一般財団法人日本モーターボート競走会は、2025年5月1日に2025年7月1日~12月31日まで適用される「2025年後期選手級別決定」《審査対象期間:2024年11月1日~2025年4月30日》を発表しました。
※成績確認期間(5月1日~5月7日)及び選手出場あっせん委員会の議を経て、正式決定となります。
今回発表された各級別のボーダーライン、および所属選手数は次のようになっています。
期 | A1級 | A2級 | B1級 | B2級 |
---|---|---|---|---|
2025年 後期 | 6.26(327人) | 5.47(326人) | 2.04(795人) | 167人 |
また、この発表で注目されたのが、自身初となる期別勝率1位を獲得した茅原 悠紀選手(4418・岡山・99期)と女子の勝率トップに輝いた守屋 美穂選手(4482・岡山・101期)で、男女それぞれの勝率1位の座を同じ岡山支部の選手が手にしたことになります。
ここでは、さらに発表された「A1級選手勝率ベスト5」と「女子選手勝率ベスト5」の選手についてそれぞれ詳説するとともに、「2025年後期 適用勝率トップ20」をランキング形式でお知らせしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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選手級別決定とは?
まずはじめに「選手級別決定」とは何なのか?
ボートレースにおける“い・ろ・は”とも言えるもっとも基本的な部分なので、確認も兼ねてご紹介します。
そもそも選手級別の“決定”を発表したわけですから、決定するためには前段階として何が必要でしょうか?
最初にそこから見ていきましょう。
級別審査
ボートレーサーにはひとりひとり、成績や事故率から決定される「級別」が割り振られています。
その級別を選手それぞれの能力に応じて、一定の判断基準をもとにあてがう審査が「級別審査」なのです。
審査によって付けられる級別によって、選手が出られるレース数・大会グレードは変わるため、レースで良い結果を出し続ければ級別は上がり(=昇級)、高い級別に上がれば、グレードの高いレースへ斡旋されるようになります。
その一方で、成績不振に陥ったり、事故で長期欠場を科せられれば、級別は下がって(=降級)、輸入を得ることは難しくなるため、選手にとって最も重要、かつ選手生命にかかわる審査だといっても過言ではありません。
級別審査の級別・審査基準・級別に寄る選手への影響については、次をご覧ください。

過去の級別在籍選手数と勝率ボーダー
級別における在籍選手数、級別ごとの勝率ボーダーは期別に推移するため、過去のデータも併せてご紹介します。
期 | A1級 | A2級 | B1級 | B2級 |
---|---|---|---|---|
2025年 後期 | 6.26(327人) | 5.47(326人) | 2.04(795人) | 167人 |
2025年 前期 | 6.19(324人) | 5.46(329人) | 2.00(804人) | 159人 |
2024年 後期 | 6.23(324人) | 5.43(322人) | 2.00(801人) | 162人 |
2024年 前期 | 6.17(323人) | 5.42(325人) | 2.01(798人) | 168人 |
2023年 後期 | 6.16(323人) | 5.42(325人) | 2.01(796人) | 160人 |
2023年 前期 | 6.24(324人) | 5.41(326人) | 2.00(804人) | 160人 |
2022年 後期 | 6.22(326人) | 5.46(328人) | 2.00(789人) | 163人 |
2022年 前期 | 6.20(325人) | 5.35(323人) | 2.03(761人) | 198人 |
2021年 後期 | 6.20(322人) | 5.43(320人) | 2.00(792人) | 164人 |
2021年 前期 | 6.23(322人) | 5.37(322人) | 2.02(791人) | 163人 |
前回発表された、2025年7月1日~12月31日まで適用される「2025年後期」の各級別のボーダーライン及び所属選手数は、A1級6.26(327人)、A2級5.47(326人)、B1級2.04(795人)で、B2級は167人。
※審査対象期間:2024年11月1日~2025年4月30日
ちなみに期別勝率の1位は次の2選手でした。
- 勝率第1位『8.88』 ・・・登録第4418号:茅原 悠紀選手(岡山支部)
《 2連対率 67.59%、3連対率88.89%、事故率 0.02》 【初の勝率第1位】 - 女子選手勝率第1位『7.56』 ・・・登録第4582号:守屋 美穂選手(岡山支部)
《 2連対率65.44%、3連対率79.41%、事故率 0.15》 【二度目の女子選手勝率第1位】

ここで気になる勝率についての詳細はこちらをご覧ください。

茅原 悠紀選手と守屋 美穂選手のコメント
一般財団法人日本モーターボート競走会は、2025年7月1日~12月31日まで適用される「2025年後期選手級別」《審査対象期間:2024年11月1日~2025年4月30日》を発表しました。
※成績確認期間(5月1日~5月7日)及び選手出場あっせん委員会の議を経て、正式決定となります。
また、この発表で注目されたのが、自身初の期別勝率1位を獲得した茅原 悠紀選手(4418・岡山・99期)と自身2度目の女子の勝率トップに輝いた守屋 美穂選手(4482・岡山・101期)です。
男女それぞれの勝率1位の座を手にした茅原 悠紀選手と守屋 美穂選手のコメントを発表します。

(勝率1位が確定した「第52回 岩田杯」優勝後のインタビューで)
今週はこれで終わり。また来週。これからもいつも通り。



特に何もない。得点率トップとは全然、知らなかった。何も見ていなかったです。
(今期※5月1日~10月31日に向けては)変わらず1走、1走集中して…。
両選手ともに自身が勝率トップとなったことに関しては、とくに気にしていなかった様子です。
しかし、両選手ともに同じ支部の所属ということで、岡山支部の選手層の厚さが伝わる結果となりました。
茅原 悠紀選手は2025年前期の勝率が全体で20位圏外でしたが、そこから2024年年末のグランプリ・2025年1月のBBCトーナメントでの活躍もあり、一気にランクアップ。
自身が“グランプリを獲る”と発言すれば実現してしまうほどの“有言実行男”ですから、もちろん自分にも厳しいでしょうし、それができるのは言ったことを実現できるだけの実力と覚悟を持ち合わせている証拠でしょう。
2024年後期は惜しくも守田 俊介選手の勝率8.22に1位の座を譲ったかたちとなりましたが、今回の発表では守田 俊介選手(勝率7.25)をしっかりと上回る勝率8.88をキープしてダントツの1位奪還となりました。
しかし、今回の発表で気になった点が1つありました。
それが、2024年の最高勝率選手を受賞した峰 竜太選手が勝率8点台をキープできなかったことです。
なぜそれが気になるかというと、前回の「2025年前期選手級別決定」の際にご自身が語っていた内容に反する結果となってしまったからです。
当時、峰 竜太選手が語っていた内容をご紹介します。



普通にやれば僕が1位だから(笑)。
もちろん手を抜くことはないし、勝率の取り方は分かっていますからね。
勝率を残せば、その通りに売れるんです。
勝率1位は誰にもまねできないことだと思っているし、僕の金字塔だから。
それと8点キープは絶対だと思っている。
これだけは引退まで続けたいという思いがあります。
この発言ができるのは、最高勝率選手を2015年から2021年まで連続で受賞し、2022年こそ池田 浩二選手にその座を譲ったものの、2023年には再び王座を奪還しただけのプライドもあったからでしょう。
2024年後期に勝率ナンバーワンを獲得した守田 俊介選手も、発表当時のインタビューに『怪物(峰 竜太)が、なぜか勝率を取っていなかったので自分に回ってきた…』と語っていたとおり、勝率で峰 竜太選手を超えるのがかなり難しかったことは確かなようです。
しかし、2024年の峰 竜太選手はスランプに近い状態でした。
しっかりとSG競走に出場してはいたものの、これまでの輝かしい成績と比べると見劣りしてしまうような、明らかに精彩を欠く走りが続いており、近年まれにみる優勝回数の少なさ。
2015年以降はこれまで年間6~14回の優勝を勝ち取っていたのに、2024年は3回のみ。
しかも、2024年1月と2月にG1競争で2回と8月の一般戦で1回で、2024年9月以降は現在(※2025年4月末)まで1度も優勝できていないのです。
峰 竜太選手が勝率8点台をキープできなかったのは、2015年後期以来、約10年ぶり。
※2015年前期の6.98以来初めてのできごとです。
一般の選手であれば、今回の勝率7.45(※全体勝率21位)は決して低い数値ではありませんが、2015年~2024年まではほぼ最高勝率選手として表彰され続けて、もちろん佐賀支部でもずっと1位をキープしていただけに、はじめて弟子の上野 真之介選手(※勝率7.83・全体勝率3位)にトップを明け渡したことも衝撃でした。
2025年は苦しいスランプを抜け出して、またボートレース界の頂点に輝いてほしいと思うファンも少なくないはずです。
2025年後期におけるA1級選手勝率ベスト5
今回発表されたのは、2025年7月1日~12月31日まで適用される期別勝率です。
その中でも特に勝率の高いA1級の上位5選手をご紹介します。
SG戦線で活躍しているトップレベルの有名選手ばかりなので、あらためて戦績などを見返してみてはいかがでしょうか。
1位・茅原 悠紀選手(勝率:8.88)
茅原 悠紀選手は、2021年10月14日に史上9人目のゴールデンレーサー賞を受賞しています。
デビュー戦で2着に入ると、6走目にして初勝利を飾るなど、新人時代からその活躍を有望視されていた一人です。
訓練生時代から賞金王決定戦に出場すると心に決め、その言葉どおり2014年にグランプリ初出場にして初優勝を果たし、岡山県勢初のグランプリ覇者となりました。
自身は『これは自分の人生で絶対に達成すべきことの一つだった』と語っており、優勝後に高級車・ランボルギーニのグリーンのウラカンを推定3,500万円で購入したことでも話題に。
※6号艇で優勝したことから車体の色をグリーンにしたそうですが、エンジン音・横に開くドアなどに満足できず、9カ月で手放して、現在の愛車(アヴェンダドール・S・ロードスター)を購入。
翌年の同大会では前年の優勝戦を評してキャッチフレーズは「衝撃のグリーンインパクト」に決まるなど、期待を裏切らない有言実行男としてSG戦線で活躍しています。
名前 (フリガナ) | 茅原 悠紀 (カヤハラ ユウキ) |
登録番号 | 4418 |
生年月日 | 1987年7月11日 |
身長 | 171cm |
体重 | 56㎏ |
血液型 | A型 |
支部 | 岡山 |
出身地 | 岡山県 |
登録期 | 99期 |
級別 | A1級 |
茅原 悠紀選手は1987年生まれ、岡山支部所属のA1級レーサーです。
代名詞といえば「ウィリーモンキー」。
ウィリーモンキーは、ターン中に舳先を持ち上げてターンスピードが落ちないようにするという、高い技術が必要となる、限られた選手しかできないスキルです。
憧れの植木 通彦選手のモンキーターンに影響を受け、「植木さんのマネをして形から入りながら、自分なりにカッコよさを突き詰めていった結果今のスタイルになった」そうです。
そのターンの凄まじさから、岡山支部内では「宇宙人」と称され、西島 義則選手は「彼のターンは異次元」、烏野 賢太選手は「ボートレースの旋回を変えた男」とも評されています。
しかしその一方で『僕のターンが注目されるけど、それはあくまでも(ターン)後期の動きで、一番大事なのは初動。ここが決まらなければ後期(の動き)もあり得ない。』とも語るなど、こだわり抜いた武器とも言えます。
茅原 悠紀選手の過去戦績
茅原 悠紀選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
2006年11月11日 | 第4回 競艇マクール杯 | 児島 | 一般 | デビュー |
2006年11月14日 | 第4回 競艇マクール杯 | 児島 | 一般 | 初勝利 |
2009年12月17日 | 第16回日本財団会長杯 | 宮島 | 一般 | 初優勝 |
2012年9月30日 | 共同通信社杯 第27回G1新鋭王座決定戦 | 徳山 | G1 | G1初優勝 |
2014年5月30日 | 第41回 ボートレースオールスター(笹川賞) | 福岡 | SG | 通算500勝を達成 |
2014年12月23日 | 第29回 賞金王決定戦(グランプリ) | 平和島 | SG | SG初出場・初優勝 |
2021年3月27日 | 第56回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走) | 福岡 | SG | 通算1,000勝達成 |
2023年5月5日 | 第39回 鷲羽杯 | 児島 | 一般 | 通算50優勝達成 |
現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【茅原 悠紀選手の主要獲得タイトル】
- ゴールデンレーサー賞(2021年)
- ボートレースグランプリ(2014年)
- オーシャンカップ(2024年)
- 必見!連勝茅原悠紀超絶すぎるターン!│BOATCAST NEWS 2024年10月3日│
- 衝撃のGP制覇から9年7ヵ月!茅原悠紀 涙のSG制覇!│BOATCAST NEWS 2024年7月28日│
- 【ボートレーサー対談】茅原悠紀×植木通彦 theKeys
- 【節間まとめ】茅原悠紀BBCT初ノックアウト! PGI第6回BBCトーナメント ボートレース常滑での激戦の記録【BOATRACE通信】
- 【節間まとめ】茅原悠紀9年7か月ぶりのSG優勝!SG第29回オーシャンカップ ボートレース大村での激戦の記録【BOATRACE通信】
- 【27歳SG初制覇】グランプリへの想い「20代で獲ると決めていた」【レーサーコメンタリー茅原悠紀編#1】
2位・桐生 順平選手(勝率:8.17)
2位・桐生 順平選手(勝率:8.17)
桐生 順平選手は、2019年11月14日に史上5人目のゴールデンレーサー賞を受賞しています。
高い旋回力を武器にSG競争でも活躍を続け、2024年のボートレースダービーでは峰 竜太選手のイン戦で勝利を挙げ、自身初のダービー初制覇と3つ目となる地元開催でのSGタイトルを獲得しました。
名前 (フリガナ) | 桐生 順平 (キリュウ ジュンペイ) |
登録番号 | 4444 |
生年月日 | 1986年10月7日 |
身長 | 162cm |
体重 | 52㎏ |
血液型 | AB型 |
支部 | 埼玉 |
出身地 | 福島県 |
登録期 | 100期 |
級別 | A1級 |
桐生 順平選手は1986年生まれ、埼玉支部所属のA1級レーサーです。
『逃げてよし、差してよし、まくってよし』のオールラウンダー型の選手として、安定した強さを誇り、埼玉支部のエースだけでなく、ボートレース界をけん引するレーサーとして活躍を続けています。
驚異のターンスピードが武器で、ファンの間では「神速ターン」と呼ばれています。
優秀なA1選手が名を連ねる「華の100期」のなかでも、頭一つ抜けた成績を誇り、今までに大きなスランプもなく、勝ちを量産し続けるほどの実力を有する天才レーサーです。


桐生 順平選手選手の過去戦績
桐生 順平選手の主な戦歴は以下のとおりです。
G1競争で見ると、2011年1月に宮島競艇場で開催された「共同通信社杯 第25回 新鋭王座決定戦」でG1初出走とG1初勝利を達成して、3年8か月後の2014年9月28日に戸田競艇場で初回開催された「第1回 ヤングダービー」でG1初優勝の栄冠を手にしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2011年5月の「東日本大震災 被災地支援競走 第38回 笹川賞(ボートレースオールスター)」でSG初出走・SG初勝利、1年後の同大会でSG初勝出を達成。
そしてデビューから7年9か月後の2015年3月22日に尼崎競艇場で開催された「第50回 ボートレースクラシック」でSG初制覇を果たして、初のSGタイトルを獲得したのです。
また、2009年後期にはA2級に昇級しており、2011年前期にはれてA1級に初昇級を果たすと、現在までA1級を維持しており、実に選手生活17年のうちの15年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。
2019年後期には優勝2回・優出5回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率8.32を記録。
さらに最近では、2022年後期に優勝2回・優出7回の戦績と勝率8.12という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。






【桐生 順平選手の主要獲得タイトル】
- ゴールデンレーサー賞(2019年)
- 最優秀選手(2017年)
- 最多獲得賞金選手(2017年)
- 記者大賞(2017年)
- ボートレースクラシック(2015年・2017年)
- グランプリ(2017年)
- ボートレースダービー(2024年)
- 昨年の覇者・深谷知博破った桐生順平の尼崎好相性の理由が明らかに!│BOATCAST NEWS 2023年7月5日│
- これぞお手本!桐生順平の切れ味抜群 芸術的まくり差し!│BOATCAST NEWS 2023年1月5日│
3位・池田 浩二選手(勝率:7.91)
3位・池田 浩二選手(勝率:7.91)
池田 浩二選手のキャッチフレーズは、その巧みな操縦テクニックから「ブルーインパルス」と「イケコー」。
現在も愛知支部を象徴する存在・総大将として活躍を続けており、選手生活は25年を超えるベテランボ―トレーサーです。
名前 (フリガナ) | 池田 浩二 (イケダ コウジ) |
登録番号 | 5115 |
生年月日 | 1978年4月3日 |
身長 | 170cm |
体重 | 54㎏ |
血液型 | O型 |
支部 | 愛知 |
出身地 | 愛知県 |
登録期 | 81期 |
級別 | A1級 |
池田 浩二選手は1978年生まれ、愛知支部所属のA1級レーサーです。
1997年11月にデビュー、2走目にして初勝利の水神祭を飾ったうえに、年末までの27走で4勝を記録する快進撃。
現在の競艇では必須のテクニック「モンキーターン」ですが、池田選手はそれをさらに発展させた「ウィリーモンキー」の先駆者。
ハイレベルのターン技術と抜群のスタート力を武器に快進撃を続けています。
全盛期には“池田のイン戦は黙って買え。”と言われるほどの圧倒的な強さを誇り、2011年にはオールスター(笹川賞)・ダービー(全日本選手権競走)・グランプリ(賞金王決定戦)と圧巻の活躍を見せ、3つのSG戦三大タイトルを冠する快挙を達成し、この年のMVPを獲得。
2023年には「SG・第50回 ボートレースオールスター(笹川賞)」のファン投票で23,071票を集めて堂々の1位を獲得し、2年連続20回目の出場を果たして、2024年4月27日には、史上179人目となる通算2,000勝を達成。
人気にこたえてイン戦を押し切る技術においては“艇界ナンバーワン”と言っても過言ではありません。
「絶対王者」松井 繁選手・「グランプリ2冠」の瓜生 正義選手と石野 貴之選手に次ぐ、現役SG優勝回数4位を誇る池田浩二選手ですが、G1では14回、SGでは10回の優勝を飾っています。


池田 浩二選手の過去戦績
池田 浩二選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
1997年11月19日 | 名古屋タイムズ杯争奪 第19回 全国三地区対抗戦 | 常滑 | 一般 | デビュー |
1997年11月20日 | 名古屋タイムズ杯争奪 第19回 全国三地区対抗戦 | 常滑 | 一般 | 初勝利 |
1998年4月29日 | 中日スポーツ杯争奪 半田大賞 | 常滑 | 一般 | 初優出 |
1999年1月26日 | 第13回 新鋭王座決定戦競走 | 住之江 | G1 | G1初出走 |
1999年5月5日 | 中日スポーツ杯争奪 第19回 チャンピオン大会 | 常滑 | 一般 | 初優勝 |
2002年7月9日 | オールジャパン竹島特別開設47周年記念競走 | 蒲郡 | G1 | G1初優勝 |
2002年8月27日 | 第48回 モーターボート記念競走(ボートレースメモリアル) | 蒲郡 | SG | SG初勝利 |
2002年11月4日 | 第49回 全日本選手権競走(ボートレースダービー) | 平和島 | SG | SG初優出 |
2003年6月29日 | 第13回 グランドチャンピオン決定戦競走 | 丸亀 | SG | SG初優勝 |
2005年12月3日 | 競帝王決定戦 開設51周年記念競走 | 下関 | G1 | 通算500勝を達成 |
2011年11月27日 | 第14回 チャレンジカップ競走 | 大村 | SG | 通算1,000勝達成 |
2014年2月1日 | 中日スポーツ賞 第34回龍神杯争奪戦 | 蒲郡 | 一般 | 通算50優勝達成 |
2018年6月11日 | 開設64周年記念 G1競帝王決定戦 | 下関 | G1 | 通算1,500勝達成 |
2024年 4月27日 | 土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯 | 蒲郡 | 一般 | 通算2,000勝達成 |
池田 浩二選手は、1997年11月19日~24日に愛知支部のホームプール・常滑競艇場で開催された「一般・名古屋タイムズ杯争奪 第19回 全国三地区対抗戦」初日の第4レースでデビューを飾り、翌日には2走目にして初勝利。
そして、デビューから1年5か月後の1999年5月5日にデビュー水面の常滑競艇場で開催された「一般・中日スポーツ杯争奪 第19回 チャンピオン大会」で早くも初優勝を果たし、2014年2月には通算50優勝、2024年4月には「一般・土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯」で通算2,000勝を達成しています。
G1競争で見ると、1999年1月に住之江競艇場で開催された「第14回 新鋭王座決定戦競走」でG1初出走、翌年の同大会でG1初勝利とG1初優出を達成して、2002年7月9日に蒲郡競艇場で開催された「オールジャパン竹島特別開設47周年記念競走」でG1初優勝の栄冠を手にしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2000年5月の「第27回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初出走、2002年8月にSG初勝利を達成。
そしてデビューから5年7か月後の2003年6月29日に丸亀競艇場で開催された「第13回 グランドチャンピオン決定戦」でSG初制覇を果たして、初のSGタイトルを獲得したのです。
また、確認できる記録によれば、2000年後期にはA1級に昇級しており、2001年前期こそA2級へ降級を許したこともありましたが、2001年後期から現在までA1級を維持しており、実に選手生活27年のうちの24年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。
2010年後期には優勝2回・優出12回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率8.51を記録。
さらに最近では、2023年前期に優勝4回・優出9回の戦績と勝率8.37という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。
同期の81期には、寺田 祥選手(3942)・飯山 泰選手(3940)・佐々木 康幸選手(3909)・深井 利寿選手(3918)・繁野谷 圭介選手(3915)・黒崎 竜也選手(3931)がいます。
現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【池田 浩二選手の主要獲得タイトル】
- 最高勝率選手(2022年)
- 最多獲得賞金選手(2011年・2013年)
- 最優秀選手(2011年・2013年)
- 記者大賞(2011年・2013年)
- 特別賞(2009年)
- グランドチャンピオン(2003年・2022年)
- グランプリシリーズ(2005年)
- ボートレースクラシック(2009年・2013年)
- ボートレースメモリアル(2009年)
- 東日本大震災被災地支援競走 笹川賞 ※ボートレースオールスター(2011年)
- ボートレースダービー(2011年)
- グランプリ(2011年・2013年)
- 復帰シリーズで連勝街道! 池田浩二 通算2000勝達成!│BOATCAST NEWS 2024年4月27日│
- 【蒲郡】地元の大スター池田浩二2000勝水神祭!!【勝ガマ】
- 【蒲郡】池田浩二選手が優勝!土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯優勝選手インタビュー!【優勝】
- 高級車は運転手付き!?【#池田浩二】
4位・上野 真之介選手(勝率:7.83)
4位・上野 真之介選手(勝率:7.83)
上野 真之介選手の愛称は「ノスケ」。
峰竜太選手率いる「峰グループ(正式名称:LAGOON BASE・ラグーンベース)」に一番弟子として所属しています。
どのコースからでも好成績を収め、インコースからの逃げは鉄板、かつ常に舟券に絡むトップレベルの実力者。
しかも優秀なスタートタイミングを維持しながら、スタート事故は少ない超優秀選手です。
名前 (フリガナ) | 上野 真之介 (ウエノ シンノスケ) |
登録番号 | 4503 |
生年月日 | 1988年2月25日 |
身長 | 167cm |
体重 | 53㎏ |
血液型 | A型 |
支部 | 佐賀 |
出身地 | 佐賀県 |
登録期 | 102期 |
級別 | A1級 |
上野 真之介選手は1988年生まれ、佐賀支部所属のA1級レーサーです。
2008年5月のデビューから26走目にして初勝利を飾り、2010年7月には優出4回目にして初優勝を果たしています。
G1・SGともに優勝歴はまだないものの、近いうちにグレードレースでの初優勝を達成するのではないかと期待されています。
イケメンレーサーとして女性ファンだけではなく、とにかく強いことから男性ファンの心もしっかりとつかんでいる人気選手です。
同期には、同じく峰グループに所属する山田 康二選手(4500)・河合 佑樹選手(4494)・前田 将太選手(4504)・高野 哲史選手(4512)・遠藤 エミ選手(4502)がいます。


上野 真之介選手の過去戦績
上野 真之介選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
2008年5月7日 | 日本財団会長杯 | 唐津 | 一般 | デビュー |
2008年8月6日 | アサヒビールカップ | 若松 | 一般 | 初勝利 |
2010年2月28日 | 新鋭リーグ第2戦 第22回瀬戸の若鷲決定戦 | 児島 | G3 | 初優出 |
2010年7月2日 | 第1回 虹の松原カップ | 唐津 | 一般 | 初優勝 |
2012年1月24日 | 共同通信社杯 第26回 新鋭王座決定戦 | 芦屋 | G1 | G1初出場 |
2012年1月25日 | 共同通信社杯 第26回 新鋭王座決定戦 | 芦屋 | G1 | G1初勝利 |
2013年2月13日 | 太閤賞競走開設56周年記念 | 住之江 | G1 | G1初優出 |
2018年12月19日 | 第33回 賞金王決定戦(グランプリ)/グランプリシリーズ | 住之江 | SG | SG初出場 |
2019年5月22日 | 第46回 ボートレースオールスター(笹川賞) | 福岡 | SG | SG初勝利 |
2020年6月28日 | 第30回 グランドチャンピオン決定戦競走 | 宮島 | SG | SG初優出 |
2017年3月20日 | 日本財団会長賞 | 戸田 | 一般 | 通算500勝達成 |
2022年3月30日 | 開設67周年記念 競帝王決定戦 | 下関 | G1 | 通算1,000勝達成 |
上野 真之介選手は、2008年5月7日~12日に佐賀支部のホームプール・唐津競艇場で開催された「一般・日本財団会長杯」初日の第2レースでデビューを飾り、3か月後には27走目にして初勝利。
そして、デビューから2年2か月後の2010年7月2日に初出走と同じ水面で開催された「一般・第1回 虹の松原カップ」で初優勝を果たし、2022年3月30日に下関競艇場で開催された「G1・開設67周年記念 競帝王決定戦」で通算1,000勝を達成しています。
G1競争で見ると、2012年1月に芦屋競艇場で開催された「共同通信社杯 第26回 新鋭王座決定戦」でG1初出走とG1初勝利を達成して、約1年後の2013年2月13日に住之江競艇場で開催された「太閤賞競走開設56周年記念」でG1初優勝の栄冠を手にしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2018年12月の「第33回 グランプリシリーズ」でSG初出走を果たすと、6か月後には「第46回 ボートレースオールスター(笹川賞)でSG初勝利を達成。
そして、デビューから12年1か月後の2020年6月28日に宮島競艇場で開催された「第30回 グランドチャンピオン決定戦競走」でSG初優出を果たしたのです。
また、2011年後期にはA2級に初めて昇級しており、1年後の2012年後期にはれてA1級に初昇級を果たすと、2015年後期以外はずっとA1級を維持しており、実に選手生活17年のうちの14年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。
2024年後期には優勝6回・優出12回という圧倒的な好戦績を積み上げて、自己最高勝率8.06を記録するなど、年々勝率も上昇しており、まさに全盛期とも言える活躍を続けています。
同期の102期には、前田 将太選手(4504)・山田 康二選手(4500)・上條 嘉嗣選手(4514)・河合 佑樹選手(4494)・桑原 悠選手(4497)・本多 宏和選手(4492)・高野 哲史選手(4512)・島田 賢人選手(4505)・小山 勉選手(4488)・遠藤 エミ選手(4502)がいます。
現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【上野 真之介選手の主要獲得タイトル】
- 現在までSG競走で獲得したタイトルはありません
- 現在まで優秀選手として表彰された実績はありません
- BOATCAST NEWS│デビュー13年10ヵ月 上野真之介 通算1000勝達成! ボートレースニュース 2022年3月30日│
- ターンマーク坊やTV vol.29 上野真之介
5位・吉田 裕平選手(勝率:7.80)
5位・吉田 裕平選手(勝率:7.80)
吉田 裕平選手は一般戦からSG競争まで幅広いグレードレースで活躍している選手です。
どのコースからでも好成績を収めるだけの実力を有し、インコースからの逃げは鉄板、かつ常に舟券に絡むことができるトップレベルのレーサーだと言えるでしょう。
名前 (フリガナ) | 吉田 裕平 (ヨシダ ユウヘイ) |
登録番号 | 4914 |
生年月日 | 1996年11月19日 |
身長 | 167cm |
体重 | 51㎏ |
血液型 | AB型 |
支部 | 愛知 |
出身地 | 愛知県 |
登録期 | 117期 |
級別 | A1級 |
吉田 裕平選手は1996年生まれ、愛知支部所属のA1級レーサーです。
2017年11月に引退した元ボートレーサーの吉田 徳夫さん(3452)を父に持ち、幼少期から父の背中を見て育ったことがきっかけでボートレーサーの道を志したといいます。
父だけでなく、母も1999年1月のレースを最後にボートレース界を後にした元競艇選手の吉田 幸恵さんで、同期には兄の吉田 凌太朗選手がいるなど、言わずと知れたボートレース一家出身のサラブレットで、少し前までは兄の元結婚相手・福岡 泉水選手が義理の姉でした。
養成所時代もリーグ勝率7.71という訓練生29人中トップの成績を残したものの、事故点オーバーのために卒業記念競走に出ることはできなかったものの、117期チャンプの小池 修平選手にも劣らない強さを持っていることは明白です。
117期でSGタイトルに最も近いとされる愛知支部のホープであり、実力あるイケメンレーサーとして、人根強いファンを多く抱える人気選手として戦い続けています。
2023年10月の「第70回 ボートレースダービー」ではSG初出場にしてSG初優出、しかも舟券に貢献するほどのポテンシャルの高さは、今後のボートレース界に旋風を巻き起こす存在になり得るかもしれません。


吉田 裕平選手の過去戦績
吉田 裕平選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
2015年11月27日 | 第7回 BOAT Boyカップ | 常滑 | 一般 | デビュー |
2015年11月30日 | 第7回 BOAT Boyカップ | 常滑 | 一般 | 初勝利 |
2018年6月20日 | 蒲郡市観光協会会長杯争奪 蒲郡あじさい特別競走 | 蒲郡 | 一般 | 初優出 |
2018年12月27日 | 2018 Xマス&ファイナルカップ | 蒲郡 | 一般 | 初優勝 |
2019年9月18日 | G1 第6回 ヤングダービー | 三国 | G1 | G1初出走・G1初勝利 |
2022年12月6日 | 開設68周年記念 競帝王決定戦 | 下関 | G1 | G1初優出 |
2023年10月24日 | 第70回 ボートレースダービー | 蒲郡 | SG | SG初出場・SG初勝利 |
2023年10月29日 | 第70回 ボートレースダービー | 蒲郡 | SG | SG初優出 |
2024年11月14日 | 京極賞 開設72周年記念競走 | 丸亀 | G1 | G1初優勝 |
吉田 裕平選手選手は、2015年11月27日~30日に愛知支部のホームプール・常滑競艇場で開催された「一般・第7回 BOAT Boyカップ」初日の第1レースでデビューを飾り、3日後には5走目にして初勝利。
そして、デビューから3年1か月後の2018年12月27日に蒲郡競艇場で開催された「一般・2018 Xマス&ファイナルカップ」で初優勝を果たしています。
G1競争で見ると、2019年9月に三国競艇場で開催された「第6回 ヤングダービー」でG1初出走とG1初勝利を達成して、約5年2か月後の2024年11月14日に丸亀競艇場で開催された「京極賞 開設72周年記念競走」でG1初優勝の栄冠を手にしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2023年10月の「第70回 ボートレースダービー」でSG初出走・SG初勝利・SG初優出までを1つのシリーズで達成したのです。
また、2018年後期にはA2級に初めて昇級しており、1年後の2019年後期にはれてA1級に初昇級を果たすと、2020年後期と2021年後期以外はずっとA1級を維持しており、実に選手生活9年5か月のうちの7年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。
2025年前期には優勝3回・優出7回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率を7.66に更新。
さらに2025年後期にはさらに高い勝率7.80を記録するなど、年々勝率も上昇しており、これからの活躍が楽しみな存在です。
同期の117期には、兄の吉田 凌太朗選手(4903)・上田 龍星選手(4908)・小池 修平選手(4907)・金児 隆太選手(4888)・富澤 祐作選手(4887)・後藤 盛也選手(4889)・松本 一毅選手(4904)・中田 夕貴選手(4900)・寺島 美里選手(4891)がいます。
現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【吉田 裕平選手の主要獲得タイトル】
- 現在までSG競走で獲得したタイトルはありません
- 現在まで優秀選手として表彰された実績はありません
- 父親の引退から7年! 吉田裕平 悲願のG1初優勝!│BOATCAST NEWS 2024年11月14日│
- 吉田裕平 地元で嬉しいSG初出場 初勝利&水神祭!│BOATCAST NEWS 2023年10月24日│
- The Winner|吉田 裕平|ヤングレーサー|ボートレース
実際は2位だが、出走回数不足のためA2級でランク外・中辻 崇人選手(勝率:8.29)
2位・中辻 崇人選手(勝率:8.29) ※出走回数不足のためA2級でランク外
中辻 崇人選手は一般戦やG3競争を中心に活躍する選手です。
どのコースからでも好成績を収めるだけの実力を有し、インコースからの逃げは鉄板、かつ常に舟券に絡むことができるトップレベルのレーサーだと言えるでしょう。
名前 (フリガナ) | 中辻 崇人 (ナカツジ タカヒト) |
登録番号 | 3876 |
生年月日 | 1977年2月21日 |
身長 | 158cm |
体重 | 54㎏ |
血液型 | O型 |
支部 | 福岡 |
出身地 | 福岡県 |
登録期 | 79期 |
級別 | A1級 |
中辻 崇人選手は1977年生まれ、福岡支部所属のA1級レーサーです。
一般戦においては“ほぼ敵なし”と言えるくらい強いレーサーでありながら、2018年以降はSG競争やG1競争といったG2競争以上のグレードレースを辞退し、記念開催にも出場しないという特徴があり、“一般戦の鬼”と呼ばれたり、時に“変わり者”なんて言われることもあります。
一般戦とG3競争で年間に3,000万円前後の賞金を10年以上にわたって獲得し続けているのですから、ものすごいことだと言えるでしょう。
そして2024年だけでも「第59回 ボートレースクラシック」「第25回 マスターズチャンピオン」に加え、10月に戸田競艇場で開催された「第71回 ボートレースダービー」は勝率7.93で勝率1位だったにもかかわらず、出場を辞退。
SG競争においては、過去7回の出場経験があり、そのうちの3回は準優勝戦へ駒を進めるほどの実力がありながら、そういった大きな大会に出たがらないため、残念に思うファンが多いのも事実ですが、それでも根強いファンを多く抱える人気選手として戦い続けています。
中辻 崇人選手の過去戦績
中辻 崇人選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
1996年11月 | (タイトル不明) | 不明 | 一般 | デビュー |
1998年12月9日 | 松茂町ほか3町開設30周年記念競走 | 鳴門 | 一般 | 初勝出 |
2000年5月14日 | (タイトル不明) | 丸亀 | 一般 | 初優勝 |
2002年2月6日 | G1 第47回 九州地区選手権 | 福岡 | G1 | G1初出場・G1初勝利 |
2002年2月11日 | G1 第47回 九州地区選手権 | 福岡 | G1 | G1初優出 |
2006年3月16日 | 第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック) | 平和島 | SG | SG初出場 |
2006年3月17日 | 第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック) | 平和島 | SG | SG初勝利 |
2012年9月18日 | G1 全日本王者決定戦(開設59周年記念) | 唐津 | G1 | G1初優勝 |
2017年3月20日 | バニラビーンズカップ | 多摩川 | 一般 | 通算1,500勝達成 |
2017年6月21日 | マンスリーBOAT RACE杯 男女W優勝戦 | 児島 | 一般 | 通算50優勝達成 |
2018年1月28日 | BTSオラレ日南 開設12周年記念 ニッカン・コム杯 | 芦屋 | 一般 | 史上177人目の通算2,000勝達成 |
2024年4月4日 | 市制70周年記念 常滑市長杯 | 常滑 | 一般 | 史上36人目となる全24場制覇 |
中辻 崇人選手は、1996年11月に福岡支部のホームプールで開催された「一般戦競争」でデビューを飾り、1998年12月には初勝出、デビューから3年6か月後の2000年5月14日には丸亀競艇場で開催された一般戦で初優勝を達成しています。
そして、2017年6月には通算50優勝、2018年1月には「BTSオラレ日南 開設12周年記念 ニッカン・コム杯」で通算2,000勝、さらに2024年4月4日に常滑競艇場で開催された「市制70周年記念 常滑市長杯」で史上36人目となる全24場制覇を達成しています。
G1競争で見ると、2002年2月に福岡競艇場で開催された「第47回 九州地区選手権」でG1初出走とG1初勝利を同時達成すると、G1初優出までを同大会で達成。
2012年9月18日に唐津競艇場で開催された「全日本王者決定戦(開設59周年記念)」でG1初優勝の栄冠を手にしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2006年3月の「第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック)」でSG初出走とSG初勝利を達成しています。
また、確認できる記録によれば、2001年前期にはA2級に昇級しており、2008年前期までと2020年前期こそA2級へ降級を許したこともありましたが、2008年後期から現在までほぼA1級を維持しており、実に選手生活27年のうちの24年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。
2024年後期には優勝5回・優出12回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率7.91を記録。
まさに今が全盛期とも言えるほどの成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。
同期の79期には、吉川 元浩選手(3854)・山本 寛久選手(3874)・岩崎 正哉選手(3853)・岡田 憲行選手(3872)・澤 大介選手(3852)・海老澤 泰行選手(3863)・阿波 勝哉選手(3857)がいます。
現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【中辻 崇人選手の主要獲得タイトル】
- 史上36人目の24場制覇(2024年)
- 現在までSG競走で獲得したタイトルはありません
- 現在まで優秀選手として表彰された実績はありません
- 177人目の偉大な記録 中辻崇人 節目の通算2000勝達成!│BOATCAST NEWS 2023年10月21日│
- 中辻崇人 史上36人目 24場制覇 表彰!│BOATCAST NEWS 2024年6月4日│
実際は4位だが、引退とA2級でランク外・秋山 直之選手(勝率:7.97)
4位・秋山 直之選手(勝率:7.97) ※引退と出走回数不足のためA2級でランク外
秋山 直之選手は一般戦やG3競争を中心に活躍した人気選手でした。
しかし、2025年3月17日に山口県岩国市内の複数の商業施設で万引きをした疑いで現行犯逮捕、窃盗罪で略式起訴された後に罰金20万円の略式命令を受けたことが報じられ、2025年4月21日に日本モーターボート競走会に引退届を提出して引退しています。
名前 (フリガナ) | 秋山 直之 (アキヤマ ナオユキ) |
登録番号 | 3996 |
生年月日 | 1979年4月13日 |
身長 | 170cm |
体重 | 52㎏ |
血液型 | B型 |
支部 | 群馬 |
出身地 | 群馬県 |
登録期 | 83期 |
級別 | A2級 |
デビュー日 | 1998年11月14日 |
最終出走日 | 2025年3月15日 |
引退日 | 2025年4月21日 |
秋山 直之選手は1979年生まれ、群馬支部所属のA1級レーサーでした。
愛称は「アッキー」で、“全速ターンの第一人者”とも称されており、2002年からは異次元の旋回技術を武器に、SG競争の常連として優勝戦でも活躍していました。
デビューから1年ほどは転覆などによる失格に悩まされる時期もありましたが、スロースタートがネックではあるものの、フライングが少ないうえに、それを補うほどのターン技術で舟券に絡む活躍を期待させてくれる人気選手。
新人時代は83期卒業記念レースを制した養成所チャンプとして注目を集め、約26年5か月間の選手生活の出場節数は762節・通算6,707走・1,784勝・301優出・優勝80回。
特にグレードレースでの戦績は素晴らしく、G1競争では通算29優出・優勝5回、SG競争では通算3優出を誇りましたが、残念ながら最後までSG初制覇を飾ることはかないませんでした。
ボートレースではよく『スタートと1周1マークで勝負が決まる』と言われますが、秋山 直之選手のレースで見られる「旋回技術でターンごとに差を詰めていくレーススタイル」は最後まで目を離せない展開をみせることから、思わず応援したくなるという根強いファンを多数かかえていました。
2011年のグランドチャンピオンの優勝戦においては、現選手会長の瓜生 正義選手に次ぐ2着。
2024年7月までの通算成績では、SG競争で3優出、G1競争では29回優出のうち5回の優勝を飾っており、通算優勝回数は76回を数えるほどの実力者です。
ファンからの人気投票で出場選手が決まるSG競争「ボートレースオールスター」には2019年まで9年連続出場。
2024年と2025年は出場停止期間で出場は叶いませんでしたが、2023年までは3年連続で16回出場していることからも、秋山 直之選手の人気がわかる出場歴といえます。






秋山 直之選手の過去戦績
秋山 直之選手の過去戦績は次のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
1998年11月14日 | (タイトル不明) | 桐生 | 一般 | デビュー |
1998年11月15日 | (タイトル不明) | 桐生 | 一般 | 初勝利 |
1999年4月7日 | (タイトル不明) | 戸田 | 一般 | 初優出 |
2001年4月22日 | (タイトル不明) | 平和島 | 一般 | 初優勝 |
2001年7月24日 | G1 浜名湖賞 開設48周年記念競走 | 浜名湖 | G1 | G1初出走 |
2001年8月5日 | G1 トーキョー・べイ・カップ開設47周年記念競走 | 平和島 | G1 | G1初勝利 |
2001年8月7日 | G1 トーキョー・べイ・カップ開設47周年記念競走 | 平和島 | G1 | G1初優出 |
2002年2月11日 | 第47回 関東地区選手権競走 | 多摩川 | G1 | G1初優勝 |
2002年5月28日 | SG 第29回 ボートレースオールスター(笹川賞競走) | 尼崎 | SG | SG初出走 |
2002年5月30日 | SG 第29回 ボートレースオールスター(笹川賞競走) | 尼崎 | SG | SG初勝利 |
2007年12月11日 | G1 鳴門モーターボート大賞競走 | 鳴門 | G1 | 通算500勝達成 |
2007年12月24日 | 第22回 賞金王決定戦競走【シリーズ】 | 福岡 | SG | SG初優出 |
2014年9月26日 | G3 第24回 JR四国ワープ杯競走 | 丸亀 | G3 | 通算1,000勝達成 |
2016年5月8日 | 第43回 上毛新聞社杯 | 桐生 | 一般 | 通算50優勝達成 |
2021年6月22日 | 中日新聞・中日スポーツ 第35回 G3中日カップ | 浜名湖 | G3 | 通算1,500勝達成 |
秋山 直之選手は、1998年11月14日に群馬支部のホームプール・桐生競艇場でデビューを飾ると、なんと初戦から3着という好成績で舟券に絡むとともに、翌日には内側の艇を全てのみ込む見事なまくりを決め、2走目で初勝利という活躍。
さらに翌年の1999年4月7日にはデビューから61走目で初優出にして2着を獲得、そしてシリーズをオール3連対で終えています。
そして、2001年4月22日にはデビューから2年5か月という短期間で初優勝。
その後も快進撃を続けて、2016年5月には通算50優勝、2021年6月には浜名湖競艇場で開催された「中日新聞・中日スポーツ 第35回 G3中日カップ」で通算1,500勝を達成しました。
G1競争で見ると、2001年7月に浜名湖競艇場でG1初出場。
翌月に平和島競艇場で開催された「G1 トーキョー・べイ・カップ開設47周年記念競走」でG1初勝利とG1初優出にして3着。
そしてデビューから4年6か月後の2002年2月11日に多摩川競艇場で開催された「第47回 関東地区選手権競走」でG1初制覇を成しています。
この勢いはSG競争でも衰えることなく、G1初優勝の3か月後の2002年5月にはSG初出場にしてSG初勝利、そして時をおいて2007年12月24日に福岡競艇場で開催された「第22回 賞金王決定戦競走【シリーズ】」でSG初優出を飾るものの、結果は6着という苦い戦績となりました。
秋山 直之選手は2001年前期に初めてA2級に昇級すると、後期にはA1級へ昇級。
2008年後期・2020年前期・2024年後期にA2級へ降級をゆるしたこともありましたが、約24年にもおよぶ長きにわたってA級を維持するほどの素晴らしい成績の持ち主です。
2018年後期には優勝4回・優出10回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率7.98を記録。
まさに全盛期とも言えるほどの輝かしい成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けていました。
同期の83期には、齊藤 仁選手(3978)・須藤 博倫選手(3983)・重野 哲之選手(3995)・北村 征嗣選手(3997)・坂口 周選手(3984)・大滝 明日香選手(3999)・小野 桜選手(3994)がいます。
現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【秋山 直之選手の主要獲得タイトル】
- 現在までSG競走で獲得したタイトルはありません
- 現在まで優秀選手として表彰された実績はありません
- 【ランキング】最速レーサーは誰だ!?圧倒的スピードで3周を回る男子スピードレーサー5選!!【ボートレース名勝負集#28】
- 浜名湖に愛の告白? 秋山 直之 得意水面で躍動!!│BOATCAST NEWS 2023年7月28日│
- アッキーが握る!握る!! 江戸川でもまくる唯一無二のターンは必見!│BOATCAST NEWS 2023年4月5日│
- BOATCASTNEWS│唯一無二の高速ターン!! 秋山直之 ドリーム戦で他を圧倒!!ボートレースニュース 2021年10月16日│
- 【ボートレース】SG西山貴浩が死にものぐるい◆秋山直に追われ。。しぶとく×2(後半3着でした)◆徳山グラチャン3日目
【A1級限定】2025年後期 適用勝率トップ20
【A1級限定】2025年後期 適用勝率トップ20
A1級選手でトップ5の選手についてはすでにご紹介しましたが、6位以下に名を連ねるのはそのようなメンバーなのでしょうか?
ここではA1級の選手に限定した勝率トップ20の選手についてまとめました。
※同率の場合は着順点が多い方が上位になります。
ぜひこちらもご覧ください。
順位 | 選手名 | 出走回数 | 勝率 |
---|---|---|---|
1位 | 茅原 悠紀選手 | 108走 | 8.88 |
2位 | 桐生 順平選手 | 107走 | 8.17 |
3位 | 池田 浩二選手 | 101走 | 7.91 |
4位 | 上野 真之介選手 | 143走 | 7.83 |
5位 | 吉田 裕平選手 | 124走 | 7.80 |
6位 | 毒島 誠選手 | 111走 | 7.77 |
7位 | 関 浩哉選手 | 102走 | 7.76 |
8位 | 前田 将太選手 | 122走 | 7.74 |
9位 | 末永 和也選手 | 132走 | 7.67 |
10位 | 新田 雄史選手 | 130走 | 7.63 |
11位 | 藤原 啓史朗選手 | 151走 | 7.61 |
12位 | 笠原 亮選手 | 115走 | 7.61 |
13位 | 山口 剛選手 | 110走 | 7.58 |
14位 | 守屋 美穂選手 | 136走 | 7.56 |
15位 | 山崎 郡選手 | 138走 | 7.55 |
16位 | 塩田 北斗選手 | 121走 | 7.53 |
17位 | 北山 康介選手 | 107走 | 7.52 |
18位 | 藤原 碧生選手 | 125走 | 7.50 |
19位 | 柴田 光選手 | 102走 | 7.49 |
20位 | 白井 英治選手 | 118走 | 7.47 |
【A1級限定なし】2025年後期 適用勝率トップ20
【A1級限定なし】2025年後期 適用勝率トップ20
A1級選手でトップ5の選手についてはすでにご紹介しましたが、6位以下に名を連ねるのはそのようなメンバーなのでしょうか?
もちろん勝率が高くても出走回数でA2級へ降級する選手もいますので、ここではA1級選手に限定せず、出走数70走以上で純粋な勝率トップ20の選手についてまとめました。
※同率の場合は着順点が多い方が上位になります。
ぜひこちらもご覧ください。
A1級選手になるための出走数の条件は90走以上のため、それ以下の選手は勝率が高くてもA2級となる。
順位 | 選手名 | 出走回数 | 勝率 |
---|---|---|---|
1位 | 茅原 悠紀選手 | 108走 | 8.88 |
2位 | 中辻 崇人選手 | 73走 | 8.29 |
3位 | 桐生 順平選手 | 107走 | 8.17 |
4位 | 秋山 直之選手 | 107走 | 7.97 |
5位 | 池田 浩二選手 | 101走 | 7.91 |
6位 | 上野 真之介選手 | 143走 | 7.83 |
7位 | 吉田 裕平選手 | 124走 | 7.80 |
8位 | 毒島 誠選手 | 111走 | 7.77 |
9位 | 関 浩哉選手 | 102走 | 7.76 |
10位 | 前田 将太選手 | 122走 | 7.74 |
11位 | 末永 和也選手 | 132走 | 7.67 |
12位 | 新田 雄史選手 | 130走 | 7.63 |
13位 | 藤原 啓史朗選手 | 151走 | 7.61 |
14位 | 笠原 亮選手 | 115走 | 7.61 |
15位 | 山口 剛選手 | 110走 | 7.58 |
16位 | 守屋 美穂選手 | 136走 | 7.56 |
17位 | 山崎 郡選手 | 138走 | 7.55 |
18位 | 塩田 北斗選手 | 121走 | 7.53 |
19位 | 北山 康介選手 | 107走 | 7.52 |
20位 | 藤原 碧生選手 | 125走 | 7.50 |
2025年後期・女子選手勝率ベスト5
今回発表されたのは、2025年7月1日~12月31日まで適用される期別勝率です。
その中でも特に勝率が高い、A1級の女子レーサー上位5名をご紹介します。
女子戦だけでなく、SG戦線で活躍している人気選手ばかりなので、あらためて戦績などを見返してみてはいかがでしょうか。
1位・守屋 美穂選手(勝率:7.56)
守屋 美穂選手のキャッチフレーズは「艇界の怪力美人レーサー」。
可愛い見た目に反して、高校時代は重量挙げ48㎏級の選手として活躍し、2006年の全国高等学校女子ウエイトリフティング競技選手権大会で優勝したという異色の経歴の持ち主です。
現役ボートレーサーの守屋 大地選手(4672・岡山)は実兄で、“兄妹レーサー”として活躍しています。
名前 (フリガナ) | 守屋 美穂 (モリヤ ミホ) |
登録番号 | 4482 |
生年月日 | 1989年1月20日 |
身長 | 154cm |
体重 | 45㎏ |
血液型 | B型 |
支部 | 岡山 |
出身地 | 岡山県 |
登録期 | 101期 |
級別 | A1級 |
守屋 美穂選手は1989年生まれ、岡山支部所属のA1級レーサーです。
賞金女王決定戦に初出場した時に「イーグルヴィーナス」というキャッチフレーズがつきました。
2022年のBOAT RACE振興会のCMシリーズ「アイアム ア ボートレーサー」編において、山之内すずさん扮する「スズ」のモデルとなりました。


守屋 美穂選手の過去戦績
守屋 美穂選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
2007年11月20日 | 競艇ニュース杯 | 尼崎 | 一般 | デビュー |
2007年12月29日 | 2007年末ファイナル | びわこ | 一般 | 初勝利 |
2009年5月14日 | 九州スポーツ杯 ’09女子リーグ戦 第3戦 | 徳山 | G3 | 初優出 |
2013年2月28日 | ガールズチャンネル開設記念 オール女子戦 なると金時杯 | 鳴門 | 一般 | 初優勝 |
2012年2月28日 | 第25回 女子王座決定戦競走 | 多摩川 | G1 | G1初出場 |
2012年8月2日 | 第26回 女子王座決定戦競走 | 若松 | G1 | G1初勝利 |
2014年12月31日 | 第3回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦) | 住之江 | G1 | G1初優出 |
2014年5月27日 | 第41回 ボートレースオールスター(笹川賞) | 福岡 | SG | SG初出場 |
2018年5月23日 | 第45回 ボートレースオールスター(笹川賞) | 尼崎 | SG | SG初勝利 |
2018年11月22日 | 第21回 チャレンジカップ/G2 レディースCC | 芦屋 | SG | 通算500勝達成 |
2024年10月26日 | ヴィーナスシリーズ 第16戦 尼崎プリンセスカップ | 尼崎 | 一般 | 通算1,000勝達成 |
守屋 美穂選手は、2007年11月20日~23日に兵庫支部のホームプール・尼崎競艇場で開催された「一般・競艇ニュース杯」初日の第2レースでデビューを飾り、翌月には22走目にして初勝利。
そして、デビューから5年3か月後の2013年2月28日に鳴門競艇場で開催された「一般・ガールズチャンネル開設記念 オール女子戦 なると金時杯」で初優勝を果たすと、2024年10月26日には「一般・ヴィーナスシリーズ 第16戦 尼崎プリンセスカップ」で通算1,000勝を達成しています。
G1競争で見ると、初優勝の1年前の2012年2月28日に多摩川競艇場でG1初出走、5か月後の2012年8月にはG1初勝利を達成しており、2014年12月31日に住之江競艇場で開催された「第3回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」でG1初優出を果たしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2014年5月の「第41回 ボートレースオールスター(笹川賞)」でSG初出走、4年後の「第45回 ボートレースオールスター(笹川賞)」でSG初勝利を達成したのです。
また、2005年前期にB1級から飛び級でA1級に昇級すると、はじめこそA2級の時期もありましたが、2006年後期から現在までA1級を維持しており、実に選手生活24年のうちの20年間、A級を維持するという素晴らしい成績でした。
2014年後期には優出10回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率8.35を記録。
さらに最近では、2024年前期に優勝5回・優出9回の戦績と勝率8.25という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。
同期には、篠崎 仁志選手(4477)・大池 佑来選手(4468)・後藤 翔之選手(4460)・片岡 雅裕選手(4459)・新田 泰章選手(4471)・櫻本 あゆみ選手(4478)がいます。
現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【守屋 美穂選手の主要獲得タイトル】
- レディースチャレンジカップ(2018年)
- レディースオールスター(2022年・2024年)
守屋 美穂選手のレディースオールスター出場歴・得票数
過去に開催されたレディースオールスターにおいて、獲得票数とシリーズ成績で同時に女王に輝いた選手は守屋 美穂選手しかいません。
ここからは、レディースオールスターにおける“獲得票数”と“歴代優勝者”にフォーカスしていきたいと思います。
きっと守屋 美穂選手がファンからの絶大なる人気を誇るだけでなく、それに見合うだけの実力を有する選手ということが良く伝わるはずです。
過去のファン投票の得票数トップ3
「第9回 レディースオールスター」において、ファン投票の得票数4年連続1位を達成した守屋 美穂選手ですが、2019年の第3回大会まではトップ3に入ることはかないませんでした。
では、実際には何位だったのでしょう?
調べた結果は次のとおりです。
- 【第1回大会(2017年)】⇒ 選出順位:8位(得票数:6,293票)
- 【第2回大会(2018年)】⇒ 選出順位:8位(得票数:6,593票)
- 【第3回大会(2019年)】⇒ 選出順位:4位(得票数:14,334票)
2017年・2018年の過去2回の大会までの獲得票数は6,000票台で、トップ3に入ることはっ絶望的な得票数でした。
しかし、2019年に開催された「第3回 レディースオールスター」では状況は一転。
前回の第3回大会の2倍以上の獲得票数で惜しくもトップ3は逃したものの、4位という結果を残しました。
そして翌年の第4回大会ではさらに獲得票数の上積みに成功。
初めて選出された時よりも10,000票以上多い16,944票を獲得して、第2位で選出されました。
そして、2022年に行われた“第6回大会”では自身初の得票数1位で選出されると、そのまましっかりとファンの期待に応えて優勝を飾り、2024年の“第9回大会”では、大会史上初となる2度目の制覇を達成しました。
2022年の第6回大会から2024年5月に開催された第9回大会まで、4年連続のファン投票獲得票数1位というのも、守屋 美穂選手ただ1人が達成している偉業です。


次に、歴代の得票数トップ3となった選手の顔ぶれをまとめましたのでご紹介します。
回数 | 開催年 | 1位 | 2位 | 3位 | |
第1回 | 2017年 | (13,287票) 平山 智加選手 | (10,253票) | 遠藤 エミ選手長嶋 万記選手 (9,697票) | |
第2回 | 2018年 | (11,726票) | 遠藤 エミ選手長嶋 万記選手 (11,709票) | 小野 生奈選手 (10,947票) | |
第3回 | 2019年 | 大山 千広選手 (17,893票) | 長嶋 万記選手 (15,189票) | 小野 生奈選手 (14,442票) | |
第4回 | 2020年 | 大山 千広選手 (26,737票) | (16,944票) | 守屋 美穂選手(15,051票) 平山 智加選手 | |
第5回 | 2021年 | 大山 千広選手 (28,019票) | (20,210票) | 守屋 美穂選手(18,895票) 平山 智加選手 | |
第6回 | 2022年 | (21,176票) | 守屋 美穂選手※平高 奈菜選手 (18,118票) | 高田 ひかる選手 (13,871票) | |
第7回 | 2023年 | (18,213票) | 守屋 美穂選手大山 千広選手 (17,969票) | 平高 奈菜選手 (15,831票) | |
第8回 | 2024年 | (18,393票) | 守屋 美穂選手平山 智加選手 (15,131票) | (12,790票) | 遠藤 エミ選手|
第9回 | 2024年 | (27,283票) | 守屋 美穂選手※浜田 亜理沙選手 (15,187票) | (13,477票) | 遠藤 エミ選手
守屋 美穂選手の人気の高さがよくわかる結果です。
2022年に行われた“第6回大会”では自身初の得票数1位で選出されると、そのまましっかりとファンの期待に応えて優勝を飾り、2024年の“第9回大会”では、大会史上初となる2度目の制覇を達成しました。
しかも、2024年は2位の浜田 亜理沙選手とは12,000票以上の圧倒的な得票数差をつけての選出のうえ、8戦7勝で約2年ぶりの準パーフェクト優勝という偉業を成し遂げたのです。
レディースオールスターの歴代優勝者
レディースオールスターの歴代優勝者9名はどのような顔ぶれなのでしょうか。
開催年・優勝戦日・開催場・優勝者・登録番号・支部・決まり手をまとめました。
回数 | 優勝戦日 | 開催場 | 選手名 | 登録番号 | 支部 | 決まり手 | 出目 | 配当 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第9回 | 2024年5月12日 | 宮島 | 守屋 美穂 | 4482 | 岡山 | 逃げ | 1–4–3 | 1,800円 |
第8回 | 2024年2月25日 | びわこ | 渡邉 優美 | 4590 | 福岡 | 逃げ | 1–2–6 | 2,670円 |
第7回 | 2023年2月26日 | 蒲郡 | 長嶋 万記 | 4190 | 静岡 | 逃げ | 1–3–4 | 980円 |
第6回 | 2022年2月27日 | 桐生 | 守屋 美穂 | 4482 | 岡山 | まくり | 4–6–1 | 35,130円 |
第5回 | 2021年2月28日 | 芦屋 | 小野 生奈 | 4530 | 福岡 | 逃げ | 1–2–3 | 870円 |
第4回 | 2020年3月8日 | 鳴門 | 岩崎 芳美 | 3611 | 徳島 | 差し | 2–5–3 | 21,150円 |
第3回 | 2019年3月10日 | 児島 | 寺田 千恵 | 3435 | 岡山 | 逃げ | 1–5–4 | 3,730円 |
第2回 | 2018年3月11日 | びわこ | 中村 桃佳 | 4823 | 香川 | 逃げ | 1–3–2 | 2,160円 |
第1回 | 2017年3月5日 | 宮島 | 山川 美由紀 | 3232 | 香川 | 逃げ | 1–3–2 | 800円 |
上記の表をみると、レディースオールスターの歴史において、今までに2度の制覇を成し遂げたのは守屋 美穂選手ただ1人なのです。
この結果を鑑みるに、現在のところ“レディースオールスターにおける得票数・戦績で守屋 美穂選手の右に出る選手はいない”ということでしょう。
- 守屋美穂 ファン投票1位の期待に応えた! イン逃げで勝利!│BOATCAST NEWS 2024年2月20日│
- 守屋美穂 準パーフェクトでレディースオールスターV2達成!│BOATCAST NEWS 2024年5月12日│
- 【7/7トークショー】4482守屋 美穂選手
2位・三浦 永理選手(勝率:7.35)
2位・三浦 永理選手(勝率:7.35)
三浦 永理選手は、巧みなターンから「テクニカルエリー」の異名を持つボートレーサーです。
2016年12月に大村競艇場で開催された「PG1・第1回賞金女王決定戦」で優勝を飾り、初代賞金女王となりました。
名前 (フリガナ) | 三浦 永理 (ミウラ エリ) |
登録番号 | 4208 |
生年月日 | 1983年2月2日 |
身長 | 157cm |
体重 | 47㎏ |
血液型 | B型 |
支部 | 静岡 |
出身地 | 静岡県 |
登録期 | 91期 |
級別 | A1級 |
三浦 永理選手は1983年生まれ、静岡支部所属のA1級レーサーです。
デビュー戦で3着になるなど、デビューから注目された経歴があります。
同期の91期には、山口 剛選手(4205)・北川 潤二選手(4199)・赤羽 克也選手(4191)・久田 敏之選手(4188)・川上 剛選手(5189)・長嶋 万記選手(4190)・吉島 祥之選手(4215)がおり、2016年8月に愛知支部に所属している同期の吉島 祥之選手(4215)と結婚しています。


三浦 永理選手の過去戦績
三浦 永理選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
2002年11月23日 | スワッキーカップ | 浜名湖 | 一般 | デビュー |
2003年3月22日 | 第8回 ダブル優勝TVKカップ | 多摩川 | 一般 | 初勝利 |
2004年4月26日 | 女子リーグ戦第4戦 G3 フラワーカップ | 浜名湖 | G3 | 初優出 |
2007年11月8日 | 女子リーグ第12戦 みやじまレディースカップ | 宮島 | G3 | 初優勝 |
2008年3月4日 | 第21回 JAL女子王座決定戦競走 | 津 | G1 | G1初出場 |
2008年3月6日 | 第21回 JAL女子王座決定戦競走 | 津 | G1 | G1初勝利 |
2010年12月18日 | 第25回 賞金王決定戦(グランプリ) | 住之江 | SG | SG初出場 |
2010年12月23日 | 第25回 賞金王決定戦(グランプリ) | 住之江 | SG | SG初勝利 |
2011年8月29日 | 日本財団会長杯 スマイルカップレース オール女子戦 | 下関 | 一般 | 通算500勝を達成 |
2012年12月16日 | 第1回賞金女王決定戦&シリーズ戦 | 大村 | G1 | G1初優出・初優勝 |
2017年6月15日 | 日本財団会長杯争奪 ヴィーナスシリーズ第4戦 | 徳山 | 一般 | 通算1,000勝達成 |
三浦 永理選手は、2002年11月23日~26日に静岡支部のホームプール・浜名湖競艇場で開催された「一般・スワッキーカップ」初日の第1レースでデビューを飾り、4か月後には42走目にして初勝利。
そして、デビューから4年11か月後の2007年11月8日に宮島競艇場で開催された「G3・女子リーグ第12戦 みやじまレディースカップ」で早くも初優勝を果たし、2017年6月15日に徳山競艇場で開催された「一般・日本財団会長杯争奪 ヴィーナスシリーズ第4戦」で通算1,000勝を達成しています。
G1競争で見ると、2008年3月に津競艇場で開催された「第21回 JAL女子王座決定戦競走」でG1初出走とG1初勝利を達成して、4年9か月後の2012年12月16日に大村競艇場で初回開催された「第1回賞金女王決定戦&シリーズ戦(クイーンズクライマックス)」でG1初優出にしてG1初優勝。
その結果、初代賞金女王(冬の女王)のタイトルと栄冠を手にしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2010年12月の「第25回 賞金王決定戦(グランプリ)」でSG初出走・SG初勝利を達成したのです。
また、2007年後期にはA2級に昇級しており、2008年後期にはれてA1級に初昇級を果たすと、何度かA2級への降級を許したこともありますが、2018年後期から2020年前期まで産休・育休を取得した影響でB2級まで降級した時期以外は、2021年前期から現在までA級を維持しており、実に選手生活22年のうちの15年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。
2016年前期には優勝4回・優出9回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率7.58を記録。
さらに最近では、2024年前期に優勝4回・優出7回の戦績と勝率7.29という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。


現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【三浦 永理選手の主要獲得タイトル】
- 最優秀選手(2012年)
- クイーンズクライマックス(2012年)
- レディースチャレンジカップ(2024年)
吉島 祥之選手ってどんな選手?
名前 (フリガナ) | 吉島 祥之 (ヨシジマ ヨシユキ) |
登録番号 | 4215 |
生年月日 | 1984年8月22日 |
身長 | 169cm |
体重 | 56㎏ |
血液型 | O型 |
支部 | 愛知 |
出身地 | 愛知県 |
登録期 | 91期 |
級別 | A2級 |
吉島 祥之選手は1984年生まれ、愛知支部所属のA2級レーサーです。
一般戦やG3競争を中心に活躍しており、優勝回数こそ少ないですが、長年に渡ってB1級からA2級で活躍し、2024年10月17日には浜名湖競艇場で開催された「日本財団会長杯」で通算1,000勝を達成しました。
三浦 永理選手とは共通の好みである“お酒”を通じて仲良くなり、交際に発展したそうで、1年半の交際を経て結婚した“おしどり夫婦”です。
また、三浦 永理選手の師匠は1990年代の競艇界を席巻した静岡のレジェンド・服部 幸男選手(3422)です。
現在もA1級で一般戦を中心に活躍を続けており、40億レーサーで絶対王者と称される松井 繁選手(3415)とはデビュー当時から切磋琢磨をした間柄として知られています。
服部 幸男選手ってどんな選手?
名前 (フリガナ) | 服部 幸男 (ハットリ ユキオ) |
登録番号 | 3422 |
生年月日 | 1971年1月5日 |
身長 | 168cm |
体重 | 54㎏ |
血液型 | B型 |
支部 | 静岡 |
出身地 | 静岡県 |
登録期 | 64期 |
級別 | A1級 |
服部 幸男選手は1971年生まれ、静岡支部所属のA1級レーサーです。
元競艇選手の服部 正彦さんを父にもち、父が引退を決めた春に2世レーサーとして1989年5月にデビュー。
そして1992年の全日本選手権競走でSG史上最年少優勝記録となる21歳9か月で初優勝。
この記録は、今後も破られることはないであろう最大の偉業となっています。
若い頃は先輩レーサー相手に大暴れをし、現在は静岡支部の重鎮として、艇界の代表選手である佐々木 康幸選手(3909)・深谷 知博選手(4524)・長嶋 万記選手(4190)を弟子にもち、若手の育成には定評があります。
佐々木選手いわく『(師匠の)仕事に対する姿勢、自分への厳しさはマネできない。大きい人だなって思います。』と述べており、競艇の技術面だけでなく、人間性についても己の生き様から後進の目指す道標として重要な役割を果たしているようです。
- BOATCAST NEWS│宮島巧者を発揮!三浦永理 4年5ヵ月ぶりの優勝! ボートレースニュース 2022年3月18日│
- 【PGⅠスピードクイーンメモリアル開催記念】女子レーサートークショーVol.1 <長嶋万記選手&三浦永理選手編>
3位・平高 奈菜選手(勝率:7.29)
3位・平高 奈菜選手(勝率:7.29)
平高 奈菜選手は、2020年12月31日に浜名湖競艇場で開催された「第9回 クイーンズクライマックス」でG1初優勝を達成すると、賞金女王と最優秀女子選手の2冠に輝くなど、輝かしい経歴に満足することなく、長期にわたって女子ボートレース界をけん引し続けている存在です。
名前 (フリガナ) | 平高 奈菜 (ヒラタカ ナナ) |
登録番号 | 4450 |
生年月日 | 1987年7月7日 |
身長 | 159cm |
体重 | 47㎏ |
血液型 | B型 |
支部 | 香川 |
出身地 | 愛媛県 |
登録期 | 100期 |
級別 | A1級 |
平高 奈菜選手は1987年生まれ、香川支部所属のA1級レーサーです。
デビュー当時は荒っぽいターンで転覆事故を多発した結果、「転覆女王」という不名誉な異名をつけられた過去がありましたが、比較的遅咲きでありながら、あきらめずに挑み続ける姿勢は多くの観客の心を掴んで離しません。
自身のことを“簡単には泣かない鉄の女”と語ることもありますが、実際にはただ強いわけではなく、誰よりもひた向きに努力している選手であることがファンに知られているため、果敢に攻めるレーススタイルと長い年月をかけて培った実力を武器に多くのファンをかかえる人気選手でもあります。
直近では、2025年2月に初開催されたスピードクイーンメモリアルで“初代・最速女王”のタイトルを獲得したことが記憶に新しいですが、レディースクライマックスで過去2回、優勝戦1号艇で勝てなかった心の傷をかかえて乗り込んだ浜名湖で『3回目はないなと思ってました。1回、2回ならメンタル面とかあると思うけど、3回負けたら、鉄の女でも立ち直れない』と負けられない気迫でレースに臨んだことを後に明かしています。
優勝戦後に『(優勝できて)ホッとした』とはにかむ平高 奈菜選手の笑顔は穏やかで優しく、“鉄の女”の面影を感じるどころかとても美しいものでした。
着実に努力を積み重ねることができる点こそが平高 奈菜選手の強さと人気の根源といえるでしょう。
平高 奈菜選手の過去戦績
平高 奈菜選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
2007年5月11日 | 報知グリーンカップ | 丸亀 | 一般 | デビュー |
2007年9月8日 | G3 女子リーグ第8戦 第23回 渦の女王決定戦競走 | 鳴門 | G3 | 初勝利 |
2009年7月6日 | G3’ 09モーターボート レディスダービー | 多摩川 | G3 | 初優出 |
2010年2月6日 | G1 第53回 四国地区選手権競走 | 丸亀 | G1 | G1初出場 |
2010年2月7日 | G1 第53回 四国地区選手権競走 | 丸亀 | G1 | G1初勝利 |
2010年9月28日 | 第4回 津レディースチャンピオンカップ | 津 | 一般 | 初優勝 |
2011年5月24日 | 東日本大震災 被災地支援競走 SG 第38回 笹川賞 | 尼崎 | SG | SG初出場 |
2011年5月29日 | 東日本大震災 被災地支援競走 SG 第38回 笹川賞 | 尼崎 | SG | SG初勝利 |
2014年12月31日 | 第3回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦) | 住之江 | G1 | G1初優出 |
2016年1月25日 | G3 オールレディース | 丸亀 | G3 | 通算500勝達成 |
2020年12月31日 | 第9回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦) | 浜名湖 | G1 | G1初優勝 |
2022年5月5日 | オールレディース マクール杯 | 唐津 | G3 | 通算1,000勝達成 |
2022年5月29日 | 第49回 ボートレースオールスター | 宮島 | SG | SG初優出 |
平高 奈菜選手は、2007年5月11日~16日に香川支部のホームプール・丸亀競艇場で開催された「一般・報知グリーンカップ」初日の第1レースでデビューを飾り、約4か月後には49走目にして初勝利。
そして、デビューから3年4か月後の2010年9月28日に津競艇場で開催された「一般・第4回 津レディースチャンピオンカップ」で初優勝を果たし、2022年5月5日に唐津競艇場で開催された「G3・オールレディース マクール杯」で通算1,000勝を達成しています。
G1競争で見ると、2010年2月に丸亀競艇場で開催された「第53回 四国地区選手権競走」でG1初出走とG1初勝利を達成して、10年10か月後の2020年12月31日に浜名湖競艇場で開催された「第9回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」でG1初優勝の栄冠を手にしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2011年5月の「東日本大震災 被災地支援競走 SG 第38回 笹川賞」でSG初出走にしてSG初勝利を達成。
そして、デビューから15年後の2022年5月29日に宮島競艇場で開催された「第49回 ボートレースオールスター」でSG初優出を果たしたのです。
また、2010年後期には初めてA2級に昇級しており、次期の2011年前期にはれてA1級に初昇級を果たすと、はじめの頃こそA2級への降級を許しましたが、2019年後期以降は9期連続でA1級を維持しており、実に選手生活18年のうちの14年間にわたってA級を維持するという素晴らしい成績でした。
2020年後期には優勝3回・優出9回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率7.49を記録。
さらに最近では、2022年前期に優勝2回・優出7回の戦績と勝率7.35という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。
同期の100期には、桐生 順平選手(4444)、宮地 元輝選手(4445)・和田 兼輔選手(4446)・松崎 祐太郎選手(4451)・川野 芽唯選手(4433)・鎌倉 涼選手(4456)といった、男女ともにトップレベルで活躍する選手が多いことが特徴です。


現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【平高 奈菜選手の主要獲得タイトル】
- 最優秀新人(2010年)
- 最優秀女子(2020年)
- クイーンズクライマックス(2020年)
- スピードクイーンメモリアル(2025年)
- 【浜名湖ボート・PGⅠスピードクイーンM】平高奈菜 初代最速女王戴冠
- BOATCAST NEWS│平高奈菜 強豪男子レーサー相手に地元連続優勝!! ボートレースニュース 2022年5月19日│
- 平高奈菜 大好きな三国で2年6ヵ月ぶりの優勝!! 通算34V│BOATCAST NEWS 2024年11月6日│
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4位・渡邉 優美選手(勝率:7.08)
4位・渡邉 優美選手(勝率:7.08)
渡邉 優美選手は、お酒を飲むことが好きな“ノミュ(飲み)ニケーション”の達人であり、交友関係も広く、その強さは競艇界屈指で“酒豪”のエピソードを持つほどだと言います。
最近では西山 貴浩選手が広告塔を務める「ポンコツ会」の一人としてトークショーなどでも抜群のかけ合いを披露しており、女子レーサーの中で人気も成績も右肩上がりの選手です。
※一時はポンコツ会入りを否定した時期もありましたが、現在はトークショーにもポンコツ会のメンバーとともに出演しており、しっかりと正会員として認知されています。
名前 (フリガナ) | 渡邉 優美 (ワタナベ ユミ) |
登録番号 | 4590 |
生年月日 | 1992年9月19日 |
身長 | 161cm |
体重 | 49kg |
血液型 | B型 |
支部 | 福岡 |
出身地 | 福岡県 |
登録期 | 105期 |
級別 | A1級 |
渡邉 優美選手は1992年生まれ、福岡支部所属のA1級レーサーです。
“可愛い”というより“美人”と言った方がしっくりくるようなキリっとしたルックスを持ち、2009年11月に当時17歳でデビューしたため、選手生活15年を数えるベテランレーサーです。
男子顔負けの走りを披露することで将来を有望視される一人であり、渡邉 優美選手の「レースタイム」は女子レーサーの中でも最速レベル。
勝つためにたどり着いた結論というのが「速さ」への拘りだといい、2021年12月~2022年11月までの各場女子走破タイムは多摩川・芦屋・唐津で1位を記録して、そのなかでも唐津競艇場で記録した1分45秒4は“全24競艇場でも最速の記録”でした。
2009年のデビューから徐々に舟券に絡む活躍が増えてきましたが、2021年にはこの年の優出回数が15回、さらに優勝が4回という自己ベストの好成績を記録して覚醒。
今では“元祖・スピードクイーン”と称されるほどの実力派レーサーで、福岡支部の女子レーサーのエースに君臨しています。
その証拠に、2024年2月にびわこ競艇場で開催された「第8回 レディースオールスター」ではファン投票で8,559票を獲得。
選出順位6位で出場すると、見事に初めてのG2制覇を果たしました。
現在まで「クイーンズクライマックス」での優勝歴はないものの、勢いに乗っている現況を鑑みても、近いうちに女子王座獲得を期待される一人です。


旬レーサー 渡邉優美(福岡・31歳)
旬レーサー 渡邉優美(福岡・31歳)
2024/08/04 18:00
渡邉優美 ・展示タイム順位と着順が連動する
初優勝は2016年1月の大村ボート男女W初優勝でした。①①③②①準1優1と圧倒的な強さで優勝しました。2月常滑で2度目の優勝、さらに優出を重ね、11月末には獲得賞金が2300万円で女子14位になりました。クイーンズCの出場こと届きませんでしたが、シリーズ戦のドリーム戦1号艇で出場しました。
1コースで強さを発揮するタイプでしたが、3年程前から外枠でも好成績を残すようになり、勝率7点台を残すようになっています。2023年は多摩川で開催されたクイーンズCに出場しました。今年に入ってLオールスターで優勝です。弟子の神里琴音にはモーターやプロペラ調整のアドバイスをしています。
最近のレース傾向は、スロー域の方が好成績で、1コースの1着率は83%もあります。4、5コースからでも3連対率は50%を超えています。6コースだけは苦戦気味です。展示タイム順位と着順が連動する傾向です。
・レバー操作が得意なので福岡の水面は好き
「最近は良いエンジンが引いていないですが、それでも本体のポテンシャルは引き出せていると思います。本体、プロペラ、外周りをやって効果がありました。オールスターは21走目で、初めてSGで勝つことができました。でも、記念やSGに行くと『もっと出さないと』」と思います。
びわこも初日の段階では優勝にはほど遠い感じでした。それでも3日目からセッティングが合ってきたし、リズムも良くなりました。優勝戦は宇野弥生さんと三浦永理さんの出方が凄かったけど、自分も展示から行き足はしっかりしていた。難しいびわこのイン戦で勝てて良かったです。びわこの水面を乗りこなせたのは博多で育ったおかげです。
福岡は好きな水面です。レバー操作が得意なので。それがうまくできないと乗りこなせない水面だけど、ペラが合えば問題ない。練習もしているので怖さは全くないです。うねりは友達なので、「手を組んでいこう!」という感じです。たまに喧嘩もしますけど(笑)。レディースCはもちろん1番を目指して獲りに行きます。GⅡは獲れたので次はGI。福岡でGIが開催されることになったので「ここだ!」と思っています」。 (マンスリーBOATRACEより抜粋)
●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…24回
まくり…4回
まくり差し…4回
差し…5回
抜き…3回
※出場予定…福岡・GIレディースC=8月7日~12日
ツヨカワ女子レーサー・女子ボートレーサーたちの6styles 渡邉優美選手
ここ1、2年の成長著しく、女子戦線のなかでは主役級の一人になってきた渡邉優美選手。「自分にはセンスがないんで、練習に練習を重ねている感じです」、「やるしかないし、やればできると思っています」と本人は話すが、そんな彼女の6stylesは果たしてどんなものか?
Style1.オフには酵素風呂でリフレッシュ
オフに心がけていることがあるかを聞いてみると、「酵素風呂には7年くらい通っています」とのこと。酵素風呂は、見た目は砂風呂に近く、ヒノキパウダーなどの有機物を発酵させた中で体を温める「乾式の温浴法」だ。発汗作用があるのでデトックス効果なども期待できる健康法であり美容術でもある。
「精神統一につながるかな、ということで興味を持ったのが最初だったんですが、リフレッシュになるし、疲れが取れます。減量にもつながるので、オフに通うのがルーティーンのようになったんです。時間があるときはほぼ毎日行ってますし、調子が良くなる気がします。昔から温泉も好きで、ボートレーサーになってからは、全国の温泉を回りたいな、と思うようにもなりました。シリーズが終わったあと、温泉に行くと決めておけば、レース中のモチベーションを高めることにもつながりますね」
酵素風呂を楽しむ渡邉選手 Style2.プライベートではストレスをためず、シリーズ中は完全オン!
食事に関しては、オンとオフをはっきりと分けているとのことだ。
「プライベートではあまり体重とかを気にせず、セーブすることなく食べたり、お酒を飲んだりしていて、レース場に入ったらオンにして減量に努めるようにしています。宿舎でちゃんと夜ごはんを食べるということは、もう何年もしてないですね。バナナやヨーグルトだけを食べるとか、そんな感じです。つらくはないですね。それが仕事だから、という意識です。普段から食事をすごくセーブしてる人もいるし、そういう人はすごいなって思いますけど、わたしはプライベートの時間にストレスをためないようにしたいんです。仕事に入ってから6日間、自分に厳しくするとかは、全然、大丈夫です」
Style3.オフには“新幹線”でジムに通う
オンとオフを完全に分けているのは主に食事面で、レースが入っていない期間(シリーズ間)に練習に行くことなどは苦にならないという。最近はオフ中のトレーニングにも励んでいるそうだ。
「丸野くんが京都でマルトレをやっているジムがありますよね(109期の丸野一樹選手がジムトレーナーの八木賀史さんと共にボートレーサーに特化したトレーニングを考案。それが「マルトレ」と呼ばれる)。そこに通うようになったんです。トレーニングにめいっぱい時間を使おうかな、と考えたからです。わたしが住んでいるのは福岡ですけど、始発で行って日帰りしたり、シリーズとシリーズのあいだに立ち寄ったり。気がついたら新幹線に乗っていることもあるくらいです。筋肉をつけるというより、ボートレーサーとして理想的な体の使い方を学ぼうとしている感じです。そういう意味での変化はすごく感じられているし、結果が伴ってる気はします。本当に身につくのはこれからだと思うので、続けていきたいですね」
Style4.師匠として弟子には教えられるすべてを教える
シリーズ間にはレース場へ練習に行くことも増えたというが、その理由のひとつが神里琴音選手(128期)を弟子にしたことだ。ボートレースの世界では、新人レーサーが特定の先輩に付いて必要なことを学んでいく慣習がある。制度のようなものではないが、伝統的な“師匠と弟子”の関係が築かれる。
「弟子ができたことでやることは増えましたね。一緒にプロペラを叩いたり、練習したり……。どんな師匠になりたいかですか? う~ん、そういうのを言葉にするのは難しいんですけど、“ついていきたい”って思ってもらえるような師匠になりたいですね。人に何かを伝えるのは苦手なほうなので、(見て学んでもらう)お手本になれたらいいですね。自分に教えられることはすべて教えられたらいいなって思っています。神里ちゃんのほうから(師匠になってくださいと)言ってきてくれたんですけど、“師匠になったからには”できることは全部やりたい感じです」
渡邉選手と神里選手。写真からも仲睦まじい様子が伝わる。 Style5.タイム(レコード)にはこだわる
2021年10月にはボートレース芦屋で、当時のモーターの最速タイムを更新したが、もともと“タイムへのこだわり”は強いという。タイムが成績(勝ち上がりや賞金)と直接、結びつくことは少ないのがこの世界だが……。
「エンジンが仕上がっていなければタイムが出ないので、最初は仕上がり具合の参考にするためにタイムを意識しはじめたんです。いいタイムが出ればすごく嬉しいですし、いつのまにか、かなりこだわるようになりました。展示タイム(レース前に行われる展示航走のタイム)もめちゃくちゃ気にしますし、自分の場合は、直線タイムより1周タイムやまわり足タイムを気にします。乗り心地(の良さ)を求めていれば自然に出足(加速)も良くなるし、それが好きなセッティングなんです。伸び(直線のスピード)はあまり気にせず、普通程度あればいいかなという感じです。思ったように仕上がってくればタイムを狙います」
Style6.縁起もかつがないわけではない
勝負の世界では縁起やジンクスが注目されることも多い。渡邉選手の場合、勝ち運につなげるための決まったルーティンはもたないが、縁起をかつぐ意識がまったくないわけではないようだ。
「そのときそのときのブームというんですかね。前検日にカツサンドを食べたら優勝できたことがあって、そのあとはいつも前検日にカツサンドを食べるようにしてたんですけど、いつのまにかやめていました(笑)。浜名湖のレディースチャンピオン(2021年)のときは、直前に真っ黄色のカバンを買ったら5号艇で優出できたので(5号艇のレーサーの勝負服の色が黄色)、そのあと、黄色いものを身に着けるようにもなりました。いまの髪の色ですか? これは関係なくて、髪の毛を寄付しようと思ってベリーショートにしたとき、イメージを変えるために染めたんです。髪が伸びたら30センチ切って寄付するということで、寄付したのはこれが2回目です。家が美容院なので知ってたんですが、ただ切るだけより何かの役に立てたならいいなって感覚です」
終始穏やかに話す渡邉選手だが、エピソードの多彩さが彼女の旺盛な好奇心を物語る。 これからどんなレーサーになっていきたいかを聞くと、「誰が見ても楽しそうに仕事しているのを出していきたい」とのことだった。それでも、求めたいのは当然、結果だ。「目標は一番になること。すべての一番になりたいし、なるって決めてるんです」――。ユニークな個性やスタイルを持つ渡邉選手だが、その言葉は力強い!
登録番号4590 身長161cm 105期 福岡県出身 福岡支部所属
ボートレーサー養成所には104期で入所したが、途中でケガをしたため105期で卒業。2009年に17歳でデビュー。2016年に初優勝。2021年にはレディースチャンピオン(浜名湖)でGI初優出。その年末のクイーンズクライマックス(福岡)にも出場して、やはり優出を果たした。女子2大タイトルで優勝を争えるようになっている注目レーサーだ。
デビューは17歳!根性なら誰にも負けない/渡辺優美
デビューは17歳!根性なら誰にも負けない/渡辺優美
[2020年4月14日10時50分 ]
女子ボートレーサーを紹介する「ビューティフル・ボートレース」。今回は渡辺優美(27=福岡)にスポットを当てます。17歳でデビューして、レーサー生活は11年目に突入。順調にキャリアを積み重ねていますが、これからが本当の勝負と自らを鼓舞します。向上心が高い一方で、レース場を離れると楽しいことが大好きな今どきの女子。オンもオフも魅力が詰まった彼女の素顔に迫ります。女子レーサーの有志と技術向上のため碧南訓練所で合宿(一番手前が渡辺優美) 仲のいい先輩・真子奈津実(右)と楽しんでます 引用元:デビューは17歳!根性なら誰にも負けない/渡辺優美 – ビューティフル・ボートレース – ボート : 日刊スポーツ
渡邉優美が断言!「ポンコツ会は義務教育にした方がいいくらいだと思っています」
渡邉優美が断言!「ポンコツ会は義務教育にした方がいいくらいだと思っています」
2024/07/17 19:05
レディースオールスターで女子ビッグ初優勝自分以上に周りの反応がすごくて、それで「あっ、すごいタイトルを獲ったんだな」って実感しました(笑)。もちろんうれしかったですけど、優勝するまでは目の前の一走一走に集中して淡々と仕事をして、その結果、優勝してっていう…。走っている本人はいつもと変わらない感じでした(笑)。
獲った後はF休みだったので、6箇所くらいトークショーに行って報告会をしてきました(笑)。ファンの方がたくさん祝福してくれてうれしかったです。
- レディースチャンピオンが福岡で初開催
福岡の女子のビッグレースは(2021年の)クイーンズクライマックス以来です。レディースチャンピオンは初めての開催で、その大会に出場できることはうれしいですね。
やっぱり福岡は水面のアドバンテージはあると思います。1マークは水面が良くてもうねりがあったりするので。得意というか走り慣れているというだけかもしれないですけど、絶対的に苦手意識を持っている人はいます。なので何ならめちゃくちゃうねっててほしいですもん(笑)。
3場の中ではやっぱり一番地元感があります。福岡は出走回数も1着数も一番多いレース場ですから。今年は福岡を2回走って優勝戦に乗っているのですが、よく優出できたなっていうエンジンでした。走り方とか相性とかで勝ち上がったような感じですね。だからレディースチャンピオンではいいエンジンを引けると思っています。そろそろ…ですね(笑)。でもどんなエンジンを引いても、調整は頭に入っています。
- 一番獲りたい大会
レディースチャンピオンは一番獲りたい大会なんです。やっぱり勝率上位の人、実力がある人が出る大会じゃないですか。クイーンズクライマックスは賞金なので、正直、走ったモン勝ちみたいなところもありますので。勝率上位の選手の中でのナンバーワンになりたいです。歴史もある大会ですし。「稼ぎたい」より「勝ちたい」と「強くなりたい」。その気持ちが強いです。デビューしてから「稼ぎたい」で走ったことはないかもしれません。
もちろん、クイーンズクライマックスに出場することも目標です。今年はフライング休みがありましたが、レディースオールスターの優勝のおかげで、何とか上位にいることができています。12人に残るっていうのはもちろんなんですが、今年の年末は蒲郡なので。大みそかにナイターっていいじゃないですか(笑)。蒲郡にはガマ嶋万記(長嶋万記の異名)がいますが、それを奪ってガマ邉優美になります(笑)。「渡邉優美が獲るべき大会」 そんな強い気持ちを持って走りたい。
- 地道な努力の積み重ね
デビューした頃は、ほんとにクビになりそうな勢いでした(笑)。体重も重かったし、水神祭もめっちゃ遅かったですし、よく成長できましたね(笑)。(元レーサーの)打越晶さんは、私のデビューした頃をよく知ってるんですが「あんな下手くそやったのに、強くなったね~。頑張ったね~」ってよく言われます。長嶋万記さんには「優美ちゃんはデビューした頃から楽しそうだった」って言われました。怒られて泣くことも多かったですけど、根性はありました(笑)。
でも私の同期(105期)は結構そういう人が多いです。磯部誠とか塩田北斗とか佐藤翼とか。みんな努力派だと思います。
- ポンコツ会は義務教育
成長するかどうかって、環境の影響とかがめちゃくちゃ大きいと思うんですよね。デビューした頃は、ずっと日高さんを見て育っていましたし。
ポンコツ会はいろいろな個性あふれる人がいますけど、レース場に入ったらみんなスゴいんです。仕事に熱心だし熱いし、オンとオフの切り替えがスゴいんです。いろいろな考えを持っていて。私もそういうタイプだったので、呼ばれた時にすんなりと違和感なく入っていけたんだと思います(笑)。ポンコツ会は若手選手に対して、義務教育にした方がいいくらいだと思っています。
やっぱり「人」だと思います。いろいろな人といろいろな話ができますしね。“ノミュニケーション”で育ちました(笑)。
- 昨年オールスターでSG初出場
その選考期間にかかる期別勝率で、めっちゃA1級の勝負駆けだったんですよ。ファン投票よりもそっちが先でした(笑)。
正直、SG感はあんまりなかったです。出場メンバーが若手も多かったし、地元の芦屋だし、西山貴浩さんや篠崎仁志さんもいるし。SGなんですけど、リラックスできていました。
水神祭をしたかったんですけど、それを壁とは思いませんでした。エンジンの割には頑張れたかなっていうのは感じました。私は初出場初優出、みたいなスター性はないので、最初はまあこんな感じなのかなと。でも雰囲気には慣れましたし、レディースチャンピオン前のオーシャンカップがすごく楽しみです。ずーっとSGやGIを走れるようになりたいです。
昨年はオールスターの後、ダービーにも出場させてもらったんですが、雰囲気がオールスターとは全然違いましたね。みんな勝率を持ってる人ばかりだし。優勝した峰竜太さんにも教えてもらいましたが、石野貴之さん、馬場貴也さんにもいろいろとお世話になりました。
今はまだ結果を出せるような状態ではなくて経験値を積んでいる段階ですけど、「何年か後の渡邉優美は買いですよ」って思ってもらえる準備をしています(笑)。
- “初”弟子を持って
神里琴音ちゃんが弟子になりましたけど、私自身がやっていることはあまり変わってないですね。練習に行く日は増えましたけど。まあボートに乗るのが好きなので(笑)。しかも今、訓練担当(=練習の担当責任者みたいなポジション)になったんですよ、5月から。自分の練習もできるので、それについてきてくれればって感じです。自分からガンガン教えていくタイプではないので、分からないことを聞いてくれれば、それに答えるって感じです。それは琴音ちゃんも同じで、目標を持って走ってもらえたらと思います。
- オンとオフ
私はオンとオフがほんとにはっきりしたタイプ。レース場では集中しすぎるくらい。プライベートでは家族がみんなすごく仲いいんですが、美容師や飲食店をやっているので、みんなソトヅラがいいです(笑)。よく一緒に飲みに行ったりするんですが、仕事の話を一切しないし聞かないんですよ。それがいいと思います。うちのお父さんは、たぶんポンコツ会に入れます。だって林恵祐さんとめっちゃ気が合ってましたから(笑)。
- 地元ビッグレースに向けて
レディースチャンピオンが福岡って決まった時は、絶対に勝率ナンバーワンで行って、ドリーム1号艇に乗って、それで優勝したいっていうのを思い描いていました。SGやGIを走って勝率を落として7点を超えることができなくて、ギリギリドリームみたいな感じになってしまいました(笑)。でもそこはランクの高い記念を走れて成長できたと思って。
渡邉優美が獲るべき大会だと思っています。そんな強い気持ちを持って臨みたいです。私が一番獲れると思っていますし、チャンスしかないと思っています。ドリーム戦からイメージがめちゃくちゃできています。優勝を目指して一走一走、集中して走ります。引用元:渡邉優美が断言!「ポンコツ会は義務教育にした方がいいくらいだと思っています」 | ボートレース(競艇)【マクール】
渡邉 優美選手の過去戦績
渡邉 優美選手の主な戦歴は以下のとおりです。
渡邉 優美選手は2016年前期に初めてA級に昇級すると、2017年後期~2018年前期にかけてB1級へ降級をゆるしたこともありましたが、2018年後期にはA2級へ再昇級を果たすと、2021年後期からはずっとA1級を維持しており、約6年以上の長きにわたってA級を維持するほどの素晴らしい成績の持ち主です。
2023年前期には優出6回・優勝2回という好記録を残して、自己最高勝率7.26を記録。
今後の活躍に期待が大きくなるとともに、まだ未達成のG1初優勝・SG初優出のニュースを聞きたいところですね。
同期の105期には、塩田 北斗選手(4566)・佐藤 翼選手(4573)・菅 章哉選手(4571)・中嶋 健一郎選手(4579)・村岡 賢人選手(45)・塩崎 桐加選手(4589)・中澤 宏奈選手(4569)がいます。
現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【渡邉 優美選手の主要獲得タイトル】
- レディースオールスター(2024年)
- 未来のQueen|渡邉優美|女子レーサー|ボートレース
- BOATCAST NEWS│渡邉優美 男女混合戦圧勝で地元初優勝!! ボートレースニュース 2022年3月9日│
- 【ニシヤマの部屋#6 フルバージョン】痛いやないか〜い「西山貴浩&渡邉優美」


渡邉 優美選手の師匠は中渡 修作選手
渡邉 優美選手の師匠は同じ静岡支部所属、77期の中渡 修作選手です。
名前 (フリガナ) | 中渡 修作 (ナカワタリ シュウサク) |
登録番号 | 3804 |
生年月日 | 1974年3月28日 |
身長 | 160cm |
体重 | 56㎏ |
血液型 | A型 |
支部 | 福岡 |
出身地 | 鹿児島県 |
登録期 | 77期 |
級別 | B1級 |
中渡 修作選手は一般戦を中心に活躍を続けるB1級選手です。
2021年1月に配信されたボートレース芸人・「怪獣」すーなか氏のYouTubeチャンネルでは“世渡修作”の異名が披露され、スタートが早いことから『2着・3着を取るのが上手い世渡り上手』と紹介されているほどのベテランレーサー。
また、すーなか氏によれば『中渡選手が出るレースは荒れる』『どんな状況であれ、2着取りとか3着取りが上手なんや』と太鼓判を押しており、レースによっては大万舟も狙えることから、穴狙いのファンにとっては注目の選手でもあります。
2014年2月に若松競艇場で開催された「一般・中間市行橋市競艇組合施行44周年記念競走」以来、優勝から遠ざかってはいますが、全盛期の2003年~2005年には3年間に優勝6回・優出22回。
“世渡修作”の異名を証明するように、2連対率の自己最高値は48.6%・3連対率は65.1%という数値を記録しています。
1995年のデビューから選手生活は29年を数えているものの、成績についてはB1級へ降級した2023年を目途に右肩下がりで低下している状況です。
デビューから1年間7か月が経過した195走目にしてやっと初勝利を果たし、初優勝まで6年1か月という長きにわたってなかなか芽が出なかった遅咲きの弟子に寄り添って、支え続けた中渡 修作選手という師匠がいたからこそ、今日の渡邉 優美選手の活躍があるのでしょう。
- 【2000倍】年に1回あるかないかの高配当を目撃
登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が通算1,000勝達成!
登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が通算1,000勝達成!
2020/02/10
令和2年2月10日(月)、ボートレース芦屋「4Kソリューションカップ」1日目第7レースにおきまして、 登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が1コースから見事な逃げを決め、通算1,000勝を達成しました。
これを記念し、ボートレース芦屋より、功労賞として芦屋町の伝統工芸品「八朔の馬」が贈呈されました。
中渡 選手の今後益々のご活躍を期待しております。
中渡 選手コメント
「地元芦屋で1,000勝出来てうれしいです。これからも1走1走頑張りますので、応援よろしくお願いします。」引用元:登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が通算1,000勝達成! | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
中渡修作が1000勝「走ってきた積み重ね」/芦屋
中渡修作が1000勝「走ってきた積み重ね」/芦屋
[2020年2月10日20時37分]
芦屋初日7Rで逃げて通算1000勝を達成した中渡修作 中渡修作(45=福岡)が通算1000勝を達成した。2Rで3着だった後、7Rはイン戦。コンマ07のスタートを決めて、バックで後続を突き放した。
デビューして25年目にしての区切りの勝利。「走ってきた積み重ねです。今後も1走1走頑張りたい」と今後を見据えた。
中渡 修作選手の過去戦績
中渡 修作選手の主な戦歴は以下のとおりです。
中渡 修作選手は1995年に初出走を飾ると、わずか10か月で初優出を果たし、デビューから1年6か月後には初優勝までを達成しています。
そして、2020年2月10日に芦屋競艇場で開催された「一般・4Kソリューションカップ」で選手生活25年目にして通算1,000勝を達成しました。
達成当時、中渡 修作選手は『走ってきた積み重ねです。今後も1走1走頑張りたい』と語っています。
G1競争で見ると、1999年1月に住之江競艇場で開催された「第13回 新鋭王座決定戦競走」でG1初出場にしてG1初勝利を果たしました。
2007年前期まではずっとA級を維持していたものの、2007年後期から2010年後期までB1級に降級していましたが、2011年前期以降はA2級からB1級を行き来し続けており、2023年以降はずっとB1級から抜け出すことができず、この頃を目途に成績は右肩下がりで低下している状況です。
中渡 修作選手と同じ77期には、現在もA1級で活躍する石田 章央選手(3811)と愛知支部の新支部長に就任した佐藤 大介選手(3813)をはじめ、田中 豪選手(3792)・一宮 稔弘選手(3788)・金子 貴志選手(3814)・五反田 忍選手(3801)がいます。
渡邉 優美選手の弟子は神里 琴音選手
渡邉 優美選手の弟子は同じ福岡支部所属、128期の神里 琴音選手です。
名前 (フリガナ) | 神里 琴音 (カミザト コトネ) |
登録番号 | 5203 |
生年月日 | 2004年6月16日 |
身長 | 152cm |
体重 | 44㎏ |
血液型 | O型 |
支部 | 福岡 |
出身地 | 沖縄県 |
登録期 | 128期 |
級別 | B1級 |
神里 琴音選手は一般戦を中心に活躍を続けるB1級選手です。
最近ではそのハイトーンの萌えボイスと初々しい雰囲気、そしてクセが強めなキャラクターが相まって、可愛くて応援したくなることから人気が急上昇している注目選手。
弟子入りした経緯としては、2021年の10月に芦屋競艇場で開催された「G3・オールレディース マクール杯」で一緒の斡旋になった際、『渡邉 優美選手にいろいろと教えてもらって、とても優しくて人柄も良くて、レーススタイルもかっこ良かった』ことが弟子入りのきっかけだったそうです。
シリーズ終了後に神里 琴音選手が『話があるんですけど』と、カフェに渡邉 優美選手を呼び出して“告白”のような弟子入り志願をしたエピソードが明かされています。



あのぉ…師匠になってください♡



(いつ言ってくるんだろう…ドキドキ)
いいよぉ♡
渡邉 優美選手に弟子入りした動機としては『教え方や人としても尊敬しており、ポジティブな考え方なども良いと思って、この人に付きたいと思ったからです』と語っていました。
神里 琴音選手は今後の目標について『師匠のようにターンも速くて、まくりもできる選手になって、レースを楽しめるようになりたいです』と話しており、師匠を目標としていることがうかがえます。
さらに、渡邉 優美選手と神里 琴音選手はプライベートでも仲が良いようで、実の姉妹のような間柄なんだとか。
YouTube動画では微笑ましいおふたりのかけ合いから、良好な師弟関係が見て取れます。
カッコイイ師匠と可愛い弟子の組み合わせは自然と応援したくなる組み合わせですね!
渡邉 優美選手は特に“モーター”や“プロペラ調整のアドバイス”などは熱心に教えているようです。
師匠になってからの変化を問われた際には次のように語っています。
『弟子ができたことでやることは増えましたね。一緒にプロペラを叩いたり、練習したり……。どんな師匠になりたいかですか? う~ん、そういうのを言葉にするのは難しいんですけど、“ついていきたい”って思ってもらえるような師匠になりたいですね。人に何かを伝えるのは苦手なほうなので、(見て学んでもらう)お手本になれたらいいですね。自分に教えられることはすべて教えられたらいいなって思っています。神里ちゃんのほうから(師匠になってくださいと)言ってきてくれたんですけど、“師匠になったからには”できることは全部やりたい感じです』と話していました。


今日は福岡ボートレース場での
— 渡邉優美 Yumi Watanabe (@yumi4590) June 16, 2024
トークショーありがとございました‼︎‼︎
占いの結果..
今年の活躍に繋げて行きます🤩🔥
お楽しみに🍉笑
そして…
琴音ちゃんが20歳になりました☺️❗️
今日はお祝い🥂です😁
20代も全力で楽しんでもらいたいです🌻@KamizatoK5203 pic.twitter.com/klNsdMXSnR



やっぱりこんなにあどけない神里 琴音選手に告白されちゃったら、渡邉 優美選手も二つ返事で受け入れちゃうよね♡



この喋り方とキャラクターは反則でしょ!
動画を見ているこっちまで笑顔になっちゃんだから♪
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【ボートレース】<素顔のクイーン>神里琴音 沖縄出身・128期最年少の18歳、師匠は渡辺優美
【ボートレース】<素顔のクイーン>神里琴音 沖縄出身・128期最年少の18歳、師匠は渡辺優美
2023年5月1日 8時0分スポーツ報知
18歳の神里。キュートな笑顔からは想像ができぬほど、アグレッシブなレースを見せることも 神里琴音(18)=福岡支部・128期=は沖縄出身のレーサー。16歳のときに一人で故郷を離れ、福岡の地でボートレーサーとしてのプロ生活をスタートした。同期最年少。キュートなボイスが魅力でまだあどけなさが残るが、ボートに乗れば一変。攻めのスタートから一撃が魅力の選手だ。すでにそのギャップに魅せられるファンは少なくない。今後、注目を集めるであろう、期待の女子レーサーに話を聞いた。
◆神里 琴音(かみざと・ことね)
2004年6月14日、沖縄・南風原(はえばる)町生まれ、18歳。南星中学校では硬式テニス部で活躍した。福岡支部の128期生として2021年5月芦屋でデビュー。同年8月宮島で初勝利。特技はテニスだが、スポーツ全般が得意。趣味は海釣り、ショッピング。知り合いの船に乗り、イカや太刀魚を釣ってさばいて食べることが楽しみ。152センチ、46キロ、血液型O。現在、からつG3オールレディースに出場中。
ボートレーサーに聞いてみた・神里 琴音選手
・ボートレーサーになる前
・ボートレーサーになった後
神里 琴音選手の過去戦績
神里 琴音選手の主な戦歴は以下のとおりです。
2021年5月24日に福岡支部のホームプール・芦屋競艇場で初出走を飾ると、3か月後にはデビューから46走目で早くも初勝利を達成しました。
まだ初優出・初優勝までは果たせていませんが、A1級の渡邉 優美選手に弟子入りしたことで、今後の活躍に期待が集まる若手のホープです。
2023年前期に初めてB1級に昇級すると、徐々に勝率を上げ続けており、2012年前期以降は13年以上の長きにわたってA級を維持し続けており、本当に少しづつではありますが1着数も次第に増えて、舟券に貢献できる回数も増えてきている状況です。
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- 師弟対決!神里琴音 スタート決めて渾身のまくり!│BOATCAST NEWS 2023年3月19日│
5位・田口 節子選手(勝率:7.01)
5位・田口 節子選手(勝率:7.01)
田口 節子選手は数多くの“史上初”を達成し続けている女子ボートレース界におけるレジェンドレーサーの一人です。
2021年9月に史上33人目、女子では史上初の全24場制覇という偉業を成し遂げ、2021年と2022年にも史上初のクイーンズクライマックス連覇を達成して、冬の女王のタイトルを獲得しました。
名前 (フリガナ) | 田口 節子 (タグチ セツコ) |
登録番号 | 4050 |
生年月日 | 1981年1月14日 |
身長 | 162cm |
体重 | 45㎏ |
血液型 | AB型 |
支部 | 岡山 |
出身地 | 岡山県 |
登録期 | 85期 |
級別 | A1級 |
田口 節子選手は1981年生まれ、岡山支部所属のA1級レーサーです。
その実力と残した戦績の素晴らしさからついた愛称は「女王」「圧倒的節子」。
なんと、2003年の初優勝からは毎年かならず優勝を果たしており、これまでの21年間で優勝を手にできなかったのは2015年のみ。
しかも、田口 節子選手は2014年11月に同期の田中 健太郎選手との結婚・妊娠を同時発表してから2015年10月まで産休・育休を取得。
この期間が優勝できなかった期間と重なるため、やむを得ない理由があっての不達成だと言えます。
田口 節子選手の過去戦績
田口 節子選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
1999年11月10日 | (タイトル不明) | 下関 | 一般 | デビュー |
1999年12月3日 | 第14回 岡山県モーターボート競走会会長杯争奪戦競走 | 児島 | 一般 | 初勝利 |
2001年4月12日 | (タイトル不明) | 若松 | 一般 | 初優出 |
2002年2月26日 | G1 第15回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン) | 徳山 | G1 | G1初出走 |
2003年3月4日 | G1 第16回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン) | 芦屋 | G1 | G1初勝利 |
2003年11月18日 | 2003 女子リーグ戦 第19戦 プリンセスカーニバル | びわこ | G3 | 初優勝 |
2005年3月6日 | G1 第18回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン) | 大村 | G1 | G1初優出 |
2005年5月24日 | SG 第32回 笹川賞競走(ボートレースオールスター) | 常滑 | SG | SG初出走 |
2007年5月31日 | SG 第34回 笹川賞競走(ボートレースオールスター) | 住之江 | SG | SG初勝利 |
2008年9月26日 | 女子リーグ戦競走 | 鳴門 | G3 | 通算500勝達成 |
2011年3月6日 | G1 第24回 女子王座決定戦(レディースチャンピオン) | 三国 | G1 | G1初優勝 |
2014年7月20日 | ヴィーナスシリーズ 第6戦 うずひめちゃんカップ競走 | 宮島 | 一般 | 通算1,000勝達成 |
2017年8月27日 | 津PR 第2戦 男女W優勝戦 | 津 | 一般 | 通算50優勝達成 |
2021年9月19日 | オールレディース LOVE FM福岡 なでしこカップ | 福岡 | G3 | 史上33人目、女子では史上初の全24場制覇 |
2022年1月26日 | 江戸川ヴィーナスシリーズ・Yes!高須クリニック杯 | 江戸川 | 一般 | 通算1,500勝達成 |
田口 節子選手は、1999年11月10日~14日に山口支部のホームプール・下関競艇場で開催された「一般戦競争」初日の第2レースでデビューを飾り、翌月には9走目にして初勝利。
そして、デビューから4年後の2003年11月18日にびわこ競艇場で開催された「G3・2003 女子リーグ戦 第19戦 プリンセスカーニバル」で早くも初優勝を果たし、2017年8月に通算50優勝、2022年1月は通算1,500勝を達成。
さらに、2021年9月19日に福岡競艇場で開催された「G3・オールレディース LOVE FM福岡 なでしこカップ」で史上33人目、女子では史上初の全24場制覇という偉業を成し遂げています。
G1競争で見ると、2002年2月に徳山競艇場で開催された「第15回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)」でG1初出走、翌年の同大会でG1初勝利を達成して、8年後の2011年3月6日に三国競艇場で開催された「第24回 女子王座決定戦(レディースチャンピオン)」でG1初優勝の栄冠を手にしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2005年5月の「第32回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初出走を達成。
そしてデビューから7年6か月後の2007年5月31日に住之江競艇場で開催された「第34回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初勝利を果たしたのです。
また、2003年前期にはA2級に昇級しており、2003年後期にはれてA1級に初昇級を果たすと、2004年前期こそA2級への降級を許しましたが、2015年前期までA1級を維持。
その後は2015年後期から2016年前期まで産休・育休のため欠場した影響でB2級に降級した時期はありましたが、復帰後の2016年後期以降はほぼずっとA1級を維持し続けており、実に選手生活25年のうちの20年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。
2014年後期には優勝5回・優出8回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率7.81を記録。
さらに最近では、2022年後期に優勝3回・優出11回の戦績と勝率7.99という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。
同期の85期には、井口 佳典選手(4024)・森高 一真選手(4030)・田村 隆信選手(4028)・伊藤 将吉選手(4033)・金田 諭選手(4036)・湯川 浩司選手(4044)・佐々木 裕美選手(4045)がいます。


現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【田口 節子選手の主要獲得タイトル】
- 史上33人目・女子としては史上初の24場制覇(2021年)
- 優秀女子(2011年)
- 特別賞(2012年)
- クイーンズクライマックス(2021年・2022年)※史上初の連覇
- レディースチャンピオン(2011年・2012年)
元ボートレーサー・田中 健太郎選手ってどんな選手?
田口 節子選手が2014年11月に結婚したのは、岡山支部所属・85期の元競艇選手・田中 健太郎さんです。
2014年11月の結婚発表後に田口 節子選手は産休と育休取得のために長期欠場となり、2015年5月に長女を出産。
その後すぐ、2015年11月には実戦復帰を果たしたものの、お二人は2016年に離婚しています。


名前 (フリガナ) | 田中 健太郎 (タナカ ケンタロウ) |
登録番号 | 4038 |
生年月日 | 1978年12月14日 |
身長 | 167cm |
体重 | 59㎏ |
血液型 | A型 |
支部 | 岡山 |
出身地 | 岡山県 |
登録期 | 85期 |
級別 | B2級 |
田中 健太郎さんは1978年生まれ、岡山支部所属のB2級レーサーでした。
優勝歴はなく、一般戦で8回の優出歴があるのみで、2012年後期にA2級へ昇級したことはありますが、それ以降は長年ずっとB1級から抜け出すことができずにいました。
そして2021年前期にB2級へ降級してからは、成績が上向くことはなく、2022年に引退勧告の対象者に該当したため、2022年後期を最後に現在は登録が抹消されています。
離婚の原因は明らかにされていませんが、一説によれば、田中 健太郎さんが起こした窃盗事件が夫婦関係に大きな影を落としたことがきっかけのようです。
窃盗事件の詳細は、2015年12月に泥酔状態だった田中 健太郎さんがコンビニに停めてあった自転車のカゴから購入したばかりの女性用の衣類を盗んだというもの。
現場となったコンビニの防犯カメラに犯行の様子が映っていたことが証拠となり、田中 健太郎さんは2016年1月に逮捕されました。
この事件が離婚の直接的な原因となったかは不明ですが、夫の信用問題や成績不振、そして妻で田口 節子選手に与える悪い影響を鑑みた結果、幼い娘を守るために離婚に至ったのだと考えられます。
離婚後、娘さんの親権は田口 節子選手が持ち、現在もシングルマザーとしてトップレーサーとして戦いながら、子育てを続けています。
- BOATCAST NEWS│田口節子 24場制覇の水面で初めてのティアラ戴冠! ボートレースニュース 2021年12月31日│
- やればできる!田口節子 涙のクイーンズクライマックス連覇!!│BOATCAST NEWS 2022年12月31日│
【A1級限定なし】2025年後期 女子選手適用勝率トップ20
【級別限定なし】2025年後期 適用勝率トップ20
A1級の女子選手でトップ5の選手についてはすでにご紹介しましたが、6位以下に名を連ねるのはそのようなメンバーなのでしょうか?
もちろん勝率が高くても出走回数でA2級へ降級する選手もいますので、ここではA1級選手に限定せず、出走数80走以上の純粋な勝率トップ20の選手についてもまとめました。
※同率の場合は着順点が多い方が上位になります。
ぜひこちらもご覧ください。
A1級選手になるための出走数の条件は90走以上のため、それ以下の選手は勝率が高くてもA2級となる。
順位 | 選手名 | 出走回数 | 勝率 |
---|---|---|---|
1位 | 守屋 美穂選手 | 136走 | 7.56 |
2位 | 三浦 永理選手 | 122走 | 7.35 |
2位 | 平高 奈菜選手 | 138走 | 7.29 |
4位 | 渡邉 優美選手 | 104走 | 7.08 |
5位 | 田口 節子選手 | 114走 | 7.01 |
6位 | 實森 実佑選手 | 107走 | 6.96 |
7位 | 平山 智加選手 | 104走 | 6.91 |
8位 | 浜田 亜理沙選手 | 122走 | 6.83 |
9位 | 寺田 千恵選手 | 135走 | 6.79 |
10位 | 遠藤 エミ選手 | 125走 | 6.77 |
11位 | 土屋 千明選手 | 110走 | 6.74 |
12位 | 西橋 奈未選手 | 97走 | 6.70 |
13位 | 高憧 四季選手 | 129走 | 6.64 |
14位 | 小野 生奈選手 | 102走 | 6.61 |
15位 | 松尾 夏海選手 | 95走 | 6.59 |
16位 | 勝浦 真帆選手 | 143走 | 6.53 |
17位 | 魚谷 香織選手 | 80走 | 6.49 |
18位 | 細川 裕子選手 | 123走 | 6.46 |
19位 | 清水 愛海選手 | 102走 | 6.45 |
20位 | 長嶋 万記選手 | 112走 | 6.40 |
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