選手獲得賞金ランキングベスト50が発表される!ランキング上位の茅原悠紀選手がチャレンジカップ選出除外の大波乱!グランプリまでにどれだけ賞金を積み上げられるか!?【2024年9月2日発表】

2024年9月2日、一般財団法人 BOAT RACE振興会は公式サイト内で2024年1月1日~9月1日までの「選手獲得賞金ランキング ベスト50」を発表しました。

2024年9月2日、BOAT RACE公式サイトを運営する“一般財団法人 BOAT RACE振興会”は公式サイト内で「選手獲得賞金ランキング ベスト50(集計期間:2024年1月1日から2024年8月31日)」を発表しました。

この発表については、2024年も3分の2を過ぎ、年末の12月17日~22日に住之江競艇場で開催される「第39回 ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズ」への出場権をかけた重要情報とされます。

そのため、グランプリ出場を狙う選手にとっても、推しの選手がグランプリ/グランプリシリーズに出場できそうか気になるファンにとっても、出場選手の選出順位に関わる大事な発表とあり、かなり気になるニュースだと言えるでしょう。

ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズへの出場権は、成績対象期間内(1月1日からチャレンジカップ最終日まで)における獲得賞金ランク上位60名を全登録選手から選抜し、上位18位までの選手をグランプリ19位~60位の42人をシリーズ戦へ選出するため、選考期間の半分以上を過ぎた時点での獲得賞金額は絶対チェックしておかなければならないことなのです。
※チャレンジカップは2024年11月19日から24日まで下関競艇場で開催予定。

ここでは、今回発表された「選手獲得賞金ランキング ベスト50」とグレード・タイトル別の賞金額、ランキング上位選手のグランプリ選出に関わる黄色信号について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

選手獲得賞金ランキング ベスト50(8月31日時点)

今回発表された「選手獲得賞金ランキング ベスト50」にはどのような選手が名を連ねているのでしょうか?

早速、発表されたランキングを見ていきましょう。

選手獲得賞金ランキング ベスト50
(集計期間:2024年1月1日から2024年8月31日)

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順位推移・7/1付順位登番選手名支部獲得賞金額概要
1(4)4262馬場  貴也滋 賀¥114,952,833BBCトーナメント5着
オールスター2着
メモリアル優勝
2(1)4238毒島   誠群 馬¥96,982,500クラシック優勝
オールスター4着
3(2)3960菊地  孝平静 岡¥85,179,000マスターズチャンピオン優勝
オーシャンカップ6着
4(19)4418茅原  悠紀岡 山¥85,097,333BBCトーナメント2着
オーシャンカップ優勝
5(6)4337平本  真之愛 知¥82,612,466BBCトーナメント4着
クラシック2着
グランドチャンピオン4着
メモリアル2着
6(3)5121定松  勇樹佐 賀¥72,602,000オールスター優勝
7(10)3941池田  浩二愛 知¥72,411,000グランドチャンピオン3着
メモリアル6着
8(5)4362土屋  智則群 馬¥72,276,333グランドチャンピオン優勝
9(8)4444桐生  順平埼 玉¥70,060,333クラシック4着
メモリアル3着
10(11)4320峰   竜太佐 賀¥68,210,333
11(15)4205山口   剛広 島¥66,368,333オーシャンカップ2着
12(7)4445宮地  元輝佐 賀¥65,276,333オールスター6着
グランドチャンピオン2着
13(9)4719上條  暢嵩大 阪¥50,480,000グランドチャンピオン5着
14(16)4371西山  貴浩福 岡¥58,468,333
15(12)3783瓜生  正義福 岡¥55,849,999オールスター5着
16(14)3415松井   繁大 阪¥52,743,000BBCトーナメント3着
マスターズチャンピオン6着
17(21)4685島村  隆幸徳 島¥52,539,000
18(13)4851関   浩哉群 馬¥51,663,760BBCトーナメント優勝
19(17)3854吉川  元浩兵 庫¥51,561,666マスターズチャンピオン5着
20(18)4030森高  一真香 川¥50,970,266オールスター3着
21(32)4459片岡  雅裕香 川¥49,373,666メモリアル4着
22(36)4168石野  貴之大 阪¥48,893,466BBCトーナメント6着
メモリアル5着
23(圏外)4502遠藤  エミ滋 賀¥46,717,000レディースチャンピオン優勝
24(20)3716石渡  鉄兵東 京¥46,216,848
25(圏外)4787椎名   豊群 馬¥45,506,000オーシャンカップ3着
26(26)4504前田  将太福 岡¥45,075,333
27(22)3942寺田   祥山 口¥44,471,000マスターズチャンピオン3着
28(25)4524深谷  知博静 岡¥44,380,000
29(24)4044湯川  浩司大 阪¥43,552,500
30(31)4350篠崎  元志福 岡¥43,039,532
31(圏外)4586磯部   誠愛 知¥42,991,333オーシャンカップ4着
32(圏外)3978齊藤   仁東 京¥42,793,912オーシャンカップ5着
33(23)4939宮之原 輝紀東 京¥35,780,466クラシック3着
34(29)3946赤岩  善生愛 知¥41,046,519マスターズチャンピオン2着
35(34)4503上野 真之介佐 賀¥39,951,666
36(30)4760山崎   郡大 阪¥39,944,866
37(33)4494河合  佑樹静 岡¥38,715,000
38(35)3959坪井  康晴静 岡¥38,075,000
39(40)4932新開   航福 岡¥37,985,000
40(27)3779原田  幸哉長 崎¥37,595,333
41(圏外)3897白井  英治山 口¥37,335,500
42(圏外)4013中島  孝平福 井¥37,274,426
43(38)4266長田  頼宗東 京¥36,784,500
44(圏外)4344新田  雄史三 重¥36,762,000
45(49)4364池永   太福 岡¥36,271,000
46(37)4397西村  拓也大 阪¥36,225,000グランドチャンピオン6着
47(44)4497桑原   悠長 崎¥35,414,466
48(28)3590濱野谷 憲吾東 京¥35,095,333
49(圏外)4886入海   馨岡 山¥34,964,856
50(圏外)4590渡邉  優美福 岡¥34,845,866

ここまでのSG競争・PG1競争の優勝者

「選手獲得賞金ランキング」の結果から、ランキングのトップ3はSG覇者・PG1覇者となった選手たちが独占していることがわかりました。

またランキング上位に名を連ねた選手のほとんどは、SG競争あるいはPG1競争で優出していること、もしくはG1競争の優勝および優出選手です。

出典:BOAT RACE公式サイト

わかりやすくするために、2024年に開催されたSG競争・PG1競争の優勝選手をまとめました。
こうしてみると、グレードレースでの成績が選手獲得賞金ランキングの順位に直結することがわかりますね。

SG競争

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グレードタイトル優勝選手名順位獲得賞金額
SG第59回 ボートレースクラシック毒島   誠2位96,982,500円
SG第51回 ボートレースオールスター定松  勇樹6位72,602,000円
SG第34回 グランドチャンピオン土屋  智則8位72,276,333円
SG第29回 オーシャンカップ茅原  悠紀4位85,097,333円
SG第70回 ボートレースメモリアル馬場  貴也1位114,952,833円
SG第71回 ボートレースダービー
SG第27回 チャレンジカップ
SG第39回 グランプリ(賞金王決定戦)

PG1競争

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グレードタイトル優勝選手名順位獲得賞金額
PG1第5回 ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BBC)関   浩哉13位42,986,260円
PG1第1回 スピードクイーンメモリアル ※2025年2より新設
PG1第25回 マスターズチャンピオン菊地  孝平2位66,899,000円
PG1第38回 レディースチャンピオン遠藤  エミ23位46,717,000円
PG1第11回 ヤングダービー
PG1第13回 クイーンズクライマックス

馬場 貴也選手と毒島 誠選手の獲得賞金額が大きく違う理由

ランキングトップの馬場 貴也選手については、114,952,833円という圧倒的な賞金額を獲得しており、2位の毒島 誠選手との差は約1,800万円

このように大きな金額差となった要因としては、馬場 貴也選手はボートレースメモリアルの制覇で4,200万円、毒島 誠選手はボートレースクラシックの制覇で4,000万円※1の優勝賞金を獲得しており、その時点で獲得賞金額に200万円の差が発生しています。
※1:3月に開催されたボートレースクラシックは2023年度の賞金額が適用されているため獲得金額は4,000万円のまま変わらず、2025年から4,200万円に増額されるが、2024年4月以降に開催されたオールスター・メモリアル・ダービーについては4,200万円に増額されている。

さらに、ボートレースオールスターの優勝戦で2着となった賞金BBCトーナメントで優出2着の賞金がともに高額だったことが大きく影響しています。
ほかにもグレード問わず、安定して勝ち星をあげ続ける調子の良さがここまでの圧倒的な差となったようです。

現時点での獲得賞金額が1億円を超えているため、馬場 貴也選手のグランプリ出場は“ほぼ確定”と言って良いでしょう。
このように好調な馬場 貴也選手であれば、もしかしたら念願のグランプリ初制覇の可能性もあり、メモリアル以外のSGタイトルの載冠にも十分期待できるはずです。

2024年度のSG競争・PG1競争の賞金

ボートレースグランプリ/グランプリシリーズへの出場権がかかっているとあり、まだ獲得賞金が伸び悩んでいる選手にとっては、大きな賞金額を積み上げることで、年末に向けてランキングを一つでも上げていきたいところでしょう。

そう考えた時に重要になってくるのが、獲得賞金が特に高額なSG競争と次に高い賞金額のPG1競争の賞金額でしょう。
2024年残りのSG競争は「ボートレースダービーチャレンジカップ」の2タイトル。
そして、PG1競争は「ヤングダービーのみ」となっています。

PG1競争については、女子選手や若手選手に出場権が限られているため、全ての選手に賞金獲得の可能性があるわけではありません。

しかし、該当する選手にとってはSG競争常連のベテランレーサーが出場しないために賞金獲得がしやすく、ボートレースグランプリ/グランプリシリーズ出場への貴重な積み上げ金となります。

SG競争の賞金額

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SG競争獲得賞金額
グランプリ1億1,000万円
グランプリシリーズ 2,000万円
ボートレースクラシック4,200万円
ボートレースダービー4,200万円
ボートレースオールスター4,200万円
ボートレースメモリアル4,200万円
グランドチャンピオン3,600万円
オーシャンカップ3,600万円
チャレンジカップ3,600万円


振興会会長賞メダル対象の「GRANDE5」では、ボートレースクラシックボートレースオールスターボートレースメモリアルボートレースダービーは4,200万円グランドチャンピオンオーシャンカップチャレンジカップは3,600万円となっています。

SG競争における獲得賞金額で最も多額なのは、ボートレースグランプリの1億1,000万円ですが、この賞金は今回の選考期間外のため、参考情報としてお考えください。
なお、グランプリシリーズの賞金額も同様の理由で参考程度に受け取っていただけますと幸いです。

SG競争で優出した際の賞金一覧

順位獲得賞金
優勝4,200万円
2着1,850万円
3着1,250万円
4着980万円
5着880万円
6着830万円

SG競争に選出された際の予選から優勝決定戦までの賞金一覧

順位予選準優勝戦優勝戦
1着21万円57万円4,200万円
2着17万円43万円1,850万円
3着13万円33万円1,250万円
4着11万円26万円980万円
5着10万円23万円880万円
6着9万円20万円830万円

【補足】GRANDE5とは?

ちなみにGRANDE5とは5つのSG競争をまとめた総称で、優勝戦3着以内の選手を対象に金(1着)・銀(2着)・銅(3着)のメダルが贈られる2014年に新設された制度です。
※ただし最も賞金額の高いグランプリのみ「プラチナ(1着)・金(2着)・銀(3着)」となる。

GRANDE5と呼ばれるSG競争は次のとおり

  • ボートレースクラシック
  • ボートレースオールスター
  • ボートレースメモリアル
  • ボートレースダービー
  • グランプリ

GRANDE5で最初にすべてのレースで優勝した場合、グランドスラムを祝して『3億円相当のインゴット』が贈呈されます。

PG1競争の賞金額

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PG1競争獲得賞金額
クイーンズクライマックス1,700万円
BBCトーナメント1,300万円
マスターズチャンピオン1,300万円
ヤングダービー1,300万円
レディースチャンピオン1,300万円
スピードクイーンメモリアル ※2025年2月新設・初開催1,300万円

クイーンズクライマックスは1,700万円ヤングダービー・レディースチャンピオンは1,300万円となっています。

PG1競争における獲得賞金額で最も高額なのは、クイーンズクライマックスの1,700万円です。

ほかにも、BBCトーナメントとマスターズチャンピオンについては獲得賞金額が1,300万円と高額ですが、この賞金はすでに関 浩哉選手と菊地 孝平選手が獲得済み。

また、2025年2月に新設されることが決定した「スピードクイーンメモリアル」の優勝賞金1,300万円については、今回の選考期間外のため参考情報としてお考えください。

G1競争の賞金額

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PG1競争2024年
各場の周年記念1,200万円
高松宮記念1,100万円
ダイヤモンドカップ1,100万円
各場の地区選手権630万円

PG1競争まではいきませんが、G1競争の賞金も高額です。
特に各場の周年記念ならば1,200万円高松宮記念とダイヤモンドカップについては1,100万円の賞金を獲得できるのですから、獲得できればグランプリ/グランプリシリーズの出場権がぐっと近づくわけです。

最も賞金額の低い各場の地区選手権でも630万円ですから、賞金額の積み重ねとしては優秀な金額ですよね。

獲得賞金ランキング4位の茅原 悠紀選手がチャレンジカップ選出除外で賞金加算にに大ブレーキ!!

2024年8月28日、直近のオーシャンカップで9年7か月ぶりに2度目のSG制覇を果たした茅原 悠紀選手(岡山支部・99期)が「第70回 ボートレースメモリアル」2日目の第5レースで、コンマ01のフライングを切り、返還欠場賞典除外になるという痛手を負いました。

この時期に2本のフライングによって『ペナルティーを科される=グランプリ出場への大きな足かせになる』ことはすでに皆さんにも伝わっていることと思います。

今回の「第70回 ボートレースメモリアル」だけでは済まないフライングの痛手の影響。
その内容を一つずつ順に見ていきましょう。

【影響1】賞典除外の影響(獲得賞金の減少)

茅原 悠紀選手にはボートレースメモリアルで喫した2本目のフライングにより『賞典除外の影響(獲得賞金の減少)』のペナルティーが科せられました。

まずはじめに、フライングや出遅れそのものが“賞典除外”となるというわけではありません。
しかし、フライングや出遅れを犯してしまうと「事故点」が加算されてしまうのです。

いくら予選レースで優秀な着順を手にして高い着順点が付与されたとしても、合計獲得点数から事故点が差し引かれるために獲得点数上位に入ることができず、事実上賞典レース(準優勝戦・優勝戦)への出場が不可能になるわけです。

シリーズにおいて特に賞金額が高いとされる、準優勝戦と優勝戦。
そこへ「駒を進めることができない=多額の賞金を獲得する機会を失う」ということが選手にとって大きな影響を与えることは確か。

時に賞典除外の影響が色濃く出ると言われるのが、年末のビッグレース「第39回 グランプリ」への出場権に大きく影響するからでしょう。

グランプリへの出場条件は次のとおりです。

  • 獲得賞金ランキング上位18名(選考期間:1月1日~11月のSG・チャレンジカップ終了後)
    ※約1600人のボートレーサーの中の上位18名

グランプリには他のSG競争のような優先出場権はなく、選手の1年間の獲得賞金額だけが出場権を獲得するカギとなるのです。

2024年の競艇界ナンバーワンレーサー”を決めるグランプリへの選出可否を左右する賞典除外
日々、1つでも良い着順を求めて戦い続けるボートレーサーにとって“賞典除外”はとても大きな打撃となる罰則なのです。

この事実はグランプリを目指す茅原 悠紀選手にとっても同じ事。
さらに“賞典除外”以外にも大きな影響が待ち受けているので、次はそちらについてもご紹介します。

【影響2】今期フライング2本がおよぼす影響

直近のSG競争である「第29回 オーシャンカップ競走」の優勝戦でも話題になっていたとおり、茅原 悠紀選手はすでに1本のフライング持ちで今大会に臨んでいました。

この1本目のフライングは2024年6月26日に尼崎競艇場で開催された「SG・第34回 グランドチャンピオン」2日目の第8レース・予選で切ったもの。

フライングは5月1日と11月1日の前期・後期でリセットされるため、茅原 悠紀選手は10月31日まではフライングを避けたい状況でしたが、これまでSG競争などのトップレースでも臆することなく攻めたスタートを決めて多くの勝利を掴んできたため、きっと今回も“勝つため”に思い切ったスタートをしたのでしょう。

結果として、今期のフライングが2本となってしまったことで、茅原 悠紀選手は1本目のフライング休みをボートレースメモリアル終了後に30日。
2本目のフライング休みを2024年11月10日~15日に尼崎競艇場で開催予定の「G1・ダイヤモンドカップ」の終了後に60日とるため、11月19日~24日に開催される「SG・第27回 チャレンジカップ」への出場は選出除外のため不可能となります。

 回数 加算日数 フライング休みの日数
1回30日30日間
2回60日90日間(30+60)
3回90日180日間(30+60+90
4回180日360日間(30+60+90+180)

【影響3】チャレンジカップ選出除外が及ぼすかもしれない影響

前述のとおり、ここまで説明した2つの影響だけでもかなり大きいことがご理解いただけたと思います。

ですが、2024年も1年の半分を過ぎて、年末の12月17日~22日に住之江競艇場で開催される「第39回 ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズ」への出場権をかけた重要な時期にSG競争でのフライングは激痛と呼べるほどの痛手。

  • 賞金額の大きなSG競争での賞典除外
  • フライング休みよって賞金を獲得できない期間が合計90日間
  • SG・チャレンジカップの選出除外と賞金の上積みができなくなった

いくら茅原 悠紀選手がオーシャンカップの初制覇で賞金3,600万円を獲得していても、ほかの選手の獲得賞金額によっては、グランプリ出場に黄色信号が灯る可能性があるのです。

ボートレースメモリアル終了後に『一般財団法人 BOAT RACE振興会」が公式サイト内で発表した、2024年1月1日~9月1日までの『選手獲得賞金ランキング ベスト50』によると、茅原 悠紀選手の獲得賞金額は85,097,333円第4位

このまま上位18位にとどまることができればグランプリへの道も開けますが、これからボートレースダービー(戸田)・チャレンジカップ(下関)という2つのSGビッグタイトルが残っているだけに、どのような結果になるのかは誰も予想できません。

茅原 悠紀選手がSG競争で多額の賞金を手に入れることができるのは「第71回 ボートレースダービー(戸田)」だけになってしまいました。

「2024年のグランプリ制覇が最も近い」と噂される毒島 誠選手・馬場 貴也選手に匹敵する有望株の茅原 悠紀選手ですから、ぜひ年末は“ボートレースのメッカ・住之江競艇場”で黄金のヘルメット載冠に挑んでほしいと願います。

【ボートレースメモリアル】茅原悠紀が今期2本目のフライング 下関チャレンジカップはあっせん除外に/ボートレース

【ボートレースメモリアル】茅原悠紀が今期2本目のフライング 下関チャレンジカップはあっせん除外に/ボートレース

茅原悠紀 =ボートレース大村(撮影・渋井君夫)© サンケイスポーツ

28日のまるがめボート「SG第70回ボートレースメモリアル」2日目第5Rで、先月のSG大村オーシャンカップを制した茅原悠紀(岡山)が、3コースからコンマ01のフライング。今期2本目のFのため、GⅠ尼崎ダイヤモンドカップ(11月10~15日)後に60日のF休み(1本目のF休みは今大会終了後)に入り、SG下関チャレンジカップ(11月19~24日)には出場できなくなった。ただし、チャレンジカップ終了時点の賞金ランクが18位以内なら、グランプリ(住之江、12月17~22日)には出場できる。

引用元:【ボートレースメモリアル】茅原悠紀が今期2本目のフライング 下関チャレンジカップはあっせん除外に/ボートレース (msn.com)

【ボートレース】茅原悠紀が今期2本目フライング…11月チャレンジカップ選出消えた/丸亀SG

【ボートレース】茅原悠紀が今期2本目フライング…11月チャレンジカップ選出消えた/丸亀SG

[2024年8月28日17時37分]

2日目5Rのスタート写真。3枠茅原悠紀がフライング

<丸亀ボート:ボートレースメモリアル>◇SG◇2日目◇29日

茅原悠紀(37=岡山)が前半5Rで3コースからコンマ01のスリットオーバー。今期2本目のフライングを切った。

11月15日が最終日の尼崎G1ダイヤモンドカップを終えてから2本目分の60日間のフライング休みに入るため、11月19日からの下関SGチャレンジC(以下CC)は選出除外となる。なお、CC終了時点で賞金ランク18位以内であれば、年末の住之江SGグランプリに出場できる。

引用元:【ボートレース】茅原悠紀が今期2本目フライング…11月チャレンジカップ選出消えた/丸亀SG – ボート : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

【まるがめボート SG第70回メモリアル 2日目】茅原悠紀 今期2本目F チャレンジCアウト

【まるがめボート SG第70回メモリアル 2日目】茅原悠紀 今期2本目F チャレンジCアウト

[ 2024年8月28日 17:16 ]

2日目5Rでフライングを切った茅原悠紀 Photo by スポニチ

 28日のボートレースまるがめSG「第70回ボートレースメモリアル」2日目5Rで茅原悠紀(37=岡山)がコンマプラス01のフライングで返還欠場で賞典除外。オーシャンカップ(大村)に続くSG連勝の可能性がなくなった。ちなみに発売額1億7431万5000円の約75.2%に当たる1億3107万9100円が返還となった。

 28日の年間獲得賞金ランクで3位につけている茅原は今期2本目のフライング。メモリアル終了後の9月2日から1本目のフライング休み30日間を消化し、G1尼崎ダイヤモンドカップ終了後の11月16日から60日間のフライング休みに入るため、SGチャレンジカップ(11月19~24日、下関)に出場できなくなった。

 なおチャレンジC終了の11月24日時点で年間獲得賞金ランクが18位以内に入っていれば、SGグランプリ(12月17~22日、住之江)に出場できる。

引用元:【まるがめボート SG第70回メモリアル 2日目】茅原悠紀 今期2本目F チャレンジCアウト― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル

茅原 悠紀選手のフライングを受けてSNSの反応は?

茅原 悠紀選手の“フライング”と“チャレンジカップ選出除外”を受けて、SNSにはどのような声があったのでしょうか?

まさかのフライング』『茅原F(フライング)かぁ』『近況の強さは半端なかっただけに残念』という声が聞かれたことから、ファンにとっても寝耳に水の事態だったようです。
さらにSNSの“残念な顔”“痛い顔”の絵文字がファンの心情をよく表していると感じました。

ほかにも『仕方ないと言いたくても、それでは済まない状況になる結果にショックです』という声が投稿されていたところをみると、今回のフライングの影響の大きさが伝わってきます。

茅原 悠紀選手がどれだけファンに愛され、応援されているのかがわかる投稿ばかりでした。

実際に投稿された投稿の一部を抜粋してご紹介します。

まとめ

1年も4分の3を過ぎて、いよいよ年末の「第39回 グランプリ(賞金王決定戦)」が近づいてきました。

「競艇界のナンバーワンレーサー」の座をかけて争う大一番に向けて、これから更に選手たちの戦いは熾烈を極めていくことが予想されます。

6月末の時点ではグランプリの出場権獲得を危惧されていた峰 竜太選手は今回のランキングで11位から10位に順位を上げて石野 貴之選手も前回の36位から22位にジャンプアップ

2023年の2億円レーサーが2人そろってグランプリ出場を射程範囲に捕えました

一方、2023年に艇界最多の年間SG優出数6回をマークし、オーシャンカップの初制覇で9年7か月ぶりに2度目のSG制覇を果たした茅原 悠紀選手は今期2本目のフライングによるフライング休みの影響でチャレンジカップの選出除外

この影響により、昨年もっともグランプリ制覇に近いとされた本命の茅原 悠紀選手にグランプリ出場の黄色信号が灯ったとも言われています。

7月1日発表の賞金ランキングでは圏外だった選手が、今回のランキングではランクインしたり、どのような結果になるのかは誰にも予想がつかないでしょう。

年末に向けて加速していくであろう熱い戦いから目が離せません!

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