クイーンズクライマックス/クライマックスシリーズとは?2024年の出場選手・出場条件・賞金・歴代優勝者・予想のコツ・レース結果まで大解説!!

年間で6回開催されるPG1(プレミアムグレード1)競走のなかでも、すべての女子ボートレーサー憧れの舞台であり、1年間の集大成となるレースが「クイーンズ クライマックス(シリーズ戦含む)」です。
※正式名称は賞金女王決定戦競走(QUEENS CLIMAX)

クイーンズクライマックスは毎年12月下旬に開催され、1次選考期間内(開催年の1月1日~10月31日まで)の獲得賞金額の上位42位までの選手と、2次選考期間内(開催年の1月1日~チャレンジカップ終了日まで)の獲得賞金額の上位12位までの総勢54名の選手が集まり、女子ボートレース界の頂点を決するレースです。
※2次選考で選出される選手は、全対象選手から第1選考の42名を除いて選抜することになっています。

選出順位上位12位までの選手は「クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」、13位~54位までの選手は「クイーンズクライマックスシリーズ(賞金女王シリーズ戦)」が2部構成で並行して開催されます。
クイーンズクライマックスに出場する選手は2024年12月28日~31日の3日間シリーズ戦3日目からの参戦です。

とくにクイーンズクライマックスは1年に6回開催される、ボートレースの上位グレード・PG1(プレミアムグレード1)競走の1つにカウントされるため、2023年の売上額は6日間で165億8,971万7,000円(前年比-14.6%)という、グランプリ以外のSG競争を上回るほどの売上額を誇る大盛況の人気シリーズ

約260人いる女子レーサーの頂点を決める戦いとして、8月のレディースチャンピオンと対を成す大会という位置づけのもと、人気と実力を兼ね備えたトップレベルの選手が“冬の女王”の称号をかけて争います。

本記事では、ボートレースファンなら絶対に外せない、女子戦の最高峰・クイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)の出場条件選出方法レースの流れ優勝賞金過去の優勝選手などについて解説するとともに、2024年に開催される「第13回 クイーンズクライマックス」についても紹介していきます。

この記事を読むとわかること
  • クイーンズクライマックス/クライマックスシリーズはどんなレース?
  • 出場条件は?
  • 初日〜最終日までのレースの流れ
  • クイーンズクライマックスの優勝賞金は1,700万円
  • 【2024年】クイーンズクライマックス/クライマックスシリーズ最新情報
目次

クイーンズクライマックス/クライマックスシリーズはどんなレース?

毎年12月下旬に開催されるプレミアムG1競走が「クイーンズ クライマックス(正式名称:QUEENS CLIMAX)」。

正式名称を「賞金女王決定戦競走」といい、約260人いる女子レーサーの頂点を決める戦いとして人気と実力を兼ね備えたトップレベルの選手が熱い戦いを繰り広げます。

クイーンズクライマックスは、2011年1月31日に「女子王座決定戦競走」として新設が発表されました。
女子ボートレーサー限定で争われるG1競走としては「レディースチャンピオン(女子王座決定戦競走)」に次いで新設された2つ目の競走です。

同じ12月にグランプリ(賞金王決定戦競走)が開催されることと、本競走で優勝したボートレーサーが賞金女王になる事が多いことから「女子版グランプリ」とも言われ、8月のレディースチャンピオンが“夏の女王”、それと対を成す大会という位置づけのもとで“冬の女王”の称号をかけて戦います。

ボートレースのSG・G1競走が新設されるのは、2000年のマスターズチャンピオン以来12年ぶりで、クイーンズクライマックスは21世紀に入って初めて新設されたG1競争です。

2014年には現在のプレミアムG1(PG1)に格上げされるとともに、通称名称も「クイーンズ クライマックス」に改められました。

クイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)の選考は、1次選考期間内(開催年の1月1日~10月31日まで)の獲得賞金額の上位42位までの選手と、2次選考期間内(開催年の1月1日~チャレンジカップ終了日まで)の獲得賞金額の上位12位までの総勢54名の選手が選出されることになっており、2次選考で選出される選手は、全対象選手から第1選考の42名を除いて選抜することになっています。

開催年の女子選手における年間獲得賞金ランキングの上位12名が「クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」13位~54位までの42名の選手は「クイーンズクライマックスシリーズ(賞金女王シリーズ戦)」に選出され、2部構成で並行して開催されます。
クイーンズクライマックスに出場する選手はシリーズ後半の3日間シリーズ戦3日目からの参戦となる

ボートレースのG1競走の中でも、特に格式の高いレースに位置付けられるプレミアムG1(プレミアムグレード1)競走の最終戦に位置づけられており、優勝賞金はPG1のなかでも最高額で、SG競争の次に高く設定されています。

また、クイーンズクライマックスを勝ち上がって優出した6名の選手は、翌年に開催されるレディースオールスターへの優先出場権を獲得できることから、開催年だけでなく翌年への影響も大きいです。


厳しい選出条件が設定されていることから、選出されるには弛まぬ努力と着実に成績を残し続けることが重要であり、完全実力主義の激熱なバトルが見られる最終戦ともいえるでしょう。

開催地は同時期に開催されるボートレースグランプリとは違い、持ち回りで毎回変わります。
2024年は蒲郡競艇場での開催となっているため、初のナイター開催です。

開催時期は、第3回大会以降は最終日が大晦日になるように開催期間が変更となりました。

クイーンズクライマックスは、女子戦では2番目に歴史がある大会です。
次々に新しい大会が創設されるというのは、近年の女子戦が人気を博している何よりの証でしょう。

・1987年:レディースチャンピオン
・2012年:クイーンズクライマックス
・2014年:レディースチャレンジカップ
・2017年:レディースオールスター
・2025年:スピードクイーンメモリアル

出場条件は?

クイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)は、レディースチャレンジカップと同様に“優先出場権を設けていない大会”です。

選考期間内における女子の獲得賞金ランキングによって出場メンバーが選出されるため、全ての女子選手に出場する権利があり、級別の制限もありません。
そのため、獲得した賞金額が高ければ、B級選手でも出場できる大会なのです。

出場選手54名は、選考期間を経て、毎年11月下旬に発表されます。

選考は第1次選考と第2次選考の2回にわたって行われ、第1次選考の対象期間は開催年の1月1日〜10月31日で、その約1か月後に開催年の1月1日〜チャレンジカップ終了日までを対象とした第2次選考が行われます。
ただし、出場条件を満たしていても、出走回数不足などの選出除外条件もあるので注意が必要となります。

出場資格は下記のとおりです。

  • 【第1次選考】選考期間内における獲得賞金ランキング上位42名を全対象選手から選抜
  • 【第2次選考】選考期間内における獲得賞金ランク上位12名を全対象選手から第1選考の42名を除いて選抜

選出除外

上記の出場資格を満たしていても、以下に該当する選手は選出除外となってしまいます。

  • フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合 ※下記特例を除く
  • スタート事故による選出除外となる罰則期間(プレミアムG1・G1・G1およびG2)が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合 ※賞金女王シリーズ戦には出場可
  • 負傷・病気・出産等による出場辞退者
  • 褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けた選手 ※順位にかかわらず出場不可

第13回クイーンズクライマックスでは、獲得賞金ランキング5位の守屋 美穂選手がG1競走開催要綱第10条における選出除外期間と重複するため、クイーンズクライマックスは選出除外となり、選出順位13位としてシリーズ戦に出場します。

ほかにも有力選手の代表格として、香川支部の松尾 夏海選手や愛知支部の大瀧 明日香選手、大阪支部の落合 直子選手がシリーズ戦を選出除外となっており、大会が開催される前から波乱の展開となっています。

選出除外者

(1)選手、審判員及び検査員褒賞懲戒規定に基づく出場停止処分を受けたため

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登番氏名支部出身地獲得賞金額
4909薮内  瑞希岡 山岡 山15,361,532円

※(2)G1競走開催要綱第10条における選出除外期間と重複するため

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登番氏名支部出身地獲得賞金額
4482守屋  美穂岡 山岡 山36,105,000円

(3)スタート事故による辞退期間中のため

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登番氏名支部出身地獲得賞金額
3999大瀧 明日香愛 知静 岡25,064,000円
4530小野  生奈福 岡福 岡18,528,732円
4730土屋 実沙希静 岡静 岡16,318,500円

(4)G3競走開催要項第9条第1項に基づく出場資格の喪失期間と重複するため

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登番氏名支部出身地獲得賞金額
4289落合  直子大 阪大 阪23,904,029円

(5)家事都合等辞退期間中のため

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登番氏名支部出身地獲得賞金額
4642松尾  夏海香 川愛 媛25,633,000円
4017向井  美鈴山 口山 口24,666,742円
3232山川 美由紀香 川香 川24,328,000円
4447深川 麻奈美福 岡熊 本21,042,999円
4045佐々木 裕美山 口山 口19,719,332円
4347魚谷  香織福 岡山 口19,106,000円
5129山口 真喜子長 崎長 崎18,438,000円
4349犬童  千秋福 岡宮 崎17,073,024円
5056西岡  成美徳 島徳 島16,809,000円
4225土屋  千明群 馬群 馬16,729,530円
4399松本  晶恵群 馬群 馬16,634,866円
4746大豆生田 蒼埼 玉栃 木16,519,696円
4014片岡  恵里山 口岡 山16,442,190円
4456鎌倉   涼大 阪大 阪16,279,799円
4964土屋   南岡 山岡 山16,279,799円

特例

フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合でも、選考期間内における獲得賞金ランキングが全対象選手の中で12位以内の場合は選出が継続される。

この特例によって、選出順位4位の渡邉 優美選手はクイーンズクライマックスに出場するため、フライング休みを後ろに移動することで2025年5月に初開催される「PG1・スピードクイーンメモリアル」に出場できないことが決定しています。

選出順位上位12名に与えられる恩恵

通常のシリーズでは、選出順位の上位6名によって競走初日の12Rで行われるメインレース・ドリーム戦が存在します。
しかし、クイーンズクライマックスにはドリーム戦は存在しません
※クイーンズクライマックスシリーズには存在します。

通常なら選出されたメンバーには、同じ開催でも他の一般予選レースと比べて高い得点がドリーム戦を走ると得られることから、予選通過が有利になるという恩恵があります。

しかし、クイーンズクライマックスで選出順位上位12名に入るということは、ドリーム戦とは比べ物にならないほどの素晴らしい恩恵を得ることができるのです。

その恩恵とは、クイーンズクライマックスにおいて“冬の女王”を決するトライアルに出場できるということ。
選出順位13位以下でシリーズ戦回りとなった選手は、どんなに頑張っても優勝の証・ティアラを手にすることはできませんが、選出順位12位以内に入れば、ティアラ獲得の権利に加えて、無条件で3日目の「トライアル」から出場できるのです。

それはすなわち、3走して得点率上位6名に入ることができれば「賞金女王決定戦(優勝戦)」、7位~12位になることで「順位決定戦」に出場できることを意味し、シリーズ戦とは全く別の戦いであることを意味します。

言い換えるならば、選出順位上位12名に入ることは、女子ボートレーサーにとって頂点を目指すのを許されたのと同じことなのです。

さらに「賞金女王決定戦(優勝戦)」に出場した選手には、翌年のレディースオールスターの優先出場権が与えられるため、この影響はとても大きいと言えるでしょう。

出典:BOAT RACE蒲郡クイーンズクライマックス特設サイト
出典:BOAT RACE蒲郡クイーンズクライマックス特設サイト

トライアルの出場選手は?

トライアルは、クイーンズクライマックス初日の11R・12Rで行われるレースです。

クイーンズクライマックスのトライアル出場メンバーは、選考期間における獲得賞金額上位12名の選手で構成され、枠番は選出順位をもとに割り振られます。
※選出順位は獲得賞金額順とし、獲得賞金額順が同額の場合は、賞金上位の者から選出します。

そのため、ここではクイーンズクライマックス3日目の「トライアル」の枠番が発表されましたのでご紹介します。
2024年のトライアル出場メンバーと枠番は以下のとおりです。

【クイーンズクライマックス:トライアル・第11レース】

出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位
1三浦  永理(ミウラ エリ)4208静 岡A145,969,000円2位
2浜田 亜理沙(ハマダ アリサ)4546埼 玉A141,936,166円3位
3平高  奈菜(ヒラタカ ナナ)4450香 川A234,391,500円6位
4平山  智加(ヒラヤマ チカ)4387香 川A133,630,866円7位
5藤原  菜希(フジワラ ナツキ)4627東 京A131,079,162円10位
6川野  芽唯(カワノ メイ)4433福 岡A130,831,982円11位

【クイーンズクライマックス:トライアル・第12レース】


出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位
1遠藤  エミ(エンドウ エミ)4502滋 賀A157,394,000円1位
2渡邉  優美(ワタナベ ユミ)4590福 岡A139,381,866円4位
3細川  裕子(ホソカワ ユウコ)4123愛 知A134,489,999円5位
4西橋  奈未(ニシハシ ナミ)4961福 井A132,884,000円8位
5宇野  弥生(ウノ ヤヨイ)4183愛 知A232,273,932円9位
6海野 ゆかり(ウンノ ユカリ)3618広 島A129,892,000円12位

クイーンズクライマックスシリーズが並行開催される

女子ボートレーサーの“頂点”をかけて争う「クイーンズクライマックス」と「クイーンズクライマックスシリーズ(※2013年までは(賞金女王)シリーズ」は2部構成で並行して開催されます。

クイーンズクライマックスシリーズに出場するのは、開催年の女子選手における年間獲得賞金ランキングの13位~54位までの総勢42名です。

選考期間内における獲得賞金ランキングによって出場メンバーが選出されるため、シリーズ戦の出場資格は全ての女子選手にあり、級別の制限もありません。
そのため、獲得した賞金額が高ければ、B級選手でも出場できるのが特徴です。

選考は第1次選考と第2次選考の2回にわたって行われ、第1次選考の対象期間は開催年の1月1日〜10月31日で、その約1か月後に開催年の1月1日〜チャレンジカップ終了日までを対象とした第2次選考が行われます。

この第2次選考までをクリアした、女子選手における年間獲得賞金ランキングの13位~54位の選手に出場権が与えられます。

ドリーム戦の出場選手は?

ドリーム戦は、クイーンズクライマックスシリーズ初日の12Rで行われるメインレース
ドリーム戦出場メンバーは、クイーンズクライマックスおよびシリーズ戦の出場選手が発表された2~3日後に発表されます。

クイーンズクライマックスシリーズのドリーム戦メンバーは、本戦の出場選手を除いた選考期間における獲得賞金額上位6名(獲得賞金額13位~18位の選手で構成されます。
※選出順位は獲得賞金額順とし、獲得賞金額順が同額の場合は、賞金上位の者から選出します。
なお、枠番については選考期間の獲得賞金額順とします。

2024年のドリーム戦選出メンバーは以下のとおりです。

出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位
1守屋  美穂(モリヤ ミホ)4482岡 山A136,105,000円13位
※5位
2田口  節子(タグチ セツコ)4050岡 山A195,903,333円14位
3寺田  千恵(テラダ チエ)3435岡 山A129,337,428円15位
4長嶋  万記(ナガシマ マキ)4190静 岡A228,784,000円16位
5平田 さやか(ヒラタ サヤカ)4286東 京A227,583,930円17位
6日高  逸子(ヒダカ イツコ)3188福 岡A225,418,848円18位

毎年大盛況!クイーンズクライマックスの売上額は?

ナイター開催やネット投票が増え、ここ数年売り上げをぐんぐんと伸ばしているボートレース業界。

そのなかでも、女子戦の売り上げはとくに好調で、年々うなぎのぼりです。
クイーンズクライマックスの売り上げもここ数年、一節間で165億~185億円を超える売上額となっています。

今までの売上額を下記にまとめました。

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開催年開催場売上目標クイーンズクライマックス節間総売上額前年比
2024年蒲郡
(ナイター)
220億円223億4,016万4,400円+34.7%
2023年多摩川175億円165億8,971万7,000円-14.6%
2022年住之江190億円194億2,642万9,100円+4.8%
2021年福岡150億円185億3,634万3,800円+9.2%
2020年浜名湖170億円169億6,950万9,600円+27.4%
2019年徳山115億円133億1,985万3,200円+10.6%
2018年平和島105億円120億4,185万700円+13.7%
2017年大村100億円105億8,688万4,700円+7.1%
2016年平和島100億円98億8,260万900円+7.5%
2015年福岡100億円91億9,511万4,900円-13.6%
2014年住之江100億円106億4,470万400円+33.9%
2013年芦屋79億5,077万7,100円-12.3%
2012年大村90億6,508万8,200円

売上額は年々増え続けて、毎年165億円を上回るくらいの大盛況。
過去最高額の売上額となった2022年は、6年前の2016年の約2倍となる194億円を記録しています。

2023年には一度売り上げを落としていますが、2024年は初のナイター開催ということもあり、売上額がこれまでの開催年を超えるのは確実でしょう。

ここ数年は一開催で165億円を超える売上額!ボートレースの人気の高さがうかがえます!

優勝賞金は1,700万円

クイーンズクライマックスは、G1競走のなかでも格式高いとされる「プレミアムG1(PG1)」に位置付けられ、ほかのG1競争よりも優勝賞金が高く設定されています。

2023年にこれまでの1,500万円から100万円の増額をして1,600万円になりましたが、2024年4月からはさらに100万円増額されたことで、優勝賞金は1,700万円になりました。

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順位賞金女王決定戦順位決定戦トライアル賞金女王シリーズ優勝戦
出場資格トライアルの1~6位トライアルの7~12位獲得賞金額上位12名各準優勝戦上位2名
1着1,700万円219万円37万円220万円
2着780万円154万円30万円102万円
3着510万円124万円24万円82万円
4着370万円99万円20万円68万円
5着310万円79万円17万円62万円
6着250万円64万円14万円60万円

優勝決定戦では、2着の賞金が780万円、6着でも完走すれば250万円という高額の賞金を手にすることができるのです。

PG1競争の賞金額

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PG1競争2024年2023年2022年3年間の増加額
クイーンズクライマックス1,700万円1,600万円1,500万円200万円
BBCトーナメント1,300万円1,200万円1,100万円200万円
マスターズチャンピオン1,300万円1,200万円1,100万円200万円
ヤングダービー1,300万円1,200万円1,100万円200万円
レディースチャンピオン1,300万円1,200万円1,100万円200万円
スピードクイーンメモリアル 
※2025年2月初開催
1,300万円

クイーンズクライマックス以外のPG1の優勝賞金は1,300万円。
この賞金額のシリーズは「レディースチャンピオン」「ヤングダービー」「マスターズチャンピオン」「BBCトーナメント」「スピードクイーンメモリアル」の5大会です。

2024年4月からPG1競走の賞金が一律100万円増額され、これまでの1,600万円から1,700万円になった。
賞金の2年連続の増額は、ボートレースの売り上げが年々伸びている証ともいえます。

過去13年間の歴代優勝者

過去13年間のクイーンズクライマックスおよびクイーンズクライマックスシリーズの歴代優勝者を以下にまとめました。

歴代優勝者の面々は女子ボートレース界に名を刻むほどの優秀なレーサーばかり
まさに女子ボートレース界をけん引する、超一流のトップレーサー達の記録をご紹介します。

クイーンズクライマックスの歴代優勝者

過去13年間のクイーンズクライマックスの歴代優勝者は次のとおりです。

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開催回数優勝戦実施日開催場優勝者登録番号支部決まり手日本財団会長賞
第13回2024年12月31日蒲郡遠藤  エミ4502滋賀逃げ純金製インゴット
第12回2023年12月31日多摩川浜田 亜理沙4546埼玉逃げ純金製インゴット
第11回2022年12月31日住之江田口  節子4050岡山差し純金製インゴット
第10回2021年12月31日福岡田口  節子4050岡山まくりティファニー
第9回2020年12月31日浜名湖平高  奈菜4450香川逃げブルガリ
第8回2019年12月31日徳山今井  美亜4611福井まくり差しティファニー
第7回2018年12月31日平和島松本  晶恵4399群馬逃げカルティエ
第6回2017年12月31日大村遠藤  エミ4502滋賀逃げブルガリ
第5回2016年12月31日平和島松本  晶恵4399群馬逃げハリー・ウィンストン
第4回2015年12月31日福岡川野  芽唯4433福岡恵まれ
第3回2014年12月31日住之江日高  逸子3188福岡逃げカルティエ
第2回2013年12月15日芦屋平山  智加4387香川逃げティファニー
第1回2012年12月16日大村三浦  永理4208静岡まくり差し銀座和光

2023年の第12回大会は、浜田 亜理沙選手がG1初優出にしてクイーンズクライマックス初制覇と通算500勝の同時達成いう結果で幕を閉じました!

しかも、浜田 亜理沙選手はクイーンズクライマックス初出場での初制覇
さらには埼玉支部で史上初のクイーンズクライマックス出場ということで、2023年のビッグニュースとして話題を総ざらいしたのは言うまでもありません。

トライアルをオール2連対でトップ通過し、優勝決定戦は1号艇・1コースからの出走で見事なイン戦速攻で押し切って掴み取った、シンデレラストーリーとも呼べるドラマチックな“冬の女王”の初タイトルです。

出典:BOAT RACE公式サイト

クイーンズクライマックスシリーズの歴代優勝者

過去13年間のクイーンズクライマックスシリーズの歴代優勝者は次のとおりです。

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開催回数優勝戦実施日開催場優勝者登録番号支部決まり手
第13回2024年12月31日蒲郡勝浦  真帆4884岡山逃げ
第12回2023年12月31日多摩川西橋  奈未4961福井逃げ
第11回2022年12月31日住之江宇野  弥生4183愛知差し
第10回2021年12月31日福岡松尾  夏海4642香川差し
第9回2020年12月31日浜名湖海野 ゆかり3618広島逃げ
第8回2019年12月31日徳山平田 さやか4286東京差し
第7回2018年12月31日平和島塩崎  桐加4589三重まくり
第6回2017年12月31日大村廣中 智紗衣4117東京まくり
第5回2016年12月31日平和島川野  芽唯4433福岡逃げ
第4回2015年12月31日福岡平山  智加4387香川逃げ
第3回2014年12月31日住之江中谷  朋子3845兵庫逃げ
第2回2013年12月15日芦屋山下  友貴4464静岡差し
第1回2012年12月16日大村池田  浩美3932静岡逃げ

2023年の第12回大会は、勝浦 真帆選手がクイーンズクライマックスシリーズ初優勝というかたちで幕を閉じました!
予選を7戦4勝の圧倒的な成績でトップ通過し、準優勝戦で3連勝を掴んで4つめの勝ち星を手にすると、その勢いは優勝戦でも衰えずに絶好枠のアドバンテージをいかんなく発揮。
1号艇・1コースからコンマ11の頭一つ抜けたトップスタートを切めると、イン戦速攻で押し切り、優勝を手にしました。
このレースの3連単152は17番人気の4,530円(45.3倍)という中穴決着。
勝浦 真帆選手は2024年10月25日に初優勝を飾ってから2か月、勢いに乗って通算2回目の優勝となりました。

出典:BOAT RACE公式サイト

2023年のクイーンズクライマックス賞金女王決定戦に出場した選手は?

2023年12月26日~31日に多摩川競艇場で開催された「第12回 クイーンズクライマックス」。
前回大会の賞金女王決定戦出場メンバーをおさらいしてみましょう。

優勝戦メンバーを以下にまとめました。

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枠番氏名(フリガナ)登録番号支部級別
1浜田 亜理沙(ハマダ アリサ)4546埼玉A1
2遠藤  エミ(エンドウ エミ)4502滋賀A1
3守屋  美穂(モリヤ ミホ)4482岡山A1
4川野  芽唯(カワノ メイ)4433福岡A1
5三浦  永理(ミウラ エリ)4208静岡A1
6寺田  千恵(テラダ チエ)3435岡山A1
出典:BOAT RACE公式サイト
出典:BOATRACE公式サイト

優勝戦の結果は123(7.8倍)で780円となり、1号艇の浜田 亜理沙選手がコンマ15の頭一つ抜けたトップスタートから、見事にイン戦速攻で押し切って、G1初優出にしてクイーンズクライマックス初制覇と通算500勝の同時達成しました。

しかも、浜田 亜理沙選手はクイーンズクライマックス初出場での初制覇
さらには埼玉支部で史上初のクイーンズクライマックス出場ということで、2023年のビッグニュースとして話題を総ざらいしたのは言うまでもありません。

トライアルをオール2連対でトップ通過し、絶好枠をいかした“危なげない文句なし”の完勝劇
まさにシンデレラストーリーとも呼べるドラマチックな“冬の女王”のタイトル獲得となっています。

2023年のクイーンズクライマックス優勝者は「浜田 亜理沙選手」

続いて、優勝した浜田 亜理沙選手についても、簡単にご紹介しようと思います。

名前
(フリガナ)
浜田 亜理沙
(ハマダ アリサ)
登録番号4546
生年月日1988年3月19日
身長163cm
体重48㎏
血液型B型
支部埼玉
出身地広島県
登録期104期
級別A1級


浜田 亜理沙選手は1988年生まれ、埼玉支部所属のA1級レーサーです。
正しい苗字は“濱田”ですが、出走表では“浜田”と表記しています。
ボートレーサーを目指したきっかけは、実兄から聞かされた「友人がボートレーサーになった」という話でした。
その友人というのが、広島支部所属・99期の三宅 健太選手。
競艇がまだここまで知名度がなかった時代、聞いた話の内容に関心を持ったことで『私もやってみようかな』という思いになって、大学在学中に養成所の試験を受験
当時、受験資格に“21歳未満”という条件があったため、残された受験回数は2回という厳しくも、限られた条件下での試験でしたが、ラストチャンスの2回目で見事に合格し、104期生訓練生として入所を果たします。
ちなみに競艇を初めて観戦したのは、養成所に合格した後ということで、ボートレーサーを目指すと志してからの行動の速さ・ポテンシャルの高さが際立つエピソードですね。

浜田 亜理沙選手は、プライベートで2013年1月に同じ競艇選手の中田 竜太選手と結婚しています。
生年月日がとても近いお二人は登録番号も前後で、訓練や試験ではペアを組むことが多かったようで、それがきっかけとなったようです。
そして埼玉と広島の遠距離恋愛を実らせ、2人揃ってA1級に昇級した2012年秋に中田 竜太選手からプロポーズ。
今では艇界きってのおしどり夫婦として、息子の瑛仁くんと3人で暮らしています。
2024年開催のボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)では、史上4例目の「SG夫婦同時出場」が話題となりました。

師匠は“艇界のタカラジェンヌ”こと海野ゆかり選手
ターンの美しさ・ボートレースと真摯に向き合う姿勢に感銘を受けて、デビュー直後に弟子入りを志願。
海野 ゆかり選手は2004年と2016年のレディースチャンピオン覇者で、女子競艇界を牽引する存在の1人です。
同期には、重木 輝彦選手(4543)・松田 大志郎選手(4544)・岡村 慶太選手(4545)・藤山 翔大選手(4561)がいます。

なお、今回の「第13回 クイーンズクライマックス」のトライアル出場に際して、オープニングセレモニーでは次のようにコメントを寄せています。

今年もこの舞台に立ててすごく嬉しいです。連覇目指して頑張ります。

引用元:BOAT RACE公式サイト

  • 超速報 2023 プレミアムG1 クイーンズクライマックス 優勝戦│BOATCAST NEWS 2023年12月31日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 超速報 2023 プレミアムG1 クイーンズクライマックス 優勝者インタビュー│BOATCAST NEWS 2023年12月31日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official

2024年のクイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)は蒲郡競艇場で開催!

第13回大会となる2024年のクイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)は、12月26日~31日の6日間ボートレース蒲郡で開催されます。

クイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)が蒲郡競艇場で開催されるのは初めて。
しかも、初のナイター開催のレースということで、一般的なデイレースの時間帯よりも遅い15時15分頃~20時40分頃に行われます。

2024年のラスト、締めくくりとなる女子のプレミアムG1競争で、蒲郡の水面からどんなドラマが待っているのでしょうか。
トップ女子レーサー達によって繰り広げられる熱いバトルに大注目です!

出典:BOAT RACE蒲郡クイーンズクライマックス特設サイト

ボートレース蒲郡の特徴は?

出典:BOAT RACE公式サイト
出典:BOAT RACE蒲郡Official Site

蒲郡競艇場(ボートレース蒲郡)は、愛知県蒲郡市竹谷町にある通年ナイター開催の競艇場です。
※レースの時間帯は15時20分頃~20時40分頃

ボートレースファンの間では人気のYouTubeチャンネル「勝ガマ」の配信と、独特の実況で話題の名物アナウンサー・高橋 貴隆さんが有名なことで知られており、なかには高橋アナウンサーの生実況を聞きたいという理由で本場を訪れるファンもいるほど。

1コース1着率は58.1%で全国平均55.1%よりも高く、とくに日没後はモーターパワーが上がることで、1コースの艇が逃げやすいとされているうえ、インコースの2蓮率・3蓮率も高いのが特徴。(集計期間2024年3月1日~2025年3月10日)
データの傾向としては、3連単の鉄板と中穴が比較的出やすく、無理に大穴狙いするのはおすすめしません

ほかの競艇場と比べて、枠なり進入率が低く、2コースと4コースのまくりがかなり出やすい水面だと言えます。

蒲郡競艇場の水面は汽水ですが、海と直接つながっていないため、潮や風の影響が小さい穏やかな水面であることから、選手にとって走りやすい静水面と言えるでしょう。

そのため、遠征組の選手でも本来の実力を発揮しやすいことから、予想するときは支部よりも選手の実力・モーターの気配を重視するのがおすすめです。

また、水面の塩分濃度は低いものの、淡水の競艇場よりは浮力が大きくなると考えられるため、体重の重い選手でもスピードを出しやすくなることから、同じ勝率の選手がいるときは体重の重い選手の評価を上げてみてください

予想する際は、スタート展示の行き足や周回展示のかかりにも注目して予想を立てるとよいでしょう。
蒲郡競艇場で予想をする際のコツは、4コースのまくりを他の競艇場よりも警戒することと、選手の実力・モーターの気配を重視することですので、覚えていて損はないですよ。

出典:BOAT RACE蒲郡Official Site


水面特徴

1マークのバック側は全国一の広さで、握って回れる全国有数の高速水面。風の影響も少なく穏やかな水面であるため、スピード戦が繰り広げられる。

引用元:BOAT RACE蒲郡Official Site

レースの特徴

年間を通じてナイター開催。インが強いが、センターからのまくりも効き、多彩なレース展開が見られる。2マークでの逆転劇も多く、迫力あるレースが多い。

引用元:BOAT RACE蒲郡Official Site

第13回大会に出場する選手は?

クイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)は、レディースチャレンジカップと同様に“優先出場権を設けていない大会”です。

選考期間内における獲得賞金ランキングによって出場メンバーが選出されるため、全ての女子選手に出場する権利があり、級別の制限もありません。
そのため、獲得した賞金額が高ければ、B級選手でも出場できる大会なのです。

選考は第1次選考と第2次選考の2回にわたって行われ、第1次選考の対象期間は開催年の1月1日〜10月31日で、その約1か月後に開催年の1月1日〜チャレンジカップ(レディースチャレンジカップ終了日までを対象とした第2次選考が行われます。
ただし、出場条件を満たしていても、出走回数不足などの選出除外条件もあるので注意が必要となります。

冒頭でご紹介したとおり、参加資格は以下の条件をクリアした実力者に与えられます。

  • 【第1次選考】選考期間内における獲得賞金ランキング上位42名を全対象選手から選抜
  • 【第2次選考】選考期間内における獲得賞金ランク上位12名を全対象選手から第1選考の42名を除いて選抜

蒲郡競艇場で開催される「第13回 クイーンズクライマックス」の出場選手が下記の54名に決定しました。
さっそく、出場選手の一覧を見てみましょう。
※ここでご紹介する出場選手は、異議申請期間を経て、11月27日(水)に正式決定となります。

第13回 クイーンズクライマックス・QCシリーズ 出場選手選出順位表
(成績対象期間:令和6年1月1日~令和6年11月24日)

順位登番氏名支部出身地獲得賞金額
P
G
1











14502遠藤  エミ滋 賀滋 賀57,394,000円
24208三浦  永理静 岡静 岡45,969,000円
34546浜田 亜理沙埼 玉広 島41,936,166円
44590渡邉  優美福 岡福 岡39,381,866円
54123細川  裕子愛 知愛 知34,489,999円
64450平高  奈菜香 川愛 媛34,391,500円
74387平山  智加香 川香 川33,630,866円
84961西橋  奈未福 井石 川32,884,000円
94183宇野  弥生愛 知埼 玉32,273,932円
104627藤原  菜希東 京大 阪31,079,162円
114433川野  芽唯福 岡福 岡30,831,982円
123618海野 ゆかり広 島広 島29,892,000円
G
3















13 ※4482守屋  美穂岡 山岡 山36,105,000円
144050田口  節子岡 山岡 山29,684,190円
153435寺田  千恵岡 山福 岡29,337,428円
164190長嶋  万記静 岡静 岡28,784,000円
174286平田 さやか東 京東 京27,583,930円
183188日高  逸子福 岡宮 崎25,418,848円
194963實森  美祐広 島広 島25,355,000円
204738清埜  翔子埼 玉埼 玉24,932,000円
213611岩崎  芳美徳 島熊 本24,133,260円
223900香川  素子滋 賀大 阪24,044,000円
234478櫻本 あゆみ群 馬栃 木23,003,066円
244773中川  りな福 岡福 岡22,749,678円
254117廣中 智紗衣東 京愛 知22,597,000円
264884勝浦  真帆岡 山岡 山21,895,000円
274240今井  裕梨群 馬群 馬21,597,094円
284927関野   文大 阪大 阪21,308,666円
293845中谷  朋子兵 庫兵 庫21,050,000円
304804高田 ひかる三 重三 重20,779,000円
314065金田  幸子岡 山岡 山20,557,000円
324819蜂須  瑞生群 馬群 馬20,523,000円
334501樋口 由加里岡 山岡 山20,344,162円
345045平川  香織埼 玉東 京20,122,000円
354443津田  裕絵山 口山 口19,960,696円
363334角  ひとみ広 島広 島19,834,696円
374536喜井 つかさ岡 山岡 山19,752,532円
385174川井   萌静 岡静 岡19,543,833円
394569中澤  宏奈東 京東 京18,335,962円
405205刑部 亜里紗静 岡静 岡18,184,933円
414853前原   哉岡 山岡 山17,788,466円
424499滝川 真由子長 崎愛 知17,348,066円
434791黒澤 めぐみ東 京神奈川17,248,696円
444845前田  紗希埼 玉埼 玉17,178,466円
454011堀之内紀代子岡 山岡 山17,149,000円
464900中田  夕貴埼 玉埼 玉16,755,732円
474611今井  美亜福 井富 山16,607,000円
485013山下  夏鈴三 重三 重16,478,834円
494473藤堂  里香福 井福 井16,455,696円
503994小野   桜滋 賀東 京16,431,696円
514678水野  望美愛 知愛 知15,926,466円
524680後藤  美翼東 京東 京15,842,696円
535241門田   栞香 川愛 媛15,636,000円
544843深尾  巴恵静 岡群 馬15,622,362円
予備14243西村   歩大 阪大 阪15,587,000円
予備23474松瀬  弘美静 岡静 岡15,460,000円
予備35057上田  紗奈大 阪大 阪15,401,000円
予備45019柴田  百恵静 岡静 岡15,393,933円
予備54525真子 奈津実福 岡福 岡14,778,000円

(注1)選出順位は、獲得賞金額順とします。獲得賞金額が同額の場合は、賞金上位の者から選出します。

※予備選手について、スタート事故によるあっせん辞退期間が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合は、予備選手の資格を喪失します。

出典:BOAT RACE公式サイト

第13回 クイーンズクライマックス・クイーンズクライマックスシリーズ 出場選手選出順位表

第13回クイーンズクライマックス(シリーズ戦含む)出場選手決定 | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

「第9回レディースオールスター」覇者で、今大会も優勝最有力候補として期待されていた守屋 美穂選手は“G1競走開催要綱第10条における選出除外期間と重複するため、クイーンズクライマックスは”選出除外となっています。※シリーズ戦には出場します。

今までのクイーンズクライマックスでただ1人、第1回大会から第12回大会まで皆勤賞で出場していた寺田 千恵選手は、残念ながら今大会は選出順位15位で初めて本戦への出場を逃してしまいました

【ボートレース】<クイーンズクライマックスへの道>寺田千恵が13年連続出場へ自然体で挑む

【ボートレース】<クイーンズクライマックスへの道>寺田千恵が13年連続出場へ自然体で挑む

2024年10月31日 13時41分

大一番に向け調子を上げている寺田

 ボートレース蒲郡のプレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」(QC)は12月28日から31日まで開催される。(QCシリーズは26~31日)。ただ一人第1回から第12回まで皆勤賞でQC出場の寺田千恵(55)=岡山・65期=が、今回にかける思いや、初制覇へ向けての心境を語った。

 第1から全て出場と、この大会に欠かすことができない存在となった寺田。現在は女子賞金ランク13位のボーダー近辺で、13回連続出場に期待はかかるが、「(守屋)美穂ちゃんが(QCに)行けないでしょ。自然に12位とかで、また(賞金ランクで)際どいところにいるでしょ、私。もう、早く若い子らが、私のことを切ってくれって思ってますよ」と、この時期になると取材陣から同じことを聞かれ、苦笑い。しかし、「今年初めはずっと良くなかったんで、もう諦めていたんですけどね。気がついたら、またここ(ボーダー前後)にいて、やっぱり(目の前に出場が)ぶら下げられると、頑張らんといけんような気がするしね」。

 大一番が近付くにつれて、成績も8月の浜名湖オールレディース優勝戦3着から、10月びわこ一般戦まで5節連続優出中(びわこ前の江戸川は中止打ち切り)で、うなぎ登りの成績だ。

 この勢いなら、QC13回連続出場どころか、初のティアラ(QC優勝)も視界に入ってきそうだが「いつ途絶えてもいいと思ってるし、あまり気負う年ではないんでね。(ティアラを)取れるものなら取りたいのはありますけどね。取ったらみんなに何も言われなくなるだろうから、いいかなって(笑い)。もちろん、ここまで来たら一生懸命に、頑張って走りますよ」。周囲の期待を背負い、まずは年末のQC13年連続出場を目指して自然体で挑む。

引用元:【ボートレース】<クイーンズクライマックスへの道>寺田千恵が13年連続出場へ自然体で挑む – スポーツ報知

底力は健在! 13年連続QC出場へ勝負
クイーンズクライマックス(QC)出場のラストバトルを迎える。現状、女子賞金5位の守屋美穂がフライング罰則でQC選出除外。今年は実質、13位がボーダーになり、ここに寺田千恵がつける。

寺田は第1回から12回まで、唯一の皆勤出場。いわずと知れたQCの歴史に欠かせない存在といえる。今年序盤は思うような成績が残せず、初優出は4月常滑戦までずれ込んだ。それでも夏場に復調傾向に入ると、8月浜名湖を皮切りに優出ラッシュ。優勝戦1号艇で敗れる場面こそ続いたが、これはレースのあや。今年も冬場に向け、一気にペースを上げてきた。巧みな調整手腕、そつなく立ち回る技術がかみ合ってきた。

ミドル、ヤング勢の台頭が著しい中、これだけの安定感を保つことは驚異的。やはり毎走にかける集中力は計り知れない。QC連続出場継続へ、確かな底力を発揮する。(データは11月9日時点)

引用元:QUEENS CLIMAX:QUEENへの道 ピックアップレーサー

選出除外者

(1)選手、審判員及び検査員褒賞懲戒規定に基づく出場停止処分を受けたため

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登番氏名支部出身地獲得賞金額
4909薮内  瑞希岡 山岡 山15,361,532円

※(2)G1競走開催要綱第10条における選出除外期間と重複するため

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登番氏名支部出身地獲得賞金額
4482守屋  美穂岡 山岡 山36,105,000円

(3)スタート事故による辞退期間中のため

スクロールできます
登番氏名支部出身地獲得賞金額
3999大瀧 明日香愛 知静 岡25,064,000円
4530小野  生奈福 岡福 岡18,528,732円
4730土屋 実沙希静 岡静 岡16,318,500円

(4)G3競走開催要項第9条第1項に基づく出場資格の喪失期間と重複するため

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登番氏名支部出身地獲得賞金額
4289落合  直子大 阪大 阪23,904,029円

(5)家事都合等辞退期間中のため

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登番氏名支部出身地獲得賞金額
4642松尾  夏海香 川愛 媛25,633,000円
4017向井  美鈴山 口山 口24,666,742円
3232山川 美由紀香 川香 川24,328,000円
4447深川 麻奈美福 岡熊 本21,042,999円
4045佐々木 裕美山 口山 口19,719,332円
4347魚谷  香織福 岡山 口19,106,000円
5129山口 真喜子長 崎長 崎18,438,000円
4349犬童  千秋福 岡宮 崎17,073,024円
5056西岡  成美徳 島徳 島16,809,000円
4225土屋  千明群 馬群 馬16,729,530円
4399松本  晶恵群 馬群 馬16,634,866円
4746大豆生田 蒼埼 玉栃 木16,519,696円
4014片岡  恵里山 口岡 山16,442,190円
4456鎌倉   涼大 阪大 阪16,279,799円
4964土屋   南岡 山岡 山16,279,799円
【クイーンズクライマックス】トライアルの出場選手と枠番

トライアルは、クイーンズクライマックス初日の11R・12Rで行われるレースです。

クイーンズクライマックスのトライアル出場メンバーは、選考期間における獲得賞金額上位12名の選手で構成され、枠番は選出順位をもとに割り振られます。
※選出順位は獲得賞金額順とし、獲得賞金額順が同額の場合は、賞金上位の者から選出します。

そのため、ここではクイーンズクライマックス3日目の「トライアル」の枠番が発表されましたのでご紹介します。
2024年のトライアル出場メンバーと枠番は以下のとおりです。

【クイーンズクライマックス:トライアル・第11レース】

出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位
1三浦  永理(ミウラ エリ)4208静 岡A145,969,000円2位
2浜田 亜理沙(ハマダ アリサ)4546埼 玉A141,936,166円3位
3平高  奈菜(ヒラタカ ナナ)4450香 川A234,391,500円6位
4平山  智加(ヒラヤマ チカ)4387香 川A133,630,866円7位
5藤原  菜希(フジワラ ナツキ)4627東 京A131,079,162円10位
6川野  芽唯(カワノ メイ)4433福 岡A130,831,982円11位

【クイーンズクライマックス:トライアル・第12レース】


出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位
1遠藤  エミ(エンドウ エミ)4502滋 賀A157,394,000円1位
2渡邉  優美(ワタナベ ユミ)4590福 岡A139,381,866円4位
3細川  裕子(ホソカワ ユウコ)4123愛 知A134,489,999円5位
4西橋  奈未(ニシハシ ナミ)4961福 井A132,884,000円8位
5宇野  弥生(ウノ ヤヨイ)4183愛 知A232,273,932円9位
6海野 ゆかり(ウンノ ユカリ)3618広 島A129,892,000円12位
【クライマックスシリーズ】ドリーム戦の出場選手と枠番

ドリーム戦は、クイーンズクライマックスシリーズ初日の12Rで行われるメインレース
ドリーム戦出場メンバーは、クイーンズクライマックスおよびシリーズ戦の出場選手が発表された2~3日後に発表されます。

クイーンズクライマックスシリーズのドリーム戦メンバーは、本戦の出場選手を除いた選考期間における獲得賞金額上位6名(獲得賞金額13位~18位の選手で構成されます。
※選出順位は獲得賞金額順とし、獲得賞金額順が同額の場合は、賞金上位の者から選出します。
なお、枠番については選考期間の獲得賞金額順とします。

2024年のドリーム戦選出メンバーは以下のとおりです。

出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位
1守屋  美穂(モリヤ ミホ)4482岡 山A136,105,000円13位
※5位
2田口  節子(タグチ セツコ)4050岡 山A195,903,333円14位
3寺田  千恵(テラダ チエ)3435岡 山A129,337,428円15位
4長嶋  万記(ナガシマ マキ)4190静 岡A228,784,000円16位
5平田 さやか(ヒラタ サヤカ)4286東 京A227,583,930円17位
6日高  逸子(ヒダカ イツコ)3188福 岡A225,418,848円18位

注目の出場選手

2024年の「第13回 クイーンズクライマックス」に出場する選手の中から、注目したい選手4名をピックアップして紹介します。

とくに話題となっているのは、史上初の「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝を狙う「遠藤 エミ選手」です。

遠藤 エミ選手は、2024年8月の「第38回 レディースチャンピオン」で2022年の第37回大会に続く、史上3人目の大会2連覇自身3度目の“夏の女王”のタイトル獲得をしています。

2024年はここまで一般戦で2度、G3競争とG1競争で1度ずつの合計4回の優勝歴を手に、満を持して蒲郡へ乗り込みます。

2022年3月の「第57回 ボートレースクラシック」では、男子レーサーにも引けを取らない確かな実力で女子選手史上初のSG制覇を達成するなど、ここ一番でプレッシャーに打ち勝つ勝負強さはクイーンズクライマックスでも注目必至です。

ほかにタイトル初制覇を狙う選手や、タイトル奪還を狙う歴代優勝選手にも注目したいですね。
2024年のG2・第8回 レディースオールスター覇者の「渡邉 優美選手」のシリーズ初制覇、そして初代・冬の女王「三浦 永理選手」と第6回大会覇者「遠藤 エミ選手」は史上2人目となる2度目のタイトル奪還
そして、第10回・第11回大会を連覇した「田口 節子選手」は見事に出場権を獲得して、史上初となる3度目のタイトル奪還を果たすことができるのか⁉…目を離せない戦いがはじまります。

遠藤 エミ選手:2017年(第6回大会)優勝者

名前
(フリガナ)
遠藤 エミ
(エンドウ エミ)
登録番号4502
生年月日1988年2月19日
身長154cm
体重47kg
血液型A型
支部滋賀
出身地滋賀県
登録期102期
級別A1級

2024年8月の「第38回 レディースチャンピオン」で、史上3人目となる2連覇を達成した遠藤 エミ選手は、今大会の“優勝最有力候補”です。

この優勝でレディースチャンピオン3冠を手にしたばかりか、2024年の賞金女王ランキングも暫定1位と絶好調を維持しています。

2024年11月1日に発表された「2025年前期選手級別決定」では、女子選手では3位となる勝率ではありましたが、SG競争にも出場しての勝率7.29はある意味驚異的。
もし、女子戦や一般戦だけで勝率を計算した場合には、もっと上位だった可能性も高いはず。

2022年3月に大村競艇場で開催された「第57回 ボートレースクラシック」で女子選手として初めてSG優勝を飾ったレジェンド的存在として、現女子競艇界“最強”と称えられることが多く、女子レーサーでもトップの実力を有しています。

「女子がSGを勝つのは無理」と言われ続けてきたボートレースにおいて、70年の歴史を大きく動かした女子レーサーであり、男子選手にもSG競争で勝てることを証明した存在として、2024年もSG競争で男子のトップレーサーと肩を並べて戦ってきました。

その証拠に、2024年はSG競争に6回出場し、そのうち「ボートレースクラシック」と「オーシャンカップ」では準優勝戦に駒を進めています

その勇姿は後輩女子レーサーにとっても、これからボートレーサーを目指す女子選手にとっても目標となり、2023年度のボートレースCMシリーズ『アイ アム ア ボートレーサー』で長谷川 京子さん演じる“キョウコ”のモデルになったエピソードで広く知られました。

今回のクイーンズクライマックスは、史上初の「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝がかかる大一番。

名実ともに“女子競艇界最強”の名を冠する遠藤 エミ選手が、“年間女王”の称号と9年連続の優勝戦で、2017年以来2度目のティアラ載冠を目指します。

なお、遠藤 エミ選手は今回の「第13回 クイーンズクライマックス」のトライアル出場に際して、オープニングセレモニーでは次のようにコメントを寄せています。

こんにちは。今年も沢山のご声援ありがとうございました。
最後は皆さんに笑顔で帰っていただけるように全力で頑張ります。応援よろしくお願いします。

引用元:BOAT RACE公式サイト

三浦 永理選手:2012年(第1回大会)優勝者

名前
(フリガナ)
三浦 永理
(ミウラ エリ)
登録番号4208
生年月日1983年2月2日
身長157cm
体重47㎏
血液型B型
支部静岡
出身地静岡県
登録期91期
級別A1級

2024年11月1日に発表された「2025年前期選手級別決定」において、女子選手で勝率7.65を記録してトップとなった三浦 永理選手。
2012年7月の女子戦を初として、2015年と2016年の男女混合戦、直近では2023年の「蒲郡市長杯争奪 ヴィーナスシリーズ第4戦」など、一般戦で4つの優勝をこの水面で勝ち取ってきました。

次に狙うは2012年に自身が獲得した記念すべき「G1・第1回 賞金女王決定戦」に続く、自身2度目の“冬の女王”タイトル獲得のみ!
※賞金女王決定戦は2014年開催分より、通称名称を「クイーンズ クライマックス(QUEENS CLIMAX)」とするとともに、「プレミアムGI」に格上げとなったため、2012年の優勝当時はG1競争でした。

2012年の初制覇以降、2014年と2015年には優出できたものの、それからは一度「クイーンズ クライマックス」本戦から遠ざかり、シリーズ戦回りになる期間が続きました。
そして、2023年には8年ぶりに賞金女王決定戦の6強に名を連ねたのです。

2年連続5回目の出場となるクイーンズクライマックスは、2012年の初開催で初制覇を飾った記念すべきタイトル。
しかも、5回の出場歴のうち4回は優出している好相性のタイトルであり、“優勝候補の一角”と言えるでしょう。
注目選手の中ではちょうど中間となるキャリアながら、勝率ナンバー1に輝くだけの“安定感”は、十分にほかの出場選手にとっても脅威。
「女子ボートレース界のNo.1を目指す」この意思だけは誰にも負けません。
どんな逆境も力に変える三浦 永理選手が、「テクニカルエリー」の真骨頂である巧みなターンで12年ぶりのタイトル奪還となるのか⁉…注目しましょう。

なお、三浦 永理選手は今回の「第13回 クイーンズクライマックス」のトライアル出場に際して、オープニングセレモニーでは次のようにコメントを寄せています。

おはようございます。今年も一年応援ありがとうございました。
蒲郡はよく呼んでいただけるし、地元だと思って頑張って走ります。応援よろしくお願いします。

引用元:BOAT RACE公式サイト

渡邉 優美選手:2度の優出も優勝歴なし

名前
(フリガナ)
渡邉  優美
(ワタナベ ユミ)
登録番号4590
生年月日1992年9月19日
身長161cm
体重49kg
血液型B型
支部福岡
出身地福岡県
登録期105期
級別A1級

2024年2月の「第2回 レディースオールスター」で優勝果たした渡邉 優美選手は、注目選手の中では最も若手ですが、今大会の“ダークホース”的存在です。

“可愛い”というより“美人”と言った方がしっくりくるようなキリっとしたルックスを持ち、2009年11月に当時17歳でデビューしたため、選手生活15年を数えるベテランレーサーです。
男子顔負けの走りを披露することで将来を有望視される一人であり、渡邉 優美選手の「レースタイム」は女子レーサーの中でも最速レベル

勝つためにたどり着いた結論というのが「速さ」への拘りだといい、2021年12月~2022年11月までの各場女子走破タイムは多摩川・芦屋・唐津で1位を記録して、そのなかでも唐津競艇場で記録した1分45秒4は“全24競艇場でも最速記録”でした。

また、お酒を飲むことが好きな“ノミュ(飲み)ニケーション”の達人であり、交友関係も広く、その強さは競艇界屈指で“酒豪”のエピソードを持つほど。
最近では西山 貴浩選手が広告塔を務める「ポンコツ会」の一人としてトークショーなどでも抜群のかけ合いを披露しており、女子レーサーの中で人気も成績も右肩上がりの選手です。
※一時はポンコツ会入りを否定した時期もありましたが、現在はトークショーにもポンコツ会のメンバーとともに出演しており、しっかりと正会員として認知されています。

2009年のデビューから徐々に舟券に絡む活躍が増えてきましたが、2021年にはこの年の優出回数が15回、さらに優勝が4回という自己ベストの好成績を記録して覚醒
今では“元祖・スピードクイーン”と称されるほどの実力派レーサーで、福岡支部で女子レーサーのエースに君臨しています。

その証拠に、2024年2月にびわこ競艇場で開催された「第8回 レディースオールスター」ではファン投票で8,559票を獲得。
選出順位6位で出場すると、見事に初めてのG2制覇を果たしました。

現在まで「クイーンズクライマックス」での優勝歴はないものの、勢いに乗っている現況を鑑みても、近いうちにティアラ載冠を期待される1人です。

なお、渡邉 優美選手は今回の「第13回 クイーンズクライマックス」のトライアル出場に際して、オープニングセレモニーでは次のようにコメントを寄せています。

こんにちは。2024年も沢山の応援ありがとうございました。
良いことも悪いこともありましたが、今ここに立てることに感謝して全力出し切ります。
応援よろしくお願いします。
引用元:BOAT RACE公式サイト

田口 節子選手:2021年(第10回大会)・2022年(第11回大会)優勝者

名前
(フリガナ)
田口 節子
(タグチ セツコ)
登録番号4050
生年月日1981年1月14日
身長162cm
体重45㎏
血液型AB型
支部岡山
出身地岡山県
登録期85期
級別A1級

2024年のクイーンズクライマックスの優勝選手を予想するうえで、絶対に忘れてはならないのが田口 節子選手でしょう。

田口 節子選手は2021年9月に史上33人目女子では史上初の全24場制覇という偉業を成し遂げた、女子競艇界のレジェンドレーサーの1人です。

その実力と残した戦績の素晴らしさからついた愛称は「女王」「圧倒的節子」。
なんと、2003年の初優勝からは毎年かならず優勝を果たしており、これまでの21年間で優勝を手にできなかったのは2015年のみ。
しかも、田口 節子選手は2014年11月に同期で元ボートレーサーの田中 健太郎さんとの結婚・妊娠を同時発表してから2015年10月まで産休・育休を取得。
この期間が優勝できなかった期間と重なるため、やむを得ない理由があっての不達成だと言えます。
※田口 節子選手と田中 健太郎さんは2016年に離婚しており、その後、田中 健太郎さんは2021年11月末のレースを最後に引退しています。

2023年まで5年連続で通算4度の優出をしているクイーンズクライマックスは、2021年と2022年に史上初のクイーンズクライマックス連覇を達成したタイトル。

開催場の蒲郡の水面では、これまで2020年のG3競争と2006年・2019年・2022年の一般戦で優勝した戦歴があり、2024年11月1日に発表された「2025年前期選手級別決定」においては、女子選手で勝率3位となる7.35をマーク。

2024年こそ10月のG3競争での優勝1回のみですが、今までに「クイーンズクライマックス」と「レディースチャンピオン」の両方を連覇した選手は存在しません
※レディースチャンピオンは2011年の第24回大会と2012年の第25回大会で連覇を達成しています。

次に狙うは2022年に続く月、自身3度目のクイーンズクライマックス載冠のみ!
現状では出場できるかのボーダーラインですが、もしクイーンズクライマックスの出場権を手にすれば活躍してくれること間違いなしでしょう。

**2025年12月15日追記**
なお、田口 節子選手は残念ながら今回の「第13回 クイーンズクライマックス」への出場権を得ることはできませんでしたが、シリーズ戦の出場に際して、オープニングセレモニーでは次のようにコメントを寄せています。

こんにちは。2024年最後のレース楽しんでください。

引用元:BOAT RACE公式サイト

クイーンズクライマックスの結果予想

クイーンズクライマックスの予想に役立つデータをご紹介します。
女子競艇界のトップレーサー同士の戦いとあって、選手同士の実力差はそこまで大きくありません。
そのため、モーターの機力勝負が大きく影響することも確か。
モーターの舟足や部品交換などの整備に関する情報は必ずチェックしておくことをおすすめします。

過去の結果を参考に

過去のクイーンズクライマックス優勝戦(=賞金女王決定戦)における決まり手と組番を次の表にまとめました。

スクロールできます
開催優勝戦日開催場決まり手組番配当
第13回2024年12月31日
※2024年12月31日追記
蒲郡逃げ134840円
第12回2023年12月31日多摩川逃げ123780円
第11回2022年12月31日住之江差し21614,440円
第10回2021年12月31日福岡まくり2415,690円
第9回2020年12月31日浜名湖逃げ1464,110円
第8回2019年12月31日徳山まくり差し3143,060円
第7回2018年12月31日平和島逃げ1321,300円
第6回2017年12月31日大村逃げ1548,190円
第5回2016年12月31日平和島逃げ1231,870円
第4回2015年12月31日福岡恵まれ4634,740円
第3回2014年12月31日住之江逃げ1433,450円
第2回2013年12月15日芦屋逃げ1352,310円
第1回2012年12月16日大村まくり差し3144,650円

優勝戦(=賞金女王決定戦)の予想で特に気に留めておきたいことは、3分の2程度の確率で「ほぼイン逃げ」で決まっていること。
過去の結果を見れば一目瞭然ですよね。

過去13年間で決まり手が“逃げ”以外だったのはたった5回、内訳は2号艇による差しとまくり、3号艇によるまくり差し、4号艇による恵まれの順のため、内側の艇が有利なことに変わりはありません。

また配当については、10~30倍程度の手堅い決着が多いことから、高配当への期待はかなり薄そうです。

そのほか、ダッシュ勢が舟券に絡む機会も多く見られるため、2着・3着の予想をする際は広めに買っておくことをお勧めします。

2024年のクイーンズクライマックスの結果は?

まさに選手同士の実力が拮抗して“誰が優勝してもおかしくなかった”といっても過言ではない「第13回 クイーンズクライマックス」。
その結果について、まずはレースの展望から順に見ていきましょう。

レース展望

BOAT RACE公式サイトの「第13回 クイーンズクライマックス」スペシャルページに掲載されていた、総展望をご紹介します。

出典:BOAT RACE公式サイト
出典:BOAT RACE公式サイト
出典:BOAT RACE公式サイト
クイーンズクライマックス総展望

総展望

  • PGI 第13回クイーンズクライマックス
    “夏冬連覇”を狙う遠藤、勢いづく三浦が本命2本柱!

トライアル初戦の1号艇を勝ち取った遠藤エミ(滋賀)、三浦永理(静岡)がダブル主人公を演じる。遠藤は福岡レディースチャンピオンを予選トップ通過から堂々のV。V3実績がある蒲郡で、史上初となる夏冬連覇の“完全女王”襲名を狙う。三浦は選考期間内でメンバー中最多のV5をひっさげての参戦。25年1月からの適用勝率は7.65で初の女子1位に輝いた。今年下半期の勢いなら遠藤を上回る。昨年覇者の浜田亜理沙(埼玉)は3回のSG出場があり安定感のある運び。21、22年の田口節子に続く大会連覇を狙う。びわこレディースオールスターで待望の特別戦初Vを飾った渡邉優美(福岡)は、GI初制覇に照準を定める。すでに心技体は整っている。あと、A1級陥落危機を乗り越えて復活した平山智加(香川)にも注目。この大会での抽選運の強さは折り紙付きだ。ただ、この大会の優勝者は過去12回で特別戦初優勝が6人いることにも注目したい。細川裕子(愛知)、西橋奈未(福井)、藤原菜希(東京)には心強いデータだ。今年一度もA1級に上がらずに出場を決めた平高奈菜(香川)と宇野弥生(愛知)はA2級でティアラ戴冠の快挙となるか。川野芽唯(福岡)、海野ゆかり(広島)は初戦6号艇から下克上Vを狙う。

  • GIII 第13回クイーンズクライマックスシリーズ
    QC常連陣に勢いのある若手初参戦組が挑む!

シリーズは、賞金ランク5位だが現在GI、GIIあっせん辞退期間中のためにこちらに登場となった守屋美穂(岡山)がズバ抜けた存在。宮島レディースオールスターで8戦7勝Vの集中力は見事だった。これで決まりと言いたいが、今年は本戦V2の田口節子(岡山)、初めてのシリーズ参戦となる寺田千恵(岡山)ら本戦常連者がズラリ。特に田口は蒲郡直近5節で4優出V2と強く、ひと筋縄では収まらないか。昨年はGII2勝を含むV7だった長嶋万記(静岡)や女子レジェンドの1人でもある日高逸子(福岡)も十分Vを狙える。とっておきの存在は、10月の当地ヴィーナスシリーズでデビュー初Vを飾った勝浦真帆(岡山)。初優勝後も優出を続けており勢いは文句なしだ。

引用元:BOAT RACE公式サイト

次に、BOAT RACE蒲郡Official Siteの「第13回 クイーンズクライマックス」スペシャルページに掲載されていた、総展望をご紹介します。

出典:BOAT RACE蒲郡Official Site
水面特性&モーターガイド

水面特性&モーターガイド

  • 12月の蒲郡は水面コンディション良好!

温水パイプがつく時期を境に北西の風が増える。ホーム右後方、 真横から強く吹く日もあるが、スタンドに遮られるので水面は良好。1マークだけでなく、2マークでも激しい攻防が見られる。 また、プロペラ調整などでピット離れ仕様、伸び仕様と仕上がりに特徴をつけやすく、モーターの素性、番組編成を考慮しながら選手が意欲的に調整に取り組む姿が見られる。
この時期、晴れた日の昼から日没までは「特にダッシュからのスタートが難しい」 との選手コメントが多い。 前半4Rあたりまではスロー勢の頭から組み立てたい。捲りとその右隣の選手とを折り返す“セット舟券”は、意外と高配当が少ない。むしろ、1コースの逃げから外コース勢の2、3着に配当的妙味がある。

  • 誰もが認める超抜級は62・64号機!

現モーターは7月中旬の男女混合戦から使用。谷口健一、加藤優弥の男子勢が節イチを争った63・16がエース機有力候補に挙がった。ところが、どちらも上位には君臨するが傑出するまでには至らず、今なお確たるエース機は不在。
面白いのは、その2基に近い番号に有力モーターが多いこと。60番台では62・64は誰もが納得の超抜級で、69も有力候補に浮上してきた。
10番台では 18・11が使用選手からお墨付きを得た好モーター。中でも18は辻栄蔵、田中信一郎の連続Vで2連率1位にジャンプアップした。14はやや下がり目だが、代わりに19が浮上してきた。20番台の上位機は総じて、選手の力量で2連率を上げてきたもので、純粋なパワーの比較ではやや見劣るかも。中間整備や部品交換で激変、急上昇したモーターはない。

引用元:BOAT RACE蒲郡Official Site

  • さらにボートレース公式サイトに掲載されていた、最終日の推奨レース展望(12レース)の内容をご紹介します。

大晦日最終決戦の1号艇は遠藤。
トライアル3回戦で2着と完全Vこそ逃したが、舟足自体にはパワーがある。負けを糧に1マークは冷静に回り、最後は逃げて笑い年越しへ。
ターン勝負にかける渡邉が逆転一番手。仕上がりは上向いて、チャンスはある。
3回戦でまくりを決めた細川の気配がすごく良くなっている。地元水面とあって一発には注意が必要。
6号艇になった平山が「進入は考えます」と思案。動きあればビック配当もありそう。

引用元:レース一覧|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

やはり、ボートレースグランプリ開催前から注目視されていた遠藤 エミ選手・渡邉 優美選手・三浦 永理選手が順当に優勝戦に駒を進めました。
そのためレースの展望においても、トライアル3回戦で2着となり完全優勝こそ逃したものの、オール2連対でトップ通過をして絶好枠を勝ち取った遠藤 エミ選手の優勝を特に有力視する声が多く聞かれる状況。

しかし、一方で自身初となる“冬の女王”のタイトル獲得を狙う渡邉 優美選手が定評あるターン技術で素早い差しから一発逆転をできるかにも注目が集まっていることが読み取れます。
そのような状況において、レースの展望では「遠藤 エミ選手の安定した逃げ・渡邉 優美選手の素早い差し細川 裕子選手の地の利を生かしたセンター好位置からの自在な立ち回り」に期待する内容となっています。

出走表

出走表

出典:BOATRACE公式サイト

次に出走表を見てみましょう。
完全優勝こそ逃したものの、今節をオール2連対で勝ち進み、圧倒的な戦績で優勝決定戦に出場した選手は、9年連続のクイーンズクライマックス優出を決めたシリーズリーダーの遠藤 エミ選手。
さすがにトップレベルの実力者が出場する大会の優勝戦だけあって、2024年の女子ボートレース界で活躍してきた少数精鋭の猛者ぞろいです。

特に2コースと4コースに控える渡邉 優美選手と三浦 永理選手も優秀な成績で臨んでいますので、やはり注目できるでしょう。
当地勝率は全体的に高い数値が並んでいるものの、その中でも遠藤選手が抜きん出て高く、続くのは大外6コースに控える平山 智加選手です。
滋賀支部が誇る現女子競艇界“最強”レーサーが快進撃の勢いそのままに、2017年以来のクイーンズクライマックスタイトル奪還を成し遂げる未来すら見える気がしてました。

スタートタイミングでは渡邉選手が最も早く、僅差で遠藤選手・海野選手・平山選手が続きます。
さらにモーターでは、平山選手が引き当てたモーター・18号機が好調で、対抗機としては海野選手の24号機と遠藤選手の64号機といったところでしょう。

やはり選手同士の実力差は大きくないように感じますね。
そのため、ここまで述べてきたとおり、過去のクイーンズクライマックスの優勝戦の結果から「ほぼイン逃げ」で1号艇の選手が優勝する確率が高いことが予想するうえでの重要なポイントとなります。

総合的に判断して、当地水面との相性も良く、モーターの機力も十分、かつ1枠のアドバンテージがとても大きいため、遠藤 エミ選手への期待が大きくなるところです。

  • ハイパワーで貫禄の舞を披露するか⁉1番人気の遠藤 エミ選手
  • 鋭く鋭角のターンで初のクイーンクライマックスを獲る気満々の渡邉 優美選手
  • 今こそ地元感謝の思いをかたちにして“頂点”へ突き進む細川 裕子選手
  • 調整やり終えてグッとムードがアップしたならば、思い通りのボートコントロールを披露したい三浦 永理選手
  • 絶品ターンよ再び、悲願のティアラ戴冠へ勝負の一戦に挑む海野 ゆかり選手
  • 創成期のここ一番、唸るかハイテクニックターンで展開を切り開く平山 智加選手

6強が頂点を目指す、2024年の女子ボートレース界の“冬の女王”の称号をかけたラストスパート、最終戦はどのような結果になるのでしょうか?

オッズ(単勝・3連単)

単勝オッズ

スクロールできます
枠番級別選手名単勝オッズ
1A1遠藤  エミ1.1倍
2A1渡邉  優美8.0倍
3A1細川  裕子5.9倍
4A1三浦  永理10.8倍
5A1海野 ゆかり17.8倍
6A1平山  智加19.6倍

クイーンズクライマックス優勝戦(=賞金女王決定戦)の過去の結果・予選をトップ通過してきた実績・十分な機力を考慮して、遠藤 エミ選手への期待が大きく反映したオッズとなっています。
そんな中で人気対抗格となったのは、これまでクイーンズクライマックス未制覇ではあるものの、シリーズ戦では過去3度の優出歴がある3号艇・細川 裕子選手。
舟足に目立つものはありませんが、優出メンバーで唯一の地元選手であり、荒れ水面であれば地の利のアドバンテージは大きくなるでしょう。
さらに、ここまでのトライアル3戦中2走が3号艇、しかも前走では3号艇・4コースからの進入で勝ち星をあげていることから、番狂わせを起こす可能性も大きいと考えられます。
ツボにはまれば、まくりで一気に内枠を飲み込む展開も考慮すべきとの判断がオッズに反映したようです。
それでも、1着は1号艇・遠藤 エミ選手の線が濃厚といったところでしょうか。
続いて3連単オッズを見てみましょう。

3連単オッズ

買い目(人気順)オッズ(倍)
123(1番人気)6.8
132(2番人気)8.3
134(3番人気)8.4
124(4番人気)9.5
143(5番人気)14.5
142(6番人気)15.2

単勝オッズの結果同様、遠藤 エミ選手を優勢とした予想。
その影響から、1号艇・遠藤選手を軸とした買い目が人気上位を独占しています。

ヒモとして人気なのは、単勝オッズ2番人気の細川 裕子選手と3番人気の渡邉 優美選手を2着とした予想で、1312の買い目が上位4つを独占し、それに3番人気の三浦 永理選手の14の買い目が続きました。
観客の予想では、遠藤選手にこの3選手を加えた4名が連絡みの候補となる可能性が高いと予想しているようです。
5号艇・海野 ゆかり選手と6号艇・平山 智加選手がトリで舟券に絡むであろうと予想する買い目はトップ6にはありませんが、135(16.4倍)と136(17.1倍)が人気7位と8位として続いています。

さらに2号艇・渡邉選手と3号艇・細川選手、そして4号艇・三浦選手が連に絡むとする買い目はそれぞれ上位6点のうち4点ずつ
特に人気のある渡邉選手と細川選手が舟券に貢献する123(6.8倍)と132(8.3倍)は人気1位と2位であることから、その人気がよくわかる買い目だと言えます。
やはり人気No.1の123(6.8倍)は、“本命”かつ“鉄板”の予想と言えるでしょう。

直前情報

直前情報

出典:BOAT RACE公式サイト

直前情報にも注目です。
展示タイムでは遠藤 エミ選手・渡邉 優美選手・細川 裕子選手の順に伸び足が良く、全艇あまり大きな差がないことがわかります。
またチルトについては、三浦選手だけが−0.5度で出足重視型、そのほか全員が0.0度でバランス型の調整をしていることが読み取れます。
また勝負を左右する重要な要素である「水面気象情報」にも注目しましょう。
前レース(11レース)時点ではありますが、風速は4メートルの横風、波高は2センチのやや荒れた水面であることがわかります。
これから始まる大一番の波乱を予感させるようなプールコンディションです。
このことから、当地水面を走りなれた地元選手当地勝率の高い選手を特に重視し、そのほかにはモーターの気配が良い艇スタートタイミングが早い選手に着目します。
すべてのバランスが良くて、当地水面と好相性の遠藤 エミ選手スタートタイミングが最も早い渡邉 優美選手、そして地元水面をもttも知り尽くしている細川 優美選手が有利な状況であると推測できるのではないでしょうか。

ピットレポート

ピットレポート

出典:BOAT RACE公式サイト
スクロールできます
級別氏名
(登録番号
支部ピットレポート
1A1遠藤 エミ
(4502)
滋賀昨日は止めすぎちゃったから、ところどころでいつもの良さがなくなっていました。やっちゃいけないことは分かりました。合えば足は絶対にいいので、そこだけ集中して行きます。(コメント自信度・・★★★)
2A1渡邉 優美
(4590)
福岡出足がいいですね。しっかりしたターンじゃなくても舟が返ってきました。伸びは普通で良くはないですね。ペラに集中して回転を合わせるだけです。スタートは一艇身を目標に行けています。(コメント自信度・・★★☆)
3A1細川 裕子
(4123)
愛知バランスが取れていて全部の足がいい。乗り心地も悪くない。コースはどこからでも行ける仕上がりになっている。優勝戦は5日目と同じ調整で行きたい。問題はスタートだけ。(コメント自信度・・★★★)
4A1三浦 永理
(4208)
静岡足はトライアルの1走目が一番良かった。全然乗れていない感じがあります。そこが一番の課題ですね。ペラをやってみて、ダメなら整備もしようかなと思います。スタートは大丈夫です。(コメント自信度・・★★☆)
5A1海野 ゆかり
(3618)
広島トータルして昨日が一番良かったですね。もらった時に初日もダメだったけど最初と比べると、かなり良くなりました。徐々に良くなった。スタートはダッシュは初日しかしていないけど、もともと伸びの弱いエンジンだし、そこは気になりますね。スタートは一艇身を目標に行けています。(コメント自信度・・★★☆)
6A1平山 智加
(4387)
香川5日目は回り過ぎていた。合えば全体的にまとまっていて悪いところがない。行きたいところに行けるようにしていきたい。進入は動くつもりでいる。(コメント自信度・・★★☆)

やはりスタートを特に重視しているコメントが多く、ギリギリまで整備を1ミリも妥協しない様子がうかがえます。
さすが女子ボートレース界をけん引している一流選手の面々だけあって、整備も直前まで抜かりないようです。
あとは優勝戦(=賞金女王決定戦)の風向きや運にも大きく左右される局面ですが、出走選手のコメントを見るに「メンタルも勝敗に大きく影響するのだろう」と感じました。
ではコンピューター予想ではどのような予想がされているのでしょうか?
いろいろなデータから導き出された予想を見てみましょう。

コンピューター予想

コンピューター予想

出典:BOAT RACE公式サイト

ここまで考察してきたとおり、コンピューターも遠藤 エミ選手が1着の確率が高いと予想しています。
そして続くのが、渡邉 優美選手と細川 裕子選手。
ちなみに123(6.8倍)は3連単オッズの1番人気です。
では、どのような結果になったのでしょうか?
2024年のレディース戦の締めくくり、女子競艇界のNo.1が決まる大一番「第13回 クイーンズクライマックス」の結果を見ていきましょう。

レース結果

レース結果

出典:BOAT RACE公式サイト

今節の優勝戦(=賞金女王決定戦)は、選手同士の実力が拮抗していたことから、誰が優勝してもおかしくない状況でしたが、「2024年の女子戦覇者」と「獲得賞金ランキング上位選手」の戦いにふさわしい見ごたえあるレース展開で、3番人気の134で決着。
オッズは8.4倍で1,170円という結果になりました。

全艇スロー水域に向けた枠なりの進入で、スリットはほぼ横一線気味でしたが、“年間女王”達成のプレッシャーを強く感じているはずの遠藤 エミ選手が、コンマ13の抜群のスタートを決めて1周1マークを先マイ。
外から3号艇・細川 裕子選手が一気に握って、思い切ったまくりを披露すると、続く2号艇・渡邉 優美選手が鋭い差しハンドルで迫るも届かず。
好調なモーター・64号機のハイパワーと貫禄のハンドル捌きで1号艇・遠藤選手が一気に突き抜けると、3号艇・細川選手が食らいついて2番手に浮上し、順位を132とします。
その後も細川選手は遠藤選手にリードを許さず、ピタリと追走で逆転狙い。

そのまま突入した1周2マークで早くも大勢が決します。
トップ旋回した1号艇・遠藤選手に、続いた3号艇・細川選手が鋭く小回りして差し構えとなるも、遠藤選手が後続艇を寄せつけない完璧なターンを披露して、あっさりと振り切りに成功。
その後方で展開された3番手争いは、外から大きく回った4号艇・三浦 永理選手に対し、追っ付けて回った5号艇・海野 ゆかり選手が差しを仕掛けたものの、惜しくもあと一歩届かず134
そのままホームに折り返すと、前方では1周目にして1号艇・遠藤選手が他の5艇が霞むほどの単騎逃走で、早くもリードを握ります。

そして迎えた2周1マーク。
さす2025年前期勝率ナンバーワンの三浦選手、見事なハンドル捌きで海野選手に引導を渡すと、そのまま上位隊形がしっかり固まり、1号艇・遠藤選手が先頭でゴールして134でフィニッシュ。

ちなみに、連絡みの活躍を期待された2号艇・渡邉 優美選手は見せ場を作ることができず、6着終わり。
今回は残念ながら、2号艇の渡邉 優美選手のティアラ初載冠は叶いませんでしたが、来年こそは輝く笑顔を期待しております!

クイーンズクライマックス歴代覇者2人を相手に堂々たるレース展開を見せ、遠藤 エミ選手が2回目の載冠をはたすとともに、史上初の「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝2024年“年間女王”の座を手にしました。
※この優勝で遠藤 エミ選手は2024年にプレミアムG1競争で2度の優勝を果たしています。

優勝した遠藤選手にとって、今年5度目の優勝にして年間プレミアムG1-2冠(通算G1-5冠)・通算45回目の優勝、そして選手生活16年7か月目にして史上初の金字塔を打ち立てました。

  • 超速報 2024 プレミアムG1 第13回クイーンズクライマックス 優勝戦│BOATCAST NEWS 2024年12月31日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official

ちなみに、シリーズ戦では岡山支部の勝浦 真帆選手がクイーンズクライマックスシリーズ7度目の出場で初優出にして初制覇を達成しています。
勝浦 真帆選手は、2024年10月に一般戦で初優勝を達成してから2度目G3競争では初めての優勝でした。

  • 勝浦真帆 相性抜群の蒲郡水面でシリーズ初制覇!!│BOATCAST NEWS 2024年12月31日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
SNSの反応

SNSの反応

蒲郡競艇場で初開催にして、初のナイター開催となった、第13回 クイーンズクライマックス。
名実ともに“女子競艇界最強”の名を冠する遠藤 エミ選手が、9年連続の優勝戦史上初の「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝を果たし、2017年以来2度目のティアラ載冠というドラマチックな結末で幕を閉じました。
SNSではどのような投稿があったのでしょうか。

投稿数がものすごく多いので、はじめは“さすが人気の女子戦!”と思って調べていました。
しかし、クイーンズクライマックスファイナル当日から2025年の年始にかけて長期にわたって祝福のメッセージが投稿されていたことで、これは遠藤 エミ選手の人気が反映された投稿数であると理解したのです。

内容としては、数多くの「おめでとう」「応援していたから嬉しい」「ありがとう」という『遠藤 エミ選手の優勝を祝う声』メッセージのほかに、遠藤 エミ選手が抱えていた“重圧(=プレッシャー)”と“圧倒的な強さ”を称賛するメッセージが多数。

さらにこの優勝戦に対して、遠藤 エミ選手が優勝するのが鉄板だと感じていた観客がとても多かったことから、さすが“最強女子”の異名を持つトップレーサーだと感じました。
またなかには『流石は歴代最強女子レーサーの走りだった!』や『女子戦において「遠藤一強時代」は完全に形成された!』など、遠藤 エミ選手の圧倒的な強さを象徴するような投稿が印象的でした。

そのほか、2024年は「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝だったことから、史上初の“年間女王”の偉業達成を祝う声など、熱心なファンから支持されていることが伝わるような投稿を見ることができました。

具体的な内容は次のとおりです。
「一走一走の積み重ねで奪取が現実味を帯びるところに遠藤選手の凄さを感じます」
「男女の枠を超越したどデカい目標獲得も期待したいです!」
「エミちゃんの重圧から解き放たれた涙は美しかったです」
「夢を与える職業ってほんとにかっこいい」
「遠藤エミ選手を目指してまた新しいヒロインが誕生するのを楽しみにしてます」
「遠藤エミちゃん!師匠の深井利寿選手と今年二回目の同日優勝!!!!」
「やっぱり別格!遠藤エミ! 当然の結果だとはいえ、本人はホッとしただろう」
「信頼できる足でした!!素晴らしい逃げ」
「安定板付こうが、水面が荒れようが、今や石渡鉄兵より 江戸川が巧い遠藤エミだよな」
「優勝おめでとう!圧倒的でした」
「遠藤エミ選手、強いわ」
「素晴らしいレースでした」
「いい逃げでした!!!」
「1ばん辛い時やイライラした時も エミちゃんの活躍で気持ち救われてた」

それでは、投稿されていた反応の一部を抜粋してご紹介します。

実際に投稿された内容
勝利者インタビュー

勝利者インタビュー

遠藤 エミ選手、クイーンズクライマックス2度目の制覇と史上初の“年間女王”のタイトル獲得、おめでとうございます!
たくさんの声援に後押しされて掴んだ2度目の“冬の女王”のタイトル。

2024年は6月の児島競艇場での一般戦の優勝からはじまり、8月の「レディースチャンピオン」でも好調をキープし続け、開幕前からの勢いそのままに乗り込んだ蒲郡競艇場で、これまで女子競艇史で未達成だった「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝を達成して“年間女王”の座を掴み取りました。

次に遠藤 エミ選手が狙うのは、2度目のSG制覇のみ。
人気・実力ともに申し分のない遠藤選手ですから、2025年の「第52回 ボートレースオールスター」選出は確実でしょう。

この勢いそのままに、一気に史上初のSG2冠の女子ボートレーサーになれるのか⁉
そして何より、ドラマチックな展開で映し出された遠藤 エミ選手の礼儀正しい姿やはにかむ笑顔を見て、応援する観客がより一層増える気配がヒシヒシとしますね。

出典:中日スポーツ・東京中日スポーツ
出典:中日スポーツ・東京中日スポーツ
出典:マクール
出典:日刊スポーツ
出典:西スポRACE SITE
出典:中日スポーツ・東京中日スポーツ
出典:マクール
  • ボートレース公式サイトに掲載されていた、勝利者インタビューの内容をご紹介します。
遠藤 エミ選手の勝利者インタビュー

ほっとしました。全部がなくなりました。(プレッシャーが)あったみたいです。(平常心で来れましたか)いつも通りでした。(モーターは)前検乗ってチャンスがある力強さを感じたので。できれば昨日しっかり逃げていればよかったんですけど。(昨日の調整は)いいと思って行ったんですけど違いました。自分のターンミスもあるんですけど。全然足りてないです。昨日の感じには絶対しないようにと思って調整して行ったら、すごい感じがどんどんよくなっていったんで、足も。(安定板)関係なく足は仕上がっていました。(スタートは)頑張って行けたかなと思います(コンマ13)。(1マーク)冷静でした。(初の夏冬、レディースチャンピオン、クイーンズクライマックス制覇となります)ありがとうございます。(今年はどのような思いで臨みましたか?)いつも通りですね。目の前の一節、一走一走全力でっていうのは変わらないので。常にそれは今年よりも来年結果を出すことは強く思って挑んでます。それはずっと変わらないです。強いとは思わないんで。もっと強くなりたいですね。(ティアラ似合ってます)コントみたいになってます。来年も全力で走ります。皆さんも是非本場に来て応援してください。

引用元:結果|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

クイーンズクライマックスの遠藤 エミ選手の活躍についてマクール・中日スポーツ・サンスポZBAT!・Sports navi・西スポRACE SITEにまとめられていましたのでご紹介します。
気になった方は、ぜひご一読ください。

遠藤エミが2度目のクイーンズクライマックス制覇/蒲郡クイーンズクライマックス

遠藤エミが2度目のクイーンズクライマックス制覇/蒲郡クイーンズクライマックス

2024/12/31 23:25配信

遠藤エミ / ボートレース(競艇)(マクール)

ボートレース蒲郡で人気の女子レーサーによる年末の祭典PGI「第13回クイーンズクライマックス/G3QCシリーズ」は6日間に渡るシリーズ戦、そして3日目からは女子賞金ランク上位12選手によるクイーンズクライマックスが行われた。

初日は12Rでシリーズの「ドリーム戦」が行われた。絶好枠に入ったのは守屋美穂。SGボートレースオールスター準優勝戦でフライングを切ってしまい、規定によりクライマックスは選出除外になったが、初戦をイン逃げで快勝。前半も2着にまとめて好発進を決めた。予選組では同じ岡山支部の勝浦真帆が2、1着。今年10月の当地で初優勝を決めたように相性は抜群で、いきなり結果を出した。

2日目はベテラン勢の躍進が光った。まず松瀬弘美が逃げと差しで連勝。櫻本あゆみの欠場により急きょ追加出場となったが、元気いっぱいの走りでポイントアップに成功した。初日のドリーム戦で物足りないパワーに嘆いていた寺田千恵も巻き返し、2コースまくりと逃げで鮮やかな連勝劇を演じた。6、6着と厳しいスタートとなった関野文も2、1着で急上昇ムード。中盤戦へ向けて態勢を整えた。

3日目からはいよいよトライアルがスタート。11R、12Rともに賞金ランク2、1位の三浦永理、遠藤エミが絶好枠から逃げ切り、ファンの期待に応えた。遠藤は評判の64号機を駆り、さらに勢いを増していた。シリーズ戦は4Rで勝浦が2コースまくりを決め、得点率7.60で首位に立ったが、混戦模様が続いた。

4日目のトライアル第2戦。11Rは渡邉優美が1号艇から出たが、コンマ23のスタートで大きく出遅れた。海野ゆかり、平高奈菜に攻められたものの、2マークで巧みに差し返し、首位に立つミラクルレースを披露。12Rでは宇野弥生と細川裕子の競り合いを尻目に、遠藤がまくり差して独走態勢を築いた。シリーズ戦では勝浦が予選最終日を連勝で締め、首位を守った。

5日目はシリーズ戦準優勝戦とトライアル第3戦が行われた。勝浦は10Rで逃げ切り、当地連覇に王手をかけた。トライアルは激戦が続き、11Rでは平高が2コース前付け、細川が4カドからまくって3号艇でファイナル進出を決めた。12Rでは海野が遠藤を差して勝利したものの、遠藤は2着で得点トップをキープし、決定戦で1号艇を手にした。

迎えた大晦日決戦。シリーズ優勝戦は勝浦がインからトップスタートを決めて快勝。「蒲郡での連続優勝はとても嬉しい」と喜びを語った。

12Rのクイーンズクライマックスは全艇枠なり進入。平山智加がトップスタートを切ったが、遠藤が冷静に先マイ。細川が猛追したが、遠藤が先行して優勝を決定づけた。遠藤は「節間で一番良い状態で迎えられた」と満足気。これで2度目のクイーンズクライマックス制覇となった。

  • 優勝者コメント・勝浦真帆

「(優勝して)ちょっとホッとしました。(蒲郡)2連覇が懸かっていたので。前回より少し緊張しましたね。5日目の感触が良かったので、安定板がついたけど、ペラはそのままで。外回りで少し回す方向でいきました。ギリギリまで不安な感じではあったけど、レースは思い切っていこうと思って、最後は大丈夫と思っていきました。スタートは自分の勘を信じていこうと思っていました。足が良かったので、1マークまで余裕があったし、しっかり回れました。(優勝の確信は)2周1マークくらいですかね。あとはきっちり回ろうと思って走りました。(今年を振り返って)時間はかかったけど初優勝ができたし、流れも良かったし、いい調子でこられたのかなと思います。(蒲郡連続優勝)めっちゃうれしいです。ここはすごく得意とかではなかったけど、2回ともいいエンジンが引けたし、相性がいいのかな。(昨年西橋Vの流れで来年のQC出場に注目が集まるが)頑張りたいですね。フライングを切らないように、常に優勝を目指して、一走一走目の前のレースをしっかり走るだけですね。(前回Vのときがコンマ01)少し反省して、今回は見える範囲でいこうと思っていました。(1月からA級だが意気込みは)今までやってきたことをこれからも変わらずやっていきたいです」。

  • 優勝者コメント・遠藤エミ

ー率直な心境を教えてください。
遠藤「本当にホッとしています」
ートライアル3回戦は逃げられなかったことも、プレッシャーになりましたか!?
遠藤「昨日みたいなミスはしないように調整しました」
ー安定版を装着して行われました。仕上がりはいかがでしたか?
遠藤「節の中では一番良かったのかなと思います」
ースタートはコンマ13でした。
遠藤「1マークを回って出口に力強さがあったので、先に回ればと思っていました」
ーこれで女子のPGIを連続優勝です。
遠藤「優勝出来たことはうれしいけど、そこにはあまり意識はないです」
ーGI5Vは女子レーサーの中で単独最多です。
遠藤「それも、あまり…。うれしいです」
ー来年の目標があれば教えてください。
遠藤「また一走一走頑張って、みなさんの舟券に貢献することが出来ればと思ってます」
ーエンジン抽選で64号機を引きました。引いた瞬間の心境はどうでしたか!?
遠藤「一番いいエンジンって知らなかったんですよ」(笑い)
ーこれはイケるなと思ったのはいつでしたか!?
遠藤「前検で試運転で一発目に出た時に『めちゃくちゃいいエンジンやん』と思いました」
ー来年はスピードクイーンメモリアルが新設されますが、女子PGI3冠への意気込みはありますか!?
遠藤「タイムでは行けなかったですけど、推薦で選んでいただいたので頑張りたいと思います」

引用元:遠藤エミが2度目のクイーンズクライマックス制覇/蒲郡クイーンズクライマックス

【クイーンズクライマックス】逃げて大会2Vの遠藤エミが〝夏冬女王〟/ボートレース

【クイーンズクライマックス】逃げて大会2Vの遠藤エミが〝夏冬女王〟/ボートレース

2024/12/31 22:48

クイーンズクライマックスVで史上初の〝同一年の夏冬女子GⅠ制覇〟を成し遂げた遠藤エミ

 蒲郡ボートのプレミアムGⅠ「第13回クイーンズクライマックス」(優勝賞金1700万円)は12月31日、第12Rで優勝戦(安定板を使用)が争われ、遠藤エミ(36)=滋賀=がインからコンマ13の好スタートを決めて逃げ快勝。2022年3月の大村クラシックで史上初の女子SG覇者に輝いた〝最強女子〟が17年の第6回大会以来2度目Vを飾るとともに史上初の〝同一年の夏冬女子GⅠ制覇〟を成し遂げた。GⅠは5Vで女子単独最多記録(SGは1V、通算は45V)。4年連続5度目の賞金女王になった。2着は地元の細川裕子、3着には三浦永理が入った。

 最強女子が新たな金字塔を打ち立てた。激戦のトライアルを1位で突破して9年連続の大会ファイナルを絶好枠で迎えた遠藤が逃げ快勝。4連勝完全Vを遂げた2017年の第6回(大村)以来の大会2Vで、24年8月の福岡PGⅠレディースチャンピオンから史上初となる同一年の夏冬女子GⅠ制覇を成し遂げた。

「ホッとしています。昨日(TR3回戦)みたいな感じにはしないようしっかり調整して、今節では一番いい仕上がりだったと思います。エンジン抽選のときは一番いいとは知らなくて…。でも、前検の一発目の試運転で『めっちゃいいエンジンやん』ってなってチャンスだなと思いました」

 選出1位で真っ先に引いたエンジン抽選でエース64号機をゲット。TR1、2回戦を連勝し、枠番抽選で1号艇を引き当て完全V再現も現実味を帯びてきた同3回戦で海野に差されてインから2着に惜敗。その反省を糧に安定板装着にも対応し、6枠・平山の前ヅケによる深インもモノともせず汚名返上の逃げで4年連続5度目の賞金女王に輝いた。終わってみれば4戦3勝2着1本の準完全Vだったが、断然の一番人気に応えて重圧から解き放たれた表彰式では、ファンの大歓声に思わず涙がこぼれた。

 この優勝で女子最多のGⅠ通算5Vを達成。そして今年2月に新設された浜名湖スピードクイーンメモリアルでの女子GⅠ3冠へ、「推薦で選んでいただいて頑張りたいです」と意欲をのぞかせる。現代のジェンダーレスを象徴するような女子初のSG覇者として、2度目のグランプリ参戦の機運も高まるが「まだそこを意識して走れる力をつけられていないので」と自己評価は辛口。「目の前の一走一走を全力で走っていたらチャンスがあるかもしれないですね」。謹厳実直な湖国の勝負師が、不断の全力疾走で今年もファンの期待に応える。

 ◇

★細川裕子が地元の意地を見せ2着…地元代表として意地を見せた。7度目のGⅠ優出で悲願の初Vに挑んだ細川は3コースから強気にまくったが、逃げた遠藤には届かず惜しくも2着に敗れた。「足はよかったと思います」と納得の仕上がりにはなっていたが、「1マークはいいターンができたと思うけど、やっぱり(遠藤)エミちゃんがうまかったので…」。この悔しさをバネに、2025年はさらなる飛躍を遂げてみせる。

【われ敗れたり】

◆3着・三浦「最後も全然合っていなかったし結局初戦が一番よかった。3着だったけど、悔しいです」

◆4着・海野「最初が悪かったから足は上出来。やることをやっての結果だし無事故で終われてよかった」

◆5着・平山「コースは一つでも内と思ったが…。スタートは自信を持って行けたが、展開がなかった」

◆6着・渡辺「足は悪くはなかったけど、回転が…。テンションが上がり過ぎてしまいましたね」

引用元:【クイーンズクライマックス】逃げて大会2Vの遠藤エミが〝夏冬女王〟/ボートレース

【蒲郡ボート(ナイター)クイーンズクライマックス】遠藤エミ 史上初の夏冬完全女王がファンの祝福に涙/再び舟券への貢献を約束

【蒲郡ボート(ナイター)クイーンズクライマックス】遠藤エミ 史上初の夏冬完全女王がファンの祝福に涙/再び舟券への貢献を約束

2024/12/31 23:00

ティアラを付けて王座に座る遠藤エミ

■ヒロイン
 女子最強レーサーが二度も失敗するわけがなかった。前日はインから2着に敗れていた遠藤エミが、優勝戦は全く隙のないイン逃げを披露。細川裕子のまくり強襲にもびくともせずにBSへ抜けると、2Mも完璧なターンで細川以下を突き放した。夏のレディースチャンピオンに続くV。これまで、誰もなしえなかった年間夏冬完全制覇の女王が誕生した。

 前日は調整を失敗。それだけに開口一番、「ホッとしました」。今度はファンの期待を裏切らなかったことが何よりだった。

 ただ、失敗は無駄ではなかった。前日を反省材料に再調整を施した最終日は「調整するうちにどんどん良くなって、今節で一番良かった」と機力は急上昇。ただでさえ引き当てたのはエース格エンジンで、前検日に乗った瞬間から「めちゃくちゃいいエンジンやん。(優勝の)チャンスだな」。それほどに感じた猛烈なパワーを少しも無駄にすることなく、Vという形に仕立ててみせた。

優勝してガッツポーズの遠藤エミ

 史上初の夏冬制覇。はやし立てる周囲をよそに、本人は「その記録は別に…」と素っ気なく、「優勝できたことがうれしい」。新年に向けても、「また一走一走、全力で走って、舟券に貢献できれば」。自らの記録よりも、自分の走りでファンに還元できることがやりがいだと強調した。

 その気持ちは表彰式の最後にも表れた。満員の会場を目にして「年末の遅い時間に残ってもらって…」と話し出すと、あふれる涙で言葉が続かなかった。期待に応え、またファンから感謝を受けて、意気込みを新たにする好循環。「強いと思っていないので、もっと強くなりたい」

 シンプルに強さと勝利を追求することで、また無意識に大記録を積み上げていきそうだ。

王座の上で思わず感極まる遠藤エミ

■プロフィル
 ◆遠藤エミ(えんどう・えみ)1988年2月19日生まれ。滋賀県日野町出身。八幡商高卒業。登録番号4502。2008年5月、びわこでデビューの102期。12年11月に鳴門で初V。GⅠは17年12月の大村クイーンズクライマックスで初制覇し、これが女子最多となる5度目のV。22年3月には大村クラシックを制し、史上初の女子のSG覇者になった。一般戦も含めた通算では158優出45V。年間タイトルは優秀女子(17、21~23年)、記者大賞(22年)、特別賞(22年)。154センチ、46キロ、A型。

引用元:【蒲郡ボート(ナイター)クイーンズクライマックス】遠藤エミ 史上初の夏冬完全女王がファンの祝福に涙/再び舟券への貢献を約束

クイーンズクライマックスシリーズで優勝した勝浦 真帆選手の活躍について西スポRACE SITEにまとめられていましたのでご紹介します。
気になった方は、ぜひご一読ください。

【蒲郡ボート(ナイター)クイーンズクライマックス】勝浦真帆 初Vの水面で再びの歓喜

【蒲郡ボート(ナイター)クイーンズクライマックス】勝浦真帆 初Vの水面で再びの歓喜

2024/12/31 23:00

人気に応えてホッと笑顔の勝浦真帆

■ヒロイン
 待望だったデビュー初Vはたった2カ月前のこと。勝浦真帆(29)=岡山・116期=が、その時と同じ蒲郡水面で、早くも2回目のVを手にした。ピットに引き揚げると「ホッとしました」。大歓声の中で人気に応えられたことに、笑顔で充実感を漂わせた。

 「前回も今回も、いいエンジンを引かせてもらえた」。相棒にそう感謝したが、自らの調整力で今回もその力を最大限に引き出した。しかもこの日は、今節で一度も出番がなかった安定板を装着してのレース。「ギリギリまで不安だったけど、レース直前には大丈夫と思って臨めた。足が良くて余裕があったし、1Mは余裕を持って回れた」。的確な仕事を施し、Vにつなげた。

 初V時はコンマ01とFすれすれだったSも、この日は11と誰の肝も冷やさずに済んだ。「あの時は行き過ぎだったので、見える範囲をしっかり行こうと思っていた」。初Vで生んだ心の余裕でしっかりとわきまえたレースを演じ、新年に目指すのはもう一つ上のクイーンズクライマックス本戦の舞台。

 「まずFは切らないように、常に優勝を目指して、目の前のレースをしっかり走りたい」

 実はまだGⅠ出場も経験がないが、この勢いなら新年は間違いなくステップアップを果たせそうだ。

11R優勝戦の1周2Mを先頭で折り返す勝浦真帆

■プロフィル
 ◆勝浦真帆(かつうら・まほ)1995年12月30日生まれ。岡山県津山市出身。美作高卒業。登録番号4884。2015年5月に児島でデビューの116期。24年10月、通算10度目の優出だった蒲郡ヴィーナスシリーズで初V。今回のVで通算13優出2V。25年1月からは初めてのA2級昇格。155センチ、51キロ、B型。

引用元:【蒲郡ボート(ナイター)クイーンズクライマックス】勝浦真帆 初Vの水面で再びの歓喜

  • 超速報 2024 プレミアムG1 第13回クイーンズクライマックス 優勝者インタビュー│BOATCAST NEWS 2024年12月31日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【蒲郡】遠藤エミ選手が女王に!シリーズは勝浦真帆選手が優勝!第13回クイーンズクライマックス【優勝】
出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル
レース考察

レース考察

「第13回 クイーンズクライマックス」賞金女王決定戦における勝利のカギとなったのは、遠藤 エミ選手の予選首位らしい“盤石の逃げ”と“舟足への絶対的な自信”でしょうか。

さらに勝負どころでも落ち着いたレース振りを披露して、この勢いで女子競艇界“最強”選手としても名を轟かせました。

遠藤 エミ選手は、クイーンズクライマックス優勝戦の感想を後に『ホッとした。全身の力が抜けました。頑張ってスタートを行けたし、1マークは冷静に回れました』と喜ぶとともに、『もっとうまく、もっと強くなりたい。来年も全力で走ります。応援してください』と語っており、これまで大舞台で結果を残していても、クイーンズクライマックスは特別ということがよくわかる内容でした。
きっと訪れたチャンスをしっかりとつかみ取った強靭な精神力こそが勝利へ繋がる鍵だったのでしょう。

観客席からの多くの歓声と拍手があがる印象的なレースでした。

  • ボートレース公式サイトに掲載されていた、レース考察(最終日 熱戦レース)の内容をご紹介します。

コンマ13の快スリットから遠藤が1マークを先取り。渡邉と細川の仕掛けにも臆することなく押し切っていきます。好旋回を繰り出した遠藤は、バックストレッチで一歩前へ。次コーナーも手堅くクリアすると、追走する細川も振り切って独走体勢を築きます。ファンの期待を背負いながら、圧巻のレースを披露した遠藤が優勝のゴールイン! 遠藤は2017年以来、2度目のティアラ戴冠を達成しています。

引用元:レース一覧|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
  • 西スポレースサイトに掲載されていた、優勝戦を戦い終わった優出メンバーのコメントをご紹介します。
  • 細川 裕子(2着)】
    調整を外したかなと思っていたけど、走ってみると足は良かったと思う。1Mはいいターンができたと思ったんですけど、やっぱりエミちゃんがうまかった。
  • 三浦 永理(3着)】
    最後も全然合っていなかった。安定板が付いて、さらに訳が分からなくなってしまった。結局、初日が一番良かった。3着の結果だけど悔しい。
  • 海野 ゆかり(4着)】
    (トライアルの)最初の足が悪かったので足は上出来だったと思う。回り過ぎていたのでチルトはマイナスの方が良かったかも。やることをやっての結果だし、無事故で終わったのが良かったと思う。
  • 平山 智加(5着)】
    コースは一つでも内へと思っていったけど…(取れなかった)。スタートは自信を持って行けたけど、展開がなかった。
  • 渡辺 優美(6着)】
    悪くはなかったんですけど、回転が上がり過ぎちゃっていましたね。

引用元:【住之江ボート(ナイター)SGグランプリ】毒島誠 ついに黄金のヘルメットを戴冠|ボートレースニュース|ボートレースTOP|西スポレースサイト

  • 東スポ ボートレースの公式Xに、グランプリファイナル当日(2024年12月31日)の九州スポーツの一面が紹介されていましたのでご紹介します。
出典:東スポ ボートレース
  • ほかにもSNSには素敵な画像が投稿されていましたので、一部を抜粋してご紹介します。
    さすが遠藤 エミ選手の魅力を熟知しているファンの皆さまです。
    素敵な写真の数々に推しへの“愛”を感じずにはいられません!!
出典:サンスポボートレース
出典:そらね氏のX投稿
出典:増田直也氏のX投稿
出典:コテツ氏のX投稿

まとめ

出典:BOAT RACE蒲郡クイーンズクライマックス特設サイト

今大会の優勝戦では絶好枠のアドバンテージを存分に発揮して、見事なスタートと冷静なターンで、遠藤 エミ選手史上初となる「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝を達成。
ついに女子ボートレース界の“頂点”に立って、2024年“年間女王”の座を手にしました。

優勝した遠藤選手にとって、今回の優勝は2024年5度目の優勝にして年間プレミアムG1-2冠(通算G1-5冠)・通算45回目の優勝、そして選手生活16年7か月目にして史上初の金字塔を打ち立てたのです。

トライアル3日目からの参戦で3走目こそ2着となりましたが、通算戦績は4戦3勝。
しかも、オール3連対で得点率は堂々の1位。
トライアルをトップ通過し、優勝候補筆頭となった遠藤 エミ選手が絶好枠を生かしたイン戦速攻で押し切り、他の選手を寄せ付けない圧倒的な逃げ切りで勝利を収めました。
その証拠に、3連単のオッズ上位は遠藤 エミ選手を軸とする買い目が独占し、組番の134は3番人気、3連単のオッズは8.4倍で840円という本命決着となっています。

クイーンズクライマックスが終了して、獲得賞金女王ランキングにも大きな波乱が起こりそうな気配。
1か月後の2025年1月23日には舞台を近畿地区に移して、新年幕開け後初となるプレミアムG1競争「第6回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走(BBCトーナメント)」が常滑競艇場で開幕を控えており、一発勝負の短期決戦が繰り広げられます。
艇界屈指のレーサーによるトップレベルの戦いは2025年も途切れることなく続いていきます!
年が明ければ春の風物詩「第60回 ボートレースクラシック」の出場選手が発表されますので、2025年もボートレースファン必見のビッグレースへの期待はますます高くなっていくことでしょう。

  • クイーンズクライマックスは毎年12月下旬に開催される
  • クイーンズクライマックスは21世紀に入って初めて新設されたG1競争で、2014年にプレミアムG1競争に格上げされた
  • 正式名称は「賞金女王決定戦競走
  • クイーンズクライマックスに優先出場権は設けられておらず、選考期間内における女子の獲得賞金ランキング上位12名に出場資格が与えられる
  • シリーズ戦に出場するのは選考期間内における女子の獲得賞金ランキング上位13位~54位までの42名
  • 2024年の「第13回 クイーンズクライマックス/シリーズ」は、2024年12月26日~31日までの6日間ボートレース蒲郡で開催
  • 優出すれば翌年に開催されるレディースオールスターへの優先出場権が与えられる
  • 優勝賞金は1,700万円
  • 注目選手は、遠藤 エミ選手(4502)三浦 永理選手(4208)渡邉 優美選手(4590)田口 節子選手(4050)
    ※田口 節子選手については、現時点で出場権獲得のボーダーライン
  • 2024年は遠藤 エミ選手がクイーンズクライマックス2度目の制覇を達成して、史上初の「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝“年間女王”の座を手にした
  • 組番の134は3番人気3連単のオッズは8.4倍で840円の本命決着

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