東京支部の梅内夕貴奈選手が引退。可愛いと人気の若手女子レーサーに何があったのか?直近の成績などから引退理由を徹底調査!!

2024年5月9日、可愛いと人気の若手女子レーサーの梅内 夕貴奈選手(東京・118期)が、5月8日に日本モーターボート競走会に引退届を提出し、引退したことが明らかになりました。


東京支部の118期レーサー・梅内 夕貴奈選手(4929)が、2024年4月6日に多摩川競艇場で開催された「G3・オールレディースリップルカップ」を最後に日本モーターボート競走会に引退届を提出したことが報じられました。

5月9日現在、梅内 夕貴奈選手の情報は、ボートレースオフィシャルサイトの選手ページ、およびボートレース多摩川公式サイト内の東京支部所属選手一覧でも見られなくなっているため、5月8日頃に削除されたと推測できます。

2016年5月19日に多摩川競艇場で118期としてデビューした梅内 夕貴奈選手。
2024年前期の勝率は2.40でしたが、今期の成績だと後期は勝率2.93となり自身最高の勝率となる予定でしたが、デビューからこれまでの勝率が3.80を超えることは一度もなく、引退勧告の対象となる成績でした

このことから、引退勧告を覚悟して、潔く身を引く決断をしたのでしょう。
梅内 夕貴奈選手の基本情報・同期の注目選手・家族関係から引退勧告の水準まで、近年の成績などをもとに、引退理由について考察していきたいと思います。

目次

梅内 夕貴奈選手の基本情報

名前
(フリガナ)
梅内 夕貴奈
(ウメナイ ユキナ)
登録番号4929
生年月日1995年9月30日
身長159cm
体重48㎏
血液型O型
支部東京
出身地千葉県
登録期118期
級別B2級
デビュー日2016年5月19日
最終出走日2024年4月6日
引退日2024年5月8日

梅内 夕貴奈選手は1995年生まれ、東京支部所属のB2級レーサーです。

約8年間の選手生活での出場節数は101期、出走数は829走で、優出・優勝はともに0回、通算10勝という成績を収めています。

現役オートレーサーの父の影響で、「流れで(ボートレーサー養成所を)受験したことで、ボートレーサーとしての道を歩みはじめました。
しかし“流れ”で受験して合格できるほど甘くないのがボートレーサー養成所。
案の定、1回目の試験は不合格、2回目の受験は2次試験まで進むも再び不合格。
「全然受からないので意地になって受けた」という3回目の入所試験でやっと合格を掴み取ったという、ほんわかとした見た目に反して、なかなかの根性の持ち主でもあります。

現役生活最後のレースは、2024年4月6日に多摩川競艇場で開催された「G3・オールレディースリップルカップ」最終日の第7レース、地元水面で有終の美を飾りました。

  • 勝ガマ ピット直送MOVIE Vol.1354
出典:ボートレース蒲郡公式YouTubeチャンネル
  • 【GIIIアクアクイーンC】穴党ファンは甘党の梅内夕貴奈へ注目
出典:東スポレースチャンネル

梅内 夕貴奈選手の過去戦績

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日付レース名レース場グレード戦績・概要
2016年5月19日第52回 デイリースポーツ賞多摩川一般デビュー
2018年2月24日オラレ上越開設6周年記念平和島一般初勝利
2024年4月6日オールレディースリップルカップ多摩川G3最終出走

2016年5月、多摩川競艇場の一般戦で118期としてデビュー
2018年2月に平和島競艇場で初勝利を飾るも、その後は優出・優勝歴はなし。
2024年4月6日に多摩川競艇場で開催された「G3・オールレディースリップルカップ」最終日の第7レースを最後に引退。

女子レーサーの不足に伴い、4月中に下記の2節の斡旋が追加されていましたが、梅内 夕貴奈選手は両方とも斡旋削除して、デビューした地元水面での引退を選択しました。

  • びわこ競艇場:5月1日~6日に開催された、一般戦「びわこヴィーナス! 第5回 酒処京都新京極スタンド杯」
  • 大村競艇場:5月25日~30日に開催予定だった、一般戦「ヴィーナスシリーズ第5戦 マクール杯」

同期(118期)の注目選手

梅内 夕貴奈選手の同期である「118期」にはどのような選手がいるのでしょうか。

主だった選手を以下にまとめました。

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登録番号名前支部級別
4932新開   航福岡A1
4939宮之原 輝紀東京A1
4933板橋  侑我静岡A1
4926吉川  貴仁三重A1
4927関野   文大阪A2
4938小芦 るり華佐賀A2
  • 新開 航選手(4932)/1996年2月12日生まれ/福岡/A1
  • 宮之原 輝紀選手(4939)/1997年11月26日生まれ/東京/A1
  • 板橋 侑我選手(4933)/1996年6月3日生まれ/静岡/A1
  • 吉川 貴仁選手(4926)/1993年7月15日生まれ/三重/A1
  • 関野 文選手(4927)/1993年11月1日生まれ/大阪/A2
  • 小芦 るり華選手(4938)/1997年9月9日生まれ/佐賀/A2

118期」といえば、デビュー当初から桁違いの実力を発揮し、2022年に最多優勝・最多勝利の栄冠を手にした「新開 航選手」をはじめとして、2024年後期のA1級選手勝率ナンバー2に輝いた「宮之原 輝紀選手」と、118期修了記念で優勝して養成所チャンプとなった「板橋 侑我選手」、驚異の旋回力を武器に2020年8月にG1初勝利を飾った「吉川 貴仁選手」。
さらに可愛いレーサーとして人気が高く、現役ボートレーサーの倉谷 和信選手を父にもつ2世レーサー「関野 文選手」と、2022年12月のSGグランプリシリーズを制した宮地 元輝選手に師事し、2023年1月に初優勝を達成した「小芦 るり華選手」がいます。

梅内 夕貴奈選手の引退理由は?

梅内 夕貴奈選手の引退理由は明言されていません
しかし、2024年後期の選手級別審査終了日である4月30日までを走り切り、4期通算の成績不振による引退勧告の対象となることが確定したため、引退を決断したと考えられます。

これまで艇界を去った選手の多くは、「4期通算の成績不振による引退勧告」か「年齢的な理由で自ら身を引く」ことがほとんどでした。

では、梅内 夕貴奈選手の場合は、本当に成績不振による引退勧告を受けるような立場だったのでしょうか?
まずは成績不振による引退勧告の基準についてご紹介します。

成績不振による引退勧告の基準

まずはじめに、引退勧告とは「日本モーターボート協会が競艇選手に引退を勧告すること」とされています。

あくまで勧告であり、引退を強制するものではありませんが、定められている条件が競艇選手には選手生命を続けていくうえで致命的なものであるため、勧告を受けて引退をするケースが多いのが現状です。

毎年5月と11月に新人がデビューすることに伴い、成績が振るわない選手にとっては4月と10月は厳しい勝負時とされます。
なぜなら、成績下位の選手が退会勧告を受けて引退をするため、4期通算勝率が3.80未満のレーサーが候補となるからです。
※選手登録3年経過していない選手は対象外。

引退勧告の基準は次のとおりとなっています。

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判断項目基準
4期通算勝率3.8未満
4期通算事故率0.7以上
4期通算出走数60回未満
※自己都合により60回を下回る場合
競走の公正確保及び競技水準の向上化に関する規程

ただし、以下の条件に該当する選手については対象外、もしくは特例措置を講じられます。

  • 選手登録3年以内の選手は対象外
  • 1期の出走回数が50走未満の場合、次の期と合計した2期分でカウント
  • 産休は出産のあった期と前後いずれかの期の合計2期を除外

ちなみに、4期通算といっても1期(半年)が49走以内ならばカウントせず、50走以上になった次の期と合わせて計算するという特例もあります。
そのため、勝率や事故点が厳しい選手は出走回数を調整して「49走止め」を行うこともあり、全く勝てなくてもデビューから7年間は選手を続けることが可能となっています。
※“登録から3年の猶予”と“50走未満を維持して4年”の合計が7年であり、産休などを挟む場合は更に延長されます。

競艇は1年を前期と後期にわけた2期制を採用しており、実施期間を前期は1月1日~6月30日、後期を7月1日~12月31日までとしています。
そのため、4期通算=2年通算となり、2年間の勝率・事故率・出走数を考慮して判断されることとなります。
※審査期間の前期:5月1日~10月31日と後期:11月1日~翌年4月30日までとは異なるため注意が必要。

考えられる引退の理由は?

前述の基準と梅内 夕貴奈選手の勝率・事故率・出走回数を見比べると、引退勧告を受ける対象に該当していたと考えられます。

その理由は以下のとおりです。

  • 4期通算勝率:デビュー以来ずっと3.80を下回り続けており、4期通算すると勝率2.33で基準以下
  • 4期通算事故率:事故率0.7以下(2022年7月以降、スタート事故はなし)
  • 4期通算出走回数:4期連続で出走数が60回未満

上記の“成績不振による引退勧告基準”の2つが当てはまるため、引退勧告を受けるような状況だったと考えられます。
そのため、考えられる引退理由として「引退勧告を覚悟して、自ら退く決断をした」ということでしょう。

そのような決断に至った経緯として、考えられるデータをご紹介します。

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級別出走数勝率
2019年前期B297走2.06
後期B279走2.65
2020年前期B246走2.48
後期B242走2.43
2021年前期B243走1.98
後期B242走1.79
2022年前期B20走0.00
後期B20走0.00
2023年前期B245走2.04
後期B244走2.55
2024年前期B243走2.40

上記の表から鑑みるに、引退理由に「4期通算の成績不振による引退勧告」が関係していることは明白です。

直近5年だけで見ても、2019年に平均90ほどあった出走数は年々減少して50を超えることはなくなりました
同様に勝率も2019年後期の2.65を目途に徐々に低下の一途をたどり、遂に2024年前期には2.40まで下がっていたことが読み取れます。

結論として『勝率・出走数が引退勧告の基準をクリアできなかったことが決定打となって引退を決めた』というところでしょう。

梅内 夕貴奈選手の家族関係

梅内 夕貴奈選手には、現役オートレーサーの父と、元ボートレーサーの兄がいます。
父は元選手会長で、船橋オート廃止反対に尽力し、船橋市議会議員まで務めた、現役オートレーサーの梅内幹雄選手。
兄は元競艇選手の梅内 駿佑さんというレーサー一家の出身です。

2021年4月には「デイリースポーツ online」のインタビューで、初めてのヘルメットは父の意向でデザインが決まったエピソードを披露しています。
ちなみに兄の梅内 駿佑さんが現役当時に使用していたヘルメットも父とおそろいのデザインだったとか。
なんとも家族仲の良いエピソードですね。

  • 父と娘おそろい:梅内 夕貴奈選手はじめてのヘルメット
出典:デイリースポーツ online
  • 父と息子おそろい:元競艇選手の梅内 駿佑さんのヘルメット
出典:ボートレース平和島ピースターブログ

梅内 駿佑さんってどんな選手だったの?

名前
(フリガナ)
梅内 駿佑
(ウメナイ シュンスケ)
登録番号4609
生年月日1990年5月21日
身長163cm
体重54㎏
血液型B型
支部東京
出身地千葉県
登録期106期
級別B2級
デビュー日2010年5月22日

梅内 駿佑さんは1990年生まれ、東京支部所属のB2級レーサーでした。

2010年5月22日に平和島競艇場で開催された「一般・マクール杯」でデビュー。
同年8月10日に同じく平和島競艇場で開催された「一般・第50回 デイリ-スポ-ツサマ-カップ」初日の第1レースで初勝利を飾るも、その後は優出・優勝歴はなし。
2015年12月29日に江戸川競艇場で開催された「一般・第38回 京葉賞」最終日の第5レースを最後に引退しています。

5年間7か月の選手生活での出場節数は88期、出走数は670走で、優出・優勝はともに0回、通算21勝という成績を収めています。

SNSの反応は?

その愛らしいルックスで愛された梅内 夕貴奈選手の引退を受けて、SNSにはどのような声があがったのでしょうか?
その一部を抜粋してご紹介します。

目覚ましい活躍や成績を残していなくとも、「インタビューを見てファンになったという声」や、「これまでの競技生活をねぎらう声」が投稿されていたのが印象的でした。

まとめ

梅内 夕貴奈選手、デビューから約8年もの間、本当にお疲れさまでした。

残念ながら、輝かしい活躍とまではいきませんでしたが、その可愛らしさから、推しの選手を応援するボートレースの楽しみをたくさんのファンに提供したことで、多くのファンから愛された選手ということがよく伝わってきました。

まだ若い梅内 夕貴奈選手の第二の人生が健康で幸多きものとなりますよう、心よりお祈りいたしております。

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