オールスターに大激震!毒島誠選手が痛恨フライングでメモリアル選出除外の大波乱⁉フライングが与える今後の影響を徹底調査!

2025年5月28日、昨年末のボートレースグランプリを制して、“2024年の顔”と言っても過言ではない活躍で最優秀選手・最多賞金獲得選手・記者大賞の3冠に輝いた毒島 誠選手(群馬支部・92期)が丸亀競艇場で開催中の「第50回 ボートレースオールスター」2日目の第11レースで、コンマ01のフライングを切って返還欠場・賞典除外になるアクシデントが発生しました!

2025年5月28日、2024年12月の「第39回 ボートレースグランプリ」の覇者にして、“2024年の顔”と言っても過言ではない活躍で最優秀選手・最多賞金獲得選手・記者大賞の3冠に輝いた毒島 誠選手(群馬支部・92期)が、丸亀競艇場で現在開催中の「第52回 ボートレースオールスター」2日目の第11レースで、コンマ01のフライングを切って返還欠場・賞典除外になったことが明らかになりました!

毒島 誠選手にとって今回のフライングは今季1本目。
現時点で出場が決まっている、2025年7月22日から27日まで徳山競艇場で開催される「SG・第30回 オーシャンカップ」の閉幕後に30日間のフライング休みに入るため、2025年8月26日~31日に若松競艇場で開催される「SG・第71回 ボートレースメモリアル」への出場は選出除外のため不可能となります。

2024年12月22日にはボートレースのメッカ・住之江競艇場で開催された「第39回 ボートレースグランプリ」で悲願の初制覇を達成後、前々節の「第52回 上毛新聞社杯」で優勝を飾り、前節の「にっぽん未来プロジェクト競走 in 宮島」では初日に私傷病を理由に途中帰郷して、勢いに乗った状態で乗り込んできた本戦。

得意とするナイター開催、しかもファン投票1位で選出され、ボートレースオールスターでのGRANDE5完全制覇(=グランドスラム達成)を期待されていたなかで起こってしまった、予想だにしない痛恨のアクシデント。

5月も終盤に差し掛かり、年末の「第40回 グランプリ」連覇をかけて、出場権獲得を確実なものにしたかったこのシリーズ。

実際のレース動画をもとに今回のレースを振り返りつつ、フライングによって与えられる今大会への影響と、8月の若松メモリアル以降のSG競争出場可否について解説するとともに、2025年のボートレースグランプリでの連覇と、2026年に開催されるボートレースオールスターでGRANDE5完全制覇(=グランドスラム達成)を期待される毒島 誠選手についてご紹介します。

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目次

フライングによりGRANDE5完全制覇(=グランドスラム達成)が持ち越される

今回のフライングにより、「神速のナイターキング」の異名をとる毒島 誠選手にとって絶好のチャンスと目されたGRANDE5完全制覇(=グランドスラム達成)の夢が潰えてしまいました

なぜ“絶好のチャンス”と見られていたのかを説明すると、次のような理由が挙げられます。

  • 未達成のボートレースオールスターの開催場が、好相性の水面とされる丸亀競艇場だったこと
  • 得意とするナイター開催のSG競走だったこと
  • 2節前の「第52回 上毛新聞社杯」で優勝を飾り、前節の「にっぽん未来プロジェクト競走 in 宮島」では初日に私傷病を理由に途中帰郷したものの、勢いに乗った状態で乗り込んできたこと

毒島 誠選手がGRANDE5完全制覇(=グランドスラム達成)が持ち越されることとなった、フライングよるスタート事故は、2025年5月27日~6月1日まで丸亀競艇場で開催中の「SG・第52回 ボートレースオールスター」2日目の第11レース。

ここまで初日のドリーム戦で2着を獲得して、今節の相棒である28号機の機力は満足いくものではなかったものの、2日目の前半カードでは5コースから舟券に絡む活躍を見せてオール2連対
このレースでもしっかりと連に絡んで、GRANDE5完全制覇(=グランドスラム達成)への道を手繰り寄せたい毒島 誠選手。
前々節の「第52回 上毛新聞社杯」で優勝を飾った勢いそのままに乗り込んできた本戦でも、もちろん予選通過が確実視されている状況でした。

しかし、突如悲劇が起こります。
このレースを勝って予選トップ通過に向けて弾みをつけたい大一番、毒島 誠選手をまさかのアクシデントが襲ったのです。

ちなみに、どれだけ毒島 誠選手への期待が大きかったのかがわかる記事を見つけました。
それがボートレースオールスター開幕前日のマクールに掲載されていた記事です。
その内容をご紹介しますので、気になった方はぜひご一読ください。

毒島誠がオールスターで優勝すれば4200万円に3億円ボーナス!?ドル箱水面でGRANDE5達成リーチ!

毒島誠がオールスターで優勝すれば4200万円に3億円ボーナス!?ドル箱水面でGRANDE5達成リーチ!

2025/05/26 11:45

5月27日から丸亀で開催されるSG第52回ボートレースオールスター。ファン投票で選ばれた52選手で争われる「人気者の祭典」ということもで、注目度の高いSGだ。

2万4005票――、2022年以来3年ぶりとなるファン投票1位の座を獲得した毒島誠。3年前は峰竜太が不在だったが、今回はファン投票トップ常連の峰を上回っての1位なので、人気も実力も正真正銘のトップレーサーであることが証明された。

昨年の毒島は戸田でクラシックを優勝すると年末には悲願だったグランプリ制覇を成し遂げ、黄金のヘルメットをかぶった。その活躍もあり、賞金ランキング1位、令和6年の最優秀選手にも選ばれた。

SGV9、そのうち7回がナイター場での優勝ということで、“ナイターキング”とも呼ばれる毒島。特に丸亀はドル箱水面。SG初優勝は2013年の丸亀メモリアル。18年にもメモリアルで優勝し、SGV2、GI・GⅡV1ずつと実績は地元以上といえるレベル。

そんな毒島が今回優勝すると、5大SGといわれるGRANDE5(クラシック・オールスター・メモリアル・ダービー・グランプリ)を全冠制覇する。2014年オールスター以降で、5大SGを制した選手をグランドスラマーと称し、初めて達成した選手に3億円相当の金のインゴット(延べ棒)が贈呈される。

石野貴之は「メモリアルとダービーで優勝したい」と明確にグランドスラムを意識するコメントを出している。それほど選手にとっては栄誉なことである。

GRANDE5達成が近い選手は以下の通り。
V4 毒島誠
(残:オールスター)
V3 桐生順平
(残:オールスター、メモリアル)
V3 石野貴之
(残:メモリアル、ダービー)
V3 峰竜太
(残:クラシック、メモリアル)
V2 馬場貴也、白井英治、原田幸哉、平本真之、瓜生正義、吉川元浩、菊地孝平

引用元:毒島誠がオールスターで優勝すれば4200万円に3億円ボーナス!?ドル箱水面でGRANDE5達成リーチ!

レース概要

毒島 誠選手がフライングを切って返還欠場・賞典除外となったレースは、2025年5月28日
現在、丸亀競艇場で開催中のSG競走「第52回 ボートレースオールスター」2日目の第11レース・予選です。

シリーズも2日目を迎えて、初日のドリーム戦で絶好枠からトップスタートを切ったにもかかわらず、2号艇の峰 竜太選手に差されて惜敗し、出鼻をくじかれてしまった毒島 誠選手。

しかし、前走では6号艇・5コースからの猛追でインの定松 勇樹選手を脅かすような鋭い走りを披露して、「次こそは1着獲得!」の意気込みを胸に臨んだ第11レースの予選。

毒島 誠選手は3号艇・3コースからの進入で、このレースでも全国勝率・スタートタイミングはトップで、もっとも秀でた成績と安定した走りを続けていたことから活躍を期待されていました。
その証拠に、単勝オッズではインコースの桐生 順平選手の1.2倍に迫る3.7倍で2番人気。

結果はコンマ01のフライングを切ってしまったことによる返還欠場となり、賞典除外が科せられることになってしまいました。

レース後、毒島 誠選手は取材に対して次のように語っています。

毒島 誠選手

入っていると思ったんですけどね。
足は良くなっていると思う。仕方がない。
明日(3日目)からも、引き続き頑張ります。

出走表

出典:BOAT RACE公式サイト

単勝オッズ

枠番級別選手名単勝オッズ
1A1桐生  順平1.2倍
2A1上條  暢嵩9.7倍
3A1毒島   誠3.7倍
4A1重成  一人11.5倍
5A1島村  隆幸22.9倍
6A1磯部   誠44.8倍

さすが人気と実力を兼ね備えたトップレーサー同士の戦いとあり、SG常連選手が集うハイレベルなレースとなりました。

丸亀競艇場において、1コースが1着になる確率は約57.6 %と全国平均55.4%よりも高めの数値です。
(集計期間:2024年5月1日~2025年4月30日現在)
そんな注目の1号艇は、群馬支部所属で直近6ヶ月のイン1着率80.5%を掲げる2024年の「第71回 ボートレースダービー」を制して、GRANDE5獲得メダル数2位タイの桐生 順平選手です。

そして人気対抗格は、やはり昨年末の「第39回 ボートレースダービー」覇者にして、もっともGRANDE5完全制覇(=グランドスラム達成)に近いリーチレーサーで最も勢いに乗っている3号艇・毒島 誠選手。
大会初日のドリーム戦の単勝オッズは1.4倍の1番人気で、隣のコースに控える2枠の峰 竜太選手に敗れはしたものの、素晴らしいレースをしたことから人気の中心でした。
全国勝率・スタートタイミングともに出場選手の中ではトップで、ここまで安定したスタートでオール2連対をキープしているため、期待が大きくなります。

そろそろ勝ち星を獲得して、少しでも良い成績で予選突破を目指したいところ。
人気順に見ても「本命が桐生 順平選手か毒島 誠選手で、逆転があるとすれば上條 暢嵩選手」といったところでしょうか。

次に3連単オッズを人気順に見てみましょう。

3連単オッズ

買い目(人気順)オッズ(倍)
134(1番人気)6.0
132(2番人気)6.4
123(3番人気)7.1
135(4番人気)11.5
124(5番人気)12.9
143(6番人気)13.5

3連単の人気上位は1号艇・桐生 順平選手を軸にしています
ヒモは2号艇・上條 暢嵩選手と3号艇・毒島 誠選手、トリはこれまでに名前の挙がった3選手に加えて4号艇・重成 一人選手が人気です。
観客は1号艇・桐生 順平選手が1着の線を有力視しつつも、ほぼ確実に3号艇・毒島 誠選手が舟券に絡むと読んでいるようです。
その証拠に、3連単の人気上位には必ず桐生 順平選手と毒島 誠選手の名前があります。
ここは132(6.4倍)もしくは123(7.1倍)が本命ですが、結果は…

レース結果

出典:BOAT RACE公式サイト

結果は15番人気の165で決着
払戻金は6,240円で、オッズは62.4倍でした。

スタートは枠なりの進入で、3号艇・毒島 誠選手が思い切ったスタートから1号艇・桐生 順平選手に握って直まくりの強襲を仕掛けると先頭に立ちます。
僅差で同じく好スタートを決めた桐生選手が続いて、最内から2号艇の上條 暢嵩選手・4号艇の重成 一人選手・6号艇の磯部 誠選手が差し構えるも届かずに316
そして、スタート判定中だった3号艇・毒島選手のフライングが確定して返還欠場・賞典除外となります。
さらに続く1周2マークで早くも大勢が決します。
ターンマークを先取ったのは3号艇・毒島選手に代わって先頭を航行する桐生選手。
そこへバックから全速ターンで押っ付けて回ったのが2号艇・上條選手で、3番手の5号艇・島村 隆幸選手が上條選手の前へ出ると、内から6号艇・磯部選手が懐を鋭く差して165
そのまま上位3艇の艇間が開いたことで165で決着しました。

1号艇・桐生 順平選手が2024年10月の戸田ダービーに続く、自身5度目のSG制覇へ勢いを与える勝ち星獲得。

3コースからコンマ01のスリットオーバーを喫した毒島 誠選手。
攻めたスタートで勝負に出たものの、フライングで痛すぎる返還欠場となり、2025年7月22日~27日に徳山競艇場で開催予定の「SG・第30回 オーシャンカップ」の閉幕後に30日間のフライング休みに入るため、2025年8月26日~31日に若松競艇場で開催される「SG・第71回 ボートレースメモリアル」への出場は、選出除外のため不可能となることが決定しました。

  • 【SGオールスター競艇】ファン投票1位③毒島誠、まさかのST判定中……運命の結果は如何に?
出典:☆プチmachineの野望358☆

毒島 誠選手のフライングを受けてSNSの反応は?

毒島 誠選手のフライング”と“波乱のレース結果”を受けて、SNSにはどのような声があったのでしょうか?

毒島選手やっちまったぁぁ( ;∀;)フライング』『うーーーわーー毒島フライングまじか』『毒島さんフライング悲しすぎる』という声が聞かれたことから、ファンにとっても寝耳に水の事態だったようです。
さらにSNSの“残念な顔”“痛い顔”の絵文字がファンの心情をよく表していると感じました。

ほかにも『残念だけど攻めた結果、機力悪いなりにそれだけ気合い入れて頑張ってくれてるという姿勢がなんかぐっと来た!』『(攻めた)毒島誠は男やで』『悪いモーター引いたしスタートで勝負するしかなかったもんなぁ』という声が投稿されていたところをみると、フライングの影響は大きいものの、それでも毒島選手のスタートを攻めた気持ちを酌んでいるファンの様子が伝わってきます。

特に『フライングは悲しいけど、いつも応援してます!!頑張ってください』『来年絶対にグランデ5達成してくれると期待してます!』というメッセージが印象的で、毒島 誠選手がどれだけファンに愛され、応援されているのかがわかる内容となっていました。

具体的なコメントは次のとおりです。
「毒島選手痛恨のフライング…悲しすぎる」
「なんか先を思うととても寂しいです。」
「毒島まさかのフライング…これ痛すぎるな…」
毒島誠がSGでフライングとか信じられないよ
「毒島のフライングで泣いてる」
「毒島のグランドスラム終わった」
痛恨の勇足。 あの毒島誠がフライングなんて、、 これがSGの苛酷さか。
「わー!毒島さん!フライング!!声でた!!」
「毒島がオールスターでフライングかぁ…これは返還額がすごいことになりそう
「毒島フライングかよ… 明日会社休むわ…」
「毒島さん ‘23.11.21 三国SG以来のフライング………」
今日2000円負けたことよりも、毒島がフライングしたことの方がショック

実際に投稿された投稿の一部を抜粋してご紹介

とくに気になった3件の投稿

調査をしていて、とくに気になった投稿が3件ありましたのでご紹介します。

  1. フライングの罰則の厳罰化に批判的な投稿

1件目はフライングの罰則にふれる内容で、ファンからはフライングが厳罰化されていることに対する批判的な意見も多くあがっているのは事実。

実際に2025年5月1日の競走から【スタート事故防止対策】のために、 2回目以降のフライングにおける事故点の増加が適用されることが発表された際には、毒島 誠選手も次のようにコメントしています。

毒島 誠選手

フライング一本持った優勝戦、かなり厳しい戦いになると思う。
8項や事故率でB2が目の前。
そんな中、どんな状況でも精一杯走るのが選手。
ファンの皆様にとってボートレースを楽しんでいただけるようルールの中で最大限頑張るしかない。

毒島 誠選手

(フライングの厳罰化は)しかし厳しい
※“厳しいという言葉を再び投稿しているため、今回の事故点の増加が選手にとってどれだけ厳しいのかが伝わってきます。

毒島 誠選手

優勝戦の一本持ちは(選手のパフォーマンスも)落ちると思います。

  1. フライングが万博でも話題になっていたとする投稿

2件目は現在開催中の大阪万博を訪れていたファンによる投稿で、万博でも話題になるほどの毒島 誠選手のフライング…これは大事件ですよね。

  1. フライングよりキャンペーン広告が差し替えられたことにふれる投稿

3件目は少し悲しい投稿でした。
この投稿の題材は【GRANDE5・555キャンペーン】という、現在開催中の「SG・第52回ボートレースオールスター」で3連単を5レース以上的中させて応募することで、抽選で555名に“純金1g入りのオリジナルデザインインゴットカード”が当たるという嬉しい企画です。

出典:全力YELL!ボートレーススピリッツ番組ページ

当然この企画の広告塔はグランドスラムリーチレーサーの毒島 誠選手。
そのため、フライングを切るまでは毒島選手のGRANDE5完全制覇によって『ついに史上初のグランドスラマー誕生か⁉』と選手写真を使って大々的にキャンペーン広告を出していたにもかかわらず、フライングを切った途端に手のひら返し。

もちろん、グランドスラム達成の道が途絶えてしまったので、差し替えはやむを得ませんが、なんだか悲しいですよね。

こうしたコメントが出ている一方で、次に行われた第12レースでフライングに臆することなくスタートを思いっきり攻めて、そかも“ガースー砲(=まくり)”まで炸裂させた菅 章哉選手(4571)に対する称賛の声も多数見られました

さすがSG競走という一流選手の祭典!
トップレベルの戦いには何が起こるかわからないのも最高の魅力ですよね!!

毒島 誠選手のフライングが与える今後の影響は?

大事なGRANDE5完全制覇(=グランドスラム達成)がかかった「第52回 ボートレースオールスター」の予選。
その大事なレースでの“思い切ったスタート”がフライングとなり、結果として返還欠場賞典除外という痛手を負ってしまった毒島 誠選手。

昨年末のボートレースグランプリではこの“思い切ったスタート”がグランプリ初制覇へのカギとなったばかりに、今回のフライングは残念としか言いようがありません。

では、このフライングによってそのような影響があるのでしょうか?
前述のSNSの投稿内容から、その影響が大きいことはすでに皆さんにも伝わっていることと思います。

今回の「第71回 ボートレースメモリアル」への影響だけでは済まないフライングの痛手の数々。
その内容を一つずつ順に見ていきましょう。

【影響1】今大会に及ぼした影響

毒島 誠選手がこのレースで喫したフライングにより、今節に2つの大きな影響が与えられたと言えるでしょう。

それは『返還欠場の影響(返還金額)』と『賞典除外の影響(獲得賞金の減少)』です。

返還欠場の影響(返還金額)

まずはじめに返還欠場についてですが、BOAT RACE公式サイト内では次のように説明しています。

返還欠場とは、フライング(F)や出遅れ(L)の判定を下されたレーサーが、直ちにレースをやめて欠場すること。
フライング、出遅れをした艇に関する舟券は全額返還される。

引用元:返還欠場 | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

すなわち、フライングや出遅れによって“欠場”の処分を下された選手は、賞金や着順点の獲得ができない状況ということがわかります。

しかも、返還欠場の“返還”によって、このレースの場合は発売額3億2,812万400円の約69.9%に当たる2億2,929万9,000円が毒島 誠選手に関わる舟券を購入していた観客に返還されることになり、開催場のボートレース丸亀の売上に大きな損益を与えてしまったことは言うまでもありません。

今回のレースでは毒島 誠選手の舟券絡みの活躍が有力視されていたことから、もちろん毒島選手絡みの舟券を購入していた観客が多いことが推測できると思います。

そのため、今回の返還額が巨額になってしまいましたが、逆に言えば、全体の約69.9%に当たる観客が毒島 誠選手が3着以内に入るだろうと予想していた結果であり、それだけ毒島 誠選手に向けられた期待が大きかったことがうかがえます。

賞典除外の影響(獲得賞金の減少)

まずはじめに、フライングや出遅れそのものが“賞典除外”となるというわけではありません。
しかし、フライングや出遅れを犯してしまうと「事故点」が加算されてしまうのです。

いくら予選レースで優秀な着順を手にして高い着順点が付与されたとしても、合計獲得点数から事故点が差し引かれるために獲得点数上位に入ることができず、事実上賞典レース(準優勝戦・優勝戦)への出場が不可能になるわけです。

シリーズにおいて特に賞金額が高いとされる、準優勝戦と優勝戦。
そこへ「駒を進めることができない=多額の賞金を獲得する機会を失う」ということが選手にとって大きな影響を与えることは確か。

時に賞典除外の影響が色濃く出ると言われるのが、年末のビッグレース「第40回 グランプリ」への出場権に大きく影響するからでしょう。

グランプリへの出場条件は次のとおりです。

  • 獲得賞金ランキング上位18名(選考期間:1月1日~11月のSG・チャレンジカップ終了後)
    ※約1,600人のボートレーサーの中の上位18名

グランプリには他のSG競争のような優先出場権はなく、選手の1年間の獲得賞金額だけが出場権を獲得するカギとなるのです。

2025年の競艇界ナンバーワンレーサー”を決めるグランプリへの選出可否を左右する賞典除外
日々、1つでも良い着順を求めて戦い続けるボートレーサーにとって“賞典除外”はとても大きな打撃となる罰則なのです。

この事実はグランプリ連覇を目指す毒島 誠選手にとっても同じ事で、もしかしたら“連覇”というただ一人許された挑戦権を手にしているという点ではより重い罰則になったことでしょう。

さらに“賞典除外”以外にも大きな影響が待ち受けているので、次はそちらについてもご紹介します。

【影響2】フライングがおよぼす影響

まずはじめに、フライングは5月1日と11月1日の前期・後期でリセットされます。
フライングの罰則は年々重くなっており、2025年5月1日からは“スタート事故防止対策”として、2回目以降のフライングにおける事故点が増加されました。

具体的な内容としては、級別審査対象期間内での2回目以降のフライングについては10点、2回目以降のフライングが優勝戦であった場合は20点を加算されるという改正が行われることになったのです。

もちろん、どの選手にとってもフライングは避けたいスタート事故。
前述のとおり、グランプリ連覇の偉業に挑む毒島 誠選手にとっても、今後控えるSG競走への選出除外というペナルティが関わってくる以上、10月31日まではフライングを避けたい状況だったはず。

しかし、これまでSG競争などのトップレースでも臆することなく攻めたスタートを決めて多くの勝利を掴んできた毒島 誠選手ですから、きっと今回も“勝つため”に思い切ったスタートをしたのでしょう。

結果として、コンマ01の今期1本目のフライングを切ってしまったことで、毒島 誠選手は現時点で出場が決まっている2025年7月22日から27日まで徳山競艇場で開催される「SG・第30回 オーシャンカップ」の閉幕後に30日間のフライング休みに入ることが確定。

そのため、2025年8月26日~31日に若松競艇場で開催される「SG・第71回 ボートレースメモリアル」への出場は選出除外のため不可能となります。

回数加算日数フライング休みの日数
1回30日30日間
2回60日90日間(30+60)
3回90日180日間(30+60+90
4回180日360日間(30+60+90+180)

【影響3】ボートレースメモリアル選出除外が及ぼすかもしれない影響

前述のとおり、ここまで説明した2つの影響だけでもかなり大きいことがご理解いただけたと思います。

ですが、2025年も1年の半分を過ぎて、年末の12月16日~21日に住之江競艇場で開催される「第40回 ボートレースグランプリ(THE GRAND PRIX)/グランプリシリーズ」への出場権をかけた重要な時期にSG競争でのフライングは激痛と呼べるほどの痛手。

  • 賞金額の大きなSG競争での賞典除外
  • フライング休みよって賞金を獲得できない期間が合計30日間
  • SG・ボートレースメモリアルの選出除外と賞金の上積みができなくなった

いくら毒島 誠選手が2025年5月までにG1競走と一般戦で2度ずつ優勝していても、ほかの選手の獲得賞金額によっては、グランプリ出場に黄色信号が灯る可能性があるのです。

2025年3月のボートレースクラシック終了後に「一般財団法人 BOAT RACE振興会」が公式サイト内で発表した、2025年1月1日~3月30日までの『選手獲得賞金ランキング ベスト50』によると、毒島 誠選手の獲得賞金額は38,891,000円で、クラシック覇者の佐藤 竜太選手に次ぐ第2位

このまま上位18位にとどまることができればグランプリへの道も開けますが、これからグランドチャンピオン(戸田)・オーシャンカップ(徳山)・ボートレースメモリアル(若松)・ボートレースダービー(津)・チャレンジカップ(福岡)という5つのSGビッグタイトルが残っているだけに、どのような結果になるのかは誰も予想できません。

しかし、今回のフライングにより毒島 誠選手がSG競争で確実に高額な賞金を手に入れることができるのは、ほかのグランプリ常連選手より少ない4シリーズ
「第35回 グランドチャンピオン」「第30回 オーシャンカップ」「第72回 ボートレースダービー」「第28回 チャレンジカップ」だけになってしまいました。

「2025年のグランプリ連覇が最も近い」と噂され、唯一のGRANDE5リーチレーサーの毒島 誠選手ですから、ぜひフライング休みのハンデに屈することなく、年末は“ボートレースのメッカ・住之江競艇場”で黄金のヘルメット載冠に挑んでほしいと願います。

選手獲得賞金ランキング ベスト50
(集計期間:2025年1月1日から2025年3月30日)

順位登番選手名支部獲得賞金額
14847佐藤 隆太郎東 京¥57,837,533
24238毒島   誠群 馬¥38,891,000
34445宮地  元輝佐 賀¥37,185,466
44418茅原  悠紀岡 山¥34,854,000
54586磯部   誠愛 知¥28,027,546
64566塩田  北斗福 岡¥27,304,854
73941池田  浩二愛 知¥26,855,533
84500山田  康二佐 賀¥26,594,000
94262馬場  貴也滋 賀¥26,587,000
104371西山  貴浩福 岡¥25,213,466
114450平高  奈菜香 川¥24,963,065
125084末永  和也佐 賀¥22,725,000
134537渡邉  和将岡 山¥22,634,000
144024井口  佳典三 重¥22,059,756
154444桐生  順平埼 玉¥22,016,000
164851関   浩哉群 馬¥21,724,000
174685島村  隆幸徳 島¥21,279,733
184848仲谷  颯仁福 岡¥21,194,000
【ボートレース】毒島誠がフライングでGRANDE5完全制覇は持ち越し~まるがめSGボートレースオールスター

【ボートレース】毒島誠がフライングでGRANDE5完全制覇は持ち越し~まるがめSGボートレースオールスター

気合が入っていた毒島誠だがまさかのF

 毒島誠(群馬)のGRANDE5完全制覇の夢はフライングでついえた。
 ボートレースまるがめで開催されているSGボートレースオールスター2日目の5月28日、11Rで3号艇の毒島がコンマ01のフライング。賞典除外となり優勝争いから脱落した。「入っていると思っていたんですが」と無念の表情だった。
 GRANDE5(長い歴史を持つ5つのSG競走)のうち、昨年までにクラシック、メモリアル、ダービー、グランプリを制して、今大会には史上初のGRANDE5完全制覇がかかっていたが、来年以降に持ち越された。
 SGオーシャンカップ(徳山)までの出場が決まっている毒島は、このFでオーシャンカップ終了後の7月28日から30日間のF休みに入るため、8月26日開幕のSGボートレースメモリアル(若松)には出場できなくなった。

引用元:【ボートレース】毒島誠がフライングでGRANDE5完全制覇は持ち越し~まるがめSGボートレースオールスター/丸亀SG – ボート : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

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宮島の一般戦で1日だけ出場して私病で帰郷して万全を期して臨んだSGなのになぁー。
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フライングはマジで白ける、SGは特に。
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本命にあろう立場の選手。 つまらない感じ。
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まぁ予選だったから本人にとっては良かったわな。
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完全に成績順にしたらいいのに。
フライング即賞典除外はちょっとかわいそうかな。
そら大金が返還されるわけやから主催側も厳しいルールは設けないといけないのもわかるが。
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【まるがめボート SGオールスター】毒島誠 FでGRANDE5完全制覇持ち越し SGメモリアルアウト

【ボートレース】毒島誠がフライングでGRANDE5完全制覇は持ち越し~まるがめSGボートレースオールスター

[ 2025年5月28日 20:23 ]

11Rのスリット写真

 28日のボートレースまるがめSG「第52回ボートレースオールスター」2日目11Rで毒島誠(41=群馬)がコンマプラス01のフライングで返還欠場、賞典除外となった。これにより発売額3億2812万400円の約69.9%に当たる2億2929万9000円が返還された。

 3年ぶり2度目のファン投票1位で選出された中で痛恨の勇み足となった毒島は「入っていると思ったんですけどね。足は良くなっていると思う。引き続き、頑張ります」と語った。

今節はGRANDE5(クラシック、オールスター、メモリアル、ダービー、グランプリのSG5大競走)完全制覇に王手をかけて挑んだが、偉業達成は翌年以降に持ち越された。3日目は2号艇の3Rと5号艇の8R2走。フライング後でも全力で勝利を目指す。

 なお毒島はSGオーシャンカップ(徳山)終了後の7月28日から30日間のフライング休みに入るため、SGボートレースメモリアル(8月26~31日、若松)に出場できなくなった。

引用元:【まるがめボート SGオールスター】毒島誠 FでGRANDE5完全制覇持ち越し SGメモリアルアウト― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル

【まるがめボート SG第70回メモリアル 2日目】茅原悠紀 今期2本目F チャレンジCアウト

【ボート】まるがめSG 得票数1位の毒島誠が11Rで痛恨F GRANDE5王手のV最有力が無念の賞典除外

[ 2024年8月28日 17:16 ]

毒島誠

 「ボートレースオールスター・SG」(28日、まるがめ)
毒島誠(41)=群馬・92期・A1=が2日目11Rで痛恨のFを切り賞典除外となった。
 前半6Rは5コースから2着に入り、迎えた後半11R。3コースからコンマ01のスリットオーバー。レース後は「入っていると思った。仕方がない。明日からも頑張ります」と懸命に気持ちを切り替えていた。
 2万4005票を集め、3大会ぶりの最多得票。初日12Rのドリーム戦では1号艇で2着となったが、機力に上昇気配はあった。3億円相当のインゴットが贈呈されるGRANDE5に王手をかけて臨んだ今大会。無念のFに散った。

引用元:【ボート】まるがめSG 得票数1位の毒島誠が11Rで痛恨F GRANDE5王手のV最有力が無念の賞典除外

毒島 誠選手の基本情報

名前
(フリガナ)
毒島 誠
(ブスジマ マコト)
登録番号4238
生年月日1984年1月8日
身長162cm
体重53㎏
血液型B型
支部群馬
出身地群馬県
登録期92期
級別A1級

毒島 誠選手は1984年生まれ、群馬支部所属のA1級選手です。

地元がナイター開催の桐生競艇場ということもあってナイター競走を得意としているため、SG優勝歴8回のうち6回がナイターという実績を持っており、「神速のナイターキング」の異名を持つトップレーサー。

SG競争における連続出場記録では、歴代1位となるSG75回連続出場を記録しています。
2013年のオーシャンカップ以降、約10年間にわたって途切れることなくSG競争に出場し続けました。
しかし、2022年のボートレースダービー後の8月に桐生競艇場の一般戦でフライングを切ってしまい、同年のチャレンジカップは選出除外となっています。

代名詞である「スーパーピット離れ」によるインコース奪取や、全国でもトップクラスのターンスピードによる全速ツケマイを武器にSG戦線でも活躍を続けています。

また、自然災害の被災地への支援を積極的に行っており、獲得賞金の一部を日本財団へ継続的に寄付し続けた功績が認められ、2020年5月にはボートレース界史上2人目の紺綬褒章を受章した経歴の持ち主で、老若男女問わず幅広いファンから根強い支持を得ている「艇界きっての人格者」。

自身のルーティーンとして、レース前に柏手を3回と水面に一礼する姿が見られたり、ゲン担ぎとして左足から靴下を履く事を決めているという信心深い一面も持ち合わせています。

2024年はボートレースクラシック・ボートレースグランプリを制したことでSG2冠を達成。
その結果として、競艇界で唯一GRANDE5のメダルを4つ所持していることから、グランドスラム達成に最も近い存在として注目されている一人です。

  • 2003年デビュー 毒島誠 通算1500勝達成!│BOATCAST NEWS 2024年5月12日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 我こそ王者。毒島誠 悲願のグランプリ初制覇!!│BOATCAST NEWS 2024年12月22日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【山崎智也 語る】毒島誠が○○過ぎて理解できん| 野添探偵社 第23話~ロジックで舟券の真実を導き出す!!~
出典:ボートレース公式映像配信 JLCレジャーチャンネル
  • サンテレビ「ボートの時間!」 #131 毒島誠選手独占インタビュー! 2018年9月30日放送
出典:【公式】ボートの時間!
  • 【ボートレーサー対談】毒島誠×植木通彦 theKeys #shorts
出典:ボートレース公式 BOATRACE official

毒島 誠選手の過去戦績

毒島 誠選手の過去戦績は次のとおりです。

スクロールできます
日付レース名レース場グレード戦績・概要
2003年5月9日(タイトル不明)桐生一般デビュー
2003年7月20日一般競走多摩川一般初勝利
2005年2月7日第10回 ダブル優勝TVKカップ多摩川一般初優出
2006年9月27日第18回 鳴門市長杯競走鳴門一般初優勝
2007年1月23日G1 共同通信社杯 第21回 新鋭王座決定戦大村G1G1初出走
2007年1月26日G1 共同通信社杯 第21回 新鋭王座決定戦大村G1G1初勝利
2008年1月27日G1 共同通信社杯第 22回 新鋭王座決定戦競走丸亀G1G1初優出
2010年1月24日G1 共同通信社杯 第24回 新鋭王座決定戦浜名湖G1G1初優勝
2010年5月25日SG 第37回 ボートレースオールスター(笹川賞)浜名湖SGSG初出走
2010年7月14日SG 第15回 オーシャンカップ競走丸亀SGSG初勝利
2012年7月8日第38回 日刊スポーツ杯競走鳴門一般通算500勝達成
2013年7月28日SG 第18回 オーシャンカップ競走若松SGSG初優出
2013年9月1日SG 第59回 ボートレースメモリアル(モーターボート記念競走)丸亀SGSG初優勝
2018年7月23日G1 開設64周年年 記念トーキョー・ベイ・カップ平和島G1通算1,000勝達成
2019年7月24日西日本スポーツ杯若松一般通算50優勝達成
2021年11月9日開設68周年記念 G1北陸艇王決戦三国G1完全優勝達成
2024年5月12日スポーツニッポンカップ丸亀一般史上522人目
通算1,500勝達成

毒島 誠選手は、2003年5月9日に地元・桐生競艇場の一般戦で新人ながら3着という好成績でデビューを飾り、同年7月20日に多摩川競艇場でデビューから25走目にして初勝利を手にしました。

また直近では、2024年3月10日に桐生競艇場で開催された「第56回 サンケイスポーツ杯」で通算4回目のパーフェクト優勝を達成。
2021年11月9日の三国競艇場で開催された「G1・開設68周年記念 G1北陸艇王決戦」以来3年ぶり、1997年以降の完全優勝回数ランキングでは8位にランクインしています。

また全国24場制覇のリーチレーサーにもなっており、残す競艇場は江戸川のみ。
師匠の江口 晃生選手は2020年4月に第22号として24場制覇を達成しており、その達成が待たれます。

2024年は3月に「第59回 ボートレースクラシック」、12月に「第39回 ボートレースグランプリ」を制したことでSG2冠を達成。
その結果として、競艇界で唯一GRANDE5のメダルを4つ所持していることから、GRANDE5完全制覇(=グランドスラム達成)に最も近い存在となりました。

2025年1月14日現在、通算優勝回数は81回(うちSG優勝数9回、PG1・G1優勝回数は16回)で、今後さらに回数が増えていくことが予想されます。

現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。

  • 特別賞(2018年・2019年)
  • 最優秀選手(2024年)
  • 最多賞金獲得選手(2024年)
  • 記者大賞(2024年)
  • SG ボートレースクラシック(2024年)
  • SG ボートレースメモリアル(2013年・2018年・2019年)
  • SG チャレンジカップ(2017年・2020年)
  • SG オーシャンカップ(2018年)
  • SG ボートレースダービー(2019年)
  • SG ボートレースグランプリ(2024年)

2025年1月現在、毒島 誠選手は“GRANDE5”のメダルを4つ獲得しており、単独首位となっています。
それに続くのが、石野 貴之選手・峰 竜太選手・桐生 順平選手の獲得数3つです。

毒島 誠選手がボートレーサーを目指したきっかけ

毒島 誠選手がボートレーサーへの道を志したのは、高校2年生の頃
ちょうど地元の桐生市役所の採用試験を控え、高校卒業後の進路に悩んでいた時期です。

たまたま友人の叔父さんの家へ遊びに出かけたことが転機になり、運命の出会いに恵まれます。
この出会いこそが毒島 誠選手をボートレーサーへの道に導くきっかけとなりました。

友人の叔父さんの名前は柴田 光」選手
なんと68期としてデビューしてから通算1,667勝(うちG1では54勝)をあげて、現在も一般戦を中心にA2級で活躍している現役レーサーだったのです。

自宅に飾られている輝かしいトロフィーの数々を眺めていた毒島青年に、柴田 光選手が『君、背が低いから選手に向いているね』と言葉をかけたことで、自分にも競艇選手としての未来があることを感じ取ったことから、進路をボートレースの世界一本に絞り、それからの高校生活は養成所の入所試験対策に費やしたそうです。

そして高校3年生の秋に約20倍もの狭き門である養成所の試験を一発合格
毒島 誠選手自身もまさか1発で合格できるとは考えてなかったようですが、1年間に渡る厳しい養成所生活を乗り越えてデビューを果たしました。

幼少期から長年サッカーをしていた経験があり、若い頃から運動神経に優れていた毒島 誠選手。
サッカーでは、市選抜に選ばれて優秀賞を獲得するほど活躍していたのだとか。

もともとのポテンシャルの高さはあったものの、毒島 誠選手いわく『なぜ合格できたのかは僕の人生の中でも謎の出来事の一つだった』とのちに語っています。

柴田光さんの「選手に向いてるね」で公務員志望から運命変わった

[2021年5月10日7時7分 ]

皆さま、こんにちは。
今回は、よく聞かれる、選手になったきっかけについて書きたいと思います。

ボートレースに出会ったのはまだ物心のつく前でした。父、両祖父がボートレースが大好きで、家とレース場がかなり近く、父たちに付いて行きました。子供の遊べる場所に、当たり焼きと呼ばれる大判焼き、券が当たれば帰りに鶏モモを買って帰るのが定番でした。レースよりも、食べ物を買ってもらうのがうれしかった気がします(笑い)。中高生になるとナイター行く? そんな軽い感じで父と観戦。ただ、レースを見ても“選手”への道は考えたことがなかったです。

高校時代に撮った柴田光さんとのツーショット(本人提供)

でも高校2年の時、友達の叔父さんの家へ遊びに行くことになり、その叔父さんが柴田光さんでした。家に優勝トロフィーなどが飾ってあり「かっこいい」と思ったことを覚えています。その時「君、背が小さいから選手に向いてるね」と言っていただいたのが運命の始まり。選手ってなれるの!? これが率直な気持ちでした。

当時は桐生市役所の採用試験を受ける勉強をしていましたが、選手一本に進路を絞り、高校3年には試験対策のため、授業中に、また高校受験の勉強をしていました(笑い)。減量と体力強化で、ゴミ袋をサウナスーツ代わりに使い、ランニング。勉強は苦手でしたが運動は大好き。苦になった記憶はありません。試験は一発合格できましたが、今考えると、受からないことをひとつも考えていなかったことを怖く感じます。光さんと出会い、僕の人生は大きく変わりました! また、危険を伴う仕事に心配をしながら送り出してくれた両親に、本当に感謝しています。

今月はSGオールスター(若松)があります。ファンの方へ、日頃の感謝をレースでお返しできるように頑張ります。(ボートレーサー)

引用元:柴田光さんの「選手に向いてるね」で公務員志望から運命変わった – ポイズンロード日進毒歩 – ボート : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

柴田 光選手ってどんな選手?

柴田 光選手は、毒島 誠選手と同じ群馬支部所属68期のボートレーサーです。

  • 柴田 光選手(3532)/1971年12月6日生まれ/群馬/A1
名前
(フリガナ)
柴田 光
(シバタ ヒカル)
登録番号3532
生年月日1971年12月6日
身長166cm
体重54㎏
血液型O型
支部群馬
出身地群馬県
登録期68期
級別A1級

柴田 光選手は1971年生まれ、群馬支部所属のA1級選手です。
現在も一般戦を中心に活躍しており、1997年5月1日以降のデータでも通算1,737勝(うちG1では54勝、G2では13勝、G3では78勝)をあげているベテランレーサーです。

同期には、山一 鉄也選手(3514)・中嶋 誠一郎選手(3527)・寳田 亮治選手(3523)・高橋 勲(3517)・冨田 秀幸選手(3519)・倉田 郁美選手(3518)がいます。

  • ボートレース芦屋┃日本トーター杯争奪戦┃ 優勝 柴田 光(群馬支部)
出典:【あしやんTV】 ボートレース芦屋 YouTube チャンネル

毒島 誠選手の師匠は江口 晃生選手

毒島 誠選手の師匠は同じ群馬支部所属、54期の江口 晃生選手です。

  • 江口 晃生選手(3159)/1965年2月11日生まれ/群馬/A1
名前
(フリガナ)
江口 晃生
(エグチ アキオ)
登録番号3159
生年月日1965年2月11日
身長165cm
体重55㎏
血液型AB型
支部群馬
出身地群馬県
登録期54期
級別A1級

江口 晃生選手は1965年生まれ、群馬支部所属のA1級選手です。

SG優勝2回を含む通算100優勝通算2,500勝を達成し、全国24場制覇を成し遂げたレジェンドレーサーとして、現在も第一線で活躍しています。

2010年には現役選手を続けながら、早稲田大学大学院を卒業し、現代のボートレース界に大きな影響絵を与える論文「競艇界のさらなる発展に向けた改善策に関する研究」という論文を執筆し、最優秀論文賞を受賞しました。※在学中もA1級を維持していた

また江口 晃生選手は現代のボートレース界では数少ない「イン屋」としても有名です。
現役生活を長く続けるにあたって、自身の体力の衰えに直面した時に「今まで通りではこの世界では生きていけない」と悟って行きついた決心、ファンや同業者から孤立され見放されるリスクを承知でした、プロとして生き残るための覚悟が“徹底した前付け”でした。

今日も『嘘はつかずに誠実に、相手が誰であろうと忖度なく、徹底して行く』という、江口 晃生選手なりの哲学に則り、前付けを行う師匠の背中を見ていたことで、毒島 誠選手の代名詞である「スーパーピット離れ」によるインコース奪取がうまれたのかも知れませんね。

江口 晃生選手は、常に挑戦と成長を続けながら艇界に君臨する大物選手です。

同期には、島川 光男選手(3158)・金子 良昭選手(3156)がいます。

師弟関係になった経緯はわかりませんでしたが、2人の関係が”良好”だというのは有名な話です。
毒島 誠選手が2019年にボートレースダービーを制した際、ピットで出迎えたのは師匠である江口 晃生選手でした。

師匠の前で勝てたのがよっぽど嬉しかったようで、毒島 誠選手がカメラも気にせずに号泣したシーンは今でも語り継がれています。

また、毒島 誠選手は後に執筆中のコラム「日進毒歩」の中で、当時のことを次のように語っています。

「強かったな」江口師匠祝福に思わず涙/毒島コラム

[2019年11月10日8時41分 ]

みなさま、こんにちは。先日のSGボートレースダービーで優勝することができました。当日の観客席はファンの方で埋め尽くされるほどの方が来場し、温かい声援を送ってくれました。レースを楽しんで頂き、本当に感謝でいっぱいです。

今回の優勝戦は、過去のどのレースよりも特別な緊張感に包まれました。僕をレーサー、1人の大人として大きく育ててくれた師匠の江口晃生さんが、現地で見守ってくれていたからでした。師匠のレースに対する心の強さを見てきた僕は、やっぱり“師匠に優勝を見せたい”、そんな思いもありました。優勝後、ピットに戻ったときの喜んでくれている顔を見たら思わず抱きついてしまいました。「強かったな!」と言われて抱きしめてもらったときに涙が出てしまったのは、ここだけの秘密です。(ボートレーサー)

師匠・江口晃生(右)の前で初めてSGを勝った毒島誠

毒島選手が師匠の前でSG、G1を勝ったのは「初めて」とのこと。「人として強くなった」と褒めた江口選手の言葉もあらためて紹介します。

江口 デビュー戦の1Mでしぶきが上がったとき、逆ハンドル(事故防止)を切ったんだよ。周りが見えてた。視野が広いなと。これはいきなり、なかなかできないよ。「この子は稼ぐかも」と思ったのを覚えてる。ターンもよりうまくなってるし、言い方は悪いけど乗せると強いよね(笑い)。今後の願い? もう、おれはそんなこと言えない。今日、明日辞めなきゃいけないか、5年粘れるか分からない世界。SGとか一般戦とか関係なく、自分が1着を取れると思うスタイルで1走1走を走っていくだけだよ。

引用元:「強かったな」江口師匠祝福に思わず涙/毒島コラム

  • ボートレーサー江口晃生:2010年に優秀論文賞を受賞した論文の考察が実現されている心境を語る【心声 #12】
出典:Tokyo Bay TV【ボートレース平和島公式】
  • 38人目の快挙!江口晃生 通算2500勝達成!!│BOATCAST NEWS 2023年5月31日
出典:ボートレース公式 BOATRACE official

毒島 誠選手の弟子は伊久間 陽優選手

毒島 誠選手が弟子として迎えいれたのは、同じ群馬支部所属、123期の伊久間 陽優選手です。

  • 伊久間 陽優選手(5065)/1998年7月20日生まれ/群馬/B1
名前
(フリガナ)
伊久間 陽優
(イクマ ヒユウ)
登録番号5065
生年月日1998年7月20日
身長166cm
体重54㎏
血液型A型
支部群馬
出身地群馬県
登録期123期
級別B1級

伊久間 陽優選手は1998年生まれ、群馬支部所属のB1級選手です。

2018年11月に地元・桐生競艇場でデビューを飾り、翌2019年5月には同地で初勝利。
そして2023年1月7日、こちらも桐生競艇場で開催された「一般・第56回 スポーツニッポン杯 第51回 群馬ダービー」で初優出。
師匠である毒島 誠選手と同一レースに出場を果たし、毒島 誠選手は優勝、伊久間 陽優選手は5着となっています。

そして伊久間 陽優選手は、毒島 誠選手の師匠・江口 晃生選手の従甥
ボートレーサーを志したきっかけは、小学生の頃から親戚である江口 晃生選手のレースを見て、強い憧れを持ったことで、艇界トップレベルの選手たちに見守られて、今後の活躍に注目したい選手です。

また小学校から高校までソフトテニスに勤しみ、インターハイにも出場経験があるほどの運動神経の持ち主で、休日は年齢が10歳以上離れている妹と弟とすごしているという優しい兄としての一面もあります。

  • 新人 伊久間 陽優(いくま ひゆう)選手 インタビュー
出典:ボートレース桐生(公式)
  • 【蒲郡】ひと昔前、話題になったあの人に似てる?伊久間陽優選手にインタビュー!【勝ガマ】
出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル

毒島 誠選手の妻は元ボートレーサーの池田 幸美さん

毒島 誠選手の結婚相手は、元ボートレーサーの池田 幸美さんです。

名前
(フリガナ)
池田 幸美
(イケダ ユキミ)
登録番号3962
生年月日1978年12月22日
身長159cm
体重49㎏
血液型O型
支部福井
出身地福井県
登録期82期
級別B1級
デビュー日1998年5月14日
最終出走日2009年11月25日
引退日2009年12月7日

池田 幸美さんは1978年生まれ、福井支部所属のB1級選手でした。

おふたりは2009年12月22日の池田幸美さんのお誕生日に入籍しています。
出会いは奥様の地元・三国競艇場。
同じ大会に斡旋されて、会話を重ねるうちに意気投合し、プライベートでも仲良くなったことから交際に発展したようです。
2009年11月25日に芦屋競艇場で開催された「第4回 マリンテラスあしやカップ ~三つ巴戦~」最終日の第2レースの1着を最後に、選手生活にピリオドを打ち、現在は夫である毒島 誠選手を内助の功で支える最高のパートナーに。

11年間7か月の選手生活での出場節数は222期、出走数は1,775走で、優出4回・優勝は0回、通算150勝という成績を収めています。
時期的にも結婚と通算150勝を節目にした引退だと考えられます。
引退後もトークショーに同席して、変わらない笑顔で場を和ませてくれることがありました。

https://twitter.com/busujima4238/statuses/1341342315068080136

同期(92期)の注目選手

毒島 誠選手の同期である「92期」にはどのような選手がいるのでしょうか。
主だった選手を以下にまとめました。

登録番号名前支部級別
4236松村   敏福岡A1
4237大峯   豊山口A1
4218吉川  喜継滋賀A1
4225土屋  千明群馬A1
4230濱崎  直矢埼玉A1
4239竹田  辰也山口A2
4227安達  裕樹三重A2
  • 松村 敏選手(4236)/1983年9月17日生まれ/福岡/A1
  • 大峯 豊選手(4237)/1983年10月14日生まれ/山口/A1
  • 濱崎 直矢選手(4230)/1983年5月6日生まれ/埼玉/A1
  • 吉川 喜継選手(4218)/1981年8月24日生まれ/滋賀/A1
  • 土屋 千明選手(4225)/1982年6月29日生まれ/群馬/A1
  • 竹田 辰也選手(4239)/1984年2月15日生まれ/山口/A2
  • 安達 裕樹選手(4227)/1983年2月12日生まれ/三重/A2

毒島 誠選手のデビュー戦

毒島 誠選手のデビューは2003年5月9日

2003年5月9日~13日に群馬支部のホームプール・桐生競艇場で開催された一般戦(タイトル不明)の初日、第2レースでのできごとでした。

今垣 光太郎選手と同じ63期出身で、2007年3月23日に若松上程場で開催された「一般・第12回 北九州市長杯争奪戦競走」の6着を最後に引退を表明した杉浦 良行選手(3367)のイン戦。

毒島 誠選手は6号艇・6コースからの出走で、新人レーサーでありながら、コンマ09の2番手スタートから見事に舟券に絡む活躍を見せて、3着を獲得しています。

出典:艇国データバンク
出典:艇国データバンク

毒島 誠選手の初勝利

毒島 誠選手の初勝利は2003年7月20日

2003年7月20日~24日に多摩川競艇場で開催された「一般・一般戦競争」の初日、第1レースでのできごとでした。

2004年1月21日にびわこ競艇場で開催された一般戦「日刊スポーツ新聞社杯争奪 第18回 荒法師賞」の2着を最後に引退を表明した大阪支部の大ベテラン・浜地 冨美雄選手(2322)のイン戦で、全コースにB級選手が配置される番組構成。

6号艇・6コースからの出走で、コンマ14という素晴らしいトップスタートを決めた毒島 誠選手は、好調とは言い難い中堅の機力のモーターながら、豪快なまくりを決めて勝ち星を獲得。

毒島 誠選手以外の全員が格上の先輩選手という厳しい状況でデビューから2か月にして25走目でつかんだ初勝利。

この勝ち星獲得スピードは、通常なら初勝利を獲るのに100走、もしくはそれ以上かかる選手もいるので、強豪ひしめくボートレーサーの中でも“かなり早い”といえます。

出典:艇国データバンク
出典:艇国データバンク

毒島 誠選手の初優勝

毒島 誠選手が記念すべき初優勝を飾ったのは、2006年9月27日
デビューから3年4か月後の2009年9月22日~27日に鳴門競艇場で開催された「一般・第18回 鳴門市長杯競走」最終日のことでした。

デビュー5期目でA2級に初昇級し、2003年5月9日の桐生競艇場でのデビューから3年4か月
2005年2月7日に多摩川競艇場で初優出を果たしてから9回目の優出にして、ついに掴んだ初優勝。

優勝戦では4号艇・5コースからの進入で、コンマ13のややゆっくりとしたスタートから、1周1マークで鮮やかなまくり差しで突き抜けると、初優勝のプレッシャーを感じさせない見事なレース展開を見せてくれました。

このレースの3連単456は80番人気の26,430円(264.3倍)という大穴決着。
格上のA1級選手2人を相手に臆することなく、しっかりとチャンスをつかみ取ったのです。

出典:艇国データバンク
出典:艇国データバンク

毒島 誠選手のボートレースグランプリ初制覇

毒島 誠選手が記念すべき初優勝を飾ったのは、2024年12月22日
デビューから21年7か月後の2024年12月17日~22日に住之江競艇場開催でされた「SG・第39回 ボートレースグランプリ(賞金王決定戦)」最終日のことでした。

ボートレース界の最高グレード・SG競争の決勝戦とあって、このレースの出場者は現在も第一線で活躍を続けている強者ぞろい。

そのうえ、全員が「2024年のSG覇者」と「獲得賞金ランキング上位選手」という超豪華メンバーで、毒島 誠選手を含めると実に4人の選手がグランプリ覇者(2024年大会の開催当時は3人)、まさに艇界トップレベルのレーサーが集結していました。

  • 毒島  誠選手:2024年(第39回)大会優勝
  • 桐生 順平選手:2017年(第32回)大会優勝
  • 茅原 悠紀選手:2014年(第29回)大会優勝
  • 馬場 貴也選手:グランプリ本戦での優勝歴はなし
  • 池田 浩二選手:2011年(第26回)大会優勝・2013年(第28回)大会優勝
  • 関  浩哉選手:グランプリ本戦での優勝歴はなし

特に、隣の5コースには2011年と2013年に2度のグランプリ載冠を果たし、その卓越した旋回技術から“艇界のブルーインパルス”の異名を持つ池田 浩二選手(3941)が虎視眈々と1着を狙う状況。

デビューから22年を迎える前に7度目の競艇界の頂点・グランプリの優勝戦という“夢の大舞台”に立った毒島 誠選手は、1号艇・1コースからの出走。
優勝戦ではコンマ19のゆっくりとしたスタートから一人抜け出し、1周1マークを先マイすると見事なイン戦速攻で押し切って、道中も差させず捲らせずのハンドルさばきを披露。
相棒のモーター・32号機の機力をしっかりと味方にしたことで、観客にその強さを知らしめました。

2024年のSG覇者3人を相手に堂々たるレース展開を見せ、ついに毒島 誠選手が7回目のグランプリ優出で悲願のボートレースグランプリ初制覇

優勝した毒島選手にとって、2024年5度目の優勝にして年間SG2冠(通算SG8冠)・通算80回目の優勝、そして選手生活14年7か月目にしてグランプリ初制覇を果たしました。

2025年5月現在、同期の“92期”でSGレースの優勝歴を有しているのは、毒島 誠選手ただ一人です。

ちなみに、優勝戦が行われた12月22日は奥様・美幸さんのお誕生日であり結婚記念日だったことから、SNS上には「毒島さんかっこよ。。 奥さんの誕生日+結婚記念日に初グランプリ優勝」「奥さんの誕生日に結婚記念日とか、そんなすげえ日にグランプリ優勝て、バケモンすぎやぞ」といった声がたくさん見られました。

出典:BOAT RACE公式サイト
出典:BOAT RACE公式サイト
  • 超速報 2024 SG 第39回グランプリ 優勝戦│BOATCAST NEWS 2024年12月22日│
出典:ボートレース公式 BOATRACE official
  • 【現地映像】SG 第39回 グランプリ 優勝戦
出典:がっち【池田浩二&磯部誠 応援隊】
2024年開催「第39回 ボートレースグランプリ(賞金王決定戦)」のレース展望・考察・優勝者インタビュー
  • 最終日 推奨レース展望

グランプリ優勝戦の1号艇は毒島。モーターはこのメンバーに入ってもヒケは取らない仕上がり。ピット離れ、スタート遅れも考えづらくイン速攻でグランプリ初Ⅴへ。相手筆頭は桐生。こちらも舟足はいい状態。毒島の上を行くのはホネでも、素早く差してバック伸び比べに持ち込むか。5日目はコース取りから見せ場を作った茅原がセンター好位置から自在に立ち回り一発をもくろむが、馬場も1着だけを狙って攻めの姿勢を貫く。池田はソツなくさばいで連下争いに加わる。
引用元:レース一覧|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

  • 最終日 熱戦レース

ほぼ横一線のスリットから毒島が1マークを先制しますが、桐生が鋭い差しで肉薄。毒島に舳先をかけていきます。しかし、直線で艇を伸ばした毒島は、続く2マークで完全に桐生を振り切ると差を広げて独走態勢に突入。毒島はその後も慎重かつ大胆に周回を重ねていきます。終始先頭で逃げ切り人気に応えた毒島がゴールラインを通過。毒島が7度目のグランプリファイナル挑戦で悲願の初制覇を達成しています。

引用元:レース一覧|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

  • 勝利者インタビュー

(スタートは)もうちょいいってると思ったんですけど、ちょっとだけ向かいが入ってたのかなっていうところで。みんなに聞いてみたら10もうちょっと入ってると思ってたっていう話だったんで、勘としてはみんな一緒だったなと思います(コンマ19)。(1マークは)そうですね、近年稀にみる遅いターンだったので、(桐生)順平入ってましたけど、足の差で何とか前出たかなっていう感じだったんですけど、緊張でちょっとハンドル切れなかったっすね。(プレッシャーは)そんな感じはしなかったんですけど、スタートしてからなんかちょっと覚えてないんですけど、あんなに優勝戦で遅いターンってなかなか無いかなと思います。(道中は)信号だけしっかり見落とさないようにと思ってたんですけど、まぁ覚えてないですあんまり(笑)。(パレードは)本当に沢山の方から声援いただいて、全員見れたらいいんですけどね、本当にそういう感謝の気持ちを持って見させていただきました。いやもうね、今日だけじゃなく本当にいつも暖かい声援と、たまに叱咤激励もあるんですけど、いただいてますので本当に力になってます。ありがとうございます。(叱咤激励はあっても?)もちろんいいです。それがあっての選手なので。(賞金トップです)ありがとうございます。僕人生で1位とかなったことないんですよ。これが多分人生初1位ですね。(グランデ5にあとオールスターだけになりました)はい。オールスターはグランプリと一緒で本当に欲しいタイトルなので。本当に遅くまでいつもいつもたくさんの声援本当にありがとうございます。すごく力になってます。開催してくださった住之江と、関係者の皆さんも盛り上げていただいてありがとうございます。これからも精一杯一走一走頑張りますので、ボートレースの応援いっぱい、いっぱいよろしくお願いします! ありがとうございました!

引用元:結果|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

おなご

2024年のグランプリ制覇で毒島 誠選手は「GRANDE5」の獲得メダル数が単独トップになったんだよ!

無知なネコ

競艇界で唯一、GRANDE5のメダルを4つ所持しているってことは、グランドスラム達成に最も近い存在ってことなんだね。

2025年5月現在、毒島 誠選手は“GRANDE5”のメダルを4つ獲得しており、単独トップとなったことでボートレース界唯一のグランドスラムリーチレーサーになりました。
※シリーズ制覇未達成はボートレースグランプリのみ
それに続くのが、メダルを3つ所持している石野 貴之選手・峰 竜太選手・桐生 順平選手の3選手です。

毒島 誠選手の獲得賞金

A1級の第一線で長いこと活躍し続けている毒島 誠選手。
SG戦線でも活躍を続け、数々の輝かしいタイトルを獲得しているのですから、もちろん獲得賞金も高額なことが想像できると思います。
これまでの獲得賞金は次のとおりです。

 年度 級別 賞金ランキング 獲得賞金
2025年A14位
※2025年4月27日現在
40,732,000円
※2025年4月27日現在
2024年A11位246,786,033円
2023年A114位86,540,000円
2022年A113位88,472,000円
2021年A111位91,385,481円
2020年A13位155,208,000円
2019年A12位179,419,000円
2018年A12位192,772,500円
2017年A17位103,492,000円
2016年A124位53,061,000円
2015年A12位126,156,000円
2014年A111位72,994,334円

A1級ボートレーサーの平均年収は約3,000万円といわれているなか、毒島 誠選手は2007年前期から2025年前期まで約18年間ずっとA1級を維持し続け、獲得賞金額も平均を大きく上回ることから、常に賞金ランキングの上位にいることがわかります。

とくに2024年はボートレースクラシックとボートレースグランプリのSGタイトルを2つも獲得して2億円超えの圧倒的な金額になったと同時に、令和6年の年間最多獲得賞金選手にも選出されているため、過去もっとも多い獲得金額となりました。

さらに直近3年間の平均年収について見てみたいと思います。
直近3年間のデータから算出した平均年収は、約1億4,060万円
2020年以降、3年ほどは獲得賞金額が1億円に届いていないものの、A1級ボートレーサーの平均金額3,000万円の4.7倍近い金額を獲得し、2024年は8倍以上となる2億4,000万円越えを記録しています。

直近3年間の平均年収をひと月に換算すると月収が約1,171万円越えですから、もはやトップレーサーって本当に規格外…想像もつかない世界です。
このような結果になった理由としては、やはり2024年のグランプリ制覇によって獲得賞金額が大幅にアップしたことが大きいでしょう。

ちなみに、直近10年間の平均年収を計算したところ、直近3年間の平均年収よりも827万円ほど少ない約1億3,233万円となりました。
圧巻の1億円越えで、しかも長期間ずっとケガなどで長期欠場することなく、第一線で活躍を続けている証明であり、これはものすごいことでしょう。

一般的な40代の社会人男性の平均年収は約540万円とされていますので、毒島 誠選手の平均年収は約24.5倍の金額に相当します。

近年は獲得賞金額が1億円を超えない年もありましたが、2016年のスランプを底として獲得賞金額が安定して超高額をキープしていることからも、毒島 誠選手の成績が常に良い状態にあることがわかります。

ボートレーサーの級別ごとの平均年収の目安はつぎのとおりです。
・A1級:平均年収は、約3,000万円
・A2級:平均年収は、約1,800万円
・B1級:平均年収は、約1,100万円
・B2級:平均年収は、約 500万円

おなご

ボートレーサー全体の平均年収は1,900万円といわれています。

ニュージェネレーションに所属していた

毒島 誠選手は「ニュージェネレーション」というグループに名を連ねていました。

ニュージェネレーションとは、“ベテラン世代が未だに競艇界のトップに君臨している時代に待ったをかけるべく、“世代交代を巻き起こそう”という共通の志をもった同志が集ったグループです。

このグループのはじまりは、峰 竜太選手が『ニュージェネレーションスーパースターズ』というTシャツを着てきたことから世間に知られるようになりました。
当時の若手有望株のメンバーが同じTシャツを着て、世代交代を起こすために集結したのがはじまりでした。

その中で最も登録期の早い、毒島 誠選手がリーダー的な立場となって、寄付などの社会貢献活動ではコメントを発表しています。

しかし、このニュージェネレーションは2018年平成最後のグランプリを最後に、峰竜太選手のInstagramで解散が発表されました。

メンバーも若手から中堅どころになり、平成のボートレースに新たな旋風を巻き起こしたグループだったことを考えると、平成が終わるタイミングでの解散というのはいいタイミングだったのでしょう。

所属メンバーは、現在の競艇界を背負って立つ有力選手ばかりでした。

  • 【4238】毒島   誠(92期)
  • 【4296】岡崎  恭裕(94期)
  • 【4311】岡村   仁(95期)
  • 【4320】峰   竜太(95期)
  • 【4337】平本  真之(96期)
  • 【4344】新田  雄史(96期)
  • 【4350】篠崎  元志(96期)
  • 【4418】茅原  悠紀(99期)
  • 【4444】桐生  順平(100期)
  • 【4477】篠崎  仁志(101期)
  • 【4504】前田  将太(102期)
  • 【4524】深谷  知博(103期)

ニュージェネレーションの活動実績

ニュージェネレーションは、ただ単に若手選手のグループというわけではありません。
しっかり社会貢献活動を行っていた実績が残っていましたのでご紹介します。

こうして見ると、ボートレース公式サイトでも認められた存在だったことがわかりますね。

出典:BOAT RACE公式サイト

2016/06/01

5月18日~22日の間に開催されました、ニュージェネレーションズによる平成28年熊本地震被災者支援チャリティーオークションはお陰様をもちまして無事に終了することが出来ました。みなさまのご理解・ご協力に心より感謝申し上げます。
また、ニュージェネレーションズ選手9名が10万円ずつ、合計90万円を熊本地震被災者支援へ寄付いたしました。
以下、登録第4238号毒島誠選手よりのコメントとなります。
 
このたびの平成28年熊本地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。
ニュージェネレーションズによる熊本地震チャリティーオークションの落札合計額が297,250円となりました。
ご賛同、ご協力下さった方々に改めて感謝致します。
責任を持って、日本財団に寄付させて頂きます。
私たちも、レースを通じ勇気と感動を与えられる様、日々頑張っていきたいと思います。
そして一日でも早い復興、平穏な日々が戻ることを切に願っております。
登録第4238号 毒島  誠
 
【寄付をおこなった選手】
登録第4238号 毒島  誠(群馬)
登録第4320号 峰  竜太(佐賀)
登録第4311号 岡村  仁(大阪)
登録第4337号 平本 真之(愛知)
登録第4350号 篠崎 元志(福岡)
登録第4477号 篠崎 仁志(福岡)
登録第4444号 桐生 順平(埼玉)
登録第4504号 前田 将太(福岡)
登録第4524号 深谷 知博(静岡)

ニュージェネレーションチャリティーオークションのお礼とご報告 | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
出典:BOAT RACE公式サイト

2016/05/18

このたびの平成28年熊本地震で亡くなられた方々に哀悼の意を捧げるとともに、被害にあわれた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
 
同地震の発生を受け、登録第4238号毒島誠選手(群馬)をはじめとする、ニュージェネレーション選手たちによるチャリティーオークションを5月18日~22日まで実施することとなりました。選手から提供されたボートレースグッズや個人の愛用品を下記サイトにてオークションを行っております。
 
なお、オークションの収益金は日本財団を通じて、平成28年熊本地震被災者支援活動に寄付されます。
 
■チャリティーオークションページ
(PC、SP)http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/jlc380jp ※現在は無効
 
【出品選手】
登録第4238号 毒島  誠(群馬)
登録第4320号 峰  竜太(佐賀)
登録第4337号 平本 真之(愛知)
登録第4344号 新田 雄史(三重)
登録第4350号 篠崎 元志(福岡)
登録第4418号 茅原 悠紀(岡山)
登録第4444号 桐生 順平(埼玉)
登録第4524号 深谷 知博(静岡)

ニュージェネレーション選手たちによる平成28年熊本地震被災者支援チャリティーオークションが開催中です! | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

OneTeam Racersの発足メンバー

毒島 誠選手といえば、自然災害が発生する度に被災地のためにと獲得賞金の一部を日本財団「災害復興特別基金」に寄付を続けるほどの人格者ですが、峰竜太選手(佐賀)・馬場貴也選手(滋賀)、長嶋万記選手(静岡)らとコロナウイルス予防対策や行動を伝える活動をSNSを中心に行っています

コロナウィルス感染症が5類に引き下げられたため、現在は表立った活動はされていませんが、ボートレーサーの方々の社会貢献活動を主導したといっても過言ではありません。

賞金の一部を寄付し続けた功績により「紺綬褒章」を受章

毒島 誠選手は、競艇界史上2人目の紺綬褒章(こんじゅほうしょう)の受章者です。

自然災害が発生する度に、被災地のためにと獲得賞金の一部を日本財団「災害復興特別基金」に寄付を続けた功績が認められたことによる受章で、2020年5月30日に天皇陛下から褒章が授与されました

毒島 誠選手のほかに、吉田 拡郎選手、徳増 秀樹選手、瓜生 正義選手ら3名のボートレーサーが、自治体や日本財団にそれぞれ個人的な寄付を実施しており、紺綬褒章の受章者に名を連ねています

2020年9月1日の褒章伝達式の後、毒島 誠選手は次のように語っています。
大きな自然災害が発生するたびに心を痛め、被災された方へ自分は何が出来るだろうと考えました。レーサーである自分が出来ることは、自分が走る姿をお見せすることしかできません。しかし、頑張って良い結果を残し、それを被災者に寄り添って活動されている方々への活動資金として寄付することはできるなと思いレースに参加しております。今後も皆様に元気をお届けできるようなレースをしていきたいと思います。

出典:BOAT RACE公式サイト

毒島 誠選手のInstagramに投稿されたメッセージには『ボートレース業界は、各地へのボランティア活動や寄付活動、そして主益金も社会貢献に活用されています。その一員でいられる事を、とても誇りに思います。僕自身も、ボートレースを通じて出来る事を少しでも形にしていきたいと思います。』と記されており、自身の功績ではなく、競艇界の仲間の功績とイメージアップに繋がる言葉を紡いでいることに感銘を受けました。

今までに紺綬褒章を受章した4名のボートレーサーの詳細について、以下にまとめました。

スクロールできます
受章日伝達日選手名支部概要
2019年7月30日2018日年10月4日に倉敷市長から吉田 拡郎選手4166・岡山2018年に若松オーシャンカップ準優勝の賞金から「倉敷市西日本豪雨災害義援金」に500万円を寄付した功績が認められ、この度、国土交通大臣から推薦を受け、閣議決定を経て紺綬褒章授与が決定しました。
2020年5月30日2020年9月1日に日本財団・笹川陽平会長より毒島 誠選手4238・群馬自然災害が発生する度に被災地のためにと獲得賞金の一部を日本財団「災害復興特別基金」に寄付を続けた功績が認められ、この度、国土交通大臣から推薦を受け、閣議決定を経て紺綬褒章授与が決定しました。
2021年1月30日2021年7月6日に徳増 秀樹選手3744・静岡2020年7月豪雨被災地の復興支援および新型コロナウイルス感染症対策のためにと、獲得賞金の一部を公益財団法人日本財団「災害復興支援特別基金」に寄付をした功績が認められ、この度、国土交通大臣から推薦を受け、閣議決定を経て紺綬褒章授与が決定しました。
2022年5月28日2022年9月29日に日本財団・笹川陽平会長より瓜生 正義選手3783・福岡今までも被災地復興支援や新型コロナウイルス感染症対策のために獲得賞金の一部を寄付していましたが、この度、公益財団法人日本財団「夢の奨学金」に寄付をした功績が認められ、国土交通大臣から推薦を受け、閣議決定を経て紺綬褒章授与が決定しました。

紺綬褒章(こんじゅほうしょう)とは?

紺綬褒章(こんじゅほうしょう)とは栄典のひとつに分類される褒章制度です

栄典の授与は、内閣の助言と承認によって天皇が国民に対して行う国事行為で、そのうちの1つが紺綬褒章であり「公益のために私財を寄附した者」の中から授与します。
ボートレース界でも、公益のために私財を寄附した選手は数名おり、寄付した年に審査のうえ、紺綬褒章を授与されています。

基本的に個人であれば500万円以上団体であれば1,000万円以上の寄付をした人たちが対象となり、認定された人に褒章が贈られる制度です。

寄付をする側は国や地方公共団体、又は公益団体に対する寄附が対象となります。
しかし、当然ながらこの紺綬褒章は寄付した人が全員選ばれるわけではありせん
紺綬褒章は毎月1回発令され、それぞれの褒章にふさわしい功績がある人に対して、各府省の大臣などから内閣総理大臣に推薦され、内閣府賞勲局での審査をした結果、閣議決定の後、天皇陛下の御裁可を得て授与されます。

毒島 誠選手といえば…最近注目のボレジョ!

最近のボートレース界が大注目している、元AKB48で現在はタレントとして活躍する福留 光帆さん

ガチのボートレースファン』にして、競艇場ごとの特徴やエンジン・進入まで調べ尽くす本気ぶりで、その知識も豊富なことから、How-to動画を自身のYouTubeチャンネル(福留光帆 – YouTubeで配信中。
チャンネル登録者数はなんと37.4万人(2025.1.12現在)を超えている大人気ボレジョです。

そして、そんな福留 光帆さんの夢は『20歳のうちに全国24場制覇をすること』でしたが、2025年8月11日以降は忙しいためか、お仕事でボートレース場に行く機会が増えてしまった影響か…19場目のボートレース児島を訪れて以降、全国24場制覇に関する情報は更新されていません

そのため、プライベートで20歳のうちに巡ることができたのは19場だったようです。

もしかしたら、これからも“全国24場巡り”に関する投稿は去れるかもしれませんが、2025年1月現在までに制覇した競艇場数は19場のため、多くのファンのためにも全国24場制覇を果たしてほしいですね。

好きな選手は声・顔・レーススタイルに惹かれたということで、毒島誠選手をあげています。

  • 私のボートレース愛について語ります。
出典:福留光帆YouTubeチャンネル
  • 福留光帆がボートレース初心者の方に基本を教えちゃいます。
出典:福留光帆YouTubeチャンネル
  • 高額転売グッズを値切って買い戻します。
出典:福留光帆YouTubeチャンネル
  • 【号泣】毒島選手の1号艇が決まった瞬間の私です。
出典:福留光帆YouTubeチャンネル

福留光帆さんのプロフィールなどの基本情報については、今後記事にしていきますのでお待ちください。

東スポWEBでコラム【福留光帆 舟は帆まかせ帆は風まかせ】を執筆中

福留光帆さんは現在、東スポWEBでコラム【福留光帆 舟は帆まかせ帆は風まかせ】を執筆中です。

しかもこのコラムはただのコラムではありません!
なんと2大会連続で押したレーサーが優勝したという、大・大・大注目コンテンツなんです!!

ちなみに福留光帆さんが優勝者を推したとされるコラムは次の2回です。

  • 第2回 【戸田ボート・SGクラシック】元AKB48福留光帆の推しは毒島誠「お守りは毒島選手の単勝舟券です」
      ⇒「第59回 ボートレースクラシック」で毒島 誠選手が優勝!
  • 第3回 【鳴門ボート・PGⅠマスターズC】ボートレース界注目の福留光帆 今大会は〝イケオジ〟菊地孝平推し
      ⇒「第25回 マスターズチャンピオン」で菊地 孝平選手が優勝!


2大会連続で優勝選手の予想を的中させるなんてエピソードは本当に凄すぎます!
福留光帆さん、ただ者ではありません!!

最も旬な競艇女子・福留光帆さん毒島 誠選手に対する“愛”について語ったコラムをご紹介しますので、ぜひご覧ください。

第2回 【戸田ボート・SGクラシック】元AKB48福留光帆の推しは毒島誠「お守りは毒島選手の単勝舟券です」

2024年3月15日 11:00

 ボートレース戸田のSG「第59回ボートレースクラシック」が15日に開幕する。この今年最初のSGバトルの見どころをボートレース大好き20歳の福留光帆が紹介。推しレーサー・毒島誠への〝愛〟を存分に語った。

【福留光帆 舟は帆まかせ帆は風まかせ】いよいよ今年最初のSGが始まります。石野貴之選手に峰竜太選手、私の地元・尼崎の吉川元浩選手と気になる選手がいっぱい。中島孝平選手に羽野直也選手も気になります。やっぱりSGとなると、すごい選手ばかりなので目移りしちゃいますね。

 でも、私の推しレーサーは毒島誠選手! 今大会の推しというよりはすべてのボートレーサーの中で一番、好きなのが毒島選手なんです。ダンスのお稽古が辛かった時、初めての一人暮らしで寂しかった時も毒島選手のレースに励まされてきました。毒島選手の名前が印刷された単勝舟券をお守りとしてスマホケースの中にたくさん入れて持ち歩いています。

 毒島選手が好きになったキッカケはボートレース好きのお父さんに「応援するなら峰選手か毒島選手だな」と言われてレースのVTRを見たら、毒島選手のレースが格好良過ぎて毒島選手を追いかけよう!と決めました。

 毒島選手のレースの第一印象は「すごくきれい」と感じました。それにインタビューもすごく丁寧で優しい受け答えでファンのことをすごく考えているなということが、すごく伝わってきました。私もファンへの接し方とか毒島選手の姿を見て参考にしています。

 毒島選手は直前の桐生で11戦11勝の完全Vを達成して勢いに乗って戸田に来ます。桐生はF休み明けでしたが、絶対に結果を出すんだという気持ちが伝わってきましたし、やってくれるんだろうなと思っていたら、しっかり優勝。しかも、完全Vですからね。この流れで戸田クラシックでも、きっと活躍してくれると思います。

 地元の桐生順平選手と新開航選手も気になります。戸田ボートはすごくインでも勝つのが難しい独特な水面という印象があります。やはり地元エースでGⅠ4Vという実績がある桐生選手にはアドバンテージがあるのではないしょうか。

 新開選手は2022年10V、昨年も5Vとすごく優勝回数が増えています。GⅠでも優出することも多くなってきました。クラシックは〝新しい人〟というか今までSGで優勝したことがない人が活躍するイメージが強いんですよね。昨年、優勝した土屋智則選手、一昨年の遠藤エミ選手もそうです。だから、新開選手も今回、活躍するんじゃないかと期待しています。

【戸田ボート・SGクラシック】元AKB48福留光帆の推しは毒島誠「お守りは毒島選手の単勝舟券です」 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)

毒島 誠選手のSNS

毒島 誠選手のファンならレースでのかっこいい姿やプライベート、人柄でも魅力的な毒島 誠選手のオフショットが気になるところですよね。

毒島 誠選手のSNSを調査したところ、InstagramX(旧Twitter)のアカウントが開設されていました。

ほかにも毒島 誠選手ご自身はYouTubeでチャンネル開設していませんが、ご自身が登場する動画が数多く投稿されています。

なお、Instagram・X(旧Twitter)ともに「#毒島誠」で検索することで、たくさんの写真を閲覧することができます。

・Instagram

アカウント名はmakoto_busujimaです。

毒島 誠選手は2016年9月からInstagramを開設しており、投稿は383件ありました。

ちなみにフォロワーは3.2万人(2025. 1.13現在)を超えており、今後ますます多くなることが予測されます。

本当に多くのファンに愛されていることがよくわかりますね。

更新頻度はそこまで高くないものの、8割がプライベートに関する投稿といった印象。
肝心の投稿内容については、趣味の釣りやトライアスロンに関する投稿も多いですが、なぜかところどころに笑える内容が散りばめられているような…

年々撮影技術も向上されているようで、おしゃれなプライべート写真も多く投稿されています。

出典:毒島誠選手Instagram

X(旧Twitter)

アカウント名は@busujima4238です。

毒島 誠選手は2014年11月からX(旧Twitter)を開設しており、投稿は8,946件ありました。

開設から10年でフォロワー数が6.8万人(2025.1.13現在)を超えているので、人気のほどがよくわかります!

その証拠にたくさんのファンから応援メッセージが寄せられているのが見て取れます。

今はInstagramよりもX(旧Twitter)の方が更新頻度が高いことから、こちらがメインのようです。

レースの感想やプライベートに関する内容や動画も投稿されており、ここでしか見られない写真や動画は見逃せませんよ。

出店:毒島誠選手X(旧Twitter)

・YouTube

毒島 誠選手はYouTubeチャンネルを開設していません

しかしボートレース公式チャンネルなどで登場する動画を見ることができます。

インタビューやトークショー、そのほかにもレース映像など多くの動画が投稿されていましたので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

ぜひこの機会に毒島 誠選手のこれまでの軌跡を振り返ってみてくださいね。

  • 勝ガマ ピット直送MOVIE 毒島誠選手にインタビュー
出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル
  • 毒島誠が語る「勝てるところ無い!」すごい若手が大ブレイクのきっかけは丸岡正典の一言だった! 【このボートレーサーがすごい! #7】
出典:ボートレース公式映像配信 JLCレジャーチャンネル
  • ボートの時間! # 402 「毒島誠 GPトーク」2023年12月10日放送【サンテレビ】
出典:【公式】ボートの時間!
  • 20240218 毒島誠選手が尼崎でVRスプラッシュバトルに挑戦!!!
出典:ボートレース尼崎【公式】

日刊スポーツでコラム「ポイズンロード日進毒歩」を連載中

毒島 誠選手は2021年12月より日刊スポーツでコラム「ポイズンロード日進毒歩」を執筆中です。
更新は基本的に毎月10日の1回ですが、毒島 誠選手の人気の理由がわかる気がしますので、ぜひ一度読んでみてください。

出典:日刊スポーツ「ポイズンロード日進毒歩」

【ボートレース】1500勝へM2!早く達成したい 群馬支部の若手・富沢君初V刺激に/毒島誠

[2024年5月10日8時45分 ]

皆さま、こんにちは。通算1500勝まで、あと2勝になりました。選手は区切り、メモリアル勝利を大事にしている人が多いです。記念グッズを作ったりもしますので(笑い)。500勝は鳴門、1000勝は平和島。思えば100勝も鳴門でした。できれば地元桐生でやりたかったですが、なるべく早めに達成できるように頑張ります(次走丸亀・5月12日~)。桐生開催では、富沢祐作君がデビュー初優勝を飾りました。体操競技を経験し、年齢を重ねてからレーサーになり、減量も大変な苦労人。群馬支部の若手イチの努力家でもあります。僕も全能力を出し切りましたが、(優勝戦)2着。でも、富沢君の優勝は、うれしいですし刺激にもなりました。

5月はSGオールスター(多摩川)があります。1万6552票、また日ごろから多くの声援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。グランプリは1年間の積み重ねですが、オールスターはファンあっての大会。ファンあってのボートレースですから選んでもらえるのは格別です。いただいた票を無駄にせず、大事にしたい。オールスターは、1度の優出(20年5月・住之江)しかないので高望みはせず、でも、やることをきっちりやり、いいレースを見せたいと思います。

多摩川は、デビュー初勝利を挙げ、初優出もできました。以前から鳴門、多摩川は相性が良く、特に多摩川はいっぱい走らせてもらっています。いい意味で慣れている、走る回数が多いのがメリット。地元の次に優勝が多いのも圧倒的に多摩川(優勝8度)です。戸田SGの後は、記念で準優にも乗れていないので、グレードレースでしっかり結果を出したい。その点、好きな多摩川を走れるのはラッキーだと感じています。

5月から各場で、134期生が初出走しています。群馬支部は、山道諄也(さんどう・じゅんや)君がデビュー(次走津・5月27~30日)していますので、温かい応援をお願いいたします。(ボートレーサー)

【ボートレース】1500勝へM2!早く達成したい 群馬支部の若手・富沢君初V刺激に/毒島誠 – ポイズンロード日進毒歩 – ボート : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

まとめ

トップレーサーとして第一線で戦い続け、レースでの成績も右肩上がり。
2024年のグランプリで悲願の初制覇を達成して、ボートレース界でただ一人のGRANDE5リーチレーサーになった毒島 誠選手。

ファン思いで丁寧な対応と、SNSやコラムでの文章力と情報発信力があれば、さらに多くのファンに愛されるビッグネームとして、いつかは待望のGRANDE5完全制覇(=グランドスラム達成)を成す日もそう遠くないことのように感じます。

これだけの成績を残しながら、自己顕示欲を見せることなく、自分なりの社会貢献として『自然災害が発生する度に、被災地のために獲得賞金の一部を寄付し続ける』慈悲深さに感銘を受けました。

順調にいけば2025年12月の「第40回 ボートレースグランプリ」への出場も確実視されていた中で、ファン投票1位で選出された栄えある「第52回 ボートレースオールスター」で喫してしまったフライング。

このフライングによって、ボートレースオールスターの賞典除外「第71回 ボートレースメモリアル」への選出除外が確定したため、その影響はとても大きく、これからの戦績やコンディション次第ではグランプリの出場権獲得に黄色信号が灯る事態に発展したと言っても過言ではありません。

2025年5月6日に地元・桐生競艇場で開催された一般戦「第52回 上毛新聞社杯」で、2010年と2020年に続いて3度目の優勝を果たし、執筆時点での最新(2025年4月37日現在)の毒島 誠選手の獲得賞金は40,732,000円で、ランキングは第4位

前回大会の優勝時に(GRANDE5コンプリートへ)しっかり走ってファンに恩返しがしたいですねとファンへの感謝を語っていた毒島 誠選手のグランプリ出場が果たされることを切に願うとともに、数多くの有言実行を成し遂げてきた実績があるからこそ、昨年に続くグランプリのタイトル獲得とふたたびの黄金のヘルメット載冠に期待が高まるのではないでしょうか。

グランプリ連覇を目指す毒島 誠選手のさらなるご活躍を願って、応援し続けたいと思います。

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