レディースオールスターとは?2024年の出場選手・出場条件・賞金・歴代優勝者・予想のコツ・レース結果まで大解説!!

毎年2月下旬から3月上旬にかけて開催されていた「G2・レディースオールスター」。
2024年の第9回大会から開催時期が変更されて、5月上旬の開催に変更となりました。

レディースオールスターはファンからの人気投票で出場選手が決まる大会で、位置づけとしては女子版のSGオールスター(笹川賞)とされます。

女子レーサーのなかでも人気と実力を兼ね備えたレーサーが集う大会で、SG級の売上総額を誇ります。
G2のレースでは最も盛り上がる大会とされるビッグレースです。

出場できるのは、前年度のクイーンズクライマックス優出者や、ファン投票得票数上位者選考委員会の推薦者という豪華な面々。
出場するにはクイーンズクライマックスで優出するほどの実力、あるいはファンからの絶大な人気が必須となるレースです。

今回は、レディースオールスターの出場条件や優勝賞金、歴史などを解説するとともに、2024年5月に開催される第9回 レディースオールスターについても紹介していきます。

この記事を読むとわかること
  • レディースオールスターはどんなレース?
  • 出場条件は?
  • レディースオールスターの優勝賞金は490万円
  • レディースオールスターの売上額は?
  • 2024年レディースオールスター最新情報
目次

レディースオールスターはどんなレース?

出典:レディースオールスター特設サイト

毎年2月下旬から3月上旬にかけて開催されていた「G2・レディースオールスター」。
2024年の第9回大会から開催時期が変更されて、5月上旬の開催に変更となりました。

2017年に新設された比較的新しい大会で、その正式名称は「レディースオールスター競走」といいます。

女子レーサーのなかでも人気と実力を兼ね備えたレーサーが集う大会で、SG級の売上総額を誇ります。
G2のレースでは最も盛り上がる大会とされるビッグレースです。

レディースオールスターはファンからの人気投票で出場選手が決まる大会で、位置づけとしては女子版のSGオールスター(笹川賞)とされます。

この大会の優勝者には、いずれもプレミアムG1競走のレディースチャンピオンBBCトーナメントの優先出走権が与えられます

レディースチャンピオン(LADIES CHAMPIONSHIP)とは、女子王座決定戦競走の通称名称です。
※BBCトーナメントとは、PG1・ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BOAT RACE BATTLE CHAMPION TOURNAMENT)の略称です。

毎年2月下旬から3月上旬にかけて開催されてきたレディースオールスターですが、2025年2月に新設される「G1・スピードクイーンメモリアル」と開催時期が重なってしまうことから、第9回大会から5月上旬の開催に変更となりました。

女子戦では2025年に初開催を迎える「G2・スピードクイーンメモリアル」の次に新しい大会です。
次々に新しい大会が創設されるというのは、近年の女子戦が人気を博している何よりの証でしょう。

・1987年:レディースチャンピオン
・2012年:クイーンズクライマックス
・2014年:レディースチャレンジカップ
・2017年:レディースオールスター

出場条件は?

レディースオールスターの出場選手は52名
級別は不問ですが、ファンからの人気投票の得票数で出場選手が決まります。

その出場資格は以下の通りになっています。

  • 前年度のクイーンズクライマックス優出者(6名)
  • ファン投票得票数上位者(43名)
    ※前年度のクイーンズクライマックス優出者6名は数に含めないため、投票得票数が下位のものを繰り上げとします。
  • 選考委員会の推薦枠(3名)
    ※得票数が並んだ場合は、過去1年間(令和5年1月1日~12月31日)の勝率上位の者から、勝率が同率の場合には、着順点合計が上位の者から選出します。

選出除外

上記の出場資格を満たしていても、以下に該当する選手は選出除外となってしまいます。

  • 選考期間内の出走回数100走未満の選手
    ※前年度優勝者、選考委員会の推薦枠は除く
  • スタート事故による選出除外となる罰則期間(プレミアムGI、GI、GIIまたは女子戦)が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合
    ※優勝戦はG1・G2は1年除外となるため、次回の同大会は確実に出場不可となる
  • 当該競走の前期級別がB2級の選手
  • 負傷・病気等により出場を辞退した選手
  • 褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けた選手
    ※これは出場が決まっていても取消の対象

あっせん辞退期間等が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合は、予備選手の資格を喪失します。

毎年大盛況!レディースオールスターの売上額は?

ナイター開催やネット投票が増え、ここ数年売り上げをぐんぐんと伸ばしているボートレース業界。

そのなかでも、売り上げが群を抜いて高くなっているSG競走にも匹敵するレディースオールスター。
レディースオールスターの売り上げもここ数年、一節間で90億~100億円を超える売上額となっています。

今までの売上額を下記にまとめました。

スクロールできます
開催年開催場レディースオールスター節間総売上額
2024年宮島79億7464万円
2024年びわこ90億9580万円
2023年蒲郡124億5927万円
2022年桐生118億7900万円
2021年芦屋102億7448万円
2020年鳴門44億9771万円
2019年児島62億6086万円
2018年びわこ55億3857万円
2017年宮島55億659万円

売上額は年々増え続けて、G2競走とは思えないくらいの大盛況。
近年では、創設された2017年の売上額の2倍ほどの金額まで増えていることから、2024年は100億円超えの売上額が見込めるでしょう。

ここ数年は一開催で100億円を超える売上額!ボートレースの人気の高さがうかがえます!

優勝賞金は490万円

レディースオールスターの優勝賞金は2024年の第9回開催からは490万円に増額されています。
前回の第8回大会は460万円、2020年度~2023年度までは450万円、2017年度~2019年度の優勝賞金は400万円でした。

なお2024年は大会の開催時期変更の影響により、2月にびわこ競艇場、5月に宮島競艇場で年2回の特例開催となっています。

しかし第8回大会については、賞金額増額の対象である2024年4月1日以前の開催であったため、優勝賞金は460万円でした。

優勝賞金の増額は、ボートレースの売り上げが年々伸びている証と言えるでしょう。

  • 優勝賞金の推移
年度賞金額
第9回大会(2024年5月開催)490万円
第8回大会(2024年2月開催)460万円
第4回大会~第7回大会(2020年2月~2023年2月開催)450万円
第1回大会~第3回大会(2017年2月~2019年2月開催)400万円

2024年4月から、G2競走の賞金が一律30万円増額された。
レディースオールスターは前年度から30万円増額して490万円に増額されました。

  • 選手獲得賞金
 順位優勝戦特別選抜戦宮島選抜戦
準優勝戦
ドリーム戦
予選
一般戦
優勝490万円65万円27.8万円16.8万円
2着270万円44万円20.4万円12.3万円
3着190万円33万円14.4万円9.2万円
4着140万円27万円10.6万円6.8万円
5着120万円24万円8.6万円5万円
6着105万円21万円7万円3.6万円

過去にはこんなことも…

トップレベルの実力者だけではなく、可愛い選手や美人選手も出場するビッグレース」という、華々しいイメージが前面にでやすいレディースオールスター。

これだけ人気がある大会であれば、その影響力も絶大であることは想像に容易いでしょう。

そんななかで、過去には『勝ち取った優勝賞金で社会貢献をしたい』と申し出た選手がいます。
それがあの“岩崎工務店”芸でオープニングセレモニーを沸かせた岩崎 芳美選手です。

岩崎 芳美選手が「ミス38位」に選出された、2020年の第4回大会。
ノリノリで白いボディコンを披露すると、そのまま優勝するという話題性抜群の偉業を成し遂げました。

当時の優勝賞金450万円を手にした岩崎 芳美選手ですが、その賞金の使い道について『何か地元に貢献したいとの思いがあり、その優勝賞金の一部を水難救助活動等に役立ててほしい』と申し立てたのです。

その結果、鳴門市消防本部に救助活動に使用するレスキュー用ライフジャケット10着を寄贈することとなりました。

贈呈式後には『優勝できた時は、何か地元に貢献したいと考えており、やっと出来た。寄贈品については、有効活用していただければ。』と語っています。

さすがレディースオールスターの“顔”とも言うべき存在。
社会貢献やボートレースのイメージアップに対する心遣いには頭が下がる思いです。
こうした人のためになる善行の積み重ねが、今日のボートレース人気の礎となっているのですね。

レディースオールスターの歴史

レディースオールスターが創設されてから現在までの歴史についても簡単に紹介します。

スクロールできます
内容
2017年 2月28日〜3月*日「第1回 レディースオールスター競走」開催。
2024年第9回大会から、開催時期が“2月下旬~3月上旬”から“5月上旬”に変更となる。
※2025年に初開催を迎える「G2・スピードクイーンメモリアル」の影響による開催時期変更
特例措置として、2月にびわこ競艇場、5月に宮島競艇場での年2回開催措置が取られた。

レディースオールスターの歴代優勝者

レディースオールスターは今回で9回目の開催となります。
歴代優勝者8名はどのような顔ぶれなのでしょうか。

開催年・優勝戦日・開催場・優勝者・登録番号・支部・決まり手をまとめました。

スクロールできます
回数優勝戦日開催場選手名登録番号支部決まり手出目配当
第9回2024年5月12日宮島守屋 美穂4482岡山逃げ1431,800円
第8回2024年2月25日びわこ渡邉 優美4590福岡逃げ1262,670円
第7回2023年2月26日蒲郡長嶋 万記4190静岡逃げ134980円
第6回2022年2月27日桐生守屋 美穂4482岡山まくり46135,130円
第5回2021年2月28日芦屋小野 生奈4530福岡逃げ123870円
第4回2020年3月8日鳴門岩崎 芳美3611徳島差し25321,150円
第3回2019年3月10日児島寺田 千恵3435岡山逃げ1543,730円
第2回2018年3月11日びわこ中村 桃佳4823香川逃げ1322,160円
第1回2017年3月5日宮島山川 美由紀3232香川逃げ132800円
出典:ボートレースオフィシャルサイトの「G1・G2スケジュール」コンテンツ内、各レディースオールスターの優勝戦結果ページ

次の5名の選手については、2024年の第9回 レディースオールスターに出場するため、活躍することは必須。
ぜひチェックしてみてください。

  • 渡邉 優美選手
  • 長嶋 万記選手
  • 守屋 美穂選手
  • 岩崎 芳美選手
  • 寺田 千恵選手

レディースオールスターの歴代「ミス38位」

レディースオールスターの伝統といっても過言ではない「ミス38位」の白いボディコン
毎年の恒例行事となり、楽しみにしている競艇ファンも多いのではないでしょうか?

しかしこの白ボディコン、最初にはじめたのは「木村 紗友希選手」でした。
第1回大会のオープニングセレモニーで“ミス”38位”と書かれた襷とともに披露した白いボディコン姿が話題を呼び、今大会までの伝統として息づいてきたのです。

続く第2回大会では喜多須 杏奈選手が、第4回大会では岩崎芳美選手が大喜びで白ボディコンを着用すると、そのまま優勝することで「レディースオールスターのミス38位=白いボディコン」というイメージがすっかり定着。

しかし突如、この衣装を封印する選手が表れます。
それが第6回大会の「ミス38位」である、山下 友貴選手。
出産して復帰直後の選出だったこともあり、それまで5年間続いた伝統を封印しました。

そして迎えた第7回大会。
多くのファンが『恒例の白いボディコンはもう見られないのか…』と思っていたところに、大人気美人レーサー・西岡 成美選手が期待に応える復活劇を演出し、その後も引き継がれて現在に至ります。

歴代の「ミス38位」をまとめましたので、ご覧ください。

回数開催年ミス38位として選出された選手成績
第1回2017年木村 沙友希予選敗退
第2回2018年喜多須 杏奈予選敗退
第3回2019年深尾 巴恵予選敗退
第4回2020年岩崎 芳美優勝
第5回2021年土屋 実沙希予選敗退
第6回2022年山下 友貴
※当人が着用拒否
予選敗退
第7回2023年西岡 成美予選敗退
第8回2024年出口 舞有子予選敗退
第9回2024年柴田 百恵フライングにより賞典除外

過去のファン投票の得票数トップ3

第9回大会において、ファン投票の得票数4年連続1位を達成した守屋 美穂選手ですが、歴代の得票数トップ3の選手はどのような顔ぶれだったのでしょうか。

回数開催年1位2位3位
第1回2017年平山 智加選手
(13,287票)
遠藤 エミ選手
(10,253票)
長嶋 万記選手
(9,697票)
第2回2018年遠藤 エミ選手
(11,726票)
長嶋 万記選手
(11,709票)
小野 生奈選手
(10,947票)
第3回2019年大山 千広選手
(17,893票)
長嶋 万記選手
(15,189票)
小野 生奈選手
(14,442票)
第4回2020年大山 千広選手
(26,737票)
守屋 美穂選手
(16,944票)
平山 智加選手
(15,051票)
第5回2021年大山 千広選手
(28,019票)
守屋 美穂選手
(20,210票)
平山 智加選手
(18,895票)
第6回2022年守屋 美穂選手※
(21,176票)
平高 奈菜選手
(18,118票)
高田 ひかる選手
(13,871票)
第7回2023年守屋 美穂選手
(18,213票)
大山 千広選手
(17,969票)
平高 奈菜選手
(15,831票)
第8回2024年守屋 美穂選手
(18,393票)
平山 智加選手
(15,131票)
遠藤 エミ選手
(12,790票)
第9回2024年守屋 美穂選手
(27,283票)
浜田 亜理沙選手
(15,187票)
遠藤 エミ選手
(13,477票)

守屋 美穂選手の人気の高さがよくわかる結果です。
2022年に行われた第6回大会では、自身初の得票数1位で選出され、しっかりとファンの期待に応えて優勝を飾りました。

2024年は2位の浜田 亜理沙選手と12,000票以上の圧倒的な得票数差をつけての選出で、3年ぶりの女王奪還に期待が高まります。。

第9回 レディースオールスター出場選手

2月にびわこ競艇場で開催された「第8回大会」に続き、今年2回目の開催となった「第9回 レディースオールスター」。

第9回大会のファン投票で選出された出場メンバーにはどのような選手が名を連ねているのでしょうか。
人気も実力もトップレベルの女子選手が集う大会だけあって、注目が集まります。

第9回 レディースオールスターに出場する選手は?

「第9回 レディースオールスター」は、開催時期が5月に変更になったことで、「SG・ボートレースオールスター」と時期が被ることになり、ファン投票(1月中旬~)と出場選手発表(3月中旬)は同じタイミングで行われることになりました。

出場選手を得票数順にまとめましたので、ご紹介します。

選出順位得票数登録番号選手名所属支部
1位27,283票4482守屋 美穂岡山
2位15,187票4546浜田 亜理沙埼玉
3位14,537票4387平山 智加香川
4位13,477票4502遠藤 エミ滋賀
5位12,653票4963實森 美祐広島
6位11,947票4961西橋 奈未福井
7位10,727票4190長嶋 万記静岡
8位9,683票4450平高 奈菜香川
9位9,367票4590渡邉 優美福岡
10位7,845票4964土屋 南岡山
11位7,728票5118野田 なづき佐賀
12位7,237票4011堀之内 紀代子岡山
13位6,284票4347魚谷 香織福岡
14位6,219票5146野田 彩加山口
15位5,728票3188日高 逸子福岡
16位4,793票5205刑部 亜里紗静岡
17位4,737票3435寺田 千恵岡山
18位4,526票4399松本 晶恵群馬
19位4,251票4878西岡 育未徳島
20位4,222票4909薮内 瑞希岡山
21位4,216票5203神里 琴音福岡
22位4,075票4611今井 美亜福井
23位3,796票5193米丸 乃絵福岡
24位3,605票4738清埜 翔子埼玉
25位3,405票3618海野 ゆかり広島
26位3,312票4045佐々木 裕美山口
27位3,110票4183宇野 弥生愛知
28位2,970票4313西村 美智子香川
29位2,716票5045平川 香織埼玉
30位2,573票4627藤原 菜希東京
31位2,495票4433川野 芽唯福岡
32位2,493票3611岩崎 芳美徳島
33位2,451票4478櫻本 あゆみ群馬
34位2,450票3999大瀧 明日香愛知
35位2,425票5019柴田 百恵静岡
36位2,364票3900香川 素子滋賀
37位2,347票4974安井 瑞紀岡山
38位2,345票5281井上 遥妃徳島
39位2,333票4746大豆生田 蒼埼玉
40位2,289票4927関野 文大阪
41位2,278票5204宇恵 有香三重
42位2,173票4443津田 裕絵山口
43位2,058票5231寺田 空詩山口
44位2,000票4884勝浦 真帆岡山
45位1,951票4208三浦 永理静岡
46位1,872票5194大久保 佑香埼玉
47位1,661票4123細川 裕子愛知
48位1,650票3845中谷 朋子兵庫
49位1,634票4289落合 直子大阪
推薦1,592票4936戸敷 晃美福岡
推薦1,590票4714喜多須 杏奈徳島
推薦1,509票4117廣中 智紗衣東京

ドリーム戦のメンバーは?

ドリーム戦メンバーは大会開催の1〜2ヶ月前に発表されます。
第9回 レディースオールスターの場合は、開催の6週間ほど前の発表でした。

レディースオールスターのドリーム戦に出場する選手は、選出順位の上位6名から選出されます。
ちなみに枠番は、内枠から選出順位順に組み込まれます。

ちなみに今大会で選出されたのは、守屋 美穂選手浜田 亜理沙選手平山 智加選手遠藤 エミ選手實森 美祐選手西橋 奈未選手の6名です。

スクロールできます
枠番氏名(フリガナ)登録番号支部選出順位得票数
1守屋 美穂(モリヤ ミホ)4482岡山1位27,283票
2浜田 亜理沙(ハマダ アリサ)4546埼玉2位15,187票
3平山 智加(ヒラヤマ チカ)4387香川3位14,537票
4遠藤 エミ(エンドウ エミ)4502滋賀4位13,477票
5實森 美祐(サネモリ ミユ)4963広島5位12,653票
6西橋 奈未(ニシハシ ナミ)4961福井6位11,947票
出典:BOAT RACE公式サイト

ドリーム戦の出場権を手に入れたのは、得票数が最も多かった上位6名の選手です。
さすがは多くのファンを抱える1万票越えの人気女子レーサー。
実力・戦績・知名度、そしてルックスもトップレベルの、ボートレースファンであれば知らない人はいない位の錚々たるメンバーですね。

ちなみにドリーム戦は他のレースよりもハイレベルな戦いとなり、着順を取るのが難しいため、同じ開催でも他の一般予選レースと比べて得点率も高くなっています。

ドリーム戦は得点率が高いので、予選通過の鍵となる。
人気選手が一堂に会するドリーム戦に選ばれる選手に注目しよう!

注目の出場選手

2024年の第9回 レディースオールスターに出場する選手の中から、注目したい選手3名をピックアップして紹介します。
タイトル奪還・連覇を狙う歴代優勝選手にも注目したいですね。

守屋 美穂選手【人気投ナンバー1、2022年王者の王座奪還に期待!】

名前(フリガナ)守屋 美穂
(モリヤ ミホ)
登録番号4482
生年月日1989年1月20日
身長154cm
体重45kg
血液型B型
支部岡山
登録期101期
級別A1級

2022年2月に桐生競艇場で開催された「第6回 レディースオールスター」にファン投票1位で選出され、期待に応えて優勝を勝ち取った守屋 美穂選手。

女子競艇界ではトップの人気と実力を誇り、今大会は3大会連続となるファン投票1位で選出されています。
キャッチフレーズは「艇界の怪力美人レーサー」で、賞金女王決定戦に初出場した際に「イーグルヴィーナス」というキャッチフレーズになりました。
女子レーサーの中でも屈指のルックスで、ラーメン二郎が好きなジロリアンという意外な一面も持ち合わせています。
2007年11月に尼崎競艇場でデビューし、翌月に22走目にして初勝利を飾ると、2013年2月には通算1,000戦目となる「一般・ガールズチャンネル開設記念 オール女子戦 なると金時杯」で初優勝。
その後も2014年5月に福岡競艇場で開催された「第41回 ボートレースオールスター」でSG初出場、2018年5月の第45回大会でSG初勝利を果たました。
直近では、2018年11月に芦屋競艇場で開催された「G2・第21回チャレンジカップ/G2レディースCC」で通算500勝を達成するなど、男子顔負けの活躍を見せてくれる女王候補の一人です。
SG・G1ともに優勝回数はありませんが、G1での優出は10回を数えており、G1初優勝というニュースが聞ける日も近いのではないでしょうか。
2022年のレディースオールスター覇者が、史上初の2度目となる王者奪還を目指します

渡邉 優美選手【前回大会の王者が2連覇を目指す!】

名前(フリガナ)渡邉 優美
(ワタナベ ユミ)
登録番号4590
生年月日1992年9月19日
身長160cm
体重50kg
血液型B型
支部福岡
登録期105期
級別A1級

数多くのボートレーサーの中でも屈指の「スタート巧者」であり、どのコースからでも1マークを先取りできる唯一無二の速攻派選手です。

2021年に芦屋競艇場で出した「当時のモーター最速タイム(男女総合)・1分45秒4」は全場最速タイムで、艇界屈指のスピードスターでもあります。

2009年11月に芦屋競艇場でデビューを飾るものの、なかなか勝利に恵まれず、2011年7月に初勝利。
2015年8月にはG1初出場にして初勝利を手にすると、デビューから約6年2か月後の2016年1月に大村競艇場で開催された「一般・第12回 夢の初優勝男女W決定戦」で悲願の初優勝。
さらに2022年3月に通算500勝、2023年5月には「第50回 ボートレースオールスター」でSG初出場を果たしています。

そして、レディースオールスターにおいては、2024年2月にびわこ競艇場で開催された第8回大会で優勝しており、前回王者として臨む今大会で史上初の連覇を狙う注目株です

浜田 亜理沙選手【今最も勢いのある2023年クイーンズクライマックス女王が初制覇なるか!?】

名前(フリガナ)浜田 亜理沙
(ハマダ アリサ)
登録番号4546
生年月日1988年3月19日
身長163cm
体重48kg
血液型B型
支部埼玉
登録期104期
級別A1級

近年、目覚ましい活躍で女子競艇界のトップに上り詰めた、浜田 亜理沙選手。

2023年12月31日に多摩川競艇場で開催された「G1・第12回クイーンズクライマックス」でG1初優出初制覇と同時に通算500勝を達成して話題になりました。

プライベートでは、2013年1月に同じ競艇選手の中田 竜太選手(4547)と結婚して、広島支部から埼玉支部に移籍しています。

2024年3月に戸田競艇場で開催された「第59回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)」では、SG初出場にして初勝利を手にしたうえ、史上4例目の「SG夫婦同時出場」するなど、夫婦ともに第一線で活躍中です。

戦績としては、2009年5月に当時の地元・宮島競艇場デビューを果たし、同年9月に41走目にして初勝利を達成すると、2012年2月に児島競艇場で開催された「G3・女子リーグ第3戦 第24回 瀬戸の女王決定戦」で初優勝を飾っています。

レディースオールスターでの目立った活躍はありませんが、第4回から6回連続出場している同大会での初制覇が期待されます

【大注目!】元AKB48・福留光帆さんの推し選手は?

元AKB48・福留光帆さんとは?

最近のボートレース界が大注目している、元AKB48で現在はタレントとして活躍する福留光帆さん。

ガチのボートレースファン』にして、競艇場ごとの特徴やエンジン・進入まで調べ尽くす本気ぶりで、その知識も豊富なことから、How-to動画を自身のYouTubeチャンネル(福留光帆 – YouTubeで配信中。
チャンネル登録者数はなんと14.5万人を超えている大人気ボレジョです。

そして、そんな福留光帆さんの夢は『20歳のうちに24場制覇をすること』で、2024年5月現在までに制覇した競艇場数は18場
好きな選手は声・顔・レーススタイルに惹かれたということで、毒島誠選手をあげています。

  • 私のボートレース愛について語ります。
出典:福留光帆YouTubeチャンネル
  • 福留光帆がボートレース初心者の方に基本を教えちゃいます。
出典:福留光帆YouTubeチャンネル

福留光帆さんのプロフィールなどの基本情報については、今後記事にしていきますのでお待ちください。

東スポWEBでコラム【福留光帆 舟は帆まかせ帆は風まかせ】を執筆中

福留光帆さんは現在、東スポWEBでコラム【福留光帆 舟は帆まかせ帆は風まかせ】を執筆中です。

しかもこのコラムはただのコラムではありません!
なんと2大会連続で推しレーサーが優勝したという、大・大・大注目コンテンツなんです!!

ちなみに福留光帆さんが優勝者を推したとされるコラムは次の2回です。

  • 第2回 【戸田ボート・SGクラシック】元AKB48福留光帆の推しは毒島誠「お守りは毒島選手の単勝舟券です」
      ⇒「第59回 ボートレースクラシック」で毒島 誠選手が優勝!
  • 第3回 【鳴門ボート・PGⅠマスターズC】ボートレース界注目の福留光帆 今大会は〝イケオジ〟菊地孝平推し
      ⇒「第25回 マスターズチャンピオン」で菊地 孝平選手が優勝!


2大会連続で優勝選手の予想を的中させるなんてエピソードは本当に凄すぎます!
福留光帆さん、ただ者ではありません!!

最も旬な競艇女子・福留光帆さんが今までに執筆したコラムをご紹介しますので、ぜひご覧ください。

第1回 【びわこボート・GⅡレディースAS】元AKB48の福留光帆が祖父、父から継承の〝ボートレース愛〟披露

2024年2月19日 11:00

 ボートレースびわこのGⅡ「第8回レディースオールスター」が20日に開幕する。ファン投票によって選ばれた女子レーサーが激しい戦いを繰り広げる。ファン投票1位の守屋美穂をはじめ地元エースで昨年の賞金女王・遠藤エミなど豪華メンバーによる〝艇宴〟。この白熱バトルの見どころを元AKB48・福留光帆が解説する。20歳になった瞬間にインターネット投票「テレボート」に入会するほどのボートレース好き。祖父、父から継承した「ボートレース愛」を存分に披露した。 

【福留光帆のボートレース大好き!】読者の皆様、ボートレースファンの皆様、はじめまして! 福留光帆です! 

 ボートレース大好きです! きっかけはおじいちゃんとお父さんがボートレース好きだったことです。物心がつく前からボートレース場に連れて行ってもらっていました。最初はただ行っているだけという感じだったんですけど、高校3年生の時にすごく「レースを見たい」という気持ちになってお父さんにお願いして一緒に観戦。この時にレースのダイナミックさ、迫力にすっかりハマってしまいました。

 もともとスポーツ観戦とかしたことなかったんですけど、スポーツを見るような感覚ですごく楽しかったのを覚えています。何度も見ているうちにボートレースの奥深さにも魅了されるようになりました。選手のテクニックはもちろんボートやエンジンの抽選、進入での駆け引き…。決まり手も逃げ、差しに豪快なまくり…。いろいろあって楽しいですよね。

 私は2003年10月22日生まれ。昨年の10月22日が20歳の誕生日だったんですけど、20歳になった瞬間に速攻でテレボートに入会しました。舟券が買えなかった時も観戦しながらいろいろと考えていたんですけど、現実に舟券を買うとなると難しいですよね。初めての舟券は外れ。6レースぐらい買ったんですけど、全部、外れちゃいました(泣く)。

 でも、やっぱりボートレースは楽しいですよね。1年中、いろんなところでレースをしているし、女子だけのレース、男女混合のレースといろいろな種類のレースがあります。そして強い選手が集まる大きいレースもたくさんあります。モチベーションを下げている暇もありません(笑い)。

 さて、20日からはボートレースびわこでGⅡ「第8回レディースオールスター」が行われます。やはり地元の遠藤エミ選手の存在感がすごいですよね。地元のエースでSG優勝経験もあります。私は兵庫県出身なので家族で尼崎ボートに行くことが多かったのですが、びわこボートは少し雰囲気が違いますよね。難しい水面という印象があります。昨年1月のPGⅠ・BBCトーナメントを見に、びわこに行ってきました。強い選手が多いのでイン逃げが決まってはいましたが、それでも荒れるというか中穴も出ていた印象です。そういう水面ですので、やはり地元の遠藤選手に大きなアドバンテージがあると思います。

 ただ、実森美祐選手もすごく気になるんですよね。大きなレースで活躍するイメージがあります。2022年のまるがめPGⅠレディースチャンピオンでは優勝戦1号艇。結果はFでしたけど、大きな大会で優勝戦1号艇というはすごいですよね。この年の地元・宮島のオールスターでも準優勝戦に進出しています。初めてのSGで予選突破ってすごすぎませんか!

 A1まで上がって一度はB1に落ちてしまいましたが、またA級に戻ってきています。大舞台に強くて勝負強い。だから、今回も活躍するんじゃないかという予感がすごくしています。

 そして、ボートレースの魅力はダイナミックさ。豪快なレースが醍醐味です。そういう意味では高田ひかる選手の豪快なまくりも楽しみですし、堀之内紀代子選手のチルト調整も気になりますよね。スタート展示から目が離せません。宇野弥生選手もすごく上手なイメージがありますね。尼崎で走っている姿をよく見ていて「うまいなぁ~」という印象が強いです。

 ちなみにお父さんも女子のレースが大好きなんですよ。推しは西岡育未選手です。よく「育未しか勝たん!」と言ってます。神里琴音選手も大好きみたいです。「かわいい!」って言いながらメロメロになっています。

【びわこボート・GⅡレディースAS】元AKB48の福留光帆が祖父、父から継承の〝ボートレース愛〟披露 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)
第2回 【戸田ボート・SGクラシック】元AKB48福留光帆の推しは毒島誠「お守りは毒島選手の単勝舟券です」

2024年3月15日 11:00

 ボートレース戸田のSG「第59回ボートレースクラシック」が15日に開幕する。この今年最初のSGバトルの見どころをボートレース大好き20歳の福留光帆が紹介。推しレーサー・毒島誠への〝愛〟を存分に語った。

【福留光帆 舟は帆まかせ帆は風まかせ】いよいよ今年最初のSGが始まります。石野貴之選手に峰竜太選手、私の地元・尼崎の吉川元浩選手と気になる選手がいっぱい。中島孝平選手に羽野直也選手も気になります。やっぱりSGとなると、すごい選手ばかりなので目移りしちゃいますね。

 でも、私の推しレーサーは毒島誠選手! 今大会の推しというよりはすべてのボートレーサーの中で一番、好きなのが毒島選手なんです。ダンスのお稽古が辛かった時、初めての一人暮らしで寂しかった時も毒島選手のレースに励まされてきました。毒島選手の名前が印刷された単勝舟券をお守りとしてスマホケースの中にたくさん入れて持ち歩いています。

 毒島選手が好きになったキッカケはボートレース好きのお父さんに「応援するなら峰選手か毒島選手だな」と言われてレースのVTRを見たら、毒島選手のレースが格好良過ぎて毒島選手を追いかけよう!と決めました。

 毒島選手のレースの第一印象は「すごくきれい」と感じました。それにインタビューもすごく丁寧で優しい受け答えでファンのことをすごく考えているなということが、すごく伝わってきました。私もファンへの接し方とか毒島選手の姿を見て参考にしています。

 毒島選手は直前の桐生で11戦11勝の完全Vを達成して勢いに乗って戸田に来ます。桐生はF休み明けでしたが、絶対に結果を出すんだという気持ちが伝わってきましたし、やってくれるんだろうなと思っていたら、しっかり優勝。しかも、完全Vですからね。この流れで戸田クラシックでも、きっと活躍してくれると思います。

 地元の桐生順平選手と新開航選手も気になります。戸田ボートはすごくインでも勝つのが難しい独特な水面という印象があります。やはり地元エースでGⅠ4Vという実績がある桐生選手にはアドバンテージがあるのではないしょうか。

 新開選手は2022年10V、昨年も5Vとすごく優勝回数が増えています。GⅠでも優出することも多くなってきました。クラシックは〝新しい人〟というか今までSGで優勝したことがない人が活躍するイメージが強いんですよね。昨年、優勝した土屋智則選手、一昨年の遠藤エミ選手もそうです。だから、新開選手も今回、活躍するんじゃないかと期待しています。

【戸田ボート・SGクラシック】元AKB48福留光帆の推しは毒島誠「お守りは毒島選手の単勝舟券です」 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)
第3回 【鳴門ボート・PGⅠマスターズC】ボートレース界注目の福留光帆 今大会は〝イケオジ〟菊地孝平推し
〝推し〟の毒島誠がSGを制し、ゴキゲンの福留光帆

2024年4月16日 11:00
ボートレース鳴門のプレミアムGⅠ「第25回マスターズチャンピオン」が16日に開幕。45歳以上の〝匠〟が熟練の技と経験を駆使して、白熱バトルを繰り広げる。この大激戦の見どころを元AKB48の福留光帆が紹介。その軽妙なトークと明るいキャラ、そして祖父、父から継承したボートレース愛が話題となり、艇界でも注目の存在となっている福留が、今大会の推しとして指名したのは〝イケオジ〟菊地孝平だ。

【福留光帆 舟は帆まかせ帆は風まかせ】ビッグレースのコラムを書くのは3回目。最近は大好きなボートレースのお仕事も増えて、すごく幸せです!

前回の戸田SGクラシックの見どころを紹介するコラムでは、ボートレーサーで一番大好きな毒島誠選手のことを書きましたが、その毒島選手が優勝しました! 優勝戦の3月20日はお仕事もあったのですが、毒島さんが優勝戦に乗るということで、何とか時間をつくって、戸田の本場に駆け付けて応援してきました。目の前で毒島選手のSG優勝を見ることができて、メチャメチャ感激です。この日の毒島選手の画像はスマホの待ち受けにしています。もともと毒島選手の単勝舟券をお守りとしてスマホケースに入れていたんですけど、もちろんクラシック優勝戦の単勝舟券も、お守りとしてスマホケースに入れています。

今回はプレミアムGⅠ「第25回マスターズチャンピオン」です! 45歳以上のベテランレーサーの対決。やっぱり舟の運びとかハンドルさばきが〝巧い〟というイメージ。それにいろいろな戦いをくぐり抜けているのでレース運び、かけ引きもすごい。コース取りからバチバチの戦いで予想も難しいですけど、見応えある大会です。

それに舞台がボートレース鳴門という、一筋縄ではいかない水面というのもカギですよね。うねりというか、波があって難しい水面というイメージですし、他の場に比べたらインが強くない。2022年11月に鳴門で開催されたSGチャレンジカップの優勝戦を現地で見てたんですけど、6号艇の深谷知博選手が道中逆転で優勝。準優勝戦も深谷選手は6号艇で2着に入って優出。同時開催のGⅡレディースチャンピオンカップも、中村桃佳選手が大外6コースからまくり差しで優勝。外枠でも十分、チャンスがある水面だと思っています。

そこで私の今大会のイチ押しはドリーム戦6号艇の菊地孝平選手です。〝イケオジ〟な菊地選手のことは、もともと好きなんですよ。それに2年前、私のホームプール尼崎で行われたSGオーシャンカップでも、最終日に5コースからまくり差しで1着。そのレースを生で見ていたこともあって、印象がすごく心の中に残っているんですよね。菊地選手と言えばスタートです。今回もスタートを決めて一気に突き抜けるということもあるのでは、と期待しています。

やっぱり私の地元の兵庫支部の選手も気になりますよね。ドリーム4号艇の吉川元浩選手はクラシック優勝戦では妨害失格となってしまいましたが、予選トップ通過、優勝戦1号艇と活躍しました。そして、古結宏選手は私と誕生日が同じ10月22日なんですよ。

コースをどんどん取りに行く毒島選手の師匠の江口晃生選手、Fを持っていてもスタートで妥協しない田頭実選手という個性たっぷりの選手の走りも楽しみです。瓜生正義選手も選手会の代表になってから優勝できていなかったですけど、3月のびわこ一般戦、住之江67周年記念で優勝したので実力を発揮してきそうです。

【鳴門ボート・PGⅠマスターズC】ボートレース界注目の福留光帆 今大会は〝イケオジ〟菊地孝平推し | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)

なぜ福留光帆さんの推し選手が注目されるのか?

ここまで述べてきたとおり、福留光帆さんが執筆中のコラムで推したレーサーが立て続けに優勝していることから、今回の「第9回 レディースオールスター」の推し選手が注目されるに至りました。

それでは、今大会の推し選手は誰なのでしょうか?
なんと今回、福留光帆さんが激押ししたのは、福岡支部の大注目株・米丸 乃絵選手(5193・128期)でした。

2024年4月13日~18日に福岡競艇場で開催された「一般・ヴィーナスシリーズ第1戦・マクール杯」での活躍が記憶に新しいところですよね。

優勝決定戦では大外6コースから連に絡み、20,080円(48番人気・200.8倍)の高配当を演出したことでも話題となりました。

こちらも福留光帆さん同様、今最も勢いに乗っている若手のホープのため、今大会での健闘を大いに期待できる存在と言えます。

もしかしたら「3大会連続で推しレーサーが優勝」なんてドラマが待っているかもしれませんね。

第4回 【宮島ボート・GⅡレディースAS】福留光帆 2大会連続〝推しレーサー〟がV…今回注目は米丸乃絵!
福留光帆(左)が〝一家〟で注目する米丸乃絵

2024年5月7日 11:00

 ボートレース宮島のGⅡ「第9回レディースオールスター」が7日に開幕。4大会連続ファン投票1位でドリーム1号艇に陣取る守屋美穂を筆頭に、昨年末の多摩川PGⅠクイーンズクライマックスVから充実一途の浜田亜理沙、大会連覇を狙う渡辺優美らが華麗かつ激しい戦いを繰り広げる。祖父、力からボートレース愛を受け継いだという元AKB48の福留光帆(20)は3月クラシック=毒島誠、4月マスターズチャンピオン=菊地孝平と〝推し選手〟が連続Vという快挙を達成。その〝才能〟を存分に発揮している。ボートレース界も熱視線を注ぐ今大会の福留の〝推し選手〟は――。

【舟は帆まかせ 帆は風まかせ】
こんにちは! 福留光帆です! ゴールデンウィークは私のイチ押しレーサー毒島誠選手が出走している桐生ボートに行ってきました!やっぱり毒島選手、カッコ良かったです!

 今回はボートレース宮島で行われるGⅡ「第9回レディースオールスター」――。クラシックの毒島選手、マスターズチャンピオンの菊地選手と、このコラムの〝推し選手〟が続けて優勝!今回のコラムはすごく緊張しています。

 宮島ボートは、ボートレースが好きになってレース場に足を運ぶようになってから、初めて遠征したレース場です。それまでは尼崎ボートとか住之江ボートとか「プール型」の水面しか見ていなかったので、初めて海に面している水面を見て、その果てしなく広がる景色に驚きました。その第一印象は「深そうだな」でした(笑い)。

 海水のレース場は干潮、満潮によって水面の状況が大きく変化するので、難しいですよね。前半は堅めの配当だったのに、後半は一変して荒れたり…。特に満潮の時は選手が乗りにくそうにしている印象がありますね。

 地元でドリーム戦も5号艇で出場する実森美祐選手は、2022年に宮島ボートで行われたオールスターでもSG初出場ながら予選を突破。今回も地元のビッグレースでしっかり結果を残すんじゃないかな、と思っています。

 ドリーム1号艇の守屋美穂選手も、女子のビッグレースではいつも優勝争いに顔を出してきますよね。序盤はどうかなって思っても、きちんと準優、優勝戦には乗っているみたいな…。すごく安定感がありますよね。2月の「第8回びわこ大会」を制して大会連覇がかかる渡辺優美選手にも注目しています。SGオールスターにも出場が決まっていますし、勢いを感じます。

 でも、私の今大会の〝イチ押し〟は福岡の米丸乃絵選手です。レディースオールスターは初出場ですが、メキメキと力をつけている印象。2024年後期適用勝率も6.00をマークして7月からはA2初昇格も決まっています。

 私のボートレース好きは祖父、お父さんから受け継いだものですが、お父さんは女子レーサーが大好きで女子戦を楽しんでいます。そのお父さんもよく「米丸はうまい!」と話しています。他のボートレースファンの皆さんからも「米丸選手のターンがすごい。これから強くなる」というお話を聞いていたので、すごく注目していました。実際にレースぶり、ターンを見るとひと味違うような気もします。きっと、これからどんどん強くなっていくと思うので今大回はもちろん今後もしっかりと見ていきたいと思っています。

 関野文選手、薮内瑞希選手、刑部亜里紗選手も着実に強くなっていると思いますし、頑張ってほしいですね。

 女子のビッグレースはSGとはまた違った雰囲気がある大会だと思うので、思い切りボートレースを楽しみたいです。

【宮島ボート・GⅡレディースAS】福留光帆 2大会連続〝推しレーサー〟がV…今回注目は米丸乃絵! | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)

米丸 乃絵選手の基本情報

出典:BOAT RACE公式
名前
(フリガナ)
米丸 乃絵
(ヨネマル ノエ)
登録番号5193
生年月日2001年8月5日
身長158cm
体重48㎏
血液型A型
支部福岡
出身地福岡県
登録期128期
級別B1級

米丸 乃絵選手は2001年生まれ、ボートレース福岡を本拠地とする福岡支部所属のB1級レーサーです。

競輪選手の米丸俊成選手を父にもち、女子でただ一人養成所の優勝戦にあたる“チャンプ決定戦”に駒を進めた逸材

2024年後期からは自身初のA2級への昇級が決まっており、今後の活躍が期待される女子レーサーです。

米丸 乃絵選手の同期選手

米丸 乃絵選手の同期である「128期」にはどのような選手がいるのでしょうか。

主だった選手を以下にまとめました。

登録番号名前支部級別
5191飛田   江己埼玉B1
5196鰐部 太空海愛知B1
5197中野  仁照愛知B1
5180藤本 紗弥香山口B1
5188武井 莉里佳兵庫B1
5194大久保 佑香埼玉B1
5195北村  寧々長崎B1
  • 飛田 江己選手(5191)/2001年5月10日生まれ/埼玉/B1
出典:BOAT RACE公式
  • 鰐部 太空海選手(5196)/2001年10月3日生まれ/愛知/B1
出典:BOAT RACE公式
  • 中野 仁照選手(5197)/2001年10月12日生まれ/愛知/B1
出典:BOAT RACE公式
  • 藤本 紗弥香選手(5180)/1998年1月31日生まれ/山口/B1
出典:BOAT RACE公式
  • 武井 莉里佳選手(5188)/2000年9月25日生まれ/兵庫/B1
出典:BOAT RACE公式
  • 大久保 佑香選手(5194)/2001年9月2日生まれ/埼玉/B1
出典:BOAT RACE公式
  • 北村 寧々選手(5195)/2001年9月28日生まれ/長崎/B1

128期」といえば、養成所に7回目の試験で合格した苦労人でありながら、修了記念競走ではチャンプに輝き、デビュー後も同期一番乗りで初優勝を達成した「飛田 江己選手」をはじめとして、SGタイトルホルダー・池田浩二選手の若き日を彷彿とさせるハンドル捌きと言わしめた“ダイヤの原石”「鰐部 太空海選手」、橋口真樹選手を師匠に持つ「中野 仁照選手」。

さらに養成所リーグ戦の勝率ナンバーワン7.60を記録し、占部実技教官から『レース感が良い』と評価された「藤本 紗弥香選手」と、藤岡俊介選手に師事する「武井 莉里佳選手」、128期では一番乗りで初勝利を飾った「大久保 佑香選手」、2024年4月にB1級選手でありながらファン投票で選出されてドリーム戦に出場した「北村 寧々選手」がいます。

おなご

トップルーキーとは、登録から6年以内かつA2級以上という基準のもと、特に優れた実績を持つ者が選ばれる称号のことだよ。

無知なネコ

将来を有望視されたわずか10名ほどの選手の1人ってことだね!

レディースオールスターの結果予想

レディースオールスターの予想に役立つデータをご紹介します。
女子競艇界のトップレーサー同士の戦いとあって、選手同士の実力差はそこまで大きくありません。
そのため、モーターの機力勝負が大きく影響することも確か。
モーターの舟足や部品交換などの整備に関する情報は必ずチェックしておくことを推奨します。

過去の結果を参考に

スクロールできます
回数開催年決まり手出目配当
第9回2024年逃げ1431,800円
第8回2024年逃げ1262,670円
第7回2023年逃げ134980円
第6回2022年まくり46135,130円
第5回2021年逃げ123870円
第4回2020年差し25321,150円
第3回2019年逃げ1543,730円
第2回2018年逃げ1322,160円
第1回2017年逃げ132800円
出典:ボートレースオフィシャルサイトの「G1・G2スケジュール」コンテンツ内、各レディースオールスターの優勝戦結果ページ
出典:BOAT RACE公式サイト

優勝戦の予想で特に気に留めておきたいことは、「高確率でイン逃げ」が決まっていること。
過去の結果を見れば一目瞭然ですよね。
また配当については、10倍~30倍程度の手堅い決着が多いことから、手堅い買い目がよさそうです。

そのほか123132のようなスジ舟券のほかに、ダッシュ勢が舟券に絡む機会も多く見られるため、2着・3着の予想をする際は広めに買っておくことをお勧めします。

ボートレース宮島の特徴は?

出典:BOATRACE公式
出典:ボートレース宮島

ボートレース宮島といえば、水質が海水で干満差が大きく、風向きや風の強さも変わりやすいので、選手にとって走りにくい難水面と言われています。

さらに宮島は200メートル標識は、スタートラインに対して並行の位置に設置されていないという特徴があるため、200メートル標識を見てスタートするダッシュ艇(主に4~6コースの艇)にとってはスタートが難しい競艇場です。

水の特性としては、潮の影響が大きく、他の競艇場より1日のなかで水面の高さが変わりやすいことがあげられます。

満潮では、競走水面が不安定で乗りにくくなり、選手が本来の実力を発揮しにくくなるため、コースの有利不利の影響が大きくなるので、1コースの艇がさらに有利に。

一方、干潮では、競走水面が安定して乗りやすくなって、選手が本来の実力を発揮しやすくなるため、実力上位の選手なら1コース以外からでも1着を狙えるようになります。

そのため、大潮や中潮の日は潮の影響が大きいので、予想するときに潮の影響を重視し、逆に小潮・長潮・若潮は潮の影響が小さいので、他の予想材料を重視するのがおすすめです。

天候や風速などのコンディションに要注意!

レディースオールスターの開催時期は春季であり、比較的穏やかな季節でもあります。

そのため、前述の宮島競艇場の特徴を考慮して予想を立てることをおすすめします。

特に大潮や中潮の日、潮の影響が大きいコンディションでは競走水面が不安定で乗りにくくなり、選手が本来の実力を発揮しにくくなるため、地元レーサー荒水面(江戸川・戸田)を得意とする選手は要チェックですよ!!

出典:BOAT RACE公式サイト

レディースオールスターの結果は?

2024年5月7日~12日まで宮島競艇場で開催された「G2・第9回 レディースオールスター」。
その結果について、まずはレースの展望から順に見ていきましょう。

レース展望

  • ボートレース公式サイトに掲載されていた、最終日の推奨レース展望(12R)の内容をご紹介します。

5日目を終えて7戦6勝とシリーズリーダーを務めてきた守屋が1号艇。共に戦う73号機も節一級の動きで舟足は文句の付けどころがない。他を寄せ付けない逃げでV獲りへ。ターン回りは満足の状態になってきている西橋。1周1コーナーで守屋を慌てさせる旋回を繰り出して逆転を狙いたい。舟足は全体的に上位級の實森は気迫のスタートを踏み込んで捲り強攻策に出たいところ。長嶋は實森よりも先に攻める展開が理想。シャープに捲り差しを炸裂させて突き抜けへ。

レース一覧|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

やはり、レディースオールスター開催前から注目されていた守屋 美穂選手・西橋 奈未選手・實森 美祐選手が順当に優勝戦に駒を進めました。
そのためレースの展望においても、予選をトップ通過して1号艇を勝ち取った守屋 美穂選手の優勝を特に有力視する声が多く聞かれました。
そのような状況において、レースの展望では「守屋 美穂選手の他を寄せ付けない逃げ西橋 奈未選手の浅海での逆転舟足が全体的に上位級の實森 美祐選手のスタートからのまくり」に期待する内容となっています。

出走表
出典:BOAT RACE公式サイト

次に出走表を見てみましょう。
シリーズ6勝を挙げて向かうところ敵なしのシリーズリーダー、守屋 美穂選手のイン戦。
さすがにトップレベルの実力者が出場する大会の優勝戦だけあって、少数精鋭の猛者ぞろいです。
しかもインコースに控える3選手は連勝狙い。
当地勝率では、守屋選手が7.11で最も高く、次いで長嶋 万記選手。
スタートタイミングでは0.14の長嶋選手がわずかに早く、守屋選手・西橋 奈未選手・實森 美祐選手・岩崎 芳美選手が同じ0.15で続きます。
さらにモーターでは、平高 奈菜選手が引き当てた39号機が好調で、対抗機としては守屋選手の73号機と岩崎選手の11号機といったところでしょう。
やはり守屋選手を除いて、選手同士の実力差は大きくないように感じますね。
そのため、ここまで述べてきたとおり、過去のレディースオールスターの優勝戦の結果を判断基準として考えていきましょう。
ここでは「ほぼイン逃げ」で1号艇の選手が優勝する確率が高いことが予想するうえでの重要なポイントとなります。
総合的に判断して、全国・当地勝率が優秀かつ、1枠のアドバンテージがとても大きいため、守屋 美穂選手への期待が大きくなるところです。

オッズ(単勝・3連単)

単勝オッズ

枠番級別選手名単勝オッズ
1A1守屋  美穂1.1倍
2A1西橋  奈未7.4倍
3A1長嶋  万記13.7倍
4A2實森  美祐5.7倍
5A2平高  奈菜12.6倍
6A1岩崎  芳美34.6倍

レディースオールスター優勝戦の過去の結果・予選をトップ通過した好調さ・今節の成績を考慮して、守屋 美穂選手への期待が大きく反映したオッズとなっています。
そんな中で人気が続いたのは4号艇の實森 美祐選手。
地元・広島支部所属で走り慣れた水面への信頼が厚いようです。
そのため、1着は1号艇・守屋 美穂選手が濃厚といったところでしょうか。
大番狂わせがあるとすれば、全国勝率が優秀ながら当地水面との相性が未知数、かつここまで1着を3本あげている西橋 奈未選手でしょう。
続いて3連単オッズを見てみましょう。

3連単オッズ

買い目(人気順)オッズ(倍)
124(1番人気)6.9
123(2番人気)8.8
142(3番人気)9.1
125(4番人気)10.9
145(5番人気)12.0
132(6番人気)14.7

単勝オッズの結果同様、守屋 美穂選手を優勢とした予想。
その影響から、1号艇・守屋 美穂選手を軸とした買い目が人気上位を独占しています。
ヒモとして人気なのは、単勝オッズ3番人気の西橋 奈未選手を2着とした予想で、上位2位を独占しています。
ほかに注目したいのは、3号艇・長嶋 万記選手と4号艇・實森 美祐選手が舟券に絡むであろうと予想する買い目です。
西橋選手をヒモとする買い目は3点、實森選手をヒモとする買い目は2点あり、期待のほどがうかがえます。
さらに2号艇・西橋選手が3連単に入るとする買い目は上位6点中5点を占めており、人気のほどがよくわかる買い目だと言えます。
人気ナンバーワンの124(6.9倍)は、西橋選手と實森選手を押す声のあらわれでしょう。

直前情報

直前情報にも注目です。
展示タイムでは守屋 美穂選手・岩崎 芳美選手・平高 奈菜選手の順に伸び足が良いことがわかります。
またチルトについては、インコースの守屋 美穂選手・西橋 奈未選手・長嶋 万記選手、そして岩崎 芳美選手は-0.5度でターンの周り足重視型、ほかの2選手は±0度でバランス型での調整。
また勝負を左右する重要な要素である“水面気象情報”にも注目しましょう。
前レース(11R)時点ではありますが、風速1メートルのやや追い風で波高が1センチと比較的穏やかな水面であること、そして雨が降っていて悪天候なことがわかります。
このことから、1コースの守屋選手地元勢である實森選手には有利な状況であると推測できるのではないでしょうか。

ピットレポート
出典:BOAT RACE公式サイト
スクロールできます
級別氏名
(登録番号
支部ピットレポート
1A1守屋 美穂
(4482)
岡山伸び寄りだけどターン回りもいいです。全体的にレベルが高いと思うし足で気になるところはないです。試運転をしてペラ調整をしていきます。エンジンを信じてしっかりスタートを決めたい。(コメント自信度・・★★★)
2A1西橋 奈未
(4961)
福井自分の持ち味のターンがしやすい仕上がりになっています。新ペラを自分の形に仕上げられたしターン系統は軽快に走ってくれていますね。そこを生かせるレースをしたい。直線は中堅くらいだと思います。ペラの微調整できたけど、今日も変わらず微調整でいきます。(コメント自信度・・★★☆)
3A1長嶋 万記
(4190)
静岡このメンバーの中に入ると自分のエンジンが一番弱いですね。でも、自分の好きなターン回りは来ているしレースは出来ます。準優は落ち着いてスタートを行けたのが良かった。しっかり乗って天候に合わせていきたいですね。(コメント自信度・・★★☆)
4A2實森 美祐
(4963)
広島エンジンはすごくいいです。全体的にバランスが取れているし、乗り心地もいいのでレースはしやすいです。ダッシュから、しっかりスタートを決めて一生懸命レースをしたいです。(コメント自信度・・★★☆)
5A2平高 奈菜
(4450)
香川特徴はそこまでないし、もっと出そうな感じはあるけど全体にいい方だと思っています。乗り心地は好きな感じではないけど、こなせる範囲です。回転を合わせるだけですけど、展開を突けるようにしたい。スタートは悪くないけど5日目は、かなり様子を見ました。(コメント自信度・・★★☆)
6A1岩崎 芳美
(3611)
徳島バランスが取れていい足をしています。全体に気になるところはないです。5日目の感じなら乗り心地も大丈夫ですね。スタートは、ちゃんと勘通りに行けている。ペラの微調整でいきます。思い切ってレースをしたい。(コメント自信度・・★★☆)

やはり伸び足と乗り心地に重きを置いた様子がうかがえます。
さすがトップレーサーの面々だけあって、整備も直前まで予断がないようです。
あとは優勝戦の風向きや運にも大きく左右される局面ですが、出走選手のコメントを見るに「メンタルも勝敗に大きく影響するのだろうな」と感じました。
ではコンピューター予想ではどのような予想がされているのでしょうか?
いろいろなデータから導き出された予想を見てみましょう。

コンピューター予想
出典:BOAT RACE公式サイト

ここまで考察してきたとおり、コンピューターも守屋 美穂選手が1着の確率が高いと予想しています。
そして続くのが、西橋 奈未選手と長嶋 万記選手。
ちなみに123(8.8倍)は3連単オッズの2番人気です。
では、どのような結果になったのでしょうか?
「第9回 レディースオールスター」の結果を見ていきましょう。

レース結果
出典:BOAT RACE公式サイト

8番人気の143で決着。
オッズは18.0倍で1,800円という結果になりました。

スタートは枠なりで、内から圧倒的なスタートを決めた1号艇・守屋 美穂選手が、1周1マークを先取ると、他に付け入る隙を与えない旋回で一気に押し切り。
1マークを握って回った4号艇・實森 美祐選手と3号艇・長嶋 万記選手が追走となり143
バックでは1号艇・守屋選手が早々に抜け出して独走状態に。
2周2マークは2号艇・西橋 奈未選手がおっつけますがかわされて、3号艇・長嶋が差し返して、順位変わらず。
そしてここから3号艇・長嶋選手、2号艇・西橋選手による熾烈な3着争いに発展します。
2周1マークを3番手でもぐりこんで小さくターンした2号艇・西橋選手でしたが、直後に外から3号艇・長嶋選手が前へ出て、ここでも逆転叶わず143
そのまま最終ターンまで僅差での争いが続きますが、最後まで順位が変わることはなく、143で決着しました。

8戦7勝という圧倒的な強さで、守屋 美穂選手はレディースオールスター約2年ぶりの王座奪還
優勝した守屋 美穂選手の“逃げ”は鉄板だったものの、2番人気の實森 美祐選手が2着、単勝オッズで人気のなかった3号艇・長嶋 万記選手が3着という結末。
人気女子レーサーによる水上の熱き戦いは、人気投票ナンバー1・守屋 美穂選手が“圧倒的なスタート力”を武器に、イン戦速攻で押し切り、準パーフェクト優勝
さらに史上初のレディースオールスター2度目の栄冠を手にしました。

  • 守屋美穂 準パーフェクトでレディースオールスターV2達成!│BOATCAST NEWS 2024年5月12日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
勝利者インタビュー

守屋 美穂選手、レディースオールスター2度目の優勝おめでとうございます!
たくさんの声援に後押しされて再び掴んだレディースオールスターのタイトル。

ファンを大切にするコメントさらに上を目指すストイックな姿勢を見て、応援する観客がより一層増える気配がヒシヒシとしますね。

表彰式では、準パーフェクト優勝について『6号艇の時にかなり消極的なレースをしてしまったので、そこはかなり悔いが残るレースだった。』と語る場面もありましたが、終始多くを語らず、それでも笑顔でファンの声援に応える姿がとても印象的でした。

表彰式の最後、守屋 美穂選手がファンにメッセージを贈ってくれたので、その内容をご紹介します。

『雨のなか、たくさんのご来場ありがとうございます。まだまだ本当に未熟な部分が多いのですけれど、目の前のレースを1走1走少しずつでも成長できるように頑張っていきますので、これからもボートレースを、守屋 美穂をよろしくお願いします。』

  • 【表彰式】『GⅡ第9回レディースオールスター』優勝 守屋 美穂選手 表彰式【公式】
出典:ボートレース宮島チャンネル【公式】
出典:BOAT NAVI報知
出典:日刊大衆
出典:zakzak byフジ
レース考察

「第9回 レディースオールスター」優勝決定戦における勝利のカギとなったのは守屋 美穂選手の“強靭なメンタルからの怯みないスタートと旋回力”ではないでしょうか。

大事な局面を安全なスタートで乗り切るのではなく、全力で踏み込んだコンマ02の全速スタートから魅せたイン戦速攻。
そして、後続艇に前へ出る隙を一切与えない見事なターンで押し切るスタイルは、まさに守屋 美穂選手のレースの真骨頂だといえるでしょう。

観客席からの多くの拍手があがる印象的なレースでした。

  • ボートレース公式サイトに掲載されていた、レース考察の内容をご紹介します。

コンマ02の好スタートから守屋がイン速攻! 守屋は後続に付け入る隙を与えないターンを披露すると、直線でスルスルと艇を伸ばしていきます。早々に独走体勢に突入した守屋は、続く2マークも落ち着きをもってクリア。悠々の一人旅を満喫します。最後まで冷静なレース運びを見せた守屋が1着でフィニッシュ。見事な逃げ切りで2度目のレディースオールスター制覇を達成しています。

レース一覧|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
出典:BOAT NAVI報知

SNSの反応

7年ぶりに宮島競艇場で開催された「第9回 レディースオールスター」。
守屋 美穂選手が約2年ぶりに準パーフェクト優勝で王者に返り咲くという結果で幕を閉じましたが、SNSではどのような投稿があったのでしょう。
その一部をご紹介します。

SNS上には「勝利おめでとう」「強かった」「ずっと応援している選手なのでうれしい」といった温かいメッセージが多数投稿されていました。
そのほかに目立ったのが、8戦7勝の準パーフェクト優勝・圧巻のコンマ02スタート、そしてモーターを絶賛する声でした。

まとめ

今大会の優勝戦では圧巻のスタート力と見事なターンを駆使して、守屋 美穂選手が8戦7勝の圧巻の準パーフェクト優勝。
約2年ぶりのレディースオールスター王座奪還にして通算35回目の優勝を達成しました。

『(1号艇の)守屋 美穂選手が優勝するだろう。』という多くのファンの予想が当たり、超絶スキルが光ったレースだけあって、多くの観客も納得の結果で幕を閉じました。

その証拠に組番143は8番人気、3連単のオッズ18.0倍で1,800円という結果になりました。
トップレベルの人気と実力を兼ね備えた女子レーサー達が、水上に咲き誇る52輪の花として競う、熱いレースに心が躍ったボートレースファンが多かったことと思います。

多摩川オールスター、戸田ダービーと関東でビッグレースが目白押しの2024年。
艇界屈指のレーサーによるトップレベルの戦いはまだまだ序盤!
これから年末に向けてボートレースファンの期待はますます高くなっていくことでしょう。

  • レディースオールスターは2024年の第9回大会から開催時期が変更されて、5月上旬の開催に変更された
  • 正式名称は「レディースオールスター競走
  • 級別は不問であるが、ファンによる人気投票で出場選手が選出される
  • 前年度のクイーンズクライマックス優出者や、ファン投票得票数上位者選考委員会の推薦者など52名に出場資格が与えられる
  • 優勝賞金は490万円
  • 2024年の第9回 レディースオールスターは、5月7日~12日までの6日間ボートレース宮島で開催
  • ドリーム戦に出場する選手は、ファン投票の得票数が最も多かった(=選出順位)上位6名
  • 注目選手は、守屋 美穂選手(4482)渡邉 優美選手(4590)浜田 亜理沙選手(4546)
  • 2024年は守屋 美穂選手が8戦7勝で約2年ぶりの準パーフェクト優勝を果たした
  • 組番の143は8番人気、3連単のオッズは18.0倍

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次