2024年度後期の選手級別発表!勝率1位は守田俊介選手で自身初、女子は浜田亜理沙選手が初めてのナンバーワン獲得!!「怪物(峰竜太)が、なぜか勝率を取っていなかったので自分に回ってきた…」勝率ランキングTOP20を大調査!!

2024年5月1日、日本モーターボート競走会は2024年7月1日~12月31日まで適用される「2024年後期選手級別決定」《審査対象期間:2023年11月1日~2024年4月30日》を発表しました。
期別勝率1位は守田俊介選手、女子選手は浜田亜理沙選手、両者とも自身初の1位を獲得しています。

一般財団法人日本モーターボート競走会は、2024年5月1日に2024年7月1日~12月31日まで適用される「2024年後期選手級別」《審査対象期間:2023年11月1日~2024年4月30日》を発表しました。
※成績確認期間(5月1日~5月7日)及び選手出場あっせん委員会の議を経て、正式決定となります。

今回発表された各級別のボーダーライン、および所属選手数は次のようになっています。

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A1級A2級B1級B2級
2024年 後期6.23(324人)5.43(322人)2.00(801人)162人

また、この発表で注目されたのが、自身初の期別勝率1位を獲得した守田俊介選手(3721・滋賀・74期)女子の勝率トップに輝いた浜田亜理沙選手(4546・埼玉・104期)です。

ここでは、さらに発表された「A1級選手勝率ベスト5」と「女子選手勝率ベスト5」の選手についてそれぞれ詳説するとともに、「2024年後期 適用勝率トップ20」をランキング形式でお知らせしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

選手級別決定とは?

まずはじめに「選手級別決定」とは何なのか?
ボートレースにおける“い・ろ・は”の最も基本的な部分にあたるので、確認も兼ねてご紹介します。

そもそも選手級別の“決定”を発表したわけですから、決定するためには前段階として何が必要でしょうか?
最初にそこから見ていきましょう。

級別審査

ボートレーサーにはひとりひとり、成績や事故率から決定される「級別」が割り振られています。
その級別を選手それぞれの能力に応じて、一定の判断基準をもとにあてがう審査が「級別審査」なのです。

審査によって付けられる級別によって、選手が出られるレース数・大会グレードは変わるため、レースで良い結果を出し続ければ級別は上がり(=昇級)、高い級別に上がれば、グレードの高いレースへ斡旋されるようになります。

その一方で、成績不振に陥ったり、事故で長期欠場を科せられれば、級別は下がって(=降級)、輸入を得ることは難しくなるため、選手にとって最も重要、かつ選手生命にかかわる審査だといっても過言ではありません。

級別審査の級別・審査基準・級別に寄る選手への影響については、次をご覧ください。

過去の級別在籍選手数と勝率ボーダー

級別における在籍選手数、級別ごとの勝率ボーダーは期別に推移するため、過去のデータも併せてご紹介します。

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A1級A2級B1級B2級
2024年 後期6.23(324人)5.43(322人)2.00(801人)162人
2024年 前期6.17(323人)5.42(325人)2.01(798人)168人
2023年 後期6.16(323人)5.42(325人)2.01(796人)160人
2023年 前期6.24(324人)5.41(326人)2.00(804人)160人
2022年 後期6.22(326人)5.46(328人)2.00(789人)163人
2022年 前期6.20(325人)5.35(323人)2.03(761人)198人
2021年 後期6.20(322人)5.43(320人)2.00(792人)164人
2021年 前期6.23(322人)5.37(322人)2.02(791人)163人

前回発表された、2024年1月1日~6月30日まで適用される「2024年前期」の各級別のボーダーライン及び所属選手数は、A1級6.17(323人)、A2級5.42(325人)、B1級2.01(798人)で、B2級は168人。
※審査対象期間:2023年5月1日~2023年10月31日

ちなみに期別勝率の1位は次の2選手でした。

  • 勝率第1位『8.83』 ・・・登録第4320号:峰 竜太選手(佐賀支部)
    《 2連対率 71.43%、3連対率 88.10%、事故率 0.10》 【11度目の勝率第1位】
  • 女子選手勝率第1位『7.50』 ・・・登録第4050号:田口 節子選手(岡山支部)
    《 2連対率 60.16%、3連対率 75.61%、事故率 0.18》 【8度目の女子選手勝率第1位】
出典:BOAT RACE公式サイト

ここで気になる勝率について、詳細はこちらをご覧ください。

2024年 後期・A1級選手勝率ベスト5

今回発表されたのは、2024年7月1日~12月31日まで適用される期別勝率です。

その中でも特に勝率の高いA1級の上位5選手をご紹介します。
SG戦線で活躍しているトップレベルの有名選手ばかりなので、あらためて戦績などを見返してみてはいかがでしょうか。

1位・守田 俊介選手(勝率:8.22)

守田 俊介選手は、「きもりやん」「ガリ田さん」という愛称で親しまれている、クセが強めのレーサー。
デビューから2年10ヶ月でSGに出場したり、4ヶ月の長期欠場明け緒戦でも優勝したりする“天才肌の選手”として知られており、一般戦では圧倒的な強さを見せるものの、SGや記念レースでは苦戦することが多い選手です。

名前
(フリガナ)
守田 俊介
(モリタ シュンスケ)
登録番号3721
生年月日1975年8月12日
身長171cm
体重55kg
血液型A型
支部滋賀
出身地京都府
登録期74期
級別B1級

守田 俊介選手は1975年生まれ、滋賀支部所属のA1級レーサーです。
2022年のBOAT RACE振興会のCMシリーズ「アイアム ア ボートレーサー」編において、吹越 満さん扮する「ガリコシ」の異名を持つベテラン選手のモデルとなりました。
モデルになったことに対して御本人は『なにもこんな話(=減量食として大量のガリを食べている話。)を採用せんでもええんちゃうかと思った』と後にコメントしています。
…というのも、守田 俊介選手は無類の回転寿司好き(守田曰く「ローリングシースー」「ボート界のすし太郎」)であり、ブログでもたびたび回転寿司店を訪れている様子をアップしているほどです。

守田 俊介選手の過去戦績

守田 俊介選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
1994年5月11日名称不明・一般戦競争びわこ一般デビュー
1994年9月11日名称不明・一般戦競争福岡一般初勝利
1997年10月26日名称不明・一般戦競争一般初優勝
2003年2月20日第46回 近畿地区選手権びわこG1G1初優勝
2008年7月21日キリンカップ2008びわこG3通算1,000勝を達成
2014年2月28日中間市行橋市競艇組合施行44周年記念競走若松一般通算1,500勝を達成
2015年10月25日第62回 ボートレースダービー(全日本選手権競走)浜名湖SGSG初優勝
2018年10月28日第65回 ボートレースダービー(全日本選手権競走)蒲郡SG2回目のSG優勝
「神様からのプレゼント」と語る
2019年9月20日第54回東京スポーツ賞多摩川一般史上21人目の全24場制覇
史上15人目の通算100優勝
2019年10月9日津PR第4戦 秋の交通安全運動一般史上127人目の通算2,000勝を達成

2015年10月の「SG・第62回 ボートレースダービー(全日本選手権競走)」の優勝インタビューでは、整備が不得意であるということを否定し、「適当にやってバチっと合わせる『適当力』が凄いだけだ」と語るなど、インタビュー内容も秀逸。
しかも優勝賞金3,500万円の全額を東日本大震災の復興支援を目的に日本財団・東日本大震災支援基金を通じて寄付するという男前なエピソードの持ち主でもあります。
2011年に震災が起きた時、「何か役に立ちたい」という気持ちからボランティアとして現地に向かったところ、あまりにも壊滅的な状態で怖くて何もできなかった自分への悔しさから「万が一SGで優勝したら東日本大震災に全額寄付する」と決意していたそうです。
さらにご本人いわく『こんな僕でもアツく応援してくれる人がいて、人生に一回の一世一代の最大の恩返し』と語っていました。

同期には、石渡 鉄平選手(3716)・辻 栄蔵選手(3719)・立間 充宏選手(3717)・江本 真治選手(3711)・伊藤 誠二選手(3713)がいます。

守田 俊介選手は、プライベートで2019年8月に元競艇選手の森田 太陽さんと再婚しています。
※前妻の元ボートレーサーの三上陽子さんで、2004年3月の大村競艇場でのレースを最後に引退しています。
森田 太陽さんはかなりの童顔で、デビュー当時から人気を集めていた元人気女子レーサーですが、2022年12月に引退届を提出したことが判明しています。
“19歳も離れた年の差婚”なうえに“Wもりた婚”ということで話題となりました。
夫・守田 俊介選手は無類の回転寿司好き、妻・森田 太陽選手は無類のかき氷好きでお二人ともクセが強めのご夫妻です。
森田選手は夫の守田選手の魅力について『選手としてはすごい方なんですけど、普段普段驕らないというか傲慢さとかが一切ない感じの優しいところ』と述べており、とても微笑ましい仲良し雰囲気が伝わってきますね。

  • サンテレビ「ボートの時間!」#205「守田俊介の休日」2020年3月1日放送
出典:【公式】ボートの時間!
  • サンテレビ「ボートの時間!」#206「守田俊介スペシャルインタビュー」2020年3月8日放送

※動画内では史上28人目の全24場制覇と言っていますが、ボートレース公式サイトでは21人目と記載されています。

出典:【公式】ボートの時間!
  • サンテレビ「ボートの時間!」 # 312 「守田俊介&森田太陽 おうちの時間!」2022年3月20日放送
出典:【公式】ボートの時間!
2位・茅原 悠紀選手(勝率:8.13)

2位・茅原 悠紀選手(勝率:8.13)

茅原 悠紀選手は、2021年10月14日に史上9人目のゴールデンレーサー賞を受賞しています。
デビュー戦で2着に入ると、6走目にして初勝利を飾るなど、新人時代からその活躍を有望視されていた一人です。
訓練生時代から賞金王決定戦に出場すると心に決め、その言葉どおり2014年にグランプリ初出場にして初優勝を果たし、岡山県勢初のグランプリ覇者となりました。
自身は『これは自分の人生で絶対に達成すべきことの一つだった』と語っており、優勝後に高級車・ランボルギーニのグリーンのウラカンを推定3,500万円で購入したことでも話題に。
※6号艇で優勝したことから車体の色をグリーンにしたそうですが、エンジン音・横に開くドアなどに満足できず、9カ月で手放して、現在の愛車(アヴェンダドール・S・ロードスターを購入
翌年の同大会では前年の優勝戦を評してキャッチフレーズは「衝撃のグリーンインパクトに決まるなど、期待を裏切らない有言実行男としてSG戦線で活躍しています。

名前
(フリガナ)
茅原 悠紀
(カヤハラ ユウキ)
登録番号4418
生年月日1987年7月11日
身長171cm
体重55㎏
血液型A型
支部岡山
出身地岡山県
登録期99期
級別A1級

茅原 悠紀選手は1987年生まれ、岡山支部所属のA1級レーサーです。
代名詞といえば「ウィリーモンキー」。
ウィリーモンキーは、ターン中に舳先を持ち上げてターンスピードが落ちないようにするという、高い技術が必要となる、限られた選手しかできないスキルです。
憧れの植木 通彦選手のモンキーターンに影響を受け、「植木さんのマネをして形から入りながら、自分なりにカッコよさを突き詰めていった結果今のスタイルになった」そうです。
そのターンの凄まじさから、岡山支部内では「宇宙人」と称され、西島 義則選手は「彼のターンは異次元」、烏野 賢太選手は「ボートレースの旋回を変えた男」とも評されています。
しかしその一方で『僕のターンが注目されるけど、それはあくまでも(ターン)後期の動きで、一番大事なのは初動。ここが決まらなければ後期(の動き)もあり得ない。』とも語るなど、こだわり抜いた武器とも言えます。

同期には、下出 卓也選手(4415)・坂元 浩仁選手(4409)・水摩 敦選手(4413)・小林 泰選手(4401)・乙藤 智史選手(4402)がいます。

茅原 悠紀選手の過去戦績

茅原 悠紀選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2006年11月11日第4回 競艇マクール杯児島一般デビュー
2006年11月14日第4回 競艇マクール杯児島一般初勝利
2009年12月17日第16回日本財団会長杯宮島一般初優勝
2012年9月30日共同通信社杯 第27回G1新鋭王座決定戦徳山G1G1初優勝
2014年5月30日第41回 ボートレースオールスター(笹川賞)福岡SG通算500勝を達成
2014年12月23日第29回 賞金王決定戦(グランプリ)平和島SGSG初出場・初優勝
2021年3月27日第56回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)福岡SG通算1,000勝達成
2023年5月5日第39回 鷲羽杯児島一般通算50優勝達成
  • 【27歳SG初制覇】グランプリへの想い「20代で獲ると決めていた」【レーサーコメンタリー茅原悠紀編#1】
出典:ボートレース公式映像配信 JLCレジャーチャンネル
  • 【茅原 悠紀選手】圧倒的な捌き#Shorts #ボートレース #児島
出典:ガァ~コチャンネル
2位・宮之原 輝紀選手(勝率:8.13)

2位・宮之原 輝紀選手(勝率:8.13)

宮之原 輝紀選手は、2019年に最優秀新人選手に選出されました。
さらに2017年にはフレッシュルーキー、2019年~2021年には3年連続でトップルーキーに選出されている、名実ともに最も勢いのある若手の有望です。

名前
(フリガナ)
宮之原 輝紀
(ミヤノハラ コウキ)
登録番号4939
生年月日1997年11月26日
身長161cm
体重53㎏
血液型O型
支部東京
出身地東京都
登録期118期
級別A1級

宮之原 輝紀選手は1997年生まれ、東京支部所属のA1級レーサーです。
父親は平和島競艇場の元整備士・宮之原 正宣さんで、同じ東京支部の山田 竜一選手に師事しています。
5コースからのまくり差しを得意としており、『乗りやすい』とコメントしているときが買い時だそう。
同期には、新開 航選手(4932)・板橋 侑我選手(4933)・吉川 貴仁選手(4926)・栗城 匠選手(4928)・木谷 賢太選手(4931)・小芦 るり華選手(4938)がいます。

宮之原 輝紀選手の過去戦績

宮之原 輝紀選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2016年5月3日第39回 京急電鉄社長杯平和島一般デビュー
2016年7月11日戸田市制施行50周年記念戸田一般初勝利
2017年11月20日第56回 サンケイスポーツ杯〜“ほぼ”オール女子戦〜平和島一般初優出
2018年6月12日男女W優勝戦 第42回サンケイスポーツ杯江戸川一般初優勝
2019年1月19日オールジャパン竹島特別 開設63周年記念競走蒲郡G1G1出場
2019年1月21日オールジャパン竹島特別 開設63周年記念競走蒲郡G1G1初勝利
2019年9月23日第6回 ヤングダービー三国G1G1初優出
2022年10月25日第69回 ボートレースダービー(全日本選手権競走)常滑SGSG初出走・初勝利
2024年3月20日第59回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)戸田SGSG初優出
  • ボートレーサー宮之原輝紀 未来のスターレーサー|トップオブルーキー2019|【ボートレース公式 BOATRACE official】
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
4位・池田 浩二選手(勝率:8.08)

4位・池田 浩二選手(勝率:8.08)

池田 浩二選手のキャッチフレーズは、その巧みな操縦テクニックから「ブルーインパルス」と「イケコー」。
現在も愛知支部を象徴する存在・総大将として活躍を続けており、選手生活は25年を超えるベテランボ―トレーサーです。

名前
(フリガナ)
池田 浩二
(イケダ コウジ)
登録番号5115
生年月日1978年4月3日
身長170cm
体重53㎏
血液型O型
支部愛知
出身地愛知県
登録期81期
級別A1級

池田 浩二選手は1978年生まれ、愛知支部所属のA1級レーサーです。
1997年11月にデビュー、2走目にして初勝利の水神祭を飾ったうえに、年末までの27走で4勝を記録する快進撃。
現在の競艇では必須のテクニック「モンキーターン」ですが、池田選手はそれをさらに発展させた「ウィリーモンキー」の先駆者。
ハイレベルのターン技術と抜群のスタート力を武器に快進撃を続けています。

全盛期には“池田のイン戦は黙って買え。”と言われるほどの圧倒的な強さを誇り、2011年にはオールスター(笹川賞)・ダービー(全日本選手権競走)・グランプリ(賞金王決定戦)と圧巻の活躍を見せ、3つのSG戦三大タイトルを冠する快挙を達成し、この年のMVPを獲得。

2024年4月27日には、史上179人目となる通算2,000勝を達成。

「絶対王者」松井 繁選手・「グランプリ2冠」の瓜生 正義選手と石野 貴之選手に次ぐ、現役SG優勝回数4位を誇る池田浩二選手ですが、G1では14回、SGでは10回優勝を飾っています。

池田 浩二選手の過去戦績

池田 浩二選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
1997年11月19日名古屋タイムズ杯争奪 第19回 全国三地区対抗戦常滑一般デビュー
1997年11月20日名古屋タイムズ杯争奪 第19回 全国三地区対抗戦常滑一般初勝利
1999年5月5日中日スポーツ杯争奪 第19回 チャンピオン大会常滑一般初優勝
2002年7月9日オールジャパン竹島特別開設47周年記念競走蒲郡G1G1初優勝
2003年6月29日第13回 グランドチャンピオン決定戦競走丸亀SGSG初優勝
2005年12月3日競帝王決定戦 開設51周年記念競走下関G1通算500勝を達成
2011年11月27日第14回 チャレンジカップ競走大村SG通算1,000勝達成
2014年2月1日中日スポーツ賞 第34回龍神杯争奪戦蒲郡一般通算50優勝達成
2018年6月11日開設64周年記念 G1競帝王決定戦下関G1通算1,500勝達成
2024年 4月27日土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯蒲郡一般通算2,000勝達成

2023年には「SG・第50回 ボートレースオールスター(笹川賞)」のファン投票で23,071票を集めて堂々の1位を獲得し、2年連続20回目の出場を果たしました。

人気にこたえてイン戦を押し切る技術においては“艇界ナンバーワン”と言っても過言ではありません。

同期には、寺田 祥選手(3942)・飯山 泰選手(3940)・佐々木 康幸選手(3909)・繁野谷 圭介選手(3915)・正木 聖賢選手(3920)・黒崎 竜也選手(3931)がいます。

  • 復帰シリーズで連勝街道! 池田浩二 通算2000勝達成!│BOATCAST NEWS 2024年4月27日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【蒲郡】地元の大スター池田浩二2000勝水神祭!!【勝ガマ】
出典:出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル
  • 【蒲郡】池田浩二選手が優勝!土曜夜は『テレビ愛知あたりまえワールドが最高!』杯優勝選手インタビュー!【優勝】
出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル
5位・上野 真之介選手(勝率:8.06)

5位・上野 真之介選手(勝率:8.06)

上野 真之介選手の愛称は「ノスケ」。
峰竜太選手率いる「峰グループ(正式名称:LAGOON BASE・ラグーンベース)」に一番弟子として所属しています。
どのコースからでも好成績を収め、インコースからの逃げは鉄板、かつ常に舟券に絡むトップレベルの実力者
しかも優秀なスタートタイミングを維持しながら、スタート事故は少ない超優秀選手です。

名前
(フリガナ)
上野 真之介
(ウエノ シンノスケ)
登録番号4503
生年月日1988年2月25日
身長167cm
体重52㎏
血液型A型
支部佐賀
出身地佐賀県
登録期102期
級別A1級

上野 真之介選手は1988年生まれ、佐賀支部所属のA1級レーサーです。
2008年5月のデビューから26走目にして初勝利を飾り、2010年7月には優出4回目にして初優勝を果たしています。
G1・SGともに優勝歴はまだないものの、近いうちにグレードレースでの初優勝を達成するのではないかと期待されています。
イケメンレーサーとして女性ファンだけではなく、とにかく強いことから男性ファンの心もしっかりとつかんでいる人気選手です。
同期には、同じく峰グループに所属する山田 康二選手(4500)・河合 佑樹選手(4494)・前田 将太選手(4504)・高野 哲史選手(4512)・遠藤 エミ選手(4502)がいます。

上野 真之介選手の過去戦績

上野 真之介選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2008年5月7日日本財団会長杯唐津一般デビュー
2008年8月6日アサヒビールカップ若松一般初勝利
2010年2月28日新鋭リーグ第2戦 第22回瀬戸の若鷲決定戦児島G3初優出
2010年7月2日第1回 虹の松原カップ唐津一般初優勝
2012年1月24日共同通信社杯 第26回 新鋭王座決定戦芦屋G1G1初出場
2012年1月25日共同通信社杯 第26回 新鋭王座決定戦芦屋G1G1初勝利
2013年2月13日太閤賞競走開設56周年記念住之江G1G1初優出
2018年12月19日第33回 賞金王決定戦(グランプリ)/グランプリシリーズ住之江SGSG初出場
2019年5月22日第46回 ボートレースオールスター(笹川賞)福岡SGSG初勝利
2020年6月28日第30回 グランドチャンピオン決定戦競走宮島SGSG初優出
2017年3月20日日本財団会長賞戸田一般通算500勝達成
2022年3月30日開設67周年記念 競帝王決定戦下関G1通算1,000勝達成
  • BOATCAST NEWS│デビュー13年10ヵ月 上野真之介 通算1000勝達成! ボートレースニュース 2022年3月30日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • ターンマーク坊やTV vol.29 上野真之介
出典:【公式】ボートレース大村(メインch)
2024年後期 適用勝率トップ20

2024年後期 適用勝率トップ20

A1級選手でトップ5の選手についてはすでにご紹介しましたが、6位以下に名を連ねるのはそのようなメンバーなのでしょうか?
もちろん勝率が高くても出走回数でA2級へ降級する選手もいますので、ここではA1級選手に限定せず、純粋な勝率トップ20をまとめました。
ぜひこちらもご覧ください。

A1級選手になるための出走数の条件は90走以上のため、それ以下の選手は勝率が高くてもA2級となる。

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順位選手名出走回数勝率
1位守田 俊介選手93走8.22
2位茅原 悠紀選手111走8.13
2位宮之原 輝紀選手111走8.13
4位池田 浩二選手115走8.08
5位上野 真之介選手143走8.06
6位峰 竜太選手95走8.01
7位中辻 崇人選手141走7.91
8位上條 暢嵩選手105走7.76
9位竹井 奈美選手61走7.67
10位毒島 誠選手103走7.65
11位中澤 和志選手124走7.64
12位吉川 元浩選手115走7.63
13位瓜生 正義選手134走7.61
14位河合 佑樹選手139走7.60
15位菊地 孝平選手138走7.58
16位山口 剛選手111走7.57
17位秋山 直之選手76走7.53
18位浜田 亜理沙選手141走7.52
19位小池 修平選手128走7.52
20位高倉 和士選手130走7.51

女子選手だけの条件で見れば、竹井奈美選手が勝率7.67で1位ですが、出走回数が61走で90走未満のため、実質1位は90走以上の出走回数をクリアしている浜田亜理沙選手です。

2024年 後期・女子選手勝率ベスト5

1位・浜田 亜理沙選手(勝率:7.52)

浜田 亜理沙選手は、2023年12月31日、多摩川競艇場で開催された「G1・第12回クイーンズクライマックス」でG1初優出初制覇と同時に通算500勝を達成して話題になりました。

名前
(フリガナ)
浜田 亜理沙
(ハマダ アリサ)
登録番号5115
生年月日1988年3月19日
身長163cm
体重48㎏
血液型B型
支部埼玉
出身地広島県
登録期104期
級別A1級


浜田 亜理沙選手は1988年生まれ、埼玉支部所属のA1級レーサーです。
正しい苗字は“濱田”ですが、出走表では“浜田”と表記しています。
ボートレーサーを目指したきっかけは、実兄から聞かされた「友人がボートレーサーになった」という話でした。
その友人というのが、広島支部所属・99期の三宅 健太選手。
競艇がまだここまで知名度がなかった時代、聞いた話の内容に関心を持ったことで『私もやってみようかな』という思いになって、大学在学中に養成所の試験を受験
当時、受験資格に“21歳未満”という条件があったため、残された受験回数は2回という厳しくも、限られた条件下での試験でしたが、ラストチャンスの2回目で見事に合格し、104期生訓練生として入所を果たします。
ちなみに競艇を初めて観戦したのは、養成所に合格した後ということで、ボートレーサーを目指すと志してからの行動の速さ・ポテンシャルの高さが際立つエピソードですね。

同期には、重木 輝彦選手(4543)・松田 大志郎選手(4544)・岡村 慶太選手(4545)・藤山 翔大選手(4561)がいます。

浜田 亜理沙選手の過去戦績

浜田 亜理沙選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
2009年5月12日中国新聞販売センター杯 ポセイドンカップ宮島一般デビュー
2009年9月4日BP名古屋開設3周年記念競走常滑一般初勝利
2011年9月1日日本財団会長杯 スマイルカップレース オール女子戦下関一般初優出
2012年2月24日女子リーグ第3戦 第24回 瀬戸の女王決定戦児島G3初優勝
2012年7月31日第26回 女子王座決定戦競走若松G1G1初出場
2012年8月5日第26回 女子王座決定戦競走若松G1G1初勝利
2023年12月31日第12回 クイーンズクライマックス/G3 QCシリーズ多摩川G1G1初優出
G1初優勝
通算500勝達成
2024年3月15日第59回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)戸田SGSG初出場
2024年3月19日第59回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)戸田SGSG初勝利

師匠は“艇界のタカラジェンヌ”こと海野ゆかり選手
ターンの美しさ・ボートレースと真摯に向き合う姿勢に感銘を受けて、デビュー直後に弟子入りを志願。
海野 ゆかり選手は2004年と2016年のレディースチャンピオン覇者で、女子競艇界を牽引する存在の一人です。

海野 ゆかり選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
海野 ゆかり
(ウンノ ユカリ)
登録番号3618
生年月日1973年11月28日
身長164cm
体重45㎏
血液型O型
支部広島
出身地広島県
登録期71期
級別A1級

海野 ゆかり選手は1973年生まれ、広島支部所属のA1級レーサーです。
海野 康志郎選手(4324・山口)は従弟で、ご実家が広島県西区で鉄板居酒屋“あかじつ”を経営していることもあり、フライング休みの時などはお店を手伝うこともあるとか。
ちなみにお店は創業当時からの関西風お好み焼きがおいしいと評判の人気店だそうです。

浜田 亜理沙選手は、プライベートで2013年1月に同じ競艇選手の中田 竜太選手と結婚しています。
生年月日がとても近いお二人は登録番号も前後で、訓練や試験ではペアを組むことが多かったようで、それがきっかけとなったようです。
そして埼玉と広島の遠距離恋愛を実らせ、2人揃ってA1級に昇級した2012年秋に中田 竜太選手からプロポーズ。
今では艇界きってのおしどり夫婦として、息子の瑛仁くんと3人で暮らしています。
2024年開催のボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)では、史上4例目の「SG夫婦同時出場」が話題となりました。

中田 竜太選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
中田 竜太
(ナカダ リュウタ)
登録番号4547
生年月日1988年4月10日
身長166cm
体重52㎏
血液型A型
支部埼玉
出身地福島県
登録期104期
級別A1級

中田 竜太選手は1988年生まれ、埼玉支部所属のA1級レーサーです。
2017年4月10日、自身の誕生日に丸亀競艇場で開催された「G1・京極賞開設65周年記念競走」でG1初優勝を達成
動燃は賞金ランキング18位以内に入り、住之江競艇場で開催された「第32回 賞金王決定戦(グランプリ)」に初出場。
SG優出経験がない選手のグランプリ出場は、第8回大会の元ボートレーサー・新美恵一さん以来、24年ぶりの珍記録となっています。

  • メモリアルづくしのG1初V! 浜田亜理沙 ティアラ初戴冠!│BOATCAST NEWS 2023年12月31日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • ターンマーク坊やTV Vol.65 浜田 亜理沙
出典:【公式】ボートレース大村(メインch)
2位・守屋 美穂選手(勝率:7.38)

2位・守屋 美穂選手(勝率:7.38)

守屋 美穂選手のキャッチフレーズは「艇界の怪力美人レーサー」。
可愛い見た目に反して、高校時代は重量挙げ48㎏級の選手として活躍し、2006年の全国高等学校女子ウエイトリフティング競技選手権大会で優勝したという異色の経歴の持ち主です。
現役ボートレーサーの守屋 大地選手(4672・岡山)は実兄で、“兄妹レーサー”として活躍しています。

名前
(フリガナ)
守屋 美穂
(モリヤ ミホ)
登録番号4482
生年月日1989年1月20日
身長154cm
体重45㎏
血液型B型
支部岡山
出身地岡山県
登録期101期
級別A1級

守屋 美穂選手は1989年生まれ、岡山支部所属のA1級レーサーです。
賞金女王決定戦に初出場した時に「イーグルヴィーナス」というキャッチフレーズがつきました。
2022年のBOAT RACE振興会のCMシリーズ「アイアム ア ボートレーサー」編において、山之内すずさん扮する「スズ」のモデルとなりました。

守屋 美穂選手の過去戦績

守屋 美穂選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2007年11月20日競艇ニュース杯尼崎一般デビュー
2007年12月29日2007年末ファイナルびわこ一般初勝利
2009年5月14日九州スポーツ杯 ’09女子リーグ戦 第3戦徳山G3初優出
2013年2月28日ガールズチャンネル開設記念 オール女子戦 なると金時杯鳴門一般初優勝
2012年2月28日第25回 女子王座決定戦競走多摩川G1G1初出場
2012年8月2日第26回 女子王座決定戦競走若松G1G1初勝利
2014年12月31日第3回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)住之江G1G1初優出
2014年5月27日第41回 ボートレースオールスター(笹川賞)福岡SGSG初出場
2018年5月23日第45回 ボートレースオールスター(笹川賞)尼崎SGSG初勝利
2018年11月22日第21回 チャレンジカップ/G2 レディースCC芦屋SG通算500勝達成
2024年10月26日ヴィーナスシリーズ 第16戦 尼崎プリンセスカップ尼崎一般通算1,000勝達成

守屋 美穂選手は、2013年2月にはデビュー1,000勝目で初優勝を飾り、2020年1月開催の「G3・オールレディース江戸川女王決定戦 KIRINCUP」では自身31歳の誕生日に優勝を掴むなど、節目節目で勝利を収めることで話題性のある選手と言えます。
また2022年2月には「G2・第6回 レディースオールスター」にファン投票1位で出場すると、見事に優勝を果たして、ファンの期待に応えました。

同期には、篠崎 仁志選手(4477)・大池 佑来選手(4468)・後藤 翔之選手(4460)・片岡 雅裕選手(4459)・櫻本 あゆみ選手(4478)がいます。

  • 守屋美穂 ファン投票1位の期待に応えた! イン逃げで勝利!│BOATCAST NEWS 2024年2月20日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【守屋美穂】ジャンクスポーツに出演!ボラ?鳥をひく!?競艇・ボートレース
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出典:ぼーたの競艇日和
3位・遠藤 エミ選手(勝率:7.25)

3位・遠藤 エミ選手(勝率:7.25)

遠藤 エミ選手は、女子選手として“史上初”の偉業を次々と成し遂げているレジェンドレーサーです。
パンとシンガーソングライターのあいみょんが好きで、酒豪の一面を持っています。
滋賀支部の先輩・吉川 昭男選手によると、『めちゃめちゃ(酒を)飲む。そして、酔っ払うと泣く(笑)』という一面も持っている、最強なのにどこか親しみやすい選手といえます。

名前
(フリガナ)
遠藤 エミ
(エンドウ エミ)
登録番号4502
生年月日1988年2月19日
身長154cm
体重47㎏
血液型A型
支部滋賀
出身地滋賀県
登録期102期
級別A1級

遠藤 エミ選手は1988年生まれ、滋賀支部所属のA1級レーサーです。
女子競艇界史上初」を成し遂げ続け、多くの女子ボートレーサーを牽引する存在として、ボートレースファンであれば知らない人はいないと言っても過言ではない、超有名選手。

今までに成し遂げてきた“史上初の快挙”について、内容をご紹介します。

  • 2017年12月、大村競艇場で開催された「G1・第6回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」でG1初優勝を果たした際、賞金女王決定戦史上初の完全優勝も達成
  • 2022年3月、大村競艇場で史上初のナイター開催となった「SG・第57回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)」では、オール3連対で女性競艇選手として史上初となる得点トップで予選を通過して、SG初優出を果たす
    ※女性レーサーとしては「SG・第38回ボートレースオールスター(笹川賞)」で横西奏恵選手が優出して以来、11年ぶりのSG優勝戦出場
  • SG初優勝を飾った「SG・第57回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)」、競艇界70年の歴史において史上初の女性SG覇者となった
  • 「第37回 賞金王決定戦(グランプリ)」では、女子競艇選手初の賞金王決定戦出場となった

現在まで数々の華々しい戦績を残し続けており、男子選手と争っても遜色ない実力を有しており、これからの活躍にも大いに期待できます。

2022年のBOAT RACE振興会のCMシリーズ「アイアム ア ボートレーサー」編において、長谷川 京子さん扮する女性初のSGレーサー「キョウコ」のモデルとなりました。

遠藤 エミ選手の過去戦績

遠藤 エミ選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
2008年5月6日第30回 さざなみ賞びわこ一般デビュー
2008年9月24日日刊ゲンダイカップびわこ一般初勝利
2012年11月25日男女W優勝戦 第15回 日本財団会長杯競走鳴門一般初優勝
2013年8月6日第27回 女子王座決定戦競走鳴門G1G1初出場
2013年8月8日
第27回 女子王座決定戦競走鳴門G1G1初勝利
2016年8月7日第27回 女子王座決定戦競走鳴門G1G1初優出
2017年12月31日第6回 クイーンズクライマックス大村G1G1初優勝
2015年8月25日第61回 ボートレースメモリアル蒲郡SGSG初出場
2015年8月26日第61回 ボートレースメモリアル蒲郡SGSG初勝利
2022年3月21日第57回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)大村SGSG初優出・初優勝
2017年8月14日オールレディース ビーナスちゃんカップびわこG3通算500勝を達成
2024年2月14日第67回 近畿地区選手権競走尼崎G1通算1,000勝達成

思い切ったレースを売りにして、まくりを決める姿はとてもカッコよく、その強さから「ワンダーウーマン」の異名をつけられたこともありました。
またその人柄の良さから人望も厚く、多くの競艇選手から慕われています
強さに通ずるエピソードとして、艇界の先輩選手が語るところによると、平高 奈菜選手は『エミのすごいところは、いつも1人でコツコツとプロペラを調整しているところ』と評し、吉川 昭男選手は『エミちゃんはどんなにエンジンが出てなくて成績がボロボロでも、ずっとプロペラを叩いて試運転して、いっこも諦めてなかった。その姿勢がSG制覇につながったんちゃうかなと思う』と語っており、遠藤 エミ選手の着実に努力を積み重ねることができる点こそが強さの根源といえるでしょう。

同期には、上野 真之介選手(4503)、山田 康二選手(4500)・河合 佑樹選手(4494)・前田 将太選手(4504)・高野 哲史選手(4512)がいます。

  • BOATCAST NEWS│遠藤エミ 歴史的快挙! 女子レーサー初のSG制覇!! ボートレースニュース 2022年3月21日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • BOATCAST NEWS│感動をありがとう遠藤エミ! 最高の仲間達からメッセージ ボートレースニュース 2022年3月22日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
4位・三浦 永理選手(勝率:7.05)

4位・三浦 永理選手(勝率:7.05)

三浦 永理選手は、巧みなターンから「テクニカルエリー」の異名を持つボートレーサーです。
2016年12月に大村競艇場で開催された「PG1・第1回賞金女王決定戦」で優勝を飾り、プレミアムG1の初代女王となりました。

名前
(フリガナ)
三浦 永理
(ミウラ エリ)
登録番号4208
生年月日1983年2月2日
身長157cm
体重47㎏
血液型B型
支部静岡
出身地静岡県
登録期91期
級別A1級

三浦 永理選手は1983年生まれ、静岡支部所属のA1級レーサーです。
デビュー戦で3着になるなど、デビューから注目された経歴があります。
同期には、山口 剛選手(4205)・北川 潤二選手(4199)・赤羽 克也選手(4191)・久田 敏之選手(4188)・川上 剛選手(5189)・長嶋 万記選手(4190)・吉島 祥之選手(4215)がおり、同じ師匠に師事している吉島選手と2016年8月に入籍しています。

三浦 永理選手の過去戦績

三浦 永理選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
2002年11月23日スワッキーカップ浜名湖一般デビュー
2003年3月22日第8回 ダブル優勝TVKカップ多摩川一般初勝利
2004年4月26日女子リーグ戦第4戦 G3 フラワーカップ浜名湖G3初優出
2007年11月8日女子リーグ第12戦 みやじまレディースカップ宮島G3初優勝
2008年3月4日第21回 JAL女子王座決定戦競走G1G1初出場
2008年3月6日第21回 JAL女子王座決定戦競走G1G1初勝利
2010年12月18日第25回 賞金王決定戦(グランプリ)住之江SGSG初出場
2010年12月23日第25回 賞金王決定戦(グランプリ)住之江SGSG初勝利
2011年8月29日日本財団会長杯 スマイルカップレース オール女子戦下関一般通算500勝を達成
2012年12月16日第1回賞金女王決定戦&シリーズ戦大村G1G1初優出・初優勝
2017年6月15日日本財団会長杯争奪 ヴィーナスシリーズ第4戦徳山一般通算1,000勝達成

三浦 永理選手の師匠は1990年代の競艇界を席巻した静岡のレジェンド・服部 幸男選手です。
現在もA1級で一般戦を中心に活躍を続けており、40億レーサーで絶対王者と称される松井 繁選手(3415)とはデビュー当時から切磋琢磨をした間柄として知られています。

服部 幸男選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
服部 幸男
(ハットリ ユキオ)
登録番号3422
生年月日1971年1月5日
身長168cm
体重54㎏
血液型B型
支部静岡
出身地静岡県
登録期64期
級別A1級

服部 幸男選手は1971年生まれ、静岡支部所属のA1級レーサーです。
元競艇選手の服部 正彦さんを父にもち、父が引退を決めた春に2世レーサーとして1989年5月にデビュー。
そして1992年の全日本選手権競走でSG史上最年少優勝記録となる21歳9か月で初優勝
この記録は、今後も破られることはないであろう最大の偉業となっています。
若い頃は先輩レーサー相手に大暴れをし、現在は静岡支部の重鎮として、艇界の代表選手である佐々木 康幸選手(3909)・深谷 知博選手(4524)・長嶋 万記選手(4190)を弟子にもち、若手の育成には定評があります。
佐々木選手いわく『(師匠の)仕事に対する姿勢、自分への厳しさはマネできない。大きい人だなって思います。』と述べており、競艇の技術面だけでなく、人間性についても己の生き様から後進の目指す道標として重要な役割を果たしているようです。

  • BOATCAST NEWS│宮島巧者を発揮!三浦永理 4年5ヵ月ぶりの優勝! ボートレースニュース 2022年3月18日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【PGⅠスピードクイーンメモリアル開催記念】女子レーサートークショーVol.1 <長嶋万記選手&三浦永理選手編>
出典:ボートレース浜名湖【公式】
5位・平山 智加選手(勝率:6.97)

5位・平山 智加選手(勝率:6.97)

平山 智加選手は、優れたターン力を武器に男子選手相手でも安定した成績を残し、重賞レースでも活躍しています。
98期トップの勝率で、わずかデビュー1期にしてB1級への昇級を決めたほど。
当時、その新人離れしたレースセンスで「10年または20年に一度クラスの怪物」と言われました。

名前
(フリガナ)
平山 智加
(ヒラヤマ チカ)
登録番号4387
生年月日1985年7月13日
身長156cm
体重47㎏
血液型O型
支部香川
出身地香川県
登録期98期
級別A1級

平山 智加選手は1985年生まれ、香川支部所属のA1級選手です。
2010年1月に女子選手としては史上初の最優秀新人に選出された経歴の持ち主で、同年4月には地元・丸亀競艇場で開催された「G3・2010女子リーグ第2戦」で完全優勝を達成

開設しているYouTubeチャンネルは、現役競艇選手ならではのボートレースに対する知識・裏側を解説しており、とてもわかりやすい内容で好評を博しています。
平山 智加選手の紹介の最後に一部抜粋してご紹介していますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

同期には、枝尾 賢選手(4148)・梶野 学志選手(4140)・君島 秀三選手(4137)・杉山 貴博選手(4134)・江夏 満選手(4136)がいます。

平山 智加選手の過去戦績

平山 智加選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
2006年5月19日一般競走丸亀一般デビュー
2006年5月21日一般競走丸亀一般初勝利
2007年11月8日女子リーグ第12戦 みやじまレディースカップ宮島G3初優出
2008年5月25日日刊スポーツカップ丸亀一般初優勝
2008年2月9日第51回 四国地区選手権競走丸亀G1G1初出場
2008年2月10日第51回 四国地区選手権競走丸亀G1G1初勝利
2009年5月26日第36回ボートレースオールスター(笹川賞)福岡SGSG初出場
2011年3月6日第24回 女子王座決定戦三国G1G1初優出
2011年5月25日東日本大震災 被災地支援競走 SG 第28回 ボートレースオールスター(笹川賞)尼崎SGSG初勝利
2013年1月17日近松賞(開設60周年記念)尼崎G1G1初優勝
2014年9月19日オータムナイトレース丸亀一般通算500勝を達成
2023年8月5日第37回 レディースチャンピオンG1通算1,000勝達成

弟子は「讃岐のピーチ姫」の愛称で人気の女子ボートレーサー・中村桃佳選手です。
2023年後期まではA1級を維持していたものの、現在は全ての斡旋が削除されており、B2級に降級しています。

中村 桃佳選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
中村 桃佳
(ナカムラ モモカ)
登録番号4823
生年月日1993年2月3日
身長155cm
体重45㎏
血液型B型
支部香川
出身地香川県
登録期114期
級別B2級

中村 桃佳選手は1993年生まれ、香川支部所属のB2級選手です。
114期の中でA1級に昇格したのが最も早く、2017年5月にSG初出場を果たしています。

通称「ボートレース界(讃岐)のピーチ姫」と呼ばれる人気女子レーサー。
兄は中村 晃朋選手、夫は竹田 和哉選手で、両選手ともにA1級で活躍中です。

実力は女子選手の中でも一目置かれるほどで、2023年後期まではA1級を維持していました。
平均STが0.12というずば抜けた「スタート力」を持ちながら、フライングは0回という、まさにスタートの天才といえます。

しかし、2023年8月10日~16日に丸亀競艇場で開催された、一般戦「RNC杯争奪 サマーチャンピオンレース」2日目のレースを病気のため欠場し、途中帰郷してからというもの、2024年4月現在まで全ての斡旋が削除されており、B2級に降級しています。

斡旋削除の理由としては、病気の治療が長引いていることを心配する声と、『夫の竹田 和哉選手との間に第2子を授かって長期休みをもらっているのかも』という声が多数。

ファンからは「おめでたい事なら良し!」「ピーチ姫大丈夫かな?」といった声が上がっており、何らかの発表が待たれます。

平山 智加選手は、2008年に同じボートレーサーの福田 雅一選手と結婚して、現在は一男一女・2人の子供を育てるママレーサーとして活躍しています。
なんとお二人は師弟関係という間柄で、世間が想像するような“師弟関係から交際に発展“ではなく、交際を始めてから師弟関係に発展するという珍しい関係だったそう。
香川支部を束ねる福田選手に対する憧れも強かったそうで、“17歳も離れた年の差婚”ということで話題となりました。
結婚した今も整備やレース運びなど、誰よりも親身になってアドバイスしてくれる頼れる存在であり、最高のパートナーだそうです。

福田 雅一選手ってどんな選手?

名前
(フリガナ)
福田 雅一
(フクダ マサカズ
登録番号3543
生年月日1968年10月10日
身長165cm
体重54㎏
血液型A型
支部香川
出身地香川県
登録期69期
級別A2級

福田 雅一選手は1968年生まれ、香川支部所属のA2級レーサーです。
仲口 博崇選手・野添 貴裕選手・田中 信一郎選手・太田 和美選手が名を連ねる「華の69期」の一人で、G1を3勝(江戸川44周年記念競走・第55回 四国地区選手権・第56回 四国地区選手権で優勝)・SGでは第35回ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)において優出、4着という好成績を残している実力者。
平山 智加選手とは喧嘩しないというほど仲が良く、『家族のためにも70歳まで選手を続けたい』と語るなど、家族想いな一面も持ち合わせています。
20年以上A級を維持し続けていることから、マスターズ世代のベテラン選手だと言えるでしょう。

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