ウィナーズカップ2023は別府競輪で開催！賞金や選考基準のと優勝者予想

G2レースで毎年3月に開催される「ウィナーズカップ」。2023年は、3月18日〜3月21日に大分県の別府競輪場にて開催されます。

今回はそんなウィナーズカップについて詳しく解説していきますので、詳しく知らないという方はネコと一緒に詳しくなっていきましょう！

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ウィナーズカップとは

ウィナーズカップは2017年から始まり、2023年で7回目となるG2レースです。ウィナーズカップが始まることになった背景としては、毎年3月にG1レースの「日本選手権競輪」が開催されていました。

しかし、その日本選手権競輪が2017年からはゴールデンウィークに開催されることになったため、空いた日程に特別競輪であるウィナーズカップを新たに創設。

ウィナーズカップ最終日の2023年3月21日の第9レースに、ガールズケイリンコレクションが開催されます。

ここからはそんなウィナーズカップについて選考基準や賞金、過去のデータについて見ていきましょう。

選考基準

ウィナーズカップの選考基準としては、2023年は2022年7月〜12月までの6ヶ月間が選考期間となっていました。そして、2023年1月に選考委員会によって出場選手が決定。

選考基準の詳細については、下記の条件の上から順番に優先的に選考されていきます。

上記の条件から参加選手が108名、補欠が8名選出されていることがわかりました。

上記の条件に加えて、2022年7月〜12月までの6ヶ月間で最低でも24出走が必須条件となっています。

また、選出された108名のうち下記の27名は、初日の2023年3月18日は第10レース〜第12レースで開催される「特別選抜予選」に出場できます。

勝ち上がり方式

ウィナーズカップ2023の勝ち上がり方式については、下記の表にまとめてみましたのでご覧ください。

日程	レース名	レース	勝ち上がり条件
初日	一次予選	第1R〜第9R	各レース1着〜4着の36選手が二次予選進出
初日	特別選抜予選	第10R〜第12R	各レース1着〜3着の9選手が2日目第12Rの毘沙門天賞と3日目の準決勝に進出 各レース4着〜9着の18選手が2日目の二次予選に進出
2日目	二次予選	第6R〜第11R	各レース1着〜3着の18選手が3日目の準決勝に進出
2日目	毘沙門天賞	第12R	レースで失格にならない限り出場する9選手全員が準決勝に進出
3日目	準決勝	第10R〜第12R	各レース1着〜3着の9選手が決勝に進出
4日目	決勝	第12R	1着〜3着までの3選手が表彰台
4日目	ガールズケイリンコレクション	第9R	ガールズ選手の選出された選手のみが出場できる一発勝負のレース。

その他、開催されるレースは下記のとおりとなっています。

日程	レース名	レース
2日目	特一般	第1〜第5レース
3日目	一般	第1〜第3レース
3日目	選抜	第4〜第6レース
3日目	特選	第7〜第9レース
4日目	一般	第1〜第2レース
4日目	選抜	第3〜第5レース
4日目	特選	第6〜第8レース
4日目	特別優秀	第10〜第11レース

賞金

ウィナーズカップで優勝した選手は、優勝賞金として2391万円を獲得できます！

その他のレースで獲得できる副賞は含まれません。

また、ウィナーズカップの各レースごとの着順別獲得賞金については、下記の表をご覧ください。

着順	一次予選	特別選抜予選	特一般	二次予選	毘沙門天賞	一般（3日目）	選抜（3日目）	特選（3日目）	準決勝	一般（4日目）	選抜（4日目）	特選（4日目）	特別優秀	決勝
1着	307,000円	472,000円	273,000円	352,000円	819,000円	279,000円	307,000円	358,000円	562,000円	359,000円	431,000円	599,000円	1,743,000円	23,910,000円
2着	263,000円	408,000円	227,000円	306,000円	595,000円	238,000円	261,000円	288,000円	427,000円	308,000円	363,000円	463,000円	1,451,000円	11,420,000円
3着	227,000円	361,000円	204,000円	269,000円	503,000円	209,000円	230,000円	252,000円	373,000円	273,000円	324,000円	400,000円	1,232,000円	7,140,000円
4着	212,000円	315,000円	190,000円	242,000円	442,000円	192,000円	210,000円	227,000円	331,000円	245,000円	293,000円	354,000円	1,097,000円	3,818,000円
5着	198,000円	296,000円	178,000円	219,000円	391,000円	177,000円	196,000円	210,000円	300,000円	228,000円	274,000円	324,000円	989,000円	2,829,000円
6着	185,000円	278,000円	169,000円	204,000円	342,000円	168,000円	183,000円	196,000円	283,000円	212,000円	259,000円	298,000円	903,000円	2,346,000円
7着	175,000円	260,000円	161,000円	194,000円	311,000円	161,000円	174,000円	183,000円	267,000円	201,000円	244,000円	276,000円	818,000円	2,208,000円
8着	168,000円	242,000円	155,000円	186,000円	281,000円	155,000円	166,000円	174,000円	254,000円	193,000円	231,000円	261,000円	769,000円	2,082,000円
9着	163,000円	232,000円	152,000円	179,000円	251,000円	151,000円	161,000円	168,000円	244,000円	189,000円	222,000円	247,000円	745,000円	1,967,000円

過去の優勝者・配当金・売上

2017年からスタートしたウィナーズカップですが、過去にはどの選手が優勝しているのでしょうか。

ここからは、2017年〜2022年までの優勝選手と配当金・売上について下記の表にまとめています。

年	開催場	優勝者	配当金（3連単）	売上
2017年	高松競輪場	郡司浩平	33,080円	7,687,424,800円
2018年	松山競輪場	武田豊樹	51,370円	7,401,282,700円
2019年	大垣競輪場	脇本雄太	1,120円	6,914,386,600円
2020年	福井競輪場	松浦悠士	12,800円	2,561,605,100円
2021年	松阪競輪場	清水裕友	16,060円	6,872,678,300円
2022年	宇都宮競輪場	清水裕友	10,340円	8,557,733,500円

過去6回行われたウィナーズカップは、2019年こそ1120円とかなり低い配当金となっていましたが、2019年以外では1万円は超えています。

第2回の2018年には5万1370円とかなり高い配当金を記録しているので、2023年の第7回でも配当は高くなるのではないでしょうか。

また、売上についてはコロナ禍による影響で2020年はかなり減少していましたが、2022年には85億円以上を突破しているので、2023年はさらに増加していくかもしれません。

オッズの傾向を予想

ウィナーズカップのオッズの傾向としては、2023年は別府競輪場開催ということから、追い込み選手のオッズが低くなると予想します。

別府競輪場はバンクは、下記のような特徴があるといわれているんですね。

そのため、先行選手は最終直線でスタミナが持たず、追い込み選手に差し切られてしまうということが多い傾向にあります。

ウィナーズカップでもこの傾向をふまえて実力が均衡しているならば、先行選手よりも追い込み選手の方がオッズは低くなるでしょう。

ですが、2021年・2022年のウィナーズカップを連覇している清水裕友選手は脚質が「逃」となっています。それゆえに、先行選手も必ず優勝しないとは限りません。

ウィナーズカップの出場選手一覧

ここからは、2023年3月18日〜3月21日に開催されるウィナーズカップに出場が決定している全選手を紹介します。

下記の表をご覧ください。

級班	選手名	所属	期別
SS	新山響平	北日本	107
SS	守澤太志	北日本	96
SS	佐藤慎太郎	北日本	78
SS	新田祐大	北日本	90
SS	平原康多	関東	87
SS	郡司浩平	南関東	99
SS	脇本雄太	近畿	94
SS	古性優作	近畿	100
SS	松浦悠士	中国	98
S1	竹内智彦	北日本	84
S1	飯野祐太	北日本	90
S1	新山将史	北日本	98
S1	永澤剛	北日本	91
S1	大槻寛徳	北日本	85
S1	小松崎大地	北日本	99
S1	山崎芳仁	北日本	88
S1	高橋晋也	北日本	115
S1	渡邉一成	北日本	88
S1	武田豊樹	関東	88
S1	横山尚則	関東	100
S1	山岸佳太	関東	107
S1	小林泰正	関東	113
S1	鈴木竜士	関東	107
S1	吉田有希	関東	119
S1	長島大介	関東	96
S1	坂井洋	関東	115
S1	神山拓弥	関東	91
S1	久木原洋	関東	97
S1	菊池岳仁	関東	117
S1	諸橋愛	関東	79
S1	和田健太郎	南関東	87
S1	根田空史	南関東	94
S1	鈴木裕	南関東	92
S1	野口裕史	南関東	92
S1	松阪洋平	南関東	89
S1	福田知也	南関東	88
S1	和田真久留	南関東	99
S1	松井宏佑	南関東	113
S1	青野将大	南関東	117
S1	小原太樹	南関東	95
S1	深谷知広	南関東	96
S1	渡邉雄太	南関東	105
S1	志知俊夫	中部	70
S1	松岡篤哉	中部	97
S1	川口聖二	中部	103
S1	橋本優己	中部	117
S1	山口拳矢	中部	117
S1	柴崎淳	中部	91
S1	坂口晃輔	中部	95
S1	浅井康太	中部	90
S1	野原雅也	近畿	103
S1	稲垣裕之	近畿	86
S1	村上博幸	近畿	86
S1	山田久徳	近畿	93
S1	三谷竜生	近畿	101
S1	椎木尾拓哉	近畿	93
S1	稲毛健太	近畿	97
S1	石塚輪太郎	近畿	105
S1	稲川翔	近畿	90
S1	伊藤信	近畿	92
S1	柏野智典	中国	88
S1	取鳥雄吾	中国	107
S1	池田良	中国	91
S1	町田太我	中国	117
S1	山下一輝	中国	96
S1	石原颯	四国	117
S1	久米良	四国	96
S1	高原仁志	四国	85
S1	原田研太朗	四国	98
S1	犬伏湧也	四国	119
S1	太田竜馬	四国	109
S1	濱田浩司	四国	81
S1	佐々木豪	四国	109
S1	松本貴治	四国	111
S1	小川勇介	九州	90
S1	山田庸平	九州	94
S1	井上昌己	九州	86
S1	荒井崇博	九州	82
S1	中本匠栄	九州	97
S1	松岡辰泰	九州	117
S1	瓜生崇智	九州	109
S1	嘉永泰斗	九州	113
S1	松本秀之介	九州	117
S1	伊藤颯馬	九州	115
S2	坂本貴史	北日本	94
S2	菅田壱道	北日本	91
S2	箱田優樹	北日本	98
S2	渡部幸訓	北日本	89
S2	中田雄喜	北日本	97
S2	橋本瑠偉	関東	113
S2	森田優弥	関東	113
S2	北井佑季	南関東	119
S2	武井大介	南関東	86
S2	近藤隆司	南関東	90
S2	東龍之介	南関東	96
S2	簗田一輝	南関東	107
S2	谷口遼平	中部	103
S2	小堺浩二	中部	91
S2	福永大智	近畿	113
S2	三谷将太	近畿	92
S2	南修二	近畿	88
S2	藤原俊太郎	中国	111
S2	湊聖二	四国	86
S2	久米康平	四国	100
S2	門田凌	四国	111
S2	青柳靖起	九州	117
S2	伊藤旭	九州	117

以上の108名が出場することが決定しています。

ウィナーズカップの優勝予想！

S級S班に所属する選手全員が出場予定のウィナーズカップ。S級S班の選手の他にも合計108名の選手が出場しますが、どの選手が優勝するでしょうか。

ここからはウィナーズカップで優勝が有力と見られる選手を3選手紹介していきます。ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

本命の優勝候補1位　古性優作選手

選手名 フリガナ	古性　優作 （コショウ　ユウサク）
ニックネーム	こしょう
都道府県	大阪
生年月日 年齢	1991年2月22日 （31歳）
期別	100期
脚質	両
ホーム競技場	関西サイクルスポーツセンター
級班	S級S班
身長	168.0cm
体重	77.0kg
レース通算優勝歴	F2：8回 F1：15回 G3：6回 G2：0回 G1：4回 GP：1回

ウィナーズカップの優勝候補として本命に予想するのは、古性優作選手を挙げさせていただきます！

古性優作選手は、2023年2月23日〜2月26日に高知競輪場にて開催された「読売新聞社杯全日本選抜競輪」（G1）を制した選手です！

読売新聞社杯全日本選抜競輪…年の最初のG1レースで、優勝した選手は年末のKEIRINグランプリの出場権を獲得する。

古性優作選手は、上記の読売新聞社杯全日本選抜競輪ではS級特選予選では2位になっていたものの、それ以外のレースでは1着でゴールしているんですね。

また、その2週間後に行われたレースでも2,1,1,2と安定した走りを見せています。

さらに、古性優作選手は2023年に入ってから、2023年2月3日のレースを除いたすべてのレースで2着以下になっていないんです。

2023年2月3日のレースで古性優作選手は失格となっています。

そのため、今回好調を維持している古性優作選手をウィナーズカップの優勝予想の本命として挙げさせていただきました！

対抗の優勝候補2位　脇本雄太選手

選手名 フリガナ	脇本　雄太 （ワキモト　ユウタ）
ニックネーム	ワッキー
都道府県	福井
生年月日 年齢	1989年3月21日 （33歳）
期別	94期
脚質	逃
ホームバンク	福井競輪場
級班	S級S班
身長	180.0cm
体重	72.4kg
レース通算優勝歴	F2：10回 F1：29回 G3：13回 G2：1回 G1：7回 GP：1回

ウィナーズカップの優勝者予想の対抗としては、脇本雄太選手を挙げさせてもらいました！

脇本雄太選手は、2022年12月30日に平塚競輪場にて開催された「KEIRINグランプリ2022」で優勝し、賞金王に輝いた選手です。

2022年の累計獲得賞金3億円超えは公営競技初の快挙となりました。

また、脇本雄太選手は2019年3月21日〜3月24日に大垣競輪場にて開催されたウィナーズカップで優勝した経験があります！

そんな脇本雄太選手ですが、2023年に入ってからも好調を維持しており、下記の2レースで優勝。

また、脇本雄太選手は古性優作選手同様、読売新聞社杯全日本選抜競輪に出場し、決勝にも出場してました。

成績は1,9,2,4でした。

そんな脇本雄太選手は、2023年3月9日〜3月12日に松山競輪場にて開催された「金亀杯争覇戦」（G3）に出場予定でしたが、病気により欠場しています。

少し不安材料は残るものの、実力は確かなので、優勝の本命ではなく対抗として脇本雄太選手を挙げました！

穴の優勝候補3位　新田祐大選手

選手名 フリガナ	新田　祐大 （ニッタ　ユウダイ）
ニックネーム	–
都道府県	福島
生年月日 年齢	1986年1月25日 （37歳）
期別	90期
脚質	逃
ホームバンク	いわき平競輪場
ホーム競技場	泉崎国際サイクルスタジアム
級班	S級S班
身長	172.0cm
体重	76.0kg
レース通算優勝歴	F2：6回 F1：30回 G3：10回 G2：2回 G1：9回 GP：0回

ウィナーズカップの穴の優勝候補としては、新田祐大選手を挙げさせもらいます。

新田祐大選手は2022年の獲得賞金ランキングでは8位にランクインし、KEIRINグランプリにも出場していました。

2022年には2022年10月20日前橋競輪場「寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」（G1）を制したため、2023年もS級S班に在籍しています。

2023年に入ってからの新田祐大選手は、下記のレースで優勝。

2023年1月4日〜1月7日立川競輪場「鳳凰賞典レース」

また、上記のレースでは完全優勝を決めているんです！このレース以降優勝はないものの、予選や準決勝までは1着でゴールするなどの好調を維持している新田祐大選手。

そのため、穴の優勝候補として新田祐大選手を挙げさせていただきました！ウィナーズカップでは、得意の逃げでレースを制することはできるのでしょうか。

ウィナーズカップのQ&A

ここからは、ウィナーズカップに対する質問や疑問をQ&A形式で詳しく答えていきますのでご覧ください。

どこの競輪場で開催するの？

2023年のウィナーズカップは、大分県別府市の別府競輪場で開催されます。また、2024年のウィナーズカップは、2024年3月21日〜3月24日に茨城県取手市にある取手競輪場で開催予定です。

入場方法は？

ウィナーズカップが開催される別府競輪場へは9：30〜入場できます。その他の競輪場では、競輪場ごとに決められた時間より入場可能です。

前売りはいつから？

別府競輪場では、早朝前売販売所が7：15より車券の購入が可能です。その他の競輪場では、各競輪場によって早朝前売販売所の開始時刻が異なります。

場外販売はされる？

ウィナーズカップは別府競輪場に来場できなくても、全国の競輪場や競輪場外車券売場にて車券の購入が可能です。また、大分県では別府競輪場の近くに「サテライト宇佐」があります。

ライブ中継の配信はされる？

ウィナーズカップは、下記の動画サイトや放送でライブ中継が視聴できます。

• YouTube
• ニコニコ生放送
• CS放送
• ケーブルテレビ

また、車券が購入できる各投票サイトからもライブ中継が視聴可能です。