | 岡 山 | 岡 山 | 7.09 | 1,631 | 231 | 選出順位(オーシャンカップ 4位) | |
38 | 3952 | 中澤 和志 | 埼 玉 | 岩 手 | 7.09 | 1,546 | 222 | 選出順位(マスターズチャンピオン 8位) | |
39 | 4914 | 吉田 裕平 | 愛 知 | 愛 知 | 7.06 | 1,441 | 204 | 選出順位(ヤングダービー 14位) | |
40 | 3942 | 寺田 祥 | 山 口 | 山 口 | 7.01 | 1,416 | 204 | 選出順位(マスターズチャンピオン 7位) | |
41 | 3388 | 今垣 光太郎 | 福 井 | 石 川 | 7.01 | 1,073 | 153 | 選出順位(グランドチャンピオン 12位) | |
42 | 4959 | 井上 忠政 | 大 阪 | 大 阪 | 7.00 | 1,632 | 234 | 選出順位(ヤングダービー 9位) | |
43 | 4586 | 磯部 誠 | 愛 知 | 愛 知 | 7.00 | 1,344 | 192 | 選出順位(ボートレースクラシック 4位) 選出順位(グランドチャンピオン 2位) 選出順位(ボートレースメモリアル 15位) | |
44 | 4337 | 平本 真之 | 愛 知 | 愛 知 | 6.98 | 1,480 | 212 | 選出順位(グランドチャンピオン 11位) | |
45 | 4627 | 藤原 菜希 | 東 京 | 大 阪 | 6.97 | 1,400 | 201 | 選出順位(レディースチャンピオン 8位) | |
46 | 4123 | 細川 裕子 | 愛 知 | 愛 知 | 6.93 | 1,636 | 237 | 選出順位(レディースチャンピオン 4位) | |
47 | 4932 | 新開 航 | 福 岡 | 福 岡 | 6.93 | 1,586 | 231 | 選出順位(ボートレースクラシック 15位) 選出順位(オーシャンカップ 11位) 選出順位(ヤングダービー 13位) | |
48 | 4524 | 深谷 知博 | 静 岡 | 静 岡 | 6.91 | 1,368 | 199 | 選出順位(ボートレースクラシック 7位) | |
予備1・出場決定 | 4296 | 岡崎 恭裕 | 福 岡 | 福 岡 | 6.89 | 1,475 | 214 | 選出順位(グランドチャンピオン 14位) | |
予備2・出場決定 | 4030 | 森高 一真 | 香 川 | 香 川 | 6.88 | 1,492 | 217 | 選出順位(マスターズチャンピオン 11位) | |
予備3・出場決定 | 4571 | 菅 章哉 | 徳 島 | 徳 島 | 6.87 | 1,457 | 213 | 選出順位(ボートレースオールスター 15位) | |
予備4・出場決定 | 3959 | 坪井 康晴 | 静 岡 | 静 岡 | 6.84 | 1,423 | 210 | 選出順位(マスターズチャンピオン 15位) 選出順位(オーシャンカップ 14位) | |
予備5・出場決定 | 4850 | 野中 一平 | 愛 知 | 岐 阜 | 6.82 | 1,329 | 195 | 選出順位(ヤングダービー 12位) | |
予備6・出場決定 | 3946 | 赤岩 善生 | 愛 知 | 愛 知 | 6.80 | 1,877 | 276 | 選出順位(マスターズチャンピオン 2位) | |
予備7 | 4024 | 井口 佳典 | 三 重 | 三 重 | 6.80 | 1,340 | 199 | 選出順位(マスターズチャンピオン 9位) | |
予備8 | 4856 | 豊田 健士郎 | 三 重 | 三 重 | 6.78 | 1,559 | 230 | 選出順位(ヤングダービー 11位) | |
予備9 | 4459 | 片岡 雅裕 | 香 川 | 高 知 | 6.78 | 1,362 | 201 | 選出順位(ボートレースクラシック 5位) 選出順位(グランドチャンピオン 13位) 選出順位(オーシャンカップ 10位) | |
予備10 | 4980 | 佐々木 完太 | 山 口 | 山 口 | 6.78 | 1,336 | 197 | 選出順位(ヤングダービー 6位) |
(注1)優先出場者において、優勝回数が複数の場合には、上位グレード競走の優勝回数の多い選手を上位とします。
(注2)SG競走優勝者又はPG1競走優勝者において、優勝回数が同一の場合は、勝率順とします。同勝率の場合には、着順点合計の多い者を上位とします。
(注3)優先出場者を除く選出順位は、勝率順とします。同勝率の場合には、着順点合計の多い者を上位とします。
(注4)第27回チャレンジカップ・第11回レディースチャレンジカップ(下関)・第39回グランプリ・第39回グランプリシリーズ(住之江)及び第13回クイーンズクライマックス(蒲郡)優勝者が選出選手と重複する場合は、予備順位に従い選出します。
(注5)予備選手について、スタート事故によるあっせん辞退期間等が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合は、予備選手の資格を喪失します。
選出除外者
(1)G1競走選出除外期間中のため
登番 | 氏名 | 支部 | 出身地 | 勝率 | 着順点 合計 | 出場 回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4444 | 桐生 順平 | 埼 玉 | 福 島 | 7.72 | 1,243 | 161 | 第71回ボートレースダービー |
4482 | 守屋 美穂 | 岡 山 | 岡 山 | 7.26 | 1,357 | 189 | 第9回レディースオールスター |
4939 | 宮之原 輝紀 | 東 京 | 東 京 | 7.14 | 1,320 | 186 | 選出順位(ボートレースダービー 11位)選出順位(ボートレースメモリアル 9位) 選出順位(ヤングダービー 1位) |
**2024年11月25日追記**
2024年11月25日、日本モーターボート競走会は11月24日にボートレース下関で行われた「第27回 チャレンジカップ」の優勝戦において静岡支部の河合 佑樹選手(4494)、「第11回 レディースチャレンジカップ」の優勝戦において静岡支部の三浦 永理選手(4208)が優勝したことを報告しました。
この結果に伴い、予備1位となっていた福岡支部の岡崎 恭裕選手(7296)の繰り上がり出場も併せて発表しています。


第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(常滑)出場者の追加について
2024/11/25
令和6年11月24日(日)、ボートレース下関で行われた第27回チャレンジカップの優勝戦において登録第4494号 河合 佑樹 選手(静岡支部)が優勝しました。
これに伴い、河合選手は優先出場権を獲得しましたので、お知らせいたします。
また、第11回レディースチャレンジカップの優勝戦において登録第4208号 三浦 永理 選手(静岡支部)が優勝しました。
これに伴い、予備1位の登録第4296号 岡崎 恭裕 選手(福岡支部)が繰り上がりとなりましたのでお知らせいたします。引用元:第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(常滑)出場者の追加について | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
**2024年11月25日追記**
2024年11月25日、群馬支部の江口 晃生選手(3159)が“家事都合”のため不参加手続きを行ったことが明らかになりました。
これにより、予備2位となっていた香川支部の森高 一真選手(4030)の繰り上がり出場が決定しています。


第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(常滑)出場選手の繰り上がりについて
2024/11/25
令和7年1月23日(木)より、ボートレース常滑で行われる第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメントの出場選手について、登録第3159号 江口 晃生 選手(群馬支部)より家事都合による不参加の手続きが行われました。
これに伴い、以下のとおり出場選手が繰り上がりますので、お知らせいたします。
第6回BBCT(常滑)出場繰り上がり選手
登録第4030号 森高 一真 選手(香川支部)引用元:第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(常滑)出場選手の繰り上がりについて | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
BBCトーナメントに河合佑樹、岡崎恭裕、森高一真が追加出場
BBCトーナメントに河合佑樹、岡崎恭裕、森高一真が追加出場
11/25(月) 16:04配信
岡崎恭裕 日本モーターボート競走会は25日、「第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント」(25年1月23~26日、とこなめ)の追加選手を発表した。
24日のSGチャレンジカップを優勝して優先出場権を獲得した河合佑樹(37=静岡)に、もともと出場予定だった三浦永理が24日のG2レディースチャレンジカップで優勝したため、予備1位の岡崎恭裕(37=福岡)が繰り上がりで出場となった。
また、江口晃生が家事都合で欠場となったため、森高一真(46=香川)も繰り上がりで出場となった。引用元:【ボートレース】BBCトーナメントに河合佑樹、岡崎恭裕、森高一真が追加出場(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
**2024年12月23日追記**
2024年12月23日、日本モーターボート競走会は12月22日にボートレース住之江で行われた「第39回 ボートレースグランプリ」の優勝戦において群馬支部の毒島 誠選手(4238)、「第39回 グランプリシリーズ」の優勝戦において福岡支部の前田 将太選手(4504)が優勝したことを報告しました。
この結果に伴い、予備3位となっていた徳島支部の菅 章哉選手(4571)と予備4位となっていた静岡支部の坪井 康晴選手(3959)の繰り上がり出場も併せて発表しています。


第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(常滑)出場者の追加について
2024/12/23
昨日、ボートレース住之江で行われた第39回グランプリの優勝戦において登録第4238号 毒島 誠 選手(群馬支部)が優勝しました。
これに伴い、予備3位の登録第4571号 菅 章哉 選手(徳島支部)が繰り上がりとなりましたのでお知らせいたします。
また、同グランプリシリーズの優勝戦において登録第4504号 前田 将太 選手(福岡支部)が優勝しました。
これに伴い、予備4位の登録第3959号 坪井 康晴 選手(静岡支部)が繰り上がりとなりましたのでお知らせいたします。引用元:第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(常滑)出場者の追加について | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
**2025年1月8日追記**
2025年1月8日、日本モーターボート競走会は12月31日にボートレース蒲郡で行われた「第13回 クイーンズクライマックス」の優勝戦において滋賀支部の遠藤 エミ選手(4502)が優勝したことを報告しました。
この結果に伴い、予備5位となっていた愛知支部の野中 一平選手(4850)の繰り上がり出場も併せて発表しています。


第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(常滑)出場選手の繰り上がりについて
2025/01/08
このたび、ボートレース蒲郡で行われた第13回クイーンズクライマックスにおいて登録第4502号 遠藤 エミ 選手(滋賀支部)が優勝しました。
これに伴い、標記競走の出場選手が以下のとおり繰り上がりますので、お知らせいたします。
【第6回BBCT(常滑)出場繰り上がり選手】
登録第4850号 野中 一平 選手(愛知支部)引用元:第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(常滑)出場選手の繰り上がりについて | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
**2025年1月20日追記**
2025年1月20日、佐賀支部の峰 竜太選手(4320)が“公傷”により出場取消となったことが明らかになりました。
これにより、予備6位となっていた愛知支部の赤岩 善生選手(3946)の繰り上がり出場が決定しています。
第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(常滑)出場選手の繰り上がりについて
2025/01/20
令和7年1月23日(木)より、ボートレース常滑で行われる標記レースの出場選手について、登録第4320号峰竜太選手(佐賀支部)より公傷による出場取消しの手続きが行われました。
これに伴い、以下のとおり出場選手が繰り上がりますので、お知らせいたします。
第6回BBCT(常滑)出場繰り上がり選手
登録第3946号 赤岩 善生 選手(愛知支部)引用元:第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(常滑)出場選手の繰り上がりについて | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
第6回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント 出場選手一覧表
引用元:第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(常滑) 出場選手決定 | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
2024年度のSG・プレミアムG1に関する記事はこちらをご覧ください。


















注目の出場選手
2025年のプレミアムG1競争の開幕戦である「第6回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント」に出場する選手の中から、注目したい選手6名をピックアップして紹介します。
今大会でとくに話題となっているのは、「峰 竜太選手」の“公傷”による出場取消と、意外にも第1回大会からの皆勤出場を続けている「毒島 誠選手」と「馬場 貴也選手」です。
毒島 誠選手は、2024年のSG競走で2冠を達成し、直近のボートレースグランプリでは安心感あるイン戦速攻で自身初のグランプリ制覇を果たしただけでなく、この年は優秀選手として3部門(最優秀選手・最多賞金獲得選手・記者大賞)で選出。
さらにこれからご紹介する6名の注目選手の中では唯一、BBCトーナメントの優勝戦を2度走った経験を持っているため、好調を維持して臨む今大会で“3度目の正直”が実現するかに注目が集まります。
注目選手の中ではちょうど中間となるキャリアながら、2023年と2024年は2年連続でSGフル出場を果たしている馬場 貴也選手は、自身初のプレミアムG1タイトル獲得がかかる大一番。
2021年の丸野 一樹選手以来、3年ぶりに地元・滋賀にチャンピオンベルトを持って帰ることが期待されているが如何に⁉
ほかにタイトル連覇・タイトル奪還・初制覇を狙う選手にも注目したいですね。
前回大会を制した「関 浩哉選手」は連覇、2020年の第2回大会覇者「寺田 祥選手」は再びタイトルを手にすることができるのか⁉…それとも歴代の優出選手が悲願の初戴冠を果たすのか?
目を離せない戦いがはじまります。
毒島 誠選手:優勝歴なし・2019年(第1回大会)(4着)と2020年(第2回大会)(6着)で優出
名前 (フリガナ) | 毒島 誠 (ブスジマ マコト) |
登録番号 | 4238 |
支部 | 群馬 |
登録期 | 92期 |
級別 | A1級 |
2024年のボートレースクラシックとグランプリ覇者にして、GRANDE5のメダルを4つ所持している毒島 誠選手。
老若男女問わず幅広いファンから根強い支持を得ている「艇界きっての人格者」です。
安定したレース展開と抜群のスタートで、2024年のSG2冠の勢いそのままに、2025年はここまでですでに一般戦で1回の優勝をするなど好調を維持し続けています。
この勢いに乗って、今大会でBBCトーナメント初制覇を果たせば、2023年3月の「開設70周年記念 海の王者決定戦」に続き、通算81回目の優勝にして自身17度目のG1制覇。
後輩の関 浩哉選手が前回の第5回大会覇者で、先輩の毒島 誠選手が第6回大会をはじめて制することになれば、なんとも運命的な展開になりますよね。
2024年の賞金王にして最優秀選手を受賞して、今のボートレース界でもっとも勢いのある選手であるため、自然と期待が高まります。


馬場 貴也選手:優勝歴なし・2024年(第5回大会)優出(5着)
名前 (フリガナ) | 馬場 貴也 (ババ ヨシヤ) |
登録番号 | 4262 |
支部 | 滋賀 |
登録期 | 93期 |
級別 | A1級 |
1年前の大村大会で優出した馬場 貴也選手も見逃せません。
直近のボートレースメモリアルを制して、SG5冠を達成したばかりか、2024年の獲得賞金ランキングもグランプリ覇者の毒島 誠選手に次ぐ2位と好調を維持しています。
注目選手の中ではちょうど中間となるキャリアながら、2023年と2024年は2年連続でSGフル出場を果たし、2025年は開幕戦のボートレースクラシックから優出するなど、安定した走りを継続中の滋賀の支部長。
しかも、2018年以降は歴戦の猛者が集うSG競争において、2回に1回の確率で準優勝戦・優勝決定戦に駒を進め、2022年からは3年連続で年1回は必ずSGタイトルを獲得するという勝負強さに期待が高まります!
今回の常滑BBCトーナメントは、自身初のプレミアムG1タイトル獲得がかかる大一番。
2021年の丸野 一樹選手以来、3年ぶりに地元・滋賀にチャンピオンベルトを持って帰ることが期待されています。


茅原 悠紀選手:優勝歴なし・2023年(第5回大会)優出(2着)
名前 (フリガナ) | 茅原 悠紀 (カヤハラ ユウキ) |
登録番号 | 4418 |
支部 | 岡山 |
登録期 | 99期 |
級別 | A1級 |
2023年はSG8回出場のうち、優勝はなかったものの、自己最多となる優出6回を記録し、SG史上初となる最多優出記録を更新した茅原 悠紀選手。
代名詞といえば、こだわり抜いてたどり着いた究極の「ウィリーモンキー」。
そのターンの凄まじさから、岡山支部内では「宇宙人」と称され、西島 義則選手は「彼のターンは異次元」、烏野 賢太選手は「ボートレースの旋回を変えた男」と評しています。
2024年のオーシャンカップでは9年7か月ぶりに悲願のSG載冠を果たしたものの、ボートレースメモリアルで喫したフライングでチャレンジカップへの選出除外となってしまったものの、気持ちを切らさずに戦い抜き、年末のボートレースグランプリでは3着となって10年ぶりに舟券絡みの活躍を見せつけました。
期待を裏切らない“有言実行男”が、2024年にあと一歩届かなかったタイトルを獲りにいくとともに、自身初となるプレミアムG1タイトル獲得を狙います。




寺田 祥選手:2020年(第2回大会)優勝者
名前 (フリガナ) | 寺田 祥 (テラダ ショウ) |
登録番号 | 3942 |
支部 | 山口 |
登録期 | 81期 |
級別 | A1級 |
前述した白井 英治選手と共に山口支部をけん引する“テラショーこと”寺田 祥選手。
ボートレースファンならご存知かと思いますが、3人いる娘さんのうち、次女の夢生(むう)さんと空詩(くう)さんは現在、偉大な父の背中を負ってボートレーサーとして活躍中です。
2001年代以降、徐々にSG戦線で名前を見るようになり、4年後の2005年にはすっかりSG戦線の常連入りを果たすものの、じつに準優出18回・優出9回でSGタイトル獲得まであと一歩まで迫ってもなかなか射止められなかったSG初優勝。
一時は親交の深い白井 英治選手と同様に“無冠の帝王”という嬉しくない呼び名でささやかれたこともありましたが、2017年8月の「第63回 ボートレースメモリアル」でデビュー20年にしてようやく戴冠を果たすと、3年後の同大会でふたたびタイトル奪還を果たすなど、今なおSG戦線常連レーサーとして活躍を続けています。
そして、寺田 祥選手といえば『スタート事故がとても少ない選手』としても有名ですよね。
“スタート事故を起こさない”ことをモットーに掲げることから、フライングが非常に少ない選手として知られており、スタートで攻めるよりも“道中での追い上げ”を得意としている選手です。
ちなみに、2003年2月の一般戦でのフライングのあと、2014年10月14日に徳山優勝戦で開催された「G3・サッポロビールカップ」で選手責任による出遅れになるまで2,910走スタート事故ゼロを記録して、2015年3月には一般財団法人BOAT RACE振興会から特別表彰を受けたこともあるほどです。
人気と実力の両方を兼ね備えた“笑わない男”が、4年前に獲得したプレミアムG1のタイトル奪還と、史上初のBBCトーナメント2度目の制覇に名乗りをあげます。
池田 浩二選手:優勝歴なし・2022年(第4回大会)優出(3着)
名前 (フリガナ) | 池田 浩二 (イケダ コウジ) |
登録番号 | 3941 |
支部 | 愛知 |
登録期 | 81期 |
級別 | A1級 |
現在の競艇では必須のテクニック「モンキーターン」をさらに発展させた「ウィリーモンキー」の先駆者として知られる池田 選手。
ハイレベルのターン技術と抜群のスタート力を武器に、SG優勝10回、BBCトーナメントは第2回大会から5年連続5回目の出場という快進撃を続けています。
全盛期には“池田のイン戦は黙って買え”と言われるほどの圧倒的な強さを誇り、2011年にはオールスター(笹川賞)・ダービー(全日本選手権競走)・グランプリ(賞金王決定戦)とSG戦の3大タイトルを冠する圧巻の活躍を見せ、この年のMVPを獲得したほど。
愛知支部の総大将として、地元の期待を背負って挑む今大会。
2024年4月に史上179人目となる通算2,000勝を達成し、安定した成績で勝ち星を量産し続ける「艇界のブルーインパルス」は、優勝争いの最有力候補です。
そして、今大会で優勝できれば、通算98回目の優勝となるため、このタイトルはぜひ手にしたいところ。
G1競争で14回の優勝歴がありながらあと一歩届かなかった未獲得のプレミアムG1タイトル。
優勝戦3着で終わった2023年の第4回大会に続き、次こそは達成したいBBCトーナメント制覇に挑みます。


白井 英治選手:優勝歴なし・2021年(第3回大会)優出(5着)
名前 (フリガナ) | 白井 英治 (シライ エイジ) |
登録番号 | 3897 |
支部 | 山口 |
登録期 | 80期 |
級別 | A1級 |
今でも語り継がれる艇界のプリンス・今村 豊選手に師事し、現在の山口支部の大看板として、師匠譲りの鋭いターンを武器にボートレース界をけん引し続けているのが、『関門のホワイトシャーク』の異名をとる白井 英治選手です。
SG競走の常連選手として優勝戦には何度も登場していたものの、なかなか優勝を掴めずに“無冠の帝王”と呼ばれた時期もありましたが、ついに2014年8月の「第60回 ボートレースメモリアル」を制してSG初優勝を果たしました。
さらにその後は、2018年6月の「第28回 グランドチャンピオン」を制し、2022年にはボートレーサーの頂点を決める「第37回 ボートレースグランプリ」で自身3度目のSG制覇を達成しています。
2019年3月21日に戸田競艇場で開催された「第54回 ボートレースクラシック」の優勝戦で4着となり、BOAT RACE振興会会長賞メダルを24個獲得したことで「ゴールデンレーサー賞」の受賞第1号となったことで、史上初のゴールデンレーサーの栄誉を獲得。
2021年に開催された「第3回 BBCトーナメント」で優出を果たすも5着。
それから2年間は優勝戦から遠ざかっていましたが、今大会を制すれば初のBBCトーナメントのタイトル獲得だけでなく、2022年12月の「徳山クラウン争奪戦 開設69周年記念競走」以来、自身3年ぶり14度目のG1制覇となります。
これまでにSG競争で3回の優勝を誇り、2022年まではSG競争の優勝戦で名前を見ないことが珍しいほどの選手だっただけに、注目選手の中では1番のベテランとして挑む今大会でも“山口支部の大看板”が活躍を見せてくれること間違いなしです!
ボートレースバトルチャンピオントーナメントの結果予想
BBCトーナメントの予想に役立つデータをご紹介します。
競艇界のトップレーサー同士の戦いとあって、選手同士の実力差はそこまで大きくありません。
そのため、モーターの機力勝負が大きく影響することも確か。
モーターの舟足や部品交換などの整備に関する情報は必ずチェックしておくことをおすすめします。
過去の結果を参考に
過去のBBCトーナメント(=ボートレースバトルチャンピオントーナメント)の決まり手と組番を次の表にまとめました。
開催 | 優勝戦日 | 開催場 | 決まり手 | 組番 | 配当 |
---|---|---|---|---|---|
第6回 | 2025年1月26日 ※2025年1月26日追記 | 常滑 | 逃げ | 1–3–6 | 2,280円 |
第5回 | 2024年1月14日 | 大村 | 逃げ | 1–5–3 | 1,620円 |
第4回 | 2023年1月15日 | びわこ | 逃げ | 1–2–6 | 1,280円 |
第3回 | 2021年12月7日 | 鳴門 | まくり差し | 3–1–5 | 6,110円 |
第2回 | 2020年12月6日 | 若松 | 逃げ | 1–3–2 | 1,660円 |
第1回 | 2019年12月1日 | 平和島 | 逃げ | 1–5–6 | 4,740円 |






決勝戦の予想で特に気に留めておきたいことは、「ほぼイン逃げ」で決まっていること。
過去の結果を見れば一目瞭然ですよね。
また配当については、10~20倍程度の手堅い決着が多いことから、高配当への期待は薄そうです。
そのほか、ダッシュ勢が舟券に絡む機会も多く見られるため、2着・3着の予想をする際は広めに買っておくことをお勧めします。
2025年のボートレースバトルチャンピオントーナメントの結果は?
まさに選手同士の実力が拮抗して“誰が優勝してもおかしくなかった”といっても過言ではない「第6回 BBCトーナメント」。
その結果について、まずはレースの展望から順に見ていきましょう。
レース展望
「第6回 BBCトーナメント特設サイト」に掲載されていた、今シリーズの展望をご紹介します。
豪華メンバーが短期決戦で壮絶バトルを繰り広げる!
豪華メンバーが短期決戦で壮絶バトルを繰り広げる!
新春から常滑に豪華メンバーが集結する。それが23日に開幕する「PGⅠ第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント」だ。4日間のショート決戦で壮絶バトルを繰り広げる。まずは、他とはちょっと趣が違うこのレースを紹介したい。出場資格は、優先出場が前年の優勝者であり、1月から10月までの勝率順に、昨年のSG覇者、PGⅠ覇者、GⅡレディースオールスター、GⅡ全国ボートレース甲子園、GⅡレディースチャレンジカップ、ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント覇者が出場する(残念ながらボートレースダービーの覇者・桐生順平、レディースオールスター覇者の守屋美穂、そして宮之原輝紀はG1競走選出除外期間中のため出場できず)。レース初日は出場48選手が8レースに分かれて争い、上位1から3着までが次のステップに進むということが3日目まで繰り返され、ベスト6まで絞り込まれる。「ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント」との違いは毎日枠抽選ではなく、シードされた8選手には初日から1枠が与えられ、3日間ずっと1枠ということもある。それだけにシード選手が有利な立場にいることは間違いない。ただ優勝戦だけは、着順に関係なく枠抽選が行われるため、強者と強運を兼備した選手が栄冠をゲットできることになる。
引用元:ボートレース下関 Official Site – レース展望
今節は豪華メンバーが出場しており、誰が勝っても不思議ではない。しかし当地で戦う限り、地元の絶対王者・池田浩二(愛知)を中心に指名したい。11月8日時点で池田の選出順は16位で初日からの1枠は厳しい状況。それでも誰よりも水面を熟知し、芸術的なさばきをする池田なら3日間とも3着は外さないとみたい。それならチャンスは十分ある。
先の住之江グランプリ優勝でSG9冠となった毒島誠(群馬)も有力なV候補。ここ1番での集中力は尋常ではない。シードの特権もあり順当にベスト6まで勝ち上がりそうなムード。
2022年に当地で開催されたSGボートレースダービーで2コースから鮮やかに差し切って優勝を飾った馬場貴也(滋賀)ももちろんV圏内。2024年には丸亀ボートレースメモリアルで5度目のSG制覇を果たすなどリズムも上々。得意水面で再び頂点を狙う。
他にも茅原悠紀(岡山)、河合佑樹(静岡)、関浩哉(群馬)、定松勇樹(佐賀)、土屋智則(群馬)と名前を挙げたらきりがない。
池田以外の地元勢にもV候補はいる。平本真之(愛知)、磯部誠(愛知)のSGタイトルホルダーコンビに加え、吉田裕平(愛知)にも注目だ。
女子陣にも遠藤エミ(滋賀)をはじめ、実力者がそろっており、実に楽しみ。
どのレースもゴールまで、一瞬たりとも目が離せない壮絶バトルを存分に楽しみたい。
- さらにボートレース公式サイトに掲載されていた、最終日の推奨レース展望(12レース)の内容をご紹介します。
抽選運も味方に付けて4日間、連続して1号艇となった茅原が中心の一戦となりそう。舟足は内から戦う分には問題のない仕上がり。スタート後に伸び返して他艇を一気に突き放す逃げを決める。前田は一番差しに照準を置いてコーナーをスムーズに攻め上がっていきたい。舟足はバランス型。好調時と比較をするとターン回りの鋭さに欠ける馬場の47号機。理想の状態に近づけて捲り差しを炸裂させる走りへ。白井は出足や回り足を求めて調整をしていきたい。
引用元:レース一覧|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
やはり、BBCトーナメント開催前から注目視されていた茅原 悠紀選手が順当に決勝戦に駒を進めました。
ほかにも山口支部の2枚看板の白井 英治選手とトップモーター・35号機を相棒に勝ち進んだ寺田 祥選手、そして1着はないものの、馬場 貴也選手が安定した成績で上位通過。
レースの展望においては、特に抽選運を味方にして絶好枠を手に入れた茅原 悠紀選手のBBCトーナメント初制覇を有力視する声と、人気対抗格となったベテラン・白井 英治選手がさらに良い足を目指して施す調整に期待する声が聞かれました。
そのような状況において、レースの展望では「内から戦う分には問題のない仕上がり足の茅原 悠紀選手の逃げ速攻・前田 将太選手が魅せる渾身の差しワザ・白井 英治選手の積極的な調整」に期待する内容となっています。
決勝戦出場選手インタビュー
決勝戦出場選手インタビュー
ボートレースとこなめの公式YouTubeチャンネルに公開されていた「決勝戦出場選手インタビュー」をご紹介します。
優勝戦まで勝ち上がってきたトップレーサー達が最終戦への意気込み・モーターの調子・戦略を語っていますので、ぜひご覧ください。
- 【PGⅠ第6回BBCトーナメント 決勝戦出場選手インタビュー】
出走表
出走表


次に出走表を見てみましょう。
今節をオール3連対で勝ち進み、決勝戦への出場を決めた選手でただ一人1着を3本あげているのは、シリーズリーダーで、プラミアムG1初制覇を狙う茅原 悠紀選手。
さすがにトップレベルの実力者が出場する大会の決勝戦だけあって、少数精鋭の猛者ぞろいです。
とくに2コースに控える前田 将太選手も2024年の年末に開催されたグランプリシリーズで優勝を果たした好調を維持して臨んでいますので、やはり期待できるでしょう。
全国・当地勝率はともに全体的に高い数値が並んでいるものの、その中でも茅原 悠紀選手が最も高く、続くのは馬場 貴也選手です。
やはり茅原 悠紀選手のイン戦ということで、大きな番狂わせでもない限りは茅原選手が絶対的に有利な気がします。
スタートタイミングについてもコンマ10台前半という全レーサーのなかでもとくに早いタイムが並んでおいるものの、前田選手が最も早く、茅原選手と馬場選手が続きます。
さらにモーターでは、寺田 祥選手が引き当てた超抜モーター・35号機が絶好調で、対抗機としては馬場選手の47号機といったところでしょう。
やはり選手同士の実力差は大きくないように感じますね。
そのため、ここまで述べてきたとおり、過去のBBCトーナメントの決勝戦の結果から「ほぼイン逃げ」で1号艇の選手が優勝する確率が高いことが予想するうえでの重要なポイントとなります。
総合的に判断して、当地水面との相性も良く、モーターの機力も十分、かつ1枠のアドバンテージがとても大きいため、茅原 悠紀選手への期待が大きくなるところです。
それでは、決勝戦のピット離れ後に実況アナウンサーが各選手を紹介した内容をご紹介します。
- トーナメント戦全勝でこのまま優勝なら大会史上初の快挙で運も味方して後は押し切るだけの茅原 悠紀選手
- 決勝戦が前日の準優勝戦で味わった悔しさを晴らすチャンスとなるか⁉の前田 将太選手
- 伊勢湾に紛れ込んだ“ホワイトシャーク”が牙をむきながら1マーク先制を狙う白井 英治選手
- ピット離れでコースを主張して、本番は4コースカド受けとなった馬場 貴也選手
- 5コースカド戦で結果を残したい上條 暢嵩選手
- ピンチの中でも道を開いた1回戦、大外船も軽視禁物の寺田 祥選手
6強が頂点を目指す、2025年の年明け1発目のプレミアムG1戦、トップレベルのトーナメント戦の最終レースはどのような結果になるのでしょうか?
オッズ(単勝・3連単)
単勝オッズ
枠番 | 級別 | 選手名 | 単勝オッズ |
---|---|---|---|
1 | A1 | 茅原 悠紀 | 1.0倍 |
2 | A1 | 前田 将太 | 16.8倍 |
3 | A1 | 白井 英治 | 8.3倍 |
4 | A1 | 馬場 貴也 | 10.6倍 |
5 | A1 | 上條 暢嵩 | 11.1倍 |
6 | A1 | 寺田 祥 | 32.7倍 |
BBCトーナメント決勝戦の過去の結果・予選をトップ通過してきた実績・十分な機力を考慮して、茅原 悠紀選手への期待が大きく反映したオッズとなっています。
そんな中で人気対抗格となったのは、山口支部の大看板・3号艇の白井 英治選手。
舟足に目立つものはありませんが、もっともベテランのため常滑の水面を熟知している存在であり、今節でもここまでダッシュ勢でも必ず舟券に絡んでいることから、番狂わせを起こす可能性も抜群。
ツボにはまれば、まくりで一気に内枠を飲み込む展開も考慮すべきとの判断がオッズに反映したようです。
それでも、1着は1号艇・茅原 悠紀選手の線が濃厚といったところでしょうか。
続いて3連単オッズを見てみましょう。
3連単オッズ
買い目(人気順) | オッズ(倍) |
---|---|
1–3–4(1番人気) | 7.7 |
1–3–5(2番人気) | 7.8 |
1–2–3(3番人気) | 9.9 |
1–3–2(3番人気) | 11.7 |
1–2–4(5番人気) | 12.9 |
1–4–3(6番人気) | 13.8 |
単勝オッズの結果同様、茅原 悠紀選手を優勢とした予想。
その影響から、1号艇・茅原選手を軸とした買い目が人気上位を独占しています。
ヒモとして人気なのは、単勝オッズ2番人気の3号艇・白井 英治選手と2号艇・前田 将太選手を2着とした予想で、1–3と1–2の買い目がトップ5を独占しています。
観客の予想では3号艇・白井選手が2着の可能性が高いと予想しているようです。
ほかに注目したいのは、4号艇・馬場 貴也選手と5号艇・上條 暢嵩選手がトリで舟券に絡むであろうと予想する買い目です。
特に馬場選手をヒモとする買い目は1点、トリとする買い目は2点あり、人気順では1番と5番の上位であることから、期待のほどがうかがえます。
さらに3号艇・白井選手が連に絡むとする買い目は上位6点中5点を占めており、人気がよくわかる買い目だと言えます。
人気ナンバーワンの1–3–4(7.7倍)は、本命かつ“鉄板”の予想と言えるでしょう。
直前情報
直前情報


直前情報にも注目です。
展示タイムでは茅原 悠紀選手・白井 英治選手の順に伸び足が良く、その他はほぼ差がないことがわかります。
またチルトについては、前田 将太選手と馬場 貴也選手が−0.5度で出足重視型、そのほか全員が0.0度でバランス型の調整。
さらにこのレースでは誰も部品交換をしていないことが読み取れます。
また勝負を左右する重要な要素である「水面気象情報」にも注目しましょう。
前レース(11レース)時点ではありますが、風速4メートルの強い向かい風が吹いているものの波高は2センチのやや荒れはじめた水面であることがわかります。
これから始まる大一番の波乱を予感させるようなプールコンディションです。
このことから、当地水面を走りなれた地元選手や当地勝率の高い選手を特に重視し、そのほかにはモーターの気配が良い艇・スタートタイミングが早い選手に着目します。
当地水面と好相性で全てのバランスが良いインコースの茅原 悠紀選手、当地水面を走りなれたベテランレーサーの白井 英治選手、そして当地勝率が最も高い馬場 貴也選手が有利な状況であると推測できるのではないでしょうか。
ピットレポート
ピットレポート


枠 | 級別 | 氏名 (登録番号) | 支部 | ピットレポート |
---|---|---|---|---|
1 | A1 | 茅原 悠紀 (4418) | 岡山 | 足は普通ですね。あまり納得はしていないです。合えば出足はいいけど、伸びがもっと欲しいとは思う。ペラをやって行きます。(コメント自信度・・★★☆) |
2 | A1 | 前田 将太 (4504) | 福岡 | 下がる感じはないし、悪くはないと思います。問題ないんじゃあないかなと思っています。乗り心地は納得していないので、しっかりペラを叩こうと思います。スタートもスローの起こしに違和感はないです。(コメント自信度・・★★☆) |
3 | A1 | 白井 英治 (3897) | 山口 | 周りとの比較は分からないけど自分の足としてはまずまずです。昨日までは外枠仕様で重たさがあったので、そこは改善をしたいです。ギヤケースとペラ調整をしていきます。スローの方がスタートはしやすい。(コメント自信度・・★★☆) |
4 | A1 | 馬場 貴也 (4262) | 滋賀 | 全体的に足は○ですね。ピリッとしなくて、標準的です。昨日伸びを意識して調整して一番良かったので、昨日をベースに調整して行きます。取り付けとプロペラ調整をやってみます。スタートは行ける範囲で行きます。(コメント自信度・・★★☆) |
5 | A1 | 上條 暢嵩 (4719) | 大阪 | 足はまずまず行っていると思います。レース足とかが良くて、そこを活かせてレースして行けています。出足が良くてターン回り系だと思います。今日は本体を点検してみようと思います。上積みを狙って行きたい。スタートは行けています。(コメント自信度・・★★☆) |
6 | A1 | 寺田 祥 (3942) | 山口 | 今節はレースの展開がいいですね。いいエンジンと聞いていたけど、特にエンジンの評判ほどの手応えはないです。人並みはありますけど、特に調整は考えていません。(コメント自信度・・★★☆) |
やはり、とくに足とスタートを重視しているコメントが多く、ギリギリまで整備を1ミリも妥協しない様子がうかがえます。
さすがトップレーサーの面々だけあって、整備も直前まで抜かりないようです。
あとは決勝戦の風向きや運にも大きく左右される局面ですが、出走選手のコメントを見るに「メンタルも勝敗に大きく影響するのだろう」と感じました。
ではコンピューター予想ではどのような予想がされているのでしょうか?
いろいろなデータから導き出された予想を見てみましょう。
コンピューター予想
コンピューター予想


ここまで考察してきたとおり、コンピューターも茅原 悠紀選手が1着の確率が高いと予想しています。
そして続くのが、馬場 貴也選手と寺田 祥選手。
ちなみに1–4–6(33.0倍)は3連単オッズの14番人気です。
では、どのような結果になったのでしょうか?
2025年の年明け最初の大一番「第6回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント」の結果を見ていきましょう。
レース結果
レース結果


今節の決勝戦は、選手同士の実力が拮抗していたことから、誰が優勝してもおかしくない状況でしたが、「前年のSG・プレミアムG1競走で結果を残した選手たち」の戦いにふさわしい見ごたえあるレース展開で、11番人気の1–3–6で決着。
オッズは22.8倍で2,280円という結果になりました。
全艇枠なりの進入で、大方の予想どおり、圧倒的有利と見られていた茅原 悠紀選手がコンマ16の圧倒的なスタートを決めて1周1マークを先マイ。
外から3号艇・白井 英治選手が握って、最内を6号艇・寺田 祥選手が差しハンドルで迫るものの、茅原選手の完璧なターンになすすべなし。
イン戦速攻で押し切った1号艇・茅原選手が一気に突き抜けて、伸びてきた3号艇・白井選手が2番手に浮上して1–3–6とします。
その後も茅原選手は後続艇を寄せつけない完璧なターンを披露して、逃げ切りに成功。
続く1周2マークは、1号艇・茅原選手がトップ旋回して、次いで6号艇・寺田選手が先回ると、3号艇・白井選手が鋭く懐を差して順位変わらずの1–3–6。
1周目にして1号艇・茅原選手が後続の5艇が霞むほどの一騎逃走で、早くもリードを握ります。
2周目・3周目も順位変動はなく、そのまま上位隊形がしっかり固まって、1号艇・茅原選手が先頭でゴールすると1–3–6でフィニッシュ。
ちなみに、連絡みの活躍を期待された馬場 貴也選手はスロースタートの影響で1周1マークで5号艇・上條 暢嵩選手と接触。
そのまま外に流れたことで、上位争いから脱落してしまいました。
SG覇者4人を相手に、スタートから差させず・まくらせずの完璧なハンドル捌きを見せ、茅原 悠紀選手がプレミアムG1初めてのタイトル獲得となるBBCトーナメント初制覇。
優勝した茅原選手にとって、2025年はじめて・通算59回目・当地では2度目、そして選手生活18年2か月目にして初のプレミアムG1初制覇を果たしました。



16年後の同じシリーズで今度は弟子の河合 祐樹選手がSG初優出・SG初優勝だなんて、なんてドラマチックなんだろう…
SNSの反応
SNSの反応
常滑競艇場では初開催となった「第6回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走」。
優勝最有力候補と目された茅原 悠紀選手が、初戦からの勢いそのままに、前回大会で2着となり取り損ねたタイトルを獲得するというドラマチックな展開を見せ、BBCトーナメント初制覇を果たして幕を閉じました。
SNSではどのような投稿があったのでしょうか。
数多くの『優勝おめでとう』『運が強い』『カッコいいレース』というメッセージのほかに、“完璧な逃げ”と“他を寄せ付けない圧倒的なターン”を絶賛するメッセージも多数。
『アミダでも1枠と流れはいつも茅原選手でした!』『幸先の良いスタート』という言葉が投稿されて、早くも年末のグランプリを視野に入れたコメントがあったことから、茅原 悠紀選手が熱心なファンから強く支持されていることを感じました。
また『終わってみれば1回戦から決勝戦まで負けなしのストレート勝ち』という投稿から、『完全無欠の6代目』という言葉が出てきたのでしょう。
ほかにも「菅とか中澤も面白かったです」という茅原選手と勝負を繰り広げた選手の名前があがっていたことから、決勝戦だけではなく1節をとおして繰り広げられた名勝負の数々が多くの人々の心を熱くしたことが伝わる内容など、さまざまなコメントを見ることができました。
たSNSに投稿されていた反応の一部を抜粋してご紹介します。
茅原選手 BBCトーナメント優勝おめでとう あみだくじの引き運も強し#コンサドーレパートナーアスリート
— muroran51 (@muroran51) January 26, 2025
BBCトーナメント決勝戦〜優勝は茅原悠紀選手優勝おめでとうございます🎉インから良いスタートを切って見事なイン逃げを決めましたね✨今年もグランプリに残ってグランプリで1号艇を引ける活躍して欲しいと思います😆 pic.twitter.com/LUmoArCKpf
— ライナ (@accesstrain) January 26, 2025
BBCトーナメント優勝はパーフェクトな逃げで茅原選手、優勝🏆️✨予選〜決勝、全て①号艇を引き寄せる力✨全て逃げ今年走り初めも枠しっかり活かした素晴らしい優勝でした✨私のチャレンジは万舟含め5/12🎯決勝が🎯何より嬉しい♪BBCを走られた全ての選手の皆さん、ありがとうございました🙏 pic.twitter.com/SSElxzXRyq
— BoatRace Ojisan Room (@MKitazawa46148) January 26, 2025
第6回BBCトーナメント
— Takahiro (@takahiro4193) January 26, 2025
優勝はインから相手を全く寄せつけずに逃げた茅原悠紀選手🏆
トコタンホールが満員で埋め尽くされた表彰式ではとても嬉しそうな姿が見られて、私もなんだか嬉しい気持ちにさせてもらいました✨
茅原選手、優勝おめでとうございました🏆✨ pic.twitter.com/2d3L7Q1A24
ボートレースとこなめ
— ももじり (@momokobitochan) January 27, 2025
BBCトーナメント‼️
茅原悠紀 選手🚤✨️✨️
優勝おめでとうございます💐💕
かっこいいレースでした😊
特製QUOカード応募させていただきます❤️
ご縁がありますように🍀︎🌈
BBCトーナメントは茅原選手の優勝で幕を閉じました。アミダでも1枠と流れはいつも茅原選手でした!
— 高田和典 (日刊スポーツ) (@2kkan_ktktboat) January 27, 2025
【ボートレース】茅原悠紀が逃げて派手なKO勝ち!6代目チャンピオンの座に輝いた/常滑PG1 https://t.co/eBeF59XZnX
とこなめボート🚤PGⅠボートレースバトルチャンピオントーナメント🏆
— 東スポ ボートレース (@tospo_boatrace) January 26, 2025
いよいよ決勝戦🏆です‼️
本日の九州スポーツ1面です♪ pic.twitter.com/y9yW9qrkiP


勝利者インタビュー
勝利者インタビュー
茅原 悠紀選手、プレミアムG1初優勝おめでとうございます!
たくさんの声援に後押しされて掴んだBBCトーナメントの初タイトル。
1度の失敗も許されない厳しいバトルロワイヤルを制し、強い気持ちで戦い抜いた茅原 悠紀選手。
岡山支部をけん引するスターが3日目までをトップ通過して、抽選運を味方にして掴んだ決勝戦の内枠。
そして、茅原 悠紀選手が選手生活18年2か月目にして成し遂げた、ふたたびのグランプリ制覇に向けた“さらなるタイトルの獲得”は、なんと夢のある結末でしょうか。
そして何より、常に有言実行で厳しくも結果を残し続ける茅原 悠紀選手の姿を見て、応援する観客がより一層増える気配がヒシヒシとしますね。


- ボートレース公式サイトに掲載されていた、勝利者インタビューの内容をご紹介します。
茅原 悠紀選手の勝利者インタビュー
想定位置ですね。進入が乱れそうだったんで。
引用元:結果|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
(スタートは気持ちよく入れた?)僕の中のてきとうは漢字の適当なんで、カタカナの方ではないんで。完璧っすね(コンマ16)。
(1マークのターンは納得?)納得です、はい。ずっと休んでたんで。あんまりこういう機会もないんで、いきなりG1っていうのもないんで。なんかよかったです。昨日まで伸びは微妙だなと思ってたんですけど、菅(章哉)君がいたからだなって思いました。彼のおかげで伸びもいい方向性になってきて、今日は1番よかったかなと思います。菊地(孝平)さんにも色々アドバイスいただいて、かなり自信持っていけました。
(昨日の抽選でも1枠)それも白井(英治)さんがおいてくれたとこなんで、結構他力ではあるんですけど。自力ではちょっとあれなんで。
(初制覇について)嬉しいですね。ありがとうございます。僕は年末から走ってなかったんで、かなり年末の残り香があっていい集中できてたんで、毎回こうやって仕事しないとダメだなってつくづく思いました。昨日もなんですけど、今日もこんなに遅くまで残っていただいて本当にありがとうございます。まだ今年ボートレース界を盛り上げれるように頑張っていきますので、ご声援の程よろしくおねがいします。
BBCトーナメントの茅原 悠紀選手の活躍について中日スポーツ・西スポ RACE SITE・スポニチAnnex/
マクールにまとめられていましたのでご紹介します。
気になった方は、ぜひご一読ください。
【ボートレース】茅原悠紀が逃げて派手なKO勝ち!6代目チャンピオンの座に輝いた/常滑PG1
河合佑樹、SG初優出で優勝「実感は正直、あまりない」先輩や師匠と抱き合い涙【下関ボート・SG「チャレンジカップ」最終日】
[2025年1月26日18時45分]
決勝戦を制しベルトを腰に巻きポーズを決める茅原 茅原悠紀(37=岡山)がイン逃げでライバルにKO勝ち! BBCトーナメントの6代目チャンピオンに輝いた。1回戦からトーナメント戦は全て1枠でいずれも勝利。まさに申し分のないレース内容で頂点へ上り詰めた。今回の優勝で来年1月に行われる第7回大会(尼崎)の優先出場権を獲得した。
◇ ◇ ◇
茅原をプロボクサーに例えるならば、相手のパンチを一発も浴びることなくKO勝ち。まさしく、完膚なきまでという表現がふさわしい勝ちっぷりだった。
ただ、1回戦から続いた1枠に関しては、ちょっぴり緊張したという。「ずっと1枠だったんで、ここで逃げないとやばいと思いました」。とはいいつつも、その緊張感を楽しみに変えて、日々の調整に取り組むのが茅原のスタイル。決勝戦当日もしかりだ。「いつも(調整の)レシピを考えてやるんですけど、菊地(孝平)さんのアドバイスが自分の考えたレシピと似てたんで、自信を持っていきました」。決勝戦の気配は特訓の段階からまさに万全。「これで逃げられなかったら、テクニックのせいだと思うくらいでした」。最高の“調理法”で37号機の素材の良さを引き出し、チャンピオンの称号を得た。
フライング休み明けで迎えた今年最初のレースで、これ以上ない滑り出しだ。年末を見据えて、いやが応でもモチベーションは高まる。「常にグランプリを走りたい。尊敬できるメンバーで戦えるのがすごく楽しいし、グランプリで戦うために仕事をしてるし、そこしか目指してないので」。そのためにも、今年は貪欲にタイトルを求める。「自分に足りないものは結果。今年は(SGを)2個取れるように頑張りたいです」。いやいや、2個と言わず、何個でも。心身ともに充実した茅原が25年のボートレース界を引っ張っていくのは間違いない。
引用元:【ボートレース】茅原悠紀が逃げて派手なKO勝ち!6代目チャンピオンの座に輝いた/常滑PG1:中日スポーツ・東京中日スポーツ
【とこなめボート・PGⅠBBCトーナメント】茅原悠紀が第6代チャンプに輝く
【とこなめボート・PGⅠBBCトーナメント】茅原悠紀が第6代チャンプに輝く
2025/01/26 19:50
優勝後にピットで喜びを爆発させる茅原悠紀 とこなめボート(愛知県常滑市)のプレミアムGⅠ「第6回ボートレースバトルチャンピオン(BBC)トーナメント」(優勝賞金1300万円)は最終日の26日、12Rで決勝戦を行い、1号艇の茅原悠紀(37)=岡山・99期=がインから逃げて大会初優勝。通算60回目、GⅠは昨年11月の住之江高松宮記念以来12回目のタイトル獲得となった。2着は3号艇の白井英治、3着は6号艇の寺田祥と山口支部勢が脇を固めた。2連単は290円の1番人気、3連単は2280円の11番人気と本命サイドでの決着となった。4日間の総売上額は69億22万3200円で、目標の65億円を大きく上回る盛況で幕を閉じた。
【とこなめボート PG1・BBCトーナメント】茅原悠紀 6代目チャンプ襲名 売り上げ目標65億円突破
【とこなめボート PG1・BBCトーナメント】茅原悠紀 6代目チャンプ襲名 売り上げ目標65億円突破
[ 2025年1月26日 16:44 ]
BBCトーナメントを制した茅原悠紀 ボートレースとこなめのプレミアムG1「第6回ボートレースバトルチャンピオントーナメント」は26日、12Rで決勝戦が争われ、茅原悠紀(37=岡山)が逃げ切って1着。6代目チャンプを襲名すると同時に昨年11月6日の住之江高松宮記念以来となる12個目のG1タイトルを手に入れ、来年3月24日から29日まで蒲郡で行われるSGボートレースクラシックの優先出走権を手に入れた。2着に白井英治、3着は寺田祥が入り3連単<1><3><6>は2280円(11番人気)だった。なお4日間の売り上げは69億22万3200円で、目標の65億円を上回った。
今年最初のレースを制した茅原は、決勝戦直後のインタビューで「ホッとしてます」と一息つくと「年末(12月16~21日の住之江SGグランプリ)目指して頑張りたいです。当面は無事故完走ですかね。これに乗っかって、しっかり頑張っていきたいです」と今後に向けての意気込みを語った。
引用元:【とこなめボート PG1・BBCトーナメント】茅原悠紀 6代目チャンプ襲名 売り上げ目標65億円突破― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
【現地コラム】今年の初陣を最高の結果で終えた茅原悠紀/常滑・BBCトーナメント
【現地コラム】今年の初陣を最高の結果で終えた茅原悠紀/常滑・BBCトーナメント
2025/01/26 19:30
茅原悠紀 ボートレース常滑のPGI「第6回BBCトーナメント」は1号艇の茅原悠紀がコンマ16のスタートからイン逃げを決めて今年初戦のシリーズを優勝で飾った。
ピット離れで4号艇の馬場貴也が遅れたのに対し、5号艇の上條暢嵩が飛び出した。何とかコースは取り返した馬場だったが本番は枠なり1234カド56の並びとなった。それでも茅原には全く影響はなかった。「進入が乱れそうだったので起こしは許容範囲というか想定はしていました」と気にすることなく発進。インからコンマ16のスタートを切ると1Mはしっかりグリップを利かせて1Mを先取した。「特訓から良かったし、これで逃げれんかったらテクだなー」と思えるほど仕上がりも抜群だった。
これが今年初のシリーズだった茅原。昨年のグランプリ後は「インフルエンザにかかって、1週間くらい寝込んだ」とアクシデントもあったが、常滑に入る前は「スノーボードをやったりしてわりかしゆったりとした1か月だった」と十分に充電もできて迎えた今年の初陣を最高の結果で終え、充実した表情だった。
今年の目標はもちろんグランプリ。「あのような尊敬できるメンバーで戦えるのがすごい楽しい。そこで戦うために仕事をしているし、そこしか目指していない。2個も3個もと思って、自分に足りない部分をプラスしていく。自分に足りないものは結果。結果をもっともっと。毒島さんとかあのような感じに。10個勝ったらいいかな、10個ぐらいは取りたい。今年は2個頑張りたい」と今年は複数SG制覇に意欲を見せていた。
「自信を持って行った」特訓の手応え抜群の茅原悠紀が優勝/常滑・BBCトーナメント
「自信を持って行った」特訓の手応え抜群の茅原悠紀が優勝/常滑・BBCトーナメント
2025/01/26 20:00
茅原悠紀 ボートレース常滑のPGI「第6回BBCトーナメント」は26日に熱き戦いに幕を閉じた。
今節は、チルト3度の菅章哉とチルト2度の中澤和志が、迫力のダッシュ戦を披露してシリーズを大いに盛り上げた。共に決勝戦進出は果たせなかったものの、菅はシリーズ3勝、中澤も6コースまくり勝ちを含む3勝を挙げる活躍を見せた。やはり、ボートレースの醍醐味は「まくり」。イン逃げが主流の現代ボート界において、こうした選手たちの存在は実に魅力的で、観る者をワクワクさせる。
最終日の菅は、レース後にこう語った。「今日の伸びは具志堅用高です。マイクタイソンより上だから、相当強いですね!」 その言葉通り、菅の伸び足は最上位レベルで申し分なく、まくりで連勝締めを飾った。
一方、優勝した茅原悠紀は、菅について次のようにコメントしている。「優勝戦以外のイン戦で、菅君があのようなレース展開を見せてくれたおかげで、(優勝戦は)余裕を持って回ることができた。菅君の存在は本当に大きかった」
さらに茅原は、準決勝で真っ向勝負を挑んだ磯部誠についても評価。「昨日の磯部君のように自分から攻めようとする選手がいるのは、後輩として頼もしいし、うれしい。僕は選手として、他の選手をマークして勝ちを拾うのはダサいと思っているので」
この準決勝では、磯部が同期の菅をあえてマークせず、攻めの姿勢を貫いた。磯部はレース後、こう振り返っている。「三国周年で優勝した時も、菅がいてみんながコースを主張して菅を止めてくれた経験があった。だから、地元で自分だけ美味しい思いをするのは違うと思った。前付けする選手はリスクを承知でやっているわけで、自分も楽な道を選びたくなかった」
こうした選手間の駆け引きや意地は、一つひとつのレースからは見えにくい。しかし、シリーズを通じてそれが垣間見えたことは、記者にとっても大変有意義な体験だった。改めて、ボートレースの面白さを再認識させられたシリーズだった。
- 優勝者コメント・茅原悠紀
「自信を持って行った。特訓の手応えもいいと思った。ぶっちゃけこれで逃げられなかったらテクのせいだな…と思うくらい、今節の中で言えば仕上がりは今日が一番だった。起こしは許容範囲、その辺は想定していた。スタートはおっそいっすね。追い風か向い風なのかも分か らない。向いなのに向かいじゃない感じ。油断は禁物の感じ。1コーナーは余裕を持って回れた。優勝は1コーナー回ってから、後ろが白井さんで油断は禁物だなと…。すごいお客さんでSGみたいだったし、グランプリ明けでグランプリ戦っているのと遜色ない気持ちだった」。
- 超速報 2025 プレミアムG1 第6回BBCトーナメント 優勝者インタビュー│BOATCAST NEWS 2025年1月26日│
レース考察
レース考察
「第6回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント」決勝決定戦における勝利のカギとなったのは、茅原 悠紀選手のトップレーサーらしい“完璧なイン速攻”と“舟足への絶対的な自信”でしょうか。
さらに勝負どころでも落ち着いたレース振りを披露して、この勢いで年末のグランプリに向けて素晴らしいスタートを切りました。
茅原 悠紀選手は、プレミアムG1初優勝の感想を『えぇ、ほっとしています。ありがとうございます』と語っていたものの、訪れたチャンスをしっかりとつかみ取ったレースセンスとスタートで勝負が決したと言っても過言ではない“勝負所”をしっかりと見極めてものにする力こそが勝利へ繋がる鍵だったのでしょう。
観客席からの多くの歓声と拍手があがる印象的なレースでした。








- ボートレース公式サイトに掲載されていた、レース考察(=熱戦レース)の内容をご紹介します。
馬場がピット離れで立ち遅れますが、回り込んで枠を主張し1234/56の隊形となります。カドから上條が仕掛けるも攻め切るには至らず。その間に茅原が先陣を切って1マークを回ります。茅原は力強いターンで後続をシャットアウトすると、直線でがっちり首位をキープ。続く2マークを堅実にクリアすると、勝利を揺るぎのないものとします。節間を通して安定感ある走りを披露した茅原がフィニッシュし、BBCトーナメント初優勝を飾っています。
引用元:レース一覧|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
- 西スポレースサイトに掲載されていた、優勝戦を戦い終わった優出メンバーのコメントをご紹介します。
- 【白井 英治(2着)】
敗因はSに尽きる。コンマ30ぐらいでは…。足の仕上がり自体は良かったし、今節で一番良かったと思う。- 【寺田 祥(3着)】
この結果なら上出来。1周1Mも窮屈なところに入っていけたので、レース足は良かったと思う。- 【前田 将太(4着)】
Sは絶対に入っていると思って自信を持って行けた。でも、足は白井さんとはかなり差があった。今節はずっと1号艇で勝ち上がれただけで、決勝に乗れるようなエンジンではなかったと思う。- 【馬場 貴也(5着)】
調整がズレていて、足は全体的に合っていなかった。明らかに良くなかった。とこなめは3月の記念で走るのでまた頑張る。- 【上條 暢嵩(6着)】
足は良かったし、いい状態で臨めた。1周1Mが失敗で、行き場をなくしてしまった。もう少し早いSを行ければ面白かったかも。茅原さんがいいSを行ったと思う。
まとめ


今大会の優勝戦では絶好枠のアドバンテージを存分に発揮して、抜群のスタートと冷静なターンで、茅原 悠紀選手が同大会2度目の初優出とは思えないような完璧なレースを見せてBBCトーナメント初制覇。
優勝した茅原選手にとって、2025年はじめて・通算59回目・当地では2度目、そして選手生活18年2か月目にして初のプレミアムG1初制覇を果たしました。
シリーズ3日までをトップの戦績で通過し、優勝候補筆頭となった茅原 悠紀選手が絶好枠を生かしたイン戦速攻で押し切り、他の選手を寄せ付けない圧倒的な逃げ切りで勝利を収めました。
その証拠に、3連単のオッズ上位は茅原 悠紀選手を軸とする買い目が独占し、組番の1–3–6は11番人気、3連単のオッズは22.8倍で2,280円という本命決着となっています。
決勝戦で己の強さの“真髄”を見せつけたと言っても過言ではない茅原 悠紀選手。
すでにSG優勝戦の常連となり、ボートレース界を代表するレーサーとして、シリーズを通してさすがの走りを披露してくれました。
今後のボートレース界のトップを走り、自身2度目のグランプリ制覇に向けて最高のスタートを切った、“完全無欠の6代目”こと茅原 悠紀選手が2025年はどのような活躍で楽しませてくれるのかにも注目したいですね。
BBCトーナメントが終了して、次に控えるのは浜松競艇場で初開催を迎える「第1回 スピードクイーンメモリアル」。
寒さが続くなかでも、ファンにとっての“ボート熱”は目的地を九州地方に移して、SG戦線の開幕戦「第60回 ボートレースクラシック」までさらに熱気を帯びていくこと間違いなしです。
艇界屈指のレーサーによるトップレベルの戦いはまだ始まったばかり!
間をおかずにマスターズチャンピオンの出場選手も発表され、春に向けてボートレースファンの期待はますます高くなっていくことでしょう。
- BBCトーナメントは毎年1月下旬に開催される
※2019年12月の第1回大会から2021年の第3回大会まではチャレンジカップ終了後の12月上旬に開催されていたが、2023年の第4回大会からはグランプリ後の年明け1月下旬に開催時期が変更された - BBCトーナメントは2019年に新設された、スピードクイーンメモリアルに次いで2番目に新しいプレミアムG1競争
- 正式名称は「ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走」
- 前年のBBCトーナメント優勝者・前年のSG競走優勝者・前年のプレミアムG1競走優勝者・前年の3つのG2(レディースオールスター・ボートレース甲子園・レディースチャレンジカップ)優勝者・ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント優勝者・成績対象期間内でのSG・プレミアムG1における出場選出基準に基づく勝率上位選手をあわせた48名が出場
- 優勝賞金は1,300万円
- 2025年の「第6回 BBCトーナメント」は、2025年1月23日~26日までの4日間ボートレース常滑で初開催
- BBCトーナメントにドリーム戦は存在しない
- 注目選手は、関 浩哉選手(4851)・毒島 誠選手(4238)・馬場 貴也選手(4262)・茅原 悠紀選手(4418)・寺田 祥選手(3942)・池田 浩二選手(3941)・白井 英治選手(3897)
- 2025年の第6回大会は茅原 悠紀選手が1回戦から決勝戦まで負けなしのストレート勝ちでBBCトーナメント初制覇を達成、自身初のプレミアムG1初載冠となった
- 組番の1–3–6は11番人気、3連単のオッズは22.8倍で2,280円の本命決着
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