2025年1月9日、一般財団法人 日本モーターボート競走会は前日の1月8日に「令和6年優秀選手選考委員会〔委員長:馬場宏幸(大村市モーターボート競走事業管理者)〕」を開催して、委員による慎重な審議を重ねた結果、「令和6年の優秀選手」が決定したことを明らかにしました。
今回の「令和6年優秀選手選考委員会」で決定されたのは、2024年における最優秀選手・最優秀新人選手・最多賞金獲得選手・最高勝率選手・最多勝利選手・優秀女子選手・記者大賞・特別賞の8部門、総勢7名の受章者です。
最も多くの部門で功績を称えられた毒島 誠選手は、最優秀選手・最多賞金獲得選手・記者大賞の3部門で選出されており、まさに“2024年の顔”と言っても過言ではない活躍で、いずれも自身初受賞の栄冠を手にしました。
ほかに今回の発表で初めての受賞を果たしたのは、最優秀新人選手を受賞した藤原 碧生選手、最多勝利選手を受賞した中辻 崇人選手、そしてボートレース界初の“喜寿”を迎えた現役最高齢選手の高塚 清一選手が特別賞を手にしています。
高塚 清一選手は自身の持つ最年長勝利記録を更新し続けた功績も認められて、長きにわたる選手生活で初めての受賞となっています。
同じく特別賞を受賞した西島 義則選手が達成した史上5人目の通算3,000勝と史上7人目の通算2連対5,000回という偉大な記録を残した功績は特に素晴らしく、2000年の最優秀選手・記者大賞受賞以来、24年ぶりの受賞を果たしました。
ここでは、今回発表された「令和6年の優秀選手」と各表彰者・選考理由についてご紹介するとともに、ボートレースの歴史に名を残した各部門における歴代受章者や連続最多受章者についてもご紹介したいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
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2024年(令和6年)の優秀選手
2025年1月9日、一般財団法人 日本モーターボート競走会は前日の1月8日に「令和6年優秀選手選考委員会〔委員長:馬場宏幸(大村市モーターボート競走事業管理者)〕」を開催して、委員による慎重な審議を重ねた結果、「令和6年の優秀選手」が次のように決定したことをBOAT RACE公式サイト内で発表しました。
なお、表彰式典については、2025年2月17日(月)の開催を予定しているとのことです。
「令和6年優秀選手」各表彰者を決定!~登録第4238号 毒島 誠 選手が最優秀選手に選出!~
2025/01/09
一般財団法人日本モーターボート競走会では、令和7年1月8日、令和6年優秀選手選考委員会〔委員長:馬場宏幸(大村市モーターボート競走事業管理者)〕を開催し、標記各被表彰選手について慎重に審議を重ねた結果、下記の通り「令和6年優秀選手」を決定しました。
なお、各部門における選考理由については下記のとおりです。
表彰式典については、来る2月17日(月)に開催予定。
令和6年優秀選手一覧
最優秀選手
登録第4238号 毒島 誠(群馬)<初>
ボートレースクラシック、グランプリの2SG競走で優勝し、賞金獲得額が1位となるなど、年間を通じて最も優秀な成績を記録しました。
最優秀新人選手
登録第5217号 藤原 碧生(岡山)
新人選手の中で賞金獲得額、勝率、1着回数、優勝回数が1位となるなど、最も優秀な成績を記録しました。
最多賞金獲得選手
登録第4238号 毒島 誠(群馬)<初>
最も多い賞金246,786,033円を獲得しました。
最高勝率選手
登録第4320号 峰 竜太(佐賀)<9回目>
最も高い勝率8.29を記録しました。
最多勝利選手
登録第3876号 中辻 崇人(福岡)<初>
最も多い1着回数120回を記録しました。
優秀女子選手
登録第4502号 遠藤 エミ(滋賀)<5回目>
レディースチャンピオン、クイーンズクライマックスで優勝し、女子選手の中で賞金獲得額が1位となるなど、優秀な成績を記録しました。
記者大賞
登録第4238号 毒島 誠(群馬)<初>
全国ボートレース記者クラブ会に加入している記者による投票の結果、最高得点を獲得しました。
特別賞
登録第2014号 高塚 清一(静岡)
業界初となる喜寿を迎えた現役最高齢選手で、自身の持つ最年長勝利記録を更新し続けるなど、長きにわたりボートレース業界に貢献しました。
登録第3024号 西島 義則(広島)
史上5人目の通算3,000勝を達成するとともに、通算2連対5,000回を達成するなど、特に功績がありました。引用元:「令和6年優秀選手」各表彰者を決定!~登録第4238号 毒島 誠 選手が最優秀選手に選出!~ | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
この発表で、2024年のグランプリで初制覇を果たし、まさに“2024年のボートレース界の顔”との賞賛に値する活躍を見せた毒島 誠選手は、自身初となる「最優秀選手」「最多賞金獲得選手」「記者大賞」の3冠を獲得。
このほか、今回の発表で毒島 誠選手以外に“初受賞”の栄冠を手にした選手は3名。
新人選手の中で賞金獲得額・勝率・1着回数・優勝回数が1位となるなど、頭一つ抜けた最も優秀な成績を記録して「最優秀新人選手」を受賞した、岡山支部のルーキー・藤原 碧生選手(5217)。
全ボートレーサー1,603名の中で最も多い1着回数120回を記録して「最多勝利選手」を受賞したのは、福岡支部所属の中辻 崇人選手(3876)。
そして、ボートレース界で初めて“喜寿(77歳)”を迎えた現役最高齢選手の高塚 清一選手(2014)が「特別賞」を手にしています。
高塚 清一選手は自身の持つ最年長勝利記録を更新し続けた功績も認められて、長きにわたる選手生活で初めての受賞です。
同じく「特別賞」を受賞したのが、西島 義則選手(3024)。
2024年8月1日に浜名湖競艇場で開催された「G3・マスターズリーグ 第4戦 サッポロビールカップ」初日の第4レースで達成した史上5人目の通算3,000勝と、同年9月21日に多摩川競艇場で開催された「第31回 神奈川新聞社賞」4日目の第7レースで史上7人目の通算2連対5,000回(1着3,016回、2着1,984回)という偉大な記録を残した功績は特に素晴らしく、2000年の最優秀選手・記者大賞受賞以来、24年ぶりの受賞を果たしています。
「優秀女子選手」に選ばれた遠藤 エミ選手(4502)は、4年連続5回目の同賞受賞となりました。
“大晦日決戦”として注目を集めた2024年12月31日に蒲郡競艇場で開催された「プレミアムG1・第13回 クイーンズクライマックス」で優勝しただけでなく、史上初の「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝を成し遂げた功績が評価されたようです。
さらに、年間獲得賞金を8,057万円まで積み上げたことで、2位の三浦 永理選手に圧巻とも言うべき23,465,000円の差をつけて“賞金女王”の座を手にしただけでなく、全ボートレーサーを対象とした獲得賞金ランキングでも21位に入るほどの活躍。
※2024年の遠藤 エミ選手の年間獲得賞金額は、2位の三浦 永理選手の1.5倍にもあたります。
さすが“女子史上初のSG覇者の名に恥じない”見事な記録を残して、まさに“2024年の優秀女子選手は遠藤 エミ選手以外にいない”といった印象です。
そして、2022年こそ不祥事の影響で王座を池田 浩二選手(3941)に譲り渡したものの、2015年以降はずっと勝率1位の座に君臨し続け、なんと自身9度目の「最高勝率選手」を受賞したのは佐賀支部だけでなく、競艇界のスーパースター・峰 竜太選手(4320)。
普通にやれば僕が1位だから(笑)。
もちろん手を抜くことはないし、勝率の取り方は分かっていますからね。
勝率を残せば、その通りに売れるんです。
勝率1位は誰にもまねできないことだと思っているし、僕の金字塔だから。
それと8点キープは絶対だと思っている。
これだけは引退まで続けたいという思いがあります。
これだけの発言をするだけあって、すべての競艇選手ナンバーワンの勝率を2015年から2021年まで連続で受賞し、2023年には再び王座を奪還しただけのことはあります。
この記録を超える選手は、もしかしたら今後現れないでしょうし、現に2022年の王座陥落の原因も「自身の起こした不祥事」が招いたものですから、あのような問題さえ起こさなければ、きっと“10年連続の最高勝率選手”という偉業すら成し遂げていたはずです。
つまり、現在のボートレース界において勝率で峰 竜太選手を超えるのが至難の業であることは確だと言えるでしょう。
ボートレース令和6年MVPは毒島誠が初受賞 77歳現役・高塚清一が特別賞、最年長勝利記録を更新
ボートレース令和6年MVPは毒島誠が初受賞 77歳現役・高塚清一が特別賞、最年長勝利記録を更新
◇9日 ボートレース「令和6年優秀選手」各部門を発表
日本モーターボート競走会は8日、選考委員会を行い「令和6年優秀選手」の各部門を決定し、9日発表した。クラシック、グランプリのSG2冠を制した毒島誠選手(41)=群馬=が初めてMVPに輝き、記者大賞にも選出された。また特別賞の高塚清一選手(77)=静岡=は業界初となる喜寿を迎えた現役最高齢選手で、自身の持つ最年長勝利記録を更新。また西島義則選手(63)=広島=は史上5人目の通算3000勝、通算2連対5000回などが評価された。各部門の受賞者は次の通り。なお、表彰式典は2月17日に開催予定。
【最優秀選手】 毒島 誠
【最優秀新人】 藤原碧生
【最多賞金獲得】毒島 誠
【最高勝率】 峰 竜太
【最多勝利】 中辻崇人
【優秀女子】 遠藤エミ
【記者大賞】 毒島 誠
【特別賞】 高塚清一
西島義則
【ボートレース】2024年表彰選手を発表 毒島誠がMVPなど3冠 特別賞に高塚清一、西島義則
【ボートレース】2024年表彰選手を発表 毒島誠がMVPなど3冠 特別賞に高塚清一、西島義則
2025年1月9日 17:03
日本モーターボート競走会は9日、「令和6年優秀選手」の各表彰選手を発表した。「最優秀選手」はSGグランプリ初制覇を果たした毒島誠(41=群馬)が初受賞。「最多賞金獲得選手」(初受賞)、「記者大賞」(初受賞)の3冠を獲得した。
「最優秀新人選手」は藤原碧生(24=岡山)。新人選手の中で賞金獲得額、勝率、1着回数、優勝回数で1位。
「最高勝率選手」は勝率8.29を記録した峰竜太(39=佐賀)が9回目の受賞。
「最多勝利選手」は1着回数120回の中辻崇人(47=福岡)が初受賞。
「優秀女子選手」は遠藤エミ(36=滋賀)が5回目の受賞。PGⅠレディースチャンピオン、クイーンズクライマックスを制し、女子獲得額1位となった。
「特別賞」として高塚清一(77=静岡)と西島義則(63=広島)を選出。高塚は現役最高齢でボートレース界では初となる喜寿を迎えた。最年長勝利記録を更新するなど長きにわたり貢献している。西島は史上5人目の通算3000勝や通算2連対5000回などの偉業を達成した。
【ボートレース】毒島誠が初の賞金王 遠藤エミは4年連続5回目の賞金女王
【ボートレース】毒島誠が初の賞金王 遠藤エミは4年連続5回目の賞金女王
2025年1月2日 14:59
2024年賞金ランク1位はSG住之江グランプリを制した毒島誠(40=群馬)で2億4678万6033円。初の賞金王となった。2位・馬場貴也(1億7981万6833円)、3位・桐生順平(1億7157万8333円)と続く。4位・茅原悠紀(1億4610万8333円)、5位・池田浩二(1億2925万3000円)、6位・関浩哉(1億2488万6760円)、7位・峰竜太(1億2072万3333円)、8位・定松勇樹(1億2033万7000円)、9位・菊地孝平(1億1310万8000円)、10位・平本真之(1億992万8466円)、11位・土屋智則(1億827万4333円)、12位・河合佑樹(1億483万4000円)、13位・宮地元輝(1億175万円)の13選手が1億円を超えた。
女子1位は遠藤エミ(36=滋賀)。福岡PGⅠレディースチャンピオン、蒲郡PGⅠクイーンズクライマックスの女子2大タイトルを制して8057万1000円。4年連続5回目の賞金女王となった。全体では21位となっている。
遠藤エミ、毒島誠、三浦永理、藤原碧生… 2024年を総括してみた!
遠藤エミ、毒島誠、三浦永理、藤原碧生… 2024年を総括してみた!
2025年1月1日 14:40
“大晦日決戦”として注目を集めた蒲郡の「プレミアムG1第13回クイーンズクライマックス」は遠藤エミ(滋賀出身・滋賀支部36歳)【写真2枚】の優勝で幕をおろした。史上初の「レディースチャンピオン&クイーンズクライマックスW優勝(同年)」を成し遂げ、8057万円で年間獲得賞金女子1位(2位は三浦永理)としたことで2024年の優秀女子タイトルは確実視されている。
その遠藤エミは表彰セレモニーで「ファンの皆さんが応援してくれて…」とことばに詰まりながら落涙。優勝インタビューでは努めて淡々と話していたが、実は感極まっていたことを印象づけていた。
2021年8月の第35回レディースチャンピオン(浜名湖)で優勝した際の「私よりも私を信じてくれるファンの皆さんがいる…」と語った思いは変わっていないのだ。
2025年の走り初めは1月4日初日のびわこオールレディースである。一方、レーサー1,603名の頂点に立ったのは12月22日にSG第39回グランプリ(住之江)を制した毒島誠(群馬出身・群馬支部40歳)【写真上】。2024年はグランプリのほか、ボートレースクラシック(戸田)を制するなど八面六臂(ろっぴ)の活躍をみせ、ただ1人年間獲得賞金2億円台でトップに立ち(2位は馬場貴也)、最優秀選手候補の筆頭とみられている。今月の正式発表を待ちたい。
こうした賞金トップのほか、レーサーの活躍を示す指標はさまざま。以下は2024年各分野の1位である。
勝率 峰竜太 8.29(2位は8.02の池田浩二と中辻崇人)
1着回数 中辻崇人 120回(2位は112回の松村敏)
優勝回数 菅章哉・豊田健士郎 9回(次位は8回の中辻崇人と井上忠政)女子勝率 三浦永理 7.54(2位は7.41の浜田亜理沙)
女子1着回数 三浦永理 102回(2位は88回の浜田亜理沙)
女子優勝回数 遠藤エミ・三浦永理 5回(次位は4回の守屋美穂)128期以降レーサー勝率 藤原碧生 6.91(2位は6.73の飛田江己)
128期以降レーサー1着回数 藤原碧生 95回(2位は80回の飛田江己)
128期以降レーサー優勝回数 藤原碧生5回(2位は3回の飛田江己)ボートレース界は2025年もきっと話題にこと欠かないであろう。その一戦一戦に注目し堪能したいものだ。
2024年(令和6年)の優秀選手の詳細
2025年1月8日に開かれた「令和6年 優秀選手選考委員会」で選出され、慎重な審議を重ねた末に「令和6年の優秀選手」に選ばれた7名の選手についてご紹介します。
2024年の選出においては、ルーキーから中堅・ベテラン・レジェンドレーサーまで幅広い年代から選出されていることが特徴だと言えるでしょう。
長年の功績が認められた選手ばかりではなく、これからの活躍が楽しみな新人選手についてもご紹介しますので、2025年のボートレースライフの基礎知識として、知っておいて損はないと思いますよ。
毒島 誠選手:【最優秀選手】【最多賞金獲得選手】【記者大賞】
【最優秀選手】
ボートレースクラシック、グランプリの2SG競走で優勝し、賞金獲得額が1位となるなど、年間を通じて最も優秀な成績を記録しました。
【最多賞金獲得選手】
最も多い賞金246,786,033円を獲得しました。
【記者大賞】
全国ボートレース記者クラブ会に加入している記者による投票の結果、最高得点を獲得しました。引用元:「令和6年優秀選手」各表彰者を決定!~登録第4238号 毒島 誠 選手が最優秀選手に選出!~ | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
名前 (フリガナ) | 毒島 誠 (ブスジマ マコト) |
登録番号 | 4238 |
生年月日 | 1984年1月8日 |
身長 | 162cm |
体重 | 53㎏ |
血液型 | B型 |
支部 | 群馬 |
出身地 | 群馬県 |
登録期 | 92期 |
級別 | A1級 |
毒島 誠選手は1984年生まれ、群馬支部所属のA1級選手です。
地元がナイター開催の桐生競艇場ということもあってナイター競走を得意としているため、SG優勝歴8回のうち6回がナイターという実績を持っており、「神速のナイターキング」の異名を持つトップレーサー。
SG競争における連続出場記録では、歴代1位となるSG75回連続出場を記録しています。
2013年のオーシャンカップ以降、約10年間にわたって途切れることなくSG競争に出場し続けました。
しかし、2022年のボートレースダービー後の8月に桐生競艇場の一般戦でフライングを切ってしまい、同年のチャレンジカップは選出除外となっています。
代名詞である「スーパーピット離れ」によるインコース奪取や、全国でもトップクラスのターンスピードによる全速ツケマイを武器にSG戦線でも活躍を続けています。
また、自然災害の被災地への支援を積極的に行っており、獲得賞金の一部を日本財団へ継続的に寄付し続けた功績が認められ、2020年5月にはボートレース界史上2人目の紺綬褒章を受章した経歴の持ち主で、老若男女問わず幅広いファンから根強い支持を得ている「艇界きっての人格者」。
自身のルーティーンとして、レース前に柏手を3回と水面に一礼する姿が見られたり、ゲン担ぎとして左足から靴下を履く事を決めているという信心深い一面も持ち合わせています。
2024年はボートレースクラシック・ボートレースグランプリを制したことでSG2冠を達成。
その結果として、競艇界で唯一GRANDE5のメダルを4つ所持していることから、グランドスラム達成に最も近い存在として注目されている一人です。
同期の92期には、残念ながら「最多勝利選手」を逃したものの年間1着回数が2位となった松村 敏選手(4236)・土屋 千明選手(4225)・大峯 豊選手(4237)・吉川 喜継選手(4218)・濱崎 直矢選手(4230)がいます。
毒島 誠選手の過去戦績
毒島 誠選手の過去戦績は次のとおりです。
2025年1月現在、毒島 誠選手は“GRANDE5”のメダルを4つ獲得しており、単独首位となっています。
それに続くのが、石野 貴之選手・峰 竜太選手・桐生 順平選手の獲得数3つです。
- 2003年デビュー 毒島誠 通算1500勝達成!│BOATCAST NEWS 2024年5月12日│
- 我こそ王者。毒島誠 悲願のグランプリ初制覇!!│BOATCAST NEWS 2024年12月22日│
- 【山崎智也 語る】毒島誠が○○過ぎて理解できん| 野添探偵社 第23話~ロジックで舟券の真実を導き出す!!~
- サンテレビ「ボートの時間!」 #131 毒島誠選手独占インタビュー! 2018年9月30日放送
藤原 碧生選手:【最優秀新人選手】
【最優秀新人選手】
新人選手の中で賞金獲得額、勝率、1着回数、優勝回数が1位となるなど、最も優秀な成績を記録しました。引用元:「令和6年優秀選手」各表彰者を決定!~登録第4238号 毒島 誠 選手が最優秀選手に選出!~ | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
名前 (フリガナ) | 藤原 碧生 (フジワラ アオイ) |
登録番号 | 5217 |
生年月日 | 2000年3月27日 |
身長 | 159cm |
体重 | 55㎏ |
血液型 | A型 |
支部 | 岡山 |
出身地 | 岡山県 |
登録期 | 129期 |
級別 | A1級 |
藤原 碧生選手は2000年生まれ、岡山支部所属のA1級選手。
2024年のオーシャンカップ覇者・茅原 悠紀選手をはじめ、女子優勝回数でトップ3に入った守屋 美穂選手、2024年8月にG1初制覇を果たした入海 馨選手など、強豪ボートレーサーが集う岡山支部に所属し、2025年1月現在で最も登録期の若いA1級選手である藤原 碧生選手。
129期生“最速”でA1級に昇級を果たし、“高い勝率”と“素晴らしい成績”を残していることで早くから注目されているルーキーです。
もともと小学校から大学の途中まで野球にうちこみ、出身高校は岡山県の甲子園常連校「関西高等学校」という高校球児でした。
しかし、当時の身長は158cmで体格に恵まれず、甲子園とは縁遠かったものの、それでも夢を諦めきれずに大学生まで野球を続けていたそうです。
そして、就職を考える時期になった時、中学生の頃に親と出かけたボートレース児島の記憶を思い出したことがきっかけとなり、『ボートレーサーはお金が貰えて休みも取れて楽しそうだ!』と思ったことから、ボートレーサー養成所の入所試験を受験。
ずっと野球で培ってきた身体能力が功を奏して、なんと試験は一発合格。
養成所時代は、リーグ勝率6.75で129期生28人中5番目の成績で、修了記念競走でも優出し、5コースからの進入で西岡 顕心選手に次ぐ2着でした。
2025年1月現在、コース別3連対立は1コースではなんと96.7%、2コースで65.0%・4コースでも70.0%、さらに6コースでも60.9%という高い値を記録。
さらに、1着率で見れば5コースの値が他の選手と比べて高く、すべてのコースにおいて安定して成績を残せるのが強みです。
同期の122期には、西岡 顕心選手(5224)・藤田 俊祐選手(5226)のほか、2024年12月に結婚を発表した刑部 亜里紗選手(5205)・東京メトロ元職員という異色の経歴を持つ青木 蓮選手(5220)・イケメンレーサーとして注目を集める若林 樹蘭選手(5228)がいます。
藤原 碧生選手の過去戦績
藤原 碧生選手の過去戦績は次のとおりです。
- 最優秀新人選手(2024年)
史上36人目の24場制覇(2024年)
- BOATCAST NEWS│129期・藤原碧生 128期・米丸乃絵 デビュー初1着水神祭! ボートレースニュース 2021年12月9日│
- 藤原碧生 大好きな浜名湖でデビュー初優勝!│BOATCAST NEWS 2024年3月17日│
- 藤原碧生 今年3度目の優勝 129期で最速A1到達!!│BOATCAST NEWS 2024年7月16日│
- 「はなまるPARK児島DE遊ぼ~と」第49回 藤原 碧生選手
峰 竜太選手:【最高勝率選手】
【最高勝率選手】
最も高い勝率8.29を記録しました。引用元:「令和6年優秀選手」各表彰者を決定!~登録第4238号 毒島 誠 選手が最優秀選手に選出!~ | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
名前 (フリガナ) | 峰 竜太 (ミネ リュウタ |
登録番号 | 4320 |
生年月日 | 1985年3月30日 |
身長 | 173cm |
体重 | 51㎏ |
血液型 | B型 |
支部 | 佐賀 |
出身地 | 佐賀県 |
登録期 | 95期 |
級別 | A1級 |
峰 竜太選手は1985年生まれ、佐賀支部所属のA1級レーサーです。
競艇ファンなら必ず知っているといっても過言ではない、いろいろな意味で“超”がつくほど有名な日本のトップボートレーサー。
毎年、高額の賞金を獲得している一方で、勝っても負けても涙を流す感情の豊かさから『泣き虫王子』という異名を持つほど。
2024年5月21日~26日まで多摩川競艇場で開催された「SG・第51回 ボートレースオールスター」では、22,497票を獲得してファン投票1位で選出され、なんと2位の池田 浩二選手の17,043票に5,000票以上の差をつけて、3年ぶり14回目の出場でも圧倒的な人気を見せつけました。
さらに数々のタイトルホルダーでもあり、現在“GRANDE5”のメダルを3つ獲得し、石野 孝之選手・桐生 順平選手と並ぶ2位タイ。
2019年5月26日には“ゴールデンレーサー賞”を受賞するなど、人気も実力も抜きんでた存在として競艇界をけん引している選手でした。
ただ残念ながら、いろいろな不祥事や疑惑があり、たくさんのファンを抱える反面、アンチが多い選手でもあります。
自身の知識・注意不足が招いた“不祥事”の影響により、ボートレースの信頼を失墜させたとして、2022年2月26日から4か月間の出場停止処分を受けました。
しかし、2023年10月24日からボートレース蒲郡で開催された 「SG・第70回 ボートレースダービー」の6日目(最終日)第12レースで1号艇1コースから逃げを決めて勝利し、不祥事による出場停止処分後のSG復帰戦で6回目のSG優勝を果たすとともに、通算100回目の優勝かつ史上27人目の24場制覇をSGの大舞台で同時に達成する快挙を成し遂げています。
さらに最近では「史上最強のB1級選手」として、A1級にスピード復帰を果たしたことでも話題となりました。
また、2024年6月末の「SG・ボートレースオールスター」で5000番台初にして2000年以降生まれ初のSG覇者となった定松 勇樹選手(5121)をはじめ、2024年に長期欠場を心配された野田 なづき選手(5118)など、多くの人気選出が所属する「峰グループ(LAGOON BASE・ラグーンベース)」を率いる存在として、ボートレース界の絶対的エース・広告塔として活躍を続けています。
同期の95期には、2023年に大人気女子レーサー・倉持 莉々選手(4825)と結婚したことで話題となった金子 拓矢選手(4305)をはじめ、河村 了選手(4308)・山田 哲也選手(4297)・海野 康志郎選手(4324)・岡村 仁選手(4311)・西野 翔太選手(4302)・西村 美智子選手(4313)がいます。
峰 竜太選手の過去戦績
峰 竜太選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
2004年11月10日 | 西日本スポーツ杯争奪戦 | 唐津 | 一般 | デビュー |
2004年12月30日 | 歳末特選レース | 福岡 | 一般 | 初勝利 |
2005年4月17日 | グラチャンカウントダウンシリーズ 第2戦 | 下関 | 一般 | 初優出 |
2005年11月6日 | 九州スポーツ杯争奪 唐津くんち特選 | 唐津 | 一般 | 初優勝 |
2007年1月13日 | G1 全日本王者決定戦 | 唐津 | G1 | G1初出走 |
2007年1月18日 | G1 全日本王者決定戦 | 唐津 | G1 | G1初勝利 |
2007年5月29日 | SG 第34回 笹川賞競走(ボートレースオールスター) | 住之江 | SG | SG初出走 |
2009年2月3日 | G1 第55回 九州地区選手権競走 | 芦屋 | G1 | SG初勝利 |
2011年5月29日 | 東日本大震災 被災地支援競走 SG 第38回 笹川賞競走(ボートレースオールスター) | 尼崎 | SG | SG初優出 |
2012年1月14日 | 山口シネマカップ | 若松 | 一般 | 通算500達成 |
2017年7月3日 | サマーモーニングバトル 〜ほぼ女子戦〜 | 唐津 | 一般 | 通算1,000勝達成 |
2017年7月17日 | 第22回 オーシャンカップ | 丸亀 | SG | SG初優勝 |
2018年1月3日 | 第58回 佐賀県選手権 | 唐津 | 一般 | 通算50優勝達成 |
2022年6月30日 | ズバッと!!なべチャンネル杯 | 唐津 | 一般 | 通算1,500勝達成 |
2023年10月29日 | 第70回 ボートレースダービー(全日本選手権) | 蒲郡 | SG | 通算100優勝達成 史上27人目の全24場制覇 |
峰 竜太選手は、2004年11月10日~14日に佐賀支部のホームプール・唐津競艇場で開催された「一般・西日本スポーツ杯争奪戦」初日の第1レースでデビューを飾ると、新人ながら2着と舟券に絡む活躍を見せ、翌月には22走目にして初勝利をあげました。
そして、デビューから11か月後の2005年11月6日に唐津競艇場で開催された「一般・九州スポーツ杯争奪 唐津くんち特選」で1号艇・5コースからまくりを決めて早々と初優勝を果たすと、2006年には最優秀新人選手に選出されます。
その後、2022年6月には通算1,500勝の金字塔を打ち立て、2023年10月には「SG・第70回 ボートレースダービー」で通算100優勝と史上27人目の全24場制覇を同時達成しています。
G1競争で見ると、2007年1月に地元・唐津競艇場で開催された「全日本王者決定戦」でG1初出走とG1初勝利を達成して、2009年2月3日に芦屋競艇場で開催された「第55回 九州地区選手権競走」でG1初優勝の栄冠を手にしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず2007年5月29日にはデビューから2年目にして、22歳の若さで「第34回 笹川賞競走(ボートレースオールスター)」でSG初出場・SG初勝利を同時達成する快挙。
そして、デビューから12年8か月後の2017年7月17日に丸亀競艇場で開催された「第22回 オーシャンカップ」でSG初制覇を果たしてSG初タイトルを獲得したのです。
また、2005年後期にB1級に昇級すると、とんとん拍子に2006年後期にはA2級、2007年前期にA1級へと初昇級を果たし、2022年後期に不祥事による長期欠場の影響でB2級に降級するまでずっとA1級を維持していました。
2023年前期に復帰後は、最速の飛び級でA1級に返り咲いてからは、現在まで実に選手生活20年のうちの18年間、A級を維持するという素晴らしい成績です。
2021年前期には優勝6回・優出11回という好戦績を積み上げて、圧巻の自己最高勝率8.90を記録。
さらに最近も、2024年前期にも優勝6回・優出11回の戦績と勝率8.83という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。
現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【峰 竜太選手の主要獲得タイトル】
- ゴールデンレーサー賞(2019年)
- 史上27人目の24場制覇(2023年)
- 最優秀新人選手(2006年)
- 最高勝率選手(2015年・2016年・2017年・2018年・2019年・2020年・2021年・2023年・2024年)
- 最多勝利選手(2015年・2020年)
- 最多獲得賞金選手(2018年・2020年)
- 最優秀選手(2018年・2020年)
- 記者大賞(2018年・2020年)
- SG オーシャンカップ(2017年・2020年)
- SG ボートレースグランプリ(2018年・2020年)
- SG ボートレースオールスター(2021年)
- SG ボートレースダービー(2023年)
- 峰竜太 ダービー&蒲郡初優勝で100V&24場制覇!│BOATCAST NEWS 2023年10月29日│
- #峰竜太 SG覇者インタビュー | 第70回ボートレースダービー覇者【SG第38回グランプリ特別企画】
- 『峰の恩返し』#最終回【西山貴浩&峰竜太】
- 散財??【#峰竜太】
中辻 崇人選手:【最多勝利選手】
【最多勝利選手】
最も多い1着回数120回を記録しました。引用元:「令和6年優秀選手」各表彰者を決定!~登録第4238号 毒島 誠 選手が最優秀選手に選出!~ | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
名前 (フリガナ) | 中辻 崇人 (ナカツジ タカヒト) |
登録番号 | 3876 |
生年月日 | 1977年2月21日 |
身長 | 158cm |
体重 | 52㎏ |
血液型 | O型 |
支部 | 福岡 |
出身地 | 福岡県 |
登録期 | 79期 |
級別 | A1級 |
中辻 崇人選手は1977年生まれ、福岡支部所属のA1級レーサー。
普段は一般戦やG3競争を主戦場に活躍を続けている選手です。
どのコースからでも好成績を収めるだけの実力を有し、インコースからの逃げは鉄板、かつ常に舟券に絡むことができるトップレベルのレーサーだと言えるでしょう。
一般戦においては“ほぼ敵なし”と言えるくらい強いレーサーでありながら、2018年以降はSG競争やG1競争といったG2競争以上のグレードレースを辞退し、記念開催にも出場しないという特徴があり、“一般戦の鬼”と呼ばれたり、時に“変わり者”なんて言われることもあります。
一般戦とG3競争で年間に3,000万円前後の賞金を10年以上にわたって獲得し続けているのですから、ものすごいことだと言えるでしょう。
そして2024年だけでも「第59回 ボートレースクラシック」「第25回 マスターズチャンピオン」に加え、10月に戸田競艇場で開催された「第71回 ボートレースダービー」は勝率7.93で勝率1位だったにもかかわらず、出場を辞退。
SG競争においては、過去7回の出場経験があり、そのうちの3回は準優勝戦へ駒を進めるほどの実力がありながら、そういった大きな大会に出たがらないため、残念に思うファンが多いのも事実。
ですが、それでも根強いファンを多く抱える人気選手として戦い続けています。
そして、2024年は「最多勝利選手」のほかに、峰 竜太選手に次ぐ勝率2着、菅 章哉選手・豊田 健士郎選手に次いで優勝回数も2着となっており、グレードレースであまり目にしないだけで、ものすごく強い選手であることは確かです。
同期の79期には、吉川 元浩選手(3854)・山本 寛久選手(3874)・岩崎 正哉選手(3853)・岡田 憲行選手(3872)・別府 昌樹選手(3873)・澤 大介選手(3852)・海老澤 泰行選手(3863)・阿波 勝哉選手(3857)がいます。
中辻 崇人選手の過去戦績
中辻 崇人選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
1996年11月 | (タイトル不明) | 不明 | 一般 | デビュー |
1998年12月9日 | 松茂町ほか3町開設30周年記念競走 | 鳴門 | 一般 | 初勝出 |
2000年5月14日 | (タイトル不明) | 丸亀 | 一般 | 初優勝 |
2002年2月6日 | G1 第47回 九州地区選手権 | 福岡 | G1 | G1初出場・G1初勝利 |
2002年2月11日 | G1 第47回 九州地区選手権 | 福岡 | G1 | G1初優出 |
2006年3月16日 | 第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック) | 平和島 | SG | SG初出場 |
2006年3月17日 | 第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック) | 平和島 | SG | SG初勝利 |
2012年9月18日 | G1 全日本王者決定戦(開設59周年記念) | 唐津 | G1 | G1初優勝 |
2017年3月20日 | バニラビーンズカップ | 多摩川 | 一般 | 通算1,500勝達成 |
2017年6月21日 | マンスリーBOAT RACE杯 男女W優勝戦 | 児島 | 一般 | 通算50優勝達成 |
2018年1月28日 | BTSオラレ日南 開設12周年記念 ニッカン・コム杯 | 芦屋 | 一般 | 史上177人目の通算2,000勝達成 |
2024年4月4日 | 市制70周年記念 常滑市長杯 | 常滑 | 一般 | 史上36人目となる全24場制覇 |
中辻 崇人選手は、1996年11月に福岡支部のホームプールで開催された「一般戦競争」でデビューを飾り、1998年12月には初勝出、デビューから3年6か月後の2000年5月14日には丸亀競艇場で開催された一般戦で初優勝を達成しています。
そして、2017年6月には通算50優勝、2018年1月には「BTSオラレ日南 開設12周年記念 ニッカン・コム杯」で通算2,000勝、さらに2024年4月4日に常滑競艇場で開催された「市制70周年記念 常滑市長杯」で史上36人目となる全24場制覇を達成しています。
G1競争で見ると、2002年2月に福岡競艇場で開催された「第47回 九州地区選手権」でG1初出走とG1初勝利を同時達成すると、G1初優出までを同大会で達成。
2012年9月18日に唐津競艇場で開催された「全日本王者決定戦(開設59周年記念)」でG1初優勝の栄冠を手にしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2006年3月の「第41回 総理大臣杯(ボートレースクラシック)」でSG初出走とSG初勝利を達成しています。
また、確認できる記録によれば、2001年前期にはA2級に昇級しており、2008年前期までと2020年前期こそA2級へ降級を許したこともありましたが、2008年後期から現在までほぼA1級を維持しており、実に選手生活27年のうちの24年間以上、A級を維持するという素晴らしい成績でした。
2024年後期には優勝5回・優出12回という圧倒的な戦績を積み上げて、自己最高勝率7.91を記録。
まさに今が全盛期とも言えるほどの成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。
現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【中辻 崇人選手の主要獲得タイトル】
- 史上36人目の24場制覇(2024年)
- 最多勝利選手(2024年)
- 177人目の偉大な記録 中辻崇人 節目の通算2000勝達成!│BOATCAST NEWS 2023年10月21日│
- 中辻崇人 史上36人目 24場制覇 表彰!│BOATCAST NEWS 2024年6月4日│
- 中辻崇人 勢い爆発の4連勝! 快進撃が止まらない!│BOATCAST NEWS 2024年1月12日│
- 2024年最多勝利 中辻崇人 2025年初優勝なるか!? │BOATCAST NEWS 2025年1月12日│
遠藤 エミ選手:【優秀女子選手】
【優秀女子選手】
レディースチャンピオン、クイーンズクライマックスで優勝し、女子選手の中で賞金獲得額が1位となるなど、優秀な成績を記録しました。引用元:「令和6年優秀選手」各表彰者を決定!~登録第4238号 毒島 誠 選手が最優秀選手に選出!~ | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
名前(フリガナ) | 遠藤 エミ (エンドウ エミ) |
登録番号 | 4502 |
生年月日 | 1988年2月19日 |
身長 | 154cm |
体重 | 47kg |
血液型 | A型 |
支部 | 滋賀 |
出身地 | 滋賀県 |
登録期 | 102期 |
級別 | A1級 |
遠藤 エミ選手選手は1988年生まれ、滋賀支部所属のA1級レーサーです。
2022年3月に大村競艇場で開催された「第57回 ボートレースクラシック」で女子選手として初めてSG優勝を飾ったレジェンド的存在として、現女子競艇界“最強”と称えられることが多く、女子レーサーでもトップの実力を有しています。
「女子がSGを勝つのは無理」と言われ続けてきたボートレースにおいて、70年の歴史を大きく動かした女子レーサーであり、男子選手にもSG競争で勝てることを証明した存在として、2024年もSG競争で男子のトップレーサーと肩を並べて戦ってきました。
その勇姿は後輩女子レーサーにとっても、これからボートレーサーを目指す女子選手にとっても目標となり、2023年度のボートレースCMシリーズ『アイ アム ア ボートレーサー』で長谷川 京子さん演じる“キョウコ”のモデルになったエピソードは有名かと思います。
2024年にも「優秀女子選手」に選出されたことで、同賞は2021年以来4年連続、自身5回目の受賞となりました。
第1話「歴史が動いた!キョウコ登場篇」:注目ポイント
1. 女子ボートレーサー史上初のSG制覇を成し遂げた「キョウコ」2022年3月SGボートレースクラシックにて遠藤エミ選手がボートレース70年の歴史で初めて女子レーサーとしてSGを制覇しました。
長谷川京子さん演じるレーサー「キョウコ」のモデルはなんとこの遠藤エミ選手。
第1話はキョウコがSGを制覇しボートレース70年の歴史が動くという内容。
舞台はボートレース発祥の地大村。
実在するボートレーサーをモデルとした本CMシリーズに是非ご期待ください!
2025年1月現在の通算優勝回数は46回を数えており、そのうちSG競争では1回・G1競争では優勝5回と優出16回。
まさに“男女の垣根を超えた走り”に魅了されるファンは多く、ルックスだけではなく実力で人気を獲得してきた選手です。
2024年は史上初の「レディースチャンピオン」と「クイーンズクライマックス」の同年W優勝を成し遂げて、“夏の女王”と“冬の女王”のダブルタイトルを獲得。
名実ともに“女子競艇界最強”の名にふさわしい活躍で、“年間女王”の称号を手にしました。
このような活躍もあり、2025年には通算50優勝の達成が期待されています。
同期の102期には、2024年のグランプリシリーズを制してSG初制覇を達成した前田 将太選手(4504)をはじめ、チャレンジカップ制覇で史上最大の下剋上を成し遂げた河合 佑樹選手(4494)・上條 嘉嗣選手(4514)・山田 康二選手(4500)・上野 真之介選手(4503)・桑原 悠選手(4497)・高野 哲史選手(4512)・本多 宏和選手(4492)がおり、錚々たる顔ぶれが揃っています。
- BOATCAST NEWS│遠藤エミ 歴史的快挙! 女子レーサー初のSG制覇!! ボートレースニュース 2022年3月21日│
- 史上4人目の快挙!遠藤エミ レディースチャンピオン連覇!!│BOATCAST NEWS 2024年8月12日│
- 【蒲郡ボート・PGⅠクイーンズC】遠藤エミが涙のティアラ戴冠
- 【蒲郡】遠藤エミ選手が女王に!シリーズは勝浦真帆選手が優勝!第13回クイーンズクライマックス【優勝】
遠藤 エミ選手の過去戦績
遠藤 エミ選手の主な戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
2008年5月6日 | 第30回 さざなみ賞 | びわこ | 一般 | デビュー |
2008年9月24日 | 日刊ゲンダイカップ | びわこ | 一般 | 初勝利 |
2009年12月17日 | 艇友ニュースアダムスキーカップ争奪 男女W優勝戦 | 丸亀 | 一般 | 初優出 |
2012年11月25日 | 男女W優勝戦 第15回 日本財団会長杯競走 | 鳴門 | 一般 | 初優勝 |
2013年8月6日 | G1 第27回 女子王座決定戦競走(レディース チャンピオン) | 鳴門 | G1 | G1初出走 |
2013年8月8日 | G1 第27回 女子王座決定戦競走(レディース チャンピオン) | 鳴門 | G1 | G1初勝利 |
2015年8月25日 | 第61回 ボートレースメモリアル(モーターボート記念競走) | 蒲郡 | SG | SG初出走 |
2015年8月26日 | 第61回 ボートレースメモリアル(モーターボート記念競走) | 蒲郡 | SG | SG初勝利 |
2016年8月7日 | 第30回 レディースチャンピオン(女子王座決定戦競走) | 津 | G1 | G1初優出 |
2017年8月14日 | G3 オールレディース ビーナスちゃんカップ | びわこ | G3 | 通算500勝達成 |
2017年12月31日 | 第6回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦競走) | 大村 | G1 | G1初優勝 |
2022年3月21日 | 第57回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走) | 大村 | SG | SG初優出・SG初優勝 |
2024年2月14日 | 第67回 近畿地区選手権競走 | 尼崎 | G1 | 通算1,000勝達成 |
遠藤 エミ選手は、2008年5月6日~11日に滋賀支部のホームプール・びわこ競艇場で開催された「一般・第30回 さざなみ賞」初日の第1レースでデビューを飾り、4か月後には42走目にして初勝利。
そして、デビューから4年6か月後の2012年11月25日に鳴門競艇場で開催された「一般・男女W優勝戦 第15回 日本財団会長杯競走」で初優勝を果たし、2024年2月14日に尼崎競艇場で開催された「G1・第67回 近畿地区選手権競走」で通算1,000勝を達成しています。
G1競争で見ると、2013年8月に鳴門競艇場で開催された「第27回 女子王座決定戦競走(レディース チャンピオン)」でG1初出走とG1初勝利を達成して、2017年12月31日に大村競艇場で開催された「第6回 クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦競走)」でG1初優勝の栄冠を手にしました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2015年8月の「第61回 ボートレースメモリアル(モーターボート記念競走)」でSG初出走とSG初勝利を同時に達成。
そして、デビューから13年10か月後の2022年3月21日に大村競艇場で開催された「第57回 ボートレースクラシック(総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走)」でSG初制覇を果たして、ボートレース史で初めて女子選手がSGタイトルを獲得したのです。
また、2010年前期にB1級に昇級すると、2013年前期にはA2級、2013年後期にA1級へと初昇級を果たし、2014年後期こそA2級への降級を許しましたが、現在まで実に選手生活16年のうちの12年間、A級を維持するという素晴らしい成績でした。
2017年後期には優勝4回・優出9回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率7.54を記録。
さらに最近も、2022年前期に優勝4回・優出9回の戦績と勝率7.30という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。
【遠藤 エミ選手の主要獲得タイトル】
- 最優秀女子選手(2017年・2021年・2022年・2023年・2024年)
- 記者大賞(2022年)
- 特別賞(2022年)
- ボートレースクラシック(2022年)
高塚 清一選手:【特別賞】
【特別賞】
業界初となる喜寿を迎えた現役最高齢選手で、自身の持つ最年長勝利記録を更新し続けるなど、長きにわたりボートレース業界に貢献しました。引用元:「令和6年優秀選手」各表彰者を決定!~登録第4238号 毒島 誠 選手が最優秀選手に選出!~ | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
名前(フリガナ) | 高塚 清一 (タカツカ セイイチ) |
登録番号 | 2014 |
生年月日 | 1947年3月7日 |
身長 | 164cm |
体重 | 54kg |
血液型 | O型 |
支部 | 静岡 |
出身地 | 静岡県 |
登録期 | 20期 |
級別 | B1級 |
高塚 清一選手は1947年生まれ、静岡支部所属のB1級レーサー。
ボートレース史上、最も長い期間を選手として戦い続け、2025年1月1日現在で御年77歳を数える「最年長選手」です。
※それまでの「最年長選手」は2015年5月7日に引退をした埼玉支部の5期・元ボートレーサーの加藤 峻二さんで、17歳のデビューから73歳まで現役で活躍していました。
高塚 清一選手の特徴は、センターやアウトコースから進入時にスリットで先手を取って、内側の艇をつぶすように旋回する戦法であり、「かまし屋」とも称されてきました。
そのようなレーススタイルと、先進的な旋回技術であったモンキーターンをいち早く取り入れた先見の妙もあり、20期の同期で元ボートレーサーの野中 和夫さんや永松 栄さんと共に「若手三羽ガラス」と呼ばれいたほど。
SG競争やG1競争といったビッグタイトルとは無縁の存在でしたが、大きな怪我もなく、今日も現役選手として「現役最年長記録」を更新しています。
2013年1月25日~29日に常滑競艇場で開催された「一般・ウインターカップ」で4コースからコンマ12のトップスタートを決めて、鮮やかな差しを決めると、当時65歳10か月で優勝を掴んだというレジェンドレーサーです。
この記録は当時の「最年長優勝記録」であったものの、その後、埼玉支部の5期・元ボートレーサーの加藤 峻二さん(1485)が2013年3月25日に当時71歳2か月で通算120回目の優勝を達成したことで記録を更新されています。
そのほかにも、2020年7月12日に津競艇場で行われた「一般・DMM.com杯争奪!バッチこいカップ」3日目の第2レースで逃げ切って、73歳4か月5日で当時の「歴代最年長勝利記録」を更新しただけでなく、同年8月1日には当時の「現役最年長記録」も更新。
※それまでは加藤峻二さんが保持していた73歳3か月24日が「歴代最年長勝利記録」でした。
さらに、その後も2022年9月7日に浜名湖競艇場で行われた「一般・B級ボートレースメモリアル BOAT Boy CUP」において、同レースに出場していた峰 竜太選手と共に優勝戦に進出し、自身が持つ「最年長優出記録」も更新。
そして、2023年3月5日に浜名湖競艇場で開催された「一般・薄暮だョ! 第6回 B級名人大集合 マクール杯」では「歴代最年長予選突破」を果たすなど、その闘争心はまだまだ衰えていません。
直近では、2024年9月14日に江戸川競艇場で開催された「マスターズリーグ 第5戦」3日目の第4レースで、自身が持つ「歴代最年長勝利記録」を更新して、記録を77歳6か月に更新しています。
2025年1月13日現在、同期の20期で現役を続けられているボートレーサーはいません。
かわりに、高塚 清一選手に次ぐ「現役最年長記録」を有しているのは、32期の高橋 二朗選手(2538)の75歳8か月と、43期の富山 弘幸選手(2878)の66歳7か月です。
【ボートレース】2人合わせて152歳、史上初70代ワンツー決着!高塚清一1着&高橋二朗2着/津
【ボートレース】2人合わせて152歳、史上初70代ワンツー決着!高塚清一1着&高橋二朗2着/津
[2024年6月18日12時26分]
<津ボート:マスターズリーグ>◇G3◇初日◇18日
2Rでボートレースの歴史に残るワンツーが決まった。
1枠の高塚清一(77=静岡)がイン逃げで1着。2枠の高橋二朗(75=東京)が2Mを果敢な握りマイで長谷川巌に競り勝って2着。2人合わせて152歳の古豪レーサーが上位を独占した。勝った高塚は「前節(戸田)でフライングを切ったばかりだったし、スタートが怖かったけど、勝てて良かったよ」と、満面の笑みを浮かべながら通算2395勝目を振り返った。引用元:【ボートレース】2人合わせて152歳、史上初70代ワンツー決着!高塚清一1着&高橋二朗2着/津 – ボート : 日刊スポーツ
- 高塚清一 最年長勝利記録更新!! 77歳6ヵ月!!│BOATCAST NEWS 2024年9月14日│
- 高塚清一 最年長優勝に挑む!!│BOATCAST NEWS 2023年3月7日│
- 記録更新を続ける驚異の75歳!巨匠・高塚清一 最年長予選突破!│BOATCAST NEWS 2023年3月5日│
高塚 清一選手の過去戦績と歴代最年長記録
高塚 清一選手の主な戦歴と歴代最年長記録は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
1965年11月 | (タイトル不明) ※1997年5月1日以前のため、詳細不明 | 浜名湖 | 一般 | デビュー |
1965年11月 | (タイトル不明) ※デビュー節 ※1997年5月1日以前のため、詳細不明 | 浜名湖 | 一般 | 初勝利 |
- | (タイトル不明) ※1997年5月1日以前のため、詳細不明 | - | - | 初優出 |
1967年11月 | (タイトル不明) ※1997年5月1日以前のため、詳細不明 | 桐生 | 一般 | 初優勝 |
2000年4月18日 | G1 第1回 競艇名人戦競走※ ※1997年5月1日以前のG1出場歴については調べられないため、このレースが確認できた最も古いG1出場歴です | 住之江 | G1 | G1初出走 |
2001年2月8日 | G1 第46回 東海地区選手権競走※ ※このレースが確認できた最も古いG1勝利歴です | 津 | G1 | G1初勝利 |
2013年1月29日 | ウインターカップ ※2013年3月25日に元ボートレーサーの加藤 峻二さんが71歳2か月に更新 | 常滑 | 一般 | 最年長優勝記録 ※更新済 |
2020年7月12日 | DMM.com杯争奪!バッチこいカップ ※73歳4か月5日で加藤 峻二さんの「歴代最年長勝利記録」を更新 | 津 | 一般 | 歴代最年長勝利記録の更新 |
2022年9月7日 | B級ボートレースメモリアル BOAT Boy CUP ※73歳6か月に更新 | 浜名湖 | 一般 | 最年長優出記録 |
2022年8月1日 | - ※73歳3か月25日で加藤峻二さんの「歴代最年長勝利記録」を更新 | - | - | 現役最年長記録の更新 |
2023年3月5日 | 薄暮だョ! 第6回 B級名人大集合 マクール杯 ※75歳11か月に更新 | 浜名湖 | 一般 | 歴代最年長予選突破記録 |
2024年9月14日 | マスターズリーグ 第5戦 ※77歳6か月に更新 | 江戸川 | 一般 | 歴代最年長勝利記録 |
現在 | - | - | - | 現役最年長記録 ※更新中 |
高塚 清一選手は、1965年11月に静岡支部のホームプール・浜名湖競艇場で開催された一般戦でデビューを飾り、その節で初勝利。
そして、デビューから2年後の1967年11月に桐生競艇場で開催された一般戦で初優勝を果たしました。
1997年5月1日以降のG1競争で見ると、2000年4月に住之江競艇場で開催された「第1回 競艇名人戦競走」でG1初出走、2001年2月8日に津競艇場で開催された「第46回 東海地区選手権競走」でG1初勝利を達成しています。
※実際の高塚 清一選手のG1競争における初出走・初勝利などの記録については1997年以前である可能性もあります。しかし、これより古い記録は確認できませんので、確認できた最古の記録をご紹介しております。
1996年以前のことで詳細についてはわかりませんでしたが、全盛期にはSG競争で60回の出走経験があるという記載もありました。
また、2000年後期以降の記録になりますが、その当時からA1級で活躍しており、2004年後期以降はA1級への再昇級を果たせていません。
しかし、2014年後期にB1級へ降級するまではA2級とB1級を行き来していたため、50年近くA級に昇級できる実力を維持していました。
2000年後期には優勝1回・優出5回という戦績を積み上げて、確認できる範囲では自己最高勝率となる6.36を記録。
最近では、勝率が4.00を切ることはありますが、4期通算3.80以下になることはなく、2022年9月7日に浜名湖競艇場で開催された「B級ボートレースメモリアル BOAT Boy CUP」では“最年長優出記録”を更新。
さらに、2023年3月5日に浜名湖競艇場で開催された「一般・薄暮だョ! 第6回 B級名人大集合 マクール杯」では「歴代最年長予選突破」を果たすなど、現役最年長レーサーとして活躍を続けています。
そのほか、過去70年の競艇史において現在まで7人しか達成できていない、通算5,000連対を史上4人目で達成するなど、競艇史に残る偉業を達成・更新し続けているレジェンドレーサーだと言えるでしょう。
【高塚 清一選手の主要獲得タイトル】
- 現役最年長記録(2024年)※2025年1月現在、77歳10か月で現在も更新中
- 歴代最年長勝利記録(2024年)※77歳6か月に更新
- 歴代最年長予選突破記録(2023年)※75歳11か月に更新
- 最年長優出記録(2022年)※73歳6か月に更新
- 歴代最年長優勝記録(2013年1月29日)
※2013年3月25日に元ボートレーサーの加藤 峻二さん(1485)が記録を71歳2か月で更新した - 特別賞(2024年)
西島 義則選手:【特別賞】
【特別賞】
史上5人目の通算3,000勝を達成するとともに、史上7人目の通算2連対5,000回を達成するなど、特に功績がありました。引用元:「令和6年優秀選手」各表彰者を決定!~登録第4238号 毒島 誠 選手が最優秀選手に選出!~ | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
名前 (フリガナ) | 西島 義則 (ニシジマ ヨシノリ) |
登録番号 | 3024 |
生年月日 | 1961年10月30日 |
身長 | 166cm |
体重 | 58㎏ |
血液型 | AB型 |
支部 | 広島 |
出身地 | 島根県 |
登録期 | 49期 |
級別 | A1級 |
西島 義則選手は1961年生まれ、広島支部所属のA1級選手です。
たとえ6号艇でも、スタートまでの助走距離がどれだけ短くなっても、前付けでインコースを狙う“イン屋”の選手として「イン逃げの西島」「インの鬼」の異名を持つトップレーサー。
1993年の「第28回 総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走(ボートレースクラシック」覇者である、元ボートレーサーの植木 通彦さんが魅せたレースに感銘を受けて、独自にモンキーターンの練習をするうちに『インコースで全速モンキーターンができたら捲られることも差されることもないだろう』と考えたことがイン屋になるきっかけだったそうです。
しかし、“イン屋”の印象とは異なり、どのコースからでも自在な戦い方で安定して勝ち星をあげられる卓越したレーステクニックに定評があります。
過去には、インタビューで『自分の舟券を買ってくれる人がいる以上、勝つためには最善を尽くすし、勝てるコースを選ぶのがプロだと思っている』という旨の発言をするなど、ストイックな一面をのぞかせることも。
ほかにも、西島 義則選手独自のモンキーターンは頭が水面に突っ込みそうなほどの深い前傾姿勢が特徴であり、その姿がペリカンが餌を獲る様子に似ていることから“ペリカンモンキー”と呼ばれて、その影響でニックネームが「ペリ(カン)」になるなど、たくさんのエピソードとファンをかかえる人気選手です。
有名なエピソードは次のとおり。
- 2002年6月に宮島競艇場で開催された「第12回 グランドチャンピオン決定戦競走」最終日の優勝戦で、元競艇選手の熊谷 直樹さんと揃ってフライングを犯して返還欠場となり、本来の売上額だった26億2,427万2,400円のうちの92.8%にあたる24億3,513万3,800円が返還され、フライングによる返還で史上最高額となった。
- 1997年と1998年に「総理大臣杯争奪 鳳凰賞競走(ボートレースクラシック)」を連覇し、2000年には6月の「グランドチャンピオン決定戦競走」・7月の「オーシャンカップ競走」・8月の「モーターボート記念(ボートレース メモリアル)」でSG3連覇を達成し、1974年の野中 和夫さん以来26年ぶり史上2人目の偉業を達成し、同年の最優秀選手として表彰された。
- 2011年前期まではA1級をほぼ維持していたが、当期に事故率オーバーとなり同年後期には一気にB2級に降格。その後2012年前期には再びA1級に復帰し、2025年前期時点では「最年長A1選手」である。
過去70年の競艇史において、1974年の野中 和夫さん以来、2人しか達成できていないSG3連覇※1や5人しか達成できていない通算3,000勝、7人しか達成できていない通算5,000連対を達成するなど、これだけを見ていても西島 義則選手の残した功績の数々は伝説と言っても過言ではないはずです。
とくに通算9,313走目で通算5,000連対(1着3,016回、2着1,984回)を達成したということは、2走に1回は必ず2着以内に入ってきたということであり、全出走数の3分の1近くが1着を獲得しているというのは驚異的でしょう。
※1:2000年に「グランドチャンピオン決定戦競走」・「オーシャンカップ競走」・「モーターボート記念(ボートレース メモリアル)」の3シリーズで3連覇を果たしています。
2025年1月現在、同期の49期で現役を続けられているボートレーサーはいません。
かわりに、後輩の50期には北川 幸典選手(3054)、2期後輩の51期には2002年3月9日に全24場制覇を達成した山室 展弘選手(3070)・西田 靖選手(3072)・中村 裕将選手(3075)・岡本 慎治選手(3081)がいますが、いずれもB1級選手ですので、49期でさらに先輩にあたる西島 義則選手がA1級を維持していることが如何にすごいことなのかがよくわかります。
3024西島義則選手通算3000勝達成
2024/08/01G3マスターズリーグ第4戦サッポロビールカップ1日目第4Rにて、広島支部の3024西島義則選手が1コースから1着、史上5人目となる通算3,000勝を達成しました。
1981年11月のデビューから43年、9,313走目での達成となりました。
西島選手、おめでとうございます。
「元気な姿をこれからも見せたい」西島義則が通算3,000勝を達成!
「元気な姿をこれからも見せたい」西島義則が通算3,000勝を達成!
2024/08/01 20:55
ボートレース浜名湖のGⅢ「マスターズリーグ第4戦 サッポロビールカップ」は1日に初日を迎えた。前検の追い風から一変して向い風となり、逃げは3本のみとイン受難の1日。他はまくり5本、まくり差し3本、差しが1本とマスターズリーグとは思えない決まり手が並んだ。
そんな中、西島義則は4Rでインから押し切って、通算3,000勝を達成した。「目立つことが嫌だったので、早く達成したかった。前節は出来そうで出来なかったので、浜名湖の初戦で達成できて良かったです。若い頃は一生懸命走って勝つことだけしか考えてなかったけど、45~50過ぎて周りが見え出してきました。ここまであっという間だった。2013年には脳挫傷とくも膜下出血で4か月の入院も経験。その時はもう辞めようとも考えたけど、妻の応援と奇跡的に緊急手術ができてレースに復帰することができた。半分以上は妻に応援してもらったおかげ。本当に妻には感謝です。これからはとりあえず、一つずつ積み重ねていって、まず岡本義則さんの記録(3,031勝)を目指していこうと思います。まだ気力は40~50代だと思ってる。ファンの皆さんにはいま会うことができないですが、元気な姿をこれからも見せていきたいです」と喜びを語った西島。5R後には大時計前で水神祭も行われた。
【ボートレース】インの鬼・西島義則 史上5人目の通算3000勝達成 歴代最多勝利までひた走る
【ボートレース】インの鬼・西島義則 史上5人目の通算3000勝達成 歴代最多勝利までひた走る
2024/9/4
【SG7冠 インから全速ターンの先駆者】
8月1日の浜名湖で、西島義則(62歳・広島支部)がデビュー通算3000勝を達成した。倉田栄一、北原友次、岡本義則、加藤峻二の名だたるレジェンドに続く5人目の快挙だ。
ボートレースにはあまり縁がなさそうな島根県出身だが、叔父に田原洋一という埼玉支部のインファイターがいた。また、元JRA騎手の田原成貴さんはいとこにあたる。
今村豊の1期後輩で同期の大嶋一也と2人、早くから記念レースを走っていたが、勝ちたい気持ちが強すぎた分、あまりにもFが多すぎて出世は遅れた。1990年にグランプリに初出場した時も1走目でFに散ったりしている。
転機は1993年3月の戸田クラシック。植木通彦がモンキーターンでSG初優勝したレースを見て衝撃を受けた。モンキーターンはサイドの掛かりがそれまでのターンと比べてケタ違いに良く、「インからモンキーで全速ターンをすれば全部勝てる」という思いでインの鬼へ転向、ここから快進撃が始まった。西島は今では誰もが当たり前のようにできるインからの全速ターンの先駆者でもあった。
2000年には大減量の成果で史上2人目のSG3連覇を達成するなどSGは7冠。これは仲良しでもあった今村と同じ優勝回数。62歳になった今なお、最年長A1級レーサーとして君臨し、昨年はダービーにも出場しているのだから本当に恐れ入る。
引用元:【ボートレース】インの鬼・西島義則 史上5人目の通算3000勝達成 歴代最多勝利までひた走る | スポーツ報知西部
西島義則が史上7人目の通算5000連対を達成
西島義則が史上7人目の通算5000連対を達成
2024/09/25 06:00
多摩川「第21回サントリーカップ」4日目の21日、7R4号艇で2コースから差して1着。史上7人目の通算5000連対(1着3016回、2着1984回)を達成した。1981年11月に宮島でデビューし、9366走目での達成。通算5000連対は加藤峻二さん、北原友次さん、万谷章さん、高塚清一、酒井忠義さん、岡本義則さんに続く偉業となった。
引用元:史上7人目!西島義則が通算5000連対を達成、関浩哉が史上初のヤングダービーV2 / 先週のニュースまとめ(9/16~23) | ボートレース(競艇)【マクール】
【ボートレース】5000連対を達成した西島義則を直撃「とにかく与えられた仕事を全うする」
【ボートレース】西島義則が節目の通算5000連対達成~ボートレース多摩川
2024年11月6日 11:11
西島義則(63=広島)が8月1日に史上5人目となる通算3000勝、9月21日には史上7人目となる2連対5000回という大記録に到達した。デビューから43年。「3000」「5000」という数字を積み重ねた原動力は何か――。実直に戦い続けるベテランを直撃した。
SG初Vを飾ったメモリアル水面で西島義則が通算100回目の優勝を達成!/ボートレース住之江
SG初Vを飾ったメモリアル水面で西島義則が通算100回目の優勝を達成!/ボートレース住之江
2024/12/12(木) 23:09配信
ボートレース住之江のGⅢ「マスターズリーグ第9戦」は12日に優勝戦が行われた。 進入は枠なり3対3。平尾崇典が3コースからスリット後に強力に伸びてまくりを仕掛けたが、力強い行き足を生かしたイン西島義則が1マーク先マイに成功。差した三嶌誠司はBSで西島の懐に舳先をねじ込もうとするが、あと一歩届かなかった。
2Mもしっかり回った西島が一気にリードを広げて1着でゴール。平尾が三嶌の追走を振り切って2着。3連単1-3-4は700円(1番人気)で決着した。 西島は今年2回目、当地では7回目の優勝。通算では大きな節目となる100回目の優勝となった。当地は1984年11月に初優勝、1997年3月にSG初優勝した実績がある。思い入れのあるメモリアル水面でまたひとつ大きな偉業を達成した。引用元:SG初Vを飾ったメモリアル水面で西島義則が通算100回目の優勝を達成!/ボートレース住之江(マクール) – Yahoo!ニュース
【ボート】西島義則が通算100回目の優勝をデビュー初優勝の住之江で達成
【ボート】西島義則が通算100回目の優勝をデビュー初優勝の住之江で達成
2024/12/12(木) 21:23配信
「マスターズリーグ第9戦・G3」(12日、住之江)
優勝戦が行われ、1号艇で人気を集めた西島義則(63)=広島・49期・A1=が、イン逃げで勝利。1984年11月にデビュー初Vを飾った思い出の住之江で、史上27人目となる通算100回目の優勝を達成。ボート界に新たな金字塔を打ち立てた。
優勝戦はインからコンマ20と5番手のスタート。バックで平尾崇典、三嶌誠司のセンター勢が襲いかかったが、1周2Mをこん身のターンで先マイ。一気にリードを広げ、カクテルライトに照らされたVゴールを先頭で突き抜けた。
「今年は記録ずくめで、こんないい年はないですね」と語るように、8月は浜名湖のG3・マスターズリーグで、史上5人目となる通算3000勝を達成。9月には多摩川で史上7人目の5000連対も樹立。さらに大トリの12月は、通算100回目の優勝の快挙で締めくくった。
住之江は1984年11月にデビュー初優勝。そしてSGでの初優勝(1997年3月にクラシック)も飾るなど、大記録には縁が深い水面。「初優勝した住之江で、節目の優勝ができて良かった。感無量です」と笑顔で喜びに浸った。
「ひとつでも多く1着を取れるように頑張ります」と今回の優勝は、西島にとってまだまだ通過点に過ぎない。10月に63歳の誕生日を迎えたが、若手顔負けのストロングスタイルは健在。これからも、ボート界を熱く盛り上げていくはずだ。引用元:【ボート】西島義則が通算100回目の優勝をデビュー初優勝の住之江で達成(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース
西島 義則選手の過去戦績
西島 義則選手の過去戦績は次のとおりです。
調査できた最も古い記録を参考にして、G1競争を見ると、1989年1月に尼崎競艇場で開催された「第3回 新鋭王座決定戦競走」でG1初優勝を達成。
同じく、SG競争では1997年3月に初優勝と同じ水面・住之江競艇場で開催された「第32回 総理大臣杯(ボートレースクラシック)」でSG初制覇を達成しました。
※実際の西島 義則選手のG1競争における初出走から初優出までの記録と、SG競争における初出走から初優出までの記録についてはここでご紹介したより前の時点で達成していたと考えられます。しかし、これより古い記録については詳細が確認できませんでしたので、確認できた最古の記録をご紹介しております。
また、2000年後期以降の記録になりますが、その当時から西島 義則選手はA1級で活躍していました。
しかし、2003年の前期と後期、2011年後期、2014年前期にいずれも出走回数不足のためにB2級へ降級するも、次の期にはA1級へスピード復帰するという状況を繰り返しています。
※2013年には“脳挫傷”と“くも膜下出血”で4か月の入院。長期欠場を余儀なくされてB2級に降級しました。
あくまで確認できた範囲ですが、2000年以降の選手生活のうち23年間にわたってA級、22年間A1級を維持するという素晴らしい成績でした。
2001年前期には優勝4回・優出6回という好戦績を積み上げて、確認できる範囲では自己最高勝率となる8.71を記録。
さらに最近も、2023年後期に優勝1回・優出6回の戦績と勝率7.64という全盛期にも劣らない成績を残しており、まだまだ現役のトップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。
そのほか、過去70年の競艇史において、1974年の野中 和夫さん以来、2人しか達成できていないSG3連覇※1や5人しか達成できていない通算3,000勝、7人しか達成できていない通算5,000連対を達成するなど、このように偉大な記録を残し続ける選手は今後もそうそう現れることはないでしょう。
※1:2000年に「グランドチャンピオン決定戦競走」・「オーシャンカップ競走」・「モーターボート記念(ボートレース メモリアル)」の3シリーズで3連覇を果たしています。
現在までの主要獲得タイトルは以下のとおりです。
【西島 義則選手の主要獲得タイトル】
- 西島義則 史上5人目の通算3000勝達成!│BOATCAST NEWS 2024年8月1日│
- ボートレース・競艇 : 感動のストーリー | 西島義則
- 西島義則選手が登場!|ボートレース|植木通彦【ボートレース ウィークリー】1月25日(月)19時~生配信!
過去の優秀選手一覧
過去に「優秀選手」に選出され、各部門で表彰された選手をまとめました。
選出された選手の面々は、ボートレース界で優秀な成績を残し、その年の“顔”と呼ぶに相応しい活躍をした有力選手ばかり。
ボートレースの歴史に名を刻んだ選手たちの受賞歴をご覧ください。
年 | 最優秀選手 | 最優秀新人 | 最多賞金選手 | 最高勝率選手 | 最多勝利選手 | 優秀女子選手 | 記者大賞 | 特別賞 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1997年 | 服部 幸男 | 原田 幸哉 | 服部 幸男 | 今村 豊 | 村上 信二 | 大島 聖子 | 服部 幸男 | 該当者なし |
1998年 | 松井 繁 | 瓜生 正義 | 松井 繁 | 今村 豊 | 林 通 | 山川 美由紀 | 松井 繁 | 永滝 芳行 |
1999年 | 松井 繁 | 平尾 崇典 | 松井 繁 | 植木 通彦 | 桂林 寛 | 山川 美由紀 | 今垣 光太郎 | 該当者なし |
2000年 | 西島 義則 | 平田 忠則 | 市川 哲也 | 植木 通彦 | 市川 哲也 | 寺田 千恵 | 西島 義則 | 該当者なし |
2001年 | 田中 信一郎 | 田村 隆信 | 田中 信一郎 | 今村 豊 | 大島 聖子 | 寺田 千恵 | 市川 哲也 | 市川 哲也 |
2002年 | 植木 通彦 | 中島 孝平 | 植木 通彦 | 今垣 光太郎 | 松野 京吾 | 角 ひとみ | 植木 通彦 | 加藤 峻二 |
2003年 | 田中 信一郎 | 吉田 俊彦 | 田中 信一郎 | 山崎 智也 | 坪井 康晴 | 日高 逸子 | 田中 信一郎 | 松井 繁 |
2004年 | 今村 豊 | 吉永 則雄 | 今村 豊 | 今村 豊 | 木村 光宏 | 海野 ゆかり | 今村 豊 | 該当者なし |
2005年 | 辻 栄蔵 | 石野 貴之 | 辻 栄蔵 | 松井 繁 | 湯川 浩司 | 日高 逸子 | 辻 栄蔵 | 該当者なし |
2006年 | 松井 繁 | 峰 竜太 | 松井 繁 | 松井 繁 | 徳増 秀樹 | 横西 奏恵 | 松井 繁 | 山崎 智也 |
2007年 | 魚谷 智之 | 岡崎 恭裕 | 魚谷 智之 | 服部 幸男 | 木村 光宏 | 寺田 千恵 | 魚谷 智之 | 湯川 浩司 |
2008年 | 松井 繁 | 篠崎 元志 | 松井 繁 | 吉川 元浩 | 岡本 慎治 | 横西 奏恵 | 井口 佳典 | 該当者なし |
2009年 | 松井 繁 | 平山 智加 | 松井 繁 | 今垣 光太郎 | 大嶋 一也 | 濱村 美鹿子 | 松井 繁 | 加藤 峻二 池田 浩二 |
2010年 | 中島 孝平 | 平高 奈菜 | 中島 孝平 | 魚谷 智之 | 勝野 竜司 | 日高 逸子 | 中島 孝平 | 該当者なし |
2011年 | 池田 浩二 | 山田 康二 | 池田 浩二 | 瓜生 正義 | 瓜生 正義 | 田口 節子 | 池田 浩二 | 該当者なし |
2012年 | 山崎 智也 | 該当者なし | 山崎 智也 | 白井 英治 | 深川 真二 | 三浦 永理 | 山崎 智也 | 井口 佳典 田口 節子 |
2013年 | 池田 浩二 | 岩瀬 裕亮 | 池田 浩二 | 瓜生 正義 | 守田 俊介 | 平山 智加 | 池田 浩二 | 該当者なし |
2014年 | 菊地 孝平 | 江崎 一雄 | 菊地 孝平 | 瓜生 正義 | 田頭 実 | 日高 逸子 | 菊地 孝平 | 該当者なし |
2015年 | 山崎 智也 | 村上 遼 | 山崎 智也 | 峰 竜太 | 峰 竜太 | 寺田 千恵 | 山崎 智也 | 該当者なし |
2016年 | 瓜生 正義 | 山田 祐也 | 瓜生 正義 | 峰 竜太 | 渡辺 浩司 | 松本 晶恵 | 瓜生 正義 | 石野 貴之 |
2017年 | 桐生 順平 | 羽野 直也 | 桐生 順平 | 峰 竜太 | 吉川 昭男 | 遠藤 エミ | 桐生 順平 | 石野 貴之 長嶋 万記 |
2018年 | 峰 竜太 | 大山 千広 | 峰 竜太 | 峰 竜太 | 田頭 実 | 小野 生奈 | 峰 竜太 | 毒島 誠 松本 晶恵 |
2019年 | 石野 貴之 | 宮之原 輝紀 | 石野 貴之 | 峰 竜太 | 篠崎 元志 | 大山 千広 | 石野 貴之 | 吉川 元浩 毒島 誠 |
2020年 | 峰 竜太 | 前田 篤哉 | 峰 竜太 | 峰 竜太 | 峰 竜太 | 平高 奈菜 | 峰 竜太 | 今村 豊 |
2021年 | 瓜生 正義 | 畑田 汰一 | 瓜生 正義 | 峰 竜太 | 石川 真二 | 遠藤 エミ | 瓜生 正義 | 該当者なし |
2022年 | 馬場 貴也 | 末永 和也 | 白井 英治 | 池田 浩二 | 新開 航 | 遠藤 エミ | 遠藤 エミ | 遠藤 エミ |
2023年 | 石野 貴之 | 大澤 風葵 | 石野 貴之 | 峰 竜太 | 白井 英治 | 遠藤 エミ | 石野 貴之 | 該当者なし |
2024年 | 毒島 誠 | 藤原 碧生 | 毒島 誠 | 峰 竜太 | 中辻 崇人 | 遠藤 エミ | 毒島 誠 | 高塚 清一 西島 義則 |
上記の表を確認すると、年末のグランプリを制した者が「最優秀選手」「最多賞金選手」「記者大賞」の3冠を獲得することが多いのは目に見えて明らかだと言えます。
しかし、赤字で色分けした年については、少し勝手が違いました。
- 1999年:今垣 光太郎選手がボートレースクラシック・チャレンジカップでSG優勝2回を達成
- 2000年:西島 義則選手が史上2人しか達成していないSG3連覇を達成
- 2001年:市川 哲也選手がボートレースメモリアルでSG競争では史上5人目の完全優勝を達成
- 2008年:井口 佳典選手が6月のボートレース オールスターでSG初制覇・12月のボートレースグランプリでも初制覇を達成
- 2022年:遠藤 エミ選手が女子選手で史上初のSG制覇を達成
このように、3冠が達成されなかった年には“競艇史に残る偉業”が達成されています。
まとめ
その年に偉大な功績を残した選手たちが選出される「優秀選手」と各部門の表彰者発表。
2024年の選出ではルーキーから中堅・ベテラン・レジェンドレーサーまで幅広い年代から選出されたことが特徴だと言えるでしょう。
2024年に悲願の“ボートレースグランプリ初制覇”を果たして、クラシックと併せて“SG2冠”を達成した毒島 誠選手は、今回の受章者最多となる3部門(最優秀選手・最多賞金獲得選手・記者大賞)で選出されており、まさに“2024年の顔”と言っても過言ではない活躍で、いずれも自身初受賞の栄冠を手にしました。
2年連続・9回目の「最高勝率選手」を受賞した峰 竜太選手と、4年連続・5回目の「優秀女子選手」を受賞した遠藤 エミ選手については“さすが”の一言。
2025年はこの二人の座を奪う有力選手が現れるかにも注目したいですね。
そして、実は「最多勝利選手」のほかにも、“勝率”と“優勝回数”で2位につけていたことがわかった中辻 崇人選手。
ご自分の意志で辞退するため、グレードレースではあまり目にできない選手ながら、そのポテンシャルの高さが証明された結果を見て、一般戦にももっと注目すべきだと感じました。
また、「特別賞」に輝いたレジェンドレーサーの高塚 清一選手と西島 義則選手は、年齢に負けず、“これまでの経験”と“積み上げてきた努力”がうみだすテクニックで、今日も年齢と性別問わずの後輩レーサーと肩を並べて走り続けています。
競艇界に残してきた爪痕とも言うべき偉業の数々のうえにあぐらをかくことなく、応援し続けているファンを想って、一つでも良い着順を狙う姿勢はプロの流儀そのもの。
ボートレース界で長年戦い続けてきた西島 義則選手が言うように…
『やれる時までは全力でやる』
『若いのと対等に張り合うためにどうしたらいいのか考えている。63歳なんて定年退職の年齢だぞ。それで20歳ぐらいの子と戦うんだから、プロの世界でこれだけ難しいことはないと思うし、それだけやりがいのある仕事もないと思う。努力しないのがおかしい』
『親子ほど年が離れた選手とやるわけですから。そこで対等に戦えるスポーツって他にないでしょ?身体的にも何にしても全てにおいて絶対に勝てることはないですから(中略)そこを気力と経験でカバーしながらやっている。ボートレースという競技は男も女も同じ土俵で戦えるわけじゃないですか。こんなスポーツは他にない。そこは感謝しています。これだけプロとして43年もやってこれたというか、やらせてもらっている。そういう場を与えてくれているボートレースには感謝しています。』
これらの言葉の中に“ボートレースの魅力”と“競技に対する愛情”を感じますし、一流の選手ともなると志向が言動にもあらわれるのでしょう。
このような気概が多くの後輩レーサーに受け継がれていくことを切に願います。
「最優秀新人選手」に選ばれた藤原 碧生選手が、2025年も競艇界に嵐を巻き起こす風雲児の役割を果してくれるのかにも注視しながら、これからも競艇界と選手を応援していきたいものです。
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