レースの予定表に「一般」って書いてあったんだけどあれなに?
一般人が参加できるレースってこと?
あれはレースの格付け(グレード)のこと。
要はレースの種類を表しているよ。
競艇を始めたばかりの頃はどのレースも同じものに見えるかもしれませんが、競艇のレースにはグレードが存在します。
毎日どこかしらの競艇場で行われている「一般戦」から年に9回しか開催されない「SG」まで。
グレードがあがるごとに出場条件の厳しさや優勝賞金の額もあがっていきます。
今回はそんな競艇のレースの種類について解説します。
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競艇レースのグレードは6種類
競艇のレースはどのくらい種類があるの?
グレードでわけると全部で6種類あるよ。
競艇のレースはグレードによって以下の6種類にわけられています。
最高峰のSGは優勝賞金が1億円なんてことも。
最近ではテレビCMの効果もあってか来場者数や売上金額が右肩上がりです。
それぞれどのようなレースがあるのか順番に解説します。
SG(スペシャルグレード)
競艇におけるグレードの最高峰。厳しい条件を潜り抜けた超一流レーサー達の戦いがSGです。
SGレースは毎年決まった会場で行われるわけではなく、各会場持ち回り。
SGレースはほとんどの場合、最高級別のA1クラスの選手が出場します。
出場する全員が実力者だからほとんどが堅いレース結果になるよ。
SGレースは以下の9つのレースが開催されます。
レース名 | 日程 | 優勝賞金 |
---|---|---|
ボートレースクラシック(鳳凰賞) | 毎年3月 | 3,900万円 |
ボートレースオールスター(笹川賞) | 毎年5月 | 3,900万円 |
グランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦) | 毎年6月 | 3,300万円 |
オーシャンカップ | 毎年7月 | 3,300万円 |
ボートレースメモリアル(モーターボート記念) | 毎年8月下旬~9月上旬 | 3,900万円 |
ボートレースダービー(全日本選手権) | 毎年10月下旬~11月上旬 | 3,900万円 |
チャレンジカップ | 毎年11月下旬 | 3,300万円 |
グランプリ(賞金王決定戦) | 毎年12月下旬 | 1億円 |
グランプリシリーズ | 毎年12月下旬 | 1,700万円 |
こうして並べてみるとまず優勝賞金額が半端ではない金額であることがわかると思います。
そして上記のSGの中でも特に格式が高い5つのレースの総称を「GRANDE5(グランデファイブ)」と呼びます。
- ボートレースクラシック
- ボートレースオールスター
- モーターボートメモリアル
- ボートレースダービー
- ボートレースグランプリ
この5つのSG競争すべてで優勝すると3億円相当のインゴットが送られます。
さ、3億円!?もらった選手いるの!?
2022年時点ではまだいないよ。これから先、3億円がかかったレースがみられると思うとワクワクするね!
▼A1って何?って方はこちら!
PG1
G1レースの中で人気が高く、他のレースよりも格が高いと認められた5つのレースのことです。
レース名 | 日程 | 優勝賞金 |
---|---|---|
マスターズチャンピオン | 毎年4月 | 1,100万円 |
レディースチャンピオンシップ | 毎年8月 | 1,000万円 |
ヤングダービー | 毎年9月 | 1,000万円 |
BBCトーナメント | 毎年11月下旬~12月上旬 | 3,300万円 |
クイーンズクライマックス本戦 クイーンズクライマックスシリーズ | 毎年11月下旬~12月上旬 | 本戦1,500万円 シリーズ戦1,000万円 |
出場資格には年齢や性別に制限があるけど、級別を問わずに出場できるよ。
▼年末のお祭り「クイーンズクライマックス」を詳しく知りたい方はこちら!
G1
SG・PG1に次ぐレースがG1です。
SGほど出場条件が厳しくはありませんが、実力者が集まるレースです。
各レース場・各地区のチャンピオンを決める戦いでもあります。
また、各競艇場の周年記念の際や施設のリニューアルを記念した大会もあります。
年間35回くらい開催されるから、代表的なものを紹介するね。
レース名 | 日程 | 優勝賞金 |
---|---|---|
周年記念競走 (各競艇場の周年記念) | 各競艇場によって異なる | 1,000万円 |
ダイヤモンドカップ (施設リニューアルを記念して開催) | 不定期開催 | 800万円 |
地区選手権競走 | 毎年1月中旬~1月下旬 | 450万円 |
G2
G2はG1の下に位置するグレード。開催は年に8回前後と、他のグレードレースに比べて開催頻度が少ないのが特徴です。
レース名 | 日程 | 優勝賞金 |
---|---|---|
モーターボート甲子園 | 7月中旬 | 450万円 |
モーターボート大賞 | その年により違う | 450万円 |
レディースオールスター | 毎年1月中旬~1月下旬 | 450万円 |
G3
G3はG2の下に位置するグレード。
レースはオールレディースやマスターズリーグ、企業杯等があります。
優勝賞金は105万円以上と決まっているよ。
一般戦
格付けのないレースが一般戦です。
A1の選手からB2の選手まで全ての選手が出場しますので、明らかに実力差が歴然であるレースもあります。
優勝賞金は74万円以上と決まっているよ。
一般戦は面白いレース名がついていることがあります。
例えばこれは浜名湖競艇場で開催されたレースですが…
ビールとボートしか勝たん独身女の休日記念…
そんな女性も素敵だよね!
【2021年】SGレースの売上
SGがすごいレースだってことはわかったけど、売上はどのくらいあるの?
SGは売上もすごいんだよ。
競艇レースの最高峰であるSGは出場条件の厳しさや優勝賞金もすごいですが、
売り上げもとんでもない額です。2021年のSGレースの売上を見てみましょう。
2021年SGレース総売上一覧 |
レース名 | 売上金額 |
ボートレースクラシック(鳳凰賞) | 131億2750万1800円 |
ボートレースオールスター(笹川賞) | 188億3271万6200円 |
グランドチャンピオン(グランドチャンピオン決定戦) | 150億7166万4500円 |
オーシャンカップ | 150億9760万900円 |
ボートレースメモリアル(モーターボート記念) | 195億1122万4000円 |
ボートレースダービー(全日本選手権) | 138億7789万1000円 |
チャレンジカップ | 142億6829万5200円 |
グランプリ(賞金王決定戦) グランプリシリーズ | 240億7516万4000円 |
全部が100億円以上!!!すごすぎるね!!!
桁が違うよね!
ちなみにボートレースダービーはフライングによる返還があったから、それが無かったらもっと売上が上がってたね!
2021年のグランプリでは優勝戦で41億円の返還があっても売上は240億円を超えています。
近年は競艇の人気が更に上がっていますので、今後さらにSGレースの売上が上がることが期待されています。
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高いグレードレースでの予想のコツ
グレードが高くなったら予想はどんな風にすればいいの?
グレードが高くなるほど選手の実力が均等になってくるから、1コース軸に考えて大丈夫だよ。
高いグレードになっていくほど選手の実力が拮抗してきます。
そのため、枠番通りの着順になる堅いレースになるケースが増えます。
ただ、注意しなければならないのは堅いレースが多いということはオッズが低くなりがちであるということです。
買い目をしっかり絞らないとトリガミになっちゃうってことだね。
オッズが低いと小さくコツコツ的中させても、一回の失敗で全てが水の泡になることがとても多いです。
買い目の見極めは慎重に。
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