2024年4月1日、静岡支部の伊藤将吉選手(45歳)と群馬支部の深尾巴恵選手(31歳)が結婚を発表しました。
エイプリルフール、しかもオールレディースリップルカップのオープニングセレモニーでの衝撃告白。
「私事ですが、結婚しました。」という突然の結婚宣言に、ウソか事実なのか分からずに戸惑う声が多数。
しかし、幸せいっぱいの笑顔がこぼれた様子を見ると、どうやらウソじゃない本当の話!
深尾巴恵選手いわく、
「ファンの人に『エイプリルフール?事実?どっちだろ?』って思わせようと思っていた」とか。
『実はとっくに結婚していたんです。去年の11月27日に。いい夫婦の日(11月22日)にしようと思ったら仕事で…』延びてしまったそうです。
『5月から静岡支部になります。』とのことで、ファン思いでキャラの強い深尾ワールド全開のハッピーサプライズでした。
なんと入籍予定日の翌日に初優勝を飾っていたなんて…。
喜びも大きかったでしょうし、一緒に喜んでくれる旦那さんがいたからこその活躍だったのですね!
入籍よりも深尾巴恵選手の初優出・初優勝を優先して、応援してくれた伊藤将吉選手の器の大きさが素敵すぎる…。
結婚を機に、新天地でも変わらぬご活躍を期待しています。
ちなみに発表後、初日のレースではしっかりと結果を残してくれて、前半は小差しで2着、後半はイン逃げを決めて、2連対発進。
ファンの期待にもしっかり応えてくれました。
深尾巴恵選手の基本情報
名前 (フリガナ) | 深尾 巴恵 (フカオ トモエ) |
登録番号 | 4843 |
生年月日 | 1992年9月25日 |
身長 | 157cm |
体重 | 47㎏ |
血液型 | B型 |
支部 | 静岡 |
出身地 | 群馬県 |
登録期 | 115期 |
級別 | A2級 |
深尾巴恵選手は1992年生まれ、群馬支部所属のA2級レーサーです。
初勝利は2015年12月3日。
大村競艇場で開催された一般戦「富士通フロンテック杯」最終日の7レースでのできことでした。
1番格下で6コースからのレースという不利な条件下でトップスタートを決め、大外からの豪快なまくりからの独走で初白星を獲得しています。
このレースの3連単6–1–5は140,810円で、10万舟超えという超高配当!
全国で最もインコースの勝率が高い大村競艇で、格上選手を相手に大金星を上げました。
- 初勝利のレース映像と緊張のインタビュー動画です。
ボートレーサーを志した理由
深尾巴恵選手がボートレーサーを目指したきっかけは「親孝行がしたかったから」だそうです。
高校卒業後に私立新島学園短期大学に進学。
そして、卒業を控えた時に思い出したのが、テレビで放送されていた競艇の養成所特集。
「学歴不問で平均年収1,600万円」という言葉から親孝行ができると思い、競艇選手になることを目指したそうです。
実は深尾巴恵選手のお父さまは大の競輪好きで、最初は競輪選手になることを勧めていました。
ところが、それを拒否して父の勧めとは異なる公営競技の選手を目指したようです。
競艇の養成所特集を見てボートレーサーを目指した選手には、ほかに120期の安井瑞紀選手(4974)がいるよ。
意外にもテレビの特集番組を見て、ボートレーサーを目指した選手は結構いるんだね。
同期(115期)の注目選手
深尾巴恵選手の同期である「115期」には、SGボートレースオールスター出場を決めている関浩哉選手、福岡支部のエースである仲谷颯仁選手などがおり、いずれも強豪揃いです。
登録番号 | 名前 | 支部 | 級別 |
4850 | 野中 一平 | 愛知 | A1 |
4851 | 関 浩哉 | 群馬 | A1 |
4848 | 仲谷 颯仁 | 福岡 | A1 |
4856 | 豊田 健士郎 | 三重 | A1 |
4847 | 佐藤 隆太郎 | 東京 | A1 |
- 野中 一平選手(4850)/1994年10月17日生まれ/愛知/A1
- 関 浩哉選手(4851)/1994年11月16日生まれ/群馬/A1
- 仲谷 颯仁選手(4848)/1994年8月20日生まれ/福岡/A1
- 豊田 健士郎選手(4856)/1996年3月13日生まれ/三重/A1
- 佐藤 隆太郎選手(4847)/1994年5月7日生まれ/東京/A1
深尾巴恵選手の初優出・初優勝
初勝利では、見事なまくりで10万舟の活躍を見せた深尾巴恵選手。
冒頭でもご紹介したとおり、2023年11月22日(いい夫婦の日)に入籍を予定していたそうです。
奇しくもその日は、11月18日~23日に平和島競艇場で開催された一般戦『マンスリーBOATRACE杯』の5日目。
順調に準優勝戦に駒を進めた深尾巴恵選手はイン逃げ1着を決めて、翌日の優勝戦の切符をゲットするほどの好調さを見せます。
初優出・初優勝を決めたことは選手として最高に嬉しかったことでしょう。
しかし入籍を予定していた深尾巴恵選手にとっては幸か不幸か…
一生に一度の究極の選択を迫られたに違いありません。
それでも深尾巴恵選手はレースを優先し、入籍日を遅らせる選択をしたのです。
きっとその決断には、自分の初優勝を応援してくれた伊藤将吉選手の存在が大きかったことと思います。
そうして選んだ優勝戦では、コンマ05のトップスタートからの抜きで悲願の初優勝。
この時の3連単2–5–3も9,660円で、万舟に迫る高配当でした。
- 優勝戦のレース映像と幸せ絶頂のインタビュー動画です。
そんな心温まるエピソードを5か月も胸にしまっていたなんて、本当に素敵ですね。
5月からは夫である伊藤将吉選手と同じ静岡支部に移籍するということで、心からお幸せに…♡
獲得賞金
深尾巴恵選手のこれまでの獲得賞金は次のとおりとなっています。
年度 | 級別 | 女子ランキング | 獲得賞金 |
---|---|---|---|
2023年 | B1 | 94位 | 14,207,800円 |
2022年 | B1→B2 | 圏外 | 8,220,000円 |
2021年 | B2→B1 | 圏外 | 6,355,000円 |
2020年 | B2→B1 | 圏外 | 6,746,000円 |
2019年 | B1 | 圏外 | 6,233,200円 |
2018年 | B1→B2 | 圏外 | 4,915,000円 |
直近6年間データから算出した平均年収は、約780万円程度。
2023年後期までB1級だったことを考慮すれば、B1級ボートレーサーの平均金額1,100万円よりやや少ない金額で、ちょうどB1級とB2級の平均年収の中間くらい。
その理由は、B1級とB2級を行き来してなかなか成績が安定しない期間が長かったためです。
ただ、2023年は11月に初優出・初優勝を果たしたことで獲得賞金額が大幅にアップしており、活躍も相まって自己最高額を記録しています。
2024年はA級に初昇級したことで、さらに多くの賞金を獲得することができるでしょう。
深尾巴恵選手の魅力がYouTubeで爆発!!
深尾巴恵選手についてさらに知りたいという方には、YouTubeを視聴してもらうのがおすすめ。
とくにトークショーの動画は天真爛漫な性格が伝わってくるので、一見の価値ありですよ。
- たった3分の動画なのにこれだけ素で深尾ワールドを展開できるのはさすがの一言!
- 前田華奈選手とドライブしながら、好みの男性のタイプについて話している人気動画です。
- 深尾ワールドの真骨頂。言葉の選び方が何とも言えずにクセになります。
【おまけ】競艇マクールでのインタビュー記事
YouTubeの深尾巴恵選手は魅力抜群ですが、真面目なはずのインタビューでの受け答えも秀逸。
普通のインタビューで「イルカ」や「農民の土一揆」という単語はなかなか出るものではありません!
読み進めるほど“クスっ”と笑ってしまうこと請け合いです。
深尾巴恵選手のインタビュー記事を見つけたので、気になった方はこちらもご覧ください。
今、狙える選手に訊く~深尾巴恵インタビュー~ | ボートレース(競艇)【マクール】 (macour.jp)
結婚相手の伊藤将吉選手はどんな選手?
伊藤将吉選手は静岡支部所属、85期のA1級ボートレーサー。
ファンからは“ショーキチ”という愛称で親しまれています。
どこかEXILEの元パフォーマー・HIROさんに雰囲気が似ているような…「静かなる侍」の異名を持つ、落ち着いた雰囲気のイケオジレーサーです。
名前 (フリガナ) | 伊藤 将吉 (イトウ マサヨシ) |
登録番号 | 4033 |
生年月日 | 1978年9月20日 |
身長 | 169cm |
体重 | 53㎏ |
血液型 | O型 |
支部 | 静岡 |
出身地 | 静岡県 |
登録期 | 85期 |
級別 | A1級 |
星座こそおとめ座とてんびん座で違うものの、なんと誕生日は5日違い!
お2人の年齢差は14歳で、2まわり違いの申(さる)年生まれです。
同期(85期)の注目選手
伊藤将吉選手の同期「85期」は、競艇界で一番の”黄金期”と呼ばれています。
デビュー当初から高い素質を発揮してタイトルを獲得する選手が多く、輝かしい活躍から「銀河系軍団」と称されています。
SG戦線に名を連ねるレーサーが多数在籍し、艇界において欠かすことのできない存在です。
とくに2024年のボートレースクラシックに出場した井口佳典選手と田村隆信選手、ボートレースオールスターへの出場を決めている森高一真選手など、錚々たる猛者ぞろいです。
※井口佳典選手はボートレースオールスターへの出場も決定しています。
- 井口 佳典選手(4024)/1977年8月22日生まれ/三重/A1
- 田村 隆信選手(4028)/1978年3月15日生まれ/徳島/A1
- 森高 一真選手(4030)/1978年6月3日生まれ/香川/A1
- 金田 諭選手(4036)/1978年11月9日生まれ/埼玉/A1
結婚に対するSNSの反応は?
エイプリルフールのために真相を疑う声も多く見られましたが、突然の結婚発表は事実であることが明らかになりました。
寡黙なイケオジレーサーと可愛いと評判の女子レーサー、美男美女の結婚に祝福の声が多く寄せられています。
深尾巴恵選手がどれだけファンに愛されているのかが伝わりますね。
伊藤将吉選手、深尾巴恵選手、ご結婚おめでとうございます。
11月27日を“良い舟券の日”だなんて…なんて素敵な投稿なんでしょう!!
人生の伴侶を得て、さらに活躍が期待できるお2人のさらなるご活躍を願って、応援し続けたいと思います。
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