2024年7月1日、BOAT RACE公式サイトを運営する“一般財団法人 BOAT RACE振興会”は公式サイト内で「選手獲得賞金ランキング ベスト50(集計期間:2024年1月1日から2024年6月30日)」を発表しました。
この発表については、2024年も1年の半分を過ぎ、年末の12月17日~22日に住之江競艇場で開催される「第39回 ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズ」への出場権をかけた重要情報とされます。
そのため、グランプリ出場を狙う選手にとっても、推しの選手がグランプリ/グランプリシリーズに出場できそうか気になるファンにとっても、出場選手の選出順位に関わる大事な発表とあり、かなり気になるニュースだと言えるでしょう。
ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズへの出場権は、成績対象期間内(1月1日からチャレンジカップ最終日まで)における獲得賞金ランク上位60名を全登録選手から選抜し、上位18位までの選手をグランプリ、19位~60位の42人をシリーズ戦へ選出するため、選考期間の半分以上を過ぎた時点での獲得賞金額は絶対チェックしておかなければならないことなのです。
※チャレンジカップは2024年11月19日から24日まで下関競艇場で開催予定。
ここでは、今回発表された「選手獲得賞金ランキング ベスト50」とグレード・タイトル別の賞金額、成績が振るわない意外な2人の選手について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
選手獲得賞金ランキング ベスト50(6月30日時点)
今回発表された「選手獲得賞金ランキング ベスト50」にはどのような選手が名を連ねているのでしょうか?
早速、発表されたランキングを見ていきましょう。
選手獲得賞金ランキング ベスト50
(集計期間:2024年1月1日から2024年6月30日)
順位 | 登番 | 選手名 | 支部 | 獲得賞金額 | 概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 4238 | 毒島 誠 | 群 馬 | ¥77,873,500 | クラシック優勝 オールスター4着 |
2 | 3960 | 菊地 孝平 | 静 岡 | ¥66,899,000 | マスターズチャンピオン優勝 |
3 | 5121 | 定松 勇樹 | 佐 賀 | ¥63,735,000 | オールスター優勝 |
4 | 4262 | 馬場 貴也 | 滋 賀 | ¥63,684,833 | BBCトーナメント5着 オールスター2着 |
5 | 4362 | 土屋 智則 | 群 馬 | ¥61,032,333 | グランドチャンピオン優勝 |
6 | 4337 | 平本 真之 | 愛 知 | ¥56,207,000 | BBCトーナメント4着 クラシック2着 グランドチャンピオン4着 |
7 | 4445 | 宮地 元輝 | 佐 賀 | ¥54,883,333 | オールスター6着 グランドチャンピオン2着 |
8 | 4444 | 桐生 順平 | 埼 玉 | ¥53,598,333 | クラシック4着 |
9 | 4719 | 上條 暢嵩 | 大 阪 | ¥50,480,000 | グランドチャンピオン5着 |
10 | 3941 | 池田 浩二 | 愛 知 | ¥49,587,000 | グランドチャンピオン3着 |
11 | 4320 | 峰 竜太 | 佐 賀 | ¥47,489,333 | |
12 | 3783 | 瓜生 正義 | 福 岡 | ¥44,475,999 | オールスター5着 |
13 | 4851 | 関 浩哉 | 群 馬 | ¥42,986,260 | BBCトーナメント優勝 |
14 | 3415 | 松井 繁 | 大 阪 | ¥42,745,000 | BBCトーナメント3着 マスターズチャンピオン6着 |
15 | 4205 | 山口 剛 | 広 島 | ¥42,146,333 | |
16 | 4371 | 西山 貴浩 | 福 岡 | ¥41,612,333 | |
17 | 3854 | 吉川 元浩 | 兵 庫 | ¥41,312,666 | マスターズチャンピオン5着 |
18 | 4030 | 森高 一真 | 香 川 | ¥39,737,266 | オールスター3着 |
19 | 4418 | 茅原 悠紀 | 岡 山 | ¥38,591,333 | BBCトーナメント2着 |
20 | 3716 | 石渡 鉄兵 | 東 京 | ¥38,112,848 | |
21 | 4685 | 島村 隆幸 | 徳 島 | ¥37,702,000 | |
22 | 3942 | 寺田 祥 | 山 口 | ¥36,590,000 | マスターズチャンピオン3着 |
23 | 4939 | 宮之原 輝紀 | 東 京 | ¥35,780,466 | クラシック3着 |
24 | 4044 | 湯川 浩司 | 大 阪 | ¥35,428,500 | |
25 | 4524 | 深谷 知博 | 静 岡 | ¥35,380,000 | |
26 | 4504 | 前田 将太 | 福 岡 | ¥34,607,333 | |
27 | 3779 | 原田 幸哉 | 長 崎 | ¥33,371,333 | |
28 | 3590 | 濱野谷 憲吾 | 東 京 | ¥33,210,333 | |
29 | 3946 | 赤岩 善生 | 愛 知 | ¥31,722,519 | マスターズチャンピオン2着 |
30 | 4760 | 山崎 郡 | 大 阪 | ¥30,940,000 | |
31 | 4350 | 篠崎 元志 | 福 岡 | ¥30,438,532 | |
32 | 4459 | 片岡 雅裕 | 香 川 | ¥30,070,666 | |
33 | 4494 | 河合 佑樹 | 静 岡 | ¥30,058,000 | |
34 | 4503 | 上野 真之介 | 佐 賀 | ¥29,905,666 | |
35 | 3959 | 坪井 康晴 | 静 岡 | ¥29,477,000 | |
36 | 4168 | 石野 貴之 | 大 阪 | ¥29,234,000 | BBCトーナメント6着 |
37 | 4397 | 西村 拓也 | 大 阪 | ¥28,977,000 | グランドチャンピオン6着 |
38 | 4266 | 長田 頼宗 | 東 京 | ¥28,844,500 | |
39 | 4907 | 小池 修平 | 大 阪 | ¥28,766,000 | |
40 | 4932 | 新開 航 | 福 岡 | ¥28,050,000 | |
41 | 4482 | 守屋 美穂 | 岡 山 | ¥28,014,000 | |
42 | 4361 | 柳生 泰二 | 山 口 | ¥27,803,999 | |
43 | 3952 | 中澤 和志 | 埼 玉 | ¥27,587,000 | |
44 | 4497 | 桑原 悠 | 長 崎 | ¥27,352,466 | |
45 | 4290 | 稲田 浩二 | 兵 庫 | ¥27,247,260 | |
46 | 3744 | 徳増 秀樹 | 静 岡 | ¥26,695,333 | |
47 | 3876 | 中辻 崇人 | 福 岡 | ¥26,482,000 | |
48 | 4546 | 浜田 亜理沙 | 埼 玉 | ¥26,134,166 | |
49 | 4364 | 池永 太 | 福 岡 | ¥25,998,000 | |
50 | 4794 | 和田 拓也 | 兵 庫 | ¥25,888,093 |
ここまでのSG競争・PG1競争の優勝者
「選手獲得賞金ランキング」の結果から、ランキングのトップ3はSG覇者・PG1覇者となった選手たちが独占していることがわかりました。
またランキング上位に名を連ねた選手のほとんどは、SG競争あるいはPG1競争で優出していること、もしくはG1競争の優勝および優出選手です。
わかりやすくするために、2024年に開催されたSG競争・PG1競争の優勝選手をまとめました。
こうしてみると、グレードレースでの成績が選手獲得賞金ランキングの順位に直結することがわかりますね。
SG競争
グレード | タイトル | 優勝選手名 | 順位 | 獲得賞金額 |
---|---|---|---|---|
SG | 第59回 ボートレースクラシック | 毒島 誠 | 1位 | 77,873,500円 |
SG | 第51回 ボートレースオールスター | 定松 勇樹 | 3位 | 63,735,000円 |
SG | 第34回 グランドチャンピオン | 土屋 智則 | 5位 | 61,032,333円 |
SG | 第29回 オーシャンカップ | - | - | - |
SG | 第70回 ボートレースメモリアル | - | - | - |
SG | 第71回 ボートレースダービー | - | - | - |
SG | 第27回 チャレンジカップ | - | - | - |
SG | 第39回 グランプリ(賞金王決定戦) | - | - | - |
PG1競争
グレード | タイトル | 優勝選手名 | 順位 | 獲得賞金額 |
---|---|---|---|---|
PG1 | 第5回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BBC) | 関 浩哉 | 13位 | 42,986,260円 |
PG1 | 第1回 スピードクイーンメモリアル ※2025年2月より新設 | - | - | - |
PG1 | 第25回 マスターズチャンピオン | 菊地 孝平 | 2位 | 66,899,000円 |
PG1 | 第38回 レディースチャンピオン | - | - | - |
PG1 | 第11回 ヤングダービー | - | - | - |
PG1 | 第13回 クイーンズクライマックス | - | - | - |
毒島 誠選手と菊地 孝平選手の獲得賞金額が大きく違う理由
ランキングトップの毒島 誠選手については、77,873,500円という圧倒的な賞金額を獲得しており、2位の菊地 孝平選手との差は約1,100万円。
このように大きな金額差となった要因としては、毒島 誠選手のボートレースクラシック制覇により、4,000万円の優勝賞金を獲得したことと、ボートレースオールスターの優勝戦で4着となった賞金、双方が高額だったことが大きく影響しています。
ほかにもグレード問わず、安定して勝ち星をあげ続ける調子の良さがここまでの圧倒的な差となったようです。
現時点で毒島 誠選手のグランプリ出場は“ほぼ確定”と言って良いでしょう。
このように好調な毒島 誠選手であれば、もしかしたら念願のグランプリ初制覇の可能性もあり、クラシック以外のSGタイトルの載冠にも十分期待できるはずです。
2024年度のSG競争・PG1競争の賞金
ボートレースグランプリ/グランプリシリーズへの出場権がかかっているとあり、まだ獲得賞金が伸び悩んでいる選手にとっては、大きな賞金額を積み上げることで、年末に向けてランキングを一つでも上げていきたいところでしょう。
そう考えた時に重要になってくるのが、獲得賞金が特に高額なSG競争と次に高い賞金額のPG1競争の賞金額でしょう。
2024年残りのSG競争は「オーシャンカップ・ボートレースメモリアル・ボートレースダービー・チャレンジカップ」の4タイトル。
そしてPG1競争は、「レディースチャンピオン・ヤングダービーのみ」となっています。
PG1競争については、女子選手や若手選手に出場権が限られているため、全ての選手に賞金獲得の可能性があるわけではありません。
しかし、該当する選手にとってはSG競争常連のベテランレーサーが出場しないために賞金獲得がしやすく、ボートレースグランプリ/グランプリシリーズ出場への貴重な積み上げ金となります。
SG競争の賞金額
SG競争 | 獲得賞金額 |
---|---|
グランプリ | 1億1,000万円 |
グランプリシリーズ | 2,000万円 |
ボートレースクラシック | 4,200万円 |
ボートレースダービー | 4,200万円 |
ボートレースオールスター | 4,200万円 |
ボートレースメモリアル | 4,200万円 |
グランドチャンピオン | 3,600万円 |
オーシャンカップ | 3,600万円 |
チャレンジカップ | 3,600万円 |
振興会会長賞メダル対象のGRANDE5では、ボートレースクラシック・ボートレースオールスター・ボートレースメモリアル・ボートレースダービーは4,200万円、グランドチャンピオン・オーシャンカップ・チャレンジカップは3,600万円となっています。
SG競争における獲得賞金額で最も多額なのは、ボートレースグランプリの1億1,000万円ですが、この賞金は今回の選考期間外のため参考情報としてお考えください。
なお、グランプリシリーズの賞金額も同様の理由で参考程度に受け取っていただけますと幸いです。
SG競争で優出した際の賞金一覧
順位 | 獲得賞金 |
---|---|
優勝 | 4,200万円 |
2着 | 1,850万円 |
3着 | 1,250万円 |
4着 | 980万円 |
5着 | 880万円 |
6着 | 830万円 |
SG競争に選出された際の予選から優勝決定戦までの賞金一覧
順位 | 予選 | 準優勝戦 | 優勝戦 |
---|---|---|---|
1着 | 21万円 | 57万円 | 4,200万円 |
2着 | 17万円 | 43万円 | 1,850万円 |
3着 | 13万円 | 33万円 | 1,250万円 |
4着 | 11万円 | 26万円 | 980万円 |
5着 | 10万円 | 23万円 | 880万円 |
6着 | 9万円 | 20万円 | 830万円 |
【補足】GRANDE5とは?
ちなみにGRANDE5とは5つのSG競争をまとめた総称で、優勝戦3着以内の選手を対象に金(1着)・銀(2着)・銅(3着)のメダルが贈られる2014年に新設された制度です。
※ただし最も賞金額の高いグランプリのみ「プラチナ(1着)・金(2着)・銀(3着)」となる。
GRANDE5で最初にすべてのレースで優勝した場合、グランドスラムを祝して『3億円相当のインゴット』が贈呈されます。
PG1競争の賞金額
PG1競争 | 獲得賞金額 |
---|---|
クイーンズクライマックス | 1,700万円 |
BBCトーナメント | 1,300万円 |
マスターズチャンピオン | 1,300万円 |
ヤングダービー | 1,300万円 |
レディースチャンピオン | 1,300万円 |
スピードクイーンメモリアル ※2025年2月新設・初開催 | 1,300万円 |
クイーンズクライマックスは1,700万円、ヤングダービー・レディースチャンピオンは1,300万円となっています。
PG1競争における獲得賞金額で最も高額なのは、クイーンズクライマックスの1,700万円です。
ほかにも、BBCトーナメントとマスターズチャンピオンについては獲得賞金額が1,300万円と高額ですが、この賞金はすでに関 浩哉選手と菊地 孝平選手が獲得済み。
また、2025年2月に新設されることが決定した「スピードクイーンメモリアル」の優勝賞金1,300万円については、今回の選考期間外のため参考情報としてお考えください。
G1競争の賞金額
PG1競争 | 2024年 |
---|---|
各場の周年記念 | 1,200万円 |
高松宮記念 | 1,100万円 |
ダイヤモンドカップ | 1,100万円 |
各場の地区選手権 | 630万円 |
PG1競争まではいきませんが、G1競争の賞金も高額です。
特に各場の周年記念ならば1,200万円、高松宮記念とダイヤモンドカップについては1,100万円の賞金を獲得できるのですから、獲得できればグランプリ/グランプリシリーズの出場権がぐっと近づくわけです。
最も賞金額の低い各場の地区選手権でも630万円ですから、賞金額の積み重ねとしては優秀な金額ですよね。
2023年の獲得賞金ランキングトップ2が超絶不調の真っ只中!
ここで獲得賞金ランキングに不穏な事態が発生していることが明らかにありました。
奇しくも2023年の獲得賞金で2億円超えを記録していた2トップにグランプリ出場の黄色信号が点っているのです。
ちなみに2023年の獲得賞金額は、石野 貴之選手が222,030,000 円で、峰 竜太選手が200,870,200 円。
しかも、峰 竜太選手に至ってはグランプリの優勝賞金なしで2億円を超えるという快挙を達成していたのです。
それなのに、2023年のボートレース界を代表した2人の選手がともに成績が振るわないというまさかの状況。
そんな噓のような事態が起こるなんて、誰が想像できたでしょうか。
峰 竜太選手がトップ10外に陥落の大波乱!
グランプリで師弟対決の実現へ…新たな目標に向けて突き進む!
峰 竜太選手の2024年6月末時点でのランキング順位は11位。
愛弟子の定松 勇樹選手はボートレースオールスターで優勝したことによりトップ3につけています。
さらにもう一人、峰グループ(正式名称:LAGOON BASE・ラグーンベース)からは、一番弟子の上野 真之介選手が34位につけている状況です。
上野 真之介選手といえば、どのコースからでも好成績を収め、インコースからの逃げは鉄板、かつ常に舟券に絡むトップレベルの実力者。
G1・SGともに優勝歴はまだないものの、近いうちにグレードレースでの初優勝を達成するのではないかと期待されている逸材です。
2024年度後期のA1級選手の級別ランキングでは、勝率8.06という高い数値を記録してトップ5に入っていることを鑑みても、成績は安定しているといえます。
しかも、優秀なスタートタイミングを維持しながら、スタート事故は少ない超優秀選手ですから、このままグランプリシリーズへの出場権を獲得するのは確実でしょう。
弟子たちの活躍で刺激を受けた師匠の峰 竜太選手。
きっとここから「艇界のスーパースター」が波に乗って、年末のグランプリ出場権獲得という大波を乗り切ってくれるのを期待せずにはいられません。
弟子からの刺激を受けた峰 竜太選手
弟子の定松 勇樹選手のSGオールスター初制覇によって、峰 竜太選手の“最後の夢”である「弟子のSG優勝」が予想よりも早く叶ったことは周知の事実だと思います。
そもそも、定松 勇樹選手は「福岡県出身でありながら、尊敬する峰 竜太選手に弟子入りしたい一心で佐賀支部に所属した」という逸話があるほどに師匠を慕っているのです。
きっと、峰グループ(正式名称:LAGOON BASE・ラグーンベース)に所属している弟子全員が、師匠である峰 竜太選手のカリスマ性やスター性、操縦技術やレースに対する心持に感銘を受けて師事していることでしょう。
峰 竜太選手は定松 勇樹選手のオールスター制覇で“泣き虫王子”らしく、終始うれし泣きをしていた様子がメディアでも大々的に報じられました。
同時に大きな刺激を受けたようで、『自分のときと違う嬉しさがある。正直「SG優勝とかはもういいかな」と考えていたけど、サダ(定松)が優勝して自分もまた心に火が付いた。「夢を見失って燃え尽きかけていたけど、一緒にグランプリを走りたい」「一緒にあの最高の舞台を味わいたい」と思った』と語っており、2024年の年末にグランプリでの師弟対決を実現させたい気持ちは誰よりも強いはずです。
不運が続いており、精神的にもつらい時期かもしれませんが、“艇界きっての最強選手”の呼び声高き、峰 竜太選手の活躍と巻き返しに期待しましょう。
きっとグランプリ優勝戦での師弟対決を多くの競艇ファンが待ち望んでいるはずです。
【多摩川ボート・SGオールスター】峰竜太 闘志に再点火「サダと一緒にGPを走りたい」
【多摩川ボート・SGオールスター】峰竜太 闘志に再点火「サダと一緒にGPを走りたい」
<26日・多摩川ボート・最終日>
優勝した定松勇樹の師匠・峰竜太はやっぱり大号泣。「弟子のSG優勝を見たいと思っていたけど、こんなにうれしいものだと思わなかった」とボロボロと涙を流しながら話した。
準優前夜に続き、この日も全力でサポート。「ずっと横にいて、負担にならないよう声をかけて、よほどきつかったら『楽勝!って笑顔で言えばいいよ』というおまじないを伝えた」という。その励ましに応えて弟子が優勝。峰は「自分を超える人間を見つけたと改めて思った。むしろもう超えている。僕以上の成績を残して佐賀を引っ張ってほしい。サダ(定松)はスーパースターですよ」と賛辞を惜しまなかった。 さらに続けて「自分もまた心に火が付いた。夢を見失って燃え尽きかけていたけど、一緒にグランプリを走りたい」と、ぬれた瞳の奥には新たな闘志が宿っていた。
引用元:【多摩川ボート・SGオールスター】峰竜太 闘志に再点火「サダと一緒にGPを走りたい」(西スポレースサイト) – Yahoo!ニュース
【ボートレースオールスター】弟子・定松のSG初Vに峰竜太「一緒にグランプリ走りたい」
【ボートレースオールスター】弟子・定松のSG初Vに峰竜太「一緒にグランプリ走りたい」
2024/05/26 21:17
多摩川ボートの「SG第51回ボートレースオールスター」は定松勇樹がSG初出場V。夢見ていた弟子のSG初Vを見届けた峰竜太(39、佐賀)は「こんなにうれしいものだと思わなかった…」と涙ながらに語った。自身は2度のグランプリ優勝を含むSG通算6Vを誇るが「自分のときと違ううれしさがある。正直『SG優勝とかはもういいかな』と考えていたけど、サダ(定松)が優勝して『一緒にグランプリを走りたい』『一緒にあの最高の舞台を味わいたい』と思った」と大いに刺激を受けた様子。水神祭では定松と一緒に水面へダイブし、「自分をはるかに超えていく逸材になってくれると思う。これから、飲めない酒を浴びてきます」と笑顔で締めくくった。
引用元:【ボートレースオールスター】弟子・定松のSG初Vに峰竜太「一緒にグランプリ走りたい」 – サンスポZBAT! (sanspo.com)
ボートレース界のスーパースター峰竜太 AS制覇の愛弟子・定松勇樹と熱い抱擁…舞台裏を語る
ボートレース界のスーパースター峰竜太 AS制覇の愛弟子・定松勇樹と熱い抱擁…舞台裏を語る
【峰竜太のアロハな気分】佐賀県唐津市出身でボートレース界のスーパースター・峰竜太の月1コラム「アロハな気分」。今月の話題はなんといっても先月行われたSG「第51回ボートレースオールスター」。自身は残念ながら準優勝戦で敗退となったが、愛弟子の定松勇樹が予選トップ通過からの王道V。3年前の峰に続く、師弟でのオールスター制覇でレース後は抱き合うシーンが話題を呼んだ。約1カ月が経過した今、舞台裏や峰の喜びの声をお届けする。
スポニチ読者の皆さん、アロハ~。ボートレーサーの峰竜太です。定松がやってくれました!オールスターを優勝。弟子がSGを獲る姿を見るという夢があったけど、こんなにうれしいとは。こんな感動はなかなかないですよ!祝勝会も盛り上がったし、ご褒美もあげました。自分自身も、もう一回(闘志に)火が付いたし、一緒にボートレースを盛り上げていきたいですね!
23歳の定松選手が大仕事をやってのけた。3度目のSG参戦で、峰が21年に優勝したオールスターを制覇。
「自分の人生の歴史に刻まれるくらいのことだった。他人のこととは思えない。あとは僕も含めて、周りのみんながもう一回火が付いたんじゃないかな?それほど影響力ある偉業を成し遂げてくれたんだと思う。ボートレースの良さ、夢をかなえる感動をたくさんの人に伝えてくれた」
今月15日にボートレースからつで行われたトークショーでは、優勝戦のレース本番前に定松と一緒にいたことを明かした。
「最初は一人にしてあげようと思っていたけど、“こんなの経験したことない”って。それほど緊張していたみたいだったので。一番ヤバい時に行ってあげようと思って本番前に行きました。少しでも楽になれるかなって」
大一番を前にする愛弟子に師匠として、SG覇者の先輩として心強い言葉を贈った。
「“心はひとつ”って言ってあげました。みんなが最終日で帰れるテンションの中で、重圧と闘うのは一人なんですよね。そこで僕が浮かれてるのは違うかなと。同じ重圧を味わってあげるのがあいつの支えになると思って。自分の中では思い出の時間になってますね」
定松の優勝インタビュー後、2人が抱き合うシーンがあった。その時はどんなやりとりがあったのだろうか。
「竜太さんの最後の夢をかなえてあげられて良かったです!って泣きながら言われたのが一番うれしかったですね。弟子のSG優勝というのが僕の最後の夢だった。それをオールスター前に伝えてたんです」
トークショーではお祝いでプレゼントを贈ったことを明かした。
「35万円くらいするスニーカーを買ってあげました!」
これで2人一緒に年末のグランプリに進む可能性が高まった。
「俺も一緒に絶対グランプリ行くって言ったんで、定松も“頑張りましょう”って。高め合いましたね」
最後はSG覇者となった愛弟子に、今だからこそ伝えたい言葉とは。
「これからはスーパースターとしての責任と自覚を持って、自分のためだけではなくいろいろな人のために、走り方や生き方を含めてお手本になってほしい。これからの方がめっちゃ大事だってことを伝えてあげたいです。そして、自分を超えていく人間になってほしい」
今回は定松の偉業を陸(おか)の上で見守ったが、今後は最高峰の舞台で峰と定松が対戦することもあるだろう。そして、定松の活躍に山田康二や上野真之介ら、定松の兄弟子たちも刺激を受けているに違いない。峰軍団・ラグーンベースのますますの活躍が楽しみでならない。
ボートレース界のスーパースター峰竜太 AS制覇の愛弟子・定松勇樹と熱い抱擁…舞台裏を語る (msn.com)
峰 竜太選手の不調に対するSNSの反応は?
峰 竜太選手の成績不振に対して、SNSにはどのような声が声が寄せられたのでしょうか。
『峰竜太すら沈んだ』『最近1号艇で負けすぎでは?』というメッセージのほかに、『純粋な差され負けは約1年5ヶ月ぶり』という言葉が投稿されたところを見ると、「かなり調子が悪い」ことがヒシヒシと伝わってきます。
やはり、いつもの強い峰 竜太選手とは違うといったメッセージが目立ちました。
投稿されていた反応の一部を抜粋してご紹介します。
2023年グランプリ覇者・石野 貴之選手もスランプ中…
グランプリまでに巻き返せるか!?
石野 貴之選手の2024年6月末時点でのランキング順位は36位。
やはりグランプリ制覇の翌年はスランプに陥ってしまうのでしょうか!?
というのも、石野 貴之選手は初のグランプリ制覇の翌年、2020年に前年の活躍が嘘のようなスランプに悩まされた経験を持っているからです。
その経験から、2024年の目標を聞かれた際には「安定して勝つこと」を第一に掲げていたほど。
2024年は前回のスランプの反省を踏まえて『メンタルを一定して勝負に臨むように努めている』と語っていただけに、石野 貴之選手のメンタルも心配になります。
ちなみに、2024年の石野 貴之選手の成績は15節に出場して、優出は1月と2月に合わせて3回のみ。
最終着順は5着・6着・1着で、今年はまだ一般戦で1回しか優勝できていないのです。
昨年の大活躍の代償なのか、不運が続いているのか、3月以降は一般戦ですら優出を果たせておらず、この苦しい状況はスランプ以外の何物でもないでしょう。
ここで踏みとどまって「石野信用金庫」の本領発揮といかなければ、グランプリ出場にも赤信号が点る気配です。
是非とも、これから全力で巻き返しに尽力して、グランプリの出場権をつかみ取ってほしいと願うばかりです。
石野 貴之選手の不調に対するSNSの反応は?
石野 貴之選手の成績不振に対して、SNSにはどのような声が声が寄せられたのでしょうか。
『石野信用金庫に強盗入っちゃった』『石野信用金庫から消費者金融になりました』というメッセージのほかに、『まだ呪いが解けてないのか』という言葉が投稿されたところを見ると、「2020年のスランプを思い出すほどに調子が悪い」ことが伝わってきます。
やはり、いつもの『石野信用金庫』の名に恥じない、安定したレースとは言い難い状況だったのでしょう。
それにしても、Xでは「#石野貴之」で検索するよりも「#石野信用金庫」で検索した方がより多くの投稿を見られるなんて、なかなか稀有な存在ですよね。
投稿されていた反応の一部を抜粋してご紹介します。
まとめ
1年も半分以上を過ぎて、いよいよ年末の「第39回 グランプリ(賞金王決定戦)」が見えてきました。
「競艇界のナンバーワンレーサー」の座をかけて争う大一番に向けて、これから更にSGグレードを中心とした選手たちの戦いは激しくなっていくことが予想されます。
現在のところ、2023年の2億円レーサーが2人そろって成績がふるわず、グランプリ出場に向けて弾みをつけたい状況です。
しかしながら、まだ1年も折り返したばかり。
これからのレースの戦績次第では、今回の賞金ランキングでは圏外だった選手が次に発表されるランキングで50位以内にランクインする確率だって十分にあり、どのような結果になるのかは誰にも予想がつかないでしょう。
年末に向けて、これから更に加速していくであろう熱い戦いから目が離せません!
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