競輪は1949年から始まったけど、生涯獲得賞金や歴代の賞金王について知りたくない?
確かに気になるね…。野田さん詳しく教えて!
よし!それじゃあ男子・女子競輪別で紹介していくね!
競輪は、獲得した賞金がその都度公表されています。
そのため、競輪選手が獲得してきた生涯獲得賞金ランキングも、各サイトで推定ではありますが公開されているんです。
そこでこの記事は、競輪の生涯獲得賞金ランキングの上位10名と歴代の賞金王について、男子・女子競輪別で紹介していくので最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 競輪賞金ランキング(生涯)
- 競輪の歴代賞金王
- 競輪歴10年(中身はおっさん)
- あらゆるギャンブルを経験済み
- 的中率・回収率は競輪がベストだと豪語
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競輪の賞金ランキングとは?
競輪では、1年間を通して獲得賞金をランキング形式で公開しています。
獲得賞金はレースで好成績を残したり、グレードの高いレースで優勝したりすると、獲得できる賞金も多くなっていくことがわかりますよね。
獲得賞金ランキングで上位にランクインすると、S級S班に昇級することができます。
50以下(100位まで)が情報が少ない
競輪賞金ランキングは様々なWebサイトでその年の累計獲得賞金やランキングが公開されていますが、50位以下や100位までの選手は情報は少なくなっています。
気になる人も多いかと思いますが、50位以下~100位までの選手の獲得賞金はあまり情報が開示されていません。
50位以下の選手も知りたいけどなぁ…
こればっかりは仕方ないね…
A級選手のランキングもある
獲得賞金ランキングはS級S班の選手やS級1班の選手が多く掲載されていますが、A級選手のランキングもあることがわかりました。
A級はS級のひとつ下の階級で、その年1年間で好成績を残すとS級2班に昇格することになります。
A級選手の獲得賞金ランキングでは後述でもしますが、1位から69位までの選手の獲得賞金とランキングが掲載されていることがわかりました。
ガールズケイリン(女子競輪)もある!
獲得賞金ランキングは男子選手だけではなく、女子競輪であるガールズケイリン選手のランキングも存在します。
ガールズケイリンの獲得賞金ランキングは後述でもしますが、50位まで記載されていることがわかりました。
競輪の賞金の手取りはいくら?
競輪選手はレースに出走すると、着順によって金額は異なりますが、獲得した賞金で生活しています。
その獲得賞金の手取りは、いくらくらいなのでしょうか。
ここからは、競輪の賞金にまつわる情報について紹介していきます。
賞金の仕組みは?
競輪にはさまざまなグレードのレースがありますが、各グレードごとに獲得できる賞金は異なります。
まず、競輪のグレードレースは下記の6つ。
- GP
- G1
- G2
- G3
- F1
- F2
上から順に獲得できる賞金が高くなり、年に1度開催される「KEIRINグランプリ」(GP)で優勝すると1億円を超える賞金を獲得できるんですね!
1回のレースで1億円…!夢があるね!
そうだね。ちなみに2022年の獲得賞金は副賞なしで1億1180万円だったんだ。
なお、各グレードごとに獲得できる優勝賞金のおおよその金額については下記の表のとおりです。
グレード | 優勝賞金 | 主なレース |
---|---|---|
GP | 1億円 | KEIRINグランプリ |
G1 | 2000万円〜6000万円 | 全日本選抜競輪 日本選手競輪 高松宮記念杯競輪 オールスター競輪 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント 競輪祭 |
G2 | 400万円〜2000万円 | ウィナーズカップ サマーナイトフェスティバル 共同通信社杯など |
G3 | 200万円〜400万円 | 九十九島賞争奪戦 大阪・関西万博協賛競輪 湘南ダービーなど |
F1 | S級:100万円〜150万円 A級:30万円〜40万円 | 各地のS級シリーズ |
F2 | 20万円〜40万円 | 各地のA級シリーズ |
このように各グレードごとに獲得できる賞金が異なるので、階級が上がり参加できるグレードレースが高ければ高いほど獲得できる賞金も高額となっていくのです。
税金は取られる?
獲得した賞金には税金が課せられます。競輪選手はプロ野球・プロサッカー選手などといった他の競技選手と同じで、個人事業主に該当するんですね。
そのため選手自身が、確定申告で1年間のレースで獲得した賞金を国に税金として収めなければなりません。
せっかく優勝しても税金で賞金が減っちゃうんだね…。
また、日本では2023年2月時点で、下記の所得金額によって課せられる税率が異なります。
所得金額 | 税率 |
1,000円〜1,949,000円 | 5% |
1,950,000円〜3,299,000円 | 10% |
3,300,000円〜6,949,000円 | 20% |
6,950,000円〜8,999,000円 | 23% |
9,000,000円〜17,999,000円 | 33% |
18,000,000円〜39,999,000円 | 40% |
40,000,000円以上 | 45% |
そのため、1年間で獲得した賞金が多い選手ほど収める税金が多くなってしまうんです…。
ですが、自転車のメンテナンス費用や、税金関係を管理してもらう税理士への報酬などは必要経費として認められます。
ですが必要経費を差し引いても、1年間を通して獲得した賞金までは遠く及ばないので、結局はかなりの金額が税金として収めなければなりません…。
退職金は出る?
競輪選手が現役を引退する場合、20年以上活躍している選手に限り会社員などと同じく退職金が支給されます。
以前までは、2000万円の退職金が支給されていました。
ですが、昨今の競輪業界は以前までの車券の売上よりも減少傾向にあり、レースで獲得できる賞金も比例して少なくなっています。
そのため退職金や年金の見直しが行われた結果、年金制度は廃止され、退職金も2000万円から20%カットの1600万円の支給になってしまいました…。
20年現役を続けるだけでも厳しいのに、さらに退職金もカットされるなんて…。
結論:競輪選手は稼げない?
ここまで競輪の賞金の仕組みについて解説しましたが、結論から述べると競輪選手は稼げる選手は稼げる、稼げない選手は稼げないといえます。
競輪にはA級3班〜S級S班までの階級があり、デビューした直後はA級3班に所属します。その後、レースに勝利していくと徐々に昇格していくというシステムです。
S級S班の選手となると、平均の年収は1億円を超えます。
また、レースで獲得できる賞金の他にも、
- 出場手当
- 予備選手手当
- 雨手当
- モーニング手当
- ナイター手当
- ミッドナイト手当
- 先頭選動員手当
- 正月手当
などといった手当も存在するんですね。そのため、レースに出走すればするほど稼ぐことができるでしょう。
一方で、競輪選手には代謝というものも存在します。
代謝…半年に1度成績が下位の選手を対象に強制的に引退させる制度
そのため、あまりにもレースで下位ばかりに沈んでしまっていると、代謝によって競輪選手として活動できなくなるため稼ぐことができません。
このように、選手によっては稼ぐことができますが、稼ぐことができないともいえます。
競輪の生涯獲得賞金ランキング(男子)
前項では競輪の賞金について詳しく解説しましたが、ここからは競輪の生涯獲得賞金の上位10名を男女別で紹介していきます。
【第1位】神山雄一郎選手
氏名 | 神山雄一郎 (カミヤマユウイチロウ) |
ニックネーム | – |
生年月日 | 1968年4月7日 (54歳) |
脚質 | 追 |
期別 | 61期 |
府県 | 栃木 |
ホームバンク | 宇都宮競輪場 |
選手期間 | 1988年〜 |
級班 | S級1班 |
身長 | 180.0cm |
体重 | 87.0kg |
累計獲得賞金 | 28億7000万円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:26回 F1:21回 G3:99回 G2:8回 G1:17回 GP:0回 |
2023年2月現在、生涯獲得賞金ランキングの1位は神山雄一郎選手。2023年2月現在54歳の現役選手で、S級1班に属しています。
1988年に競輪選手としてデビュー。1999年に日本選手権で優勝し、G1レース全てで優勝を経験する「グランドスラム」を達成しているんです!
2022年2月現在では、下記の6つのG1レースがグランドスラムの対象レースとなっています。
- 全日本選抜競輪
- 日本選手権競輪
- 高松宮記念杯競輪
- オールスター競輪
- 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
- 競輪祭
その他にも、KEIRINグランプリに歴代最多となる16回出場経験や、レースの最高齢優勝記録などといった記録を神山雄一郎選手は保持しています。
そのため、2位以下の選手と約9億円の差をつけて生涯獲得賞金ランキングを独走しているんです!
今後神山雄一郎選手を超える選手は出てくるんだろうか…。
【第2位】村上義弘選手
氏名 | 村上義弘 (ムラカミヨシヒロ) |
ニックネーム | ヨシヒロ、ヨシクン |
生年月日 | 1974年7月6日 (48歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 73期 |
府県 | 京都 |
ホームバンク | 向日町競輪場 |
選手期間 | 1994年〜2022年 |
身長 | 170.0cm |
体重 | 76.0kg |
累計獲得賞金 | 19億3892万1789円 |
レース通算優勝歴 | F2:25回 F1:18回 G3:35回 G2:5回 G1:6回 GP:2回 |
村上義弘選手は、2022年10月11日をもって現役を引退した選手です。1994年に競輪選手としてデビューしてから、
- KEIRINグランプリ2回(2012年、2016年)
- 日本選手権競輪4回(2011年、2013年〜2014年、2016年)
などといったビッグレースで、複数回優勝を経験しています!
また、最終的に自在選手であった村上義弘選手ですが、全盛期には「日本一の先行」と呼ばれるほどの先行の技術が長けていたため、生涯獲得賞金ランキングで2位にランクインしたのも頷けますね。
【第3位】山田裕仁選手
氏名 | 山田裕仁 (ヤマダユウジ) |
ニックネーム | – |
生年月日 | 1968年6月18日 (54歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 61期 |
府県 | 岐阜 |
ホームバンク | 大垣競輪場 |
選手期間 | 1988年〜2014年 |
身長 | 183.0cm |
体重 | 88.0kg |
累計獲得賞金 | 19億1782万5099円 |
レース通算優勝歴 | F2:9回 F1:32回 G3:59回 G2:1回 G1:6回 GP:3回 |
山田裕仁選手は2014年に現役引退していますが、KEIRINグランプリ3回(1997年、2002年〜2003年)制覇し、2002年・2003年の2年連続で賞金王となっていました。
その他山田裕仁選手が制したことのあるビッグレースについては、下記のとおりです。
- 全日本選抜競輪(1998年)
- 競輪祭2回(2002年〜2003年)
- 日本選手権競輪2回(2002年〜2003年)
また、2002年には当時の年間の最高獲得賞金額である2億4434万8500円を達成するなどの活躍。
最終的には自在選手となりましたが、全盛期には中部地区を代表する先行選手として2022年2月時点の生涯獲得賞金ランキングで3位に君臨しています。
【第4位】滝澤正光選手
氏名 | 滝澤正光 (タキザワマサミツ) |
ニックネーム | タッキー、滝沢先生 |
生年月日 | 1960年3月21日 (62歳) |
脚質 | 先行 |
期別 | 43期 |
府県 | 千葉 |
ホームバンク | 千葉競輪場 |
選手期間 | 1979年〜2008年 |
身長 | 180.0cm |
体重 | 90.0kg |
累計獲得賞金 | 17億3892万1789円 |
レース通算優勝歴 | F2:39回 F1:4回 G3:92回 G2:1回 G1:12回 GP:2回 |
生涯獲得賞金ランキング第3位は滝澤正光選手です。2008年に現役選手としては引退していますが、2023年2月現在も競輪養成所の第23代所長と名誉教諭の兼務で競輪に携わっています。
そんな滝澤正光選手は現役時代、現在ある6つのG1レースから「全日本選抜競輪」を除く、G1レースが5つだった1990年に当時2人目となるグランドスラムを達成していました。
2023年2月時点でG1レースは下記の6つが行われています。
- 全日本選抜競輪
- 日本選手権競輪
- 高松宮記念杯競輪
- オールスター競輪
- 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
- 競輪祭
また、KEIRINグランプリは2回制覇していて、1985年〜1988年までの4年連続で賞金王にも輝いた滝澤正光選手。生涯獲得賞金第4位にランクインするのも納得ですよね。
【第5位】小橋正義選手
氏名 | 小橋正義 (コバシマサヨシ) |
ニックネーム | – |
生年月日 | 1967年8月18日 (55歳) |
脚質 | 追 |
期別 | 59期 |
府県 | 新潟 |
ホームバンク | 弥彦競輪場 |
選手期間 | 1987年〜2017年 |
身長 | 171.0cm |
体重 | 78.0kg |
累計獲得賞金 | 17億1073万3488円 |
レース通算優勝歴 | F2:12回 F1:14回 G3:30回 G2:3回 G1:8回 GP:1回 |
生涯獲得賞金ランキング第5位は小橋正義選手です。位置取りの上手さと鋭い勝負感が持ち味で、「新鬼脚」「平成の鬼脚」という愛称で競輪ファンからも人気の選手でした。
2017年に現役を引退していますが、1996年にはKEIRINグランプリを制覇。その他にも、
- 日本選手権競輪2回(1994年〜1995年)
- 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント4回(1995年、1998年、2001年、2004年)
などといったビッグレースでも勝負強さが光り、生涯獲得賞金ランキングで第5位にランクインしています。
寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントを4回も制覇していることから、「ミスター親王牌」という愛称もあるよ。
【第6位】鈴木誠選手
氏名 | 鈴木誠 (スズキマコト) |
ニックネーム | マコヤン、ケロヨン |
生年月日 | 1965年4月3日 (57歳) |
脚質 | 追 |
期別 | 55期 |
府県 | 千葉 |
ホームバンク | 千葉競輪場 |
選手期間 | 1985年〜2018年 |
身長 | 177.0cm |
体重 | 83.0kg |
累計獲得賞金 | 17億853万1755円 |
レース通算優勝歴 | F2:12回 F1:39回 G3:51回 G2:2回 G1:4回 GP:1回 |
生涯獲得賞金ランキング第6位は鈴木誠選手。「本物の自在型選手」と称されており、全盛期には先行や追い込みすべての戦法を完ぺきにこなしていました。
また、2007年に新設されたS級S班の初期18人にも選ばれており、下記のG1レースを制覇したこともあります。
- 競輪祭(1987年)
- 高松宮記念杯競輪(1990年)
- 全日本選抜競輪(1991年)
- 日本選手権競輪(2005年)
そして、1991年にはKEIRINグランプリを制し、賞金王にもなっていたんですね。そのため、生涯獲得賞金ランキングで6位にランクインしているのも納得でしょう。
【第7位】吉岡稔真選手
氏名 | 吉岡稔真 (ヨシオカトシマサ) |
ニックネーム | – |
生年月日 | 1970年6月15日 (52歳) |
脚質 | 逃 |
期別 | 65期 |
府県 | 福岡 |
ホームバンク | 小倉競輪場 |
選手期間 | 1990年〜2007年 |
身長 | 175.0cm |
体重 | 85.0kg |
累計獲得賞金 | 16億8866万4299円 |
レース通算優勝歴 | F2:12回 F1:3回 G3:75回 G2:3回 G1:11回 GP:2回 |
生涯獲得賞金ランキング第7位は吉岡稔真選手です。2007年に現役を引退していますが、17年の現役生活の間に、
- KEIRINグランプリ2回(1992年、1995年)
- 日本選手権競輪4回(1992年、1996年、1998年、2006年)
- 競輪祭3回(1992年〜1994年)
- 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(1994年)
- 高松宮記念杯競輪2回(1996年〜1997年)
- 全日本選抜競輪(1999年)
などといったようにG1レースをかなりの回数を制した経験を持ち、賞金王に3回(1992年、1994年、1996年)輝いたことがあります。
そのため、競輪選手としての現役生活は17年と、他の生涯獲得賞金ランキングにランクインしている選手よりも短めではありますが、短期間に数々のビックレースで賞金を獲得していたことがわかりますね。
【第8位】伏見俊昭選手
氏名 | 伏見俊昭 (フシミトシアキ) |
ニックネーム | フッシー |
生年月日 | 1976年2月4日 (47歳) |
脚質 | 追 |
期別 | 75期 |
府県 | 福島 |
ホーム競技場 | 泉崎国際サイクルスタジアム |
選手期間 | 1995年〜 |
身長 | 181.0cm |
体重 | 88.0kg |
累計獲得賞金 | 16億3000万円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:15回 F1:25回 G3:24回 G2:3回 G1:5回 GP:2回 |
伏見俊昭選手は1995年に競輪選手としてデビューし、2023年2月現在で現役27年目のS級1班の選手です。
KEIRINグランプリに9回出場し2回制したことがあり、2001年・2007年には賞金王にも輝いています。
また、日本選手権競輪には1997年〜2022年までの26回連続で出場するなどの記録も継続中で、ビックレースも下記のようにさまざまなレースで優勝した経験もあることがわかりました。
- オールスター競輪2回(2001年、2008年)
- 日本選手権競輪(2004年)
- 全日本選抜競輪(2011年)
伏見俊昭選手は2023年2月時点で現役選手として活躍中なので、ここから順位を上げていくことができるのかどうか注目しましょう!
【第9位】井上茂徳選手
氏名 | 井上茂徳 (イノウエシゲノリ) |
ニックネーム | シゲ |
生年月日 | 1958年3月20日 (64歳) |
脚質 | 追 |
期別 | 41期 |
府県 | 佐賀 |
ホームバンク | 武雄競輪場 |
選手期間 | 1978年〜1999年 |
身長 | 171.0cm |
体重 | 80.0kg |
累計獲得賞金 | 15億6643万4532円 |
レース通算優勝歴 | G3:110回 G2:2回 G1:9回 GP:3回 |
生涯獲得賞金ランキング第9位は井上茂徳選手です。1988年に競輪選手としては史上初となるグランドスラム(当時は5冠)を達成した選手でした。
また、KEIRINグランプリも3回(1986年、1988年、1994年)制覇しており、G1タイトルも下記のようにさまざまなレースで優勝を収めた経歴を持ちます。
- オールスター競輪(1981年)
- 競輪祭3回(1982年、1984年〜1985年)
- 日本選手権競輪(1983年)
- 全日本選抜競輪2回(1986年、1990年)
- 高松宮記念杯競輪2回(1988年、1993年)
また、賞金王にも2回(1982年、1984年)なっていることもあり、ホームバンクとしていた武雄競輪場では井上茂徳選手の功績をたたえ、「井上茂徳杯」(F1)が年に1度開催されていることがわかりました!
【第10位】武田豊樹選手
氏名 | 武田豊樹 (タケダトヨキ) |
ニックネーム | – |
生年月日 | 1974年1月9日 (49歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 88期 |
府県 | 茨城 |
ホームバンク | 取手競輪場 |
選手期間 | 2003年〜 |
身長 | 177.0cm |
体重 | 90.0kg |
累計獲得賞金 | 15億5000万円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:11回 F1:18回 G3:28回 G2:8回 G1:7回 GP:1回 |
武田豊樹選手は、2003年~2023年現在もS級1班の現役選手として活躍しています。
競輪選手になる前まではスピードスケートの選手として国際大会で優勝を経験し、2002年のソルトレークシティオリンピックの代表にも選ばれていました。
そんな異例な経歴を持つ武田豊樹選手ですが、KEIRINグランプリでは2014年に優勝を経験しています!その他にもG1タイトルとしては、
- 日本選手権競輪(2009年)
- オールスター競輪2回(2009年、2014年)
- 高松宮記念杯競輪2回(2012年、2015年)
- 競輪祭2回(2012年、2015年)
とさまざまなタイトルを制してきていることから、生涯獲得賞金ランキングで上位10名の中に入っていることが納得できますよね。
競輪の生涯獲得賞金ランキング(女子)
前項では男子競輪の生涯獲得賞金ランキングについて紹介してきましたが、ここからは2012年からスタートした女子競輪(ガールズケイリン)の生涯獲得賞金ランキングについて紹介していきますね。
【第1位】石井寛子選手
氏名 | 石井寛子 (イシイヒロコ) |
ニックネーム | ひろちゃん、ひろこさん |
生年月日 | 1986年1月9日 (37歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 104期 |
府県 | 東京 |
ホームバンク | 京王閣競輪場 |
選手期間 | 2013年〜 |
身長 | 160.2cm |
体重 | 59.5kg |
累計獲得賞金 | 2億3000万円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:107回 F1:42回 |
ガールズケイリンの生涯獲得賞金ランキングで1位に君臨しているのは、石井寛子選手であることがわかりました。2013年にガールズケイリン選手としてデビューし、2023年現在でもトッププレイヤーとして活躍中です。
そんな石井寛子選手ですが、毎年12月29日に開催される「ガールズグランプリ」では2017年に優勝し、賞金女王にもなった経歴を持ちます。
また、ビックレースでの優勝経験としては、下記のとおりです。
- アルテミス賞(2017年)
- ガールズケイリンフェスティバル2回(2018年、2021年)
- ガールズドリームレース(2019年)
- ガールズケイリンコレクション(2022年)
2022年6月には、ガールズケイリン選手として史上初の500勝を達成。さらに、ガールズケイリン開催の全41場制覇も達成していて、ガールズケイリン選手としては唯一の生涯獲得賞金額が2億円を超えているんですね!
そのため、生涯獲得賞金ランキングでも1位になっていることが納得できるでしょう。
【第2位】児玉碧衣選手
氏名 | 児玉碧衣 (コダマアオイ) |
ニックネーム | 碧衣 |
生年月日 | 1995年5月8日 (27歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 108期 |
府県 | 福岡 |
ホームバンク | 久留米競輪場 |
選手期間 | 2015年〜 |
身長 | 168.6cm |
体重 | 66.5kg |
累計獲得賞金 | 1億3000万円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:97回 F1:39回 |
児玉碧衣選手は、2015年~2023年現在も活躍するガールズケイリン選手です。ガールズグランプリに2017年〜2022年までの5年連続で出場していて、2018年〜2020年には3連覇を達成しています!
賞金女王にも2018年〜2020年の3年連続で輝き、過去に出走したビッグレースでは、下記のタイトルを獲得しているんです。
- ガールズドリームレース2回(2018年、2021年)
- ガールズケイリンコレクション3回(2019年〜2021年)
- ガールズドリームレース2回(2018年、2021年)
また、児玉碧衣選手は下記のような記録も保持しています。
- 連勝記録…34連勝
- 連続優勝記録…12回連続
現在はガールズグランプリ2022で落車した結果、鎖骨骨折が判明。負傷欠場をしていましたが、1月29日の久留米競輪で復活!
これまでの調子を取り戻し、さらに生涯獲得賞金を伸ばしていくことでしょう!
【第3位】小林莉子選手
氏名 | 小林莉子 (コバヤシリコ) |
ニックネーム | 莉子 |
生年月日 | 1993年3月26日 (29歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 102期 |
府県 | 東京 |
ホームバンク | 立川競輪場 |
選手期間 | 2012年〜 |
身長 | 163.9cm |
体重 | 59.8kg |
累計獲得賞金 | 1億2000万円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:66回 F1:25回 |
小林莉子選手は、ガールズケイリン発足当初~2023年現在でも一線級で活躍するガールズケイリン選手です。
2012年に初開催となったガールズグランプリを制覇し、初代賞金女王にもなった小林莉子選手は、過去にさまざまなビッグレースに出走した経験を持ち、2022年にはアルテミス賞で優勝を果たしているんですね。
2023年にはガールズケイリン選手生活11年となる小林莉子選手。これからも生涯獲得賞金を伸ばしていくことが期待されます!
【第4位】高木真備選手
氏名 | 高木真備 (タカギマキビ) |
ニックネーム | マキビ、マキビーム |
生年月日 | 1994年8月17日 (28歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 106期 |
府県 | 東京 |
ホームバンク | 京王閣競輪場 |
選手期間 | 2012年〜2022年 |
身長 | 162.0cm |
体重 | 68.0kg |
累計獲得賞金 | 1億1163万円3900円 |
レース通算優勝歴 | F2:63回 F1:28回 |
高木真備選手は、ガールズケイリン発足当初の2012年~2022年までの10年間活躍した選手です。2021年にはガールズグランプリを制し、賞金女王になった経歴を持ちます。
2022年に27歳の若さで保護犬や保護猫の活動をしていくため現役引退をしていますが、引退前までに下記のようなさまざまなタイトルを制していました。
- ガールズドリームレース(2017年)
- ガールズフェスティバル(2020年)
- ガールズケイリンコレクション(2021年)
【第5位】奥井迪選手
氏名 | 奥井迪 (オクイフミ) |
ニックネーム | ふーちゃん |
生年月日 | 1981年12月19日 (41歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 106期 |
府県 | 東京 |
ホームバンク | 立川競輪場 |
選手期間 | 2014年〜 |
身長 | 167.3cm |
体重 | 69.7kg |
累計獲得賞金 | 1億1000万円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:69回 F1:28回 |
奥井迪選手は、過去に中学校の保健体育の先生として務めていた珍しい経歴を持つ選手です。2014年からガールズケイリン選手としてデビューし、2014年〜2023年2月時点までに合計97回のレースで優勝を経験しています。
また、2019年にはガールズケイリン史上最短となる414戦目での通算300勝を達成し、2021年にはガールズケイリン史上2人目となる通算400勝を達成。
2023年現在41歳と、賞金女王争いをする選手よりもベテラン選手ではありますが、まだまだ生涯獲得賞金ランキングで上位に食い込んでいく可能性を秘めています。
【第6位】梶田舞選手
氏名 | 梶田舞 (カジタマイ) |
ニックネーム | まいちん、かじ |
生年月日 | 1987年1月26日 (36歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 104期 |
府県 | 埼玉 |
ホームバンク | 大宮競輪場 |
選手期間 | 2013年〜 |
身長 | 157.0cm |
体重 | 57.0kg |
累計獲得賞金 | 1億100万円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:51回 F1:16回 |
ガールズケイリン選手の生涯獲得賞金ランキング第6位は梶田舞選手です。
2013年からガールズケイリン選手としてデビューし、ガールズグランプリを2014年・2016年に制していて、賞金女王にも2度輝いているんです!
2016年11月〜2017年3月には23連勝を達成し、ガールズケイリンの新記録を樹立。2020年には通算300勝を達成している梶田舞選手は、これからも生涯獲得賞金を伸ばしていくことが期待されます。
【第7位】荒牧聖未選手
氏名 | 荒牧聖未 (アラマキサトミ) |
ニックネーム | – |
生年月日 | 1990年4月28日 (32歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 102期 |
府県 | 栃木 |
ホームバンク | 宇都宮競輪場 |
選手期間 | 2012年〜 |
身長 | 167.6cm |
体重 | 64.5kg |
累計獲得賞金 | 1億円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:36回 F1:12回 |
荒牧聖未選手は、ガールズケイリンが始まった2012年~2023年現在まで現役選手として活躍している選手です。ガールズケイリン選手になる前までは、アイスホッケー女子日本代表でバンクーバーオリンピックにも出場した珍しい経歴も。
ビッグレースこそ優勝経験はありませんが、多くの出場経験を持ち、2023年2月現在までに48回の優勝を経験しているんですね。
そのため、生涯獲得賞金ランキングで7位にランクインしていることがわかりました。
【第8位】山原さくら選手
氏名 | 山原さくら (ヤマハラサクラ) |
ニックネーム | さくら |
生年月日 | 1992年12月11日 (30歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 104期 |
府県 | 高知 |
ホームバンク | 高知競輪場 |
選手期間 | 2013年〜 |
身長 | 164.4cm |
体重 | 66.0kg |
累計獲得賞金 | 1億円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:55回 F1:32回 |
山原さくら選手は、競輪選手だった山原利秀選手を父に持ち、2013年~2023年現在までトッププレイヤーとして活躍。2022年のガールズグランプリでは、2着でゴールしている選手でもあるんです!
2016年にはガールズケイリンコレクションで優勝を経験し、2019年11月には卵巣嚢腫茎捻転で療養していましたが、2020年5月に復帰。
2021年にはガールズケイリン史上3人目となる通算400勝を達成しているため、今後の活躍にも期待ですね!
【第9位】尾崎睦選手
氏名 | 尾崎睦 (オザキムツミ) |
ニックネーム | むっちゃん |
生年月日 | 1985年4月10日 (37歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 108期 |
府県 | 神奈川 |
ホームバンク | 平塚競輪場 |
選手期間 | 2015年〜 |
身長 | 172.0cm |
体重 | 65.2kg |
累計獲得賞金 | 8000万円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:58回 F1:21回 |
尾崎睦選手は、2015年からガールズケイリン選手として活躍しています。ガールズケイリン選手となる前までは、ビーチバレーボール選手として国際大会でメダルも獲得した経験が。
ガールズケイリンには2015年からデビューし、これまでにさまざまなビッグレースに出場していて、通算優勝回数も79回とかなり多くのレースを制しています。
2021年にはガールズケイリン史上9人目の300勝を達成している尾崎睦選手。これからも生涯獲得賞金を伸ばしていき、上位にランクインできるでしょうか。
【第10位】細田愛未選手
氏名 | 細田愛未 (ホソダマナミ) |
ニックネーム | ちんまな |
生年月日 | 1985年4月10日 (37歳) |
脚質 | 両 |
期別 | 108期 |
府県 | 埼玉 |
ホームバンク | 大宮競輪場 |
選手期間 | 2015年〜 |
身長 | 164.1cm |
体重 | 65.1kg |
累計獲得賞金 | 7000万円以上 |
レース通算優勝歴 | F2:22回 F1:12回 |
生涯獲得賞金ランキング第10位は細田愛未選手です。2015年からガールズケイリン選手としてデビューし、2023年2月現在も活躍しています。
細田愛未選手は2017年〜2021年までの5年連続でガールズケイリンフェスティバルに出場していて、2022年には通算200勝を達成。
2023年2月の段階で通算34回の優勝を経験しており、年齢もまだ27歳と若いのでこれからも生涯獲得賞金ランキングの上位に食い込んでいくことでしょう!
競輪賞金王の歴代を表でチェック!
ここからは歴代の賞金王に輝いた選手を表を用いて紹介していきます。
男子競輪の歴代賞金王
競輪が発足した1949年〜2022年までの歴代賞金王については下記の表のとおりです。
年 | 選手名 | 獲得賞金額 |
---|---|---|
1949年 | 小林源吉 | 1,921,000円 |
1950年 | 高橋澄 | 2,425,250円 |
1952年 | 高倉登 | 3,743,000円 |
1953年 | 山本清治 | 3,532,100円 |
1954年 | 中井光雄 | 3,795,530円 |
1955年 | 松本勝明 | 3,793,780円 |
1956年 | 松本勝明 | 4,118,150円 |
1957年 | 西村公佑 | 4,338,200円 |
1958年 | 石田雄彦 | 4,592,500円 |
1959年 | 山本清治 | 5,010,370円 |
1960年 | 石田雄彦 | 5,796,080円 |
1961年 | 吉田実 | 4,876,590円 |
1962年 | 吉田実 | 6,160,800円 |
1963年 | 高原永伍 | 10,875,660円 |
1964年 | 石田雄彦 | 12,304,940円 |
1965年 | 白鳥伸雄 | 12,101,480円 |
1966年 | 稲村雅士 | 12,384,020円 |
1967年 | 平間誠記 | 19,093,920円 |
1968年 | 吉川多喜夫 | 16,923,220円 |
1969年 | 高原永伍 | 17,899,460円 |
1970年 | 福島正幸 | 16,866,540円 |
1971年 | 太田義夫 | 17,642,200円 |
1972年 | 福島正幸 | 23,799,720円 |
1973年 | 阿部道 | 35,937,630円 |
1974年 | 阿部道 | 35,937,630円 |
1975年 | 福島正幸 | 39,613,900円 |
1976年 | 藤巻昇 | 56,742,000円 |
1977年 | 中野浩一 | 66,139,600円 |
1978年 | 中野浩一 | 82,385,200円 |
1979年 | 中野浩一 | 92,186,200円 |
1980年 | 中野浩一 | 111,410,600円 |
1981年 | 中野浩一 | 107,685,711円 |
1982年 | 井上茂徳 | 108,267,311円 |
1983年 | 中野浩一 | 109,093,600円 |
1984年 | 井上茂徳 | 98,545,100円 |
1985年 | 滝澤正光 | 96,287,600円 |
1986年 | 滝澤正光 | 100,883,000円 |
1987年 | 滝澤正光 | 131,285,100円 |
1988年 | 滝澤正光 | 129,654,000円 |
1989年 | 坂本勉 | 99,305,700円 |
1990年 | 坂本勉 | 121,627,000円 |
1991年 | 鈴木誠 | 118,745,700円 |
1992年 | 吉岡稔真 | 190,028,133円 |
1993年 | 神山雄一郎 | 156,129,100円 |
1994年 | 吉岡稔真 | 158,604,533円 |
1995年 | 神山雄一郎 | 185,597,533円 |
1996年 | 吉岡稔真 | 178,409,511円 |
1997年 | 神山雄一郎 | 228,571,400円 |
1998年 | 神山雄一郎 | 183,822,500円 |
1999年 | 神山雄一郎 | 180,272,200円 |
2000年 | 児玉広志 | 170,820,200円 |
2001年 | 伏見俊昭 | 203,315,600円 |
2002年 | 山田裕仁 | 244,348,500円 |
2003年 | 山田裕仁 | 215,344,600円 |
2004年 | 小野俊之 | 183,537,300円 |
2005年 | 加藤慎平 | 186,102,000円 |
2006年 | 有坂直樹 | 191,489,111円 |
2007年 | 伏見俊昭 | 185,159,999円 |
2008年 | 井上昌己 | 167,933,900円 |
2009年 | 海老根恵太 | 224,791,000円 |
2010年 | 村上博幸 | 237,938,200円 |
2011年 | 山口幸二 | 197,653,511円 |
2012年 | 村上義弘 | 158,590,868円 |
2013年 | 金子貴志 | 189,569,722円 |
2014年 | 武田豊樹 | 220,921,000円 |
2015年 | 浅井康太 | 189,633,600円 |
2016年 | 村上義弘 | 229,204,000円 |
2017年 | 浅井康太 | 182,787,400円 |
2018年 | 三谷竜生 | 255,313,000円 |
2019年 | 佐藤慎太郎 | 188,733,400円 |
2020年 | 和田健太郎 | 163,064,800円 |
2021年 | 古性優作 | 210,561,000円 |
2022年 | 脇本雄太 | 305,842,300円 |
1951年は資料毀損のため集計されていません。
女子競輪の歴代賞金女王
続いて、ガールズケイリンの歴代賞金王も見ていきましょう。2012年〜2022年までの歴代賞金女王については下記の表のとおりです。
年 | 選手名 | 獲得賞金額 |
---|---|---|
2012年 | 小林莉子 | 8,460,000円 |
2013年 | 中村由香里 | 19,489,000円 |
2014年 | 梶田舞 | 22,454,900円 |
2015年 | 小林優香 | 29,767,000円 |
2016年 | 梶田舞 | 24,425,000円 |
2017年 | 石井寛子 | 22,631,000円 |
2018年 | 児玉碧衣 | 27,184,000円 |
2019年 | 児玉碧衣 | 28,403,000円 |
2020年 | 児玉碧衣 | 26,619,000円 |
2021年 | 高木真備 | 26,036,000円 |
2022年 | 柳原真緒 | 30,955,400円 |
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