世界一わかりやすい競艇のレースの流れ!展示航走・待機行動・進入・スタートのルールを徹底解説!

無知なネコ

今日のレースも熱かったね!

おなご

え?まだレース始まってないよ?

無知なネコ

あれ?じゃあ今僕が見たのは幻・・・?

おなご

たぶんレース前の展示航走だね

競艇(ボートレース)を始めたばかりだと、レースの流れがよくわかりませんよね。
レースが始まったと思ったら始まってないし、なんかウロウロしてる謎タイムあるし・・・

今回は競艇のレースの流れと、本番レースの前にチェックしておくべきポイントについて解説します。

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目次

競艇のレースの流れ

競艇のレースはこのような流れで行われます。

  1. 展示航走
  2. ピットアウト、待機行動
  3. スタート
  4. ゴール

展示航走:本番のリハーサルみたいなもの。

ピットアウト:「ピット」と呼ばれるボートの待機場から、出走の合図とともにボートを発進させること。スタートではない。

待機行動:ピットアウトからスタートを切るまでの待機時間の行動。スタートコース取りが行われる。

おなご

ひとつづつ、順に説明していくね!

展示航走

展示航走とはリハーサルのようなもので、本番のコースを2周します。
選手がスタート及び、コースを本番さながらに走ります。

無知なネコ

毎回同じ流れでレースするならリハーサルなんていらなくない?

おなご

選手は毎回違うモーターを使うし、展示航走後はモーターの調節が一切できないから選手自身も直前練習になるし、競艇ファン的にもその日の予想の参考になるから超大事なんだよ

本番で使うモーターやボートの調子を確認できるので、展示航走は予想をするうえで欠かせない事前情報となります。

展示航走にはスタート展示周回展示の2種類があります。
それぞれに、予想に活かせるチェックポイントがあるのでこれから解説します。

  • 展示航走では本番で使うモーターやボートの調子を確認できる
  • 展示航走にはスタート展示と周回展示がある

スタート展示の3大重要ポイント

スタート展示では、出場レーサーたちが本番を想定したコース取りやスタートを行います。

スタート展示でチェックするポイントは「進入」「スタートタイミング」「スタート後の加速」でしょう。すぐに予想に活かせて的中率が上がりますよう、わかりやすく説明します。

スタート展示の3大ポイント
  • 進入
  • スタートタイミング
  • スタート後の加速

コース取り・進入隊形

コース取りとは、狙ったコースに陣取るために主張し合い、スタートコースを確定させることです。

おなご

競艇は必ずしも枠番と同じコースでレースを始めなければいけないわけではないんだよ

選手はいい成績を残したいので、自分がより得意なコースや有利なコースを取ろうとします。

また、その後の進入隊形にも注目です。
進入隊形とは、スタートラインに向かう艇のコースや助走時の隊形の事。

スタート展示の進入隊形と本番の進入隊形は同じになる可能性が高いので、必ずチェックしましょう。

※枠番:あらかじめレースごとに振り分けられるボートの番号。
※コース:スタートコース。スタート時の位置。内側から1~6の順。

スタート展示の進入隊形は本番と同じになる可能性が高い

スタートタイミング

スタートに出遅れている艇がいないかを確認しましょう。

その選手に直近で事故歴がある場合は、さらなる事故点を恐れ気持ち的に守りに入っている可能性があります。
ただし、スタート展示だけをみてフライングや出遅れをした選手を予想から外すのはお勧めしません。

優秀な選手はスタート展示で失敗しても本番修正してきます。修正能力には個人差があり、新人のように経験の浅い選手は持ち直すのが難しく不安なまま本番レースを迎えたりもします。

おなご

ちなみにスタート展示では、フライングや1秒以上の出遅れによるペナルティはありません

スタートに出遅れている艇の事故歴を確認

加速力

走り出してからトップスピードになるまでの加速力に注目しましょう。

本番で使うモーターは選手自身が整備するのですが、展示航走後はモーターの調整は一切できません

そのため、スタート展示ではモーターの調子を確認する為にほとんどの選手はフルスロットルで走行します。

おなご

モーターの好みは選手によって違いますが大きく2つのタイプに分かれます。

低速から加速するまでの速さを重視した「出足型」と直線スピードの伸びを重視した「伸び足型」です。

特に1・2コースのモーターの出足がいいようであれば、1つ目のターンを1着で回り、そのまま逃げ切り勝負を決める可能性が高いので必ずチェックしましょう。

周回展示の3大重要ポイント

周回展示では旋回や直線の調子を確認できます。

スタート展示後に、その流れで1艇ずつ順番にコースを2周するのが周回展示です。

周回展示でチェックするポイントは「ターンがコンパクトか」「船体の安定感」「ターン後の加速」でしょう。すぐに予想に活かせるようわかりやすく説明します。

スタート展示の3大ポイント
  • ターンがバタついていないか
  • ターン後の加速
  • 船体の安定感

ターンがコンパクトか

周回展示では、まずターンがきれいに回れているかを確認します。
ターンの良し悪しには、選手の操舵技術やモーターのパワーが大きく影響するからです。

おなご

旋回半径を小さく最短距離でターンするのが、良いターンといわれてるよ

無知なネコ

じゃあ逆によくないターンは、ターンマークから大きく離れるようなターンだね!

モーターにパワーがあれば波の影響が少なく船体が安定し内側に旋回できますが、パワーがないと波に影響され外側に膨らんでしまいます。

ターン時に前の走者の航跡よりも内側を走れていればその艇はパワーがあり、外側ならパワー不足と考えてもいいでしょう。

特に1号艇のターンがコンパクトにできていれば、1号艇に重きを置いた予想にします。

基本的にターンマークに1番近い1号艇は一番先にターンにかかれるので他の艇の引き波に影響されることなくターン後そのまま逃げ切り1着でゴールする可能性が高いからです。

ターンマーク:ターンの起点となる、う〇このような形の浮き。

ターンがコンパクトな艇に注目

船体の安定感

ターンの時にたまに船体がぱたぱたと浮く選手がいます。

そういう艇は着外に落ちることが多いです。

ボートが浮く、暴れるという事は波の影響を受けている=モーターに力がないということです。
ボートが暴れるとレバーの操作が難しくなり、本番レースで思い切ったターンが出来ません。ターンで抜かれる可能性が高くなります。

船体がぱたぱた浮く艇は着外が多い

ターン後の加速

ターン後はすかさず加速に注目しましょう。

ターン後の加速の良し悪しは展示タイムにあらわれます。

※展示タイム:2周目のバックストレッチ側のスタートライン延長戦付近から第2ターンマークまでの150mの計測タイム(福岡競艇場のみ計測地点が違う)展示タイムは展示航走後すぐに公表される。

展示タイムが良いということは、直線スピードが速く伸び足がいいということです。
つまり、スタートが後ろからだとしても順位を上げられる可能性が高く、1度目のターンで1着になりさえすれば独走できる可能性が高いのです。

特にインコースの艇で展示タイムが良ければ、逃げでの独走勝利が期待できます。

展示タイムがいい艇に注目

もっと詳しく展示航走について知りたい方はこちらの記事を是非。

ピットアウトと待機行動

競艇では「ピットアウト=レーススタート」ではありません。

ピットアウト後(ピットから出された後)は、スタートの瞬間をスタートラインより手前で待ちます。

ピットアウト後からスタートを切るまでの一連の行動を「待機行動」と呼び、待機行動の大きな目的は「コース取り」と「助走距離の調整」です。

無知なネコ

待機行動ってあんまりイメージできないなあ

おなご

ピットからボートが出てきて、レース始まる前にみんなウロウロしてるじゃん、アレだよ

ウロウロしているように見えますが、レースに影響する大事な部分なので、選手同士の駆け引き・主張のしあいが見所となります。

  • コース取り
  • 助走距離の確保

コース取り

まずピットからボートが出てくると、第2ターンマークらへんをぐるっとまわってコース取りをします。

基本的に競艇は枠番とスタートのコースが違ってもルール上はよく、コース取りは先着順で行います。

おなご

なかには枠番通りのコースに進入することが義務づけられているレースもあるよ(進入固定競走)

ボートにはエンジンがついていて、ピットアウト後は常にエンジンが駆動しており、ハンドルレバーを引かなくてもボートは少しずつ前に進んでしまいます。
その状態でスタートの合図まで十分な助走距離を確保しつつコース取りをしながら待機していないといけません。

ピットアウト後はコース取りを先着順で行う

助走距離の確保

選手たちは自分がより得意なコースや有利なコースでスタートしようとします。

ただし、インコース狙いの艇が複数ある場合、それぞれが前に内にと主張しあうことで助走距離が短くなってしまうことがあります。(通称「深イン」)

競艇は第1ターンマークを誰よりも早く旋回した艇が1着になるのが基本。

助走距離が短いとスピードに乗ることができずに、第1ターンマークへの突入で遅れを取り着順が落ちる危険性が高まります。

その為、選手たちは絶好のスタートを切るためにコース順ごとに目印を決めて、まわりの動向を確認しながら助走を開始する場所に陣取ります。

レース前から激しい攻防が行われるのが競艇なのです。

助走距離が十分ないと、有利なコースでも着順を落とす可能性がある

スタートのポイント

コース取りが終わって、大時計が動き出すと、選手もスタートに向けて動き出します。

ここではスタートのポイントを以下の3つに分けて解説します。

  • フライングスタート
  • フライングと出遅れ
  • 理想的なスタートタイミングとは

フライングスタート

競艇では、フライングスタート方式が使われています。

フライングスタート方式とは、大時計のはりが0秒から1秒を指す間にスタートラインを通過するというものです。

無知なネコ

競馬みたいによーいドン!でいっせいにスタートラインから走り出すわけじゃないんだね

競艇は0~1秒間にスタートラインを通過すればOK

フライングと出遅れ

大時計が0秒を指すより早くスタートラインを通過してしまうとフライング、1秒を超えてしまうと出遅れとなり欠場扱いとなります。

また、フライングや出遅れをした艇が関わる舟券は全て返還(払戻し)となります。

フライングや出遅れは、欠場扱い&舟券代払戻し

フライングのより詳しい情報はこちらの記事にまとめてあります。

理想的なスタートタイミングとは

理想的なスタートタイミング(ST)は、1秒間の中でもより0秒に近い、つまり早いタイムで通過することです。

時間内に通過できたとしても、1秒に近い遅いタイムだと大事な最初のターンにも出遅れてしまい、上位に食い込むことが難しくなります。

とはいえ最初はよくわからないと思いますので目安になる表を作成しました。競艇のスタートタイミングの早い遅いの基準になるかと思います。

スタートタイミング(ST)の目安
スクロールできます
0秒より早いフライング
0.00秒~0.15秒めっちゃ早い。SG常連選手は平均STが0.15以下だったりする
0.17秒以下早い。平均STがこれ以下であればスタートが得意な選手と評価できる
0.30秒以下出走相手のST次第で十分戦える水準。コース、伸び良ければ1着の可能性もある
0.31秒以上1コースだとしても外枠の艇に刺される可能性がある
0.60秒以上上位に入るのは困難
1秒より遅い出遅れ

出場選手の平均ST(平均スタートタイミング)はBOATRACE公式で公開されている選手情報の期別成績から見ることができます。

出典:BOATRACE公式

0.00秒により近いタイムでスタートするのが理想

コースを3周してゴール

1周600mを3周してゴールです。

ゴールした順に1着、2着、3着…といった具合に順位が確定します。

距離は全ての競艇場で同一ですが、競艇場によってコースの作りや水質、風の強さや向きに特徴があり、有効な走り方に違いがあります。

ここでは、以下の3点にしぼりコースを走るうえでのポイントについて解説します。

  • 競艇場によって水質が違う
  • 風向きと強さが各コースに影響する
  • 潮の満ち引きがある場合がある

競艇場によって水質が違う

競艇場の水は、その立地によって3種類に分けられます。

  • 淡水:塩分を含まない水
  • 海水:塩分を含む水
  • 汽水:淡水と海水のミックス

それぞれ特徴があり、たとえば淡水は水が硬く競艇場によってはターンの時に艇がはねてしまいます。他にも海水は浮力が効くため体重が重い選手でも勝てる確率が上がります。

おなご

その競艇場の水質で選手は走り方を変えるし私たちは予想の仕方を変えなければいけないのです

風向きと強さが各コースに影響する

競艇は全て屋外で行われます。

会場によっては海にほど近かったり山のふもとだったりで、風の影響を強く受けます。

この風の向きと強さが各コースの艇に有利に、あるいは不利に働くのです。

おなご

風が艇に与える影響の基本はこんな感じ

風が艇に与える影響

追い風の場合は…

  • 1m~2m:1号艇に有利
  • 3m以上:2コースや3コースに有利(1号艇がターンで膨らむ傾向にあるため)

向かい風の場合は…

  • 風速に関係なく、3~6号艇のまくりが決まりやすくなる

以上が基本ですが、競艇場によってはこの基本が通用しない場合があります。

そのため、各競艇場の風のデータを細かく分析し予想に取り入れることが求められるのです。

風が艇に与える影響のより詳しい情報はこちらの記事にまとめてあります。

潮の満ち引き

淡水の競艇場は関係ありませんが、海水と汽水の競艇場は潮の満ち引きがあります

無知なネコ

潮の満ち引きってなんか関係あるの?

おなご

潮が満ちると、海面が上昇して艇が不安定になるよ。反対に潮が引くと海面が下降して艇が安定するよ。

潮の満ち引きの基本は以下の通り。

満潮時

水面が高く不安定になる。
スロットルレバーを握りながらのターンが困難であるため、
スピードを落としてターンをする1コースの逃げが決まりやすい。
また、まくりは流れやすくなり決まりにくくなる。

干潮時

水面が安定し、3・4コースの全速ターンがしやすくなり3・4コースの「まくり」が決まりやすい。

潮の満ち引きがある競艇場は、競艇場の公式サイトか出走表に満潮や干潮の時間が書いてあります。

おなご

必ずチェックしてね

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