渡邉優美選手がスピードクイーンメモリアル選出除外の大波乱!優勝最有力候補が欠場となった理由を徹底調査!!

2025年2月19日(水)~24日(月・祝)、浜名湖競艇場(静岡県湖西市新居町)で初開催されるPG1競争「スピードクイーンメモリアル(SPEED QUEEN Memorial)」。
その優勝最有力候補とも目されていた女子ボートレース界の“スピードクイーン”こと渡邉 優美選手(福岡支部・105期)が自身のInstagramで同大会に出場できなくなった旨を発表したことが大きな話題となっています。

2025年2月19日(水)~24日(月・祝)に静岡県にある浜名湖競艇場で「PG1・スピードクイーンメモリアル(SPEED QUEEN Memorial)」が初開催されます。

日本各地にある24か所のボートレース場で最速のレースタイムをたたき出した「スピード巧者」と呼ばれるレーサーと、各ボートレース場の推薦レーサーを対象とした、これまでにない「レースタイムを最優先の選出基準」としたグレードレースです。

当サイトでもスピードクイーンメモリアルに関する話題は注目度が高く、ボートレースファンにとって“女子競艇界の初代・“最速女王(スピードクイーン)”の座を手にするのは誰か⁉”に関心が集まっているようです。

いよいよ2025年2月19日、約260人いる女子レーサーの頂点を決める戦いとして、8月のレディースチャンピオン・12月のクイーンズクライマックスに続き、“女子ボートレース界の最速女王”を決定する大会という位置づけのもと、人気と実力を兼ね備えたトップレベルの選手が“スピードクイーン”の称号をかけて争う、華々しくも熱い戦いの幕が切って落とされます。

しかし、開幕前に衝撃的なニュースが飛び込んできました。
下関競艇場で1位と2位、蒲郡競艇場で2位のレースタイムを記録して、第1回大会に選出されるはずだった、渡邉 優美選手が自身のInstagramで同大会に出場できなくなった旨を発表したのです。

渡邉 優美選手といえば、今大会の優勝最有力候補とも噂されていた女子ボートレース界の“元祖・スピードクイーン”
もちろんファンの中にも渡邉 優美選手の走りを心待ちにしていた方が多かったはずです。

すぐそこまで迫っているフランプリの開催ですが「前もって情報を集めたいのが人の性」ということで、今回はグランプリではなく、話題のスピードクイーンメモリアルについて解説していきたいと思います。

2024年12月26日(目)~31日(火・祝)に蒲郡競艇場(愛知県蒲郡市竹谷町)で開催される「PG1・クイーンズ クライマックス(正式名称:QUEENS CLIMAX)」にも選出順位4位で選出された若きベテラン女子レーサーに何があったのかを大調査。

年末・年始も大活躍すること間違いなしの渡邉 優美選手について、基本情報・過去戦績・慈善活動への参加・ボートレーサーを目指したきっかけ・師匠と弟子・同期の注目選手・獲得賞金・SNS・開幕前に起こった大波乱の詳細まで、どこよりも詳しくご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

渡邉優美選手がスピードクイーンメモリアル不出場の大波乱!

2025年2月19日~24日に浜名湖競艇場で初開催を迎える「PG1・スピードクイーンメモリアル(SPEED QUEEN Memorial)」。

日本各地にある24か所のボートレース場で最速のレースタイムをたたき出した「スピード巧者」と呼ばれるレーサーと、各ボートレース場の推薦レーサーを対象とした、これまでにない「レースタイムを最優先の選出基準」としたグレードレースです。

その大会の優勝最有力候補とも目されていたのが女子ボートレース界の“スピードクイーン”こと渡邉 優美選手でした。

しかし、2024年11月28日に自身のInstagramで同大会に出場できなくなった旨を発表し、ボートレースファンの間で大きな話題となっています。

【競艇】渡邉優美選手 特例の影響で「G1スピードクイーンメモリアル」が不出場に

2024.11.28 18:29

105期の渡邉優美選手が、来年2月に開催される「G1スピードクイーンメモリアル」が特例の影響で出場できなくなったことがわかりました。
この日、自身のXで明らかにしました。

渡邉優美選手は、本日2024年11月28日の朝にXを更新。
冒頭で12月に愛知県にある蒲郡競艇場で開催される「G1第13回クイーンズクライマックス」への出場が決まったことを報告しました。
続けて「これに伴い.. 残念な報告があります..」としたうえで「2月に開催予定の G1第1回スピードクイーンメモリアルへの 出場が出来ない事になりました」と、来年2月19日から24日まで静岡県にある浜名湖競艇場で開催される「G1スピードクイーンメモリアル」について出場できなくなったことを報告。

理由については「出場権ありますが 未消化となるF休みを 大村地区戦後に消化する為です」と綴っています。

渡邉優美選手は、今年9月に常滑競艇でフライングを切り、2024年11月6日から2025年1月4日までフライング休み。
12月末に開催される「G1第13回クイーンズクライマックス」はフライング休み中ですが、フライング休みを後ろに移動する特例で出場できることになっていました。

引用元:【競艇】渡邉優美選手 特例の影響で「G1スピードクイーンメモリアル」が不出場に – 競の出来事

情報の出どころは渡邉優美選手ご本人からの発表

2024年11月28日、渡邉 優美選手は自身のInstagramで「スピードクイーンメモリアル」に出場できなくなったことをファンに向けて発表しています。

投稿では「クイーンズクライマックス」への出場が決まって闘志を燃やす様子が綴られていますが、それ以降は雰囲気が一転。

『これに伴い.. 残念な報告があります..』という前置きの後、号泣する顔文字とともに『2月に開催予定の G1第1回スピードクイーンメモリアルへの 出場が出来ない事になりました』と出場権を持っていたにもかかわらず出場がかなわない大会への悔しい気持ちを明らかにしています。

さらに、選出除外となった理由については『(クイーンズクライマックスの特例で)未消化となるF(=フライング)休みを 大村地区戦後に消化する為です』と説明しました。

スピードクイーンメモリアルを不出場になった理由

前述のとおり、渡邉 優美選手は“スピードクイーンメモリアルを不出場になった理由”を『出場権ありますが 未消化となるF(=フライング)休みを 大村地区戦後に消化する為です』と綴っています。

振り返ると、渡邉 優美選手はフライングがリセットされる2024年5月1日~10月31日までの間に2本のフライングを切っていました。

渡邉 優美選手のフライングは次のとおりです。

  • 2024年7月26日に大村競艇場で開催された「SG・第29回 オーシャンカップ」4日目の第3レース
    →9月6日~10月5日まで30日間のフライング休みを消化済み
  • 2024年9月3日に常滑競艇場で開催された「一般・ヴィーナスシリーズ 第12戦 常滑シンデレラカップ」4日目の第11レース
    60日間のフライング休みが未消化で残っている

この2本目のフライングにより、渡邉 優美選手は2024年11月6日~2025年1月4日までの期間でフライング休みを消化する予定でした。

しかし、12月末に開催される「クイーンズクライマックス」では特別に“フライング休みを後ろに移動する特例”が存在するため、渡邉 優美選手はクイーンズクライマックスに出場することが決まったのです。

その代償として、2025年2月10日~15日に大村競艇場で開催される「G1・第71回 九州地区選手権競走」の終了後に、後ろ送りにした“フライング休み”を2025年2月16日~4月16日に消化することになったため、スピードクイーンメモリアルへの出場ができなくなったというわけです。

クイーンズクライマックスの“特例”とは?

ここまで述べてきたとおり、「クイーンズクライマックス」には“特例”が存在します。
この“特例”は誰でも使えるものではなく、ごく一部の限られた女子競艇界のトップレーサーにのみ許される特別な措置なのです。

“特例”の詳細は『選考期間内における獲得賞金ランキングの全対象選手の中で上位12位以内に入っていることを条件に、フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合でも選出が継続される』というもの。

渡邉 優美選手の場合には、開催年の1月1日〜チャレンジカップ終了日までの女子選手における獲得賞金ランニング4位であったため、この条件をクリアしており、“特例”措置の対象者でした。

そのため、渡邉 優美選手はフライング休みを後ろ倒しにすることで「クイーンズクライマックス」の出場権を失うことはなく、その代償として後ろ送りにした“フライング休み”を2025年2月16日~4月16日に消化することになったため、スピードクイーンメモリアルへの出場ができなくなったのです。

【不出場の原因】今期2本目のフライングを切ったレースの詳細

渡邉 優美選手にとって、「第1回 スピードクイーンメモリアル」は初代・スピードクイーンの栄冠を手にするために“待ちに待った”と言っても過言ではない大一番。

その待望の大会への出場権を手にしていたにもかかわらず、出場がかなわないという大変悔しい結果に渡邉 優美選手が落胆したことは明らかでしょう。

自身のInstagramでは気丈に『また頑張ります!!!!』と決意を新たにしていますが、そんなに簡単に気持ちの整理はつかなかったのではないでしょうか。

「クイーンズクライマックス」の出場権を維持するためには、フライング休みを後ろ倒しにして「スピードクイーンメモリアル」への出場権を失う…

言い換えるならば、そもそもクイーンズクライマックスに“特例”が存在する以上、フライング休みを未消化の渡邉 優美選手は選出順位上位12位に入った時点で「スピードクイーンメモリアル」への出場権を失うしかなかったのです。

ボートレーサーとして一つでも上の着順を狙うためには、スタートに全神経を研ぎ澄ませて、なるべく早いスタートを切りたいと思うのは当然であり、フライングはどの選手も必死に戦っている故に起きてしまう結果なのでしょう。

今になっては悔やんでも悔やみきれない結果となってしまいましたが、渡邉 優美選手が切っていしまった今期2本目のフライングについて、あらためて振り返ってみましょう。

対象のレースは、2024年9月3日に常滑競艇場で開催された「一般・ヴィーナスシリーズ 第12戦 常滑シンデレラカップ」4日目の第11レース“予選特選”です。

出走表

出典:BOAT RACE公式サイト

単勝オッズ

スクロールできます
枠番級別選手名単勝オッズ
1A2宇野  弥生1.4倍
2B1鎌倉   涼4.0倍
3A1渡邉  優美4.3倍
4A2今井  美亜7.9倍
5B1加藤   綾24.2倍
6A2蜂須  瑞生45.4倍

3連単オッズ

買い目(人気順)オッズ(倍)
123(1番人気)6.6
132(2番人気)8.5
124(3番人気)12.5
134(4番人気)13.3
213(5番人気)13.6
142(6番人気)22.7

レース結果

出典:BOAT RACE公式サイト

渡邉 優美選手がスピードクイーンメモリアル不出場となったことに対するSNSの反応

渡邉 優美選手ご自身から「スピードクイーンメモリアルが不出場となった報告」をうけて、ファンからはどのような反応があったのでしょう。

優勝候補と目されていた人気女子レーサーの選出除外を受けて、残念だという声が多く寄せられるかと思いきや、気持ちを切り替えてクイーンズクライマックスでの活躍を応援する声や、来年のスピードクイーンメモリアルに期待する声などポジティブな声が多く聞かれました

『ショッキングです、何とかならないんですか?』『初代女王は優美ちゃんしか考えられんのに』『初代スピード王 なって欲しかったな』『浜名湖 スピード・クイーン・メモリアル欠場は大変残念です』という言葉が投稿されたところを見ると、ファンの方たちがどれだけ渡邉 優美選手の走りを楽しみにしていたかが伝わってきます。

『スピードクイーンメモリアルは残念ですが、今年をいい形で締めくくれますように』『蒲郡で最強女王の座を掴みに行ってくださいね』『年末は必ず現地で応援するから』『QUEES CLIMAX は現地で応援します。いいモーターひけるように念じておきます』という声も投稿されていたことから、みなさん、渡邉 優美選手のことをあたたかく見守り、応援しているファンのようですね。
渡邉 優美選手がどれだけ多くのファンから愛されているのかがよくわかる内容です。

加えて「真の最速女王戴冠は再来年の鳴門に持ち越しですね」「元祖 SPEED QUEEN 不在とは・・・」という投稿内容から、やはり“渡邉 優美選手=スピードクイーン”ということで、優勝を望み、有力視していたファンが多かったことがわかりました。

投稿されていた反応の一部を抜粋してご紹介します。

スピードクイーンメモリアルってどんなレース?

ここまで渡邉優美選手がスピードクイーンメモリアル不出場となった経緯と理由について解説してきましたが、一部のボートレース初心者の方などは「スピードクイーンメモリアルってどんなレース?」と感じている人もいるのではないでしょうか。

そのような方のために、ここでは原点に立ち戻って「スピードクイーンメモリアル」という大会についてご紹介します。

スピードクイーンメモリアルの詳細

スピードクイーンメモリアルは、2023年3月14日に新設が発表された、女子ボートレーサー限定で争われるG1競走としては「レディースチャンピオン(女子王座決定戦競走)」と「クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」に次ぐ3つ目の競走です。

各競艇場における女子の最速レースタイムをたたき出した「スピード巧者」と各ボートレース場が推薦したレーサーを対象として、これまでにない「レースタイムを最優先の選出基準」としたグレードレースを設けることになったことから、大会名の「スピードクイーンメモリアル(SPEED QUEEN Memorial」のとおり、“女子ボートレース界の最速女王”の称号をかけて戦います。

ボートレースのSG・G1・PG1競走が新設されるのは、2011年のクイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)以来13年ぶりです。

ボートレースのG1競走の中でも、特に格式の高いレースに位置付けられるプレミアムG1(PG1)競走の中の一つで、優勝賞金も高く設定されています。

なお、優勝者には翌年の「SG・ボートレースクラシック(正式名称:総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)」および「PG1・ボートレースバトルチャンピオントーナメント(略称:BBCトーナメント)」の優先出場権が与えられることになっているため、さらに上のグレードレース出場を狙う女子選手にとってはぜひ獲得したいところでしょう。

毎年2月上旬に開催され、開催地は持ち回りで毎回変わります。
2024年は浜名湖競艇場での開催となっているため、デイレース開催です。

開催時期は「スピードクイーンメモリアル」が2月に開催されることが決まった影響で、2023年度まで2月に行われてきた「レディースオールスター」が2024年度から5月に移動しています。

スピードクイーンメモリアルは、女子戦では最も新しく創設された大会です。
次々に新しい大会が創設されるというのは、近年の女子戦が人気を博している何よりの証でしょう。

・1987年:レディースチャンピオン
・2012年:クイーンズクライマックス
・2014年:レディースチャレンジカップ
・2017年:レディースオールスター
・2025年:スピードクイーンメモリアル

女子レーサーを対象としたグレードレース「プレミアムG1・スピードクイーンメモリアル競走」の新設について

女子レーサーを対象としたグレードレース「プレミアムG1・スピードクイーンメモリアル競走」の新設について

 2023/03/14

一般財団法人日本モーターボート競走会(東京都港区・会長 小髙幹雄)は、女子レーサーを対象とした「プレミアムG1・スピードクイーンメモリアル競走」を新設し、令和6年度から実施します。
 
1.プレミアムG1・スピードクイーンメモリアル競走の新設
 各競走場の最も速いレースタイムを記録した「スピード巧者代表」と、各競走場から推薦された選手が出場する、女子レーサーを対象としたグレードレース「プレミアムG1・スピードクイーンメモリアル競走」を令和7年2月に開催します。(※2月に実施しているG2・レディースオールスターは令和6年度より5月頃の開催に変更予定です。)
 現在、女子レーサーを対象としたG2以上のグレードレースは年間4競走が開催されていますが、多くのファンの皆様に支持されている女子レースで、今までに無い「レースタイム」を優先出場の選出基準としたグレードレースを新設することとなりました。
 
2.選出方法(抜粋)
(1) A1、A2及びB1級とします。ただし、優先出場者については、この限りではありません。
(2) 優先出場者【24名】
 過去1年間(12月1日~11月30日)の各競走場の競走(2周レースを除く)において1着を獲得した競走のうち、最も速いレースタイムを記録した者
 ※同タイムの者が2名以上の場合は、速いタイムを記録した回数の多い者を選出 
 ※複数の競走場で最も速いレースタイムを記録した者がいる場合、そのレースタイムを比較し、最も速いレースタイムを記録した競走場の代表者として選出
 ※最も速いレースタイムを記録した者が他の競走場の代表として選出された場合は、次に速いレースタイムを記録した者を代表として選出
(3)各競走場から推薦された者【24名】
 競走場の所在する支部に所属する選手
 ※該当者がいない場合は、当該競走場の属する地区内に所在する支部に属する選手
(4)当該施行者の希望する者【4名】
(5)次に該当する者は(1)から(4)の規定にかかわらず、選出から除外し、又は出場を取り消します。
 イ 優先出場者を除き、(2)に定める期間の出場回数が100回に満たない者
 ロ (2)に定める期間の事故率が0.40以上の者
 ハ 前検日を含む当該競走の開催期間の一部又は全部において、G3競走開催要綱第9条第1項に基づく出場資格の喪失期間と重複する者
 ニ (2)に定める期間の初日から当該競走の前検日までにおいて、褒賞懲戒規程に基づく出場停止処分を受けた者(同規程第11条第10号及び第11号によって処分を受けた者を除く。)
 ホ (2)に定める期間の初日から当該競走の前検日までにおいて、あっせん規程実施細則第7条第1項第1号から第5号までの規定に該当し、あっせん保留処分を受けた者

引用元:女子レーサーを対象としたグレードレース「プレミアムG1・スピードクイーンメモリアル競走」の新設について | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

出場条件は?

スピードクイーンメモリアルは、選考期間内における各ボートレース場の競走におけるレースタイム(※2周レースを除く)によって出場メンバーが選出されるため、すべての女子選手に出場する権利があり、優先出場選手には級別の制限がありません

そのため、レースタイムが早ければ、B級選手でも出場できる大会なのです。

出場選手52名は、選考期間を経て、毎年12月上旬に発表されます。

選考期間の対象となるのは、前年の12月1日〜開催年の11月30日
ただし、出場条件を満たしていても、出走回数不足などの選出除外条件もあるので注意が必要となります。

出場資格は下記のとおりです。

  • 【優先出場】選出期間内に、各ボートレース場の競走(2周レースを除く)において最も早いレースタイムを記録した選手(24名)
    ※同タイムの者が2名以上の場合は、速いタイムを記録した回数の多い者を選出。
    ※複数の競走場で最も速いレースタイムを記録した者がいる場合、そのレースタイムを比較し、最も速いレースタイムを記録した競走場の代表者として選出。
    ※最も速いレースタイムを記録した者が他の競走場の代表として選出された場合は、次に速いレースタイムを記録した者を代表として選出。
  • 各ボートレース場から推薦された選手(各場1名ずつ:24名)※競走場の所在する支部に所属する選手で、級別はA1・A2・B1級に限る
  • 当該施行者(主催者)が希望する選手(開催地推薦枠:4名)※級別はA1・A2・B1級に限る

選出除外・出場取消

上記の出場資格を満たしていても、以下に該当する選手は選出除外となってしまいます。

  • 選考期間の出場回数が100回未満の選手 ※優先出場者は除く
  • 選考期間の事故率0.40以上の選手
  • フライング休みが当該競走の前検日を含む開催期間と重複する選手
  • スタート事故による選出除外となる罰則期間(プレミアムG1・G1・G2および女子戦)が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する選手
  • 負傷・病気・出産等による出場辞退者
  • 選考期間から前検日までに褒賞懲戒規定に基づく出場停止処分及びあっせん保留処分を受けた選手

第1回スピードクイーンメモリアルでは、下関で1位と2位・蒲郡で2位の記録を有する渡邉 優美選手がスタート事故による辞退期間中、住之江と丸亀で1位・児島では1位と2位・平和島で2位の守屋 美穂選手がG1競走選出除外期間中のため、選出除外となっています。

ほかにも有力選手の代表格として、徳山1位で岡山支部の藤原 早菜選手や多摩川1位で福岡支部の竹井 奈美選手が選出除外となっており、大会が開催される前から波乱の展開となっています。

優先出場の対象者における選出除外者

(1)スタート事故による辞退期間中のため

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登番氏名支部出身地級別勝率事故率出場回数レースタイム備考
4590渡邉  優美福 岡福 岡A16.820.362111’46″2下関1位(1’46″2)
蒲郡2位(1’46″9)
下関2位(1’46″4)

(2)G1競走選出除外期間中のため

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登番氏名支部出身地級別勝率事故率出場回数レースタイム備考
4482守屋  美穂岡 山岡 山A17.330.232231’46″5住之江1位(1’46″5)
丸亀1位(1’47″1)
児島1位(1’46″6)
平和島2位(1’48″4)
児島2位(1’47″1)

(3)事故率が0.40以上のため

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登番氏名支部出身地級別勝率事故率出場回数レースタイム備考
5189藤原  早菜岡 山岡 山B14.430.421781’48″8徳山1位

(4)家事都合等辞退期間中のため

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登番氏名支部出身地級別勝率事故率出場回数レースタイム備考
4556竹井  奈美福 岡福 岡B27.460.00521’46″1多摩川1位

優勝者に与えられる優先出場権

スピードクイーンメモリアルの優勝者にはさらに上のグレードレースに優先出場できる権利が付与されます。
与えられる優先出場権は、次の2シリーズです。

  • 翌年の「SG・ボートレースクラシック(正式名称:総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)」
  • 翌年の「PG1・ボートレースバトルチャンピオントーナメント(略称:BBCトーナメント)」

スピードクイーンメモリアルを制することで、翌年には最上級グレードのSG競争に優先出場できるとあれば

優勝賞金は1,300万円

スピードクイーンメモリアルは、G1競走のなかでも格式高いとされる「プレミアムG1(PG1)」に位置付けられ、ほかのG1競争よりも優勝賞金が高く設定されています。

2025年に初開催される最も新しい大会ですが、優勝賞金は1,300万円になりました。

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順位優勝決定戦
1着1,300万円
2着490万円
3着350万円
4着240万円
5着200万円
6着170万円

優勝決定戦では、2着の賞金が490万円、6着でも完走すれば170万円という賞金を手にすることができるのです。

「クイーンズクライマックス」(1,700万円)以外のPG1の優勝賞金は1,300万円で、「スピードクイーンメモリアル」のほかに「レディースチャンピオン」「ヤングダービー」「マスターズチャンピオン」「BBCトーナメント」があります。

渡邉 優美選手の基本情報

名前
(フリガナ)
渡邉  優美
(ワタナベ ユミ)
登録番号4590
生年月日1992年9月19日
身長161cm
体重49kg
血液型B型
支部福岡
出身地福岡県
登録期105期
級別A1級

渡邉 優美選手は1992年生まれ、福岡支部所属のA1級レーサーです。

“可愛い”というより“美人”と言った方がしっくりくるようなキリっとしたルックスを持ち、2009年11月に当時17歳でデビューしたため、選手生活15年を数えるベテランレーサーです。
男子顔負けの走りを披露することで将来を有望視される一人であり、渡邉 優美選手の「レースタイム」は女子レーサーの中でも最速レベル

勝つためにたどり着いた結論というのが「速さ」への拘りだといい、2021年12月~2022年11月までの各場女子走破タイムは多摩川・芦屋・唐津で1位を記録して、そのなかでも唐津競艇場で記録した1分45秒4は“全24競艇場でも最速の記録”でした。

また、お酒を飲むことが好きな“ノミュ(飲み)ニケーション”の達人であり、交友関係も広く、その強さは競艇界屈指で“酒豪”のエピソードを持つほど。
最近では西山 貴浩選手が広告塔を務める「ポンコツ会」の一人としてトークショーなどでも抜群のかけ合いを披露しており、女子レーサーの中で人気も成績も右肩上がりの選手です。
※一時はポンコツ会入りを否定した時期もありましたが、現在はトークショーにもポンコツ会のメンバーとともに出演しており、しっかりと正会員として認知されています。

2009年のデビューから徐々に舟券に絡む活躍が増えてきましたが、2021年にはこの年の優出回数が15回、さらに優勝が4回という自己ベストの好成績を記録して覚醒
今では“元祖・スピードクイーン”と称されるほどの実力派レーサーで、福岡支部の女子レーサーのエースに君臨しています。

その証拠に、2024年2月にびわこ競艇場で開催された「第8回 レディースオールスター」ではファン投票で8,559票を獲得。
選出順位6位で出場すると、見事に初めてのG2制覇を果たしました。

現在まで「クイーンズクライマックス」での優勝歴はないものの、勢いに乗っている現況を鑑みても、近いうちに女子王座獲得を期待される一人です。

出典:上條暢嵩選手のX(旧Twitter)
おなご

倉持 莉々選手もすっかりポンコツ会の一員になっているね♡

  • 未来のQueen|渡邉優美|女子レーサー|ボートレース
出典:レディースインフォメーション
  • BOATCAST NEWS│渡邉優美 男女混合戦圧勝で地元初優勝!! ボートレースニュース 2022年3月9日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【ニシヤマの部屋#6 フルバージョン】痛いやないか〜い「西山貴浩&渡邉優美」
出典:ボートレース福岡
旬レーサー 渡邉優美(福岡・31歳)

旬レーサー 渡邉優美(福岡・31歳)

2024/08/04 18:00

渡邉優美

展示タイム順位と着順が連動する

初優勝は2016年1月の大村ボート男女W初優勝でした。①①③②①準1優1と圧倒的な強さで優勝しました。2月常滑で2度目の優勝、さらに優出を重ね、11月末には獲得賞金が2300万円で女子14位になりました。クイーンズCの出場こと届きませんでしたが、シリーズ戦のドリーム戦1号艇で出場しました。

1コースで強さを発揮するタイプでしたが、3年程前から外枠でも好成績を残すようになり、勝率7点台を残すようになっています。2023年は多摩川で開催されたクイーンズCに出場しました。今年に入ってLオールスターで優勝です。弟子の神里琴音にはモーターやプロペラ調整のアドバイスをしています。

最近のレース傾向は、スロー域の方が好成績で、1コースの1着率は83%もあります。4、5コースからでも3連対率は50%を超えています。6コースだけは苦戦気味です。展示タイム順位と着順が連動する傾向です。

レバー操作が得意なので福岡の水面は好き

「最近は良いエンジンが引いていないですが、それでも本体のポテンシャルは引き出せていると思います。本体、プロペラ、外周りをやって効果がありました。オールスターは21走目で、初めてSGで勝つことができました。でも、記念やSGに行くと『もっと出さないと』」と思います。

びわこも初日の段階では優勝にはほど遠い感じでした。それでも3日目からセッティングが合ってきたし、リズムも良くなりました。優勝戦は宇野弥生さんと三浦永理さんの出方が凄かったけど、自分も展示から行き足はしっかりしていた。難しいびわこのイン戦で勝てて良かったです。びわこの水面を乗りこなせたのは博多で育ったおかげです。

福岡は好きな水面です。レバー操作が得意なので。それがうまくできないと乗りこなせない水面だけど、ペラが合えば問題ない。練習もしているので怖さは全くないです。うねりは友達なので、「手を組んでいこう!」という感じです。たまに喧嘩もしますけど(笑)。レディースCはもちろん1番を目指して獲りに行きます。GⅡは獲れたので次はGI。福岡でGIが開催されることになったので「ここだ!」と思っています」。 (マンスリーBOATRACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6ヵ月)

逃げ…24回
まくり…4回
まくり差し…4回
差し…5回
抜き…3回
※出場予定…福岡・GIレディースC=8月7日~12日

引用元:旬レーサー 渡邉優美(福岡・31歳) | ボートレース(競艇)【マクール】

ツヨカワ女子レーサー・女子ボートレーサーたちの6styles 渡邉優美選手

ここ1、2年の成長著しく、女子戦線のなかでは主役級の一人になってきた渡邉優美選手。「自分にはセンスがないんで、練習に練習を重ねている感じです」、「やるしかないし、やればできると思っています」と本人は話すが、そんな彼女の6stylesは果たしてどんなものか?

Style1.オフには酵素風呂でリフレッシュ

オフに心がけていることがあるかを聞いてみると、「酵素風呂には7年くらい通っています」とのこと。酵素風呂は、見た目は砂風呂に近く、ヒノキパウダーなどの有機物を発酵させた中で体を温める「乾式の温浴法」だ。発汗作用があるのでデトックス効果なども期待できる健康法であり美容術でもある。

「精神統一につながるかな、ということで興味を持ったのが最初だったんですが、リフレッシュになるし、疲れが取れます。減量にもつながるので、オフに通うのがルーティーンのようになったんです。時間があるときはほぼ毎日行ってますし、調子が良くなる気がします。昔から温泉も好きで、ボートレーサーになってからは、全国の温泉を回りたいな、と思うようにもなりました。シリーズが終わったあと、温泉に行くと決めておけば、レース中のモチベーションを高めることにもつながりますね」

酵素風呂を楽しむ渡邉選手

Style2.プライベートではストレスをためず、シリーズ中は完全オン!

食事に関しては、オンとオフをはっきりと分けているとのことだ。

「プライベートではあまり体重とかを気にせず、セーブすることなく食べたり、お酒を飲んだりしていて、レース場に入ったらオンにして減量に努めるようにしています。宿舎でちゃんと夜ごはんを食べるということは、もう何年もしてないですね。バナナやヨーグルトだけを食べるとか、そんな感じです。つらくはないですね。それが仕事だから、という意識です。普段から食事をすごくセーブしてる人もいるし、そういう人はすごいなって思いますけど、わたしはプライベートの時間にストレスをためないようにしたいんです。仕事に入ってから6日間、自分に厳しくするとかは、全然、大丈夫です」

Style3.オフには“新幹線”でジムに通う

オンとオフを完全に分けているのは主に食事面で、レースが入っていない期間(シリーズ間)に練習に行くことなどは苦にならないという。最近はオフ中のトレーニングにも励んでいるそうだ。

「丸野くんが京都でマルトレをやっているジムがありますよね(109期の丸野一樹選手がジムトレーナーの八木賀史さんと共にボートレーサーに特化したトレーニングを考案。それが「マルトレ」と呼ばれる)。そこに通うようになったんです。トレーニングにめいっぱい時間を使おうかな、と考えたからです。わたしが住んでいるのは福岡ですけど、始発で行って日帰りしたり、シリーズとシリーズのあいだに立ち寄ったり。気がついたら新幹線に乗っていることもあるくらいです。筋肉をつけるというより、ボートレーサーとして理想的な体の使い方を学ぼうとしている感じです。そういう意味での変化はすごく感じられているし、結果が伴ってる気はします。本当に身につくのはこれからだと思うので、続けていきたいですね」

Style4.師匠として弟子には教えられるすべてを教える

シリーズ間にはレース場へ練習に行くことも増えたというが、その理由のひとつが神里琴音選手(128期)を弟子にしたことだ。ボートレースの世界では、新人レーサーが特定の先輩に付いて必要なことを学んでいく慣習がある。制度のようなものではないが、伝統的な“師匠と弟子”の関係が築かれる。

「弟子ができたことでやることは増えましたね。一緒にプロペラを叩いたり、練習したり……。どんな師匠になりたいかですか? う~ん、そういうのを言葉にするのは難しいんですけど、“ついていきたい”って思ってもらえるような師匠になりたいですね。人に何かを伝えるのは苦手なほうなので、(見て学んでもらう)お手本になれたらいいですね。自分に教えられることはすべて教えられたらいいなって思っています。神里ちゃんのほうから(師匠になってくださいと)言ってきてくれたんですけど、“師匠になったからには”できることは全部やりたい感じです」

渡邉選手と神里選手。写真からも仲睦まじい様子が伝わる。

Style5.タイム(レコード)にはこだわる

2021年10月にはボートレース芦屋で、当時のモーターの最速タイムを更新したが、もともと“タイムへのこだわり”は強いという。タイムが成績(勝ち上がりや賞金)と直接、結びつくことは少ないのがこの世界だが……。

「エンジンが仕上がっていなければタイムが出ないので、最初は仕上がり具合の参考にするためにタイムを意識しはじめたんです。いいタイムが出ればすごく嬉しいですし、いつのまにか、かなりこだわるようになりました。展示タイム(レース前に行われる展示航走のタイム)もめちゃくちゃ気にしますし、自分の場合は、直線タイムより1周タイムやまわり足タイムを気にします。乗り心地(の良さ)を求めていれば自然に出足(加速)も良くなるし、それが好きなセッティングなんです。伸び(直線のスピード)はあまり気にせず、普通程度あればいいかなという感じです。思ったように仕上がってくればタイムを狙います」

Style6.縁起もかつがないわけではない

勝負の世界では縁起やジンクスが注目されることも多い。渡邉選手の場合、勝ち運につなげるための決まったルーティンはもたないが、縁起をかつぐ意識がまったくないわけではないようだ。

「そのときそのときのブームというんですかね。前検日にカツサンドを食べたら優勝できたことがあって、そのあとはいつも前検日にカツサンドを食べるようにしてたんですけど、いつのまにかやめていました(笑)。浜名湖のレディースチャンピオン(2021年)のときは、直前に真っ黄色のカバンを買ったら5号艇で優出できたので(5号艇のレーサーの勝負服の色が黄色)、そのあと、黄色いものを身に着けるようにもなりました。いまの髪の色ですか? これは関係なくて、髪の毛を寄付しようと思ってベリーショートにしたとき、イメージを変えるために染めたんです。髪が伸びたら30センチ切って寄付するということで、寄付したのはこれが2回目です。家が美容院なので知ってたんですが、ただ切るだけより何かの役に立てたならいいなって感覚です」

終始穏やかに話す渡邉選手だが、エピソードの多彩さが彼女の旺盛な好奇心を物語る。

これからどんなレーサーになっていきたいかを聞くと、「誰が見ても楽しそうに仕事しているのを出していきたい」とのことだった。それでも、求めたいのは当然、結果だ。「目標は一番になること。すべての一番になりたいし、なるって決めてるんです」――。ユニークな個性やスタイルを持つ渡邉選手だが、その言葉は力強い!

渡邉 優美(わたなべ・ゆみ 1992年9月19日生)

登録番号4590 身長161cm 105期 福岡県出身 福岡支部所属
ボートレーサー養成所には104期で入所したが、途中でケガをしたため105期で卒業。2009年に17歳でデビュー。2016年に初優勝。2021年にはレディースチャンピオン(浜名湖)でGI初優出。その年末のクイーンズクライマックス(福岡)にも出場して、やはり優出を果たした。女子2大タイトルで優勝を争えるようになっている注目レーサーだ。

引用元:女子ボートレーサーたちの“6styles” 渡邉優美選手|ツヨカワ女子レーサー|Let’s BOAT RACE

デビューは17歳!根性なら誰にも負けない/渡辺優美

デビューは17歳!根性なら誰にも負けない/渡辺優美
[2020年4月14日10時50分 ]
女子ボートレーサーを紹介する「ビューティフル・ボートレース」。今回は渡辺優美(27=福岡)にスポットを当てます。17歳でデビューして、レーサー生活は11年目に突入。順調にキャリアを積み重ねていますが、これからが本当の勝負と自らを鼓舞します。向上心が高い一方で、レース場を離れると楽しいことが大好きな今どきの女子。オンもオフも魅力が詰まった彼女の素顔に迫ります。

女子レーサーの有志と技術向上のため碧南訓練所で合宿(一番手前が渡辺優美)
ボートレーサーをなろうと思ったきっかけは?

父がボートレースを好きだったので、勧められました。私はそれまで全くレースを見たことはなかったのですが。中学3年生のときにやまと学校(現・ボートレーサー養成所)を受験して、一発合格しました。

訓練中の思い出は?

104期で入学しましたが、初期訓練のときに右手親指の腱(けん)を切ってしまい…。半年遅れの104期で卒業しました。

デビューからこれまでを振り返ると?

とてもじゃないけど言い表せません(笑い)。ひとつだけ言えるのは、レーサーとして、しっかり実力を蓄える時期だったのかなって思ってます。

印象に残ったレースは?

初優勝(大村)よりも2回目(2016年2月・常滑ヴィーナスシリーズ)の方がうれしかった。大村は誰が勝っても初優勝になるシリーズで、無我夢中で勝った感じ。でも、常滑はエンジンが出てたこともあるけど、狙って優勝できたので充実感がありました。

準備期間が終わり、いよいよ飛躍の時期。どんなレーサー像を描いている?

強い選手になりたい!
レーサーとしてもそうだし、人間としても強くなりたいですね。

長所は?

根性は誰にも負けないと思ってるし、メンタルも強い方だと思います。

短所は?

あきらめが良過ぎるところや、あまり物事を深く考えないところかな。

オフの日はどういう感じに過ごしている?

ホットヨガやマッサージ、酵素風呂に行くことが多いですね。心身ともに自分磨きをしています。それと、よく飲みに行ってます(笑い)。

お酒がすごく強いと聞いたのですが、実際はどうなんですか?

ビールが大好き。何杯でも飲めるけど、最近は体に気を使ってハイボールを飲むことが多くなりました。(支部の先輩の)真子奈津実さんたちと、いつも楽しく飲んでます。

仲のいい先輩・真子奈津実(右)と楽しんでます
今後の目標は?

SGとか、高いレベルのレースを走りたい。トップの人が活躍されてるステージがどんなものかを実際に経験したいですね。

最後にボートレースの魅力を教えてください。

女子レーサー、特に強い選手は少しでも自分のレベルを高めようと、すごく努力をされています。男子レーサーに負けないくらいの激しい走りを見ていただいて、私たちのボートレースに対する情熱を感じ取ってもらえればと思います。

引用元:デビューは17歳!根性なら誰にも負けない/渡辺優美 – ビューティフル・ボートレース – ボート : 日刊スポーツ

渡邉優美が断言!「ポンコツ会は義務教育にした方がいいくらいだと思っています」

渡邉優美が断言!「ポンコツ会は義務教育にした方がいいくらいだと思っています」

2024/07/17 19:05
レディースオールスターで女子ビッグ初優勝

自分以上に周りの反応がすごくて、それで「あっ、すごいタイトルを獲ったんだな」って実感しました(笑)。もちろんうれしかったですけど、優勝するまでは目の前の一走一走に集中して淡々と仕事をして、その結果、優勝してっていう…。走っている本人はいつもと変わらない感じでした(笑)。
獲った後はF休みだったので、6箇所くらいトークショーに行って報告会をしてきました(笑)。ファンの方がたくさん祝福してくれてうれしかったです。

  • レディースチャンピオンが福岡で初開催

福岡の女子のビッグレースは(2021年の)クイーンズクライマックス以来です。レディースチャンピオンは初めての開催で、その大会に出場できることはうれしいですね。
やっぱり福岡は水面のアドバンテージはあると思います。1マークは水面が良くてもうねりがあったりするので。得意というか走り慣れているというだけかもしれないですけど、絶対的に苦手意識を持っている人はいます。なので何ならめちゃくちゃうねっててほしいですもん(笑)。
3場の中ではやっぱり一番地元感があります。福岡は出走回数も1着数も一番多いレース場ですから。今年は福岡を2回走って優勝戦に乗っているのですが、よく優出できたなっていうエンジンでした。走り方とか相性とかで勝ち上がったような感じですね。だからレディースチャンピオンではいいエンジンを引けると思っています。そろそろ…ですね(笑)。でもどんなエンジンを引いても、調整は頭に入っています。

  • 一番獲りたい大会

レディースチャンピオンは一番獲りたい大会なんです。やっぱり勝率上位の人、実力がある人が出る大会じゃないですか。クイーンズクライマックスは賞金なので、正直、走ったモン勝ちみたいなところもありますので。勝率上位の選手の中でのナンバーワンになりたいです。歴史もある大会ですし。「稼ぎたい」より「勝ちたい」と「強くなりたい」。その気持ちが強いです。デビューしてから「稼ぎたい」で走ったことはないかもしれません。
もちろん、クイーンズクライマックスに出場することも目標です。今年はフライング休みがありましたが、レディースオールスターの優勝のおかげで、何とか上位にいることができています。12人に残るっていうのはもちろんなんですが、今年の年末は蒲郡なので。大みそかにナイターっていいじゃないですか(笑)。蒲郡にはガマ嶋万記(長嶋万記の異名)がいますが、それを奪ってガマ邉優美になります(笑)。

「渡邉優美が獲るべき大会」 そんな強い気持ちを持って走りたい。
  • 地道な努力の積み重ね

デビューした頃は、ほんとにクビになりそうな勢いでした(笑)。体重も重かったし、水神祭もめっちゃ遅かったですし、よく成長できましたね(笑)。(元レーサーの)打越晶さんは、私のデビューした頃をよく知ってるんですが「あんな下手くそやったのに、強くなったね~。頑張ったね~」ってよく言われます。長嶋万記さんには「優美ちゃんはデビューした頃から楽しそうだった」って言われました。怒られて泣くことも多かったですけど、根性はありました(笑)。
でも私の同期(105期)は結構そういう人が多いです。磯部誠とか塩田北斗とか佐藤翼とか。みんな努力派だと思います。

  • ポンコツ会は義務教育

成長するかどうかって、環境の影響とかがめちゃくちゃ大きいと思うんですよね。デビューした頃は、ずっと日高さんを見て育っていましたし。
ポンコツ会はいろいろな個性あふれる人がいますけど、レース場に入ったらみんなスゴいんです。仕事に熱心だし熱いし、オンとオフの切り替えがスゴいんです。いろいろな考えを持っていて。私もそういうタイプだったので、呼ばれた時にすんなりと違和感なく入っていけたんだと思います(笑)。ポンコツ会は若手選手に対して、義務教育にした方がいいくらいだと思っています。
やっぱり「人」だと思います。いろいろな人といろいろな話ができますしね。“ノミュニケーション”で育ちました(笑)。

  • 昨年オールスターでSG初出場

その選考期間にかかる期別勝率で、めっちゃA1級の勝負駆けだったんですよ。ファン投票よりもそっちが先でした(笑)。
正直、SG感はあんまりなかったです。出場メンバーが若手も多かったし、地元の芦屋だし、西山貴浩さんや篠崎仁志さんもいるし。SGなんですけど、リラックスできていました。
水神祭をしたかったんですけど、それを壁とは思いませんでした。エンジンの割には頑張れたかなっていうのは感じました。私は初出場初優出、みたいなスター性はないので、最初はまあこんな感じなのかなと。でも雰囲気には慣れましたし、レディースチャンピオン前のオーシャンカップがすごく楽しみです。ずーっとSGやGIを走れるようになりたいです。
昨年はオールスターの後、ダービーにも出場させてもらったんですが、雰囲気がオールスターとは全然違いましたね。みんな勝率を持ってる人ばかりだし。優勝した峰竜太さんにも教えてもらいましたが、石野貴之さん、馬場貴也さんにもいろいろとお世話になりました。
今はまだ結果を出せるような状態ではなくて経験値を積んでいる段階ですけど、「何年か後の渡邉優美は買いですよ」って思ってもらえる準備をしています(笑)。

  • “初”弟子を持って

神里琴音ちゃんが弟子になりましたけど、私自身がやっていることはあまり変わってないですね。練習に行く日は増えましたけど。まあボートに乗るのが好きなので(笑)。しかも今、訓練担当(=練習の担当責任者みたいなポジション)になったんですよ、5月から。自分の練習もできるので、それについてきてくれればって感じです。自分からガンガン教えていくタイプではないので、分からないことを聞いてくれれば、それに答えるって感じです。それは琴音ちゃんも同じで、目標を持って走ってもらえたらと思います。

  • オンとオフ

私はオンとオフがほんとにはっきりしたタイプ。レース場では集中しすぎるくらい。プライベートでは家族がみんなすごく仲いいんですが、美容師や飲食店をやっているので、みんなソトヅラがいいです(笑)。よく一緒に飲みに行ったりするんですが、仕事の話を一切しないし聞かないんですよ。それがいいと思います。うちのお父さんは、たぶんポンコツ会に入れます。だって林恵祐さんとめっちゃ気が合ってましたから(笑)。

  • 地元ビッグレースに向けて

レディースチャンピオンが福岡って決まった時は、絶対に勝率ナンバーワンで行って、ドリーム1号艇に乗って、それで優勝したいっていうのを思い描いていました。SGやGIを走って勝率を落として7点を超えることができなくて、ギリギリドリームみたいな感じになってしまいました(笑)。でもそこはランクの高い記念を走れて成長できたと思って。
渡邉優美が獲るべき大会だと思っています。そんな強い気持ちを持って臨みたいです。私が一番獲れると思っていますし、チャンスしかないと思っています。ドリーム戦からイメージがめちゃくちゃできています。優勝を目指して一走一走、集中して走ります。

引用元:渡邉優美が断言!「ポンコツ会は義務教育にした方がいいくらいだと思っています」 | ボートレース(競艇)【マクール】

【PGI事前情報】大みそ日に雌雄を決する群雄割拠の女王決定戦/蒲郡クイーンズクライマックス

【PGI事前情報】大みそ日に雌雄を決する群雄割拠の女王決定戦/蒲郡クイーンズクライマックス
12/11(水) 23:53配信

浜田亜理沙/ボートレース(競艇)

女子賞金ランキング上位12人で争うクイーンズクライマックス。今年の舞台は蒲郡。大会史上初のナイター開催で、文字通り2024年の大トリを飾るレースとなる。今年も賞金トップをけん引した遠藤エミが夏・冬で頂点に立つのか、浜田亜理沙の連覇か、地元選手の躍進か、白熱の大みそ日決戦となりそうだ。
舟券直結データでクイーンズクライマックスを大攻略

DATA1 ターン力ランキング
トップは川野芽唯。レディースチャレンジカップ優勝戦で道中逆転の末、年末の出場権を自力で獲得した。あの旋回を見ると今回出場選手でターン力トップも納得だ。2位タイの浜田亜理沙や渡邉優美は、道中の逆転が本当に多く、先頭を追い抜くことも珍しくない。また、スピードクイーンメモリアルの選考でもレース場1位のタイムをいくつも記録している。
DATA2 イン1着時の2着傾向
クイーンズクライマックスに出場する選手の2着傾向は、かなり偏りがある。①-②タイプの中でも、渡邉優美の50.0%は全選手の中でも上位に入るほどの占有率。細川裕子、西橋奈未、藤原菜希、川野芽唯も40%を超えているので、舟券的には絞って勝負できる。一方、浜田亜理沙や平高奈菜は数少ない①-③タイプ。そして以前は圧倒的な①-③タイプだった海野ゆかりが最近①-②の方が多いことは情報のアップデートが必要だろう。
DATA3 仮想AIスリット
トライアル初戦のメンバーで、枠なりを想定した仮想AIスリット。11Rは三浦永理がインからしっかりスタートを踏み込んでも、中へこみになる可能性が高いとAIは見ている。カドから平山智加が仕掛けるか、さらに外の藤原菜希がかましていくのか。12Rは遠藤エミと渡邉優美はしっかり踏み込むが、細川裕子が若干立ち遅れそう。こちらもカドから西橋奈未、さらに宇野弥生の攻めがスリット隊形のカギを握りそうだ。
DATA4 展示コンディションデータ
各選手の展示タイムの平均は6.70台後半~80前半が多いが、蒲郡ではこの冬は6.60前後も出ているので、本番ではそれを加味したうえで参考にしたい数値だ。注目したいのはコース別の1着率。まずイン戦最高は藤原菜希の73.3%。70%超は7人いて、大きな差ではないが、60%を切っているのは細川裕子のみ。やや波乱含みと言えるだろう。2コースの最高はこちらも藤原菜希で37.9%。遠藤エミ、細川裕子も30%オーバー。3コースの最高は25.2%の西橋奈未。鋭いハンドルで沸かせるシーンが多い。遠藤エミ、渡邉優美、宇野弥生、川野芽唯、海野ゆかりが20%を上回っている。カドが見込める4コースはスタートが早い宇野弥生が25.1%でトップ。三浦永理、浜田亜理沙、藤原菜希も得意としている。一気に1着率が落ちる5コースは14.1%の細川裕子が最高値で、藤原菜希~西橋奈未・浜田亜理沙と続く。大外はこのクラスでも苦戦必至。三浦永理の6.6%が最高で、遠藤エミ、宇野弥生、藤原菜希が5%超え。こうしてみると、藤原菜希の総合力の高さが光るが、大一番ではどうなるだろうか。

引用元:【PGI事前情報】大みそ日に雌雄を決する群雄割拠の女王決定戦/蒲郡クイーンズクライマックス(マクール) – Yahoo!ニュース

渡邉 優美選手の過去戦績

渡邉 優美選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2009年11月20日第4回 マリンテラスあしやカップ 〜三つ巴戦〜芦屋一般デビュー
2011年7月9日第11回 LLC杯・オール女子戦桐生一般初勝利
2014年12月9日第47回 サンケイスポーツ杯・G3オールレディース桐生G3初優出
2015年8月4日第29回 レディースチャンピオン丸亀G1G1初出走
2015年8月7日第29回 レディースチャンピオン丸亀G1G1初勝利
2016年1月11日第12回 夢の初優勝男女W決定戦大村一般初優勝
2021年8月10日第35回 レディースチャンピオン浜名湖G1G1初優出
2022年3月8日第10回 楽天銀行杯芦屋一般通算500勝達成
2023年5月23日第50回 ボートレースオールスター(笹川賞)芦屋SGSG初出走
2024年5月24日第51回 ボートレースオールスター(笹川賞)多摩川SGSG初勝利

2009年11月20日に芦屋競艇場で17歳の時に初出走を飾ると、デビュー戦ではコンマ07の素晴らしいスタートを切ったものの、手厳しいプロの洗礼にあって残念ながら6着という結果で終わり、2011年7月9日にはデビューから195走目で初勝利

そして、デビューから6年1か月後の2016年1月11日に大村競艇場で開催された「一般・第12回 夢の初優勝男女W決定戦」で悲願の初優勝を果たしました。

G1競争で見ると、2015年8月に丸亀競艇場で開催された「第29回 レディースチャンピオン」でG1初出走G1初勝利を達成しています。

この勢いはSG競争でも衰えることなく、2023年5月23日にデビュー水面と同じ芦屋競艇場で開催された「第50回 ボートレースオールスター(笹川賞)」でSG初出場、そして1年後の2024年5月24日に多摩川競艇場で開催された「第51回 ボートレースオールスター」でSG初勝利を飾りました。

渡邉 優美選手は2016年前期に初めてA級に昇級すると、2017年後期~2018年前期にかけてB1級へ降級をゆるしたこともありましたが、2018年後期にはA2級へ再昇級を果たすと、2021年後期からはずっとA1級を維持しており、約6年以上の長きにわたってA級を維持するほどの素晴らしい成績の持ち主です。

2023年前期には優出6回・優勝2回という好記録を残して、自己最高勝率7.26を記録
今後の活躍に期待が大きくなるとともに、まだ未達成のG1初優勝・SG初優出のニュースを聞きたいところですね。

出典:艇国データバンク

渡邉 優美選手のレディースオールスター出場歴

渡邉 優美選手は、2022年から2024年に開催された「G2・レディースオールスター」に3年連続で出場しています

年度開催回数開催場選出順位獲得票数
2024年第9回大会宮島12位9,367票
2024年第8回大会びわこ6位8,559票
2023年第7回大会蒲郡25位4,824票
2022年第6回大会桐生22位4,164票
2021年第5回大会芦屋圏外
2020年第4回大会鳴門圏外
※委員会推薦で出場(54位)
1,913票
2019年第3回大会児島圏外
2018年第2回大会びわこ圏外
※予備選手(61位)
1,067票
2017年第1回大会宮島圏外


2021年に優出15回・優勝4回という自己ベストの好成績を記録するまではずっと60位圏外で予備選手にすら入ることができませんでした。
しかし、2022年以降は現在まで4大会連続出場を果たしており、ファン投票の獲得票数も年を重ねるごとに増え続けて、2023年からはトップ25に入るほどの人気を誇っています。

2024年2月にびわこ競艇場で開催された「第8回 レディースオールスター」ではファン投票で8,559票を獲得して6位で出場枠をゲットすると、勢いそのままにレディースオールスター初制覇を果たし、初めてG2競走で優勝しました。

さらに、3か月後に開催された第9回大会では選出順位こそ12位に落としましたが、9,367票を獲得。
この獲得票数は初めて選出された2018年の第2回大会の約8.8倍近い得票数で、過去最も多い票数を獲得して、出場権を手にしています。

レディースオールスター(LAS)に出場するための条件は、実力や成績に関係なく、ファン投票による得票数が多いこと。

2020年までの渡邉 優美選手のように、目立つ戦歴やタイトルがない、グレードレースで普段は見られないような女子レーサーにとっては出場さえ難しいこともありますが、一方で2021年の活躍以降は出場選手の常連になったように、その選手の活躍度が如実に表れるバロメーターのような大会なのです。

ちなみに、初めての出場を果たした2020年の「第4回 レディースオールスター」では、5日目に1コースからの出走で勝ち星をあげて、SG優出者の倉持 莉々選手や同大会を2回制している守屋 美穂選手にも先着しました。

レディースオールスターに選出される=人気の高さがよくわかるエピソードです。

渡邉 優美選手がボートレーサーを目指したきっかけ

渡邉 優美選手が「ボートレーサーになろう」と思ったきっかけは、小学生の頃
ボートレースを愛する父親から『将来、競艇選手になったらどうだ?』と勧められたことでした

しかし、当時は『全くレースを見たことはなかった』時期であったため、その頃から父親に連れられて、地元・福岡競艇場で一緒にレースを観戦しに出掛けることが増えていったと言います。

何度も競艇場に足を運ぶうちに、ボートレースに興味を持つようになっていき、中学校に入学する頃には『ボートレーサーになりたい!』と思ったことから、お父さんとの幼少期の思い出が将来の夢へと繋がったようです。

そして、中学校3年生の冬にボートレーサー養成所の入所試験を受験すると、倍率10倍を軽く超える難関を見事に1度で合格して、中学校卒業後の2008年5月に晴れて104期生として入所を果たしました。

入所した当初は、104期生として2009年春にデビューする予定でしたが、渡邉 優美選手は予想だにしないアクシデントでデビューを半年遅らせることになります。

そのアクシデントというのが、入学後の初期訓練のときに右手親指の腱(けん)を切るほどの大怪我を負ったことです。
大ケガの影響により、105期への編入を余儀なくされた渡邉 優美選手は、2009年秋にリーグ勝率6.11(女子5人中トップの成績・準優出6回・優出2回)という優れた成績で卒業し、2009年11月に17歳の若さでボートレーサーとしてデビューを飾りました。

ちなみに、渡邉 優美選手のお父さまは福岡市内で美容院・BEER(ビール)を経営しており、現在も現役の美容師として働いています。
近年は、渡邉 優美選手が出演するYouTube動画やトークショーなどでも話題にあがるほど個性あふれるお父さまで、娘と同じくビールが好きな酒豪だそうです。

渡邉 優美選手いわく『(お父さんや家族とは)よく一緒に飲みに行ったりするんですが、仕事の話を一切しないし聞かないんですよ。それがいいと思います。うちのお父さんは、たぶんポンコツ会に入れます。だって林 恵祐さんとめっちゃ気が合ってましたから(笑)。』というほど。

ボートレース福岡の公式YouTubeチャンネルで公開されている『ニシヤマの部屋』に出演した際はお父さんの名前が“ヒロシ”であることをポンコツ会の面々から暴露されており、しっかりと認知されて話題になっていることから、接客業を長年務めていることもあってユーモラスなお父さまであることは確かなようです。

ボートレーサーをなろうと思ったきっかけは?

父がボートレースを好きだったので、勧められました。私はそれまで全くレースを見たことはなかったのですが。中学3年生のときにやまと学校(現・ボートレーサー養成所)を受験して、一発合格しました。

引用元:デビューは17歳!根性なら誰にも負けない/渡辺優美 – ビューティフル・ボートレース – ボート : 日刊スポーツ

無知なネコ

男女が一緒に戦える競技手ところに魅力を感じて選手になるレーサーは多いよね!

おなご

そうだね。
それがきっかけで選手を目指したのが野田 彩加選手・安井瑞紀選手だけど、勝浦 真帆選手・松田 真実選手もボートレースの魅力として同じことを挙げているよ!

渡邉 優美選手が行っている慈善活動

渡邉 優美選手の実家は福岡市内で美容院を経営していて、お父様は現役の美容師として働いています。

そして実家で経営している美容院の店名は“BEER(ビール)”といい、親子・親戚ともにビールが好きという理由からそう名付けたそうです。
この店名をはじめて聞いた人の中には「お酒屋さんか、居酒屋さんかな?」と思われる方も多いと思いますが、れっきとした美容院なので覚えていてくださいね。

その影響もあって、渡邉 優美選手はこれまでに“髪”に関連する慈善活動を25歳の時と2022年4月に2度行っています
もともとはお父さまが美容室を経営していることで知った活動だそうですが、渡邉 優美選手が行っているのは、病気や怪我によって髪の毛を失った全国の子供たちに、完全オーダーメイドの人毛による医療用ウィッグをプレゼントする『ヘアドネーションプロジェクト』という活動です。

渡邉 優美選手は、この活動をはじめた時のきっかけを次のように話しています。

髪の毛を寄付しようと思ってベリーショートにしたとき、イメージを変えるために染めたんです。髪が伸びたら30センチ切って寄付するということで、寄付したのはこれが2回目です。家が美容院なので知ってたんですが、ただ切るだけより何かの役に立てたならいいなって感覚です。

引用元:女子ボートレーサーたちの“6styles” 渡邉優美選手|ツヨカワ女子レーサー|Let’s BOAT RACE

この活動で自分がすることは、自身が伸ばしてきた31cm以上の長さの髪の毛を、この活動に賛同している理美容室でカットしてもらい、切った髪の毛を適切な方法で活動団体に送るというもの。
※カットについては、賛同している理美容室以外でも可能ですが、通常のカットよりも作業手順が増えるため、事前に行きつけの美容室や美容師さんによく確認したうえ、相談をしてからカットを行うように注意書きがされています。
※女の子用のウィッグを製作するためには40cm~50cmほどの長さが必要となる場合も多いといいます。

31cm以上の髪の毛を寄付するという行為は、文字にすると簡単に感じるかも知れません。
しかし、31cmを切ってもショートカットになるくらいの長さというのは完全なロングヘアで、あくまで渡邉 優美選手の場合ですが、伸ばすまでは4年以上の長い月日を要します

夏の暑い日も、髪が邪魔だと思っても、伸ばし続けることが必要になり、劇的なイメージチェンジもできません…

そのうえ、日本で『ヘアドネーションプロジェクト』を代表的に行っている団体は3つしかなく、そもそも活動自体を知らないという人も多いのではないでしょうか。
代表団体といわれる3つは次のとおりです。
※各団体の詳細や団体別の条件については、ホームページを参考になさってください。

毎年約2,500名の子供たちが新たに発症し、現在も16,000名近くの子供たちが闘っているという小児がん。
治療による苦痛のほかにも、抗がん剤や放射線治療によって髪の毛が抜けるなど、精神的なケアも重要となってくる病気です。
2009年以降、これらの団体では、小児がんやその他の疾患、先天性および心因性の脱毛症・無毛症、不慮の事故、その他様々な理由により髪を失ってしまった日本中の18歳までの子供たちを対象に、人の毛の毛を集めて、自然な完全オリジナルの医療用ウィッグを製作してプレゼントをするという活動を行っています。

もし興味を持たれた方がいましたら、ぜひ活動に賛同してみてはいかがでしょうか。
渡邉 優美選手がこのような活動をしていることで、病と闘う子供たちが勇気づけられるきっかけになったなら、それはとても素晴らしいことですよね。

  • Hair donation short movie by hero.
出典:RYU PROJECT
無知なネコ

ロングヘアの渡邉 優美選手も素敵だけど、こういう活動をしているって知ったら、ショートヘアもまた違った魅力があるね♡

おなご

こんなに強いレーサーが寄付してくれた髪で作ったウィッグを被れたら、病気と闘う子供たちにとっても勇気を与えられそうな気がする!!

渡辺優美が決意!?のヘアカット「失恋ではないです。まだ始まってもいません(笑い)」/尼崎

渡辺優美が決意!?のヘアカット「失恋ではないです。まだ始まってもいません(笑い)」/尼崎
[2022年7月11日17時38分]

ヘアードネーションをした渡辺優美が優出を目指す

<尼崎ボート>◇3日目◇11日
渡辺優美(29=福岡)が髪の毛をばっさりカット。雰囲気が大幅に変わった。「失恋とかではないですよ。まだ始まってもいません(笑い)」とリップサービス。真相は「伸ばしていた髪を寄付しました」とのことだ。
ヘアードネーションという活動があり、伸ばした髪の毛を医療用ウィッグとして寄付するもの。「25歳の時に1回目をやって、4年たって2回目です。病気で髪の毛が抜けた子どもたちのウィッグになります。本物の方がいいらしいので、せっかくなので伸ばしていました」と、医療関係に少し貢献。意外な一面を話した。
そんな渡辺は4日目、準優12R4枠に乗る。駆る7号機は「何となくバランスが取れて、全体的にいいです」と笑顔。フライング1本持ちだが、軽快に水面をショートカットして優出を果たす。
引用元:渡辺優美が決意!?のヘアカット「失恋ではないです。まだ始まってもいません(笑い)」/尼崎 – ボート : 日刊スポーツ

渡邉 優美選手の師匠は中渡 修作選手

渡邉 優美選手の師匠は同じ静岡支部所属、77期の中渡 修作選手です。

名前
(フリガナ)
中渡 修作
(ナカワタリ シュウサク)
登録番号3804
生年月日1974年3月28日
身長160cm
体重56㎏
血液型A型
支部福岡
出身地鹿児島県
登録期77期
級別B1級

中渡 修作選手は一般戦を中心に活躍を続けるB1級選手です。

2021年1月に配信されたボートレース芸人・「怪獣」すーなか氏のYouTubeチャンネルでは“世渡修作”の異名が披露され、スタートが早いことから2着・3着を取るのが上手い世渡り上手』と紹介されているほどのベテランレーサー。

また、すーなか氏によれば『中渡選手が出るレースは荒れる』『どんな状況であれ、2着取りとか3着取りが上手なんや』と太鼓判を押しており、レースによっては大万舟も狙えることから、穴狙いのファンにとっては注目の選手でもあります。

2014年2月に若松競艇場で開催された「一般・中間市行橋市競艇組合施行44周年記念競走」以来、優勝から遠ざかってはいますが、全盛期の2003年~2005年には3年間に優勝6回・優出22回。
世渡修作”の異名を証明するように、2連対率の自己最高値は48.6%・3連対率は65.1%という数値を記録しています。

1995年のデビューから選手生活は29年を数えているものの、成績についてはB1級へ降級した2023年を目途に右肩下がりで低下している状況です。

デビューから1年間7か月が経過した195走目にしてやっと初勝利を果たし、初優勝まで6年1か月という長きにわたってなかなか芽が出なかった遅咲きの弟子に寄り添って、支え続けた中渡 修作選手という師匠がいたからこそ、今日の渡邉 優美選手の活躍があるのでしょう

  • 【2000倍】年に1回あるかないかの高配当を目撃
出典:ボートレース芸人すーなかチャンネル
登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が通算1,000勝達成!

登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が通算1,000勝達成!

2020/02/10
令和2年2月10日(月)、ボートレース芦屋「4Kソリューションカップ」1日目第7レースにおきまして、 登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が1コースから見事な逃げを決め、通算1,000勝を達成しました。
これを記念し、ボートレース芦屋より、功労賞として芦屋町の伝統工芸品「八朔の馬」が贈呈されました。
中渡 選手の今後益々のご活躍を期待しております。
 
中渡 選手コメント
「地元芦屋で1,000勝出来てうれしいです。これからも1走1走頑張りますので、応援よろしくお願いします。」

引用元:登録第3804号 中渡 修作 選手(福岡)が通算1,000勝達成! | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

中渡修作が1000勝「走ってきた積み重ね」/芦屋

中渡修作が1000勝「走ってきた積み重ね」/芦屋

[2020年2月10日20時37分]

芦屋初日7Rで逃げて通算1000勝を達成した中渡修作

<芦屋ボート>◇初日◇10日

中渡修作(45=福岡)が通算1000勝を達成した。2Rで3着だった後、7Rはイン戦。コンマ07のスタートを決めて、バックで後続を突き放した。

デビューして25年目にしての区切りの勝利。「走ってきた積み重ねです。今後も1走1走頑張りたい」と今後を見据えた。

引用元:中渡修作が1000勝「走ってきた積み重ね」/芦屋 – ボート : 日刊スポーツ

中渡 修作選手の過去戦績

中渡 修作選手の主な戦歴は以下のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
1995年(タイトル不明)不明一般デビュー
不明(タイトル不明)
※1997年5月1日以前と推測されるため、詳細不明
不明不明初勝利
不明
※デビューから10か月後
(タイトル不明)
※1997年5月1日以降はじめての優勝は1997年5月22日に丸亀競艇場で開催された「G3・’98新鋭リーグ 第8戦」
不明不明初優出
不明
※デビューから1年6か月後
(タイトル不明)
※1997年5月1日以降はじめての優勝は1998年6月10日に桐生競艇場で開催された「G3・第32回 東京中日杯争奪・98新鋭リーグ 第9戦」
不明不明初優勝
1999年1月26日第13回 新鋭王座決定戦競走住之江G1G1初出走
1999年1月27日第13回 新鋭王座決定戦競走住之江G1G1初勝利
2005年3月5日一般競走徳山一般通算500勝達成
2020年2月10日4Kソリューションカップ芦屋一般通算1,000勝達成

中渡 修作選手は1995年に初出走を飾ると、わずか10か月で初優出を果たし、デビューから1年6か月後には初優勝までを達成しています。

そして、2020年2月10日に芦屋競艇場で開催された「一般・4Kソリューションカップ」で選手生活25年目にして通算1,000勝を達成しました。
達成当時、中渡 修作選手は『走ってきた積み重ねです。今後も1走1走頑張りたい』と語っています。

G1競争で見ると、1999年1月に住之江競艇場で開催された「第13回 新鋭王座決定戦競走」でG1初出場にしてG1初勝利を果たしました。

2007年前期まではずっとA級を維持していたものの、2007年後期から2010年後期までB1級に降級していましたが、2011年前期以降はA2級からB1級を行き来し続けており、2023年以降はずっとB1級から抜け出すことができず、この頃を目途に成績は右肩下がりで低下している状況です。

中渡 修作選手と同じ77期には、現在もA1級で活躍する石田 章央選手(3811)と愛知支部の新支部長に就任した佐藤 大介選手(3813)をはじめ、田中 豪選手(3792)・一宮 稔弘選手(3788)・金子 貴志選手(3814)・五反田 忍選手(3801)がいます。

出典:艇国データバンク

渡邉 優美選手の弟子は神里 琴音選手

渡邉 優美選手の弟子は同じ福岡支部所属、128期の神里 琴音選手です。

名前
(フリガナ)
神里 琴音
(カミザト コトネ)
登録番号5203
生年月日2004年6月16日
身長152cm
体重44㎏
血液型O型
支部福岡
出身地沖縄県
登録期128期
級別B1級

神里 琴音選手は一般戦を中心に活躍を続けるB1級選手です。
最近ではそのハイトーンの萌えボイスと初々しい雰囲気、そしてクセが強めなキャラクターが相まって、可愛くて応援したくなることから人気が急上昇している注目選手。

弟子入りした経緯としては、2021年の10月に芦屋競艇場で開催された「G3・オールレディース マクール杯」で一緒の斡旋になった際、『渡邉 優美選手にいろいろと教えてもらって、とても優しくて人柄も良くて、レーススタイルもかっこ良かった』ことが弟子入りのきっかけだったそうです。

シリーズ終了後に神里 琴音選手が『話があるんですけど』と、カフェに渡邉 優美選手を呼び出して“告白”のような弟子入り志願をしたエピソードが明かされています。

神里 琴音選手

あのぉ…師匠になってください♡

渡邉 優美選手

(いつ言ってくるんだろう…ドキドキ)
いいよぉ♡

渡邉 優美選手に弟子入りした動機としては『教え方や人としても尊敬しており、ポジティブな考え方なども良いと思って、この人に付きたいと思ったからです』と語っていました。

神里 琴音選手は今後の目標について『師匠のようにターンも速くて、まくりもできる選手になって、レースを楽しめるようになりたいです』と話しており、師匠を目標としていることがうかがえます。

さらに、渡邉 優美選手と神里 琴音選手はプライベートでも仲が良いようで、実の姉妹のような間柄なんだとか。
YouTube動画では微笑ましいおふたりのかけ合いから、良好な師弟関係が見て取れます。
カッコイイ師匠と可愛い弟子の組み合わせは自然と応援したくなる組み合わせですね!

渡邉 優美選手は特に“モーター”や“プロペラ調整のアドバイス”などは熱心に教えているようです。
師匠になってからの変化を問われた際には次のように語っています。

『弟子ができたことでやることは増えましたね。一緒にプロペラを叩いたり、練習したり……。どんな師匠になりたいかですか? う~ん、そういうのを言葉にするのは難しいんですけど、“ついていきたい”って思ってもらえるような師匠になりたいですね。人に何かを伝えるのは苦手なほうなので、(見て学んでもらう)お手本になれたらいいですね。自分に教えられることはすべて教えられたらいいなって思っています。神里ちゃんのほうから(師匠になってくださいと)言ってきてくれたんですけど、“師匠になったからには”できることは全部やりたい感じです』と話していました。

引用元:女子ボートレーサーたちの“6styles” 渡邉優美選手|ツヨカワ女子レーサー|Let’s BOAT RACE

出典:ボートレース福岡
たくさん先輩がいた中で、その渡辺選手を師匠に選んだ経緯は。

「競走で一緒になったときに、いろいろと教えてもらって。とても優しくて人柄も良くて、レーススタイルもかっこ良かったので弟子入りをお願いしました」

今では渡辺選手とはプライベートでも一緒に出かけたりするとか。

「休みが一緒のときは食事に行ったり、どこか出かけたり。私は12歳も下なので、すごく優しくしてもらってます。この前は一緒にいちご狩りに行ってきました。この後は、『レゴランド』へ愛知まで行く予定です」

お姉さんのような存在なんですね。競走に関してはどんなアドバイスを受けていますか。

「いつもレースを見てもらって、たくさんアドバイスをもらいますが、今は『スピードがない』とか『踏み込めてない』とか『やりすぎ』とか。ダメな部分が多いです」

最後に今後の目標は?

「師匠のようにターンも速くて、まくりもできる選手になって、レースを楽しめるようになりたいです」

引用元:【ボートレース】<素顔のクイーン>神里琴音 沖縄出身・128期最年少の18歳、師匠は渡辺優美 – スポーツ報知

おなご

やっぱりこんなにあどけない神里 琴音選手に告白されちゃったら、渡邉 優美選手も二つ返事で受け入れちゃうよね♡

無知なネコ

この喋り方とキャラクターは反則でしょ!
動画を見ているこっちまで笑顔になっちゃんだから♪

  • 絶好調!渡邉優美選手に色々聞いてみた。【クイーンズクライマックス特番】
出典:ボートレース福岡
  • 【福岡のかわいい後輩をご紹介♥】渡邉優美が神里琴音&松尾怜実と登場!!グルメもレディースも福岡が最強ばい!!|ぼ~っと女子バナ日和#33|女子レーサー|ボートレース
出典:レディースインフォメーション
  • 沖縄からの新風登場!福岡女子のガールズトークSP【川野芽唯・渡邉優美・神里琴音】
出典:【あしやんTV】 ボートレース芦屋 YouTube チャンネル
  • 【蒲郡】勝ガマレギュラー候補・本田愛との連携プレーで神里琴音の魅力を120%引き出した神回【勝ガマ】
出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル
【ボートレース】<素顔のクイーン>神里琴音 沖縄出身・128期最年少の18歳、師匠は渡辺優美

【ボートレース】<素顔のクイーン>神里琴音 沖縄出身・128期最年少の18歳、師匠は渡辺優美

2023年5月1日 8時0分スポーツ報知

18歳の神里。キュートな笑顔からは想像ができぬほど、アグレッシブなレースを見せることも

神里琴音(18)=福岡支部・128期=は沖縄出身のレーサー。16歳のときに一人で故郷を離れ、福岡の地でボートレーサーとしてのプロ生活をスタートした。同期最年少。キュートなボイスが魅力でまだあどけなさが残るが、ボートに乗れば一変。攻めのスタートから一撃が魅力の選手だ。すでにそのギャップに魅せられるファンは少なくない。今後、注目を集めるであろう、期待の女子レーサーに話を聞いた。

沖縄の中学校では硬式テニス部で活躍していましたが、ボートレーサーを知ったのはいつ?

「中学2年のときにテレビで見て興味を持ちました。もともとスポーツが好きで、両親も職業としていいねと言ってくれました」

養成所の試験を一発合格。養成所での生活、訓練はどうでしたか。

「生活は規律正しく、訓練も厳しかったけど、全てが初めての経験だったので楽しかったです」

リーグ戦では2度優出。勝率は6.09で、女子では2番目の好成績でした。

「最初はぜんぜん周りに追い付かなくて、班別試験のときはいつもドキドキでした。最後の方は成績が良くなったけど、自分ではもう少し頑張れたかなと思います」

養成所を卒業してプロデビューですが、当時はまだ16歳。たった一人で故郷の沖縄を出ることに不安はなかった?

「心配で仕方なかったです。最初は北九州の折尾に引っ越したんですけど『本当に一人で今後の生活はもちろん、選手としてもやっていけるのか』って不安で不安で。でも、先輩たちが優しく助けてくれたおかげで何とかなりました。(渡辺)優美さんに弟子入りしてからは引っ越して、今は博多に住んでます」

たくさん先輩がいた中で、その渡辺選手を師匠に選んだ経緯は。

「競走で一緒になったときに、いろいろと教えてもらって。とても優しくて人柄も良くて、レーススタイルもかっこ良かったので弟子入りをお願いしました」

今では渡辺選手とはプライベートでも一緒に出かけたりするとか。

「休みが一緒のときは食事に行ったり、どこか出かけたり。私は12歳も下なので、すごく優しくしてもらってます。この前は一緒にいちご狩りに行ってきました。この後は、『レゴランド』へ愛知まで行く予定です」

お姉さんのような存在なんですね。競走に関してはどんなアドバイスを受けていますか。

「いつもレースを見てもらって、たくさんアドバイスをもらいますが、今は『スピードがない』とか『踏み込めてない』とか『やりすぎ』とか。ダメな部分が多いです」

まだまだ厳しいレースも多いですが、それでも3月大村、児島と続けて1勝を挙げました。少しずつ勝ち星も増えています。プロになって日々充実かと。

「走る位置や、道中もまだまだ。今は覚えることが多くて余裕がないし、成績も良くないのでまだレースを楽しめてないですね。でも、最近は4、5コースが好きで、まくり差しとかできるようになってきました」

最後に今後の目標は?

「師匠のようにターンも速くて、まくりもできる選手になって、レースを楽しめるようになりたいです」

 ◆神里 琴音(かみざと・ことね)
2004年6月14日、沖縄・南風原(はえばる)町生まれ、18歳。南星中学校では硬式テニス部で活躍した。福岡支部の128期生として2021年5月芦屋でデビュー。同年8月宮島で初勝利。特技はテニスだが、スポーツ全般が得意。趣味は海釣り、ショッピング。知り合いの船に乗り、イカや太刀魚を釣ってさばいて食べることが楽しみ。152センチ、46キロ、血液型O。現在、からつG3オールレディースに出場中。

引用元:【ボートレース】<素顔のクイーン>神里琴音 沖縄出身・128期最年少の18歳、師匠は渡辺優美 – スポーツ報知

ボートレーサーに聞いてみた・神里 琴音選手

・ボートレーサーになる前

所属していたクラブは?

硬式テニス部に所属していました。

ボートレースを知ったきっかけは?

中学2年生の時にテレビで知りました。

ボートレーサー募集を知ったきっかけは?

親が教えてくれました。

ボートレーサーを目指したきっかけは?

テレビで知り、興味を持って、やってみたいと思いました。

入所試験を受けると決めたときの家族の反応は?

父は賛成していましたが、母は少し心配していました。

入所試験を受験するにあたり努力したことは?

学科試験の勉強を頑張りました。

ご自身の経験等で、入所試験に活かされたものがあれば教えてください。

スポーツが好きで、たくさん体を動かしていたので、技能では役にたちました。

ボートレーサーを目指した後、不安に感じたことはありますか。また、その不安をどのように解消しましたか。

もしボートレーサー養成所に合格しても、修了できるか分からないし、その後も成績が悪くてレーサーを続けられなくなるかもしれないと不安になりましたが、ポジティブにだけ考えるようにしました。

・ボートレーサーになった後

ボートレーサーになった後、努力したことは?

家でYouTubeなどを見ながらトレーニングしています。

ボートレーサーになってよかったと思う時は?

若い内から仕事に就いているということがよかったと思います。

ボートレーサーとしての5年後、10年後の目標は?

5年後はA級になり、10年後はSGレースに出ることです。

渡邉優美選手の弟子になった経緯を教えてください。

教え方や人としても尊敬しており、ポジティブな考え方なども良いと思って、この人に付きたいと思ったからです。

師匠の渡邉優美選手にはどのようなことを教えてもらっていますか?

最近のプロペラの形やレースの走り方などです。

元最年少レーサーとして苦労した事、得かも?と感じたところはどういうところですか?

苦労した事は思いつかないのですが、得かなと思った事は、先輩が気にかけてくれ、色々と教えてくれたことです。

引用元:ボートレーサーに聞いてみた – 神里 琴音選手 | 新ボートレーサー募集

神里 琴音選手の過去戦績

神里 琴音選手の主な戦歴は以下のとおりです。

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2021年5月24日BTS嘉麻 オープン9周年記念芦屋一般デビュー
2021年8月24日マンスリーBOAT RACE杯 宮島プリンセスカップ宮島G3初勝利

2021年5月24日に福岡支部のホームプール・芦屋競艇場で初出走を飾ると、3か月後にはデビューから46走目で早くも初勝利を達成しました。

まだ初優出・初優勝までは果たせていませんが、A1級の渡邉 優美選手に弟子入りしたことで、今後の活躍に期待が集まる若手のホープです。

2023年前期に初めてB1級に昇級すると、徐々に勝率を上げ続けており、2012年前期以降は13年以上の長きにわたってA級を維持し続けており、本当に少しづつではありますが1着数も次第に増えて、舟券に貢献できる回数も増えてきている状況です。

出典:艇国データバンク
  • 【宮島競艇・水神祭】128期神里琴音選手!僅か17歳46走で水神祭!おめでとう!
出典:でるたまTV〜みんなの競艇〜
  • 師弟対決!神里琴音 スタート決めて渾身のまくり!│BOATCAST NEWS 2023年3月19日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official

同期(105期)の注目選手

渡邉 優美選手の同期である「105期」にはどのような選手がいるのでしょうか。

主だった選手を以下にまとめました。

スクロールできます
登録番号名前支部級別
4566塩田  北斗福岡A1
4573佐藤   翼埼玉A1
4571菅   章哉徳島A1
4579中嶋 健一郎三重A1
4584村岡  賢人岡山A1
4570前田  聖文愛知A1
4575戸塚  邦好東京A2
4583古田  祐貴香川A2
4581吉村   誠静岡A2
4589塩崎  桐加三重B1
4569中澤  宏奈東京B1
  • 塩田 北斗選手(4566)/1987年12月25日生まれ/福岡/A1
  • 佐藤 翼選手(4573)/1988年9月10日生まれ/埼玉/A1
  • 菅 章哉選手(4571)/1988年7月2日生まれ/徳島/A1
  • 中嶋 健一郎選手(4579)/1989年6月23日生まれ/三重/A1
  • 村岡 賢人選手(4584)/1989年12月28日生まれ/岡山/A1
  • 前田 聖文選手(4570)/1988年4月17日生まれ/愛知/A1
  • 戸塚 邦好選手(4575)/1988年9月21日生まれ/東京/A2
  • 古田 祐貴選手(4583)/1989年8月24日生まれ/香川/A2
  • 吉村 誠選手(4581)/1989年7月17日生まれ/静岡/A2
  • 塩崎 桐加選手(4589)/1992年4月20日生まれ/三重/B1
  • 中澤 宏奈選手(4569)/1988年3月19日生まれ/東京/B1

【おまけ】渡邉 優美選手が「104期」で卒業していた場合の同期選手

もしも、渡邉 優美選手が予定通り「104期」で入所していたらどのような同期選手がいたのでしょうか。
主だった選手を以下にまとめました。

登録番号名前支部級別
4545岡村  慶太福岡A1
4544松田 大志郎福岡A1
4547中田  竜太埼玉A1
4546浜田 亜理沙埼玉A1
4561藤山  翔大大阪A1
4556竹井  奈美福岡B1
  • 岡村 慶太選手(4545)/1988年2月8日生まれ/福岡/A1
  • 松田 大志郎選手(4544)/1987年12月5日生まれ/福岡/A1
  • 中田 竜太選手(4547)1988年4月10日生まれ/埼玉/A1
  • 浜田 亜理沙選手(4546)/1988年3月19日生まれ/埼玉/A1
  • 藤山 翔大選手(4561)/1991年2月5日生まれ/大阪/A1
  • 竹井 奈美選手(4556)/1989年7月31日生まれ/福岡/B1

渡邉 優美選手のデビュー戦

渡邉 優美選手のデビューは2009年11月20日
2009年11月20日~25日に芦屋競艇場で開催された一般戦「第4回 マリンテラスあしやカップ 〜三つ巴戦〜」初日の第2レースのことでした。

このレースは「1号艇から5号艇までB1級選手」が配置される新人レーサーにはかなり厳しい番組編成。
2コースには東京支部所属でG1競争にも出走歴のある浦田 信義選手(3226)、4コースカドには福岡支部の先輩で91期のB1級レーサー・柴田 大輔選手(4204)が控える男女混合戦でした。

渡邉 優美選手は大外6コースからの出走で、初戦の新人ボートレーサーであればかなり慎重にスタートするのが一般的ですが、新人ながら驚異的なコンマ07の踏み込んだスタートを切ったものの、プロの洗礼を浴びて6着という苦い結果で選手生活をスタートさせました。

おなご

初出場の新人ボートレーサーはスタートが出遅れるのが一般的なのにコンマ07はすごいよね。

無知なネコ

そう考えると、初戦からスタートを踏み込んだ渡邉 優美選手の度胸は素晴らしいよね!

出典:BOAT RACE公式サイト
出典:BOAT RACE公式サイト

渡邉 優美選手の初勝利

渡邉 優美選手の初勝利は2011年7月9日
2011年7月4日~9日に桐生競艇場で開催された一般戦「第11回 JLC杯・オール女子戦」最終日の第8レースでのできことでした。
デビューから1年7か月、6着が並ぶことも多く、初勝利を掴むまでの期間が長く続いていたため、苦しい状況が続いていた渡邉 優美選手。
しかも、このレースでは登録期が最も若く、勝率も1番低いうえに大外6コースからの出走という不利な状況。
ですが、渡邉 優美選手はここでもコンマ12の思い切った踏み込みでトップスタートを決めると、豪快なまくりを決めて、通算195走目にして初白星を獲得しています。
このレースの3連単413は、59番人気の23,690円(236.9倍)という特大配当でした。
乗りにくい難水面の桐生競艇場で、格上選手を相手に初勝利をあげました。

出典:BOAT RACE公式サイト
出典:BOAT RACE公式サイト
おなご

このレースには現在もA1級で活躍している平山 智加選手も出場しており、出走選手中トップの勝率を保持していたよ!

渡辺優美が2コースまくり! 男女混合戦で初優勝/びわこ

渡辺優美が2コースまくり! 男女混合戦で初優勝/びわこ

[2021年9月16日18時22分]

男女混合戦で初優勝を決めた渡辺優美が、副賞を手に笑顔でガッツポーズ

<びわこボート>◇最終日◇16日

渡辺優美(28=福岡)が2コースからジカまくりを決めた。通算7度目、今年は7月下関以来となる3度目の優勝を決めた。

12R優勝戦は、3枠井上一輝がカドに引いて2対4の隊形。渡辺は内を締める井上を受け止めて、イン繁野谷圭介を一気にまくり切った。「まくりは1年くらい決まっていなかった。これで階段を上れましたね」。前回のまくりは昨年10月12日の徳山。その時も2コースまくりだった。「スタートは全速。外から来られても伸び返せると思っていたし、繁野谷さんよりスリット足がいいので、気持ちに余裕があった」と26号機に感謝した。

男女混合戦での初優勝となった。「やはり違いますね。イン以外での優勝も初めてなのでうれしいです」と満面の笑み。次節は21日からの徳山プレミアムG1ヤングダービー。「ヤングダービーは相性悪いので、やれることをやります。他にもやることはいっぱいありますが、年末まで突っ走ります。その前に、前髪が伸びてきたのでカットしてきます」。5月鳴門で話題を呼んだ、前髪カットの願掛け効果にも注目したい。

引用元:渡辺優美が2コースまくり! 男女混合戦で初優勝/びわこ – ボート : 日刊スポーツ

渡邉 優美選手の初優勝

渡邉 優美選手の初優勝は2016年1月11日
デビューから6年1か月後、大村競艇場で開催された「一般・第12回 夢の初優勝男女W決定戦」最終日、第12レースのできごとでした。

この大会は大会名称の“W優勝戦”のとおり、最終日の第11レースと12レースで男女それぞれに「優勝決定戦」が行われており、渡邉 優美選手は女子レーサー部門の「初優勝決定戦」で初めての優勝を飾っています
ちなみに11レースで行われた男子レーサーの「優勝戦」で1着を獲得したのは、愛知支部所属の69期・仲口 博崇選手(3554)です。

予選では6戦4勝で、優勝戦までオール3連対をキープして乗り込んできた優勝戦。
隣の2コースにはこのレースの出走選手で唯一のA1級選手、かつ勝率6.28を保持していた格上の平田 さやか選手が控えており、現在も女子ボートレース界のトップで戦い続けるレーサーが集う注目のレースでした。

準決勝戦を1位で通過した渡邉 優美選手は、1号艇・1コースからコンマ18という2番手スタートを切り、見事な逃げを決めて、悲願の初優勝を達成しました。

おなご

もっと登録期の若い清埜 翔子選手と中村 桃佳選手がいるプレッシャーのなかで優勝できたのは、メンタルの強さが影響しているんだろうね!

無知なネコ

ここ一番の重要な局面でスタートが強いのはかなりの“強み”だよね。

出典:BOAT RACE公式サイト
出典:BOAT RACE公式サイト

渡邉 優美選手の獲得賞金

渡邉 優美選手のこれまでの獲得賞金は次のとおりとなっています。

SG競争での優出・優勝経験、G1競争での優勝経験はまだありませんが、2024年2月には「第8回 レディースオールスター」で女子ボートレース界のトップに立って、その実力は誰もが認めるところです。
2021年後期以降は3年間以上にわたってほぼA1級で活躍していたことから、獲得賞金ももちろん高額だったことが想像できると思います。

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年度級別賞金女王ランキング獲得賞金
2024年A1
2023年A16位40,398,000円
2022年A112位31,675,000円
2021年A2→A15位41,867,266円
2020年A1→A225位22,925,000円
2019年A219位24,108,072円
2018年B1→A247位15,131,113円
2017年A1→B131位19,304,000円
2016年A2→A113位24,589,000円
2015年B149位13,976,711円
2014年B147位14,886,000円

A1級ボートレーサーの平均年収は約3,000万円といわれているなか、直近3年間の獲得賞金が平均を上回っていることから、渡邉 優美選手は常に賞金女王ランキングの上位にいることがわかります。

とくに2021年と2023年は4,000万円を超えており、とくに優勝4回と優出15回の賞金が加算された2021年が最も多い獲得金額となりました。

さらに直近3年間の平均年収について見てみたいと思います。
2021年以降は毎年2回以上の優勝と9回以上の優出を果たしていることもあって、平均年収は約3,798万円

2021年後期以降はA1級を維持し続けていることを考慮すれば、A1級ボートレーサーの平均金額3,000万円より多い金額で、ちょうどA2級の平均年収の2倍より少し多いくらい

ちなみに、一般的な30歳の社会人女性の平均年収は約349万円とされていますので、渡邉 優美選手の平均年収は同年代女性の約12倍の金額に相当します。

2021年から2023年の3年間の平均年収をひと月に換算すると月収が約317万円ですから、一般人とはかけ離れた高収入であることは明らかです。

さらに直近10年間の平均年収を計算したところ、約1億2,346万円となりました。

獲得賞金額が右肩上がりに増え続けており、2021年と2023年には4,000万円を超えていたことから、2024年はG2優勝を果たしたことで、さらに増加して4,500万円を超える可能性もあり、これまで渡邉 優美選手の成績がかなり安定して良かったことがうかがえます。

ボートレーサーの級別ごとの平均年収の目安はつぎのとおりです。
・A1級:平均年収は、約3,000万円
・A2級:平均年収は、約1,800万円
・B1級:平均年収は、約1,100万円
・B2級:平均年収は、約 500万円

おなご

ボートレーサー全体の平均年収は1,600万円といわれています。

渡邉 優美選手のSNS

渡邉 優美選手のファンならレースでのかっこいい姿やプライベート、笑顔が魅力的な渡邉 優美選手のオフショットが気になるところですよね。

渡邉 優美選手のSNSを調査したところ、X(旧Twitter)のアカウントだけが開設されていました。
Instagramについてはアカウントがみつからないので、開設されていない、もしくは匿名かと推測されます。

ほかにも渡邉 優美選手ご自身はYouTubeでチャンネル開設はしていませんが、ご自身が登場する動画が数多く投稿されています。

なお、Instagram・X(旧Twitter)ともに「#渡邉優美」で検索することで、たくさんの投稿を閲覧することができます。

  • Instagram アカウント開設していない
  • X(旧 Twitter) @yumi4590
  • YouTube チャンネル開設していない

・Instagram

現在、渡邉 優美選手が更新しているInstagramのアカウントは存在しません
しかし、今後アカウントが開設される可能性もあるため、定期的にチェックすることをおすすめします。

アカウントは確認できませんが、Instagramでは渡邉 優美選手に関連した投稿を見ることができるので、ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか?

その一部を抜粋してご紹介します。

おなご

Instagramで1番フォロワーが多いのは峰竜太選手で6.7万人。

無知なネコ

フォロワー数が日に日に増えているのがすごい!

X(旧Twitter)

アカウント名は@yumi4590です。

渡邉 優美選手は2019年10月からX(旧Twitter)を開設しており、投稿は1,373件ありました。

フォロワー数がなんと26,000人(2024.12.17現在)を超えているので、その人気のほどがよくわかります!

プライベートな内容と仕事のボートレースに関する内容が同時に閲覧できる内容となっており、どの投稿でもとても楽しそうな笑顔を見せる渡邉 優美選手が印象的です。



Instagramには投稿されていない写真が投稿されていることと、更新頻度はこちらの方が高いため、InstagramとX(旧Twitter)の両方をフォローすることをおすすめします

レースの感想やプライベートに関する内容、トークショーや催し物の告知、同期の活躍を祝うメッセージなどのほか、たくさんの写真が投稿されており、ここでしか見られない写真の数々は見逃せませんよ。

出典:渡邉優美選手X(旧Twitter)
おなご

渡邉 優美選手は丸野 一樹選手が考案した、ボートレーサーに特化したトレーニング“丸トレ”を熱心に続けている選手なんだよ♪

マルトレとは

ボートレーサーはオールシーズンで行う競技。常に身体をベストな状態にしておく必要があります。「水の上」という不安定な場所でレースをすることは、リアクティブな対応能力が必須で、それに伴い「しなやかで強い身体」が必要となります。

マルトレとは「しなやか」で「怪我の少ない」身体を作るためのトレーニングです。

引用元:マルトレ | marunokazuki

・YouTube

渡邉 優美選手はYouTubeチャンネルを作成していませんが、ボートレース公式チャンネルなどで登場動画を見ることができます。
インタビューやトークショー、そのほかにもレース映像など多くの動画が投稿されていましたので、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

ぜひ、この機会に渡邉 優美選手のこれまでの軌跡を振り返ってみてくださいね。

  • 絶好調!渡邉優美選手に色々聞いてみた。【クイーンズクライマックス特番】
出典:ボートレース福岡
  • 渡邉優美×福岡支部レーサーがレース・お酒・体重…やらかした話を大暴露!『ドンマイ先生』【BoatBeatPress vol.354企画】
出典:ボートレース福岡
  • 【渡邉優美選手の超多忙なプライベートに密着!】ボートレーサーダイアリー渡邉優美編@SGボートレースオールスター【竹井奈美選手、仲谷颯仁選手にポンコツ会まで?!ボートレーサー大集合!】
出典;ボートレース多摩川【公式】
  • 林恵祐選手×渡邉優美選手トークショー Part 1
出典;ボートレース多摩川【公式】
  • 【日高逸子】お宅訪問で大盛り上がり!【渡邉優美の私を励まして下さい!前編】
出典:ボートレース福岡

まとめ

ゴールドの金髪の時はボーイッシュでかっこよく、ロングヘアの時は清楚な美女…と、きれいなルックスもさることながら、“確かな実力”だけではなく“男子選手にも負けない!という強い気持ちが前面に出るような男子顔負けの走り”で多くのファンを魅了している渡邉 優美選手。

神里 琴音選手を弟子に迎えてからというもの、師匠としての自覚も相まって、さらに強くなった姿を水面で披露し続けてくれています。

師弟関係は良好で、実の姉妹のような微笑ましいかけ合いを見ていると、カッコイイ師匠と可愛い弟子の組み合わせは自然と応援したくなる組み合わせだと感じるはずです。

それに加えて、病気や怪我によって髪の毛を失った全国の子供たちに、完全オーダーメイドの人毛による医療用ウィッグをプレゼントする『ヘアドネーションプロジェクト』という活動に参加して、自分の伸ばした髪の毛を寄付する心優しい一面を知ることもできました。

渡邉 優美選手のようなトップレーサーがこのような活動をしていることで、病と闘う子供たちに勇気を与えるきっかけになったとすれば、それはとても素晴らしいことだと感じます。

“酒豪”のイメージが強い渡邉 優美選手ですが、お酒という共通点で加入したポンコツ会でボートレースのイメージと人気向上に一役かっていますし、トークショーに引っ張りだこなのは人格に魅力を感じるファンが多いからなのでしょう。

渡邉 優美選手がデビューから長きにわたって思うように勝てない日が続き、どんなに自分の思うようにいかなくとも、成績が上がらなくとも、諦めずにさらに上を目指して努力する大切さを体現している存在だからこそ、たくさんのファンに感動を与えられるのではないでしょうか。

こんなに強いのに素敵なボートレーサーがいると、ボートレースの好感度もアップしそうですよね。

2025年2月のスピードクイーンメモリアルの欠場は残念でなりませんが、今年こそ自身初のクイーンズクライマックス制覇が期待されている渡邉 優美選手のさらなるご活躍を願って、応援し続けたいと思います。

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