東京支部の124期レーサー・生田 波美音選手(5094)が、2023年4月9日に三国競艇場で開催された「一般・日本トーター杯」最終日・第8レースの4着を最後に日本モーターボート競走会に引退届を提出したことが報じられました。
生田 波美音選手といえば、デビューから1期でB1級に昇級した経歴を持ち、インタビューでは常にストイックなアスリート気質で日々の努力や練習の重要性に重きを置いてきた選手。
2021年には多摩川競艇場のフレッシュルーキーに選出され、A級への昇級を目標に、将来はクイーンズクライマックスに出場することを夢見ていた女子ボートレース界のホープ的存在。
12月18日現在、生田 波美音選手の情報は、ボートレースオフィシャルサイトの選手プロフィールページからは削除されており、12月17日頃に削除されたと推測できます。
確認したところ、「ボートレース多摩川Official Site」の東京支部所属選手一覧ではまだ確認できる状況でありますが、近日中に削除される見込みです。
2019年5月12日に多摩川競艇場で124期としてデビューした生田 波美音選手。
2023年4月に福井県にある三国競艇場で開催された「日本トーター杯」に出場した後、当時入っていた斡旋をすべて削除して長期欠場に入って以降、2024年は前期・後期通して1走も走ることができず。
今秋には2024年11月25日に平和島競艇場で開幕した「一般・マクール杯 ヴィーナスシリーズ第18戦」で約1年7ヶ月ぶりに実戦復帰する予定でしたが、11月22日までにこのシリーズを含むすべての斡旋を削除したことで動向が注目されていました。
このことから、復帰できない何かしらの理由があって自ら身を引く決断をしたのでしょう。
生田 波美音選手の基本情報・同期の注目選手・師弟関係から引退勧告の水準まで、近年の成績などをもとに、引退理由について考察していきたいと思います。
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生田 波美音選手のラストレース
生田 波美音選手のラストレースは、2023年4月5日~9日まで三国競艇場で開催された一般戦「日本トーター杯」最終日の第8レースです。
このシリーズは、予選前半で6着を3本並べてしまったものの、3日目に1着を獲得して、最終日まで戦い抜いてきました。
生田 波美音選手はここまで6戦1勝だったものの、3日目には3コースから勝ち星をあげて舟券にも貢献。
前走では4コースカドからの進入で、コンマ12の3番手スタートを決めたものの、芳しい結果を得ることはできず。
ラストレースは2号艇・2コースからの進入で、“シリーズ最終戦を一つでも良い結果で終えたい”という気持ちを胸に臨んだ一般戦。
3コースと5コースに格上のA2級選手が配置され、同じB1級でも自分より高い全国勝率4.75を保持する垣内 清美選手(3280)のイン戦ということもあり、単勝オッズは7.4倍で4番人気。
さらに3連単のオッズでは、人気トップ3の買い目がいずれも“垣内 清美選手が1着”と予想しており、2番人気は1–3–2(7.7倍)、3番人気は1–2–3(10.1倍)になっていたことから、観客からは「このレースで生田 波美音選手は連に絡む活躍を見せてくれるかもしれない」と判断していたことがわかります。
勝利へのプレッシャーがかかる条件下で、出走選手の半数以上が自分よりも全国勝率が高いという非常に厳しい状況でしたが、生田 波美音選手は意地を見せます。
コンマ01の踏み込んだトップスタートを切り、スリットを先行しようとするも、差しで1着を獲得した小坂 宗司選手に阻まれて、4着という結果でラストランでは舟券に貢献する活躍をすることは叶いませんでした。
このレースの3連単3–1–5は3番人気の1,450円(14.5倍)でした。
3日目の前半カードでは若手のホープと称された意地のまくりで現役最後の白星を獲得し、有終の美を飾ったのです。
デビューから4年を目前としたラストレースでも、これまでの選手生活と同様にファンの期待に応えて、シリーズを“無事故”で走り切れたのは、日々の練習で操縦技術をコツコツと磨き続けた賜物でしょう。
出走表
単勝オッズ
枠番 | 級別 | 選手名 | 単勝オッズ |
---|---|---|---|
1 | B1 | 垣内 清美 | 1.6倍 |
2 | B1 | 生田 波美音 | 7.4倍 |
3 | A2 | 小坂 宗司 | 3.4倍 |
4 | B1 | 宇恵 有香 | 8.4倍 |
5 | A2 | 新田 智彰 | 5.3倍 |
6 | B2 | 倉富 大誠 | 59.2倍 |
3連単オッズ
買い目(人気順) | オッズ(倍) |
---|---|
1–3–5(1番人気) | 7.2 |
1–3–2(2番人気) | 7.7 |
1–2–3(3番人気) | 10.1 |
1–3–4(4番人気) | 19.6 |
1–2–5(5番人気) | 21.6 |
3–1–2(6番人気) | 24.6 |
レース結果
生田 波美音選手の引退で「公式サイト内のプロフィールページ」が削除される
生田 波美音選手の引退が報じられた2024年12月18日。
情報の信憑性を確認するために、下記の2つの情報源で「生田 波美音選手のプロフィールページ」の存在有無を調査しました。
- BOAT RACE公式サイト内のプロフィールページ
- ボートレース多摩川Official Siteの東京支部選手プロフィールページ
2024年12月18日時点で、それぞれのサイトに“生田 波美音選手のプロフィールページ”が存在していたのか…その調査結果をご紹介します。
ボートレース公式サイト内のプロフィールページ
2024年12月18日までに「BOAT RACE公式サイト」内のプロフィールページが削除されたことが確認できました。
現在、生田 波美音選手のプロフィールページにアクセスすると『※ データが存在しないのでページを表示できません。』と表示されて、以前のように情報を閲覧できない状態となっています。
また、同サイト内の検索機能を利用して“選手名”や“登録番号”で検索しても、すでに情報を見ることはできなくなっています。
しかし、引退の約1か月前にあたる2024年11月22日。
復帰戦だと思われた2024年11月25日から30日まで東京にある平和島競艇場で開催された「マクール杯 ヴィーナスシリーズ第18戦」の斡旋が削除された直後に、ボートレース公式サイト内で確認できた生田 波美音選手のプロフィールページのデータを残しておきたいと思います。
ふたたび斡旋が削除されたことに対するファンの反応
生田 波美音選手の復帰戦と目されていたシリーズの斡旋が入った当時、ファンの間では喜びの声が聞かれていました。
しかし、その直後の2024年11月22日に当時入っていたはずのすべての斡旋が削除されたことが発覚します。
この一連の動向に際して、ファンからはどのような反応があり、どのような声が寄せられたのでしょうか?
その一部を抜粋してご紹介します。
生田波美音
— 競艇舟券エンジニアとおるちゃん (@dkf07211) November 23, 2024
25日から平和島出走だったのに
斡旋が消えてる・・・https://t.co/uJodV1ob8i
あっれ、生田波美音選手の出走予定が取り消されて復帰戦が未定になってる
— Neamhain (@Neamhain_jp) November 23, 2024
ボートレース多摩川 11月25より開催のマクール杯 ヴィーナスシリーズ第18戦にて
— gogogo555 (@gogogo1958) November 10, 2024
124期 生田 波美音 1年7ヶ月ぶりに11月25日復帰
楽しみだー!!! pic.twitter.com/tqUqe7uXLe
そういえば、2023年4月9日ボートレース三国日本トーター杯最終日8R4着を最後に出走が途絶えていた生田波美音だけど、11月25日からのボートレース平和島マクール杯ヴィーナスシリーズの斡旋が入ったね pic.twitter.com/fyGl5VEhay
— 今日が終わりの始まりの日 (@__blind_side) October 18, 2024
ボートレース多摩川Official Siteの東京支部選手プロフィールページ
生田 波美音選手の情報は「BOAT RACE公式サイト」内から削除された一方で、2024年12月18日現在も「ボートレース多摩川Official Site」内では情報を確認することができました。
しかし、引退届が受理されて選手登録が削除された以上、東京支部所属選手一覧からも近日中に削除される見込みです。
WEBニュースで引退が報じられる
2024年12月18日に「Yahoo!JAPANニュース」で生田 波美音選手の引退が報じられました。
【ボートレース】人気女子ボートレーサーの生田波美音が引退
12/18(水) 11:33配信
ボートレーサーの生田波美音(22)=東京=が引退していたことが18日、分かった。16日に日本モーターボート競走会に引退届けを提出した。
生田は2019年5月、多摩川・一般戦で124期としてデビュー。2019年12月、多摩川・一般戦で初1着。優出はなし。通算51勝。生涯獲得賞金は3461万3000円。2023年4月9日の三国・一般戦、最終日8Rの4着がラストレースとなった。
記事に寄せられたコメント
報道はいたってシンプルなものでしたが、124期の人気美人レーサーが引退を決めたとあって、『長年の活躍を労う声』や『実兄の市川 哲也選手と比較する声』が聞かれました。
寄せられたコメントの数は100件を超えており、私が今まで調査した引退選手の中で過去最多となっており、それだけ生田 波美音選手が注目を集める人気選手であったことがわかります。
ボートレーサーになるための名前かと思うほど美しい名前”波美音”。 名前負けしない美貌。テクニックも身に着き始めて、これからと言う時に とても残念です。何か特別な事情があってのことと思いますが艇界を 離れても元気で頑張ってください。素晴らしい活躍を願っています。
支部の先輩が自分が同じ年だった頃と比較すると実力は上と言われてた有望株よ それだけにちょっと残念な引退だね 順調だったら莉々ちゃんレベルもあったかな
期待されてたのに残念だなー。 何が理由かは分からないけど、長期休養だったもんな。 休養からの復帰ってモチベーション維持も含めて難しいのかな。 まあ有望な若手もドンドン出てくるし、厳しい世界だよね。
テラッチも、デビュー1年目に「イクタハミネさんには注目してる。手足が長くてスタイルが良くて、スピードもある。」と言ってたから、女子独特の友だちや知り合いとしてとか無関係に、注目された逸材でした。
波美音ちゃん引退かよぉ、残念 去年から斡旋消えてたから気になってたけど、 復帰するもんだと思ってた。 17歳デビューから応援してたのに残念。
生田 波美音選手の引退理由は?
生田 波美音選手の引退理由は明言されていません。
もし、成績不振による引退だと仮定すれば、2025年前期の選手級別審査終了日である10月31日までを走り切って、4期通算の成績不振による引退勧告の対象となることが確定していないと、引退を決断した理由としては矛盾が生じてしまうのです。
しかし、成績に関して言えば、選手登録3年以内の期間は対象外であり、生田 波美音選手の場合はその期間以降に勝率が3.80を下回ったことがありません。
デビューしてから5年7か月という期間、初勝利より先の水神祭をあげることはできませんでしたが、直近の成績は4期通算の成績不振による引退勧告の対象には該当しなかったと考えられます。
そのため、現時点で考えられる結論として、生田 波美音選手の自身が「何かしらの個人的な理由により引退を決断した」と考える方が自然でしょう。
ちなみに、これまで艇界を去った選手の多くは、「4期通算の成績不振による引退勧告」か「年齢的な理由で自ら身を引く」ことがほとんどでした。
では、生田 波美音選手の場合は、本当に成績不振による引退勧告の対象に該当しない立場だったのでしょうか?
まずは成績不振による引退勧告の基準についてご紹介します。
成績不振による引退勧告の基準
まずはじめに、引退勧告とは「日本モーターボート協会が競艇選手に引退を勧告すること」とされています。
あくまで勧告であり、引退を強制するものではありませんが、定められている条件が競艇選手には選手生命を続けていくうえで致命的なものであるため、勧告を受けて引退をするケースが多いのが現状です。
毎年5月と11月に新人がデビューすることに伴い、成績が振るわない選手にとっては4月と10月は厳しい勝負時とされます。
なぜなら、成績下位の選手が退会勧告を受けて引退をするため、4期通算勝率が3.80未満のレーサーが候補となるからです。
※選手登録3年経過していない選手は対象外。
引退勧告の基準は次のとおりとなっています。
判断項目 | 基準 |
---|---|
4期通算勝率 | 3.8未満 |
4期通算事故率 | 0.7以上 |
4期通算出走数 | 60回未満 ※自己都合により60回を下回る場合 |
ただし、以下の条件に該当する選手については対象外、もしくは特例措置を講じられます。
- 選手登録3年以内の選手は対象外
- 1期の出走回数が50走未満の場合、次の期と合計した2期分でカウント
- 産休は出産のあった期と前後いずれかの期の合計2期を除外
ちなみに、4期通算といっても1期(半年)が49走以内ならばカウントせず、50走以上になった次の期と合わせて計算するという特例もあります。
そのため、勝率や事故点が厳しい選手は出走回数を調整して「49走止め」を行うこともあり、全く勝てなくてもデビューから7年間は選手を続けることが可能となっています。
※“登録から3年の猶予”と“50走未満を維持して4年”の合計が7年であり、産休などを挟む場合は更に延長されます。
競艇は1年を前期と後期にわけた2期制を採用しており、実施期間を前期は1月1日~6月30日、後期を7月1日~12月31日までとしています。
そのため、4期通算=2年通算となり、2年間の勝率・事故率・出走数を考慮して判断されることとなります。
※審査期間の前期:5月1日~10月31日と後期:11月1日~翌年4月30日までとは異なるため注意が必要。
成績不振による引退の可能性は?
前述の基準と生田 波美音選手の勝率・事故率・出走回数を見比べると、引退勧告の対象に該当していなかったと考えられます。
その理由は以下のとおりです。
- 4期通算勝率:基準を下回る期はなく、4期通算すると勝率4.45で基準値以上の状況
- 4期通算事故率:事故率0.7以下(2023年2月以降、スタート事故はなし)
- 4期通算出走回数:長期欠場前は出走数が70回以上であり、4期通算しても60回以上
上記の“成績不振による引退勧告基準”のいずれも当てはまらないため、引退勧告を受けるような状況ではなかったと推測できます。
そのため、考えられる引退理由として「何かしらの個人的な理由により引退を決断した」ということでしょう。
そのような決断に至った経緯として、考えられるデータをご紹介します。
年 | 期 | 級別 | 出走数 | 勝率 |
---|---|---|---|---|
2019年 | 前期 | - | - | - |
後期 | B2 | 0走 | 0.00 | |
2020年 | 前期 | B2 | 52走 | 1.96 |
後期 | B1 | 69走 | 2.91 | |
2021年 | 前期 | B1 | 80走 | 3.93 |
後期 | B1 | 104走 | 3.54 | |
2022年 | 前期 | B1 | 94走 | 4.53 |
後期 | B1 | 95走 | 4.69 | |
2023年 | 前期 | B1 | 79走 | 4.68 |
後期 | B2 | 71走 | 3.90 | |
2024年 | 前期 | B2 | 0走 | 0.00 |
後期 | B2 | 0走 | 0.00 |
上記の表から鑑みるに、引退理由に「4期通算の成績不振による引退勧告」が関係していないことは明白です。
長期欠場をしている2023年以前の直近4年だけで見ても、平均100走近くまで増えた出走数は年々減少して70走ほどになりました。
しかし、勝率は2022年後期の4.53を目途に徐々に上昇していき、2023年後期こそ3.90に低下したものの、2023年前期には選手人生の最高値4.68まで上がっていたことが読み取れます。
やはり、結論として『何かしらの個人的な理由により引退を決断した』というところでしょう。
4期通算の成績不振以外で考えられる引退の理由とは?
大事なことなので、もう一度書きますが…生田 波美音選手の引退理由は明言されていません。
もし、成績不振による引退だとすれば、前述のような成績とは矛盾が生じてしまいます。
直近の成績が4期通算の成績不振による引退勧告の対象には該当していないと断言できる以上、なにか別の理由があるはずです。
欠場期間が1年8か月におよんでいても、競艇界には2年以上にわたって欠場が続いていた白石 健選手のような例もあるので、欠場が長引いていることは引退理由になりません。
そのため、現時点で考えられる結論として、生田 波美音選手の自身が「何かしらの個人的な理由により引退を決断した」と考えるのが妥当でしょう。
業界を批判するつもりはありませんが…
自分が応援していた選手が突然引退したら、その理由を知りたいと思うのは当然ですし、理由がわからなければ心配になります。
個人的には、先日引退を公表した魚谷 智之選手のように『選手の判断によって引退理由を公表することも必要なのでは?』と考えます。
その素直な気持ちを生田 波美音選手の引退のニュースにコメントで残したファンもいました。
ボートレースは引退理由をどうしてか言わない習わし。引退したら関係なしはどうなのかな?
強くなり始めた矢先休養原因の噂は色々ありましたが、賭ける側には伝わってこないので本当の理由は分かりません。
このような声があるのを目にしたので、“あくまで個人的な推測”のもと、ファンが寄せたコメントを抜粋して、一体どのような理由があるのかについて考察していきたいと思います。
※ここからはあくまで個人的な推測ですので、ご了承ください。
Case1:結婚や妊娠の可能性
女子選手あるあるで引退なのか? お幸せに
寿退社ですね。
おめでた?
やはり女子選手の“引退”に関して、理由として一番はじめに囁かれるのが「結婚や妊娠」にまつわるプライベートな事情でしょう。
近年の女子レーサーは大きく二分化されており、芸能人やモデルさんのようにオシャレな写真を添えてプライベートを積極的に発信していく土屋 南選手や倉持 莉々選手のようなタイプと、あまり自身のプライベートをSNSで発信しないタイプの2種類です。
特に最近の若手女子レーサーには後者の方が多く見受けられる状況です。
まさに生田 波美音選手も“あまり自身のプライベートをSNSで発信しない”タイプで、インタビューの受け答えも比較的硬派で、その内容は真面目そのもの。
そのような選手が「結婚や妊娠」を公表しないのは当然のように感じます。
この可能性について調査を行いましたが、本人からの結婚・妊娠発表や証拠となる情報も見つからなかったため、否定も肯定もできません。
しかし、引退して公人的な立場から私たちと同じ一般人となった今、これ以上はプライベートを深堀してはいけない気がしますので、『生田 波美音選手が幸せを掴んで、第2の人生を歩みはじめたなら良いんじゃない♪』という気持ちでいたいですね。
Case2:精神的な理由で続けられなくなった可能性
女子の優勝戦で初優勝した選手がピットに戻ってきて、喜んであげるんじゃなくて叱っているような映像見たときに、女子レーサーの関係性はめんどくさそうだと思った
長い休養から復帰となる平和島を直前でキャンセルしてたからこうなる感じはした。 思っていた世界と違ったのかもしれない。
村社会で生きて行くのはしんどいね
ルックスもレーサーとしても期待されてたからもったいないね、でも勝負の世界では期待されるとそれだけプレッシャーになるのも事実だし、その辛さは本人にしか分からないから仕方ないよね お疲れさまでした
つぎにご紹介するのは、意外にも多くのコメントが見られた「“精神的な理由”が原因で続けられなくなったのでは?」という声でした。
最初のコメントにあるように『女子の優勝戦で初優勝した選手がピットに戻ってきて、喜んであげるんじゃなくて叱っているような映像見たとき』というのは、きっと2024年8月に初優勝を飾った川井 萌選手のことを指しているのだと思います。
後にご紹介する記事を読んでいただければ伝わると思いますが、女子ボートレース界にも上下関係はハッキリと存在しており、勝負の世界である以上は感情と切り離せない部分が大きいのは当然。
デビュー間もない美人レーサー、しかも女子艇界のホープと称されるほどの人気選手であれば、いろいろなインタビューや特集記事が組まれるのも当然であり、羨望や嫉妬、ジェラシーの対象になることもあったに違いありません。
若手時代に同じような境遇にあった野田 なづき選手は、過去にインタビューで次のように語っています。
もう苦しくて、最初は辞めたくてレースも何回か欠場もしました。出た時からずっと顔だけレーサーとか人気が先行しちゃった。なのに着順は6等ばっかり。しんどくて「向いていないな」と思って辞めようと…。実力も成績もついてこなかった。「この生活がずっと続くなら辞めたい」と思ったのが正直な気持ちです。
引用元:【ボートレース】野田なづき「顔だけレーサーとか人気が先行しちゃった…」〈前編〉 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)
もし、「精神的な理由」を引退の理由と仮定するのであれば、まさにこの言葉こそがしっくりくる、最も理解しやすい代表例でしょう。
ルックスとレーサーとしての才能に恵まれているからこそ、野次や批判の的になってしまうこともあったでしょうし、人気が出て注目されるほど、プレッシャーにつぶされてしまう若い選手は意外と多いかも知れません。
これもあくまで可能性の域を出ませんが、これまでの長期欠場~復帰戦の斡旋を削除した経緯を見るに、この可能性が最も高いと感じずにはいられませんでした。
心の傷が癒えるには長い月日を要します。
“時薬”が効き、生田 波美音選手が一日も早く心身ともに健康な状態に戻れることを切に願います。
Case3:体重が引き金になった可能性
数少ない新潟県出身の選手で、果敢に攻める選手だったので残念。 女子の中では体重がある方だったのでその辺りも原因だったのかな…
コロナ禍以降体重の増加が気になっていた。メンタルかどうかわからないがお疲れ様
3つ目に見られたのが「体重」に関する意見です。
生田 波美音選手は公式サイトのプロフィールページによれば、身長167cm・体重51kgと記されています。
女子レーサーにしては高身長で、体重も50kgオーバーということもあってこのような声が聞かれたのだと思います。
高身長がゆえの体重の苦労については、倉持 莉々選手(167cm・49kg)と野田 彩加選手(166cm・49kg)がボートレーサー養成所を受験する際に苦労したエピソードがあり、体重の維持は小柄な選手と比べ、大変な苦労とメンタルとの戦いを伴うことがわかります。
高身長なうえにずっと水球で鍛えてきた筋力が付いていたことで、当時の倉持 莉々選手には減量が必須条件だったそう。
その体重を昼夜問わずのランニングや健康的な食事制限など、炭水化物の摂取量を極力減らす努力を重ねながら、最終的には減量に成功して壁を超えることに成功。倉持莉々選手が1年3か月ぶりの実戦復帰!ファン待望の復帰戦は10月の平和島! 2024年8月30日、産休・育休を取得して長期欠場していた倉持 莉々選手(東京・114期)が自身のInstagramのストーリーズで1年3か月ぶりに実戦復帰を果たすことを発表しました…
高身長なうえにずっと新極真空手で鍛えてきた筋力が付いていたことで、当時の野田 彩加選手の体重は58キロあったそう。
その体重を1年かけて、ボクシングジムに通ったり、学校の給食は食べずに家からゆで卵を1つだけ持って行くなど、炭水化物の摂取量を極力減らす努力を重ねながら、最終的には10キロ減量することに成功。
※野田 彩加選手は中学卒業時に165cm・58kgあったため、減量には大変苦労したそうです。野田彩加選手が訓練中に負傷のアクシデント!今後の影響は!?ケガの具合・復帰時期を徹底調査!! 2024年9月10日、人気女子レーサーの野田 彩加選手(山口・126期)が、訓練中の負傷を理由に芦屋競艇場で開催されていた「第11回 ギラヴァンツ北九州カップ」を欠場していたこ…
少しでも早いレースタイムを目指して戦うボートレーサーにとって、操縦技術・整備技術の向上はもとより、体重も無視できない重要なポイントである以上、きっとファンの目に見えないところで努力を続けてきたことは容易に想像できます。
ですが、これが直接的な引退の理由になったかと問われれば、それは違うように感じるのです。
Case4:ケガや病気の可能性
まじかよ 若手の中では握りっぷりが良いと思ってたんだが。 最近見てなかったからなんかケガでもしてるのかと思ってたが。
逆にコメントが少なかった印象を受けたのが4つ目の「ケガや病気」の可能性に言及する声です。
通常、理由が定かではない引退や欠場については、真っ先に疑われるのが「ケガや病気」の可能性です。
最近では、2024年10月8日に福岡支部所属の実力派レーサー・枝尾 賢選手(4148・89期)が、突如出場中のシリーズを途中帰郷し、出場予定だった斡旋をすべて削除した一件が騒がれましたが、それも12日後に自身のInstagramで『脳梗塞と診断されて入院中であるため』と公表した一件があったばかり。
そのほかにも、2023年のグランプリ覇者・石野 貴之選手がチャレンジカップ出場取消した理由を自身のInstagramで『膝の状態悪化による治療のため』と発表しており、併せて“長期欠場の可能性も示唆”しています。
ボートレーサーという職業上、避けては通れないケガや病気ですが、生田 波美音選手の場合にはケガを負ったという情報もなく、回復できる病気やケガである場合には今回のような決断にはつながりにくいものと判断できます。
何か「公表していない大病を患って、後遺症や長期療養により復帰ができない」という可能性も否定できませんが、それであれば復帰戦の斡旋は入らないと思いますので、この可能性についても低いと言えるでしょう。
Case5:競馬で最近あったイマドキの引退理由…の可能性
理由はスマホなんちゃうかなあ 今の時代若い女性にとって スマホ無しの生活なんて考えられないだろ 例え数日だとしても
最後にご紹介するのが「イマドキの理由」に触れる声です。
スマホに触れない日はないと言っても過言ではない現代人。
そのような通信時代のマストアイテムであり、交流ツールの代表がスマートフォンですが、ボートレースをはじめとする公営ギャンブルの世界では、公平・公正の観点から宿舎にスマートフォンの持ち込みを禁止しています。
その大前提を破って、最近の競馬界で大ニュースになった“藤田 菜七子騎手のスマホ不正持ち込みの不祥事”による引退劇。
この事件でわかるように、スマートフォンを手にしない生活は若い女性である生田 波美音選手にとってもつらいものだったでしょう。
このような不祥事を行ったという発表はありませんが、現に競馬会で引退している騎手がいる以上、ボートレース界でそのような不祥事がなかったとは言い切れません。
しかし、競馬界の前例があるということは、万が一同じことが起こっていれば公表されるはずですし、これによって1年間の長期欠場を科せられたと仮定しても、復帰戦の斡旋は入らないと思いますので、この可能性についても低いと言えます。
【結論】引退理由の可能性が高いのは?
これまで考察してきた内容をまとめると、生田 波美音選手の引退理由は「結婚や妊娠」にまつわるプライベートな事情、もしくは「精神的な理由」が原因でボートレーサーを続けられなくなったのでは?と考えるのが最も納得できる結論だと思います。
あくまで個人的な推測になってしまいますのであしからず。
そして、どのような理由があって引退を選択したのだとしても、ファンであれば生田 波美音選手の第2の人生が健康で幸多きものであることを願っているに違いありません。
生田 波美音選手の電撃引退に対するSNSの反応は?
生田 波美音選手の電撃引退に対して、SNSにはそのような声が投稿されているのでしょうか?
「引退を惜しみつつも本人の選択を支持する声」「女子ボートレース界の闇を指摘する声」「生田 波美音選手に関する思い出を綴った声」が多く寄せられていました。
具体的な内容としては『どう化けてくれるか期待していたレーサーだったから残念』『こればかりは本人の事情なので仕方ないと受け止めたい』といった将来を有望視していた選手の突然の引退報道にショックを受けている様子や『女子は早く引退する人が多いよね。古参がレースに対して煩すぎるんだよな』『優しい奴は標的にされて色々されて病まされる。 16歳デビューで競艇以外の世界の比較対象できない環境も関与してると思う』という女子艇界の上下関係や陰湿な人間関係に触れる投稿が多いです。
特に『こんな若さで夢の職業をすてるほど、それ以上に大切なものが見つかったのか、それとも、よほどの理由があるのか。前者であってほしいな』という声が印象的で、心を締め付けられるようで…心から生田 波美音選手を想うあたたかい気持ちを感じました。
それでは、投稿内容の一部を抜粋してご紹介します。
結局、引退になったか…
— カイン (@kain_F1_NFL) December 19, 2024
どう化けてくれるか期待していたレーサーだったから残念
【ボートレース】人気女子ボートレーサーの生田波美音が引退(スポーツ報知) https://t.co/oaLz6ONVhf
女子は早く引退する人が多いよね。古参がレースに対して煩すぎるんだよな。寺田、中谷の言動は酷いからな。しょうがないよな。【ボートレース】人気女子ボートレーサーの生田波美音が引退(スポーツ報知)#Yahooニュースhttps://t.co/Kxj5yDwtmB
— ストマック (@sutoma1031) December 19, 2024
生田波美音は引退か
— バート@ボートレース・競輪予想屋 (@bart_boat) December 19, 2024
たしか父親が進めて、小さいころからボートレーサーを目指していたとか
長期休養から復帰決まるも直前に斡旋削除
こんな若さで夢の職業をすてるほど、それ以上に大切なものが見つかったのか、それとも、よほどの理由があるのか。前者であってほしいなhttps://t.co/pVkh4fG0P1
しごおわ。
— Borenofu Clover Z (@boatandK2024BCZ) December 18, 2024
今日は仕事が多忙でバタバタでした…。
そのような中、新潟生まれの女子ボートレーサーの生田波美音選手の引退報道…。
実際過去に出待ちでお会いしたことのあるボートレーサーだっただけに期待していたのですがこればかりは本人の事情なので仕方ないと受け止めたいと思います。
イヂメでメンタル病んだんだと思う
— 競艇舟券エンジニアとおるちゃん (@dkf07211) December 18, 2024
11月に斡旋入ってたのにドタキャン。
パニック障害系かもしれん。
優しい奴は標的にされて色々されて病まされる。
16歳デビューで競艇以外の世界の比較対象できない環境も関与してると思う。生田波美音https://t.co/qixzEsPsR6 pic.twitter.com/W5ukVcW8cx
生田波美音選手、引退か。
— 阿部宣祐【実況クリエイター】 (@urahono08171012) December 18, 2024
5年前の大晦日、彼女のプロ初勝利を実況した時は心から嬉しかったし幸せな気分になった。
クイクラに出られるような選手になると思ったが、残念。
ありがとう、はみね選手。思い出の選手だから私は忘れない。次の人生に幸あれhttps://t.co/TUp3ZUDoCa
生田 波美音選手選手の基本情報
名前 (フリガナ) | 生田 波美音 (イクタ ハミネ) |
登録番号 | 5094 |
生年月日 | 2002年9月2日 |
身長 | 167cm |
体重 | 51㎏ |
血液型 | A型 |
支部 | 東京 |
出身地 | 新潟県 |
登録期 | 124期 |
級別 | B2級 |
デビュー日 | 2019年5月12日 |
最終出走日 | 2023年4月9日 |
引退日 | 2024年12月16日 |
生田 波美音選手は2002年生まれ、東京支部所属のB2級レーサーです。
ボートレーサーを志したきっかけは、小学校6年生の頃。
家族とびわこ旅行に出かけた際に初めてレースを観戦して、ちょうど行われていた水神祭を見て“かっこいいな”と思ったことがきっかけで『ボートレーサーになろう』と決めたそうです。
高校には進学せず、ボートレーサー養成所の入所試験の締め切り1週間前くらいのギリギリで願書を送り、中学校3年生の冬に出題科目を絞って、ぶっつけ本番で入所試験を受験すると、倍率10倍を軽く超える難関を見事に1度で合格して、中学校卒業後の2018年5月に晴れて124期生として入所を果たしました。
当時について生田 波美音選手は2021年1月の中日スポーツの取材に『学科とか習ってないところばかりで、自信がなかった。どうして合格できたのか自分でもよく分かりません(笑)』と語っており、自分でも思いがけない合格によってトントン拍子にボートレーサーとしての道を歩みはじめたそうです。
その後は1年間の訓練期間を経て、2019年春にリーグ勝率6.45で全訓練生3位(女子5人中トップの成績・準優出4回・優出5回・優勝2回)という優れた成績で卒業し、2019年5月に多摩川競艇場で現役最年少となる16歳の若さでボートレーサーとしてデビューを飾りました。
憧れの選手は日高 逸子選手だそうで、過去には「格好いい女子レーサーのイメージは日高さんです。あいさつはできるけど、まだ緊張して話しかけられません」と語っていたことがあります。
ちなみに、波美音(はみね)という名前は、お父さんの知り合いに同じ名前の女性がいたことを、お母さんが知り、気に入ったことから名付けられたそうです。
約5年7か月間の選手生活での出場節数は78節、出走数は644走で、優出・優勝はともに0回、通算51勝という成績で、生涯獲得金額は3,461万3,000円という記録を残し、将来を期待された女子ボートレース界のルーキーとして男性のみならず、女性ファンも多く抱えた人気レーサーです。
- 未来のQueen|生田波美音|女子レーサー|ボートレース
- 【一撃必殺!野田彩加 17歳&生田波美音 18歳&中尾彩香 19歳 |ぼ〜っと女子バナ日和#5| ボートレース |女子レーサー|レディースインフォメーション
- BOATCAST NEWS│豪快に内を飲み込んだ! 生田波美音 今日イチの高配当を提供 ボートレースニュース 2022年5月25日│
絶賛売り出し中!第3弾は生田波美音 名前通りの乗りこなし目指す上越娘/蒲郡
絶賛売り出し中!第3弾は生田波美音 名前通りの乗りこなし目指す上越娘/蒲郡
[2023年2月22日20時38分]
<蒲郡ボート:レディースオールスター>◇G2◇2日目◇22日
【特別コラム:絶賛売り出し中!】
生田波美音(20=東京)は、ボート場の無い新潟県で生まれ育ち、現在も地元で暮らす。決してスポーツ少女ではなかったが、山口県出身の父に、子供のころからレーサーになることを勧められていた。「自分の願望というよりも、選手になるんだろうな~と思っていました」。父の助言!? に導かれるまま、19年5月にデビュー。スピード豊かなで旋回ですぐに注目を集めた。
憧れの選手は日高逸子。「格好いい女子レーサーのイメージは日高さんです。あいさつはできるけど、まだ緊張して話しかけられません」と苦笑いした。ちなみに、波美音(はみね)という名前も印象に残る。父親の知り合いに同じ名前の女性がいて、それを母親が気に入ったことから名付けられた。図らずも、レーサーになり、波を乗りこなすことが求められた。
引用元:絶賛売り出し中!第3弾は生田波美音 名前通りの乗りこなし目指す上越娘/蒲郡 – ボート写真ニュース : 日刊スポーツ
Tokyo Next レーサー・生田 波美音選手
2019年5月のデビューから2年。デビュー1期でB1に昇級するも、さらなるステップアップのため悪戦苦闘する生田波美音選手に質問に答えていただきました!
【第134期ボートレーサー募集】現役女子レーサー・生田波美音が魅力紹介
【第134期ボートレーサー募集】現役女子レーサー・生田波美音が魅力紹介(前編)
2022年8月20日 8時0分
日本モーターボート競走会は、7月から第134期のボートレーサーを募集している。ボートレースは男女が対等に戦える、数少ないプロスポーツ。選手は約1600人で、そのうち約240人の女子が活躍している。今回は現役女子レーサーの生田波美音(19)=東京支部=にボートレースとの出合い、選手を目指すきっかけ、124期養成所での話を聞いた。
【第134期ボートレーサー募集】現役女子レーサー・生田波美音が魅力紹介(後編)
2022年8月21日 8時0分
日本モーターボート競走会は、7月から第134期のボートレーサーを募集している。ボートレースは男女対等に戦い、年齢を重ねても活躍できるスポーツ。レーサーは下は10代から上は70代まで活躍し、平均年収は約1700万円。現役女子選手の生田波美音(19)=東京支部=が、ボートレーサーの魅力、今後の目標などを語り、レーサーを目指す人へエールを送った。
◆生田 波美音(いくた・はみね)2002年9月2日、新潟市生まれ。19歳。東京支部所属。2019年5月、124期生として多摩川一般戦でデビュー。初勝利は同年12月の多摩川。21年、22年の多摩川フレッシュルーキー。趣味はカメラ、自転車など。166センチ、51キロ、血液型A。
生田 波美音選手選手の過去戦績
生田 波美音選手の主な過去戦歴は以下のとおりです。
日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
2019年5月12日 | 第56回 サンケイスポーツ賞 | 多摩川 | 一般 | デビュー |
2019年12月31日 | 第35回 多摩川カップ | 多摩川 | 一般 | 初勝利 |
2019年5月12日~15日に東京支部のホームプール・多摩川競艇場開催された「一般・第56回 サンケイスポーツ賞」初日の第2レースで16歳の時に124期として初出走を飾ると、デビュー戦ではコンマ15の素晴らしいスタートを切ったものの、手厳しいプロの洗礼にあって残念ながら6着という結果で終わりました。
また、2019年12月31日にはデビューから69走目で初勝利を果たしており、この記録は初勝利まで100走以上を要する選手も多いボートレース界において早めの記録と言えます。
しかし残念ながら、初勝利以降は優出・優勝ともに果たすことはかなわず。
現役生活最後のレースは、2023年4月9日に三国競艇場で開催された「日本トーター杯」最終日の第8レースの4着を最後に引退を決めました。
このレースには2024年5月に若くして引退した梅内 夕貴奈選手も出場していたよ!
生田 波美音選手の師匠は中野 次郎選手
生田 波美音選手の師匠は、同じ東京支部所属、86期の中野 次郎選手です。
名前 (フリガナ) | 中野 次郎 (ナカノ ジロウ) |
登録番号 | 4075 |
生年月日 | 1981年5月26日 |
身長 | 171cm |
体重 | 56㎏ |
血液型 | O型 |
支部 | 東京 |
出身地 | 東京都 |
登録期 | 86期 |
級別 | A1級 |
中野 次郎選手は1981年生まれ、東京支部所属のA1級レーサー。
ニックネームは「(2代目)東都のエース」「東都の狼」。
漫画「モンキーターン」に影響されて、高校2年生の時に中退して養成所に入所すると、2000年5月に養成所86期生として初出走で3着に入り、舟券に貢献する活躍を見せました。
ボートレーサーの憧れ・まくり差しを得意とし、ペラグループは艇界屈指のペラ巧者・乙津 康志が主宰するO2ブランドに所属していた経歴の持ち主です。
ちなみに、2006年2月21日放送のフジテレビ・お昼の人気番組“笑っていいとも”の「失敗しない男選び」というコーナーで、9名の出演者の中からイケメン競艇選手ではない人を順に当てていくクイズに出演したことがあります。
選手としては、デビュー1年4か月目で早々と初優勝を飾ると、初出走から2年以内でG1初出場を果たして注目を集めましたが、脱臼をしやすい体質になった影響で、手術と療養のために2004年春から秋にかけて半年間の休養を余儀なくされたことから、出走回数不足の影響で2005年前期にB2に降格。
それでも、2005年前期は「新鋭王座決定戦」でG1初優出するなど8優出1優勝・勝率7.44という好成績を残して、1期でA1復帰を決めたというエピソードがあるほど。
2022年6月14日に三国競艇場で開催された「G3・スズキ・カープラザカップ」4日目の第12レースで通算1,500勝を達成し、直近では2024年7月4日に浜名湖競艇場で開催された「一般・創刊70周年記念 中日スポーツシルバーカップ」最終日の第12レースで通算50優勝を達成しました。
選手生活24年を超えるベテラン選手で、SG競争の優勝歴こそないものの、2023年までSG競争にも出場しているほどの実力でG1競争をはじめ、一般戦でも数多くの優勝歴を果たすなど、活躍を続けています。
師匠は中野次郎さんで、永井彪也さん、大塚雅治さんたちのグループに所属してます。先輩たちから踏み込みが浅いとか、道中の乗り方などアドバイスをもらっているけど、まだまだ失敗ばかりです
引用元:【第134期ボートレーサー募集】現役女子レーサー・生田波美音が魅力紹介(前編) – スポーツ報知
- 師匠が弟子を紹介!!『ウチの弟子!』記念すべき第1弾は中野次郎選手(師匠)×生田波美音選手(弟子)!
- ターンマーク坊やTV vol.2 中野次郎
中野次郎が1500勝を達成!
中野次郎が1500勝を達成!
2022/06/15 09:28
北陸地方も梅雨入りし曇り空で今にも雨が降りそうである。気温も低く肌寒く感じられる中で、「スズキ・カープラザカップ」の4日目予選最終戦が行われた。
風は追い風が2~4m/秒で波高は2~3cmとあり比較的穏やかな水面であった。そんな中での決まり手は逃げが6本、差しが2本、まくりが2本、まくり差しが2本とインが弱めのように感じられた。配当の方は万舟券が3本と後もマズマズの配当が出ていた。
4日目は予選もラストとあって白熱したレースが繰り広げられ、深谷知博が7戦3勝オール3連対で山口剛を逆転して予選をトップで通過した。山口は前半を5着と着を落とし、後半カニ坊選抜もイン戦を落とし2着と踏ん張ったが予選2位となった。3位には中野次郎が浮上し、準優勝戦の1号艇が出揃った。深谷に予選トップの座を奪われた山口だが、「今(12R)のはコース幅の取り方の失敗ですね。足は仕上がっているし、言うことはないです。中野さんの方が伸びは良かったけど、出足は自分の方が良かったですね。準優は同じ失敗をしないようにします」と自信満々にコメントをしていた。その中野だが、カニ坊選抜戦をまくり差しで山口を沈め1500勝を達成した。
【ボートレース】中野次郎が久々のV「展開一本。まさか自分が1着で抜けてくるとは…」/浜名湖
【ボートレース】中野次郎が久々のV「展開一本。まさか自分が1着で抜けてくるとは…」/浜名湖
[2024年7月4日17時56分]
<浜名湖ボート>◇最終日◇4日
中野次郎(43=東京)が5コースからまくり差して今年初優勝を飾った。通算では50度目。浜名湖は22年7月に続く連続優勝となった。
優勝インタビューでは開口一番「展開一本。まさか自分が1着で抜けてくるとは」と振り返った。4カドからまくりに出た山口裕二に対してインの黒野元基が抵抗。目の前に開いた差し場をまんまとものにした。
ファイナルに向けて調整をどうするか迷っていたが、最終的には回転を抑える方向を選択。これが見事にはまった。「最後は自分のやりたかった調整で行こうって。ありえないくらいに回ってなかったけど、グリップしましたね」と成果を口にした。
今回で通算50度目の優勝。「これが最後(の優勝)だと思います」と言った舌の根も乾かないうちに「次節も頑張ります」とにっこり。さらに東京支部の後輩、伊倉光に「おめでとうございます」と声をかけられると、「伊倉ちゃんが一緒の節はいつも成績がいい。僕のラッキーボーイですよ」と喜びを分かち合うなど、ヒーローは最後までご機嫌だった。次走は9日からの三国一般戦の予定。
引用元:【ボートレース】中野次郎が久々のV「展開一本。まさか自分が1着で抜けてくるとは…」/浜名湖 – ボート : 日刊スポーツ
中野 次郎選手の過去戦績
中野 次郎選手の主な戦歴は以下のとおりです。
2000年5月11日に東京支部のホームプール・平和島競艇場で初出走を飾ると、初出走で舟券に絡む3着を獲得し、翌月にはデビューから10走目で早くも初勝利。
そして、デビューから1年4か月後の2001年9月15日にびわこ競艇場で開催された「一般・一般競走」で初優勝を果たし、2022年6月には通算1,000勝、2024年7月には通算50優勝を達成しました。
G1競争で見ると、2002年2月に多摩川競艇場で開催された「第47回 関東地区選手権競走」でG1初出場にしてG1初勝利を果たすと、約4年後の2006年1月29日に唐津競艇場で開催された「共同通信社杯 第20回 G1 新鋭王座決定戦」でG1初優勝。
この勢いはSG競争でも衰えることなく、2005年8月に若松競艇場で開催された「第51回 モーターボート記念(ボートレースメモリアル)」でSG初出走、2か月後に若松競艇場の「第52回 全日本選手権競走(ボートレースダービー)」でSG初勝利を立て続けに達成。
そして、2006年12月24日に住之江競艇場で開催された「第21回 賞金王決定戦競走【シリーズ】(グランプリシリーズ)」でSG初優出を飾っています。
2002年前期に初めてB1級からA1級に飛び級で昇級すると、はじめの頃こそA1級とA2級を行き来していましたが、2008年後期以降は16年以上の長きにわたってA級を維持し続けており、中野 次郎選手が強い選手であることがわかるはずです。
脱臼をしやすい体質になった影響で、手術と療養のために2004年春から秋にかけて半年間の休養を余儀なくされた影響により、出走回数不足の影響で2005年前期にB2に降級するも、2005年前期には「新鋭王座決定戦」でG1初優出を果たし、勝率7.44、1回優勝・8回優出という素晴らしい成績を残して、1期でA1復帰を決めています。
- BOATCAST NEWS│東都の狼 中野次郎 駆け抜けて1500勝達成!!! ボートレースニュース 2022年6月14日│
生田 波美音選手の兄弟子は永井 彪也選手と大塚 康雅選手
生田 波美音選手の兄弟子は、109期の永井 彪也選手と116期の大塚 康雅選手です。
おふたりの基本情報と過去戦績を、登録期順にご紹介します。
永井 彪也選手
生田 波美音選手の一人目の兄弟子は同じ兵庫支部所属、109期の永井 彪也選手です。
名前 (フリガナ) | 永井 彪也 (ナガイ ヒョウヤ) |
登録番号 | 4688 |
生年月日 | 1992年11月15日 |
身長 | 164cm |
体重 | 54㎏ |
血液型 | A型 |
支部 | 東京 |
出身地 | 東京都 |
登録期 | 109期 |
級別 | A1級 |
永井 彪也選手の過去戦績
永井 彪也選手の主な戦歴は以下のとおりです。
永井 彪也選手は2011年11月25日に東京支部のホームプール・平和島競艇場で初出走を飾ると、初出走で舟券に絡む2着を獲得し、翌月にはデビューから17走目で早くも初勝利。
そして、デビューから3年後の2014年12月16日に戸田競艇場で開催された「一般・第5回 太田胃散カップ」で初優勝を果たし、2022年11月には通算500勝を達成しました。
G1競争で見ると、2017年7月に浜名湖競艇場で開催された「浜名湖賞開設64周年記念」でG1初出場、2か月後の「第4回 ヤングダービー」でG1初勝利を果たすと、2年後の2019年9月23日に三国競艇場で開催された「第6回 ヤングダービー」でG1初優勝。
この勢いはSG競争でも衰えることなく、2017年8月に若松競艇場で開催された「第63回 ボートレースメモリアル」でSG初出走を果たすと、2年3か月後には桐生競艇場の「第22回 チャレンジカップ」でSG初勝利。
さらに、その3か月後の2019年12月22日に住之江競艇場で開催された「第34回 グランプリシリーズ」でSG初優出を立て続けに達成しています。
2016年後期に初めてB1級からA2級に昇級すると、2017年後期には早くもA1級に昇級を果たしますが、2018年はA2級に降級しましたが、2019年後期以降は6年以上にわたってA1級を維持し続けていることから、永井 彪也選手が強い選手であることがわかるはずです。
2020年後期には優出7回・優勝3回という好成績を残して、自己最高勝率は7.60を記録。
今後の活躍に期待が大きくなるとともに、まだ未達成のSG初制覇のニュースを聞きたいところですね。
永井 彪也選手と同じ109期には、A1級で活躍する丸野 一樹選手(4686)島村 隆幸選手(4685)・大上 卓人選手(4682)・片橋 幸貴選手(4677)をはじめ、守屋 美穂選手の兄である守屋 大地選手(4672)や後藤 美翼選手(4680)がいます。
- BOATCAST NEWS│ボート界最強のイケメン 永井彪也 予選トップ通過! ボートレースニュース 2021年11月17日│
- サンテレビ「ボートの時間!」 # 304 「永井彪也 おうちの時間!」2022年1月23日放送
- 【永井彪也】30の質問にチャレンジ!#2
- ボートレーサー永井彪也選手(東京都出身)「ザ・ルーツ」|BSフジ「BOATRACEライブ~勝利へのターン~」|【ボートレース公式 BOATRACE official】
大塚 康雅選手
生田 波美音選手の二人目の兄弟子は同じ兵庫支部所属、116期の大塚 康雅選手です。
名前 (フリガナ) | 大塚 康雅 (オオツカ ヤスマサ) |
登録番号 | 4875 |
生年月日 | 1994年7月15日 |
身長 | 166cm |
体重 | 51㎏ |
血液型 | O型 |
支部 | 東京 |
出身地 | 神奈川県 |
登録期 | 116期 |
級別 | B1級 |
大塚 康雅選手の過去戦績
大塚 康雅選手の主な戦歴は以下のとおりです。
大塚 康雅選手は2015年5月16日に平和島支部のホームプール・平和島競艇場で初出走を飾ると、8か月後に初出走した水面で地元のファンに見守られる中でデビューから79走目で初勝利を達成しました。
そして、デビューから4年7か月後の2020年1月8日に平和島競艇場で開催された「一般・第65回 報知杯争奪 第45回 東京ダービー」で初優出を果たしました。
G1競争で見ると、2020年9月にびわこ競艇場で開催された「第7回 ヤングダービー」でG1初出場とG1初勝利を同時達成。
まだ初優勝は果たせていませんが、東京支部が誇る「(2代目)東都のエース」中野 次郎選手に弟子入りしていることで、今後の活躍に期待が集まります。
2020年前期に初めてA2級に昇級すると、2020年後期に自己最高勝率を5.51徐々まで上げ続けましたが、2021年後期から3期連続でB2級に降級。
2023年前期に勝率は5.44まで持ち直して、1期のみA2級に再昇級したものの、以降は低調が続いており、2024年後期には勝率を4.76まで落としています。
気持ちを奮い立たせて、初優勝を目指してくれることを期待したいところです。
大塚 康雅選手と同じ116期には、A1級で活躍する入海 馨選手(4886)をはじめ、鈴谷 一平選手(4877)・澤崎 雄哉選手(4880)・西岡 育未選手(4878)、2024年10月に初優勝を果たした勝浦 真帆選手(4884)がいます。
- ボートレーサー大塚康雅選手が、パン作りに挑戦してみた
同期(126期)の注目選手
生田 波美音選手選手の同期である「126期」にはどのような選手がいるのでしょうか。
主だった選手を以下にまとめました。
登録番号 | 名前 | 支部 | 級別 |
5142 | 常住 蓮 | 佐賀 | A1 |
5136 | 濱野 斗馬 | 香川 | A1 |
5141 | 大澤 風葵 | 群馬 | A2 |
5125 | 高井 雄基 | 愛知 | A2 |
5146 | 野田 彩加 | 山口 | B1 |
5123 | 福山 恵里奈 | 山口 | B1 |
5129 | 山口 真喜子 | 長崎 | B1 |
- 常住 蓮選手(5142)/2001年1月2日生まれ/佐賀/A1
- 濱野 斗馬選手(5136)/1999年12月17日生まれ/香川/A1
- 大澤 風葵選手(5141)/2000年12月21日生まれ/群馬/A2
- 高井 雄基選手(5125)/1996年7月19日生まれ/愛知/A2
- 野田 彩加選手(5146)/2003年4月30日生まれ/山口/B1
- 福山 恵里奈選手(5123)/1996年4月8日生まれ/山口/B1
- 山口 真喜子選手(5129)/1997年3月20日生まれ/長崎/B1
生田 波美音選手のデビュー戦
生田 波美音選手のデビューは2019年5月12日。
2019年5月12日~15日に多摩川競艇場で開催された一般戦「第56回 サンケイスポーツ賞」初日の第2レースのことでした。
このレースは出走選手が全員東京支部の先輩で「4号艇にA1級選手、1号艇から5号艇にB1級選手」が配置される新人レーサーにはかなり厳しい番組編成。
インコースには79期のB1級レーサー・松浦 博人選手(3877)、4コースには99期のA1級レーサー・小林 泰選手(4401)が控える男女混合戦でした。
生田 波美音選手は大外6コースからの出走で、初戦の新人ボートレーサーであればかなり慎重にスタートするのが一般的ですが、生田 波美音選手は予想以上に踏み込んだコンマ15で2番手のスタートに成功するも、厳しいプロの洗礼を浴びて6着という苦い結果で選手生活をスタートさせました。
2002年9月生まれの生田 波美音選手にとって、2019年5月の初出走は現役最年少となる16歳でのデビューでした。
初出場の新人ボートレーサーはスタートが出遅れて、最後方から6着になるのが一般的なのにコンマ15のスタートはすごいよね。
そう考えると、初戦からスタートを踏み込んだ生田 波美音選手の度胸は素晴らしいよね!
- 2019年新ボート&生田波美音選手デビュー紹介【ボートレース多摩川】
- 【蒲郡】勝ガマ史上最年少、蒲郡初出走の17歳・生田波美音選手にインタビュー!【新潟・ラーメン】
生田 波美音選手の初勝利
生田 波美音選手の初勝利は2019年12月31日。
2019年12月28日~31日に多摩川競艇場で開催された一般戦「第35回 多摩川カップ」最終日の第1レースのできことでした。
このレースは多摩川競艇場の企画レース“まつりだone”で「1号艇と4号艇にA2級選手、5号艇にB1級選手」が配置される新人レーサーにはかなり厳しい番組編成。
デビューから7か月、次第に舟券に絡む活躍も増えはじめていた生田 波美音選手。
このレースでも登録期が最も若く、勝率もダントツで低いうえに大外6コースからの出走という不利な状況。
ですが、生田 波美音選手はここでもコンマ10の思い切った踏み込みで2番手のスタートを決めると、見事な差しを決めて、通算69走目にして初白星を獲得しています。
このレースの3連単6–4–1は、99番人気の120,120円(1201.2倍)という特・超・超特大配当でした。
日本一の静水面と言われる多摩川競艇場で、格上選手を相手に観客に大きなインパクトを与える初勝利をあげました。
- 生田波美音選手、デビュー初勝利!
- 生田波美音選手 水神祭 多摩川
- ボートレース多摩川【どちゃんこTV】平田さやか選手と生田波美音選手インタビュー!
生田 波美音選手の獲得賞金
生田 波美音選手のこれまでの獲得賞金は次のとおりとなっています。
優出・優勝経験はありませんでしが、B1級歴が長く、年々獲得賞金額を増やし続けていた生田 波美音選手。
2020年から年間出走数が170走を超えて、勝率もぐんぐん上昇。
2022年には1年間で1着を26回獲得できるようになっていました。
もちろん獲得賞金額も右肩上がりで、特に2022年については一気に1,000万円を超えるまでに増額していることから、成績も良かったことが見て取れます。
年度 | 級別 | 賞金ランキング | 獲得賞金 |
---|---|---|---|
2024年 | B2 | - | 0円 |
2023年 | B1 | 1,546位 | 3,080,000 円 |
2022年 | B1 | 1,213位 | 11,040,000 円 |
2021年 | B1 | 1,210位 | 9,860,000 円 |
2020年 | B2→B1 | 1,306位 | 8,260,000 円 |
2019年 | B2 | 1,547位 | 2,350,000 円 |
B1級ボートレーサーの平均年収は約1,100万円といわれています。
しかし、生田 波美音選手は2020年後期から2023年までB1級だったものの、2024年は1走もできずにB2級に降級しているため、今回の比較対象はB1級レーサーの平均年収1,100万円とします。
生田 波美音選手は2019年は5月のデビューで、2023年4月上旬から引退するまで1度も出走していないため、実際に1年間の賞金を獲得していた2020年から2022年の3年間のデータから算出した平均年収は約972万円程度。
2020年後期から2023年までB1級だったことを考慮すれば、B1級ボートレーサーの平均金額1,100万円より少ない金額で、ちょうどA2級の平均年収の2分の1よりもやや多いくらい。
ちなみに、一般的な20歳の社会人女性の平均年収は約337万円とされていますので、生田 波美音選手の平均年収は同年代女性の約2.9倍の金額に相当します。
2020年から2022年の3年間の平均年収をひと月に換算すると月収が約81万円ですから、一般人とはかけ離れた高収入であることは明らかです。
欠場前は4月上旬で欠場期間に入ったにも関わらず、獲得賞金額が300万円を超えていたことから、生田 波美音選手の成績が良かったことがうかがえます。
ボートレーサー全体の平均年収は1,700万円といわれています。
まとめ
生田 波美音選手、デビューから約5年7か月もの間、本当にお疲れさまでした。
養成所時代から輝かしい成績を残し、デビュー後も抜群のレースセンスで注目を集めたものの、残念ながら初優勝の栄冠を手にすることは叶いませんでした。
しかし、美人でカッコいいルックスから、推しの選手を応援するボートレースの楽しみをたくさんのファンに提供したことで、多くのファンから愛された選手ということがよく伝わってきました。
引退の理由については明らかにされておらず、「結婚・妊娠」といった幸せな理由や「精神的な理由で続けられなくなった」という心配な理由まで…
真相はご本人にしかわかりませんが、デビュー間もない美人レーサー、しかも女子艇界のホープと称されるほどの人気選手であれば、いろいろなインタビューや特集記事が組まれるのも当然であり、羨望や嫉妬、ジェラシーの対象になることもあったでしょう。
そして、ルックスとレーサーとしての才能に恵まれたからこそ、野次や批判の的になってしまうこともあったでしょうし、人気が出て注目されるほど、プレッシャーにつぶされてしまう若い選手は意外と多いかも知れないと感じずにはいられませんでした。
Xで見られた『こんな若さで夢の職業をすてるほど、それ以上に大切なものが見つかったのか、それとも、よほどの理由があるのか。前者であってほしいな』という言葉のとおり、どのような理由で引退を選択したのだとしても、ファンであれば生田 波美音選手の第2の人生が健康で幸多きものであることを願っているに違いありません。
まだ若い生田 波美音選手の第二の人生が健康で幸多きものとなりますよう、心よりお祈りいたしております。
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