「第40回 グランプリ(シリーズ戦含む)」の出場選手発表!!昨年に引き続き住之江競艇場では3年連続33回目の開催!

2025年12月3日、日本モーターボート競走会は12月16日~21日まで住之江競艇場で開催される「第40回 グランプリ(シリーズ戦含む)」の出場選出順位を発表しました。
ボートレーファンにとっては待ちに待った発表とあり、出場選手に注目が集まっています。

**12月3日追記**
グランプリ初日に行われる「トライアル1st」とグランプリシリーズの「特別戦」の枠番が発表されました。

2025年12月16日(火)~21日(日)まで、住之江競艇場(大阪府大阪市住之江区)で開催されるSG競走「ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)(正式名称:賞金王決定戦競走」。

ボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)は毎年12月中旬~下旬に開催され、選考期間内(開催年の1月1日~チャレンジカップ終了日まで)の獲得賞金額の上位18位(シリーズ戦は上位60位)までの選手が集まり、ボートレース界の“頂点”を決するレースです。

賞金ランキング上位18位までの選手は「グランプリ(賞金王決定戦)」、19位~60位までの選手が「グランプリシリーズ(賞金王決定シリーズ)」に振り分けられ、2部構成で並行して開催されます。

とくにグランプリは1年に8回開催される、ボートレースにおける最上位・SG(スペシャルグレード)競走の1つにカウントされ、伝統と歴史のある5大SG競走「GRANDE5」の最終戦にあたるため、昨年の売上高は6日間で291億9,050万8,800円(前年比+7.6%)で、チャレンジカップの2倍近いの売上額を誇る大盛況の人気シリーズ。

1986年に創設され、ボートレースで5番目に古い伝統を誇るSG競走であり、その盛り上がりと売上額は他のSG競走の比ではありません
グランプリの優勝戦に進出することは全てのボートレーサーの目標とされ、最高峰のレースに位置づけられています。

グランプリ(シリーズ戦含む)の住之江競艇場での開催は3年連続33回目の開催
ちなみに住之江競艇場で開催された前回のグランプリは、2024年の第39回大会では群馬支部の毒島 誠選手(4238)が優勝し、自身初のグランプリ制覇を達成しています。

今年はどのような顔ぶれになったのでしょうか?
グランプリに出場する選手は、2025年のSG競走を制した選手をはじめ、超豪華かつ錚々たるトップレーサー
今年の1月1日からチャレンジカップ終了時点での賞金ランキングの上位18名のみが出場を許される輝かしい舞台なのです。

グランプリには地元・大阪支部から上條 暢嵩選手(4719)が出場します。
初めて出場権を獲得したのは、東京支部の佐藤 隆太郎選手(4847)をはじめ、佐賀支部の末永 和也選手(5084)の2名。
なお、第40回大会で初出場の座を手にした佐藤 隆太郎選手は、2025年3月末の「SG・ボートレースクラシック」と5月末の「SG・ボートレースオールスター」を連続で制して、今年はじめてSG競走で初制覇してから怒涛の2連続SG載冠という偉業を成した逸材です。

一方のグランプリシリーズに出場できる選手も賞金ランキングの上位60位までの総勢42名であり、こちらも狭き門を通過した強者しか出場することはできません。

地元・大阪支部からは松井 繁選手(3415)・山崎 郡選手(4760)・湯川 浩司選手(4044)・西村 拓也選手(4397)、そして初出場で井上 一輝選手(4826)の5名が出場します。
さらにシリーズ戦で初出場を決めたのは、徳島支部の菅 章哉選手(4571)、愛知支部の前田 滉選手(5068)香川支部の中村 日向選手(5043)、さらに岡山支部からは渡邉 和将選手(4361)と入海 馨選手(4886)、そして前述した井上選手の6名が出場権を獲得しました。

目次

ボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)ってどんなレース?

毎年12月中旬~下旬に開催されるSG競走が「ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)」。
正式名称は「賞金王決定戦競走」で、略称を「グランプリ」というと同時に、記載する場合には「GP」と記されることも多いです。

ボートレースグランプリは1986年に創設され、ボートレースダービー・ボートレースメモリアル・ボートレースクラシック・ボートレースオールスター続いて5番目に古い伝統を誇り、レース名に「ボートレース」を冠する最も新しいSG競走です。

もともとは「賞金王決定戦競走」と呼ばれていましたが、2014年の第29回大会から現在の通称名「ボートレースグランプリ」と呼ばれるようになりました。

ボートレースのSG競走の中でも、特に格式の高いレースに位置付けられるGRANDE5(グランデファイブ)の最終戦に位置づけられており、優勝賞金はボートレースで最も高く設定されています。

グランプリ優勝戦の優勝賞金は、2023年の第38回大会より1億1,000万円に増額されました。
この額は1レースの賞金額としては競輪の「KEIRINグランプリ」の優勝賞金1億4,000万円に次ぐ世界2番目の最高賞金額となっています。
ちなみに、優勝賞金を最初に1億円の大台に乗せたのはボートレースグランプリが先で、ギネス世界記録にも認定されているそうです。

このような実情と本競走で優勝したボートレーサーが賞金王になる確率が高いことから「ボートレースの日本シリーズ」と称されることもあります。

このボートレースグランプリでトライアル1stと2ndを勝ち上がり、優出した6名の選手は翌年に開催されるチャレンジカップとグランプリを除くすべてのSG競走への優先出場権を獲得できることから、開催年だけでなく翌年への影響も大きいです。

また並行して開催されるSG競走「グランプリシリーズ(※2013年までは(賞金王)シリーズ」とは2部構成で並行して開催され、シリーズ戦はトライアル1stの得点率下位6名に獲得賞金ランキングの19位~60位までの42名を加えた総勢48名で争われます。

ボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)の選考期間は、開催年の1月1日~チャレンジカップ最終日までの期間に設定されています。
年間獲得賞金ランキングの上位18名がグランプリ19位~60位の選手がシリーズ戦の出場メンバーに選出されるため、選出されるには弛まぬ努力と着実に成績を修め続けることが重要であり、完全実力主義の激熱なバトルが見られる最終戦。

なお、開催地は他のSG競走とは違って持ち回りではなく、、“ボートレースのメッカ”や“ボートレースの聖地”の異名を持つボートレース住之江で開催されることが多いものの、6~7年に1度の頻度で平和島・戸田・福岡・大村などで行われてきた歴史があります。
2024年と2025年は通常どおり住之江競艇場での開催でしたが、2026年は大村競艇場に開催地を移して、ナイターレースでの開催となります。

1年間で8回開催されるSG競走は以下の9タイトルです。
グランプリシリーズはグランプリと並行開催のため、開催回数にはカウントしません。

  • 【GRANDE5】ボートレースクラシック(鳳凰賞 内閣総理大臣杯)
  • 【GRANDE5】ボートレースオールスター(日本モーターボート競走会会長杯)
  •        グランドチャンピオン決定戦(日本モーターボート競走会会長杯)
  •        オーシャンカップ
  • 【GRANDE5】ボートレースメモリアル(モーターボート記念競走)
  • 【GRANDE5】ボートレースダービー(全日本選手権)
  •        チャレンジカップ(競艇王チャレンジカップ)
  • 【GRANDE5】ボートレースグランプリ(賞金王決定戦)
  •        グランプリシリーズ(賞金王シリーズ戦)

ボートレースグランプリの流れ

通常のSG競走とは一線を画すボートレースグランプリ。
大きなレースということは漠然と理解できていても、実際にどのようなシリーズなのか?
ボートレース住之江で開設している「グランプリ特設サイト」で説明されている内容は以下のとおりです。

出典:BOAT RACE住之江グランプリ特設サイト

SGグランプリって何?

グランプリ…それは1億円超えの賞金を争う大舞台!

グランプリとは、毎年12月下旬に行われるボートレースにおける一番の栄光の大舞台!
出場資格を得ることができるのは、1年間の獲得賞金額上位の18名のみ。
ボートレース界最高峰の猛者たちが、金のヘルメットと1億円を超える賞金を巡って鎬を削りあい、最強の選手を決定する!
獲得賞金額上位19位~60位の選手たちが出走する“グランプリシリーズ”も同時開催!
こちらもハイレベルな戦いで目が離せない! 1年に1度の大舞台を目に焼き付けよう!

引用元:BOAT RACE住之江グランプリ特設サイト

ここまではわかっていても、ボートレース初心者のなかには通常のSG競走とは一味違うグランプリの流れを理解できていない方も多いのではないでしょうか?
一度理解してしまえば難しいことではないのですが、説明を聞いたり、文章を読むだけで完全に理解するのはなかなか難しいかも知れません。
そのため今回はボートレース住之江で開設している「グランプリ特設サイト」の画像を参考にご説明します。
おおまかなグランプリの流れは以下のとおりです。

出典:BOAT RACE住之江グランプリ特設サイト

ルール説明

グランプリは2ステージ制で行われる。まずは、獲得賞金7~18位の12名が得点率上位6位以内を争う“トライアル1st”。
そして、その得点率上位6名に獲得賞金ランキング1~6名を追加した12名でさらに得点率上位を争うのが“トライアル2nd”。
“トライアル2nd”の上位6名に入ることができた者が、最終日に行われる優勝戦への切符を得ることができる!

引用元:BOAT RACE住之江グランプリ特設サイト

出典:BOAT RACE住之江グランプリ特設サイト

競艇界を代表するトップレーサーが集うとあって、選手同士の実力差はそこまで大きくないと言われるSG競走。
その予想をする上で欠かせない情報が“モーターの機力”でしょう。
選手同士の整備技術も判断基準となりますが、機力が十分なモーターを引き当てる強運の持ち主としては、2023年の覇者・石野 貴之選手が有名なところ。

しかし、2025年のグランプリでは石野 貴之選手の欠場が決定しているため、次なる強運の持ち主は誰なのかにも注目が集まるとともに、グランプリで勝利するための重要なカギの一つは「クジ運」とも言えます。

トライアル1stの初戦こそ賞金ランキングの順位で枠番が割り当てられますが、なんと2走目以降の枠番は前走で1着を取った選手から順に厳正なガラポン抽選で決まるのです。

1年の締めくくりに公平かつ平等な抽選で“今年一番の運試し”だなんて…
約1,600名のボートレーサーの“頂点”に立つためには「運も実力のうち」と言ったところでしょうか。

《12月3日追記あり》【初日・2日目】トライアル1st

「トライアル1st」には、賞金ランキング7位〜18位にランクインした12名の選手が出場します。
出走回数はたったの2走しかありません。

前述のとおり、「トライアル1st」の初戦は獲得賞金ランキングの順位で枠番が割り当てられ、2日目は初日の成績で出走するレースに割り振られたのちに抽選で枠番が決定します。

そして1走目と2走目を走った得点率の上位6名が勝ち上がり、3日目以降のトライアル2ndに進出できる資格を手にすることができるのです。

もちろん、ここで得点率下位の6名はグランプリ本戦敗戦となるため、3日目からはグランプリシリーズの予選に合流して戦うことになります。

まさにグランプリこぞ“失敗の許されない勝ち抜き戦”なのです。

**12月3日追記**
グランプリ初日の12月16日(火)に行われる「トライアル1st」とグランプリシリーズの「特別戦」の枠番が発表されましたのでご紹介します。

  • 【グランプリ(12月16日:トライアル1st・第11レース】
出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1峰   竜太(ミネ リュウタ)4320佐 賀A1104,264,666円8位3年連続11回目
2西山  貴浩(ニシヤマ タカヒロ)4371福 岡A1100,265,466円9位2年連続4回目
3白井  英治(シライ エイジ)3897山 口A191,285,000円12位3年ぶり11回目
4佐藤   翼(サトウ ツバサ)4573埼 玉A185,515,000円13位2年連続2回目
5中島  孝平(ナカジマ コウヘイ)4013福 井A179,425,533円16位2年ぶり7回目
6原田  幸哉(ハラダ ユキヤ)3779長 崎A178,933,000円17位3年ぶり8回目
  • 【グランプリ(12月16日:トライアル1st・第12レース】
出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1山口   剛(ヤマグチ ツヨシ)4205広 島A1106,756,666円7位2年ぶり4回目
2上條  暢嵩(カミジョウ ノブタカ)4719大 阪A193,402,666円10位2年連続3回目
3新田  雄史(ニッタ ユウシ)4344三 重A192,263,903円11位4年ぶり5回目
4宮地  元輝(ミヤチ モトキ)4445佐 賀A185,792,466円14位2年連続2回目
5関   浩哉(セキ ヒロヤ)4851群 馬A184,621,266円15位
2年連続2回目
6磯部   誠(イソベ マコト)4586愛 知A177,043,546円18位2年ぶり3回目
  • 【グランプリシリーズ(12月16日:特別戦・第10レース】
出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1丸野  一樹(マルノ カズキ)4686滋 賀A175,111,000円19位2年連続4回目
2吉田  拡郎(ヨシダ カクロウ)4166岡 山A173,472,000円20位3年連続10回目
3菅   章哉(スガ フミヤ)4571徳 島A172,566,733円21位初出場
4瓜生  正義(ウリュウ マサヨシ)3783福 岡A172,337,000円22位4年連続13回目
5山田  康二(ヤマダ コウジ)4500佐 賀A171,811,000円23位3年連続5回目
6井口  佳典(イグチ ヨシノリ)4024三 重A171,636,756円24位4年連続10回目

【3日目〜5日目】トライアル2nd

グランプリ2日目までの「トライアル1st」を勝ち抜いた6名の選手は、3日目の「トライアル2nd」でさらに厳しい選手を相手にすることになります。

…というのも、賞金ランキングの1位~6位にランクインしている獲得賞金1億円越えレーサー達は「トライアル2nd」から出場するからです。

つまり、「トライアル2nd」では『トライアル1stを勝ち抜いた6名+賞金ランキングトップの6名を合わせた計12名』が生き残りをかけて熾烈な2レースを戦うことになります。

全4レースが行われ、2走して獲得した得点率の成績上位6名が最終日の「グランプリ優勝戦」へ進出し、7位以下の選手は同日開催の「順位決定戦」に回ります。

【最終日】優勝戦

「トライアル2nd」で勝ち抜いた得点率上位6名の選手が最終日・第12レースの「優勝戦でグランプリ制覇を目指し、得点率が7位〜12位となった下位の6選手は第10レースの「順位決定戦」に出場します。

「優勝戦」「順位決定戦」ともに枠番はこれまでのガラポン抽選ではなく、内枠から「トライアル2nd」の得点率上位順に割り当てられることになっており、最終日は“運”ではなく、グランプリの選出条件に立ち返って、“実力のもとに積み上げてきた戦績”がものをいう、1年の集大成とも言うべき一戦が繰り広げられるのです。

ちなみに、「トライアル2nd」への進出を決めた時点で、グランプリ最終日の「グランプリ優勝戦」もしくは「順位決定戦」に出場できることが確定するしくみのため、獲得賞金額は最低でも「順位決定戦」6着の400万円。

さらに、グランプリ本戦の「優勝戦」に進出できれば、6着でも2,000万円、優勝した暁には1億1,000万円という巨額の優勝賞金を手にすることができます。

出場条件は?

ボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)は、チャレンジカップと同様に“優先出場権が設けられていない大会”です。

他のSG競走では、前年度のグランプリ優勝戦出場者や直近のSG競走の優勝者などに優先出場権が与えられますが、チャレンジカップとボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)の出場権獲得の条件は選考期間内における獲得賞金ランキング上位に入ることのみ

そのため、たとえ直近のSG競走であるチャレンジカップを制しても出場権が与えられないという、完全実力主義のシビアな大会とも言えるでしょう。

グランプリの出場選手18名シリーズ戦出場選手42名は、出場選出順位の発表後に異議申請期間を経て、毎年11月下旬に正式決定されます。

選考の対象となるのは、開催年の1月1日〜チャレンジカップの最終日
ただし、出場条件を満たしていても、出走回数不足などの選出除外条件もあるので注意が必要となります。

出場資格は下記のとおりです。

  • 【グランプリ】選考期間内における獲得賞金ランキング上位18名
  • 【シリーズ戦】選考期間内における獲得賞金ランキング上位19位~60名

選出除外

上記の出場資格を満たしていても、以下に該当する選手は選出除外となってしまいます。

  • フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する選手
  • 前々回(2年前)のグランプリから開催年のチャレンジカップのSG優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手
  • 前回(前年)のグランプリ(シリーズ戦)から開催年のチャレンジカップのSG準優勝戦及び賞金王決定戦の「トライアル1st、2nd、順位決定戦」で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手
  • 褒賞懲戒規程による選考期間から前検日までに褒賞懲戒規定による出場停止処分・斡旋保留処分を受けた選手
  • 怪我・病気による出場辞退者

選出順位上位6名に与えられる恩恵

通常のSG競走では、選出順位の上位6名によって競走初日の12Rで行われるメインレース・ドリーム戦が存在します。
しかし、ボートレースグランプリにはドリーム戦は存在しません

通常なら選出されたメンバーには、同じ開催でも他の一般予選レースと比べて高い得点がドリーム戦を走ると得られることから、予選通過が有利になるという恩恵があります。

しかし、ボートレースグランプリで選出順位上位6名に入るということは、ドリーム戦とは比べ物にならないほどの素晴らしい恩恵を得ることができるのです。

その恩恵とは、グランプリ本戦において無条件で「トライアル1st」(1日目・2日目)を免除されるうえ、「トライアル2nd」初日の3日目では内枠から順に3コースまでに配置されるということ。

選出順位上位6名に入ることで、「トライアル1st」が免除されて、「トライアル2nd」は初戦を内枠から出走できるアドバンテージはとても大きく、このシビアな大会で勝ち進むために「トライアル1st」から神経をすり減らして戦うのと、序盤の時間をめいっぱい整備に使って「トライアル2nd」から同じスタートラインに立つのでは雲泥の差があります。

そのため、選出順位上位6名に入ることは、選手にとって身体的・精神的、そして整備的にもかなりのアドバンテージを得ることだと言えるでしょう。

出典:BOAT RACE住之江グランプリ特設サイト

そのため、ここでは選出順位の上位6名に入ったメンバーをご紹介します。
2025年の獲得賞金ランキングトップ6のメンバーは以下のとおりです。

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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額
1茅原  悠紀(カヤハラ ユウキ)4418岡山A1147,722,366円
2池田  浩二(イケダ コウジ)3941愛知A1147,361,033円
3佐藤 隆太郎(サトウ リュウタロウ)4847東京A1137,342,666円
4桐生  順平(キリュウ ジュンペイ)4444埼玉A1121,432,666円
5末永  和也(スエナガ カズヤ)5084佐賀A1113,485,666円
6馬場  貴也(ババ ヨシヤ)4262滋賀A1110,768,000円

選出された選手6名はいずれも2025年のSG競走で活躍し続けた猛者ぞろい
2025年のボートレース界のトップを走り続けて来た選手たちによる、ハイレベルなレースが展開されること間違いなしです。

ちなみに2024年の「第39回 グランプリ」における選出上位6名は以下のとおりでした。

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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額
1馬場  貴也(ババ ヨシヤ)4262滋賀A1148,701,833円
2毒島   誠(ブスジマ マコト)4238群馬A1126,213,033円
3桐生  順平(キリュウ ジュンペイ)4444埼玉A1118,277,333円
4茅原  悠紀(カヤハラ ユウキ)4418岡山A1109,653,333円
5峰   竜太(ミネ リュウタ)4320佐賀A1104,026,333円
6池田  浩二(イケダ コウジ)3941愛知A1102,463,000円

2025年は2024年よりも獲得賞金額のボーダーが若干高かったことがわかります。
しかも、6人中4人がメンバー変わらず…
茅原 悠紀選手にいたっては昨年が4位で、今年は1位と安定した強さが際立つ結果になりました。

毎年大・大・大盛況!グランプリの売上額は?

ナイター開催やネット投票が増え、ここ数年売り上げをぐんぐんと伸ばしているボートレース業界。

そのなかでもSG競走の売り上げは群を抜いて高くなっています。
もちろん超豪華メンバーが集い、1年間で最も熱い戦いを繰り広げるグランプリの売り上げもここ数年、一節間で250億円を超える売上額となっています。

今までの売上額を下記にまとめました。

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開催年開催場売上目標ボートレースメモリアル節間総売上額前年比
2025年住之江
(ナイター)
2024年住之江
(ナイター)
280億円291億9,050万8,800円+7.6%
2023年住之江
(ナイター)
280億円271億2,558万3,300円+4.5%
2022年大村
(ナイター)
250億円259億6,935万5,000円+7.9%
2021年住之江
(ナイター)
230億円240億7,516万4,000円+16.1%
2020年平和島210億円207億3,499万4,600円+1.3%
2019年住之江
(ナイター)
200億円204億7,535万5,400円+20.7%
2018年住之江155億円169億6,434万4,300円+10.7%
2017年住之江150億円153億3,080万4,600円+3.4%
2016年住之江150億円148億2,925万6,000円-0.9%
2015年住之江150億円149億6,864万3,500円+6.6%
2014年平和島155億円140億4,171万3,300円-6.2%
2013年住之江150億円149億7,425万7,600円-3.5%

売上額は年々増え続けて、2024年にはついに290億円を超える大盛況
過去最高額の売上額となった2024年は、8年前の2016年の約2倍となる291.億円超えを記録しています。

2014年には一度売り上げを落としていますが、主な要因は“インが強い”住之江競艇場から“インが効きにくい”平和島競艇場に開催地が移ったことと、シリーズ2日目の田村 隆信選手のフライング、そして5日目の第9レースで3艇がフライングを喫した返還事件によるものです。

2025年の第40回大会では、前年の覇者・群馬支部所属の毒島 誠選手が出場を辞退していることと、若手選手の台頭によってグランプリ出場メンバーに変化が生じたため、売上額の大幅な増額は難しいものの、前回大会以上の売上額が見込めるでしょう。

ここ数年は一開催で平均250億円以上の売上額!
ボートレースの人気の高さがうかがえます!

ボートレースグランプリは最も売上の高いSG競走

1年回で8回開催されるボートレースのSG競走のなかで、頭一つ抜けた高い売り上げ額を誇るのがボートレースグランプリです。

2024年のボートレースグランプリでは291億円を超える金額を記録するなど、年々売り上げ額も右肩上がり。
ボートレースグランプリだけで年間売上額の全体に対する約21%を占めました。

次に2022年から2025年までのSG競走における節間総売上額を表にまとめたのでご紹介します。

SG競走2025年度の総売上額2024年度の総売上額2023年度の総売上額2022年度の総売上額直近3年で最も高い売上額となった年の出来事
ボートレースクラシック167億6,105万5,100円139億6,618万6,000円131億675万2,200円174億,3362万300円2022年は遠藤エミ選手が女子選手史上初のSG制覇を達成
ボートレースオールスター203億6,040万6,600円148億5,624万2,100円137億3,342万4,600円145億8,571万4,700円2025年は佐藤 隆太郎選手がSG初制覇を達成
グランドチャンピオン決定戦161億7,806万6,400円160億3,332万7,400円141億5,921万3,700円138億6,029万5,600円2025年は池田 浩二選手が2022年のグランドチャンピオン決定戦以来11度目のSG制覇を達成 ※同シリーズは3度目の優勝
オーシャンカップ142億5,705万1,600円177億6,821万7,100円133億3,103万5,900円141億3,314万8,100円2024年は茅原 悠紀選手が2014年のグランプリ以来10年ぶり2度目のSG制覇を達成
ボートレースメモリアル191億5,283万1,700円196億371万1,700円147億9,073万5,000円133億4,322万7,400円2024年は馬場 貴也選手が史上4人目となるボートレースメモリアル連覇を達成
ボートレースダービー135億1,054万6,000円141億1,924万8,000円180億9,258万8,300円118億734万5,800円2023年は峰 竜太選手が通算100優勝・全24場制覇・自身6度目のSG制覇を同時達成
チャレンジカップ150億2,503万3,400円155億1,744万6,600円130億8,363万1,900円128億380万3,200円2024年は河合 佑樹選手がSG初優出でSG初優勝を飾ったとともに、史上最大の下剋上を達成
ボートレースグランプリ291億9,050万8,800円271億2,558万3,300円259億6,935万5,000円2024年は毒島 誠選手が通算80回目・グランプリでは7度目の優出で初制覇を達成

このようにボートレースグランプリは、ほかのSG競走の2倍近い売り上げ額を誇ります。

売上額だけを見ても、ボートレースグランプリは最も注目が高く、ボートレース界最大にして最高峰のレースだということがわかりますね。

優勝賞金は1億1,000万円

ボートレースグランプリは、SG競走のなかでも格式高いとされる「GRANDE5」に位置付けられ、ボートレースのすべてのレースの中で最も優勝賞金の高いSG競走です。

1997年から優勝賞金は1億円のままでしたが、2023年にこれまでの1億円から1,000万円増額され、現在の優勝賞金は1億1,000万円になりました。
ちなみに、同時開催されるシリーズ戦の優勝賞金は2,000万円に設定されています。

優出者6名の賞金額を以下にまとめましたのでご覧ください。

2023年にSGの優勝賞金が一律1000万円増額されたため、これまでの1億円から1億1000万円に増額になった。

ボートレースグランプリ・シリーズ戦の優勝賞金

順位グランプリ優勝戦グランプリシリーズ優勝戦
1着1億1,000万円2,000万円
2着4,700万円720万円
3着3,300万円470万円
4着2,400万円370万円
5着2,200万円330万円
6着2,000万円300万円

ボートレースグランプリでは2着の賞金が4,700万円、6着でも完走すれば2,000万円という、高額な賞金を手にすることができるのです。

また「トライアル1st」と「トライアル2nd」を勝ち上がって優勝戦に残った6名の選手には、翌年のチャレンジカップとグランプリを除いた全てのSG競走の優先出場権が与えられます※フライング休みは除外される

ボートレースグランプリ(順位決定戦・トライアル1st・トライアル2nd)の賞金

順位順位決定戦トライアル2ndトライアル1st
1着2,100万円570万円480万円
2着1,100万円450万円370万円
3着800万円360万円300万円
4着550万円310万円220万円
5着450万円280万円190万円
6着400万円260万円160万円

SG競走の優勝賞金の推移

スクロールできます
SG競走2024年2023年2022年3年間の増加額
ボートレースグランプリ1億1,000万円1億1,000万円1億円1,000万円
グランプリシリーズ 2,000万円1,800万円1,700万円300万円
ボートレースクラシック4,200万円4,000万円3,900万円300万円
ボートレースダービー4,200万円4,000万円3,900万円300万円
ボートレースオールスター4,200万円4,000万円3,900万円300万円
ボートレースメモリアル4,200万円4,000万円3,900万円300万円
グランドチャンピオン3,600万円3,400万円3,300万円300万円
オーシャンカップ3,600万円3,400万円3,300万円300万円
チャレンジカップ3,600万円3,400万円3,300万円300万円

SG競走の優勝賞金は、2023年にグランプリの1,000万円増額(1億1,000万円)を筆頭に、SG競走・PG1競走・G1競走でそれぞれ100万円ずつ増額しました。
続く2024年・2025年はグランプリの優勝賞金は据え置きとなりましたが、それ以外のSG競走(グランプリシリーズを含む)は優勝賞金が一律200万円ずつ増額しています。

優勝賞金の2年連続の増額は、ボートレースの売り上げが年々伸びている証ともいえるでしょう。

過去15年間の歴代優勝者

過去15年間のグランプリおよびグランプリシリーズの歴代優勝者を以下にまとめました。

歴代優勝者の面々はボートレース界に名を刻むほどの優秀なレーサーばかり
まさにボートレース界をけん引する、超一流のトップレーサー達の記録をご紹介します。

ボートレースグランプリの歴代優勝者

過去16年間のボートレースグランプリの歴代優勝者は次のとおりです。

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開催回数優勝戦実施日開催場優勝者登録番号支部決まり手
第40回2025年12月21日住之江
第39回2024年12月22日住之江毒島   誠4238群馬逃げ
第38回2023年12月24日住之江石野  貴之(2)4168大阪逃げ
第37回2022年12月18日大村白井  英治3897山口逃げ
第36回2021年12月19日住之江瓜生  正義(2)3783福岡まくり
第35回2020年12月20日平和島峰   竜太(2)4320佐賀逃げ
第34回2019年12月22日住之江石野  貴之4168大阪逃げ
第33回2018年12月24日住之江峰   竜太4320佐賀逃げ
第32回2017年12月24日住之江桐生  順平4238群馬逃げ
第31回2016年12月25日住之江瓜生  正義3783福岡逃げ
第30回2015年12月23日住之江山崎  智也(2)3622群馬逃げ
第29回2014年12月23日平和島茅原  悠紀4418岡山差し
第28回2013年12月23日住之江池田  浩二(2)3941愛知逃げ
第27回2012年12月24日住之江山崎  智也3622群馬まくり差し
第26回2011年12月25日住之江池田  浩二3941愛知逃げ
第25回2010年12月23日住之江中島  孝平4013福井まくり
第24回2009年12月23日住之江松井   繁(3)3415大阪差し

2024年の第39回大会は毒島 誠選手が悲願のグランプリ初制覇というかたちで幕を閉じました!

トライアル2ndからの参戦で、3日目は1着・4日目が2着・5日目には3着でしたが、優勝戦は絶好枠から逃げて見事に優勝。
隣の2コースには桐生 順平選手、3号艇には茅原 悠紀選手、5号艇には池田 浩二選手というSG優出の常連選手をしっかりとおさえて、自身9度目のSGタイトル獲得を果たしました。

しかし、今年のボートレースグランプリでは、毒島 誠選手が同じ期に2度のフライングを切った影響により、グランプリ2連覇への道はとても厳しい道のりとなっています。
あわせて、2026年1月にはB2級への降級も決まっていることから、このグランプリで優出できなければ、A1級であることが出場条件であるSG競走に出場できない可能性が高いため、この大勝負でしっかりと結果を残してくれることを願うばかりです。

今までにボートレースグランプリで複数回の制覇を達成しているのは次の選手たちです。
なかには連覇を果たしている選手もおり、いずれもボートレースを語るうえで欠かせないほど超強力な選手ということがわかるでしょう。

【3度のグランプリ制覇】

  • 野中 和夫選手(大阪支部・2291)→第3回大会(1988年)・第7回大会(1992年)・第8回大会(1993年)優勝者 ※連覇
  • 植木 通彦選手(福岡支部・3285)→第10回大会(1995年)・第11回大会(1996年)・第17回大会(2002年)優勝者 ※連覇
  • 田中 信一郎選手(大阪支部・3556)→第16回大会(2001年)・第18回大会(2003年)・第19回大会(2004年)優勝者 ※連覇
  • 松井 繁選手(大阪支部・3415)→第14回大会(1999年)・第21回大会(2006年)・第24回大会(2009年)優勝者

【2度のグランプリ制覇】

  • 池田 浩二選手(愛知支部・3941)→第26回大会(2011年)・第28回大会(2013年)優勝者
  • 山崎 智也選手(群馬支部・3622)→第27回大会(2012年)・第30回大会(2015年)優勝者
  • 瓜生 正義選手(福岡支部・3783)→第31回大会(2016年)・第36回大会(2021年)優勝者
  • 峰 竜太選手(佐賀支部・4320)→第33回大会(2018年)・第35回大会(2020年)優勝者
  • 石野 貴之選手(大阪支部・4168)→第34回大会(2019年)・第38回大会(2023年)優勝者

グランプリシリーズの歴代優勝者

過去16年間のグランプリシリーズの歴代優勝者は次のとおりです。

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開催回数優勝戦実施日開催場優勝者登録番号支部決まり手
第40回2025年12月21日住之江
第39回2024年12月22日住之江前田  将太4504福 岡逃げ
第38回2023年12月24日住之江深谷  知博4524静岡まくり
第37回2022年12月18日大村宮地  元輝4445佐賀まくり差し
第36回2021年12月19日住之江新田  雄史(2)4344三重まくり差し
第35回2020年12月20日平和島深川  真二3623佐賀差し
第34回2019年12月22日住之江馬場  貴也4262滋賀まくり差し
第33回2018年12月24日住之江平尾  崇典3822岡山逃げ
第32回2017年12月24日住之江新田  雄史4344三重逃げ
第31回2016年12月25日住之江今垣 光太郎3388福井逃げ
第30回2015年12月23日住之江長田  頼宗4266東京逃げ
第29回2014年12月23日平和島平本  真之4337愛知まくり
第28回2013年12月23日住之江前本  泰和3573広島逃げ
第27回2012年12月24日住之江篠崎  元志4350福岡逃げ
第26回2011年12月25日住之江勝野  竜司3697兵庫逃げ
第25回2010年12月23日住之江山崎  智也(2)3622群馬まくり
第24回2009年12月23日住之江井口  佳典4024三重差し

2024年の第39回大会は、前田 将太選手がグランプリシリーズ初優勝というかたちで幕を閉じました!
予選は7戦2勝ながら、優勝戦ではインコースからコンマ09のトップスタートを決めて、盤石の逃げで優勝を手にしました。
このレースの3連単125は、11番人気の2,180円(21.8倍)という本命決着。
前田 将太選手はこの優勝が47回目、自身初のSGタイトル獲得となりました。

第40回大会に出場する選手は?

冒頭でご紹介したとおり、グランプリ(シリーズ戦含む)はチャレンジカップと同様に“優先出場権を設けていない大会”です。

他のSG競走では、前年度のグランプリ優勝戦出場者や直近のSG競走の優勝者などに優先出場権が与えられますが、ボートレースグランプリ(シリーズ戦含む)の出場権獲得の条件は選考期間内における獲得賞金ランキング上位に入ることが絶対条件

よって、出場条件は以下の条件をクリアした実力者に与えられます。

  • 【グランプリ】選考期間内における獲得賞金ランキング上位18名
  • 【シリーズ戦】選考期間内における獲得賞金ランキング上位19位~60名

住之江競艇場で開催される「第40回 グランプリ・グランプリシリーズ」の出場選手が下記の60名に決定しました。
さっそく、出場選手の一覧を見てみましょう。

第40回 グランプリ・グランプリシリーズ 出場選手選出順位表
(成績対象期間:令和7年1月1日~令和7年11月30日)

順位\登番氏名支部出身地獲得賞金額出場回数戦績
S
G




14418茅原  悠紀岡 山岡 山¥147,722,3663年連続8回目BBCトーナメント 優勝
オールスター 3着
ダービー 2着
チャレンジカップ 4着
23941池田  浩二愛 知愛 知¥147,361,0335年連続16回目クラシック 5着
グランドチャンピオン 優勝
チャレンジカップ 2着
34847佐藤 隆太郎東 京東 京¥137,342,666初出場クラシック 優勝
オールスター 優勝
44444桐生  順平埼 玉福 島¥121,432,6665年連続11回目オールスター 4着
グランドチャンピオン 3着
ダービー 3着
55084末永  和也佐 賀佐 賀¥113,485,666初出場ダービー 優勝
64262馬場  貴也滋 賀京 都¥110,768,0005年連続7回目BBCトーナメント 5着
クラシック 6着
オーシャンカップ 2着
チャレンジカップ 5着
74205山口   剛広 島広 島¥106,756,6662年ぶり4回目チャレンジカップ 優勝
84320峰   竜太佐 賀佐 賀¥104,264,6663年連続11回目オールスター 2着
グランドチャンピオン 6着
94371西山  貴浩福 岡福 岡¥100,265,4662年連続4回目クラシック 3着
オーシャンカップ 優勝
104719上條  暢嵩大 阪大 阪¥93,402,6662年連続3回目
BBCトーナメント 6着
114344新田  雄史三 重三 重¥92,263,9034年ぶり5回目メモリアル 4着
ダービー6着
123897白井  英治山 口山 口¥91,285,0003年ぶり11回目BBCトーナメント 2着
メモリアル 優勝
134573佐藤   翼埼 玉埼 玉¥90,264,0002年連続2回目グランドチャンピオン 4着
オーシャンカップ 4着
チャレンジカップ 3着
144445宮地  元輝佐 賀佐 賀¥85,792,4662年連続2回目クラシック 4着
154851関   浩哉群 馬群 馬¥84,621,2662年連続2回目チャレンジカップ 6着
164013中島  孝平福 井福 井¥79,425,5332年ぶり7回目オーシャンカップ 5着
173779原田  幸哉長 崎愛 知¥78,933,0003年ぶり8回目
184586磯部   誠愛 知愛 知¥77,043,5462年ぶり3回目オールスター 6着
S
G








194686丸野  一樹滋 賀京 都¥75,111,0002年連続4回目
204166吉田  拡郎岡 山岡 山¥73,472,0003年連続10回目
214571菅   章哉徳 島徳 島¥72,566,733初出場
223783瓜生  正義福 岡福 岡¥72,337,0004年連続13回目メモリアル 2着
234500山田  康二佐 賀佐 賀¥71,811,0003年連続5回目
244024井口  佳典三 重三 重¥71,636,7564年連続10回目マスターズチャンピオン 4着
254848仲谷  颯仁福 岡福 岡¥70,287,4002年連続6回目メモリアル 5着
264350篠崎  元志福 岡福 岡¥69,736,4669年連続12回目オールスター 5着
274337平本  真之愛 知愛 知¥69,066,5463年ぶり10回目
284524深谷  知博静 岡静 岡¥68,923,5463年連続6回目
294494河合  佑樹静 岡静 岡¥66,602,1464年連続4回目オーシャンカップ 3着
304459片岡  雅裕香 川高 知¥65,709,7332年連続6回目グランドチャンピオン 5着
313716石渡  鉄兵東 京千 葉¥65,415,3333年連続14回目マスターズチャンピオン 3着
324238毒島   誠群 馬群 馬¥64,961,0002年ぶり4回目
334566塩田  北斗福 岡福 岡¥62,862,7205年ぶり2回目クラシック 2着
344237大峯   豊山 口山 口¥62,420,2003年ぶり4回目
353415松井   繁大 阪大 阪¥62,316,0002年ぶり5回目
364914吉田  裕平愛 知愛 知¥61,995,5462年連続2回目メモリアル 6着
ヤングダービー 4着
374030森高  一真香 川香 川¥61,454,4663年連続13回目マスターズチャンピオン 優勝
384503上野 真之介佐 賀佐 賀¥58,310,6328年連続8回目
394502遠藤  エミ滋 賀滋 賀¥56,761,3322年連続7回目レディースチャンピオン 2着
403946赤岩  善生愛 知愛 知¥55,295,5465年連続17回目ダービー 5着
415068前田   滉愛 知愛 知¥54,864,000初出場ヤングダービー 優勝
424760山崎   郡大 阪大 阪¥54,508,0005年連続5回目
434932新開   航福 岡福 岡¥54,504,0004年連続4回目ヤングダービー 2着
444831羽野  直也福 岡福 岡¥54,152,4662年ぶり7回目オーシャンカップ 6着
453854吉川  元浩兵 庫兵 庫¥53,858,1332年ぶり10回目
464044湯川  浩司大 阪大 阪¥53,352,9665年ぶり13回目マスターズチャンピオン 6着
474504前田  将太福 岡福 岡¥52,661,7994年連続9回目BBCトーナメント 4着
484537渡邉  和将岡 山岡 山¥52,177,000初出場
494061萩原  秀人福 井福 井¥52,161,9322年ぶり10回目
504324海野 康志郎山 口山 口¥52,152,0002年連続3回目
515043中村  日向香 川香 川¥50,715,733初出場ヤングダービー 3着
524075中野  次郎東 京東 京¥50,640,1663年ぶり11回目
534266長田  頼宗東 京神奈川¥50,382,39911年連続12回目
544886入海   馨岡 山岡 山¥50,257,000初出場
554604岩瀬  裕亮愛 知愛 知¥50,101,8794年ぶり3回目
564468大池  佑来東 京神奈川¥49,916,4994年ぶり2回目
574856豊田 健士郎三 重三 重¥49,643,0462年連続2回目
584826井上  一輝大 阪大 阪¥49,552,133初出場
594477篠崎  仁志福 岡福 岡¥49,032,0007年ぶり5回目
604397西村  拓也大 阪大 阪¥48,636,6003年連続9回目
予備14482守屋  美穂岡 山岡 山¥48,577,998
予備24787椎名   豊群 馬群 馬¥48,236,000
予備34290稲田  浩二兵 庫兵 庫¥47,439,000
予備44370山口  達也岡 山岡 山¥47,279,665
予備53876中辻  崇人福 岡福 岡¥46,235,832マスターズチャンピオン 2着

(注1)選出順位は、獲得賞金額順とします。獲得賞金額が同額の場合には、賞金上位の者からとします。

第40回 グランプリ・グランプリシリーズ 出場選手一覧表

引用元:第40回グランプリ(シリーズ戦含む)出場選出順位発表 | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

グランプリに5年連続の出場となるのは、池田 浩二選手・桐生 順平選手・馬場 貴也選手の3名で、その中でも最多出場数を数えるのは池田 浩二選手の16回。
シリーズ戦で最多連続出場の選手は、5年連続17回目の赤岩 善生選手です。

選出除外者

(1)スタート事故による辞退期間中のため

登番氏名支部出身地獲得賞金額戦績
4547中田  竜太埼 玉福 島¥60,089,000グランドチャンピオン 2着
4682大上  卓人広 島広 島¥59,695,000
4362土屋  智則群 馬群 馬¥58,712,000
3719辻   栄蔵広 島広 島¥53,573,000
3978齊藤   仁東 京東 京¥52,366,599
4907小池  修平大 阪大 阪¥51,605,000
4256渡辺  浩司福 岡大 分¥51,540,200ダービー 4着
3721守田  俊介滋 賀京 都¥50,720,000
3959坪井  康晴静 岡静 岡¥50,527,813

(注3)予備選手について、スタート事故によるあっせん辞退期間等が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合は、予備選手の資格を喪失します。

《12月3日追記あり》GP・トライアル1stとGPシリーズ・特別戦メンバーが発表される

グランプリ初日の12月16日(火)に行われる「トライアル1st」とグランプリシリーズの「特別戦」の枠番が発表されましたのでご紹介します。

  • 【グランプリ(12月16日:トライアル1st・第11レース】
出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1峰   竜太(ミネ リュウタ)4320佐 賀A1104,264,666円8位3年連続11回目
2西山  貴浩(ニシヤマ タカヒロ)4371福 岡A1100,265,466円9位2年連続4回目
3白井  英治(シライ エイジ)3897山 口A191,285,000円12位3年ぶり11回目
4佐藤   翼(サトウ ツバサ)4573埼 玉A185,515,000円13位2年連続2回目
5中島  孝平(ナカジマ コウヘイ)4013福 井A179,425,533円16位2年ぶり7回目
6原田  幸哉(ハラダ ユキヤ)3779長 崎A178,933,000円17位3年ぶり8回目
  • 【グランプリ(12月16日:トライアル1st・第12レース】
出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1山口   剛(ヤマグチ ツヨシ)4205広 島A1106,756,666円7位2年ぶり4回目
2上條  暢嵩(カミジョウ ノブタカ)4719大 阪A193,402,666円10位2年連続3回目
3新田  雄史(ニッタ ユウシ)4344三 重A192,263,903円11位4年ぶり5回目
4宮地  元輝(ミヤチ モトキ)4445佐 賀A185,792,466円14位2年連続2回目
5関   浩哉(セキ ヒロヤ)4851群 馬A184,621,266円15位
2年連続2回目
6磯部   誠(イソベ マコト)4586愛 知A177,043,546円18位2年ぶり3回目
  • 【グランプリシリーズ(12月16日:特別戦・第10レース】
出典:BOAT RACE公式サイト
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枠番選手名(フリガナ)登録番号支部級別獲得賞金額順位備考
1丸野  一樹(マルノ カズキ)4686滋 賀A175,111,000円19位2年連続4回目
2吉田  拡郎(ヨシダ カクロウ)4166岡 山A173,472,000円20位3年連続10回目
3菅   章哉(スガ フミヤ)4571徳 島A172,566,733円21位初出場
4瓜生  正義(ウリュウ マサヨシ)3783福 岡A172,337,000円22位4年連続13回目
5山田  康二(ヤマダ コウジ)4500佐 賀A171,811,000円23位3年連続5回目
6井口  佳典(イグチ ヨシノリ)4024三 重A171,636,756円24位4年連続10回目

まとめ

ついにボートレースグランプリの出場メンバーが発表されて、年末の大舞台の役者が出そろいました。

グランプリを制するということは、2025年のボートレース界のトップに立つことであり、その年の最多賞金獲得選手になるだけではなく、最優秀選手と記者大賞のトリプル受賞も夢ではない、大変栄誉なことなのです。

すべてのボートレーサーが目指し、追いかける“最強”の称号。
1年間全力で戦っても、その栄冠はたった1人しか手にすることはできません。
黄金のヘルメットを載冠し、72年の競艇史に新たに名前を刻むのは誰なのか?
この一戦一戦の積み重ねが今後の選手生命に大きく影響することは確かでしょう。

グランプリ開催まで2週間を切り、ボートレースで最も盛り上がる祭典の足音が近づいてきました。
もちろん、結果は誰にもわかりません。
ボートレースクラシックやオールスターのような大番狂わせや大波乱が起こる可能性も十分あるため、この先にどのようなドラマが待っていて、誰が栄冠をつかむのか…
その行方に注目が集まるとともに、ファンも推し選手の応援に気合いが入ることでしょう。

どのレーサーにとっても負けられないレースの先、勝利の女神は誰に微笑むのか…
ボートレースを愛する全ての人にとって手に汗握る戦いが、もうすぐ師走の住之江競艇場で開幕します。

まずは選手達の無事故完走を祈りつつ、1年の締めくくりを熱気に満ちた本場で迎えてはいかがでしょうか。

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