2025年度前期の選手級別発表!勝率1位は峰竜太選手で自身12度目、女子は三浦 永理選手が自身初のナンバーワン獲得!!勝率ランキングTOP20を大調査!!

2024年11月1日、日本モーターボート競走会は2025年1月1日~6月30日まで適用される「2025年前期選手級別決定」《審査対象期間:2024年5月1日~2024年10月31日》を発表しました。
期別勝率1位は峰 竜太選手、女子選手は三浦 永理選手で、三浦選手は自身初の1位を獲得しています。

一般財団法人日本モーターボート競走会は、2024年11月1日に2025年1月1日~6月30日まで適用される「2025年前期選手級別」《審査対象期間:2024年5月1日~2024年10月31日》を発表しました。
※成績確認期間(11月1日~11月7日)及び選手出場あっせん委員会の議を経て、正式決定となります。

今回発表された各級別のボーダーライン、および所属選手数は次のようになっています。

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A1級A2級B1級B2級
2025年 前期6.19(324人)5.46(329人)2.00(804人)159人

また、この発表で注目されたのが、自身12度目の期別勝率1位を獲得した峰 竜太選手(4320・佐賀・95期)女子の勝率トップに輝いた三浦 永理選手(4208・静岡・91期)です。

ここでは、さらに発表された「A1級選手勝率ベスト5」と「女子選手勝率ベスト5」の選手についてそれぞれ詳説するとともに、「2025年前期 適用勝率トップ20」をランキング形式でお知らせしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

選手級別決定とは?

まずはじめに「選手級別決定」とは何なのか?
ボートレースにおける“い・ろ・は”の最も基本的な部分にあたるので、確認も兼ねてご紹介します。

そもそも選手級別の“決定”を発表したわけですから、決定するためには前段階として何が必要でしょうか?
最初にそこから見ていきましょう。

級別審査

ボートレーサーにはひとりひとり、成績や事故率から決定される「級別」が割り振られています。
その級別を選手それぞれの能力に応じて、一定の判断基準をもとにあてがう審査が「級別審査」なのです。

審査によって付けられる級別によって、選手が出られるレース数・大会グレードは変わるため、レースで良い結果を出し続ければ級別は上がり(=昇級)、高い級別に上がれば、グレードの高いレースへ斡旋されるようになります。

その一方で、成績不振に陥ったり、事故で長期欠場を科せられれば、級別は下がって(=降級)、輸入を得ることは難しくなるため、選手にとって最も重要、かつ選手生命にかかわる審査だといっても過言ではありません。

級別審査の級別・審査基準・級別に寄る選手への影響については、次をご覧ください。

過去の級別在籍選手数と勝率ボーダー

級別における在籍選手数、級別ごとの勝率ボーダーは期別に推移するため、過去のデータも併せてご紹介します。

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A1級A2級B1級B2級
2025年 前期6.19(324人)5.46(329人)2.00(804人)159人
2024年 後期6.23(324人)5.43(322人)2.00(801人)162人
2024年 前期6.17(323人)5.42(325人)2.01(798人)168人
2023年 後期6.16(323人)5.42(325人)2.01(796人)160人
2023年 前期6.24(324人)5.41(326人)2.00(804人)160人
2022年 後期6.22(326人)5.46(328人)2.00(789人)163人
2022年 前期6.20(325人)5.35(323人)2.03(761人)198人
2021年 後期6.20(322人)5.43(320人)2.00(792人)164人
2021年 前期6.23(322人)5.37(322人)2.02(791人)163人

前回発表された、2024年7月1日~12月31日まで適用される「2024年後期」の各級別のボーダーライン及び所属選手数は、A1級6.23(324人)、A2級5.43(322人)、B1級2.00(801人)で、B2級は162人。
※審査対象期間:2023年11月1日~2024年4月30日

ちなみに期別勝率の1位は次の2選手でした。

  • 勝率第1位『8.22』 ・・・登録第3721号:守田 俊介選手(滋賀支部)
    《 2連対率 74.19%、3連対率 82.80%、事故率 0.02》 【初の勝率第1位】
  • 女子選手勝率第1位『7.52』 ・・・登録第4546号:浜田 亜理沙選手(埼玉支部)
    《 2連対率 56.74%、3連対率 76.60%、事故率 0.07》 【初の女子選手勝率第1位】
出典:BOAT RACE公式サイト

ここで気になる勝率について、詳細はこちらをご覧ください。

峰 竜太選手と三浦 永理選手のコメント

一般財団法人日本モーターボート競走会は、2024年11月1日に2025年1月1日~6月30日まで適用される「2025年前期選手級別」《審査対象期間:2024年5月1日~2024年10月31日》を発表しました。
※成績確認期間(11月1日~11月7日)及び選手出場あっせん委員会の議を経て、正式決定となります。

また、この発表で注目されたのが、自身12度目の期別勝率1位を獲得した峰 竜太選手(4320・佐賀・95期)女子の勝率トップに初めて輝いた三浦 永理選手(4208・静岡・91期)です。

男女それぞれの勝率1位の座を手にした峰 竜太選手と三浦 永理選手のコメントを発表します。

峰 竜太選手

普通にやれば僕が1位だから(笑)。
もちろん手を抜くことはないし、勝率の取り方は分かっていますからね。
勝率を残せば、その通りに売れるんです。
勝率1位は誰にもまねできないことだと思っているし、僕の金字塔だから。
それと8点キープは絶対だと思っている。
これだけは引退まで続けたいという思いがあります。

三浦 永理選手

勝率1位?気にもしてなかったです。
この半年、何か変えたということはないんだけど、何となく調子が良かった。
たまたまです。
いいエンジンを結構引けたし、悪いのを引いた時も女子戦で何とかなったり…。
一時は8点くらいあったけど、少し落としてしまった。
来期も頑張ります。

確かに、峰 竜太選手が語っているとおり、2015年後期からずっと勝率8.0点台をキープしていました。

2024年後期は勝率が全体の6位でしたが、その時の勝率も8.01でしっかりと有言実行していたのですね。

ビッグマウスと揶揄されることもありますが、それができるのは言ったことを実現できるだけの実力と覚悟を持ち合わせている証拠でしょう。

2024年後期は守田 俊介選手の勝率8.22に1位の座を譲ったかたちとなりましたが、今回の発表では守田 俊介選手をしっかりと上回る勝率8.70をキープしての1位奪還となりました。

さすが峰 竜太選手。
最高勝率選手を2015年から2021年まで連続で受賞し、2022年こそ池田 浩二選手にその座を譲ったものの、2023年には再び王座を奪還しただけのことはあります。

守田 俊介選手も前回の発表時に『怪物(峰竜太)が、なぜか勝率を取っていなかったので自分に回ってきた…』と語っていたとおり、勝率で峰 竜太選手を超えるのがかなり難しいことは確かなようです。

2025年 前期におけるA1級選手勝率ベスト5

今回発表されたのは、2025年1月1日~6月30日まで適用される期別勝率です。

その中でも特に勝率の高いA1級の上位5選手をご紹介します。
SG戦線で活躍しているトップレベルの有名選手ばかりなので、あらためて戦績などを見返してみてはいかがでしょうか。

1位・峰 竜太選手(勝率:8.70)

峰 竜太選手は競艇ファンなら必ず知っているといっても過言ではない、いろいろな意味で“超”がつくほど有名な日本のトップボートレーサー
毎年、高額の賞金を獲得している一方で、勝っても負けても涙を流す感情の豊かさから「泣き虫王子」という異名を持つほど。
2024年5月21日~26日まで多摩川競艇場で開催された「SG・第51回 ボートレースオールスター」では、22,497票を獲得してファン投票1位で選出され、なんと2位の池田 浩二選手の17,043票に5,000票以上の差をつけて、3年ぶり14回目の出場で圧倒的な人気を見せつけました。

名前
(フリガナ)
峰 竜太
(ミネ リュウタ
登録番号4320
生年月日1985年3月30日
身長173cm
体重51㎏
血液型B型
支部佐賀
出身地佐賀県
登録期95期
級別A1級

峰 竜太選手は1985年生まれ、佐賀支部所属のA1級レーサーです。

峰 竜太選手は、2004年11月10日に地元・唐津競艇場で開催された「一般・西日本スポーツ杯争奪戦」でデビューを飾ると、新人ながら2着と舟券に絡む活躍を見せ、2004年12月30日には4号艇・6コースからまくりを決めてデビュー22走目にして初勝利をあげました。

さらに、デビューから1年も経たない2005年11月6日に唐津競艇場の一般戦で1号艇・5コースからまくりを決めて初優勝を果たすと、2006年には最優秀新人選手に選出、2007年5月29日にはデビューから2年目にして若干22歳の若さで「第34回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初出場を果たす快挙

そして、2017年7月17日にまるがめ競艇場で開催された「第22回 オーシャンカップ」でSG初優勝、2022年6月30日には通算1,500勝の金字塔を打ち立てました。

さらに、数々のタイトルホルダーでもあり、現在“GRANDE5”のメダルを3つ獲得し、石野 孝之選手・毒島 誠選手と並ぶ1位タイ。
しかも、2017年開催の「SG・第44回 ボートレースオールスター」のファン投票で16,238票を獲得し、第1位で選出され、2019年5月26日には“ゴールデンレーサー賞”を受賞するなど、人気も実力も抜きんでた存在として競艇界をけん引している選手でした。

ただ残念ながら、いろいろな不祥事や疑惑があり、たくさんのファンを抱える反面、アンチが多い選手でもあります。
前述の不祥事の影響により、ボートレースの信頼を失墜させたとして、4か月間の出場停止処分を受けました。



しかし、2023年10月24日からボートレース蒲郡で開催された 「SG・第70回 ボートレースダービー」の6日目(最終日)第12レースで1号艇1コースから逃げを決めて勝利し、不祥事による出場停止処分後のSG復帰戦で6回目のSG優勝を果たすとともに、通算100回目の優勝かつ史上27人目の24場制覇をSGの大舞台で同時に達成する快挙を成し遂げています。

さらに最近では「史上最強のB1級選手」として、A1級へスピード復帰をしたことでも話題となりました。

また、2024年6月末の「SG・ボートレースオールスター」を制して、5000番台初にして2000年以降生まれ初のSG覇者となった定松 勇樹選手(5121)をはじめ、2024年8月以降の長期欠場で心配されている野田 なづき選手(5118)など、多くの人気選出が所属する「峰グループ(LAGOON BASE・ラグーンベース)」を率いる存在として、ボートレース界の絶対的エース・広告塔として活躍を続けています。

峰 竜太選手の過去戦績

峰 竜太選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2004年11月10日西日本スポーツ杯争奪戦唐津一般デビュー
2004年12月30日歳末特選レース福岡一般初勝利
2005年4月17日グラチャンカウントダウンシリーズ 第2戦下関一般初優出
2005年11月6日九州スポーツ杯争奪 唐津くんち特選唐津一般初優勝
2007年1月13日G1 全日本王者決定戦唐津G1G1初出走
2007年1月18日G1 全日本王者決定戦唐津G1G1初勝利
2007年5月29日SG 第34回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)住之江SGSG初出走
2009年2月3日G1 第55回 九州地区選手権競走芦屋G1SG初勝利
2011年5月29日東日本大震災 被災地支援競走 SG 第38回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)尼崎SGSG初優出
2012年1月14日山口シネマカップ若松一般通算500勝達成
2017年7月3日サマーモーニングバトル 〜ほぼ女子戦〜唐津一般通算1,000勝を達成
2017年7月17日第22回 オーシャンカップ丸亀SGSG初優勝
2018年1月3日第58回 佐賀県選手権唐津一般通算50優勝達成
2022年6月30日ズバッと!!なべチャンネル杯唐津一般通算1,500勝を達成
2023年10月29日第70回 ボートレースダービー(全日本選手権)蒲郡SG通算100優勝達成
史上27人目の全24場制覇

峰 竜太選手は、2004年11月10日~14日に佐賀支部のホームプール・唐津競艇場で開催された「一般・西日本スポーツ杯争奪戦」初日の第1レースでデビューを飾り、翌月には22走目にして初勝利

そして、デビューから11か月後の2005年11月6日に唐津競艇場で開催された「一般・九州スポーツ杯争奪 唐津くんち特選」で早くも初優勝を果たし、2022年6月には通算1,500勝、2023年10月には「SG・第70回 ボートレースダービー」で通算100優勝史上27人目の全24場制覇を同時達成しています。

G1競争で見ると、2007年1月に地元・唐津競艇場で開催された「全日本王者決定戦」でG1初出走とG1初勝利を達成して、2009年2月3日に芦屋競艇場で開催された「第55回 九州地区選手権競走」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2007年2月の「第34回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初出走とSG初勝利を同時に達成
そして、デビューから12年8か月後の2017年7月17日に丸亀競艇場で開催された「第22回 オーシャンカップ」でSG初制覇を果たしてSG初タイトルを獲得したのです。

また、2005年後期にB1級に昇級すると、とんとん拍子に2006年後期にはA2級、2007年前期にA1級へと初昇級を果たし、2022年後期に不祥事による長期欠場の影響でB2級に降級するまでずっとA1級を維持していました。
2023年前期に復帰後は、最速の飛び級でA1級に返り咲いてからは、現在まで実に選手生活20年のうちの18年間、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2021年前期には優勝6回・優出11回という好戦績を積み上げて、圧巻の自己最高勝率8.90を記録。
さらに最近も、2024年前期にも優勝6回・優出11回の戦績と勝率8.83という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の95期には、2023年に大人気女子レーサー・倉持 莉々選手(4825)と結婚したことで話題となった金子 拓矢選手(4305)をはじめ、河村 了選手(4308)・山田 哲也選手(4297)・海野 康志郎選手(4324)・岡村 仁選手(4311)・西野 翔太選手(4302)・西村 美智子選手(4313)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【峰 竜太選手の主要獲得タイトル】

  • ゴールデンレーサー賞(2019年)
  • 史上27人目の24場制覇(2023年)
  • 最優秀新人選手(2006年)
  • 最高勝率選手(2015年・2016年・2017年・2018年・2019年・2020年・2021年・2023年)
  • 最多勝利選手(2015年・2020年)
  • 最多獲得賞金選手(2018年・2020年)
  • 最優秀選手(2018年・2020年)
  • 記者大賞(2018年・2020年)
  • オーシャンカップ(2017年・2020年)
  • グランプリ(2018年・2020年)
  • ボートレースオールスター(2021年)
  • ボートレースダービー(2023年)
  • 峰竜太 ダービー&蒲郡初優勝で100V&24場制覇!│BOATCAST NEWS 2023年10月29日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • #峰竜太 SG覇者インタビュー | 第70回ボートレースダービー覇者【SG第38回グランプリ特別企画】
出典:ボートレース住之江公式チャンネル
  • 『峰の恩返し』#最終回【西山貴浩&峰竜太】
出典:BOATRACEからつ
  • 散財??【#峰竜太】
出典:ボートレース多摩川【公式】
2位・池田 浩二選手(勝率:8.10)

4位・池田 浩二選手(勝率:8.10)

池田 浩二選手のキャッチフレーズは、その巧みな操縦テクニックから「ブルーインパルス」と「イケコー」。
現在も愛知支部を象徴する存在・総大将として活躍を続けており、選手生活は25年を超えるベテランボ―トレーサーです。

名前
(フリガナ)
池田 浩二
(イケダ コウジ)
登録番号5115
生年月日1978年4月3日
身長170cm
体重54㎏
血液型O型
支部愛知
出身地愛知県
登録期81期
級別A1級

池田 浩二選手は1978年生まれ、愛知支部所属のA1級レーサーです。
1997年11月にデビュー、2走目にして初勝利の水神祭を飾ったうえに、年末までの27走で4勝を記録する快進撃。
現在の競艇では必須のテクニック「モンキーターン」ですが、池田選手はそれをさらに発展させた「ウィリーモンキー」の先駆者。
ハイレベルのターン技術と抜群のスタート力を武器に快進撃を続けています。

全盛期には“池田のイン戦は黙って買え。”と言われるほどの圧倒的な強さを誇り、2011年にはオールスター(笹川賞)・ダービー(全日本選手権競走)・グランプリ(賞金王決定戦)と圧巻の活躍を見せ、3つのSG戦三大タイトルを冠する快挙を達成し、この年のMVPを獲得。

2023年には「SG・第50回 ボートレースオールスター(笹川賞)」のファン投票で23,071票を集めて堂々の1位を獲得し、2年連続20回目の出場を果たして、2024年4月27日には、史上179人目となる通算2,000勝を達成

人気にこたえてイン戦を押し切る技術においては“艇界ナンバーワン”と言っても過言ではありません。

「絶対王者」松井 繁選手・「グランプリ2冠」の瓜生 正義選手と石野 貴之選手に次ぐ、現役SG優勝回数4位を誇る池田浩二選手ですが、G1では14回、SGでは10回の優勝を飾っています。

池田 浩二選手の過去戦績

池田 浩二選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
1997年11月19日名古屋タイムズ杯争奪 第19回 全国三地区対抗戦常滑一般デビュー
1997年11月20日名古屋タイムズ杯争奪 第19回 全国三地区対抗戦常滑一般初勝利
1998年4月29日中日スポーツ杯争奪 半田大賞常滑一般初優出
1999年1月26日第13回 新鋭王座決定戦競走住之江G1G1初出走
1999年5月5日中日スポーツ杯争奪 第19回 チャンピオン大会常滑一般初優勝
2002年7月9日オールジャパン竹島特別開設47周年記念競走蒲郡G1G1初優勝
2002年8月27日第48回 モーターボート記念競走(ボートレースメモリアル)蒲郡SGSG初勝利
2002年11月4日第49回 全日本選手権競走(ボートレースダービー)平和島SGSG初優出
2003年6月29日第13回 グランドチャンピオン決定戦競走丸亀SGSG初優勝
2005年12月3日競帝王決定戦 開設51周年記念競走下関G1通算500勝を達成
2011年11月27日第14回 チャレンジカップ競走大村SG通算1,000勝達成
2014年2月1日中日スポーツ賞 第34回龍神杯争奪戦蒲郡一般通算50優勝達成
2018年6月11日開設64周年記念 G1競帝王決定戦下関G1通算1,500勝達成
2024年 4月27日土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯蒲郡一般通算2,000勝達成

池田 浩二選手は、1997年11月19日~24日に愛知支部のホームプール・常滑競艇場で開催された「一般・名古屋タイムズ杯争奪 第19回 全国三地区対抗戦」初日の第4レースでデビューを飾り、翌日には2走目にして初勝利

そして、デビューから1年5か月後の1999年5月5日にデビュー水面の常滑競艇場で開催された「一般・中日スポーツ杯争奪 第19回 チャンピオン大会」で早くも初優勝を果たし、2014年2月には通算50優勝、2024年4月には「一般・土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯」で通算2,000勝を達成しています。

G1競争で見ると、1999年1月に住之江競艇場で開催された「第14回 新鋭王座決定戦競走」でG1初出走、翌年の同大会でG1初勝利G1初優出を達成して、2002年7月9日に蒲郡競艇場で開催された「オールジャパン竹島特別開設47周年記念競走」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2000年5月の「第27回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初出走、2002年8月にSG初勝利を達成。
そしてデビューから5年7か月後の2003年6月29日に丸亀競艇場で開催された「第13回 グランドチャンピオン決定戦」でSG初制覇を果たして、初のSGタイトルを獲得したのです。

また、確認できる記録によれば、2000年後期にはA1級に昇級しており、2001年前期こそA2級へ降級を許したこともありましたが、2001年後期から現在までA1級を維持しており、実に選手生活27年のうちの24年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2010年後期には優勝2回・優出12回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率8.51を記録。
さらに最近では、2023年前期に優勝4回・優出9回の戦績と勝率8.37という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の81期には、寺田 祥選手(3942)・飯山 泰選手(3940)・佐々木 康幸選手(3909)・深井 利寿選手(3918)・繁野谷 圭介選手(3915)・黒崎 竜也選手(3931)がいます。
また、同期で同じくA1級で活躍していた正木 聖賢選手(3920)は2024年9月に突如引退をしたことでボートレース界に衝撃が走りました。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【池田 浩二選手の主要獲得タイトル】

  • 最高勝率選手(2022年)
  • 最多獲得賞金選手(2011年・2013年)
  • 最優秀選手(2011年・2013年)
  • 記者大賞(2011年・2013年)
  • 特別賞(2009年)
  • グランドチャンピオン(2003年・2022年)
  • グランプリシリーズ(2005年)
  • ボートレースクラシック(2009年・2013年)
  • ボートレースメモリアル(2009年)
  • 東日本大震災被災地支援競走 笹川賞 ※ボートレースオールスター(2011年)
  • ボートレースダービー(2011年)
  • グランプリ(2011年・2013年)
  • 復帰シリーズで連勝街道! 池田浩二 通算2000勝達成!│BOATCAST NEWS 2024年4月27日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【蒲郡】地元の大スター池田浩二2000勝水神祭!!【勝ガマ】
出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル
  • 【蒲郡】池田浩二選手が優勝!土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯優勝選手インタビュー!【優勝】
出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル
  • 高級車は運転手付き!?【#池田浩二】
出典:ボートレース多摩川【公式】
3位・毒島 誠選手(勝率:7.96)

3位・毒島 誠選手(勝率:7.96)

毒島 誠選手は、2020年10月26日に史上7人目のゴールデンレーサー賞を受賞しています。
地元がナイター開催の桐生競艇場ということもあってナイター競走を得意としているため、SG優勝歴8回のうち6回がナイターという実績を持っており、神速のナイターキングの異名を持つトップレーサー。

代名詞である「スーパーピット離れ」によるインコース奪取や、全国でもトップクラスのターンスピードによる全速ツケマイを武器にSG戦線でも活躍を続けています。

また、自然災害の被災地への支援を積極的に行っており、獲得賞金の一部を日本財団へ継続的に寄付し続けた功績が認められ、2020年5月にはボートレース界史上2人目の紺綬褒章を受章した経歴の持ち主です。

自身のルーティーンとしてレース前に柏手を3回と水面に一礼。
ゲン担ぎとして左足から靴下を履く事を決めているという信心深い一面も持ち合わせています。

名前
(フリガナ)
毒島 誠
(ブスジマ マコト)
登録番号4238
生年月日1984年1月8日
身長162cm
体重53㎏
血液型B型
支部群馬
出身地群馬県
登録期92期
級別A1級

毒島 誠選手は1984年生まれ、群馬支部所属のA1級選手です。

直近では、2024年3月10日に桐生競艇場で開催された「第56回 サンケイスポーツ杯」で通算4回目のパーフェクト優勝を達成。

2021年11月9日の三国競艇場で開催された「G1・開設68周年記念 G1北陸艇王決戦」以来3年ぶり、1997年以降の完全優勝回数ランキングでは8位にランクインしています。

また全国24場制覇のリーチレーサーにもなっており、残すは江戸川競艇場のみ。
師匠の江口 晃生選手は2020年4月に第22号として24場制覇を達成しており、その達成が期待されている一人です。

2024年11月2日現在、通算優勝数は79回(うちSG優勝数8回、PG1・G1優勝回数は16回)で、今後さらに回数が増えていくことは必至。

SG競争における常連でありながら、常にファン想いで腰が低い姿勢がファンから絶大な支持を集め、艇界屈指の人格者・人気選手として、自身初のグランプリ制覇を待ち望む声が多数聞かれています。

毒島 誠選手の過去戦績

毒島 誠選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2003年5月9日(タイトル不明)桐生一般デビュー
2003年7月20日一般競走多摩川一般初勝利
2005年2月7日第10回 ダブル優勝TVKカップ多摩川一般初優出
2006年9月27日第18回 鳴門市長杯競走鳴門一般初優勝
2007年1月23日G1 共同通信社杯 第21回 新鋭王座決定戦大村G1G1初出走
2007年1月26日G1 共同通信社杯 第21回 新鋭王座決定戦大村G1G1初勝利
2008年1月27日G1 共同通信社杯第 22回 新鋭王座決定戦競走丸亀G1G1初優出
2010年1月24日G1 共同通信社杯 第24回 新鋭王座決定戦浜名湖G1G1初優勝
2010年5月25日SG 第37回 ボートレースオールスター(笹川賞)浜名湖SGSG初出走
2010年7月14日SG 第15回 オーシャンカップ競走丸亀SGSG初勝利
2012年7月8日第38回 日刊スポーツ杯競走鳴門一般通算500勝達成
2013年7月28日SG 第18回 オーシャンカップ競走若松SGSG初優出
2013年9月1日SG 第59回 ボートレースメモリアル(モーターボート記念競走)丸亀SGSG初優勝
2018年7月23日G1 開設64周年年 記念トーキョー・ベイ・カップ平和島G1通算1,000勝達成
2019年7月24日西日本スポーツ杯若松一般通算50優勝達成
2021年11月9日開設68周年記念 G1北陸艇王決戦三国G1完全優勝を達成
2024年5月12日スポーツニッポンカップ丸亀一般史上522人目
通算1,500勝達成

毒島 誠選手は、2003年5月9日~13日に群馬支部のホームプール・桐生競艇場で開催された「一般戦競争」初日の第2レースでデビューを飾り、2か月後には25走目にして初勝利

そして、デビューから3年4か月後の2006年9月27日に鳴門競艇場で開催された「一般・第18回鳴門市長杯競走」で早くも初優勝を果たし、2019年7月には通算50優勝、2024年5月には「一般・スポーツニッポンカップ」で通算1,500勝を達成しています。

G1競争で見ると、2007年1月に大村競艇場で開催された「共同通信社杯 第21回 新鋭王座決定戦」でG1初出走G1初勝利を達成して、1年後の同大会でG1初優出、そして遂に2010年1月24日に浜名湖競艇場で開催された「共同通信社杯 第24回 新鋭王座決定戦」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2010年5月の「第37回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初出走、2010年7月にSG初勝利を達成。
そしてデビューから10年4か月後の2013年9月1日に丸亀競艇場で開催された「第59回 モーターボート記念競走(ボートレースメモリアル)」でSG初制覇を果たして、初のSGタイトルを獲得したのです。

また、2005年後期にはA2級に昇級しており、2006年前期こそB1級へ降級を許したこともありましたが、2007年前期から現在までA1級を維持しており、実に選手生活21年のうちの19年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2015年後期には優勝2回・優出8回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率8.52を記録。
さらに最近では、2023年後期に優勝5回・優出8回の戦績と勝率8.32という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の92期には、竹田 辰也選手(4239)・松村 敏選手(4236)・大峯 豊選手(4237)・安達 裕樹選手(4227)・吉川 喜継選手(4218)・土屋 千明選手(4225)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【毒島 誠選手の主要獲得タイトル】

  • ゴールデンレーサー賞(2020年)
  • 特別賞(2018年・2019年)
  • ボートレースメモリアル(2013年・2018年・2019年)
  • チャレンジカップ(2017年・2020年)
  • オーシャンカップ(2018年)
  • ボートレースダービー(2019年)
  • ボートレースクラシック(2024年)

勝ガマ ピット直送MOVIE 毒島誠選手にインタビュー

出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル
  • 毒島誠が語る「勝てるところ無い!」すごい若手が大ブレイクのきっかけは丸岡正典の一言だった! 【このボートレーサーがすごい! #7】
出典:ボートレース公式映像配信 JLCレジャーチャンネル
  • ボートの時間! # 402 「毒島誠 GPトーク」2023年12月10日放送【サンテレビ】
出典:【公式】ボートの時間!
  • 20240218 毒島誠選手が尼崎でVRスプラッシュバトルに挑戦!!!
出典:ボートレース尼崎【公式】
4位・桐生 順平選手(勝率:7.94)

4位・桐生 順平選手(勝率:7.94)

桐生 順平選手は、2019年11月14日に史上5人目のゴールデンレーサー賞を受賞しています。
高い旋回力を武器にSG競争でも活躍を続け、2024年のボートレースダービーでは峰 竜太選手のイン戦で勝利を挙げ、自身初のダービー初制覇と3つ目となる地元開催でのSGタイトルを獲得しました。

名前
(フリガナ)
桐生 順平
(キリュウ ジュンペイ)
登録番号4444
生年月日1986年10月7日
身長162cm
体重52㎏
血液型AB型
支部埼玉
出身地福島県
登録期100期
級別A1級

桐生 順平選手は1986年生まれ、埼玉支部所属のA1級レーサーです。
『逃げてよし、差してよし、まくってよし』のオールラウンダー型の選手として、安定した強さを誇り、埼玉支部のエースだけでなく、ボートレース界をけん引するレーサーとして活躍を続けています。

驚異のターンスピードが武器で、ファンの間では「神速ターン」と呼ばれています。
優秀なA1選手が名を連ねる「華の100期」のなかでも、頭一つ抜けた成績を誇り、今までに大きなスランプもなく、勝ちを量産し続けるほどの実力を有する天才レーサーです。

桐生 順平選手選手の過去戦績

桐生 順平選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2007年5月17日スポーツ報知 スプリングカップ戸田一般デビュー
2007年5月20日スポーツ報知スプリングカップ戸田一般初勝利
2008年12月7日ボートピア岡部カップ開設7周年記念戸田一般初優出
2011年1月25日G1 共同通信社杯 第25回 新鋭王座決定戦宮島G1G1初出場・初勝利
2011年5月24日東日本大震災 被災地支援競走 SG第38回笹川賞尼崎SGSG初出走
2011年5月27日東日本大震災 被災地支援競走 SG第38回笹川賞尼崎SGSG初勝利
2011年8月18日第34回 戸田ボート大賞サンケイスポーツ杯戸田一般初優勝
2012年5月27日SG 第39回 笹川賞競走浜名湖SGSG初優出
2013年6月20日開設57周年記念競走・G1赤城雷神杯桐生G1G1初優出
2014年9月28日第1回 ヤングダービー戸田G1G1初優勝
2015年3月22日第50回 ボートレースクラシック尼崎SGSG初優勝
2015年9月7日スカパー!・第15回 JLCカップ桐生一般通算500勝達成
2022年2月1日戸田プリムローズ開設65周年記念戸田G1通算1,000勝達成
通算50優勝達成

桐生 順平選手は、2007年5月17日~21日に埼玉支部のホームプール・戸田競艇場で開催された「一般・スポーツ報知 スプリングカップ」初日の第1レースでデビューを飾り、3日後には6走目にして初勝利

そして、デビューから4年3か月後の2011年8月18日に戸田競艇場で開催された「一般・第34回 戸田ボート大賞サンケイスポーツ杯」で早くも初優勝を果たし、2022年2月1日に戸田競艇場で開催された「G1・戸田プリムローズ開設65周年記念」で通算50優勝通算1,000勝を同時達成しています。

G1競争で見ると、2011年1月に宮島競艇場で開催された「共同通信社杯 第25回 新鋭王座決定戦」でG1初出走G1初勝利を達成して、3年8か月後の2014年9月28日に戸田競艇場で初回開催された「第1回 ヤングダービー」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2011年5月の「東日本大震災 被災地支援競走 第38回 笹川賞(ボートレースオールスター)」でSG初出走SG初勝利、1年後の同大会でSG初勝出を達成。
そしてデビューから7年9か月後の2015年3月22日に尼崎競艇場で開催された「第50回 ボートレースクラシック」でSG初制覇を果たして、初のSGタイトルを獲得したのです。

また、2009年後期にはA2級に昇級しており、2011年前期にはれてA1級に初昇級を果たすと、現在までA1級を維持しており、実に選手生活17年のうちの15年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2019年後期には優勝2回・優出5回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率8.32を記録。
さらに最近では、2022年後期に優勝2回・優出7回の戦績と勝率8.12という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の100期には、青木 玄太選手(4448)・宮地 元輝選手(4445)・秦 英悟選手(4427)・川野 芽唯選手(4433)・鎌倉 涼選手(4456)・平高 奈菜選手(4450)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【桐生 順平選手の主要獲得タイトル】

  • ゴールデンレーサー賞(2019年)
  • 最優秀選手(2017年)
  • 最多獲得賞金選手(2017年)
  • 記者大賞(2017年)
  • ボートレースクラシック(2015年・2017年)
  • グランプリ(2017年)
  • ボートレースダービー(2024年)
  • 昨年の覇者・深谷知博破った桐生順平の尼崎好相性の理由が明らかに!│BOATCAST NEWS 2023年7月5日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • これぞお手本!桐生順平の切れ味抜群 芸術的まくり差し!│BOATCAST NEWS 2023年1月5日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
5位・中辻 崇人選手(勝率:7.90)

5位・中辻 崇人選手(勝率:7.90)

中辻 崇人選手は一般戦やG3競争を中心に活躍する選手です。
どのコースからでも好成績を収めるだけの実力を有し、インコースからの逃げは鉄板、かつ常に舟券に絡むことができるトップレベルのレーサーだと言えるでしょう。

名前
(フリガナ)
中辻 崇人
(ナカツジ タカヒト)
登録番号3876
生年月日1977年2月21日
身長158cm
体重54㎏
血液型O型
支部福岡
出身地福岡県
登録期79期
級別A1級

中辻 崇人選手は1977年生まれ、福岡支部所属のA1級レーサーです。
一般戦においては“”ほぼ敵なし”と言えるくらい強いレーサーでありながら、2018年以降はSG競争やG1競争といったG2競争以上のグレードレースを辞退し、記念開催にも出場しないという特徴があり、“一般戦の鬼”と呼ばれたり、時に“変わり者”なんて言われることもあります。

一般戦とG3競争で年間に3,000万円前後の賞金を10年以上にわたって獲得し続けているのですから、ものすごいことだと言えるでしょう。

そして2024年だけでも「第59回 ボートレースクラシック」「第25回 マスターズチャンピオン」に加え、10月に戸田競艇場で開催された「第71回 ボートレースダービー」は勝率7.93で勝率1位だったにもかかわらず、出場を辞退。

SG競争においては、過去7回の出場経験があり、そのうちの3回は準優勝戦へ駒を進めるほどの実力がありながら、そういった大きな大会に出たがらないため、残念に思うファンが多いのも事実ですが、それでも根強いファンを多く抱える人気選手として戦い続けています。

中辻 崇人選手の過去戦績

中辻 崇人選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
1996年11月(タイトル不明)不明一般デビュー
1998年12月9日松茂町ほか3町開設30周年記念競走鳴門一般初勝出
2000年5月14日(タイトル不明)丸亀一般初優勝
2002年2月6日G1 第47回 九州地区選手権福岡G1G1初出場・G1初勝利
2002年2月11日G1 第47回 九州地区選手権福岡G1G1初優出
2006年3月16日第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック)平和島SGSG初出場
2006年3月17日第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック)平和島SGSG初勝利
2012年9月18日G1 全日本王者決定戦(開設59周年記念)唐津G1G1初優勝
2017年3月20日バニラビーンズカップ多摩川一般通算1,500勝達成
2017年6月21日マンスリーBOAT RACE杯 男女W優勝戦児島一般通算50優勝達成
2018年1月28日BTSオラレ日南 開設12周年記念 ニッカン・コム杯芦屋一般史上177人目の通算2,000勝達成
2024年4月4日市制70周年記念 常滑市長杯常滑一般史上36人目となる全24場制覇

中辻 崇人選手は、1996年11月に福岡支部のホームプールで開催された「一般戦競争」でデビューを飾り、1998年12月には初勝出、デビューから3年6か月後の2000年5月14日には丸亀競艇場で開催された一般戦で初優勝を達成しています。

そして、2017年6月には通算50優勝、2018年1月には「BTSオラレ日南 開設12周年記念 ニッカン・コム杯」で通算2,000勝、さらに2024年4月4日に常滑競艇場で開催された「市制70周年記念 常滑市長杯」で史上36人目となる全24場制覇を達成しています。

G1競争で見ると、2002年2月に福岡競艇場で開催された「第47回 九州地区選手権」でG1初出走G1初勝利を同時達成すると、G1初優出までを同大会で達成。
2012年9月18日に唐津競艇場で開催された「全日本王者決定戦(開設59周年記念)」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2006年3月の「第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック)」でSG初出走SG初勝利を達成しています。

また、確認できる記録によれば、2001年前期にはA2級に昇級しており、2008年前期までと2020年前期こそA2級へ降級を許したこともありましたが、2008年後期から現在までほぼA1級を維持しており、実に選手生活27年のうちの24年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2024年後期には優勝5回・優出12回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率7.91を記録。
まさに今が全盛期とも言えるほどの成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の79期には、吉川 元浩選手(3854)・山本 寛久選手(3874)・岩崎 正哉選手(3853)・岡田 憲行選手(3872)・澤 大介選手(3852)・海老澤 泰行選手(3863)・阿波 勝哉選手(3857)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【中辻 崇人選手の主要獲得タイトル】

  • 史上36人目の24場制覇(2024年)
  • 177人目の偉大な記録 中辻崇人 節目の通算2000勝達成!│BOATCAST NEWS 2023年10月21日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 中辻崇人 史上36人目 24場制覇 表彰!│BOATCAST NEWS 2024年6月4日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
2025年前期 適用勝率トップ20

2025年前期 適用勝率トップ20

A1級選手でトップ5の選手についてはすでにご紹介しましたが、6位以下に名を連ねるのはそのようなメンバーなのでしょうか?
もちろん勝率が高くても出走回数でA2級へ降級する選手もいますので、ここではA1級選手に限定せず、出走数60走以上で純粋な勝率トップ20をまとめました。 ※同率の場合は着順点が多い方が上位になります。
ぜひこちらもご覧ください。

A1級選手になるための出走数の条件は90走以上のため、それ以下の選手は勝率が高くてもA2級となる。

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順位選手名出走回数勝率
1位峰   竜太選手122走8.70
2位池田  浩二選手141走8.10
2位毒島   誠選手119走7.96
4位桐生  順平選手102走7.94
5位中辻  崇人選手132走7.90
6位深川  真二選手129走7.84
7位松村   敏選手130走7.82
8位山田  康二選手140走7.70
9位松田 大志郎選手119走7.70
10位吉田  裕平選手125走7.66
11位三浦  永理選手147走7.65
12位西山  貴浩選手130走7.64
13位吉田  拡郎選手139走7.63
14位馬場  貴也選手133走7.62
15位上條  暢嵩選手141走7.57
16位松井   繁選手138走7.55
17位永田  啓二選手140走7.54
18位渡辺  浩司選手144走7.49
19位海野 康志郎選手142走7.48
19位上野 真之介選手142走7.48
20位関   浩哉選手131走7.48

2025年 前期・女子選手勝率ベスト5

今回発表されたのは、2025年1月1日~6月30日まで適用される期別勝率です。

その中でも特に勝率が高いA1級の女子レーサー上位5名をご紹介します。
女子戦だけでなく、SG戦線で活躍している人気選手ばかりなので、あらためて戦績などを見返してみてはいかがでしょうか。

1位・三浦 永理選手(勝率:7.65)

三浦 永理選手は、巧みなターンから「テクニカルエリー」の異名を持つボートレーサーです。
2016年12月に大村競艇場で開催された「PG1・第1回賞金女王決定戦」で優勝を飾り、初代賞金女王となりました。

名前
(フリガナ)
三浦 永理
(ミウラ エリ)
登録番号4208
生年月日1983年2月2日
身長157cm
体重47㎏
血液型B型
支部静岡
出身地静岡県
登録期91期
級別A1級

三浦 永理選手は1983年生まれ、静岡支部所属のA1級レーサーです。
デビュー戦で3着になるなど、デビューから注目された経歴があります。
同期の91期には、山口 剛選手(4205)・北川 潤二選手(4199)・赤羽 克也選手(4191)・久田 敏之選手(4188)・川上 剛選手(5189)・長嶋 万記選手(4190)・吉島 祥之選手(4215)がおり、2016年8月に愛知支部に所属している同期の吉島 祥之選手(4215)と結婚しています。

三浦 永理選手の過去戦績

三浦 永理選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2002年11月23日スワッキーカップ浜名湖一般デビュー
2003年3月22日第8回 ダブル優勝TVKカップ多摩川一般初勝利
2004年4月26日女子リーグ戦第4戦 G3 フラワーカップ浜名湖G3初優出
2007年11月8日女子リーグ第12戦 みやじまレディースカップ宮島G3初優勝
2008年3月4日第21回 JAL女子王座決定戦競走G1G1初出場
2008年3月6日第21回 JAL女子王座決定戦競走G1G1初勝利
2010年12月18日第25回 賞金王決定戦(グランプリ)住之江SGSG初出場
2010年12月23日第25回 賞金王決定戦(グランプリ)住之江SGSG初勝利
2011年8月29日日本財団会長杯 スマイルカップレース オール女子戦下関一般通算500勝を達成
2012年12月16日第1回賞金女王決定戦&シリーズ戦大村G1G1初優出・初優勝
2017年6月15日日本財団会長杯争奪 ヴィーナスシリーズ第4戦徳山一般通算1,000勝達成

三浦 永理選手は、2002年11月23日~26日に静岡支部のホームプール・浜名湖競艇場で開催された「一般・スワッキーカップ」初日の第1レースでデビューを飾り、4か月後には42走目にして初勝利

そして、デビューから4年11か月後の2007年11月8日に宮島競艇場で開催された「G3・女子リーグ第12戦 みやじまレディースカップ」で早くも初優勝を果たし、2017年6月15日に徳山競艇場で開催された「一般・日本財団会長杯争奪 ヴィーナスシリーズ第4戦」で通算1,000勝を達成しています。

G1競争で見ると、2008年3月に津競艇場で開催された「第21回 JAL女子王座決定戦競走」でG1初出走G1初勝利を達成して、4年9か月後の2012年12月16日に大村競艇場で初回開催された「第1回賞金女王決定戦&シリーズ戦(クイーンズクライマックス)」でG1初優出にしてG1初優勝
その結果、初代賞金女王(冬の女王)のタイトルと栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2010年12月の「第25回 賞金王決定戦(グランプリ)」でSG初出走SG初勝利を達成したのです。

また、2007年後期にはA2級に昇級しており、2008年後期にはれてA1級に初昇級を果たすと、何度かA2級への降級を許したこともありますが、2018年後期から2020年前期まで産休・育休を取得した影響でB2級まで降級した時期以外は、2021年前期から現在までA級を維持しており、実に選手生活22年のうちの15年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2016年前期には優勝4回・優出9回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率7.58を記録。
さらに最近では、2024年前期に優勝4回・優出7回の戦績と勝率7.29という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【三浦 永理選手の主要獲得タイトル】

  • 最優秀選手(2012年)
  • クイーンズクライマックス(2012年)

吉島 祥之選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
吉島 祥之
(ヨシジマ ヨシユキ)
登録番号4215
生年月日1984年8月22日
身長169cm
体重56㎏
血液型O型
支部愛知
出身地愛知県
登録期91期
級別A2級

吉島 祥之選手は1984年生まれ、愛知支部所属のA2級レーサーです。
一般戦やG3競争を中心に活躍しており、優勝回数こそ少ないですが、長年に渡ってB1級からA2級で活躍し、2024年10月17日には浜名湖競艇場で開催された「日本財団会長杯」で通算1,000勝を達成しました。
三浦 永理選手とは共通の好みである“お酒”を通じて仲良くなり、交際に発展したそうで、1年半の交際を経て結婚した“おしどり夫婦”です。

また、三浦 永理選手の師匠は1990年代の競艇界を席巻した静岡のレジェンド・服部 幸男選手(3422)です。
現在もA1級で一般戦を中心に活躍を続けており、40億レーサーで絶対王者と称される松井 繁選手(3415)とはデビュー当時から切磋琢磨をした間柄として知られています。

服部 幸男選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
服部 幸男
(ハットリ ユキオ)
登録番号3422
生年月日1971年1月5日
身長168cm
体重54㎏
血液型B型
支部静岡
出身地静岡県
登録期64期
級別A1級

服部 幸男選手は1971年生まれ、静岡支部所属のA1級レーサーです。
元競艇選手の服部 正彦さんを父にもち、父が引退を決めた春に2世レーサーとして1989年5月にデビュー。
そして1992年の全日本選手権競走でSG史上最年少優勝記録となる21歳9か月で初優勝
この記録は、今後も破られることはないであろう最大の偉業となっています。

若い頃は先輩レーサー相手に大暴れをし、現在は静岡支部の重鎮として、艇界の代表選手である佐々木 康幸選手(3909)・深谷 知博選手(4524)・長嶋 万記選手(4190)を弟子にもち、若手の育成には定評があります。
佐々木選手いわく『(師匠の)仕事に対する姿勢、自分への厳しさはマネできない。大きい人だなって思います。』と述べており、競艇の技術面だけでなく、人間性についても己の生き様から後進の目指す道標として重要な役割を果たしているようです。

  • BOATCAST NEWS│宮島巧者を発揮!三浦永理 4年5ヵ月ぶりの優勝! ボートレースニュース 2022年3月18日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【PGⅠスピードクイーンメモリアル開催記念】女子レーサートークショーVol.1 <長嶋万記選手&三浦永理選手編>
出典:ボートレース浜名湖【公式】
2位・田口 節子選手(勝率:7.35)

2位・田口 節子選手(勝率:7.35)

田口 節子選手は数多くの“史上初”を達成し続けている女子ボートレース界におけるレジェンドレーサーの一人です。
2021年9月に史上33人目女子では史上初の全24場制覇という偉業を成し遂げ、2021年と2022年にも史上初のクイーンズクライマックス連覇を達成して、冬の女王のタイトルを獲得しました。

名前
(フリガナ)
田口 節子
(タグチ セツコ)
登録番号4050
生年月日1981年1月14日
身長162cm
体重45㎏
血液型AB型
支部岡山
出身地岡山県
登録期85期
級別A1級

田口 節子選手は1981年生まれ、岡山支部所属のA1級レーサーです。
その実力と残した戦績の素晴らしさからついた愛称は「女王」「圧倒的節子」。
なんと、2003年の初優勝からは毎年かならず優勝を果たしており、これまでの21年間で優勝を手にできなかったのは2015年のみ。
しかも、田口 節子選手は2014年11月に同期の田中 健太郎選手との結婚・妊娠を同時発表してから2015年10月まで産休・育休を取得。
この期間が優勝できなかった期間と重なるため、やむを得ない理由があっての不達成だと言えます。

田口 節子選手の過去戦績

田口 節子選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
1999年11月10日(タイトル不明)下関一般デビュー
1999年12月3日第14回 岡山県モーターボート競走会会長杯争奪戦競走児島一般初勝利
2001年4月12日(タイトル不明)若松一般初優出
2002年2月26日
G1 第15回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)徳山G1G1初出走
2003年3月4日G1 第16回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)芦屋G1G1初勝利
2003年11月18日2003 女子リーグ戦 第19戦 プリンセスカーニバルびわこG3初優勝
2005年3月6日G1 第18回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)大村G1G1初優出
2005年5月24日SG 第32回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)常滑SGSG初出走
2007年5月31日SG 第34回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)住之江SGSG初勝利
2008年9月26日女子リーグ戦競走鳴門G3通算500勝達成
2011年3月6日G1 第24回 女子王座決定戦(レディースチャンピオン)三国G1G1初優勝
2014年7月20日ヴィーナスシリーズ 第6戦 うずひめちゃんカップ競走宮島一般通算1,000勝達成
2017年8月27日津PR 第2戦 男女W優勝戦一般通算50優勝達成
2021年9月19日オールレディース LOVE FM福岡 なでしこカップ福岡G3史上33人目、女子では史上初の全24場制覇
2022年1月26日江戸川ヴィーナスシリーズ・Yes!高須クリニック杯江戸川一般通算1,500勝達成

田口 節子選手は、1999年11月10日~14日に山口支部のホームプール・下関競艇場で開催された「一般戦競争」初日の第2レースでデビューを飾り、翌月には9走目にして初勝利

そして、デビューから4年後の2003年11月18日にびわこ競艇場で開催された「G3・2003 女子リーグ戦 第19戦 プリンセスカーニバル」で早くも初優勝を果たし、2017年8月に通算50優勝、2022年1月は通算1,500勝を達成。

さらに、2021年9月19日に福岡競艇場で開催された「G3・オールレディース LOVE FM福岡 なでしこカップ」で史上33人目、女子では史上初の全24場制覇という偉業を成し遂げています。

G1競争で見ると、2002年2月に徳山競艇場で開催された「第15回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)」でG1初出走、翌年の同大会でG1初勝利を達成して、8年後の2011年3月6日に三国競艇場で開催された「第24回 女子王座決定戦(レディースチャンピオン)」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2005年5月の「第32回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初出走を達成。
そしてデビューから7年6か月後の2007年5月31日に住之江競艇場で開催された「第34回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初勝利を果たしたのです。

また、2003年前期にはA2級に昇級しており、2003年後期にはれてA1級に初昇級を果たすと、2004年前期こそA2級への降級を許しましたが、2015年前期までA1級を維持。
その後は2015年後期から2016年前期まで産休・育休のため欠場した影響でB2級に降級した時期はありましたが、復帰後の2016年後期以降はほぼずっとA1級を維持し続けており、実に選手生活25年のうちの20年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2014年後期には優勝5回・優出8回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率7.81を記録。
さらに最近では、2022年後期に優勝3回・優出11回の戦績と勝率7.99という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の85期には、井口 佳典選手(4024)・森高 一真選手(4030)・田村 隆信選手(4028)・伊藤 将吉選手(4033)・金田 諭選手(4036)・湯川 浩司選手(4044)・佐々木 裕美選手(4045)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【田口 節子選手の主要獲得タイトル】

  • 史上33人目・女子としては史上初の24場制覇(2021年)
  • 優秀女子(2011年)
  • 特別賞(2012年)
  • クイーンズクライマックス(2021年・2022年)※史上初の連覇

元ボートレーサー・田中 健太郎選手ってどんな選手?

田口 節子選手が2014年11月に結婚したのは、岡山支部所属・85期の元競艇選手・田中 健太郎さんです。
2014年11月の結婚発表後に田口 節子選手は産休と育休取得のために長期欠場となり、2015年5月に長女を出産。
その後すぐ、2015年11月には実戦復帰を果たしたものの、お二人は2016年に離婚しています。

名前
(フリガナ)
田中 健太郎
(タナカ ケンタロウ)
登録番号4038
生年月日1978年12月14日
身長167cm
体重59㎏
血液型A型
支部岡山
出身地岡山県
登録期85期
級別B2級

田中 健太郎さんは1978年生まれ、岡山支部所属のB2級レーサーでした。
優勝歴はなく、一般戦で8回の優出歴があるのみで、2012年後期にA2級へ昇級したことはありますが、それ以降は長年ずっとB1級から抜け出すことができずにいました
そして2021年前期にB2級へ降級してからは、成績が上向くことはなく、2022年に引退勧告の対象者に該当したため、2022年後期を最後に現在は登録が抹消されています

離婚の原因は明らかにされていませんが、一説によれば、田中 健太郎さんが起こした窃盗事件が夫婦関係に大きな影を落としたことがきっかけのようです。

窃盗事件の詳細は、2015年12月に泥酔状態だった田中 健太郎さんがコンビニに停めてあった自転車のカゴから購入したばかりの女性用の衣類を盗んだというもの。

現場となったコンビニの防犯カメラに犯行の様子が映っていたことが証拠となり、田中 健太郎さんは2016年1月に逮捕されました。

この事件が離婚の直接的な原因となったかは不明ですが、夫の信用問題や成績不振、そして妻で田口 節子選手に与える悪い影響を鑑みた結果、幼い娘を守るために離婚に至ったのだと考えられます。

離婚後、娘さんの親権は田口 節子選手が持ち、現在もシングルマザーとしてトップレーサーとして戦いながら、子育てを続けています。

  • BOATCAST NEWS│田口節子 24場制覇の水面で初めてのティアラ戴冠! ボートレースニュース 2021年12月31日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • やればできる!田口節子 涙のクイーンズクライマックス連覇!!│BOATCAST NEWS 2022年12月31日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
3位・遠藤 エミ選手(勝率:7.29)

3位・遠藤 エミ選手(勝率:7.29)

遠藤 エミ選手は、女子選手として“史上初”の偉業を次々と成し遂げているレジェンドレーサーです。
2022年の年間獲得賞金7,243万8,200円は、女子競艇選手の年間獲得賞金・史上最高記録として、現在も破られていません。。
パンとシンガーソングライターのあいみょんが好きで、酒豪の一面を持っています。
滋賀支部の先輩・吉川 昭男選手(3582)によると、『めちゃめちゃ(酒を)飲む。そして、酔っ払うと泣く(笑)』という一面も持っている、最強なのにどこか親しみやすい選手といえます。

名前
(フリガナ)
遠藤 エミ
(エンドウ エミ)
登録番号4502
生年月日1988年2月19日
身長154cm
体重47㎏
血液型A型
支部滋賀
出身地滋賀県
登録期102期
級別A1級

遠藤 エミ選手は1988年生まれ、滋賀支部所属のA1級レーサーです。
女子競艇界史上初」を成し遂げ続け、多くの女子ボートレーサーを牽引する存在として、ボートレースファンであれば知らない人はいないと言っても過言ではない、超有名選手。

今までに成し遂げてきた“史上初の快挙”の内容は次のとおりです。

  • 2017年12月、大村競艇場で開催された「G1・第6回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」でG1初優勝を果たした際、賞金女王決定戦史上初の完全優勝も達成
  • 2022年3月、大村競艇場で史上初のナイター開催となった「SG・第57回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)」では、オール3連対で女性競艇選手として史上初となる得点トップで予選を通過して、SG初優出を果たす
    ※女性レーサーとしては「SG・第38回ボートレースオールスター(笹川賞)」で横西 奏恵選手が優出して以来、11年ぶりのSG優勝戦出場
  • SG初優勝を飾った「SG・第57回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)」、競艇界70年の歴史において史上初の女性SG覇者となった
  • 「第37回 賞金王決定戦(グランプリ)」では、女子競艇選手初の賞金王決定戦出場となった

現在まで数々の華々しい戦績を残し続けており、男子選手と争っても遜色ない実力を有しており、これからの活躍にも大いに期待できます。

そして、2022年のBOAT RACE振興会のCMシリーズ「アイアム ア ボートレーサー」編において、長谷川 京子さん扮する女性初のSGレーサー「キョウコ」のモデルとなったことでも話題に。

また、思い切ったレースを売りにして、まくりを決める姿はとてもカッコよく、その強さから「ワンダーウーマン」の異名をつけられたこともありました。
その人柄の良さから人望も厚く、多くの競艇選手から慕われています
強さに通ずるエピソードとして、艇界の先輩選手が語るところによると、平高 奈菜選手(4450)は『エミのすごいところは、いつも1人でコツコツとプロペラを調整しているところ』と評し、吉川 昭男選手(3582)は『エミちゃんはどんなにエンジンが出てなくて成績がボロボロでも、ずっとプロペラを叩いて試運転して、いっこも諦めてなかった。その姿勢がSG制覇につながったんちゃうかなと思う』と語っており、遠藤 エミ選手の着実に努力を積み重ねることができる点こそが強さの根源といえるでしょう。

遠藤 エミ選手の過去戦績

遠藤 エミ選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2008年5月6日第30回 さざなみ賞びわこ一般デビュー
2008年9月24日日刊ゲンダイカップびわこ一般初勝利
2012年11月25日男女W優勝戦 第15回 日本財団会長杯競走鳴門一般初優勝
2013年8月6日第27回 女子王座決定戦競走鳴門G1G1初出場
2013年8月8日
第27回 女子王座決定戦競走鳴門G1G1初勝利
2016年8月7日第27回 女子王座決定戦競走鳴門G1G1初優出
2017年12月31日第6回 クイーンズクライマックス大村G1G1初優勝
2015年8月25日第61回 ボートレースメモリアル(モーターボート記念競走)蒲郡SGSG初出場
2015年8月26日第61回 ボートレースメモリアル(モーターボート記念競走)蒲郡SGSG初勝利
2022年3月21日第57回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)大村SGSG初優出・初優勝
2017年8月14日オールレディース ビーナスちゃんカップびわこG3通算500勝を達成
2024年2月14日第67回 近畿地区選手権競走尼崎G1通算1,000勝達成

遠藤 エミ選手は、2008年5月6日~11日に滋賀支部のホームプール・びわこ競艇場で開催された「一般・第30回 さざなみ賞」初日の第1レースでデビューを飾り、4か月後には42走目にして初勝利

そして、デビューから4年6か月後の2012年11月25日に鳴門競艇場で開催された「一般・男女W優勝戦 第15回 日本財団会長杯競走」で早くも初優勝を果たし、2024年2月14日に尼崎競艇場で開催された「G1・第67回 近畿地区選手権競走」で通算1,000勝を達成しています。

G1競争で見ると、2013年8月に鳴門競艇場で開催された「第27回 女子王座決定戦競走」でG1初出走G1初勝利を達成して、4年4か月後の2017年12月31日に大村競艇場で開催された「第6回 クイーンズクライマックス」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2015年8月の「第61回 ボートレースメモリアル」でSG初出走SG初勝利を達成。
そしてデビューから13年9か月後の2022年3月21日に大村競艇場で開催された「第57回 ボートレースクラシック」で女子史上初のSG初制覇を果たして、初のSGタイトルを獲得したのです。

また、2013年前期にはA2級に昇級しており、2013年後期にはれてA1級に初昇級を果たすと、2014年後期こそA2級への降級を許しましたが、それ以降は現在までA1級を維持しており、実に選手生活16年のうちの12年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2021年後期には優勝2回・優出8回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率7.52を記録。
さらに最近では、2024年後期に優勝1回・優出5回の戦績と勝率7.25という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の102期には、上野 真之介選手(4503)、山田 康二選手(4500)・河合 佑樹選手(4494)・前田 将太選手(4504)・高野 哲史選手(4512)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【遠藤 エミ選手の主要獲得タイトル】

  • 最優秀女子(2017年・2021年・2022年・2023年)
  • 記者大賞(2022年)
  • 特別賞(2022年)
  • ボートレースクラシック(2022年)
  • クイーンズクライマックス(2017年)
  • BOATCAST NEWS│遠藤エミ 歴史的快挙! 女子レーサー初のSG制覇!! ボートレースニュース 2022年3月21日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • BOATCAST NEWS│感動をありがとう遠藤エミ! 最高の仲間達からメッセージ ボートレースニュース 2022年3月22日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
4位・浜田 亜理沙選手(勝率:7.20)

4位・浜田 亜理沙選手(勝率:7.20)

浜田 亜理沙選手は、2023年12月31日、多摩川競艇場で開催された「G1・第12回クイーンズクライマックス」でG1初優出初制覇と同時に通算500勝を達成して話題になりました。

名前
(フリガナ)
浜田 亜理沙
(ハマダ アリサ)
登録番号5115
生年月日1988年3月19日
身長163cm
体重48㎏
血液型B型
支部埼玉
出身地広島県
登録期104期
級別A1級


浜田 亜理沙選手は1988年生まれ、埼玉支部所属のA1級レーサーです。
正しい苗字は“濱田”ですが、出走表では“浜田”と表記しています。
ボートレーサーを目指したきっかけは、実兄から聞かされた「友人がボートレーサーになった」という話でした。
その友人というのが、広島支部所属・99期の三宅 健太選手。
競艇がまだここまで知名度がなかった時代、聞いた話の内容に関心を持ったことで『私もやってみようかな』という思いになって、大学在学中に養成所の試験を受験
当時、受験資格に“21歳未満”という条件があったため、残された受験回数は2回という厳しくも、限られた条件下での試験でしたが、ラストチャンスの2回目で見事に合格し、104期生訓練生として入所を果たします。
ちなみに競艇を初めて観戦したのは、養成所に合格した後ということで、ボートレーサーを目指すと志してからの行動の速さ・ポテンシャルの高さが際立つエピソードですね。

浜田 亜理沙選手の過去戦績

浜田 亜理沙選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
2009年5月12日中国新聞販売センター杯 ポセイドンカップ宮島一般デビュー
2009年9月4日BP名古屋開設3周年記念競走常滑一般初勝利
2011年9月1日日本財団会長杯 スマイルカップレース オール女子戦下関一般初優出
2012年2月24日女子リーグ第3戦 第24回 瀬戸の女王決定戦児島G3初優勝
2012年7月31日第26回 女子王座決定戦競走若松G1G1初出場
2012年8月5日第26回 女子王座決定戦競走若松G1G1初勝利
2023年12月31日第12回 クイーンズクライマックス/G3 QCシリーズ多摩川G1G1初優出
G1初優勝
通算500勝達成
2024年3月15日第59回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)戸田SGSG初出場
2024年3月19日第59回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)戸田SGSG初勝利

浜田 亜理沙選手は、2009年5月12日~17日に埼玉支部のホームプール・戸田競艇場で開催された「一般・中国新聞販売センター杯 ポセイドンカップ」初日の第1レースでデビューを飾り、3か月後には42走目にして初勝利

そして、デビューから4年3か月後の2012年2月24日に児島競艇場で開催された「G3・女子リーグ第3戦 第24回 瀬戸の女王決定戦」で早くも初優勝を果たし、2023年12月31日に多摩川競艇場で開催された「G1・第12回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」で通算500勝を達成しています。

G1競争で見ると、2012年7月に若松競艇場で開催された「第26回 女子王座決定戦競走」でG1初出走G1初勝利を達成して、11年4か月後の2023年12月31日に多摩川競艇場で開催された「G1・第12回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」でG1初優出にしてG1初優勝の栄冠を手にしました。
ちなみに、この大会初制覇で通算500勝も同時達成しているため、トリプル水神祭を達成したことで大きな話題になったのが記憶に新しいところです。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2024年3月の「第59回 ボートレースクラシック」でSG初出走SG初勝利を達成しています。

また、2012年後期には飛び級でA1級に昇級しており、産休・育休を経て2017年後期にはれてA2級に返り咲きを果たすと、何度か降級を許したものの、2023年前期から現在までA1級を維持しており、実に選手生活15年のうちの8年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2024年後期には優勝2回・優出7回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率7.52を記録し、まさに今が全盛期とも言える成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

師匠は“艇界のタカラジェンヌ”こと海野 ゆかり選手
ターンの美しさ・ボートレースと真摯に向き合う姿勢に感銘を受けて、デビュー直後に弟子入りを志願。
海野 ゆかり選手は2004年と2016年のレディースチャンピオン覇者で、女子競艇界を牽引する存在の一人です。

同期の104期には、重木 輝彦選手(4543)・松田 大志郎選手(4544)・岡村 慶太選手(4545)・藤山 翔大選手(4561)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【浜田 亜理沙選手の主要獲得タイトル】

  • クイーンズクライマックス(2023年)

海野 ゆかり選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
海野 ゆかり
(ウンノ ユカリ)
登録番号3618
生年月日1973年11月28日
身長164cm
体重45㎏
血液型O型
支部広島
出身地広島県
登録期71期
級別A1級

海野 ゆかり選手は1973年生まれ、広島支部所属のA1級レーサーです。
海野 康志郎選手(4324・山口)は従弟で、ご実家が広島県西区で鉄板居酒屋“あかじつ”を経営していることもあり、フライング休みの時などはお店を手伝うこともあるとか。
ちなみにお店は創業当時からの関西風お好み焼きがおいしいと評判の人気店だそうです。

  • ボート界のタカラジェンヌ! 海野ゆかり 通算2000勝!│BOATCAST NEWS 2023年6月3日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official

浜田 亜理沙選手は、プライベートで2013年1月に同じ競艇選手の中田 竜太選手と結婚しています。
生年月日がとても近いお二人は登録番号も前後で、訓練や試験ではペアを組むことが多かったようで、それがきっかけとなったようです。
そして埼玉と広島の遠距離恋愛を実らせ、2人揃ってA1級に昇級した2012年秋に中田 竜太選手からプロポーズ。
今では艇界きってのおしどり夫婦として、息子の瑛仁くんと3人で暮らしています。
2024年開催の「第59回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)」では、史上4例目の「SG夫婦同時出場」が話題となりました。

中田 竜太選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
中田 竜太
(ナカダ リュウタ)
登録番号4547
生年月日1988年4月10日
身長166cm
体重52㎏
血液型A型
支部埼玉
出身地福島県
登録期104期
級別A1級

中田 竜太選手は1988年生まれ、埼玉支部所属のA1級レーサーです。
2017年4月10日、自身の誕生日に丸亀競艇場で開催された「G1・京極賞開設65周年記念競走」でG1初優勝を達成
動燃は賞金ランキング18位以内に入り、住之江競艇場で開催された「第32回 賞金王決定戦(グランプリ)」に初出場。
SG優出経験がない選手のグランプリ出場は、第8回大会の元ボートレーサー・新美 恵一さん以来、24年ぶりの珍記録となっています。

  • メモリアルづくしのG1初V! 浜田亜理沙 ティアラ初戴冠!│BOATCAST NEWS 2023年12月31日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • ターンマーク坊やTV Vol.65 浜田 亜理沙
出典:【公式】ボートレース大村(メインch)
5位・寺田 千恵選手(勝率:7.02)

5位・寺田 千恵選手(勝率:7.02)

寺田 千恵選手は1989年にデビューして選手生活は30年を超え、女子選手では数少ない通算2,000勝を達成したベテランレーサー。

2001年6月にSG・グランドチャンピオンに出場し、女子選手として初めて優勝戦にまで進出した選手であり、2001年の年間獲得賞金6,721万5000円は、2022年に遠藤 エミ選手に抜かれるまで女子競艇選手の年間獲得賞金・史上最高記録でした。

名前
(フリガナ)
寺田 千恵
(テラダ チエ)
登録番号3435
生年月日1969年4月11日
身長157cm
体重46㎏
血液型O型
支部岡山
出身地福岡府
登録期65期
級別A1級

寺田 千恵選手は1977年生まれ、岡山支部所属のA1級レーサーです。
愛称は「てらっち」で、女子戦での活躍はもちろんのこと、男女混合戦でも男性ボートレーサーに引けを取らない強さで安定して舟券に絡み、多彩な決まり手で勝利するテクニックにも定評があります。

男子優勢だった競艇界に大きな風穴を開けたレジェンド級の女子レーサーとして、現在も第一線で活躍し、多くのファンに支持されることで女子選手唯一のレディースオールスター全回出場を継続中

“史上初”の快挙をいくつも成し、女子の実力向上に大きく貢献したのはさることながら、50歳をすぎても衰え知らずの実力は尊敬の一言。

漫画“モンキーターン”に登場する、最強の女子選手・櫛田 千秋のモデルとして、後輩の面倒見が良い人間性が描かれています。

そんな寺田 千恵選手が2018年11月にデビュー30年目にして初めての迎え入れた弟子が安井 瑞紀選手(4974)です。

寺田 千恵選手の過去戦績

寺田 千恵選手の主な戦歴は以下のとおりです。
すでに35年ほど前の記録とあり、調べても詳細がわからない戦績もありますが、近年のものは比較的しっかりとわかりましたので、ご紹介します。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
1989年11月(タイトル不明)一般デビュー
1989年11月(タイトル不明)一般初勝利
一般初優出
1994年12月(タイトル不明)一般初優勝
G1G1初出走
G1G1初勝利
2000年8月22日第46回 モーターボート記念競走(ボートレースメモリアル)若松SGSG初出場
2000年12月19日第15回 賞金王決定戦競走(グランプリ)平和島SGSG初勝利
2001年6月7日第11回 グランドチャンピオン決定戦競走唐津SGSG初優出
2007年3月4日G1 第20回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)徳山G1G1初優勝
通算500勝を達成
2008年3月8日第21回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)G1通算1,000勝達成
2014年7月4日プレチャレンジカップ男女Wテレボートカップ・JLC杯下関一般通算1,500勝達成
2015年4月7日G3 第31回 渦の女王決定戦競走宮島G3通算50優勝達成
2020年7月9日第17回新東通信杯 BTS福島開場9周年記念桐生一般女子選手史上4人目の通算2,000勝達成

寺田 千恵選手は、1989年11月に福岡支部のホームプールで開催された「一般戦競争」でデビューを飾り、5走目にして初勝利

そして、デビューから5年後に初優勝を果たすと、2015年4月7日に宮島競艇場で開催された「G3・第31回 渦の女王決定戦競走」で通算50優勝、2020年7月9日に桐生競艇場で開催された「一般・第17回新東通信杯 BTS福島開場9周年記念」で通算2,000勝を達成しています。

通算2,000勝を達成した選手は、ボートレーサー全体では史上132人目ですが、女子レーサーとしては山川 美由紀選手、日高 逸子選手、谷川 里江選手に次いで女子競艇界史上4人目の快挙でした。

G1競争で見ると、2007年3月4日に徳山競艇場で開催された「第20回 JAL女子王座決定戦競走(レディースチャンピオン)」でG1初優勝の栄冠を手にしました。

SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2000年8月の「第46回 モーターボート記念競走(ボートレースメモリアル)」でSG初出走、2000年12月には「第15回 賞金王決定戦競走(グランプリ)」でSG初勝利を果たしました。
そしてデビューから11年7か月後の2007年3月4日に唐津競艇場で開催された「第11回 グランドチャンピオン決定戦競走」でSG初勝出を達成したのです。

また、確認できる記録によれば、2000年後期にはA1級に昇級しており、2002年後期から2003年後期まで産休・育休の影響でB2級への降級を許していますが、復帰後の2004年前期には飛び級でA1級に昇級を果たすと、現在までA1級を維持しており、実に選手生活35年のうち判明しているだけで22年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。

2001年後期には優勝3回・優出7回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率7.88を記録。
さらに最近では、2023年前期に優勝1回・優出6回の戦績と勝率7.13という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています

同期の65期には、大賀 広幸選手(3427)・宮迫 暢彦選手(3432)・柏野 幸二選手(3436)・大平 誉史明選手(3439)・宮武 英司選手(3442)がいます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

【寺田 千恵選手の主要獲得タイトル】

  • 優秀女子(2000年・2001年・2007年・2015年)
  • レディースチャンピオン(2007年・2010年)

安井 瑞紀選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
安井 瑞紀
(ヤスイ ミズキ)
登録番号4974
生年月日1993年5月9日
身長158cm
体重47㎏
血液型A型
支部岡山
出身地岡山県
登録期120期
級別B1級

安井 瑞紀選手は1993年生まれ、岡山支部所属のB1級レーサー。
寺田 千恵選手が2018年11月、デビュー30年目にして初めての迎え入れた弟子です。

寺田 千恵選手は以前、弟子の選手人生を背負う責任から「できるなら(弟子は)持ちたくなかった」と話していたそうですが、安井 瑞紀選手が『教えてもらいたいことがいっぱいある』としつこく食らいついて弟子にしてもらったそうです。

安井 瑞紀選手いわく『(師匠は)憧れであり、目標であり、越えなくてならない存在』だそうで、「練習やレースで気づいたことをノートに書く」「相手ではなくターンマークを見て回る」など、技術のみならず心構えまで学んでいるとか。

ほかにも師匠について聞かれた際には次のように語っています。

『(師匠からは)各レース場の特徴や走り方を学ぶことが多いです。ペラもいろんなゲージを与えてくださって、たたき方も教えてくれます。練習でもご一緒させていただいています。』

『寺田さんは私のことを全部分かってくれていますね。私のレベルが高くないので、それに合わせて教えてくれる。そこまでしてもらっているので、余計に頑張ろうと思えます』
このように、安井 瑞紀選手にとって寺田 千恵選手は精神面での支えとなっている様子。

夢は『師匠と一緒にクイーンズクライマックスに出場して優勝すること』だそうで、大きな目標が実現する日を期待しましょう。

同期の120期には、佐々木 完太選手(4980)・前田 篤哉選手(4983)・井本 昌也選手(4985)・石原 翼選手(4989)・山本 梨菜選手(4994)がいます。

  • 「はなまるPARK児島DE遊ぼ~と」第57回 安井瑞紀選手にインタビュー
出典:ガァ~コチャンネル

立間 充宏選手ってどんな選手?

寺田 千恵選手が2002年2月に結婚したのは、岡山支部所属・74期の立間 充宏選手です。
女子ボートレーサーでもの屈指の実力を誇る寺田 千恵選手が6歳年下の男子選手と電撃結婚したニュースは、当時のスポーツ紙を賑わせる大きな話題となりました。
馴れ初めは福岡支部の藤丸 光一選手を通じての紹介だったとのこと。
さらに、寺田 千恵選手は結婚と同時に産休・育休を取得するとともに、夫である立間選手と同じ岡山支部へ移籍しています。

名前
(フリガナ)
立間 充宏
(タツマ ミツヒロ)
登録番号3717
生年月日1975年2月12日
身長164cm
体重55㎏
血液型AB型
支部岡山
出身地岡山県
登録期74期
級別A2級

立間 充宏選手は1975年生まれ、岡山支部所属のA2級レーサーです。
優勝数こそそこまで多くないですが、長年に渡ってA級で活躍し、SG出場経験もあります。

ボートレーサーの夫婦には珍しく、2人揃ってレーサーA級を維持し続けている珍しい夫婦です。

寺田 千恵選手はもともと結婚するまでは実家のある福岡支部に所属していましたが、立間 充宏選手との結婚を機に夫の所属支部である岡山に2003年後期から移籍し、立間選手と一緒に暮らしています。

ちなみに「2人は離婚しているのではないか?」と気になって検索する方がいらっいますが、離婚している事実はなく、長女の桐子(とうこ)さんと3人で暮らしているようです。

同期の74期には、守田 俊介選手(3721)・石渡 鉄平選手(3716)・辻 栄蔵選手(3719)・江本 真治選手(3711)・伊藤 誠二選手(3713)がいます。

  • BOATCAST NEWS│HappyBirthday!寺田千恵 最高の誕生日だ! ボートレースニュース 2022年4月11日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【激白】「宙に浮いたような一節」女子史上初のSG優出レースを解説!【寺田千恵選手の名勝負#1】
出典:ボートレース公式映像配信 JLCレジャーチャンネル
  • 【大逆転劇】「お父さんお母さんやったよ…」涙のG1初優勝のレースを解説!【寺田千恵選手の名勝負#2】
出典:ボートレース公式映像配信 JLCレジャーチャンネル
  • 【緊張度MAX】「もう出られないかと思いました…」当時の心境を徹底解説!【寺田千恵選手の名勝負#3】
出典:ボートレース公式映像配信 JLCレジャーチャンネル

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