2025年後期の選手級別発表!勝率1位は茅原悠紀選手で自身初、女子は守屋美穂選手が自身2度目のナンバーワン獲得!!勝率ランキングTOP20を大調査!!

2025年5月1日、日本モーターボート競走会は2025年7月1日~12月31日まで適用される「2025年後期選手級別決定」《審査対象期間:2024年11月1日~2025年4月30日》を発表しました。
期別勝率1位は茅原 悠紀選手、女子選手は守屋 美穂選手で、茅原選手は自身初・守屋選手は自身2度目の1位を獲得しています。

一般財団法人日本モーターボート競走会は、2025年5月1日に2025年7月1日~12月31日まで適用される「2025年後期選手級別決定」《審査対象期間:2024年11月1日~2025年4月30日》を発表しました。
※成績確認期間(5月1日~5月7日)及び選手出場あっせん委員会の議を経て、正式決定となります。

今回発表された各級別のボーダーライン、および所属選手数は次のようになっています。

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A1級A2級B1級B2級
2025年 後期6.26(327人)5.47(326人)2.04(795人)167人

また、この発表で注目されたのが、自身初となる期別勝率1位を獲得した茅原 悠紀選手(4418・岡山・99期)と女子の勝率トップに輝いた守屋 美穂選手(4482・岡山・101期)で、男女それぞれの勝率1位の座を同じ岡山支部の選手が手にしたことになります。

ここでは、さらに発表された「A1級選手勝率ベスト5」と「女子選手勝率ベスト5」の選手についてそれぞれ詳説するとともに、「2025年後期 適用勝率トップ20」をランキング形式でお知らせしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

選手級別決定とは?

まずはじめに「選手級別決定」とは何なのか?
ボートレースにおける“い・ろ・は”とも言えるもっとも基本的な部分なので、確認も兼ねてご紹介します。

そもそも選手級別の“決定”を発表したわけですから、決定するためには前段階として何が必要でしょうか?
最初にそこから見ていきましょう。

級別審査

ボートレーサーにはひとりひとり、成績や事故率から決定される「級別」が割り振られています。
その級別を選手それぞれの能力に応じて、一定の判断基準をもとにあてがう審査が「級別審査」なのです。

審査によって付けられる級別によって、選手が出られるレース数・大会グレードは変わるため、レースで良い結果を出し続ければ級別は上がり(=昇級)、高い級別に上がれば、グレードの高いレースへ斡旋されるようになります。

その一方で、成績不振に陥ったり、事故で長期欠場を科せられれば、級別は下がって(=降級)、輸入を得ることは難しくなるため、選手にとって最も重要、かつ選手生命にかかわる審査だといっても過言ではありません。

級別審査の級別・審査基準・級別に寄る選手への影響については、次をご覧ください。

過去の級別在籍選手数と勝率ボーダー

級別における在籍選手数、級別ごとの勝率ボーダーは期別に推移するため、過去のデータも併せてご紹介します。

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A1級A2級B1級B2級
2025年 後期6.26(327人)5.47(326人)2.04(795人)167人
2025年 前期6.19(324人)5.46(329人)2.00(804人)159人
2024年 後期6.23(324人)5.43(322人)2.00(801人)162人
2024年 前期6.17(323人)5.42(325人)2.01(798人)168人
2023年 後期6.16(323人)5.42(325人)2.01(796人)160人
2023年 前期6.24(324人)5.41(326人)2.00(804人)160人
2022年 後期6.22(326人)5.46(328人)2.00(789人)163人
2022年 前期6.20(325人)5.35(323人)2.03(761人)198人
2021年 後期6.20(322人)5.43(320人)2.00(792人)164人
2021年 前期6.23(322人)5.37(322人)2.02(791人)163人

前回発表された、2025年7月1日~12月31日まで適用される「2025年後期」の各級別のボーダーライン及び所属選手数は、A1級6.26(327人)、A2級5.47(326人)、B1級2.04(795人)で、B2級は167人。
※審査対象期間:2024年11月1日~2025年4月30日

ちなみに期別勝率の1位は次の2選手でした。

  • 勝率第1位『8.88』 ・・・登録第4418号:茅原 悠紀選手(岡山支部)
    《 2連対率 67.59%、3連対率88.89%、事故率 0.02》 【初の勝率第1位】
  • 女子選手勝率第1位『7.56』 ・・・登録第4582号:守屋 美穂選手(岡山支部)
    《 2連対率65.44%、3連対率79.41%、事故率 0.15》 【二度目の女子選手勝率第1位】
出典:BOAT RACE公式サイト

ここで気になる勝率についての詳細はこちらをご覧ください。

茅原 悠紀選手と守屋 美穂選手のコメント

一般財団法人日本モーターボート競走会は、2025年7月1日~12月31日まで適用される「2025年後期選手級別」《審査対象期間:2024年11月1日~2025年4月30日》を発表しました。
※成績確認期間(5月1日~5月7日)及び選手出場あっせん委員会の議を経て、正式決定となります。

また、この発表で注目されたのが、自身初の期別勝率1位を獲得した茅原 悠紀選手(4418・岡山・99期自身2度目の女子の勝率トップに輝いた守屋 美穂選手(4482・岡山・101期です。

男女それぞれの勝率1位の座を手にした茅原 悠紀選手と守屋 美穂選手のコメントを発表します。

茅原 悠紀選手

(勝率1位が確定した「第52回 岩田杯」優勝後のインタビューで)
今週はこれで終わり。また来週。これからもいつも通り。

守屋 美穂選手

特に何もない。得点率トップとは全然、知らなかった。何も見ていなかったです。
(今期※5月1日~10月31日に向けては)変わらず1走、1走集中して…。

両選手ともに自身が勝率トップとなったことに関しては、とくに気にしていなかった様子です。
しかし、両選手ともに同じ支部の所属ということで、岡山支部の選手層の厚さが伝わる結果となりました。

茅原 悠紀選手は2025年前期の勝率が全体で20位圏外でしたが、そこから2024年年末のグランプリ・2025年1月のBBCトーナメントでの活躍もあり、一気にランクアップ。
自身が“グランプリを獲る”と発言すれば実現してしまうほどの“有言実行男”ですから、もちろん自分にも厳しいでしょうし、それができるのは言ったことを実現できるだけの実力と覚悟を持ち合わせている証拠でしょう。

2024年後期は惜しくも守田 俊介選手の勝率8.22に1位の座を譲ったかたちとなりましたが、今回の発表では守田 俊介選手(勝率7.25)をしっかりと上回る勝率8.88をキープしてダントツの1位奪還となりました。

しかし、今回の発表で気になった点が1つありました。
それが、2024年の最高勝率選手を受賞した峰 竜太選手が勝率8点台をキープできなかったことです。

なぜそれが気になるかというと、前回の「2025年前期選手級別決定」の際にご自身が語っていた内容に反する結果となってしまったからです。

当時、峰 竜太選手が語っていた内容をご紹介します。

峰 竜太選手

普通にやれば僕が1位だから(笑)。
もちろん手を抜くことはないし、勝率の取り方は分かっていますからね。
勝率を残せば、その通りに売れるんです。
勝率1位は誰にもまねできないことだと思っているし、僕の金字塔だから。
それと8点キープは絶対だと思っている。
これだけは引退まで続けたいという思いがあります。

この発言ができるのは、最高勝率選手を2015年から2021年まで連続で受賞し、2022年こそ池田 浩二選手にその座を譲ったものの、2023年には再び王座を奪還しただけのプライドもあったからでしょう。

2024年後期に勝率ナンバーワンを獲得した守田 俊介選手も、発表当時のインタビューに『怪物(峰 竜太)が、なぜか勝率を取っていなかったので自分に回ってきた…』と語っていたとおり、勝率で峰 竜太選手を超えるのがかなり難しかったことは確かなようです。

しかし、2024年の峰 竜太選手はスランプに近い状態でした。
しっかりとSG競走に出場してはいたものの、これまでの輝かしい成績と比べると見劣りしてしまうような、明らかに精彩を欠く走りが続いており、近年まれにみる優勝回数の少なさ

2015年以降はこれまで年間6~14回の優勝を勝ち取っていたのに、2024年は3回のみ。
しかも、2024年1月と2月にG1競争で2回と8月の一般戦で1回で、2024年9月以降は現在(※2025年4月末)まで1度も優勝できていないのです。

峰 竜太選手が勝率8点台をキープできなかったのは、2015年後期以来、約10年ぶり
※2015年前期の6.98以来初めてのできごとです。
一般の選手であれば、今回の勝率7.45(※全体勝率21位)は決して低い数値ではありませんが、2015年~2024年まではほぼ最高勝率選手として表彰され続けて、もちろん佐賀支部でもずっと1位をキープしていただけに、はじめて弟子の上野 真之介選手(※勝率7.83・全体勝率3位)にトップを明け渡したことも衝撃でした。

2025年は苦しいスランプを抜け出して、またボートレース界の頂点に輝いてほしいと思うファンも少なくないはずです。

2025年後期におけるA1級選手勝率ベスト5

今回発表されたのは、2025年7月1日~12月31日まで適用される期別勝率です。

その中でも特に勝率の高いA1級の上位5選手をご紹介します。
SG戦線で活躍しているトップレベルの有名選手ばかりなので、あらためて戦績などを見返してみてはいかがでしょうか。

1位・茅原 悠紀選手(勝率:8.88)

茅原 悠紀選手は、2021年10月14日に史上9人目のゴールデンレーサー賞を受賞しています。
デビュー戦で2着に入ると、6走目にして初勝利を飾るなど、新人時代からその活躍を有望視されていた一人です。
訓練生時代から賞金王決定戦に出場すると心に決め、その言葉どおり2014年にグランプリ初出場にして初優勝を果たし、岡山県勢初のグランプリ覇者となりました。
自身は『これは自分の人生で絶対に達成すべきことの一つだった』と語っており、優勝後に高級車・ランボルギーニのグリーンのウラカンを推定3,500万円で購入したことでも話題に。
※6号艇で優勝したことから車体の色をグリーンにしたそうですが、エンジン音・横に開くドアなどに満足できず、9カ月で手放して、現在の愛車(アヴェンダドール・S・ロードスターを購入
翌年の同大会では前年の優勝戦を評してキャッチフレーズは「衝撃のグリーンインパクトに決まるなど、期待を裏切らない有言実行男としてSG戦線で活躍しています。

名前
(フリガナ)
茅原 悠紀
(カヤハラ ユウキ)
登録番号4418
生年月日1987年7月11日
身長171cm
体重56㎏
血液型A型
支部岡山
出身地岡山県
登録期99期
級別A1級

茅原 悠紀選手は1987年生まれ、岡山支部所属のA1級レーサーです。
代名詞といえば「ウィリーモンキー」。
ウィリーモンキーは、ターン中に舳先を持ち上げてターンスピードが落ちないようにするという、高い技術が必要となる、限られた選手しかできないスキルです。
憧れの植木 通彦選手のモンキーターンに影響を受け、「植木さんのマネをして形から入りながら、自分なりにカッコよさを突き詰めていった結果今のスタイルになった」そうです。
そのターンの凄まじさから、岡山支部内では「宇宙人」と称され、西島 義則選手は「彼のターンは異次元」、烏野 賢太選手は「ボートレースの旋回を変えた男」とも評されています。
しかしその一方で『僕のターンが注目されるけど、それはあくまでも(ターン)後期の動きで、一番大事なのは初動。ここが決まらなければ後期(の動き)もあり得ない。』とも語るなど、こだわり抜いた武器とも言えます。

茅原 悠紀選手の過去戦績

茅原 悠紀選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2006年11月11日第4回 競艇マクール杯児島一般デビュー
2006年11月14日第4回 競艇マクール杯児島一般初勝利
2009年12月17日第16回日本財団会長杯宮島一般初優勝
2012年9月30日共同通信社杯 第27回G1新鋭王座決定戦徳山G1G1初優勝
2014年5月30日第41回 ボートレースオールスター(笹川賞)福岡SG通算500勝を達成
2014年12月23日第29回 賞金王決定戦(グランプリ)平和島SGSG初出場・初優勝
2021年3月27日第56回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)福岡SG通算1,000勝達成
2023年5月5日第39回 鷲羽杯児島一般通算50優勝達成

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【茅原 悠紀選手の主要獲得タイトル】

  • ゴールデンレーサー賞(2021年)
  • ボートレースグランプリ(2014年)
  • オーシャンカップ(2024年)
  • 必見!連勝茅原悠紀超絶すぎるターン!│BOATCAST NEWS 2024年10月3日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 衝撃のGP制覇から9年7ヵ月!茅原悠紀 涙のSG制覇!│BOATCAST NEWS 2024年7月28日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【ボートレーサー対談】茅原悠紀×植木通彦 theKeys
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【節間まとめ】茅原悠紀BBCT初ノックアウト! PGI第6回BBCトーナメント ボートレース常滑での激戦の記録【BOATRACE通信】
出典:ボートレース公式映像配信 JLCレジャーチャンネル
  • 【節間まとめ】茅原悠紀9年7か月ぶりのSG優勝!SG第29回オーシャンカップ ボートレース大村での激戦の記録【BOATRACE通信】
出典:ボートレース公式映像配信 JLCレジャーチャンネル
  • 【27歳SG初制覇】グランプリへの想い「20代で獲ると決めていた」【レーサーコメンタリー茅原悠紀編#1】
出典:ボートレース公式映像配信 JLCレジャーチャンネル
2位・桐生 順平選手(勝率:8.17)

2位・桐生 順平選手(勝率:8.17)

桐生 順平選手は、2019年11月14日に史上5人目のゴールデンレーサー賞を受賞しています。
高い旋回力を武器にSG競争でも活躍を続け、2024年のボートレースダービーでは峰 竜太選手のイン戦で勝利を挙げ、自身初のダービー初制覇と3つ目となる地元開催でのSGタイトルを獲得しました。

名前
(フリガナ)
桐生 順平
(キリュウ ジュンペイ)
登録番号4444
生年月日1986年10月7日
身長162cm
体重52㎏
血液型AB型
支部埼玉
出身地福島県
登録期100期
級別A1級

桐生 順平選手は1986年生まれ、埼玉支部所属のA1級レーサーです。
『逃げてよし、差してよし、まくってよし』のオールラウンダー型の選手として、安定した強さを誇り、埼玉支部のエースだけでなく、ボートレース界をけん引するレーサーとして活躍を続けています。

驚異のターンスピードが武器で、ファンの間では「神速ターン」と呼ばれています。
優秀なA1選手が名を連ねる「華の100期」のなかでも、頭一つ抜けた成績を誇り、今までに大きなスランプもなく、勝ちを量産し続けるほどの実力を有する天才レーサーです。

桐生 順平選手選手の過去戦績

桐生 順平選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2007年5月17日スポーツ報知 スプリングカップ戸田一般デビュー
2007年5月20日スポーツ報知スプリングカップ戸田一般初勝利
2008年12月7日ボートピア岡部カップ開設7周年記念戸田一般初優出
2011年1月25日G1 共同通信社杯 第25回 新鋭王座決定戦宮島G1G1初出場・初勝利
2011年5月24日東日本大震災 被災地支援競走 SG第38回笹川賞尼崎SGSG初出走
2011年5月27日東日本大震災 被災地支援競走 SG第38回笹川賞尼崎SGSG初勝利
2011年8月18日第34回 戸田ボート大賞サンケイスポーツ杯戸田一般初優勝
2012年5月27日SG 第39回 笹川賞競走浜名湖SGSG初優出
2013年6月20日開設57周年記念競走・G1赤城雷神杯桐生G1G1初優出
2014年9月28日第1回 ヤングダービー戸田G1G1初優勝
2015年3月22日第50回 ボートレースクラシック尼崎SGSG初優勝
2015年9月7日スカパー!・第15回 JLCカップ桐生一般通算500勝達成
2022年2月1日戸田プリムローズ開設65周年記念戸田G1通算1,000勝達成
通算50優勝達成

桐生 順平選手は、2007年5月17日~21日に埼玉支部のホームプール・戸田競艇場で開催された「一般・スポーツ報知 スプリングカップ」初日の第1レースでデビューを飾り、3日後には6走目にして初勝利

そして、デビューから4年3か月後の2011年8月18日に戸田競艇場で開催された「一般・第34回 戸田ボート大賞サンケイスポーツ杯」で早くも初優勝を果たし、2022年2月1日に戸田競艇場で開催された「G1・戸田プリムローズ開設65周年記念」で通算50優勝通算1,000勝を同時達成しています。

G1競争で見ると、2011年1月に宮島競艇場で開催された「共同通信社杯 第25回 新鋭王座決定戦」でG1初出走G1初勝利を達成して、3年8か月後の2014年9月28日に戸田競艇場で初回開催された「第1回 ヤングダービー」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2011年5月の「東日本大震災 被災地支援競走 第38回 笹川賞(ボートレースオールスター)」でSG初出走SG初勝利、1年後の同大会でSG初勝出を達成。
そしてデビューから7年9か月後の2015年3月22日に尼崎競艇場で開催された「第50回 ボートレースクラシック」でSG初制覇を果たして、初のSGタイトルを獲得したのです。

また、2009年後期にはA2級に昇級しており、2011年前期にはれてA1級に初昇級を果たすと、現在までA1級を維持しており、実に選手生活17年のうちの15年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2019年後期には優勝2回・優出5回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率8.32を記録。
さらに最近では、2022年後期に優勝2回・優出7回の戦績と勝率8.12という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の100期には、青木 玄太選手(4448)・宮地 元輝選手(4445)・秦 英悟選手(4427)・川野 芽唯選手(4433)・鎌倉 涼選手(4456)・平高 奈菜選手(4450)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【桐生 順平選手の主要獲得タイトル】

  • ゴールデンレーサー賞(2019年)
  • 最優秀選手(2017年)
  • 最多獲得賞金選手(2017年)
  • 記者大賞(2017年)
  • ボートレースクラシック(2015年・2017年)
  • グランプリ(2017年)
  • ボートレースダービー(2024年)
  • 昨年の覇者・深谷知博破った桐生順平の尼崎好相性の理由が明らかに!│BOATCAST NEWS 2023年7月5日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • これぞお手本!桐生順平の切れ味抜群 芸術的まくり差し!│BOATCAST NEWS 2023年1月5日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
3位・池田 浩二選手(勝率:7.91)

3位・池田 浩二選手(勝率:7.91)

池田 浩二選手のキャッチフレーズは、その巧みな操縦テクニックから「ブルーインパルス」と「イケコー」。
現在も愛知支部を象徴する存在・総大将として活躍を続けており、選手生活は25年を超えるベテランボ―トレーサーです。

名前
(フリガナ)
池田 浩二
(イケダ コウジ)
登録番号5115
生年月日1978年4月3日
身長170cm
体重54㎏
血液型O型
支部愛知
出身地愛知県
登録期81期
級別A1級

池田 浩二選手は1978年生まれ、愛知支部所属のA1級レーサーです。
1997年11月にデビュー、2走目にして初勝利の水神祭を飾ったうえに、年末までの27走で4勝を記録する快進撃。
現在の競艇では必須のテクニック「モンキーターン」ですが、池田選手はそれをさらに発展させた「ウィリーモンキー」の先駆者。
ハイレベルのターン技術と抜群のスタート力を武器に快進撃を続けています。

全盛期には“池田のイン戦は黙って買え。”と言われるほどの圧倒的な強さを誇り、2011年にはオールスター(笹川賞)・ダービー(全日本選手権競走)・グランプリ(賞金王決定戦)と圧巻の活躍を見せ、3つのSG戦三大タイトルを冠する快挙を達成し、この年のMVPを獲得。

2023年には「SG・第50回 ボートレースオールスター(笹川賞)」のファン投票で23,071票を集めて堂々の1位を獲得し、2年連続20回目の出場を果たして、2024年4月27日には、史上179人目となる通算2,000勝を達成

人気にこたえてイン戦を押し切る技術においては“艇界ナンバーワン”と言っても過言ではありません。

「絶対王者」松井 繁選手・「グランプリ2冠」の瓜生 正義選手と石野 貴之選手に次ぐ、現役SG優勝回数4位を誇る池田浩二選手ですが、G1では14回、SGでは10回の優勝を飾っています。

池田 浩二選手の過去戦績

池田 浩二選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
1997年11月19日名古屋タイムズ杯争奪 第19回 全国三地区対抗戦常滑一般デビュー
1997年11月20日名古屋タイムズ杯争奪 第19回 全国三地区対抗戦常滑一般初勝利
1998年4月29日中日スポーツ杯争奪 半田大賞常滑一般初優出
1999年1月26日第13回 新鋭王座決定戦競走住之江G1G1初出走
1999年5月5日中日スポーツ杯争奪 第19回 チャンピオン大会常滑一般初優勝
2002年7月9日オールジャパン竹島特別開設47周年記念競走蒲郡G1G1初優勝
2002年8月27日第48回 モーターボート記念競走(ボートレースメモリアル)蒲郡SGSG初勝利
2002年11月4日第49回 全日本選手権競走(ボートレースダービー)平和島SGSG初優出
2003年6月29日第13回 グランドチャンピオン決定戦競走丸亀SGSG初優勝
2005年12月3日競帝王決定戦 開設51周年記念競走下関G1通算500勝を達成
2011年11月27日第14回 チャレンジカップ競走大村SG通算1,000勝達成
2014年2月1日中日スポーツ賞 第34回龍神杯争奪戦蒲郡一般通算50優勝達成
2018年6月11日開設64周年記念 G1競帝王決定戦下関G1通算1,500勝達成
2024年 4月27日土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯蒲郡一般通算2,000勝達成

池田 浩二選手は、1997年11月19日~24日に愛知支部のホームプール・常滑競艇場で開催された「一般・名古屋タイムズ杯争奪 第19回 全国三地区対抗戦」初日の第4レースでデビューを飾り、翌日には2走目にして初勝利

そして、デビューから1年5か月後の1999年5月5日にデビュー水面の常滑競艇場で開催された「一般・中日スポーツ杯争奪 第19回 チャンピオン大会」で早くも初優勝を果たし、2014年2月には通算50優勝、2024年4月には「一般・土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯」で通算2,000勝を達成しています。

G1競争で見ると、1999年1月に住之江競艇場で開催された「第14回 新鋭王座決定戦競走」でG1初出走、翌年の同大会でG1初勝利G1初優出を達成して、2002年7月9日に蒲郡競艇場で開催された「オールジャパン竹島特別開設47周年記念競走」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2000年5月の「第27回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初出走、2002年8月にSG初勝利を達成。
そしてデビューから5年7か月後の2003年6月29日に丸亀競艇場で開催された「第13回 グランドチャンピオン決定戦」でSG初制覇を果たして、初のSGタイトルを獲得したのです。

また、確認できる記録によれば、2000年後期にはA1級に昇級しており、2001年前期こそA2級へ降級を許したこともありましたが、2001年後期から現在までA1級を維持しており、実に選手生活27年のうちの24年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2010年後期には優勝2回・優出12回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率8.51を記録。
さらに最近では、2023年前期に優勝4回・優出9回の戦績と勝率8.37という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の81期には、寺田 祥選手(3942)・飯山 泰選手(3940)・佐々木 康幸選手(3909)・深井 利寿選手(3918)・繁野谷 圭介選手(3915)・黒崎 竜也選手(3931)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【池田 浩二選手の主要獲得タイトル】

  • 最高勝率選手(2022年)
  • 最多獲得賞金選手(2011年・2013年)
  • 最優秀選手(2011年・2013年)
  • 記者大賞(2011年・2013年)
  • 特別賞(2009年)
  • グランドチャンピオン(2003年・2022年)
  • グランプリシリーズ(2005年)
  • ボートレースクラシック(2009年・2013年)
  • ボートレースメモリアル(2009年)
  • 東日本大震災被災地支援競走 笹川賞 ※ボートレースオールスター(2011年)
  • ボートレースダービー(2011年)
  • グランプリ(2011年・2013年)
  • 復帰シリーズで連勝街道! 池田浩二 通算2000勝達成!│BOATCAST NEWS 2024年4月27日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【蒲郡】地元の大スター池田浩二2000勝水神祭!!【勝ガマ】
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  • 【蒲郡】池田浩二選手が優勝!土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯優勝選手インタビュー!【優勝】
出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル
  • 高級車は運転手付き!?【#池田浩二】
出典:ボートレース多摩川【公式】
4位・上野 真之介選手(勝率:7.83)

4位・上野 真之介選手(勝率:7.83)

上野 真之介選手の愛称は「ノスケ」。
峰竜太選手率いる「峰グループ(正式名称:LAGOON BASE・ラグーンベース)」に一番弟子として所属しています。
どのコースからでも好成績を収め、インコースからの逃げは鉄板、かつ常に舟券に絡むトップレベルの実力者
しかも優秀なスタートタイミングを維持しながら、スタート事故は少ない超優秀選手です。

名前
(フリガナ)
上野 真之介
(ウエノ シンノスケ)
登録番号4503
生年月日1988年2月25日
身長167cm
体重53㎏
血液型A型
支部佐賀
出身地佐賀県
登録期102期
級別A1級

上野 真之介選手は1988年生まれ、佐賀支部所属のA1級レーサーです。
2008年5月のデビューから26走目にして初勝利を飾り、2010年7月には優出4回目にして初優勝を果たしています。
G1・SGともに優勝歴はまだないものの、近いうちにグレードレースでの初優勝を達成するのではないかと期待されています。
イケメンレーサーとして女性ファンだけではなく、とにかく強いことから男性ファンの心もしっかりとつかんでいる人気選手です。
同期には、同じく峰グループに所属する山田 康二選手(4500)・河合 佑樹選手(4494)・前田 将太選手(4504)・高野 哲史選手(4512)・遠藤 エミ選手(4502)がいます。

上野 真之介選手の過去戦績

上野 真之介選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2008年5月7日日本財団会長杯唐津一般デビュー
2008年8月6日アサヒビールカップ若松一般初勝利
2010年2月28日新鋭リーグ第2戦 第22回瀬戸の若鷲決定戦児島G3初優出
2010年7月2日第1回 虹の松原カップ唐津一般初優勝
2012年1月24日共同通信社杯 第26回 新鋭王座決定戦芦屋G1G1初出場
2012年1月25日共同通信社杯 第26回 新鋭王座決定戦芦屋G1G1初勝利
2013年2月13日太閤賞競走開設56周年記念住之江G1G1初優出
2018年12月19日第33回 賞金王決定戦(グランプリ)/グランプリシリーズ住之江SGSG初出場
2019年5月22日第46回 ボートレースオールスター(笹川賞)福岡SGSG初勝利
2020年6月28日第30回 グランドチャンピオン決定戦競走宮島SGSG初優出
2017年3月20日日本財団会長賞戸田一般通算500勝達成
2022年3月30日開設67周年記念 競帝王決定戦下関G1通算1,000勝達成

上野 真之介選手は、2008年5月7日~12日に佐賀支部のホームプール・唐津競艇場で開催された「一般・日本財団会長杯」初日の第2レースでデビューを飾り、3か月後には27走目にして初勝利

そして、デビューから2年2か月後の2010年7月2日に初出走と同じ水面で開催された「一般・第1回 虹の松原カップ」で初優勝を果たし、2022年3月30日に下関競艇場で開催された「G1・開設67周年記念 競帝王決定戦」で通算1,000勝を達成しています。

G1競争で見ると、2012年1月に芦屋競艇場で開催された「共同通信社杯 第26回 新鋭王座決定戦」でG1初出走G1初勝利を達成して、約1年後の2013年2月13日に住之江競艇場で開催された「太閤賞競走開設56周年記念」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2018年12月の「第33回 グランプリシリーズ」でSG初出走を果たすと、6か月後には「第46回 ボートレースオールスター(笹川賞)でSG初勝利を達成。
そして、デビューから12年1か月後の2020年6月28日に宮島競艇場で開催された「第30回 グランドチャンピオン決定戦競走」でSG初優出を果たしたのです。

また、2011年後期にはA2級に初めて昇級しており、1年後の2012年後期にはれてA1級に初昇級を果たすと、2015年後期以外はずっとA1級を維持しており、実に選手生活17年のうちの14年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2024年後期には優勝6回・優出12回という圧倒的な好戦績を積み上げて、自己最高勝率8.06を記録するなど、年々勝率も上昇しており、まさに全盛期とも言える活躍を続けています

同期の102期には、前田 将太選手(4504)・山田 康二選手(4500)・上條 嘉嗣選手(4514)・河合 佑樹選手(4494)・桑原 悠選手(4497)・本多 宏和選手(4492)・高野 哲史選手(4512)・島田 賢人選手(4505)・小山 勉選手(4488)・遠藤 エミ選手(4502)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【上野 真之介選手の主要獲得タイトル】

  • 現在までSG競走で獲得したタイトルはありません
  • 現在まで優秀選手として表彰された実績はありません
  • BOATCAST NEWS│デビュー13年10ヵ月 上野真之介 通算1000勝達成! ボートレースニュース 2022年3月30日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • ターンマーク坊やTV vol.29 上野真之介
出典:【公式】ボートレース大村(メインch)
5位・吉田 裕平選手(勝率:7.80)

5位・吉田 裕平選手(勝率:7.80)

吉田 裕平選手は一般戦からSG競争まで幅広いグレードレースで活躍している選手です。
どのコースからでも好成績を収めるだけの実力を有し、インコースからの逃げは鉄板、かつ常に舟券に絡むことができるトップレベルのレーサーだと言えるでしょう。

名前
(フリガナ)
吉田 裕平
(ヨシダ ユウヘイ)
登録番号4914
生年月日1996年11月19日
身長167cm
体重51㎏
血液型AB型
支部愛知
出身地愛知県
登録期117期
級別A1級

吉田 裕平選手は1996年生まれ、愛知支部所属のA1級レーサーです。
2017年11月に引退した元ボートレーサーの吉田 徳夫さん(3452)を父に持ち、幼少期から父の背中を見て育ったことがきっかけでボートレーサーの道を志したといいます。

父だけでなく、母も1999年1月のレースを最後にボートレース界を後にした元競艇選手の吉田 幸恵さんで、同期には兄の吉田 凌太朗選手がいるなど、言わずと知れたボートレース一家出身のサラブレットで、少し前までは兄の元結婚相手・福岡 泉水選手が義理の姉でした。

養成所時代もリーグ勝率7.71という訓練生29人中トップの成績を残したものの、事故点オーバーのために卒業記念競走に出ることはできなかったものの、117期チャンプの小池 修平選手にも劣らない強さを持っていることは明白です。

117期でSGタイトルに最も近いとされる愛知支部のホープであり、実力あるイケメンレーサーとして、人根強いファンを多く抱える人気選手として戦い続けています。

2023年10月の「第70回 ボートレースダービー」ではSG初出場にしてSG初優出、しかも舟券に貢献するほどのポテンシャルの高さは、今後のボートレース界に旋風を巻き起こす存在になり得るかもしれません。

吉田 裕平選手の過去戦績

吉田 裕平選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
2015年11月27日第7回 BOAT Boyカップ常滑一般デビュー
2015年11月30日第7回 BOAT Boyカップ常滑一般初勝利
2018年6月20日蒲郡市観光協会会長杯争奪 蒲郡あじさい特別競走蒲郡一般初優出
2018年12月27日2018 Xマス&ファイナルカップ蒲郡一般初優勝
2019年9月18日G1 第6回 ヤングダービー三国G1G1初出走・G1初勝利
2022年12月6日開設68周年記念 競帝王決定戦下関G1G1初優出
2023年10月24日第70回 ボートレースダービー蒲郡SGSG初出場・SG初勝利
2023年10月29日第70回 ボートレースダービー蒲郡SGSG初優出
2024年11月14日京極賞 開設72周年記念競走丸亀G1G1初優勝

吉田 裕平選手選手は、2015年11月27日~30日に愛知支部のホームプール・常滑競艇場で開催された「一般・第7回 BOAT Boyカップ」初日の第1レースでデビューを飾り、3日後には5走目にして初勝利

そして、デビューから3年1か月後の2018年12月27日に蒲郡競艇場で開催された「一般・2018 Xマス&ファイナルカップ」で初優勝を果たしています。

G1競争で見ると、2019年9月に三国競艇場で開催された「第6回 ヤングダービー」でG1初出走G1初勝利を達成して、約5年2か月後の2024年11月14日に丸亀競艇場で開催された「京極賞 開設72周年記念競走」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2023年10月の「第70回 ボートレースダービー」でSG初出走SG初勝利SG初優出までを1つのシリーズで達成したのです。

また、2018年後期にはA2級に初めて昇級しており、1年後の2019年後期にはれてA1級に初昇級を果たすと、2020年後期と2021年後期以外はずっとA1級を維持しており、実に選手生活9年5か月のうちの7年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2025年前期には優勝3回・優出7回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率を7.66に更新。
さらに2025年後期にはさらに高い勝率7.80を記録するなど、年々勝率も上昇しており、これからの活躍が楽しみな存在です。

同期の117期には、兄の吉田 凌太朗選手(4903)・上田 龍星選手(4908)・小池 修平選手(4907)・金児 隆太選手(4888)・富澤 祐作選手(4887)・後藤 盛也選手(4889)・松本 一毅選手(4904)・中田 夕貴選手(4900)・寺島 美里選手(4891)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【吉田 裕平選手の主要獲得タイトル】

  • 現在までSG競走で獲得したタイトルはありません
  • 現在まで優秀選手として表彰された実績はありません
  • 父親の引退から7年! 吉田裕平 悲願のG1初優勝!│BOATCAST NEWS 2024年11月14日│
  • 吉田裕平 地元で嬉しいSG初出場 初勝利&水神祭!│BOATCAST NEWS 2023年10月24日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • The Winner|吉田 裕平|ヤングレーサー|ボートレース
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
実際は2位だが、出走回数不足のためA2級でランク外・中辻 崇人選手(勝率:8.29)

2位・中辻 崇人選手(勝率:8.29) ※出走回数不足のためA2級でランク外

中辻 崇人選手は一般戦やG3競争を中心に活躍する選手です。
どのコースからでも好成績を収めるだけの実力を有し、インコースからの逃げは鉄板、かつ常に舟券に絡むことができるトップレベルのレーサーだと言えるでしょう。

名前
(フリガナ)
中辻 崇人
(ナカツジ タカヒト)
登録番号3876
生年月日1977年2月21日
身長158cm
体重54㎏
血液型O型
支部福岡
出身地福岡県
登録期79期
級別A1級

中辻 崇人選手は1977年生まれ、福岡支部所属のA1級レーサーです。
一般戦においては“ほぼ敵なし”と言えるくらい強いレーサーでありながら、2018年以降はSG競争やG1競争といったG2競争以上のグレードレースを辞退し、記念開催にも出場しないという特徴があり、“一般戦の鬼”と呼ばれたり、時に“変わり者”なんて言われることもあります。

一般戦とG3競争で年間に3,000万円前後の賞金を10年以上にわたって獲得し続けているのですから、ものすごいことだと言えるでしょう。

そして2024年だけでも「第59回 ボートレースクラシック」「第25回 マスターズチャンピオン」に加え、10月に戸田競艇場で開催された「第71回 ボートレースダービー」は勝率7.93で勝率1位だったにもかかわらず、出場を辞退。

SG競争においては、過去7回の出場経験があり、そのうちの3回は準優勝戦へ駒を進めるほどの実力がありながら、そういった大きな大会に出たがらないため、残念に思うファンが多いのも事実ですが、それでも根強いファンを多く抱える人気選手として戦い続けています。

中辻 崇人選手の過去戦績

中辻 崇人選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
1996年11月(タイトル不明)不明一般デビュー
1998年12月9日松茂町ほか3町開設30周年記念競走鳴門一般初勝出
2000年5月14日(タイトル不明)丸亀一般初優勝
2002年2月6日G1 第47回 九州地区選手権福岡G1G1初出場・G1初勝利
2002年2月11日G1 第47回 九州地区選手権福岡G1G1初優出
2006年3月16日第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック)平和島SGSG初出場
2006年3月17日第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック)平和島SGSG初勝利
2012年9月18日G1 全日本王者決定戦(開設59周年記念)唐津G1G1初優勝
2017年3月20日バニラビーンズカップ多摩川一般通算1,500勝達成
2017年6月21日マンスリーBOAT RACE杯 男女W優勝戦児島一般通算50優勝達成
2018年1月28日BTSオラレ日南 開設12周年記念 ニッカン・コム杯芦屋一般史上177人目の通算2,000勝達成
2024年4月4日市制70周年記念 常滑市長杯常滑一般史上36人目となる全24場制覇

中辻 崇人選手は、1996年11月に福岡支部のホームプールで開催された「一般戦競争」でデビューを飾り、1998年12月には初勝出、デビューから3年6か月後の2000年5月14日には丸亀競艇場で開催された一般戦で初優勝を達成しています。

そして、2017年6月には通算50優勝、2018年1月には「BTSオラレ日南 開設12周年記念 ニッカン・コム杯」で通算2,000勝、さらに2024年4月4日に常滑競艇場で開催された「市制70周年記念 常滑市長杯」で史上36人目となる全24場制覇を達成しています。

G1競争で見ると、2002年2月に福岡競艇場で開催された「第47回 九州地区選手権」でG1初出走G1初勝利を同時達成すると、G1初優出までを同大会で達成。
2012年9月18日に唐津競艇場で開催された「全日本王者決定戦(開設59周年記念)」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2006年3月の「第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック)」でSG初出走SG初勝利を達成しています。

また、確認できる記録によれば、2001年前期にはA2級に昇級しており、2008年前期までと2020年前期こそA2級へ降級を許したこともありましたが、2008年後期から現在までほぼA1級を維持しており、実に選手生活27年のうちの24年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2024年後期には優勝5回・優出12回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率7.91を記録。
まさに今が全盛期とも言えるほどの成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の79期には、吉川 元浩選手(3854)・山本 寛久選手(3874)・岩崎 正哉選手(3853)・岡田 憲行選手(3872)・澤 大介選手(3852)・海老澤 泰行選手(3863)・阿波 勝哉選手(3857)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【中辻 崇人選手の主要獲得タイトル】

  • 史上36人目の24場制覇(2024年)
  • 現在までSG競走で獲得したタイトルはありません
  • 現在まで優秀選手として表彰された実績はありません
  • 177人目の偉大な記録 中辻崇人 節目の通算2000勝達成!│BOATCAST NEWS 2023年10月21日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 中辻崇人 史上36人目 24場制覇 表彰!│BOATCAST NEWS 2024年6月4日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
実際は4位だが、引退とA2級でランク外・秋山 直之選手(勝率:7.97)

4位・秋山 直之選手(勝率:7.97) ※引退と出走回数不足のためA2級でランク外

秋山 直之選手は一般戦やG3競争を中心に活躍した人気選手でした。
しかし、2025年3月17日に山口県岩国市内の複数の商業施設で万引きをした疑いで現行犯逮捕、窃盗罪で略式起訴された後に罰金20万円の略式命令を受けたことが報じられ、2025年4月21日に日本モーターボート競走会に引退届を提出して引退しています。

名前
(フリガナ)
秋山 直之
(アキヤマ ナオユキ)
登録番号3996
生年月日1979年4月13日
身長170cm
体重52㎏
血液型B型
支部群馬
出身地群馬県
登録期83期
級別A2級
デビュー日1998年11月14日
最終出走日2025年3月15日
引退日2025年4月21日

秋山 直之選手は1979年生まれ、群馬支部所属のA1級レーサーでした。

愛称は「アッキー」で、“全速ターンの第一人者”とも称されており、2002年からは異次元の旋回技術を武器に、SG競争の常連として優勝戦でも活躍していました。

デビューから1年ほどは転覆などによる失格に悩まされる時期もありましたが、スロースタートがネックではあるものの、フライングが少ないうえに、それを補うほどのターン技術で舟券に絡む活躍を期待させてくれる人気選手。

新人時代は83期卒業記念レースを制した養成所チャンプとして注目を集め、約26年5か月間の選手生活の出場節数は762節通算6,707走1,784勝301優出優勝80回
特にグレードレースでの戦績は素晴らしく、G1競争では通算29優出・優勝5回SG競争では通算3優出を誇りましたが、残念ながら最後までSG初制覇を飾ることはかないませんでした。

ボートレースではよく『スタートと1周1マークで勝負が決まる』と言われますが、秋山 直之選手のレースで見られる「旋回技術でターンごとに差を詰めていくレーススタイル」は最後まで目を離せない展開をみせることから、思わず応援したくなるという根強いファンを多数かかえていました。

2011年のグランドチャンピオンの優勝戦においては、現選手会長の瓜生 正義選手に次ぐ2着
2024年7月までの通算成績では、SG競争で3優出G1競争では29回優出のうち5回の優勝を飾っており、通算優勝回数は76回を数えるほどの実力者です。

ファンからの人気投票で出場選手が決まるSG競争「ボートレースオールスター」には2019年まで9年連続出場。
2024年と2025年は出場停止期間で出場は叶いませんでしたが、2023年までは3年連続で16回出場していることからも、秋山 直之選手の人気がわかる出場歴といえます。

秋山 直之選手の過去戦績

秋山 直之選手の過去戦績は次のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
1998年11月14日(タイトル不明)桐生一般デビュー
1998年11月15日(タイトル不明)桐生一般初勝利
1999年4月7日(タイトル不明)戸田一般初優出
2001年4月22日(タイトル不明)平和島一般初優勝
2001年7月24日G1 浜名湖賞 開設48周年記念競走浜名湖G1G1初出走
2001年8月5日G1 トーキョー・べイ・カップ開設47周年記念競走平和島G1G1初勝利
2001年8月7日G1 トーキョー・べイ・カップ開設47周年記念競走平和島G1G1初優出
2002年2月11日第47回 関東地区選手権競走多摩川G1G1初優勝
2002年5月28日SG 第29回 ボートレースオールスター(笹川賞競走)尼崎SGSG初出走
2002年5月30日SG 第29回 ボートレースオールスター(笹川賞競走)尼崎SGSG初勝利
2007年12月11日G1 鳴門モーターボート大賞競走鳴門G1通算500勝達成
2007年12月24日第22回 賞金王決定戦競走【シリーズ】福岡SGSG初優出
2014年9月26日G3 第24回 JR四国ワープ杯競走丸亀G3通算1,000勝達成
2016年5月8日第43回 上毛新聞社杯桐生一般通算50優勝達成
2021年6月22日中日新聞・中日スポーツ 第35回 G3中日カップ浜名湖G3通算1,500勝達成

秋山 直之選手は、1998年11月14日に群馬支部のホームプール・桐生競艇場でデビューを飾ると、なんと初戦から3着という好成績で舟券に絡むとともに、翌日には内側の艇を全てのみ込む見事なまくりを決め、2走目で初勝利という活躍。

さらに翌年の1999年4月7日にはデビューから61走目で初優出にして2着を獲得、そしてシリーズをオール3連対で終えています。

そして、2001年4月22日にはデビューから2年5か月という短期間で初優勝
その後も快進撃を続けて、2016年5月には通算50優勝、2021年6月には浜名湖競艇場で開催された「中日新聞・中日スポーツ 第35回 G3中日カップ」で通算1,500勝を達成しました。

G1競争で見ると、2001年7月に浜名湖競艇場でG1初出場
翌月に平和島競艇場で開催された「G1 トーキョー・べイ・カップ開設47周年記念競走」でG1初勝利G1初優出にして3着
そしてデビューから4年6か月後の2002年2月11日に多摩川競艇場で開催された「第47回 関東地区選手権競走」でG1初制覇を成しています。

この勢いはSG競争でも衰えることなく、G1初優勝の3か月後の2002年5月にはSG初出場にしてSG初勝利、そして時をおいて2007年12月24日に福岡競艇場で開催された「第22回 賞金王決定戦競走【シリーズ】」でSG初優出を飾るものの、結果は6着という苦い戦績となりました。

秋山 直之選手は2001年前期に初めてA2級に昇級すると、後期にはA1級へ昇級。
2008年後期・2020年前期・2024年後期にA2級へ降級をゆるしたこともありましたが、約24年にもおよぶ長きにわたってA級を維持するほどの素晴らしい成績の持ち主です。

2018年後期には優勝4回・優出10回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率7.98を記録。
まさに全盛期とも言えるほどの輝かしい成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けていました。

同期の83期には、齊藤 仁選手(3978)・須藤 博倫選手(3983)・重野 哲之選手(3995)・北村 征嗣選手(3997)・坂口 周選手(3984)・大滝 明日香選手(3999)・小野 桜選手(3994)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【秋山 直之選手の主要獲得タイトル】

  • 現在までSG競走で獲得したタイトルはありません
  • 現在まで優秀選手として表彰された実績はありません
  • 【ランキング】最速レーサーは誰だ!?圧倒的スピードで3周を回る男子スピードレーサー5選!!【ボートレース名勝負集#28】
出典:ボートレース公式映像配信 JLCレジャーチャンネル
  • 浜名湖に愛の告白? 秋山 直之 得意水面で躍動!!│BOATCAST NEWS 2023年7月28日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • アッキーが握る!握る!! 江戸川でもまくる唯一無二のターンは必見!│BOATCAST NEWS 2023年4月5日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • BOATCASTNEWS│唯一無二の高速ターン!! 秋山直之 ドリーム戦で他を圧倒!!ボートレースニュース 2021年10月16日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【ボートレース】SG西山貴浩が死にものぐるい◆秋山直に追われ。。しぶとく×2(後半3着でした)◆徳山グラチャン3日目
出典:ボートレースしんでる
【A1級限定】2025年後期 適用勝率トップ20

【A1級限定】2025年後期 適用勝率トップ20

A1級選手でトップ5の選手についてはすでにご紹介しましたが、6位以下に名を連ねるのはそのようなメンバーなのでしょうか?
ここではA1級の選手に限定した勝率トップ20の選手についてまとめました。
※同率の場合は着順点が多い方が上位になります。
ぜひこちらもご覧ください。

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順位選手名出走回数勝率
1位茅原  悠紀選手108走8.88
2位桐生  順平選手107走8.17
3位池田  浩二選手101走7.91
4位上野 真之介選手143走7.83
5位吉田  裕平選手124走7.80
6位毒島   誠選手111走7.77
7位関   浩哉選手102走7.76
8位前田  将太選手122走7.74
9位末永  和也選手132走7.67
10位新田  雄史選手130走7.63
11位藤原 啓史朗選手151走7.61
12位笠原   亮選手115走7.61
13位山口   剛選手110走7.58
14位守屋  美穂選手136走7.56
15位山崎   郡選手138走7.55
16位塩田  北斗選手121走7.53
17位北山  康介選手107走7.52
18位藤原  碧生選手125走7.50
19位柴田   光選手102走7.49
20位白井  英治選手118走7.47
【A1級限定なし】2025年後期 適用勝率トップ20

【A1級限定なし】2025年後期 適用勝率トップ20

A1級選手でトップ5の選手についてはすでにご紹介しましたが、6位以下に名を連ねるのはそのようなメンバーなのでしょうか?
もちろん勝率が高くても出走回数でA2級へ降級する選手もいますので、ここではA1級選手に限定せず、出走数70走以上で純粋な勝率トップ20の選手についてまとめました。
※同率の場合は着順点が多い方が上位になります。
ぜひこちらもご覧ください。

A1級選手になるための出走数の条件は90走以上のため、それ以下の選手は勝率が高くてもA2級となる。

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順位選手名出走回数勝率
1位茅原  悠紀選手108走8.88
2位中辻  崇人選手73走8.29
3位桐生  順平選手107走8.17
4位秋山  直之選手107走7.97
5位池田  浩二選手101走7.91
6位上野 真之介選手143走7.83
7位吉田  裕平選手124走7.80
8位毒島   誠選手111走7.77
9位関   浩哉選手102走7.76
10位前田  将太選手122走7.74
11位末永  和也選手132走7.67
12位新田  雄史選手130走7.63
13位藤原 啓史朗選手151走7.61
14位笠原   亮選手115走7.61
15位山口   剛選手110走7.58
16位守屋  美穂選手136走7.56
17位山崎   郡選手138走7.55
18位塩田  北斗選手121走7.53
19位北山  康介選手107走7.52
20位藤原  碧生選手125走7.50

2025年後期・女子選手勝率ベスト5

今回発表されたのは、2025年7月1日~12月31日まで適用される期別勝率です。

その中でも特に勝率が高いA1級の女子レーサー上位5名をご紹介します。
女子戦だけでなく、SG戦線で活躍している人気選手ばかりなので、あらためて戦績などを見返してみてはいかがでしょうか。

1位・守屋 美穂選手(勝率:7.56)

守屋 美穂選手のキャッチフレーズは「艇界の怪力美人レーサー」。
可愛い見た目に反して、高校時代は重量挙げ48㎏級の選手として活躍し、2006年の全国高等学校女子ウエイトリフティング競技選手権大会で優勝したという異色の経歴の持ち主です。
現役ボートレーサーの守屋 大地選手(4672・岡山)は実兄で、“兄妹レーサー”として活躍しています。

名前
(フリガナ)
守屋 美穂
(モリヤ ミホ)
登録番号4482
生年月日1989年1月20日
身長154cm
体重45㎏
血液型B型
支部岡山
出身地岡山県
登録期101期
級別A1級

守屋 美穂選手は1989年生まれ、岡山支部所属のA1級レーサーです。
賞金女王決定戦に初出場した時に「イーグルヴィーナス」というキャッチフレーズがつきました。
2022年のBOAT RACE振興会のCMシリーズ「アイアム ア ボートレーサー」編において、山之内すずさん扮する「スズ」のモデルとなりました。

守屋 美穂選手の過去戦績

守屋 美穂選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2007年11月20日競艇ニュース杯尼崎一般デビュー
2007年12月29日2007年末ファイナルびわこ一般初勝利
2009年5月14日九州スポーツ杯 ’09女子リーグ戦 第3戦徳山G3初優出
2013年2月28日ガールズチャンネル開設記念 オール女子戦 なると金時杯鳴門一般初優勝
2012年2月28日第25回 女子王座決定戦競走多摩川G1G1初出場
2012年8月2日第26回 女子王座決定戦競走若松G1G1初勝利
2014年12月31日第3回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)住之江G1G1初優出
2014年5月27日第41回 ボートレースオールスター(笹川賞)福岡SGSG初出場
2018年5月23日第45回 ボートレースオールスター(笹川賞)尼崎SGSG初勝利
2018年11月22日第21回 チャレンジカップ/G2 レディースCC芦屋SG通算500勝達成
2024年10月26日ヴィーナスシリーズ 第16戦 尼崎プリンセスカップ尼崎一般通算1,000勝達成

守屋 美穂選手は、2007年11月20日~23日に兵庫支部のホームプール・尼崎競艇場で開催された「一般・競艇ニュース杯」初日の第2レースでデビューを飾り、翌月には22走目にして初勝利

そして、デビューから5年3か月後の2013年2月28日に鳴門競艇場で開催された「一般・ガールズチャンネル開設記念 オール女子戦 なると金時杯」で初優勝を果たすと、2024年10月26日には「一般・ヴィーナスシリーズ 第16戦 尼崎プリンセスカップ」で通算1,000勝を達成しています。

G1競争で見ると、初優勝の1年前の2012年2月28日に多摩川競艇場でG1初出走、5か月後の2012年8月にはG1初勝利を達成しており、2014年12月31日に住之江競艇場で開催された「第3回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」でG1初優出を果たしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2014年5月の「第41回 ボートレースオールスター(笹川賞)」でSG初出走、4年後の「第45回 ボートレースオールスター(笹川賞)」でSG初勝利を達成したのです。

また、2005年前期にB1級から飛び級でA1級に昇級すると、はじめこそA2級の時期もありましたが、2006年後期から現在までA1級を維持しており、実に選手生活24年のうちの20年間、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2014年後期には優出10回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率8.35を記録。
さらに最近では、2024年前期に優勝5回・優出9回の戦績と勝率8.25という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期には、篠崎 仁志選手(4477)・大池 佑来選手(4468)・後藤 翔之選手(4460)・片岡 雅裕選手(4459)・新田 泰章選手(4471)・櫻本 あゆみ選手(4478)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【守屋 美穂選手の主要獲得タイトル】

  • レディースチャレンジカップ(2018年)
  • レディースオールスター(2022年・2024年)

守屋 美穂選手のレディースオールスター出場歴・得票数

過去に開催されたレディースオールスターにおいて、獲得票数とシリーズ成績で同時に女王に輝いた選手は守屋 美穂選手しかいません

ここからは、レディースオールスターにおける“獲得票数”と“歴代優勝者”にフォーカスしていきたいと思います。
きっと守屋 美穂選手がファンからの絶大なる人気を誇るだけでなく、それに見合うだけの実力を有する選手ということが良く伝わるはずです。

過去のファン投票の得票数トップ3

「第9回 レディースオールスター」において、ファン投票の得票数4年連続1位を達成した守屋 美穂選手ですが、2019年の第3回大会まではトップ3に入ることはかないませんでした。

では、実際には何位だったのでしょう?
調べた結果は次のとおりです。

  • 【第1回大会(2017年)】⇒ 選出順位:8位(得票数:6,293票)
  • 【第2回大会(2018年)】⇒ 選出順位:8位(得票数:6,593票)
  • 【第3回大会(2019年)】⇒ 選出順位:4位(得票数:14,334票)

2017年・2018年の過去2回の大会までの獲得票数は6,000票台で、トップ3に入ることはっ絶望的な得票数でした。
しかし、2019年に開催された「第3回 レディースオールスター」では状況は一転。
前回の第3回大会の2倍以上の獲得票数で惜しくもトップ3は逃したものの、4位という結果を残しました。

そして翌年の第4回大会ではさらに獲得票数の上積みに成功。
初めて選出された時よりも10,000票以上多い16,944票を獲得して、第2位で選出されました。

そして、2022年に行われた“第6回大会”では自身初の得票数1位で選出されると、そのまましっかりとファンの期待に応えて優勝を飾り、2024年の“第9回大会”では、大会史上初となる2度目の制覇を達成しました。

2022年の第6回大会から2024年5月に開催された第9回大会まで、4年連続のファン投票獲得票数1位というのも、守屋 美穂選手ただ1人が達成している偉業です。

次に、歴代の得票数トップ3となった選手の顔ぶれをまとめましたのでご紹介します。

回数開催年1位2位3位
第1回2017年平山 智加選手
(13,287票)
遠藤 エミ選手
(10,253票)
長嶋 万記選手
(9,697票)
第2回2018年遠藤 エミ選手
(11,726票)
長嶋 万記選手
(11,709票)
小野 生奈選手
(10,947票)
第3回2019年大山 千広選手
(17,893票)
長嶋 万記選手
(15,189票)
小野 生奈選手
(14,442票)
第4回2020年大山 千広選手
(26,737票)
守屋 美穂選手
(16,944票)
平山 智加選手
(15,051票)
第5回2021年大山 千広選手
(28,019票)
守屋 美穂選手
(20,210票)
平山 智加選手
(18,895票)
第6回2022年守屋 美穂選手※
(21,176票)
平高 奈菜選手
(18,118票)
高田 ひかる選手
(13,871票)
第7回2023年守屋 美穂選手
(18,213票)
大山 千広選手
(17,969票)
平高 奈菜選手
(15,831票)
第8回2024年守屋 美穂選手
(18,393票)
平山 智加選手
(15,131票)
遠藤 エミ選手
(12,790票)
第9回2024年守屋 美穂選手※
(27,283票)
浜田 亜理沙選手
(15,187票)
遠藤 エミ選手
(13,477票)

守屋 美穂選手の人気の高さがよくわかる結果です。
2022年に行われた“第6回大会”では自身初の得票数1位で選出されると、そのまましっかりとファンの期待に応えて優勝を飾り、2024年の“第9回大会”では、大会史上初となる2度目の制覇を達成しました。

しかも、2024年は2位の浜田 亜理沙選手とは12,000票以上の圧倒的な得票数差をつけての選出のうえ、8戦7勝で約2年ぶりの準パーフェクト優勝という偉業を成し遂げたのです。

レディースオールスターの歴代優勝者

レディースオールスターの歴代優勝者9名はどのような顔ぶれなのでしょうか。

開催年・優勝戦日・開催場・優勝者・登録番号・支部・決まり手をまとめました。

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回数優勝戦日開催場選手名登録番号支部決まり手出目配当
第9回2024年5月12日宮島守屋 美穂4482岡山逃げ1431,800円
第8回2024年2月25日びわこ渡邉 優美4590福岡逃げ1262,670円
第7回2023年2月26日蒲郡長嶋 万記4190静岡逃げ134980円
第6回2022年2月27日桐生守屋 美穂4482岡山まくり46135,130円
第5回2021年2月28日芦屋小野 生奈4530福岡逃げ123870円
第4回2020年3月8日鳴門岩崎 芳美3611徳島差し25321,150円
第3回2019年3月10日児島寺田 千恵3435岡山逃げ1543,730円
第2回2018年3月11日びわこ中村 桃佳4823香川逃げ1322,160円
第1回2017年3月5日宮島山川 美由紀3232香川逃げ132800円
出典:ボートレースオフィシャルサイトの「G1・G2スケジュール」コンテンツ内、各レディースオールスターの優勝戦結果ページ

上記の表をみると、レディースオールスターの歴史において、今までに2度の制覇を成し遂げたのは守屋 美穂選手ただ1人なのです。

この結果を鑑みるに、現在のところ“レディースオールスターにおける得票数・戦績で守屋 美穂選手の右に出る選手はいない”ということでしょう。

  • 守屋美穂 ファン投票1位の期待に応えた! イン逃げで勝利!│BOATCAST NEWS 2024年2月20日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 守屋美穂 準パーフェクトでレディースオールスターV2達成!│BOATCAST NEWS 2024年5月12日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【7/7トークショー】4482守屋 美穂選手
出典:ガァ~コチャンネル
2位・三浦 永理選手(勝率:7.35)

2位・三浦 永理選手(勝率:7.35)

三浦 永理選手は、巧みなターンから「テクニカルエリー」の異名を持つボートレーサーです。
2016年12月に大村競艇場で開催された「PG1・第1回賞金女王決定戦」で優勝を飾り、初代賞金女王となりました。

名前
(フリガナ)
三浦 永理
(ミウラ エリ)
登録番号4208
生年月日1983年2月2日
身長157cm
体重47㎏
血液型B型
支部静岡
出身地静岡県
登録期91期
級別A1級

三浦 永理選手は1983年生まれ、静岡支部所属のA1級レーサーです。
デビュー戦で3着になるなど、デビューから注目された経歴があります。
同期の91期には、山口 剛選手(4205)・北川 潤二選手(4199)・赤羽 克也選手(4191)・久田 敏之選手(4188)・川上 剛選手(5189)・長嶋 万記選手(4190)・吉島 祥之選手(4215)がおり、2016年8月に愛知支部に所属している同期の吉島 祥之選手(4215)と結婚しています。

三浦 永理選手の過去戦績

三浦 永理選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2002年11月23日スワッキーカップ浜名湖一般デビュー
2003年3月22日第8回 ダブル優勝TVKカップ多摩川一般初勝利
2004年4月26日女子リーグ戦第4戦 G3 フラワーカップ浜名湖G3初優出
2007年11月8日女子リーグ第12戦 みやじまレディースカップ宮島G3初優勝
2008年3月4日第21回 JAL女子王座決定戦競走G1G1初出場
2008年3月6日第21回 JAL女子王座決定戦競走G1G1初勝利
2010年12月18日第25回 賞金王決定戦(グランプリ)住之江SGSG初出場
2010年12月23日第25回 賞金王決定戦(グランプリ)住之江SGSG初勝利
2011年8月29日日本財団会長杯 スマイルカップレース オール女子戦下関一般通算500勝を達成
2012年12月16日第1回賞金女王決定戦&シリーズ戦大村G1G1初優出・初優勝
2017年6月15日日本財団会長杯争奪 ヴィーナスシリーズ第4戦徳山一般通算1,000勝達成

三浦 永理選手は、2002年11月23日~26日に静岡支部のホームプール・浜名湖競艇場で開催された「一般・スワッキーカップ」初日の第1レースでデビューを飾り、4か月後には42走目にして初勝利

そして、デビューから4年11か月後の2007年11月8日に宮島競艇場で開催された「G3・女子リーグ第12戦 みやじまレディースカップ」で早くも初優勝を果たし、2017年6月15日に徳山競艇場で開催された「一般・日本財団会長杯争奪 ヴィーナスシリーズ第4戦」で通算1,000勝を達成しています。

G1競争で見ると、2008年3月に津競艇場で開催された「第21回 JAL女子王座決定戦競走」でG1初出走G1初勝利を達成して、4年9か月後の2012年12月16日に大村競艇場で初回開催された「第1回賞金女王決定戦&シリーズ戦(クイーンズクライマックス)」でG1初優出にしてG1初優勝
その結果、初代賞金女王(冬の女王)のタイトルと栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2010年12月の「第25回 賞金王決定戦(グランプリ)」でSG初出走SG初勝利を達成したのです。

また、2007年後期にはA2級に昇級しており、2008年後期にはれてA1級に初昇級を果たすと、何度かA2級への降級を許したこともありますが、2018年後期から2020年前期まで産休・育休を取得した影響でB2級まで降級した時期以外は、2021年前期から現在までA級を維持しており、実に選手生活22年のうちの15年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2016年前期には優勝4回・優出9回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率7.58を記録。
さらに最近では、2024年前期に優勝4回・優出7回の戦績と勝率7.29という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【三浦 永理選手の主要獲得タイトル】

  • 最優秀選手(2012年)
  • クイーンズクライマックス(2012年)
  • レディースチャレンジカップ(2024年)

吉島 祥之選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
吉島 祥之
(ヨシジマ ヨシユキ)
登録番号4215
生年月日1984年8月22日
身長169cm
体重56㎏
血液型O型
支部愛知
出身地愛知県
登録期91期
級別A2級

吉島 祥之選手は1984年生まれ、愛知支部所属のA2級レーサーです。
一般戦やG3競争を中心に活躍しており、優勝回数こそ少ないですが、長年に渡ってB1級からA2級で活躍し、2024年10月17日には浜名湖競艇場で開催された「日本財団会長杯」で通算1,000勝を達成しました。
三浦 永理選手とは共通の好みである“お酒”を通じて仲良くなり、交際に発展したそうで、1年半の交際を経て結婚した“おしどり夫婦”です。

また、三浦 永理選手の師匠は1990年代の競艇界を席巻した静岡のレジェンド・服部 幸男選手(3422)です。
現在もA1級で一般戦を中心に活躍を続けており、40億レーサーで絶対王者と称される松井 繁選手(3415)とはデビュー当時から切磋琢磨をした間柄として知られています。

服部 幸男選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
服部 幸男
(ハットリ ユキオ)
登録番号3422
生年月日1971年1月5日
身長168cm
体重54㎏
血液型B型
支部静岡
出身地静岡県
登録期64期
級別A1級

服部 幸男選手は1971年生まれ、静岡支部所属のA1級レーサーです。
元競艇選手の服部 正彦さんを父にもち、父が引退を決めた春に2世レーサーとして1989年5月にデビュー。
そして1992年の全日本選手権競走でSG史上最年少優勝記録となる21歳9か月で初優勝
この記録は、今後も破られることはないであろう最大の偉業となっています。

若い頃は先輩レーサー相手に大暴れをし、現在は静岡支部の重鎮として、艇界の代表選手である佐々木 康幸選手(3909)・深谷 知博選手(4524)・長嶋 万記選手(4190)を弟子にもち、若手の育成には定評があります。
佐々木選手いわく『(師匠の)仕事に対する姿勢、自分への厳しさはマネできない。大きい人だなって思います。』と述べており、競艇の技術面だけでなく、人間性についても己の生き様から後進の目指す道標として重要な役割を果たしているようです。

  • BOATCAST NEWS│宮島巧者を発揮!三浦永理 4年5ヵ月ぶりの優勝! ボートレースニュース 2022年3月18日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【PGⅠスピードクイーンメモリアル開催記念】女子レーサートークショーVol.1 <長嶋万記選手&三浦永理選手編>
出典:ボートレース浜名湖【公式】
3位・平高 奈菜選手(勝率:7.29)

3位・平高 奈菜選手(勝率:7.29)

平高 奈菜選手は、2020年12月31日に浜名湖競艇場で開催された「第9回 クイーンズクライマックス」でG1初優勝を達成すると、賞金女王と最優秀女子選手の2冠に輝くなど、輝かしい経歴に満足することなく、長期にわたって女子ボートレース界をけん引し続けている存在です。

名前
(フリガナ)
平高 奈菜
(ヒラタカ ナナ)
登録番号4450
生年月日1987年7月7日
身長159cm
体重47㎏
血液型B型
支部香川
出身地愛媛県
登録期100期
級別A1級

平高 奈菜選手は1987年生まれ、香川支部所属のA1級レーサーです。
デビュー当時は荒っぽいターンで転覆事故を多発した結果、「転覆女王」という不名誉な異名をつけられた過去がありましたが、比較的遅咲きでありながら、あきらめずに挑み続ける姿勢は多くの観客の心を掴んで離しません。

自身のことを“簡単には泣かない鉄の女”と語ることもありますが、実際にはただ強いわけではなく、誰よりもひた向きに努力している選手であることがファンに知られているため、果敢に攻めるレーススタイル長い年月をかけて培った実力を武器に多くのファンをかかえる人気選手でもあります。

直近では、2025年2月に初開催されたスピードクイーンメモリアルで“初代・最速女王”のタイトルを獲得したことが記憶に新しいですが、レディースクライマックスで過去2回、優勝戦1号艇で勝てなかった心の傷をかかえて乗り込んだ浜名湖で『3回目はないなと思ってました。1回、2回ならメンタル面とかあると思うけど、3回負けたら、鉄の女でも立ち直れない』と負けられない気迫でレースに臨んだことを後に明かしています。

優勝戦後に『(優勝できて)ホッとした』とはにかむ平高 奈菜選手の笑顔は穏やかで優しく、“鉄の女”の面影を感じるどころかとても美しいものでした。

着実に努力を積み重ねることができる点こそが平高 奈菜選手の強さと人気の根源といえるでしょう。

平高 奈菜選手の過去戦績

平高 奈菜選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
2007年5月11日報知グリーンカップ丸亀一般デビュー
2007年9月8日G3 女子リーグ第8戦 第23回 渦の女王決定戦競走鳴門G3初勝利
2009年7月6日G3’ 09モーターボート レディスダービー多摩川G3初優出
2010年2月6日G1 第53回 四国地区選手権競走丸亀G1G1初出場
2010年2月7日G1 第53回 四国地区選手権競走丸亀G1G1初勝利
2010年9月28日第4回 津レディースチャンピオンカップ一般初優勝
2011年5月24日東日本大震災 被災地支援競走 SG 第38回 笹川賞尼崎SGSG初出場
2011年5月29日東日本大震災 被災地支援競走 SG 第38回 笹川賞尼崎SGSG初勝利
2014年12月31日第3回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)住之江G1G1初優出
2016年1月25日G3 オールレディース丸亀G3通算500勝達成
2020年12月31日第9回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)浜名湖G1G1初優勝
2022年5月5日オールレディース マクール杯唐津G3通算1,000勝達成
2022年5月29日第49回 ボートレースオールスター宮島SGSG初優出

平高 奈菜選手は、2007年5月11日~16日に香川支部のホームプール・丸亀競艇場で開催された「一般・報知グリーンカップ」初日の第1レースでデビューを飾り、約4か月後には49走目にして初勝利

そして、デビューから3年4か月後の2010年9月28日に津競艇場で開催された「一般・第4回 津レディースチャンピオンカップ」で初優勝を果たし、2022年5月5日に唐津競艇場で開催された「G3・オールレディース マクール杯」で通算1,000勝を達成しています。

G1競争で見ると、2010年2月に丸亀競艇場で開催された「第53回 四国地区選手権競走」でG1初出走G1初勝利を達成して、10年10か月後の2020年12月31日に浜名湖競艇場で開催された「第9回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2011年5月の「東日本大震災 被災地支援競走 SG 第38回 笹川賞」でSG初出走にしてSG初勝利を達成。
そして、デビューから15年後の2022年5月29日に宮島競艇場で開催された「第49回 ボートレースオールスター」でSG初優出を果たしたのです。

また、2010年後期には初めてA2級に昇級しており、次期の2011年前期にはれてA1級に初昇級を果たすと、はじめの頃こそA2級への降級を許しましたが、2019年後期以降は9期連続でA1級を維持しており、実に選手生活18年のうちの14年間にわたってA級を維持するという素晴らしい成績でした。

2020年後期には優勝3回・優出9回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率7.49を記録。
さらに最近では、2022年前期に優勝2回・優出7回の戦績と勝率7.35という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の100期には、桐生 順平選手(4444)、宮地 元輝選手(4445)・和田 兼輔選手(4446)・松崎 祐太郎選手(4451)・川野 芽唯選手(4433)・鎌倉 涼選手(4456)といった、男女ともにトップレベルで活躍する選手が多いことが特徴です。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【平高 奈菜選手の主要獲得タイトル】

  • 最優秀新人(2010年)
  • 最優秀女子(2020年)
  • クイーンズクライマックス(2020年)
  • スピードクイーンメモリアル(2025年)
  • 【浜名湖ボート・PGⅠスピードクイーンM】平高奈菜 初代最速女王戴冠
出典:東スポレースチャンネル
  • BOATCAST NEWS│平高奈菜 強豪男子レーサー相手に地元連続優勝!! ボートレースニュース 2022年5月19日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 平高奈菜 大好きな三国で2年6ヵ月ぶりの優勝!! 通算34V│BOATCAST NEWS 2024年11月6日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 平高奈菜 ○○パワーで粘り勝ち!!予選突破!!│BOATCAST NEWS 2024年9月15日│
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4位・渡邉 優美選手(勝率:7.08)

4位・渡邉 優美選手(勝率:7.08)

渡邉 優美選手は、お酒を飲むことが好きな“ノミュ(飲み)ニケーション”の達人であり、交友関係も広く、その強さは競艇界屈指で“酒豪”のエピソードを持つほどだと言います。
最近では西山 貴浩選手が広告塔を務める「ポンコツ会」の一人としてトークショーなどでも抜群のかけ合いを披露しており、女子レーサーの中で人気も成績も右肩上がりの選手です。
※一時はポンコツ会入りを否定した時期もありましたが、現在はトークショーにもポンコツ会のメンバーとともに出演しており、しっかりと正会員として認知されています。

名前
(フリガナ)
渡邉  優美
(ワタナベ ユミ)
登録番号4590
生年月日1992年9月19日
身長161cm
体重49kg
血液型B型
支部福岡
出身地福岡県
登録期105期
級別A1級

渡邉 優美選手は1992年生まれ、福岡支部所属のA1級レーサーです。
“可愛い”というより“美人”と言った方がしっくりくるようなキリっとしたルックスを持ち、2009年11月に当時17歳でデビューしたため、選手生活15年を数えるベテランレーサーです。
男子顔負けの走りを披露することで将来を有望視される一人であり、渡邉 優美選手の「レースタイム」は女子レーサーの中でも最速レベル

勝つためにたどり着いた結論というのが「速さ」への拘りだといい、2021年12月~2022年11月までの各場女子走破タイムは多摩川・芦屋・唐津で1位を記録して、そのなかでも唐津競艇場で記録した1分45秒4は“全24競艇場でも最速の記録”でした。

2009年のデビューから徐々に舟券に絡む活躍が増えてきましたが、2021年にはこの年の優出回数が15回、さらに優勝が4回という自己ベストの好成績を記録して覚醒
今では“元祖・スピードクイーン”と称されるほどの実力派レーサーで、福岡支部の女子レーサーのエースに君臨しています。

その証拠に、2024年2月にびわこ競艇場で開催された「第8回 レディースオールスター」ではファン投票で8,559票を獲得。
選出順位6位で出場すると、見事に初めてのG2制覇を果たしました。

現在まで「クイーンズクライマックス」での優勝歴はないものの、勢いに乗っている現況を鑑みても、近いうちに女子王座獲得を期待される一人です。

旬レーサー 渡邉優美(福岡・31歳)

旬レーサー 渡邉優美(福岡・31歳)

2024/08/04 18:00

渡邉優美

展示タイム順位と着順が連動する

初優勝は2016年1月の大村ボート男女W初優勝でした。①①③②①準1優1と圧倒的な強さで優勝しました。2月常滑で2度目の優勝、さらに優出を重ね、11月末には獲得賞金が2300万円で女子14位になりました。クイーンズCの出場こと届きませんでしたが、シリーズ戦のドリーム戦1号艇で出場しました。

1コースで強さを発揮するタイプでしたが、3年程前から外枠でも好成績を残すようになり、勝率7点台を残すようになっています。2023年は多摩川で開催されたクイーンズCに出場しました。今年に入ってLオールスターで優勝です。弟子の神里琴音にはモーターやプロペラ調整のアドバイスをしています。

最近のレース傾向は、スロー域の方が好成績で、1コースの1着率は83%もあります。4、5コースからでも3連対率は50%を超えています。6コースだけは苦戦気味です。展示タイム順位と着順が連動する傾向です。

レバー操作が得意なので福岡の水面は好き

「最近は良いエンジンが引いていないですが、それでも本体のポテンシャルは引き出せていると思います。本体、プロペラ、外周りをやって効果がありました。オールスターは21走目で、初めてSGで勝つことができました。でも、記念やSGに行くと『もっと出さないと』」と思います。

びわこも初日の段階では優勝にはほど遠い感じでした。それでも3日目からセッティングが合ってきたし、リズムも良くなりました。優勝戦は宇野弥生さんと三浦永理さんの出方が凄かったけど、自分も展示から行き足はしっかりしていた。難しいびわこのイン戦で勝てて良かったです。びわこの水面を乗りこなせたのは博多で育ったおかげです。

福岡は好きな水面です。レバー操作が得意なので。それがうまくできないと乗りこなせない水面だけど、ペラが合えば問題ない。練習もしているので怖さは全くないです。うねりは友達なので、「手を組んでいこう!」という感じです。たまに喧嘩もしますけど(笑)。レディースCはもちろん1番を目指して獲りに行きます。GⅡは獲れたので次はGI。福岡でGIが開催されることになったので「ここだ!」と思っています」。 (マンスリーBOATRACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6ヵ月)

逃げ…24回
まくり…4回
まくり差し…4回
差し…5回
抜き…3回
※出場予定…福岡・GIレディースC=8月7日~12日

引用元:旬レーサー 渡邉優美(福岡・31歳) | ボートレース(競艇)【マクール】

ツヨカワ女子レーサー・女子ボートレーサーたちの6styles 渡邉優美選手

ここ1、2年の成長著しく、女子戦線のなかでは主役級の一人になってきた渡邉優美選手。「自分にはセンスがないんで、練習に練習を重ねている感じです」、「やるしかないし、やればできると思っています」と本人は話すが、そんな彼女の6stylesは果たしてどんなものか?

Style1.オフには酵素風呂でリフレッシュ

オフに心がけていることがあるかを聞いてみると、「酵素風呂には7年くらい通っています」とのこと。酵素風呂は、見た目は砂風呂に近く、ヒノキパウダーなどの有機物を発酵させた中で体を温める「乾式の温浴法」だ。発汗作用があるのでデトックス効果なども期待できる健康法であり美容術でもある。

「精神統一につながるかな、ということで興味を持ったのが最初だったんですが、リフレッシュになるし、疲れが取れます。減量にもつながるので、オフに通うのがルーティーンのようになったんです。時間があるときはほぼ毎日行ってますし、調子が良くなる気がします。昔から温泉も好きで、ボートレーサーになってからは、全国の温泉を回りたいな、と思うようにもなりました。シリーズが終わったあと、温泉に行くと決めておけば、レース中のモチベーションを高めることにもつながりますね」

酵素風呂を楽しむ渡邉選手

Style2.プライベートではストレスをためず、シリーズ中は完全オン!

食事に関しては、オンとオフをはっきりと分けているとのことだ。

「プライベートではあまり体重とかを気にせず、セーブすることなく食べたり、お酒を飲んだりしていて、レース場に入ったらオンにして減量に努めるようにしています。宿舎でちゃんと夜ごはんを食べるということは、もう何年もしてないですね。バナナやヨーグルトだけを食べるとか、そんな感じです。つらくはないですね。それが仕事だから、という意識です。普段から食事をすごくセーブしてる人もいるし、そういう人はすごいなって思いますけど、わたしはプライベートの時間にストレスをためないようにしたいんです。仕事に入ってから6日間、自分に厳しくするとかは、全然、大丈夫です」

Style3.オフには“新幹線”でジムに通う

オンとオフを完全に分けているのは主に食事面で、レースが入っていない期間(シリーズ間)に練習に行くことなどは苦にならないという。最近はオフ中のトレーニングにも励んでいるそうだ。

「丸野くんが京都でマルトレをやっているジムがありますよね(109期の丸野一樹選手がジムトレーナーの八木賀史さんと共にボートレーサーに特化したトレーニングを考案。それが「マルトレ」と呼ばれる)。そこに通うようになったんです。トレーニングにめいっぱい時間を使おうかな、と考えたからです。わたしが住んでいるのは福岡ですけど、始発で行って日帰りしたり、シリーズとシリーズのあいだに立ち寄ったり。気がついたら新幹線に乗っていることもあるくらいです。筋肉をつけるというより、ボートレーサーとして理想的な体の使い方を学ぼうとしている感じです。そういう意味での変化はすごく感じられているし、結果が伴ってる気はします。本当に身につくのはこれからだと思うので、続けていきたいですね」

Style4.師匠として弟子には教えられるすべてを教える

シリーズ間にはレース場へ練習に行くことも増えたというが、その理由のひとつが神里琴音選手(128期)を弟子にしたことだ。ボートレースの世界では、新人レーサーが特定の先輩に付いて必要なことを学んでいく慣習がある。制度のようなものではないが、伝統的な“師匠と弟子”の関係が築かれる。

「弟子ができたことでやることは増えましたね。一緒にプロペラを叩いたり、練習したり……。どんな師匠になりたいかですか? う~ん、そういうのを言葉にするのは難しいんですけど、“ついていきたい”って思ってもらえるような師匠になりたいですね。人に何かを伝えるのは苦手なほうなので、(見て学んでもらう)お手本になれたらいいですね。自分に教えられることはすべて教えられたらいいなって思っています。神里ちゃんのほうから(師匠になってくださいと)言ってきてくれたんですけど、“師匠になったからには”できることは全部やりたい感じです」

渡邉選手と神里選手。写真からも仲睦まじい様子が伝わる。

Style5.タイム(レコード)にはこだわる

2021年10月にはボートレース芦屋で、当時のモーターの最速タイムを更新したが、もともと“タイムへのこだわり”は強いという。タイムが成績(勝ち上がりや賞金)と直接、結びつくことは少ないのがこの世界だが……。

「エンジンが仕上がっていなければタイムが出ないので、最初は仕上がり具合の参考にするためにタイムを意識しはじめたんです。いいタイムが出ればすごく嬉しいですし、いつのまにか、かなりこだわるようになりました。展示タイム(レース前に行われる展示航走のタイム)もめちゃくちゃ気にしますし、自分の場合は、直線タイムより1周タイムやまわり足タイムを気にします。乗り心地(の良さ)を求めていれば自然に出足(加速)も良くなるし、それが好きなセッティングなんです。伸び(直線のスピード)はあまり気にせず、普通程度あればいいかなという感じです。思ったように仕上がってくればタイムを狙います」

Style6.縁起もかつがないわけではない

勝負の世界では縁起やジンクスが注目されることも多い。渡邉選手の場合、勝ち運につなげるための決まったルーティンはもたないが、縁起をかつぐ意識がまったくないわけではないようだ。

「そのときそのときのブームというんですかね。前検日にカツサンドを食べたら優勝できたことがあって、そのあとはいつも前検日にカツサンドを食べるようにしてたんですけど、いつのまにかやめていました(笑)。浜名湖のレディースチャンピオン(2021年)のときは、直前に真っ黄色のカバンを買ったら5号艇で優出できたので(5号艇のレーサーの勝負服の色が黄色)、そのあと、黄色いものを身に着けるようにもなりました。いまの髪の色ですか? これは関係なくて、髪の毛を寄付しようと思ってベリーショートにしたとき、イメージを変えるために染めたんです。髪が伸びたら30センチ切って寄付するということで、寄付したのはこれが2回目です。家が美容院なので知ってたんですが、ただ切るだけより何かの役に立てたならいいなって感覚です」

終始穏やかに話す渡邉選手だが、エピソードの多彩さが彼女の旺盛な好奇心を物語る。

これからどんなレーサーになっていきたいかを聞くと、「誰が見ても楽しそうに仕事しているのを出していきたい」とのことだった。それでも、求めたいのは当然、結果だ。「目標は一番になること。すべての一番になりたいし、なるって決めてるんです」――。ユニークな個性やスタイルを持つ渡邉選手だが、その言葉は力強い!

渡邉 優美(わたなべ・ゆみ 1992年9月19日生)

登録番号4590 身長161cm 105期 福岡県出身 福岡支部所属
ボートレーサー養成所には104期で入所したが、途中でケガをしたため105期で卒業。2009年に17歳でデビュー。2016年に初優勝。2021年にはレディースチャンピオン(浜名湖)でGI初優出。その年末のクイーンズクライマックス(福岡)にも出場して、やはり優出を果たした。女子2大タイトルで優勝を争えるようになっている注目レーサーだ。

引用元:女子ボートレーサーたちの“6styles” 渡邉優美選手|ツヨカワ女子レーサー|Let’s BOAT RACE

デビューは17歳!根性なら誰にも負けない/渡辺優美

デビューは17歳!根性なら誰にも負けない/渡辺優美
[2020年4月14日10時50分 ]
女子ボートレーサーを紹介する「ビューティフル・ボートレース」。今回は渡辺優美(27=福岡)にスポットを当てます。17歳でデビューして、レーサー生活は11年目に突入。順調にキャリアを積み重ねていますが、これからが本当の勝負と自らを鼓舞します。向上心が高い一方で、レース場を離れると楽しいことが大好きな今どきの女子。オンもオフも魅力が詰まった彼女の素顔に迫ります。

女子レーサーの有志と技術向上のため碧南訓練所で合宿(一番手前が渡辺優美)
ボートレーサーをなろうと思ったきっかけは?

父がボートレースを好きだったので、勧められました。私はそれまで全くレースを見たことはなかったのですが。中学3年生のときにやまと学校(現・ボートレーサー養成所)を受験して、一発合格しました。

訓練中の思い出は?

104期で入学しましたが、初期訓練のときに右手親指の腱(けん)を切ってしまい…。半年遅れの104期で卒業しました。

デビューからこれまでを振り返ると?

とてもじゃないけど言い表せません(笑い)。ひとつだけ言えるのは、レーサーとして、しっかり実力を蓄える時期だったのかなって思ってます。

印象に残ったレースは?

初優勝(大村)よりも2回目(2016年2月・常滑ヴィーナスシリーズ)の方がうれしかった。大村は誰が勝っても初優勝になるシリーズで、無我夢中で勝った感じ。でも、常滑はエンジンが出てたこともあるけど、狙って優勝できたので充実感がありました。

準備期間が終わり、いよいよ飛躍の時期。どんなレーサー像を描いている?

強い選手になりたい!
レーサーとしてもそうだし、人間としても強くなりたいですね。

長所は?

根性は誰にも負けないと思ってるし、メンタルも強い方だと思います。

短所は?

あきらめが良過ぎるところや、あまり物事を深く考えないところかな。

オフの日はどういう感じに過ごしている?

ホットヨガやマッサージ、酵素風呂に行くことが多いですね。心身ともに自分磨きをしています。それと、よく飲みに行ってます(笑い)。

お酒がすごく強いと聞いたのですが、実際はどうなんですか?

ビールが大好き。何杯でも飲めるけど、最近は体に気を使ってハイボールを飲むことが多くなりました。(支部の先輩の)真子奈津実さんたちと、いつも楽しく飲んでます。

仲のいい先輩・真子奈津実(右)と楽しんでます
今後の目標は?

SGとか、高いレベルのレースを走りたい。トップの人が活躍されてるステージがどんなものかを実際に経験したいですね。

最後にボートレースの魅力を教えてください。

女子レーサー、特に強い選手は少しでも自分のレベルを高めようと、すごく努力をされています。男子レーサーに負けないくらいの激しい走りを見ていただいて、私たちのボートレースに対する情熱を感じ取ってもらえればと思います。

引用元:デビューは17歳!根性なら誰にも負けない/渡辺優美 – ビューティフル・ボートレース – ボート : 日刊スポーツ

渡邉優美が断言!「ポンコツ会は義務教育にした方がいいくらいだと思っています」

渡邉優美が断言!「ポンコツ会は義務教育にした方がいいくらいだと思っています」

2024/07/17 19:05
レディースオールスターで女子ビッグ初優勝

自分以上に周りの反応がすごくて、それで「あっ、すごいタイトルを獲ったんだな」って実感しました(笑)。もちろんうれしかったですけど、優勝するまでは目の前の一走一走に集中して淡々と仕事をして、その結果、優勝してっていう…。走っている本人はいつもと変わらない感じでした(笑)。
獲った後はF休みだったので、6箇所くらいトークショーに行って報告会をしてきました(笑)。ファンの方がたくさん祝福してくれてうれしかったです。

  • レディースチャンピオンが福岡で初開催

福岡の女子のビッグレースは(2021年の)クイーンズクライマックス以来です。レディースチャンピオンは初めての開催で、その大会に出場できることはうれしいですね。
やっぱり福岡は水面のアドバンテージはあると思います。1マークは水面が良くてもうねりがあったりするので。得意というか走り慣れているというだけかもしれないですけど、絶対的に苦手意識を持っている人はいます。なので何ならめちゃくちゃうねっててほしいですもん(笑)。
3場の中ではやっぱり一番地元感があります。福岡は出走回数も1着数も一番多いレース場ですから。今年は福岡を2回走って優勝戦に乗っているのですが、よく優出できたなっていうエンジンでした。走り方とか相性とかで勝ち上がったような感じですね。だからレディースチャンピオンではいいエンジンを引けると思っています。そろそろ…ですね(笑)。でもどんなエンジンを引いても、調整は頭に入っています。

  • 一番獲りたい大会

レディースチャンピオンは一番獲りたい大会なんです。やっぱり勝率上位の人、実力がある人が出る大会じゃないですか。クイーンズクライマックスは賞金なので、正直、走ったモン勝ちみたいなところもありますので。勝率上位の選手の中でのナンバーワンになりたいです。歴史もある大会ですし。「稼ぎたい」より「勝ちたい」と「強くなりたい」。その気持ちが強いです。デビューしてから「稼ぎたい」で走ったことはないかもしれません。
もちろん、クイーンズクライマックスに出場することも目標です。今年はフライング休みがありましたが、レディースオールスターの優勝のおかげで、何とか上位にいることができています。12人に残るっていうのはもちろんなんですが、今年の年末は蒲郡なので。大みそかにナイターっていいじゃないですか(笑)。蒲郡にはガマ嶋万記(長嶋万記の異名)がいますが、それを奪ってガマ邉優美になります(笑)。

「渡邉優美が獲るべき大会」 そんな強い気持ちを持って走りたい。
  • 地道な努力の積み重ね

デビューした頃は、ほんとにクビになりそうな勢いでした(笑)。体重も重かったし、水神祭もめっちゃ遅かったですし、よく成長できましたね(笑)。(元レーサーの)打越晶さんは、私のデビューした頃をよく知ってるんですが「あんな下手くそやったのに、強くなったね~。頑張ったね~」ってよく言われます。長嶋万記さんには「優美ちゃんはデビューした頃から楽しそうだった」って言われました。怒られて泣くことも多かったですけど、根性はありました(笑)。
でも私の同期(105期)は結構そういう人が多いです。磯部誠とか塩田北斗とか佐藤翼とか。みんな努力派だと思います。

  • ポンコツ会は義務教育

成長するかどうかって、環境の影響とかがめちゃくちゃ大きいと思うんですよね。デビューした頃は、ずっと日高さんを見て育っていましたし。
ポンコツ会はいろいろな個性あふれる人がいますけど、レース場に入ったらみんなスゴいんです。仕事に熱心だし熱いし、オンとオフの切り替えがスゴいんです。いろいろな考えを持っていて。私もそういうタイプだったので、呼ばれた時にすんなりと違和感なく入っていけたんだと思います(笑)。ポンコツ会は若手選手に対して、義務教育にした方がいいくらいだと思っています。
やっぱり「人」だと思います。いろいろな人といろいろな話ができますしね。“ノミュニケーション”で育ちました(笑)。

  • 昨年オールスターでSG初出場

その選考期間にかかる期別勝率で、めっちゃA1級の勝負駆けだったんですよ。ファン投票よりもそっちが先でした(笑)。
正直、SG感はあんまりなかったです。出場メンバーが若手も多かったし、地元の芦屋だし、西山貴浩さんや篠崎仁志さんもいるし。SGなんですけど、リラックスできていました。
水神祭をしたかったんですけど、それを壁とは思いませんでした。エンジンの割には頑張れたかなっていうのは感じました。私は初出場初優出、みたいなスター性はないので、最初はまあこんな感じなのかなと。でも雰囲気には慣れましたし、レディースチャンピオン前のオーシャンカップがすごく楽しみです。ずーっとSGやGIを走れるようになりたいです。
昨年はオールスターの後、ダービーにも出場させてもらったんですが、雰囲気がオールスターとは全然違いましたね。みんな勝率を持ってる人ばかりだし。優勝した峰竜太さんにも教えてもらいましたが、石野貴之さん、馬場貴也さんにもいろいろとお世話になりました。
今はまだ結果を出せるような状態ではなくて経験値を積んでいる段階ですけど、「何年か後の渡邉優美は買いですよ」って思ってもらえる準備をしています(笑)。

  • “初”弟子を持って

神里琴音ちゃんが弟子になりましたけど、私自身がやっていることはあまり変わってないですね。練習に行く日は増えましたけど。まあボートに乗るのが好きなので(笑)。しかも今、訓練担当(=練習の担当責任者みたいなポジション)になったんですよ、5月から。自分の練習もできるので、それについてきてくれればって感じです。自分からガンガン教えていくタイプではないので、分からないことを聞いてくれれば、それに答えるって感じです。それは琴音ちゃんも同じで、目標を持って走ってもらえたらと思います。

  • オンとオフ

私はオンとオフがほんとにはっきりしたタイプ。レース場では集中しすぎるくらい。プライベートでは家族がみんなすごく仲いいんですが、美容師や飲食店をやっているので、みんなソトヅラがいいです(笑)。よく一緒に飲みに行ったりするんですが、仕事の話を一切しないし聞かないんですよ。それがいいと思います。うちのお父さんは、たぶんポンコツ会に入れます。だって林恵祐さんとめっちゃ気が合ってましたから(笑)。

  • 地元ビッグレースに向けて

レディースチャンピオンが福岡って決まった時は、絶対に勝率ナンバーワンで行って、ドリーム1号艇に乗って、それで優勝したいっていうのを思い描いていました。SGやGIを走って勝率を落として7点を超えることができなくて、ギリギリドリームみたいな感じになってしまいました(笑)。でもそこはランクの高い記念を走れて成長できたと思って。
渡邉優美が獲るべき大会だと思っています。そんな強い気持ちを持って臨みたいです。私が一番獲れると思っていますし、チャンスしかないと思っています。ドリーム戦からイメージがめちゃくちゃできています。優勝を目指して一走一走、集中して走ります。

引用元:渡邉優美が断言!「ポンコツ会は義務教育にした方がいいくらいだと思っています」 | ボートレース(競艇)【マクール】

渡邉 優美選手の過去戦績

渡邉 優美選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2009年11月20日第4回 マリンテラスあしやカップ 〜三つ巴戦〜芦屋一般デビュー
2011年7月9日第11回 LLC杯・オール女子戦桐生一般初勝利
2014年12月9日第47回 サンケイスポーツ杯・G3オールレディース桐生G3初優出
2015年8月4日第29回 レディースチャンピオン丸亀G1G1初出走
2015年8月7日第29回 レディースチャンピオン丸亀G1G1初勝利
2016年1月11日第12回 夢の初優勝男女W決定戦大村一般初優勝
2021年8月10日第35回 レディースチャンピオン浜名湖G1G1初優出
2022年3月8日第10回 楽天銀行杯芦屋一般通算500勝達成
2023年5月23日第50回 ボートレースオールスター(笹川賞)芦屋SGSG初出走
2024年5月24日第51回 ボートレースオールスター(笹川賞)多摩川SGSG初勝利

渡邉 優美選手は、2009年11月20日に芦屋競艇場で17歳の時に初出走を飾ると、デビュー戦ではコンマ07の素晴らしいスタートを切ったものの、手厳しいプロの洗礼にあって残念ながら6着という結果で終わり、2011年7月9日にはデビューから195走目で初勝利

そして、デビューから6年1か月後の2016年1月11日に大村競艇場で開催された「一般・第12回 夢の初優勝男女W決定戦」で悲願の初優勝を果たしました。

G1競争で見ると、2015年8月に丸亀競艇場で開催された「第29回 レディースチャンピオン」でG1初出走G1初勝利を達成しています。

この勢いはSG競争でも衰えることなく、2023年5月23日にデビュー水面と同じ芦屋競艇場で開催された「第50回 ボートレースオールスター(笹川賞)」でSG初出場、そして1年後の2024年5月24日に多摩川競艇場で開催された「第51回 ボートレースオールスター」でSG初勝利を飾りました。

渡邉 優美選手は2016年前期に初めてA級に昇級すると、2017年後期~2018年前期にかけてB1級へ降級をゆるしたこともありましたが、2018年後期にはA2級へ再昇級を果たすと、2021年後期からはずっとA1級を維持しており、約6年以上の長きにわたってA級を維持するほどの素晴らしい成績の持ち主です。

2023年前期には優出6回・優勝2回という好記録を残して、自己最高勝率7.26を記録
今後の活躍に期待が大きくなるとともに、まだ未達成のG1初優勝・SG初優出のニュースを聞きたいところですね。

同期の105期には、塩田 北斗選手(4566)・佐藤 翼選手(4573)・菅 章哉選手(4571)・中嶋 健一郎選手(4579)・村岡 賢人選手(45)・塩崎 桐加選手(4589)・中澤 宏奈選手(4569)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【渡邉 優美選手の主要獲得タイトル】

  • レディースオールスター(2024年)
  • 未来のQueen|渡邉優美|女子レーサー|ボートレース
出典:レディースインフォメーション
  • BOATCAST NEWS│渡邉優美 男女混合戦圧勝で地元初優勝!! ボートレースニュース 2022年3月9日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【ニシヤマの部屋#6 フルバージョン】痛いやないか〜い「西山貴浩&渡邉優美」
出典:ボートレース福岡

渡邉 優美選手の師匠は中渡 修作選手

渡邉 優美選手の師匠は同じ静岡支部所属、77期の中渡 修作選手です。

名前
(フリガナ)
中渡 修作
(ナカワタリ シュウサク)
登録番号3804
生年月日1974年3月28日
身長160cm
体重56㎏
血液型A型
支部福岡
出身地鹿児島県
登録期77期
級別B1級

中渡 修作選手は一般戦を中心に活躍を続けるB1級選手です。

2021年1月に配信されたボートレース芸人・「怪獣」すーなか氏のYouTubeチャンネルでは“世渡修作”の異名が披露され、スタートが早いことから2着・3着を取るのが上手い世渡り上手』と紹介されているほどのベテランレーサー。

また、すーなか氏によれば『中渡選手が出るレースは荒れる』『どんな状況であれ、2着取りとか3着取りが上手なんや』と太鼓判を押しており、レースによっては大万舟も狙えることから、穴狙いのファンにとっては注目の選手でもあります。

2014年2月に若松競艇場で開催された「一般・中間市行橋市競艇組合施行44周年記念競走」以来、優勝から遠ざかってはいますが、全盛期の2003年~2005年には3年間に優勝6回・優出22回。
世渡修作”の異名を証明するように、2連対率の自己最高値は48.6%・3連対率は65.1%という数値を記録しています。

1995年のデビューから選手生活は29年を数えているものの、成績についてはB1級へ降級した2023年を目途に右肩下がりで低下している状況です。

デビューから1年間7か月が経過した195走目にしてやっと初勝利を果たし、初優勝まで6年1か月という長きにわたってなかなか芽が出なかった遅咲きの弟子に寄り添って、支え続けた中渡 修作選手という師匠がいたからこそ、今日の渡邉 優美選手の活躍があるのでしょう

  • 【2000倍】年に1回あるかないかの高配当を目撃
出典:ボートレース芸人すーなかチャンネル
登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が通算1,000勝達成!

登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が通算1,000勝達成!

2020/02/10
令和2年2月10日(月)、ボートレース芦屋「4Kソリューションカップ」1日目第7レースにおきまして、 登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が1コースから見事な逃げを決め、通算1,000勝を達成しました。
これを記念し、ボートレース芦屋より、功労賞として芦屋町の伝統工芸品「八朔の馬」が贈呈されました。
中渡 選手の今後益々のご活躍を期待しております。
 
中渡 選手コメント
「地元芦屋で1,000勝出来てうれしいです。これからも1走1走頑張りますので、応援よろしくお願いします。」

引用元:登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が通算1,000勝達成! | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

中渡修作が1000勝「走ってきた積み重ね」/芦屋

中渡修作が1000勝「走ってきた積み重ね」/芦屋

[2020年2月10日20時37分]

芦屋初日7Rで逃げて通算1000勝を達成した中渡修作

<芦屋ボート>◇初日◇10日

中渡修作(45=福岡)が通算1000勝を達成した。2Rで3着だった後、7Rはイン戦。コンマ07のスタートを決めて、バックで後続を突き放した。

デビューして25年目にしての区切りの勝利。「走ってきた積み重ねです。今後も1走1走頑張りたい」と今後を見据えた。

引用元:中渡修作が1000勝「走ってきた積み重ね」/芦屋 – ボート : 日刊スポーツ

中渡 修作選手の過去戦績

中渡 修作選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
1995年(タイトル不明)不明一般デビュー
不明(タイトル不明)
※1997年5月1日以前と推測されるため、詳細不明
不明不明初勝利
不明
※デビューから10か月後
(タイトル不明)
※1997年5月1日以降はじめての優勝は1997年5月22日に丸亀競艇場で開催された「G3・’98新鋭リーグ 第8戦」
不明不明初優出
不明
※デビューから1年6か月後
(タイトル不明)
※1997年5月1日以降はじめての優勝は1998年6月10日に桐生競艇場で開催された「G3・第32回 東京中日杯争奪・98新鋭リーグ 第9戦」
不明不明初優勝
1999年1月26日第13回 新鋭王座決定戦競走住之江G1G1初出走
1999年1月27日第13回 新鋭王座決定戦競走住之江G1G1初勝利
2005年3月5日一般競走徳山一般通算500勝達成
2020年2月10日4Kソリューションカップ芦屋一般通算1,000勝達成

中渡 修作選手は1995年に初出走を飾ると、わずか10か月で初優出を果たし、デビューから1年6か月後には初優勝までを達成しています。

そして、2020年2月10日に芦屋競艇場で開催された「一般・4Kソリューションカップ」で選手生活25年目にして通算1,000勝を達成しました。
達成当時、中渡 修作選手は『走ってきた積み重ねです。今後も1走1走頑張りたい』と語っています。

G1競争で見ると、1999年1月に住之江競艇場で開催された「第13回 新鋭王座決定戦競走」でG1初出場にしてG1初勝利を果たしました。

2007年前期まではずっとA級を維持していたものの、2007年後期から2010年後期までB1級に降級していましたが、2011年前期以降はA2級からB1級を行き来し続けており、2023年以降はずっとB1級から抜け出すことができず、この頃を目途に成績は右肩下がりで低下している状況です。

中渡 修作選手と同じ77期には、現在もA1級で活躍する石田 章央選手(3811)と愛知支部の新支部長に就任した佐藤 大介選手(3813)をはじめ、田中 豪選手(3792)・一宮 稔弘選手(3788)・金子 貴志選手(3814)・五反田 忍選手(3801)がいます。

渡邉 優美選手の弟子は神里 琴音選手

渡邉 優美選手の弟子は同じ福岡支部所属、128期の神里 琴音選手です。

名前
(フリガナ)
神里 琴音
(カミザト コトネ)
登録番号5203
生年月日2004年6月16日
身長152cm
体重44㎏
血液型O型
支部福岡
出身地沖縄県
登録期128期
級別B1級

神里 琴音選手は一般戦を中心に活躍を続けるB1級選手です。
最近ではそのハイトーンの萌えボイスと初々しい雰囲気、そしてクセが強めなキャラクターが相まって、可愛くて応援したくなることから人気が急上昇している注目選手。

弟子入りした経緯としては、2021年の10月に芦屋競艇場で開催された「G3・オールレディース マクール杯」で一緒の斡旋になった際、『渡邉 優美選手にいろいろと教えてもらって、とても優しくて人柄も良くて、レーススタイルもかっこ良かった』ことが弟子入りのきっかけだったそうです。

シリーズ終了後に神里 琴音選手が『話があるんですけど』と、カフェに渡邉 優美選手を呼び出して“告白”のような弟子入り志願をしたエピソードが明かされています。

神里 琴音選手

あのぉ…師匠になってください♡

渡邉 優美選手

(いつ言ってくるんだろう…ドキドキ)
いいよぉ♡

渡邉 優美選手に弟子入りした動機としては『教え方や人としても尊敬しており、ポジティブな考え方なども良いと思って、この人に付きたいと思ったからです』と語っていました。

神里 琴音選手は今後の目標について『師匠のようにターンも速くて、まくりもできる選手になって、レースを楽しめるようになりたいです』と話しており、師匠を目標としていることがうかがえます。

さらに、渡邉 優美選手と神里 琴音選手はプライベートでも仲が良いようで、実の姉妹のような間柄なんだとか。
YouTube動画では微笑ましいおふたりのかけ合いから、良好な師弟関係が見て取れます。
カッコイイ師匠と可愛い弟子の組み合わせは自然と応援したくなる組み合わせですね!

渡邉 優美選手は特に“モーター”や“プロペラ調整のアドバイス”などは熱心に教えているようです。
師匠になってからの変化を問われた際には次のように語っています。

『弟子ができたことでやることは増えましたね。一緒にプロペラを叩いたり、練習したり……。どんな師匠になりたいかですか? う~ん、そういうのを言葉にするのは難しいんですけど、“ついていきたい”って思ってもらえるような師匠になりたいですね。人に何かを伝えるのは苦手なほうなので、(見て学んでもらう)お手本になれたらいいですね。自分に教えられることはすべて教えられたらいいなって思っています。神里ちゃんのほうから(師匠になってくださいと)言ってきてくれたんですけど、“師匠になったからには”できることは全部やりたい感じです』と話していました。

引用元:女子ボートレーサーたちの“6styles” 渡邉優美選手|ツヨカワ女子レーサー|Let’s BOAT RACE

出典:ボートレース福岡
たくさん先輩がいた中で、その渡辺選手を師匠に選んだ経緯は。

「競走で一緒になったときに、いろいろと教えてもらって。とても優しくて人柄も良くて、レーススタイルもかっこ良かったので弟子入りをお願いしました」

今では渡辺選手とはプライベートでも一緒に出かけたりするとか。

「休みが一緒のときは食事に行ったり、どこか出かけたり。私は12歳も下なので、すごく優しくしてもらってます。この前は一緒にいちご狩りに行ってきました。この後は、『レゴランド』へ愛知まで行く予定です」

お姉さんのような存在なんですね。競走に関してはどんなアドバイスを受けていますか。

「いつもレースを見てもらって、たくさんアドバイスをもらいますが、今は『スピードがない』とか『踏み込めてない』とか『やりすぎ』とか。ダメな部分が多いです」

最後に今後の目標は?

「師匠のようにターンも速くて、まくりもできる選手になって、レースを楽しめるようになりたいです」

引用元:【ボートレース】<素顔のクイーン>神里琴音 沖縄出身・128期最年少の18歳、師匠は渡辺優美 – スポーツ報知

おなご

やっぱりこんなにあどけない神里 琴音選手に告白されちゃったら、渡邉 優美選手も二つ返事で受け入れちゃうよね♡

無知なネコ

この喋り方とキャラクターは反則でしょ!
動画を見ているこっちまで笑顔になっちゃんだから♪

  • 絶好調!渡邉優美選手に色々聞いてみた。【クイーンズクライマックス特番】
出典:ボートレース福岡
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出典:レディースインフォメーション
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出典:【あしやんTV】 ボートレース芦屋 YouTube チャンネル
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出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル
【ボートレース】<素顔のクイーン>神里琴音 沖縄出身・128期最年少の18歳、師匠は渡辺優美

【ボートレース】<素顔のクイーン>神里琴音 沖縄出身・128期最年少の18歳、師匠は渡辺優美

2023年5月1日 8時0分スポーツ報知

18歳の神里。キュートな笑顔からは想像ができぬほど、アグレッシブなレースを見せることも

神里琴音(18)=福岡支部・128期=は沖縄出身のレーサー。16歳のときに一人で故郷を離れ、福岡の地でボートレーサーとしてのプロ生活をスタートした。同期最年少。キュートなボイスが魅力でまだあどけなさが残るが、ボートに乗れば一変。攻めのスタートから一撃が魅力の選手だ。すでにそのギャップに魅せられるファンは少なくない。今後、注目を集めるであろう、期待の女子レーサーに話を聞いた。

沖縄の中学校では硬式テニス部で活躍していましたが、ボートレーサーを知ったのはいつ?

「中学2年のときにテレビで見て興味を持ちました。もともとスポーツが好きで、両親も職業としていいねと言ってくれました」

養成所の試験を一発合格。養成所での生活、訓練はどうでしたか。

「生活は規律正しく、訓練も厳しかったけど、全てが初めての経験だったので楽しかったです」

リーグ戦では2度優出。勝率は6.09で、女子では2番目の好成績でした。

「最初はぜんぜん周りに追い付かなくて、班別試験のときはいつもドキドキでした。最後の方は成績が良くなったけど、自分ではもう少し頑張れたかなと思います」

養成所を卒業してプロデビューですが、当時はまだ16歳。たった一人で故郷の沖縄を出ることに不安はなかった?

「心配で仕方なかったです。最初は北九州の折尾に引っ越したんですけど『本当に一人で今後の生活はもちろん、選手としてもやっていけるのか』って不安で不安で。でも、先輩たちが優しく助けてくれたおかげで何とかなりました。(渡辺)優美さんに弟子入りしてからは引っ越して、今は博多に住んでます」

たくさん先輩がいた中で、その渡辺選手を師匠に選んだ経緯は。

「競走で一緒になったときに、いろいろと教えてもらって。とても優しくて人柄も良くて、レーススタイルもかっこ良かったので弟子入りをお願いしました」

今では渡辺選手とはプライベートでも一緒に出かけたりするとか。

「休みが一緒のときは食事に行ったり、どこか出かけたり。私は12歳も下なので、すごく優しくしてもらってます。この前は一緒にいちご狩りに行ってきました。この後は、『レゴランド』へ愛知まで行く予定です」

お姉さんのような存在なんですね。競走に関してはどんなアドバイスを受けていますか。

「いつもレースを見てもらって、たくさんアドバイスをもらいますが、今は『スピードがない』とか『踏み込めてない』とか『やりすぎ』とか。ダメな部分が多いです」

まだまだ厳しいレースも多いですが、それでも3月大村、児島と続けて1勝を挙げました。少しずつ勝ち星も増えています。プロになって日々充実かと。

「走る位置や、道中もまだまだ。今は覚えることが多くて余裕がないし、成績も良くないのでまだレースを楽しめてないですね。でも、最近は4、5コースが好きで、まくり差しとかできるようになってきました」

最後に今後の目標は?

「師匠のようにターンも速くて、まくりもできる選手になって、レースを楽しめるようになりたいです」

 ◆神里 琴音(かみざと・ことね)
2004年6月14日、沖縄・南風原(はえばる)町生まれ、18歳。南星中学校では硬式テニス部で活躍した。福岡支部の128期生として2021年5月芦屋でデビュー。同年8月宮島で初勝利。特技はテニスだが、スポーツ全般が得意。趣味は海釣り、ショッピング。知り合いの船に乗り、イカや太刀魚を釣ってさばいて食べることが楽しみ。152センチ、46キロ、血液型O。現在、からつG3オールレディースに出場中。

引用元:【ボートレース】<素顔のクイーン>神里琴音 沖縄出身・128期最年少の18歳、師匠は渡辺優美 – スポーツ報知

ボートレーサーに聞いてみた・神里 琴音選手

・ボートレーサーになる前

所属していたクラブは?

硬式テニス部に所属していました。

ボートレースを知ったきっかけは?

中学2年生の時にテレビで知りました。

ボートレーサー募集を知ったきっかけは?

親が教えてくれました。

ボートレーサーを目指したきっかけは?

テレビで知り、興味を持って、やってみたいと思いました。

入所試験を受けると決めたときの家族の反応は?

父は賛成していましたが、母は少し心配していました。

入所試験を受験するにあたり努力したことは?

学科試験の勉強を頑張りました。

ご自身の経験等で、入所試験に活かされたものがあれば教えてください。

スポーツが好きで、たくさん体を動かしていたので、技能では役にたちました。

ボートレーサーを目指した後、不安に感じたことはありますか。また、その不安をどのように解消しましたか。

もしボートレーサー養成所に合格しても、修了できるか分からないし、その後も成績が悪くてレーサーを続けられなくなるかもしれないと不安になりましたが、ポジティブにだけ考えるようにしました。

・ボートレーサーになった後

ボートレーサーになった後、努力したことは?

家でYouTubeなどを見ながらトレーニングしています。

ボートレーサーになってよかったと思う時は?

若い内から仕事に就いているということがよかったと思います。

ボートレーサーとしての5年後、10年後の目標は?

5年後はA級になり、10年後はSGレースに出ることです。

渡邉優美選手の弟子になった経緯を教えてください。

教え方や人としても尊敬しており、ポジティブな考え方なども良いと思って、この人に付きたいと思ったからです。

師匠の渡邉優美選手にはどのようなことを教えてもらっていますか?

最近のプロペラの形やレースの走り方などです。

元最年少レーサーとして苦労した事、得かも?と感じたところはどういうところですか?

苦労した事は思いつかないのですが、得かなと思った事は、先輩が気にかけてくれ、色々と教えてくれたことです。

引用元:ボートレーサーに聞いてみた – 神里 琴音選手 | 新ボートレーサー募集

神里 琴音選手の過去戦績

神里 琴音選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
2021年5月24日BTS嘉麻 オープン9周年記念芦屋一般デビュー
2021年8月24日マンスリーBOAT RACE杯 宮島プリンセスカップ宮島G3初勝利

2021年5月24日に福岡支部のホームプール・芦屋競艇場で初出走を飾ると、3か月後にはデビューから46走目で早くも初勝利を達成しました。

まだ初優出・初優勝までは果たせていませんが、A1級の渡邉 優美選手に弟子入りしたことで、今後の活躍に期待が集まる若手のホープです。

2023年前期に初めてB1級に昇級すると、徐々に勝率を上げ続けており、2012年前期以降は13年以上の長きにわたってA級を維持し続けており、本当に少しづつではありますが1着数も次第に増えて、舟券に貢献できる回数も増えてきている状況です。

  • 【宮島競艇・水神祭】128期神里琴音選手!僅か17歳46走で水神祭!おめでとう!
出典:でるたまTV〜みんなの競艇〜
  • 師弟対決!神里琴音 スタート決めて渾身のまくり!│BOATCAST NEWS 2023年3月19日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
5位・田口 節子選手(勝率:7.01)

5位・田口 節子選手(勝率:7.01)

田口 節子選手は数多くの“史上初”を達成し続けている女子ボートレース界におけるレジェンドレーサーの一人です。
2021年9月に史上33人目女子では史上初の全24場制覇という偉業を成し遂げ、2021年と2022年にも史上初のクイーンズクライマックス連覇を達成して、冬の女王のタイトルを獲得しました。

名前
(フリガナ)
田口 節子
(タグチ セツコ)
登録番号4050
生年月日1981年1月14日
身長162cm
体重45㎏
血液型AB型
支部岡山
出身地岡山県
登録期85期
級別A1級

田口 節子選手は1981年生まれ、岡山支部所属のA1級レーサーです。
その実力と残した戦績の素晴らしさからついた愛称は「女王」「圧倒的節子」。
なんと、2003年の初優勝からは毎年かならず優勝を果たしており、これまでの21年間で優勝を手にできなかったのは2015年のみ。
しかも、田口 節子選手は2014年11月に同期の田中 健太郎選手との結婚・妊娠を同時発表してから2015年10月まで産休・育休を取得。
この期間が優勝できなかった期間と重なるため、やむを得ない理由があっての不達成だと言えます。

田口 節子選手の過去戦績

田口 節子選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
1999年11月10日(タイトル不明)下関一般デビュー
1999年12月3日第14回 岡山県モーターボート競走会会長杯争奪戦競走児島一般初勝利
2001年4月12日(タイトル不明)若松一般初優出
2002年2月26日
G1 第15回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)徳山G1G1初出走
2003年3月4日G1 第16回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)芦屋G1G1初勝利
2003年11月18日2003 女子リーグ戦 第19戦 プリンセスカーニバルびわこG3初優勝
2005年3月6日G1 第18回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)大村G1G1初優出
2005年5月24日SG 第32回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)常滑SGSG初出走
2007年5月31日SG 第34回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)住之江SGSG初勝利
2008年9月26日女子リーグ戦競走鳴門G3通算500勝達成
2011年3月6日G1 第24回 女子王座決定戦(レディースチャンピオン)三国G1G1初優勝
2014年7月20日ヴィーナスシリーズ 第6戦 うずひめちゃんカップ競走宮島一般通算1,000勝達成
2017年8月27日津PR 第2戦 男女W優勝戦一般通算50優勝達成
2021年9月19日オールレディース LOVE FM福岡 なでしこカップ福岡G3史上33人目、女子では史上初の全24場制覇
2022年1月26日江戸川ヴィーナスシリーズ・Yes!高須クリニック杯江戸川一般通算1,500勝達成

田口 節子選手は、1999年11月10日~14日に山口支部のホームプール・下関競艇場で開催された「一般戦競争」初日の第2レースでデビューを飾り、翌月には9走目にして初勝利

そして、デビューから4年後の2003年11月18日にびわこ競艇場で開催された「G3・2003 女子リーグ戦 第19戦 プリンセスカーニバル」で早くも初優勝を果たし、2017年8月に通算50優勝、2022年1月は通算1,500勝を達成。

さらに、2021年9月19日に福岡競艇場で開催された「G3・オールレディース LOVE FM福岡 なでしこカップ」で史上33人目、女子では史上初の全24場制覇という偉業を成し遂げています。

G1競争で見ると、2002年2月に徳山競艇場で開催された「第15回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)」でG1初出走、翌年の同大会でG1初勝利を達成して、8年後の2011年3月6日に三国競艇場で開催された「第24回 女子王座決定戦(レディースチャンピオン)」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2005年5月の「第32回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初出走を達成。
そしてデビューから7年6か月後の2007年5月31日に住之江競艇場で開催された「第34回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初勝利を果たしたのです。

また、2003年前期にはA2級に昇級しており、2003年後期にはれてA1級に初昇級を果たすと、2004年前期こそA2級への降級を許しましたが、2015年前期までA1級を維持。
その後は2015年後期から2016年前期まで産休・育休のため欠場した影響でB2級に降級した時期はありましたが、復帰後の2016年後期以降はほぼずっとA1級を維持し続けており、実に選手生活25年のうちの20年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2014年後期には優勝5回・優出8回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率7.81を記録。
さらに最近では、2022年後期に優勝3回・優出11回の戦績と勝率7.99という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の85期には、井口 佳典選手(4024)・森高 一真選手(4030)・田村 隆信選手(4028)・伊藤 将吉選手(4033)・金田 諭選手(4036)・湯川 浩司選手(4044)・佐々木 裕美選手(4045)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【田口 節子選手の主要獲得タイトル】

  • 史上33人目・女子としては史上初の24場制覇(2021年)
  • 優秀女子(2011年)
  • 特別賞(2012年)
  • クイーンズクライマックス(2021年・2022年)※史上初の連覇
  • レディースチャンピオン(2011年・2012年)

元ボートレーサー・田中 健太郎選手ってどんな選手?

田口 節子選手が2014年11月に結婚したのは、岡山支部所属・85期の元競艇選手・田中 健太郎さんです。
2014年11月の結婚発表後に田口 節子選手は産休と育休取得のために長期欠場となり、2015年5月に長女を出産。
その後すぐ、2015年11月には実戦復帰を果たしたものの、お二人は2016年に離婚しています。

名前
(フリガナ)
田中 健太郎
(タナカ ケンタロウ)
登録番号4038
生年月日1978年12月14日
身長167cm
体重59㎏
血液型A型
支部岡山
出身地岡山県
登録期85期
級別B2級

田中 健太郎さんは1978年生まれ、岡山支部所属のB2級レーサーでした。
優勝歴はなく、一般戦で8回の優出歴があるのみで、2012年後期にA2級へ昇級したことはありますが、それ以降は長年ずっとB1級から抜け出すことができずにいました
そして2021年前期にB2級へ降級してからは、成績が上向くことはなく、2022年に引退勧告の対象者に該当したため、2022年後期を最後に現在は登録が抹消されています

離婚の原因は明らかにされていませんが、一説によれば、田中 健太郎さんが起こした窃盗事件が夫婦関係に大きな影を落としたことがきっかけのようです。

窃盗事件の詳細は、2015年12月に泥酔状態だった田中 健太郎さんがコンビニに停めてあった自転車のカゴから購入したばかりの女性用の衣類を盗んだというもの。

現場となったコンビニの防犯カメラに犯行の様子が映っていたことが証拠となり、田中 健太郎さんは2016年1月に逮捕されました。

この事件が離婚の直接的な原因となったかは不明ですが、夫の信用問題や成績不振、そして妻で田口 節子選手に与える悪い影響を鑑みた結果、幼い娘を守るために離婚に至ったのだと考えられます。

離婚後、娘さんの親権は田口 節子選手が持ち、現在もシングルマザーとしてトップレーサーとして戦いながら、子育てを続けています。

  • BOATCAST NEWS│田口節子 24場制覇の水面で初めてのティアラ戴冠! ボートレースニュース 2021年12月31日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • やればできる!田口節子 涙のクイーンズクライマックス連覇!!│BOATCAST NEWS 2022年12月31日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
【A1級限定なし】2025年後期 女子選手適用勝率トップ20

【級別限定なし】2025年後期 適用勝率トップ20

A1級の女子選手でトップ5の選手についてはすでにご紹介しましたが、6位以下に名を連ねるのはそのようなメンバーなのでしょうか?
もちろん勝率が高くても出走回数でA2級へ降級する選手もいますので、ここではA1級選手に限定せず、出走数80走以上の純粋な勝率トップ20の選手についてもまとめました。
※同率の場合は着順点が多い方が上位になります。
ぜひこちらもご覧ください。

A1級選手になるための出走数の条件は90走以上のため、それ以下の選手は勝率が高くてもA2級となる。

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順位選手名出走回数勝率
1位守屋  美穂選手136走7.56
2位三浦  永理選手122走7.35
2位平高  奈菜選手138走7.29
4位渡邉  優美選手104走7.08
5位田口  節子選手114走7.01
6位實森  実佑選手107走6.96
7位平山  智加選手104走6.91
8位浜田 亜理沙選手122走6.83
9位寺田  千恵選手135走6.79
10位遠藤  エミ選手125走6.77
11位土屋  千明選手110走6.74
12位西橋  奈未選手97走6.70
13位高憧  四季選手129走6.64
14位小野  生奈選手102走6.61
15位松尾  夏海選手95走6.59
16位勝浦  真帆選手143走6.53
17位魚谷  香織選手80走6.49
18位細川  裕子選手123走6.46
19位清水  愛海選手102走6.45
20位長嶋  万記選手112走6.40

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