佐賀支部の125期レーサー・野田 なづき選手（5118）が、2024年8月16日にこれまで入っていた斡旋を全削除していたことが明らかになりました。
8月19日現在、ボートレースオフィシャルサイトの選手ページに野田 なづき選手の出場予定は依然として入っておらず、何かしらの理由があってすべての斡旋を削除したものと推測できます。
2019年11月22日に唐津競艇場で125期としてデビューした野田 なづき選手。
2024年7月29日～8月3日に唐津競艇場で開催された「ほぼ女子戦〜サマーモーニングバトル〜」4日目の第1レースで転覆し、その後の第9レースを欠場して途中帰郷してからの、トークショー出演取りやめと斡旋の全削除。
現在、斡旋削除の理由について様々な憶測が取り沙汰されていますが、いまだに公式発表はなされていません。
それでは、今回の“トークショー出演取りやめ”と“全ての斡旋削除”にはどのような理由があるのでしょうか？
噂される「けが」や「妊娠・出産」の信憑性はどれくらいなのでしょう？
ここでは、野田 なづき選手について紹介するとともに、転覆事故の詳細・SNSの反応まで…
理由が公に発表されていない状況を踏まえたうえで、いろいろな要素から途中帰郷と斡旋を全て削除した理由を考察しています。
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突然の“トークショー出演取りやめ”と“全斡旋削除”
2024年8月16日、野田 なづき選手の斡旋が全て削除されたことが明らかになりました。
さらに、その前日の2024年8月15日にボートレース徳山の公式サイトで、野田 なづき選手が9月1日に出演を予定していたスペシャルトークショーに『諸事情』を理由に出演できなくなったことが発表されています。
まずは8月1日の転覆事故から、斡旋全削除までの流れを振り返ってみましょう。
「ほぼ女子戦〜サマーモーニングバトル〜」4日目の転覆事故により途中帰郷
「スポーツニッポン杯争奪 ヴィーナスシリーズ 第11戦」の前検不合格によるシリーズ欠場
9月1日にボートレース徳山で北村 寧々選手と共演予定だったスペシャルトークショーへの出演取りやめが発表される
ボートレース公式サイト内の野田 なづき選手プロフィールページに記載されていた斡旋がすべて削除される
8月1日：「ほぼ女子戦〜サマーモーニングバトル〜」4日目の転覆事故
はじめに、野田 なづき選手の転覆事故について見ていきましょう。
野田 なづき選手が、転覆事故による負傷で途中帰郷となったレースは、7月29日～8月3日に唐津競艇場で開催された一般戦「ほぼ女子戦〜サマーモーニングバトル〜」4日目の第1レースです。
予選も大詰めとなり、一つでも良い着順を目指して走っていく予定だった野田 なづき選手。
もちろんこのレースでも活躍を期待されており、単勝オッズでは3番人気。
結果は、転覆事故の影響で失格となり、最終的に私傷病のため途中帰郷となってしまいました。
出走表
単勝オッズ
| 枠番 | 級別 | 選手名 | 単勝オッズ |
|---|---|---|---|
| 1 | B1 | 松本 怜 | 2.2倍 |
| 2 | B1 | 野田 なづき | 3.5倍 |
| 3 | B1 | 吉田 翔悟 | 2.5倍 |
| 4 | B1 | 安達 美帆 | 10.5倍 |
| 5 | B1 | 赤澤 文香 | 24.9倍 |
| 6 | B1 | 清水 沙樹 | 11.4倍 |
3連単オッズ
| 買い目（人気順） | オッズ（倍） |
|---|---|
| 1–2–3（1番人気） | 11.7 |
| 1–3–2（2番人気） | 12.8 |
| 2–3–6（3番人気） | 16.4 |
| 2–3–1（4番人気） | 17.0 |
| 3–2–6（5番人気） | 17.2 |
レース結果
転覆事故の様子
では、具体的にどのような経緯で転覆してしまったのでしょうか。
次の画像は対象となったレースの動画を撮影したスクリーンショットです。
このレースの津競艇場の水面は、風速2ｍの向かい風と波高2cmという水面状態でした。
進入隊形は3対3の枠なりで、2号艇・野田 なづき選手、4号艇・安達 美帆選手、6号艇・清水 沙樹選手がスリット先行。
野田 なづき選手は1マークで直まくりを敢行し、内側を切り込んできた4号艇・安達選手とバックで激しい一騎打ちとなります。
続く1周2マークで野田選手が差しを狙ったところに、先マイで飛び込んできた3号艇・吉田 翔悟選手の艇と接触。
ボート同士がぶつかった衝撃で宙へ投げ出されると、一回転して落水し、そのまま姿が見えなくなってしまいました。
すぐに救護艇が駆け付けたものの、野田 なづき選手については“転覆のため失格”とのアナウンスのみで、事故後の詳細について語られることはありませんでした。
野田 なづき選手の無事が伝えられる
この衝撃的な転覆事故について、公式な発表がされないまま、心配する声が多くあがっていた矢先。
野田 なづき選手が自身のInstagramを更新したことで、命に別状がないことが判明しました。
転覆後の脳震盪で途中帰郷しました
心配かけてすいません
けがの様子みて、またがんばります
初日からたくさんの応援ありがとうございました引用元：野田なづき選手Instagram
情報提供がされたおかげで、とりあえず安心できたファンも多かったことでしょう。
しかし、Instagramでは、“脳震盪”を起こしていたことがご本人の口から語られています。
つまり“頭部を強打した”ことがわかる内容であることから、その後の体調を心配するファンも多くみられました。
選手が節の途中で競艇場から帰るのに、即日帰郷以外に「即刻帰郷」と「途中帰郷」があります。
即刻帰郷は、同じ日のうちに2回出走予定があっても、1レース目が終わり次第すぐに帰らなければならない厳しい命令で、極めて悪質な違反や、フライングに気付かずにレースを続けてしまった場合に下される処分です。
一方の途中帰郷は、選手自身の都合で帰郷するときに使われる用語で、病気などのほか、級別審査対象期間の締めとなる4月と10月の下旬には、次期の昇級や降級回避が確定した時点で帰郷する選手もいるとされます。
転覆事故に対するSNSの反応
8月12日：「スポーツニッポン杯争奪 ヴィーナスシリーズ 第11戦」の前検不合格によるシリーズ欠場
野田 なづき選手は2024年8月13日～18日に徳山競艇場で開催された「一般・スポーツニッポン杯争奪 ヴィーナスシリーズ 第11戦」への出場を予定していましたが、前検において『前検不合格』のため、シリーズを欠場しています。
もしも、前述の転覆事故の影響で不合格となったのであれば、欠場理由は「公傷もしくは私傷病」と記載されるのが一般的ですが、今回の備考欄には『前検不合格』との記載のみ。
そのため、どのような理由での前検不合格であっても『まだ公表していないような理由』『公表しづらい理由』が背景にあると推測されます。
前検不合格によるシリーズ欠場に対するSNSの反応
前検とは？
前検とは「前日検査」の略称です。
開催日の前日12時までに選手は出場予定の競艇場で出場受付をします。
※SG競争は開催日の前日10時までと決められている。
なお、12時を過ぎてしまうと、“前検日遅参”として即刻帰郷が命じられるため、出場予定であったその節は全て出場停止の厳しい処分がくだされることになります。
更に、日本モーターボート競走会の懲罰委員会にかけられて、一定期間の出場停止および罰金処分を科せられるため、選手にとっては絶対に遅れることが許されない大事な一日なのです。
ちなみに、この“前検日遅参”に関しても、“選手責任”と“選手責任外”があります。
選手責任の場合は厳しい処分の対象となりますが、選手責任外は前検不合格だけの処分となります。
無知なネコ交通機関が遅れても“前検不合格”になっちゃうんだって…
おなご楽しみにしている観客がいるからこその非常に厳しい制度なんだね。
前検不合格とは？
「前検不合格」となるにはいくつかの理由が考えられます。
それでは実際にどのようなことが原因で「前検不合格」となるのでしょうか？
過去に事例をもとに野田 なづき選手の前検失格となった理由について考えてみましょう。
野田 なづき選手が該当するとすれば、“体調不良”と“前検日遅参”でしょうか。
この場合で最も可能性が高いとすれば、『体調不良による選手責任外の前検不合格』だと思います。
選手責任による前検不合格
- 選手登録票不携帯 ※選手責任での前検不合格はこのケースが多い
- アルコール所持
- 前検日遅参
選手責任外による不合格
- 体調不良（風邪や高熱、そのほかレース出場に支障をきたすもの）
※選手責任外での前検不合格はこのケースが多いとされ、血圧が高いだけでも前検不合格を言い渡されるほど健康状態にはかなり厳しいチェックが入ります - 前検日遅参（公共交通機関などの遅延）
8月15日：突然のトークショー出演取りやめ
次にトークショーへの出演取りやめについて見ていきましょう。
今回の“トークショー出演取りやめ”について、開催場のボートレース徳山では次のように発表しています。
当初出演を予定しておりました野田なづき選手に関しまして、諸事情により出演ができなくなりました。
野田 なづき選手が北村 寧々選手とともに出演を予定していたトークショーの開催日は2024年9月1日。
艇界きっての人気女子レーサーの共演とあって、ファンは心待ちにしていたことでしょう。
しかし、予期せぬかたちで“出演取りやめ”という残念な一方が飛び込むことになります。
この情報はトークショー開催日の2週間以上前の発表とあり、8月1日に唐津競艇場で開催された「ほぼ女子戦〜サマーモーニングバトル〜」4日目の第1レースで転覆と途中帰郷の影響からの負傷・病気を含めた私傷病、負傷箇所の悪化などを心配するところですが、発表された途中帰郷の事由は「諸事情」でした。
「諸事情＝個人の事情による出演キャンセル（諸々の理由が含まれる）」と判断されがちですが、そう簡単にいかない“便利な造語”がこの「諸事情」なのです。
実際に「諸事情」という言葉の意味を調べると…
「諸事情」は「さまざまな都合」「諸々の理由」という意味で、相手に事情や理由を明かしたくない場合や、事情が複雑で説明することが難しいときの婉曲表現として用いられます。
上記のような意味があるそうです。
ここで気になるのが『相手に事情や理由を明かしたくない場合』と『事情が複雑で説明することが難しい』という文言で、要するに“ナイーブな問題”ということ。
前節の唐津競艇場での「ほぼ女子戦〜サマーモーニングバトル〜」4日目の転覆事故からの負傷による途中帰郷の影響であれば、ここで“諸事情”を理由とするのには違和感を覚えます。
そのため、トークショーの出演取りやめの理由が『8月1日の転覆事故の影響によるケガ』である確率は低いでしょう。
ちなみに、野田 なづき選手の代わりに北村 寧々選手との共演が決まったのは、同じ佐賀支部出身の118期・小芦 るり華選手です。
もし理由が「諸事情」ではなく「家事都合」だったなら…？
ちなみに、この理由が“家事都合”だった場合には、過去に次のような例もあるので、もう少し的を絞ることができるのですが、ここまではあくまで推測の域を出ないため、ファンの方々もさらっと読み進めていただけたら幸いです。
- 山崎 智也選手の「SG・ボートレースオールスター」欠場も家事都合でしたが、その後“引退”を表明。
- さらに最近では、人気女子レーサーの倉持 莉々選手が「PG1・ヤングダービー」を欠場した理由も家事都合で、その後に同じボートレーサーの金子 拓矢選手との“結婚と妊娠”による長期欠場を公表しています。
「家事都合」がこのように多岐にわたる理由で使われている昨今。
今回の一件で最も有力視されているのは、倉持 莉々選手と同じ『結婚と妊娠』ですが、ここでも理由に“家事都合ではなく諸事情”を使っているのがひっかかります。
今回話題となっている「野田 なづき選手の諸事情によるトークショー出演取消と斡旋全削除」の理由というのは、ご本人からの発表、もしくは誰かからのポロリ発言を待つしかないようです。
しかし、どうしても気になってしまうのが人の性。
あくまで私個人の考えになるため、100％当たるという確証はありませんが、ここからは様々な観点からこの「諸事情」の中身が何なのかを考えていきたいと思います。
8月16日：突然の全斡旋削除
8月16日までに削除された斡旋は次の2件です。
- 2024年8月25日～30日開催：G3・平和島レディースカップ（平和島競艇場）
- 2024年9月15日～20日開催：一般・日刊スポーツ杯（福岡競艇場）
ここからは、上記の2件の斡旋が削除された理由について考察していきたいと思います。
全ての斡旋が削除されたことに対するSNSの反応
結婚による斡旋削除の可能性は？
ここまでのSNSの反応で最も多かったのが、野田 なづき選手の“結婚と妊娠”を示唆する内容でした。
それもそのはず。
こんなに可愛くて人気の女子レーサーが突然のトークショー出演取消・斡旋の全削除ですから、関心も反響も大きいでしょうし、勘繰りもあって当然です。
では、実際にこれらの背景にあるのは本当に『結婚と妊娠』なのでしょうか？
ほかにも考え得る可能性について解説していきたいと思います。
野田 なづき選手が電撃結婚発表をする可能性は？
これから野田 なづき選手の“結婚と妊娠”の可能性を考えるうえで、まずは出産に至る前段階である“結婚”のみに絞って考えていきたいと思います。
野田 なづき選手は2023年10月に佐賀県にあるボートレースチケットショップみやきのYouTubeチャンネル（BTSみやきチャンネル）に出演していました。
そのなかで自身の結婚願望について語っており、『25歳ぐらいに（結婚）したい』と語っていました。
さらに、付き合う相手への必須条件についても触れていて『怒らない人』『家庭を大事にする人は魅力的』と述べていることから、求める条件も具体的になっていることから、“すでに意中のお相手がいるのでは？”と感じる内容となっています。
現在24歳の野田 なづき選手。
『もともとは22歳で結婚したかったけど、気付いたら過ぎてた』とも語っていることから、この動画を見たら、“近いうちに結婚報告があってもおかしくないのでは…？”と思ってもおかしくないです。
- 【野田なづき選手】『してあげたいとか思わない、、、』衝撃発言も！男子禁制女子トーク！！
野田 なづき選手の好みの男性のタイプ
野田 なづき選手がこれまでインタビューや取材の中で語っていた“好みの男性のタイプ”をまとめてみました。
峰グループ（正式名称：LAGOON BASE・ラグーンベース）で常日頃からイケメントップレーサーに囲まれている野田 なづき選手だからこそ、理想も高いことが予想されます。
- 俳優の竹内 涼真さんのような頼りがいのある年上の男性
- ボートレースのCMにも出てる俳優の田中 圭さん
人気俳優の名前が出てきてショックを受けている方も多いと思いますが、野田 なづき選手も年齢を重ねて、最近では好みのタイプに変化が生じたようですのでご安心を。
新たな好みのタイプについて語ったのは、2023年2月に配信されたJLCのYouTubeチャンネル（JLCプラス ボートレース映像配信「JLC」セカンドチャンネル）の動画です。
- 芸人ぐらい面白い人
- 一緒に晩酌ができる人
- 休みの日に一緒にゴルフに行ける人
：
これに加えて
： - 怒らない人
- 家族を大事にする人
- かわいらしいと思える人
※2024年6月12日のトークショー（宮崎競艇場）で語った内容
- 【あなたはいくつ当てはまる?】W野田ちゃんの好きなタイプ
好みの男性のタイプがグッと現実的になったと思いませんか？
要するに『優しくて思いやりがあって、野田 なづき選手の趣味を一緒に楽しめて、一緒に笑い合えるような男性』がお好みのようです。
もう何度も言っていしまいますが、特定の人物がいるように感じてなりません…
いつも笑顔で“一緒に”いてくれて、ゴルフがまわれて、家族を大事にできる人なんて、私には一人しか思い浮かびません！！
お相手候補は誰？
まずはじめにお願いです。
ここからはあくまで私個人の見解ですので、“そうなの？”くらいで読み流していただければ幸いです。
※お気を悪くされる可能性がある方は【転覆事故の影響は？】を呼んだ後に【野田 なづき選手の基本情報】以降をご覧ください。
前述の野田 なづき選手の好みの男性のタイプを総合的に判断すると、最有力候補は同じ峰グループの先輩であり同期の出世頭・定松 勇樹選手だと思います。
もちろんお二人が交際を噂されていることは承知の上で、そう思った理由と根拠を1つずつご説明します。
定松 勇樹選手ってどんな選手？
| 名前 （フリガナ） | 定松 勇樹 （サダマツ ユウキ） |
| 登録番号 | 5121 |
| 生年月日 | 2001年5月2日 |
| 身長 | 168cm |
| 体重 | 52kg |
| 血液型 | A型 |
| 支部 | 佐賀 |
| 出身地 | 福岡県 |
| 登録期 | 125期 |
| 級別 | A1級 |
定松 勇樹選手は2001年生まれ、佐賀支部所属のA1級レーサーです。
125期の養成所チャンプにして、2023年にはトップルーキーに選出されており、デビューからわずか1年半でA2級に昇級したほどの才能の持ち主。
実は福岡県出身にもかかわらず、尊敬する峰 竜太選手（4320）に弟子入りしたい一心で佐賀支部に所属したというエピソードもあります。
その念願かなってデビュー後はすぐに弟子入りを果たして、現在は峰グループ（正式名称：LAGOON BASE・ラグーンベース）の一員として腕を磨いています。
2023年5月にSG初出場・初勝利を飾り、1着を量産するほどの“ターン力”と“レースセンス”を持ち、若手ながらこれからの競艇界を牽引することが期待される注目選手です。
定松 勇樹選手の過去戦績
| 日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
| 2019年11月2日 | BTSみやき開設10周年記念 | 唐津 | 一般 | デビュー |
| 2020年6月28日 | マンスリーBOAT RACE杯 | 唐津 | 一般 | 初勝利 |
| 2021年2月4日 | 第26回 北九州市長杯 | 若松 | 一般 | 初優出 |
| 2022年9月14日 | ルーキーシリーズ第15戦 スカパー！JLC杯 | 下関 | 一般 | 初優勝 |
| 2023年1月26日 | 江戸川大賞 開設67周年記念 | 江戸川 | G1 | G1初出走 |
| 2023年1月30日 | 江戸川大賞 開設67周年記念 | 江戸川 | G1 | G1初勝利 |
| 2023年5月23日 | 第50回 ボートレースオールスター | 芦屋 | SG | SG初出走 |
| 2007年10月23日 | 第50回 ボートレースオールスター | 芦屋 | SG | SG初勝利 |
| 2024年5月26日 | 第51回 ボートレースオールスター | 多摩川 | SG | SG初優出・初優勝 |
定松 勇樹選手は、2019年11月2日～6日に佐賀支部のホームプール・唐津競艇場で開催された「BTSみやき開設10周年記念」初日の第8レースでデビューを飾り、7か月後には77走目にして初勝利。
そして、デビューから2年10か月後の2022年9月14日に下関競艇場で開催された「一般・ルーキーシリーズ第15戦 スカパー！JLC杯」で初優勝を果たしています。
G1競争で見ると、2023年1月に江戸川競艇場でG1初出走とG1初勝利を達成しました。
SG競争でもその勢いは衰えることを知らず、2023年5月の「第50回 ボートレースオールスター」でSG初出走とSG初勝利を達成。
そして、デビューから4年6か月後の2024年5月26日に多摩川競艇場で開催された「第51回 ボートレースオールスター」でSG初優出にして初制覇を果たして、オールスターのタイトルを獲得したのです。
2021年後期にデビューからわずか1年半でB1級からA2級に昇級すると、はじめこそB1級とA2級の時期もありましたが、2023年前期から現在までA1級を維持するという素晴らしい成績でした。
2024年後期には優出9回・優勝4回という好戦績を積み上げて、自己最高勝率7.26を記録。
若手選手をけん引する存在として、トップレーサーと呼ぶにふさわしい活躍を続けています。
休みの日に一緒にゴルフに行ける人
2022年9月の投稿でこんなに仲良く一緒にゴルフを楽しむ姿を確認することができました。
同じ師匠に師事しているため、お休みもある程度合わせられるでしょうし、定松 勇樹選手であればこの条件は楽々クリアでしょう。
一緒に晩酌ができる人
この写真は、2024年5月にボートレースオールスター初制覇を果たした定松 勇樹選手の祝勝会を写した様子です。
野田 なづき選手が好きなビールを、宮地 元輝選手と楽しく飲んでいる定松 勇樹選手。
峰 竜太選手が率いる“LAGOON BASE（ラグーンベース）”の仲間同士、一緒にお酒を飲む機会もあるでしょうから、この条件も余裕でクリアしています。
家族を大事にする人
この条件については、あてはまる証拠はないと思ったのですが…しっかり合致する情報を以前の記事で見つけてしまいました。
こちらも定松 勇樹選手が「第51回 ボートレースオールスター」で登録番号5000番台初・2000年以降うまれで初めての優勝という歴史に名を刻む偉業を達成した時のエピソードにヒントが隠されていたのです。
「第51回 ボートレースオールスター」閉幕後の2024年6月8日。
佐賀新聞に掲載された定松 勇樹選手のインタビュー内容をご紹介します。
ボートレースが好きだった父の影響でレーサーを志したものの、試験に合格し、ボートレーサー養成所入所の3か月前に父は他界。
「こっちに来る時もお父さんの写真立てに『行ってくるね』って言ってから出てきたんです。お父さんはよくＳＧを見ていて『こんな選手にならんといけんね』と言っていましたし、自分も『なる！』と言っていた。自分がＳＧを勝つことが夢だと思う。見ていてくれたらうれしいですね」と親子の夢だったＳＧ制覇を実現した。引用元：【多摩川ボート・ＳＧオールスター】23歳・定松勇樹がＳＧ初Ｖ 亡き父との約束果たす「見ていてくれたらうれしい」 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)
これを読んだら、「これ以上の孝行息子はいない」と思いますよね。
家族も大切にしていて、亡き父の夢を叶えようと努力してきたことがうかがえる定松 勇樹選手。
優しくて、才能にあふれている、本当に非の打ちどころのない立派なニュースターが誕生しました。
そのため、定松 勇樹選手はこの条件も文句なしでクリアです。
かわいらしいと思える人
女性にとって“かわいらしいと思える人”ってどんな男性だろう？と考えた時に、この画像を見て答えが出た気がしました。
SG初優勝、しかも歴史に残るような大偉業を成し遂げて、人生で最も注目と祝福を集める場面で、こんなにも顔をぐちゃぐちゃにしながら泣いていた定松 勇樹選手。
年頃の男性であれば一番かっこつけたいところでしょうに、感情を抑えられなかったところが、なんとも可愛らしい！
心の素直さや性格の良さを垣間見た気がします。
いつも笑顔でアロハポーズを決めているイメージでしたが、こんな一面にキュンとした女性ファンも多かったのではないでしょうか？
あの峰 竜太選手に『10年に1度の逸材』と言わしめただけの実力を有しながら、どこか残念な一面を併せ持つ定松 勇樹選手ですから、もちろんこの条件もしっかりクリアしています。
このように、特に重要だと感じた4つの条件をクリアしていることから、交際相手・結婚相手の最有力候補は定松 勇樹選手だと思います。
※これ以上に条件にマッチしている男性が一般の方の中にもいるかもしれませんので、その時はあしからず。
定松 勇樹選手にとってSG初優勝はプロポーズする絶好のタイミング⁉
ここまで述べてきたとおり、野田 なづき選手の理想の男性像に限りなく近いと思われる定松 勇樹選手。
ボートレース界屈指の実力者が集うSG競争を初制覇して、歴史に名を刻んだことを手土産に、男としては一世一代の勝負に出ても何らおかしくはありません。
オリンピックや世界選手権といった大きな大会で、プロ選手が競技の頂点に立った栄光の瞬間に、愛する人にプロポーズする光景を誰もが一度は目にしたことがあるはずです。
定松 勇樹選手にとっても、お付き合いしている女性がいるのであれば、自身のオールスター制覇はプロポーズを決心するに余りあるタイミングだと推測できます。
もしも、その意中のお相手が野田 なづき選手だとすれば…結婚を決めるこれ以上ないタイミングだと言えるでしょう。
そう考えた理由は以下のとおりです。
- SG初制覇で選手としての目標の一つを達成できた
- 優勝回数も増えて、獲得賞金ランキングに入るほどの安定した収入で家族を養うだけの目途が立った
- 野田 なづき選手は『25歳くらいで結婚したい』と語っている
- 野田 なづき選手の誕生日が近いため、プロポーズを決心するには絶好のタイミング
あくまで私の個人的な勘繰りであり、なんの確証もありませんが、とにかく定松 勇樹選手にとって今年は『結婚を考えるには最高のタイミング』であることに間違いないはずです。
そこにきて野田 なづき選手の転覆事故という不幸が重なったことで、もしかしたら「妻になる女性にこれ以上危ない経験をさせたくない」という思いから、ゆくゆくは“引退”という道を提示する可能性だって大いにありえるでしょう。
お似合いの２人だからこそ、もしも私の予想が当たることがあれば、1日も早く嬉しい発表をしてほしいと思います。
※何度も言いますが、あくまで個人の見解ですので、読み流していただければ幸いです。
転覆事故の後遺症による斡旋削除の可能性は？
前述したとおり、野田 なづき選手は自身のInstagramで転覆事故の影響によって「脳震盪」を起こしていたことを公表しています。
脳震盪を起こしたということは、頭部に強い衝撃を負ったということでしょう。
そのため、後から何かしらの後遺症が判明してもおかしくないと考えられます。
レースでボートを運転してケガを負った経験のある方はそうそういないでしょう。
そのため、転覆事故といってもどこか縁遠いものと捉えがちですが、これが交通事故だったならどうでしょうか？
しかも、自身が運転するバイクで事故にあったと仮定すれば、今回の事故の恐ろしさが理解できると思います。
ここからは、自身が交通事故にあったと想定して読み進めてください。
「結婚や妊娠」といった喜ばしい理由での斡旋削除であれば良いのですが、もしかしたら8月1日に発生した転覆事故の後遺症でトークショーへの出演を取りやめたのだとしたら…全ての斡旋を削除したのだとしたら…そう考えると心配でなりません。
体に残った後遺症
脳震盪といえば頭への強い衝撃の後、意識を失った状態をイメージするかもしれませんが、実際に脳震盪で意識を消失するのは10%以下と言われています。
脳震盪によってあらわれる症状は多岐にわたり、症状は安静にすることで自然に回復するため、重大な後遺症は残さないというデータがありますが、脳震盪を起こした際は、原則として直ちに競技や練習への参加を停止し、競技および練習への復帰は脳震盪の症状が完全に消失してから徐々に行うことが推奨されています。
その理由として言われるのが、セカンドインパクト症候群の存在です。
セカンドインパクト症候群とは、軽度の脳震盪であっても脳が完全に回復していない状態で、頭部に2回目の打撃や衝撃が加わった場合、短期間のうちに繰り返し打撲することによって急性脳腫脹や急性硬膜下血腫が生じて脳へさらに重大なダメージを与えることとされ、最悪は致命的な損傷が起こる大変危険な状態を指します。
要するに『軽い衝撃でも一気に脳が腫れて、重篤な意識障害や神経症状が出現する危うい状況』です。
セカンドインパクト症候群を避けるためには、頭痛やめまいが完全に消失して、脳が回復するまで一定期間の安静が必要とされています。
しかも、脳震盪の症状としての発現頻度は頭痛が92.2%、めまいが68.9%、集中力低下が58.3%と多く、患者の60.1%は1週間以内に症状が完全に消失していますが、患者の6.2%は4週間経過しても症状が残存しています。
そして、再受傷者の方が初回受傷者よりも有意に訴える症状の数が多く、症状が遷延すること、競技復帰までにかかる時間が長いことが知られており、つまりは再受傷者の方が初回受傷者よりも重症度が高く、小児や若年者ではさらに期間が長くなるそうです。
つまり、8月1日に脳震盪を起こした野田 なづき選手には症状が残っている可能性が十分あり、その状態でレースに出場して、セカンドインパクト症候群に陥ったら大変危険だということ。
確証がないため、推測の域を出ませんが、交通事故と同じように転覆事故から時間が経ってから体に何かしらの不調が出てもおかしくはないでしょう。
脳震盪のおもな症状は…
意識の混濁・失神・記憶喪失・頭痛・めまい・ふらつき・おう吐・反応が鈍い・集中力がない・物が二重に見える・ぼやけて見える・混乱して取り乱す・けいれん・光や音に敏感・いらいらする・悲しい・不安・霧の中にいる気分などがあげられます。
心に残った後遺症
野田 なづき選手は、転覆事故にあったことで過去に同期選手が転覆事故により大けがを負ったことを思い出したのではないでしょうか？
内容としては、同期の山本 稔太朗選手（5120）が2021年11月20日に蒲郡競艇場で開催された「ルーキーシリーズ第21戦 スカパー！・JLC杯」シリーズ3日目の第1レースに出走した際、1周1マーク手前で他艇と接触して激しく転覆して、大腿骨頸部を骨折したというもの。
この事故を受けて、野田 なづき選手は自身のInstagramで次のように投稿しています。
同期で同い年でなんでも相談できるじんたろうが
レースで大きめのケガをして
本当に死やケガと隣り合わせな職業だなと痛感しました
同期で同い年、しかも仲が良い身近な選手が大けがをしたという事実に対して、死やケガが近くにあることを感じ取ったのでしょう。
その記憶が今回の転覆事故で思い起こされたのだとしたら…その恐怖のトラウマを乗り越えるには相当に強靭なメンタルが求められます。
20歳前半の女子レーサーにとって、この事故で負った“心の傷”がいかばかりかを考えると胸が締め付けられる思いです。
2022年1月に野田 なづき選手は落水事故にあって膝を怪我した経験はあるものの、もしも意識を失うほどの衝撃を受けたのだとしたら、とても怖かったに違いありません。
競艇は“水上の格闘技”といわれるくらい、非常に危険な競技です。
時速80キロにも及ぶスピードで展開されるレースのさなか、トップスピードで水面に衝突すれば、コンクリートに衝突するのと同等の衝撃を受けるため、一歩間違えば命の危険と隣り合わせであると言えます。
だからこそ、今回の斡旋削除の理由が“転覆事故の後遺症”だと仮定するなら、今はゆっくりと体と心を癒して、あの可愛い笑顔で水面に戻ってきてくれるのを待ちたいですね。
【結論】野田 なづき選手が斡旋をすべて削除した理由
ここまで野田 なづき選手が斡旋をすべて削除した理由について「結婚の可能性」と「転覆事故の後遺症」の2つに絞って話を進めてきました。
しかし、現在まで公式な発表はなされていません。
そのため、野田 なづき選手の斡旋削除の理由について知っているのはごくわずかな、一握りの人間だけということでしょう。
巷では日々様々な憶測がなされていますが、野田 なづき選手を応援するファンの方々にとっての願いは『またあの可愛い笑顔と活躍を応援したい』という思いのみ。
斡旋削除の理由が「ケガや後遺症」で『脳震盪の症状が残存していることでセカンドインパクト症候群の危険性がある』のだとすれば、1日も早い回復を願って復帰を待ち望み、「結婚や出産」であれば喜びを分かち合いたいと考えるはずです。
まずは野田 なづき選手の無事を願うことですが、もし叶うのであれば、ご自身の声でファンへ何かしらの発表をしてくれることを切に願います。
野田 なづき選手の可愛いフォトライブラリー
ここまで熱心に読んでくださった野田 なづき選手のファンの中には、心配や不安で既に「野田 なづきロス」に陥っている方もいるのではないでしょうか？
そのような方々のために、可愛い野田 なづき選手の写真の数々をご用意しました。
何かしらの発表がされるか、野田 なづき選手の新しい斡旋が入る日までこの写真を見て乗り切ってもらえたら幸いです。
ちなみに、ここでご紹介する写真はSato Yutaさんという福岡・北九州を拠点に活動しているフォトグラファーの方が撮影したものです。
Sato YutaさんのInstagramには野田 なづき選手をはじめとした「峰グループ（LAGOON BASE・ラグーンベース）」の面々、峰 竜太選手（4320）・安河内 健選手（5026）・末永 和也選手（5084）・定松 勇樹選手（5121）が撮影に参加。
ほかにも人気女子レーサーの大久保 佑香選手（5194）・米丸 乃絵選手（5193）・土屋 蘭選手（4969）・神里 琴音選手（5203）などが被写体を務めており、まさにその美しい写真の数々は芸術ともいえる領域です。
野田なづき選手の基本情報
| 名前 (フリガナ) | 野田 なづき (ノダ ナヅキ) |
| 登録番号 | 5118 |
| 生年月日 | 2000年7月19日 |
| 身長 | 157cm |
| 体重 | 46㎏ |
| 血液型 | A型 |
| 支部 | 佐賀 |
| 出身地 | 佐賀県 |
| 登録期 | 125期 |
| 級別 | B1級 |
野田なづき選手は2000年生まれ、佐賀支部所属のB1級レーサーです。
ちなみに2000年生まれのボートレーサーは、他にも名の知れた選手が存在します。
- 大澤 風葵選手（5141）/2000年12月21日生まれ/群馬/A2
「大澤 風葵（オオサワ フウキ）選手」は、“ラストサムライ”という愛称で有名なボートレーサー・大澤普司選手の息子であり、弟子でもあります。
2022年6月にはデビューから2年1か月にして初優勝を飾り、2023年4月にはG1初出場、2023年9月には初優出を果たしました。
優れたターン技術を持ち、群馬支部の次世代エース候補として活躍を期待されている一人です。
- 前田 滉選手（5068）/2000年3月17日生まれ/愛知/A1
史上初の兄弟新人王を目指す前田3兄弟の次男である「前田 滉（マエダ ヒカル）選手」。
養成所をリーグ勝率1位で卒業し、センスが光る“ターン力”とまくり差しも使いこなす“テクニック”で、将来を嘱望されている逸材です。
- 平川 香織選手（5045）/2000年7月29日生まれ/埼玉/A2
フィギュアスケート選手から転向した「平川 香織（ヒラカワ カオリ）選手」は、まくりを得意とし、強気な攻めの走りが特徴です。
幼い頃から戸田競艇場に通っていたため、出身の東京支部ではなく、埼玉支部への所属を希望したというエピソードがあります。
野田 なづき選手がボートレーサーを目指したきっかけ
野田 なづき選手が「ボートレーサーになろう」と思ったきっかけは、３つの偶然が重なったことでした。
奇しくも重なった偶然が次の3つです。
- プロのバレーボール選手への夢を諦めた
- 小芦 るり華選手と母親同士が知り合いで、競艇という競技と出会う
- 祖母の家のすぐ近くに唐津競艇場があり、初観戦で運命のレースを観戦した
小学校5年生から高校生までバレーボールに打ち込み、中学生時代はアタッカーというポジションで抜群のセンスを発揮していた野田 なづき選手でしたが、高校進学後に転機が訪れます。
それは県内屈指のバレーボール強豪校に進学したゆえに、156cmという身長がハンデとなってしまい、「身長が足りず、高校では第一線で活躍できない」と痛感したうえ、他のポジションでもそのセンスを発揮する機会に恵まれなかったそうです。
当時、「プロのバレー選手になること」を夢にかかげていたので、つらい挫折となったことでしょう。
バレーボールに代わる新たな夢を探していた折、小芦 るり華選手と母親同士が知り合いだったことで、競艇という競技と出会い、「低身長でも活躍できる競技」であることを知って興味を持ったといいます。
そして、祖母の自宅近くにあった唐津競艇場でボートレースの迫力に心を奪われました。
しかも、初観戦のレースが“女性選手（平高 奈菜選手）が男性選手に勝利する”という劇的な内容だったといいます。
競艇が「男子と女子が平等に一緒に戦うことのできる数少ない競技」ということに魅力を感じたという女性選手はとても多く、野田 なづき選手もその一人なのでしょう。
このレースを観戦を機に、『私も男子に負けない選手になりたい』と思ったことから、ボートレーサーの道を歩もうと決意したそうです。
友達と遊びたい気持ちを我慢して、学校の休み時間や休日をボートレース養成所の受験勉強に充てることで、高校3年生の春に途中退学、秋の初受験で1発合格を果たしています。
なんと応募者951名中、合格者は51名という18.6倍の難関を突破しての合格でした。
おなご春高バレー出場校の選手の平均身長は170cm以上。
無知なネコしかもアタッカーに関しては、180cm以上の選手ばかりだったとか。
野田 なづき選手の弟は甲子園常連校のエース
野田 なづき選手の弟、野田 匠さんは甲子園常連校「佐賀商業高校」の出身です。
高校在学中はエースピッチャーとして名を馳せており、高校時代からドラフトの有力候補にあがるほどの実力選手。
コロナウイルスの影響で甲子園出場は叶わなかったものの、亜細亜大学の野球部に所属して才能と剛腕をふるっていました。
2022年の全日本大学野球選手権で優勝するなどの実績を残し、150キロ近い剛速球を武器に、2024年のドラフト候補として、大学野球でも活躍する逸材として話題に。
弟さんの夢もまた「プロの野球選手になること」だそうで、夢に向けて着実に努力を続ける姿に野田 なづき選手も刺激を受けて、次の目標に向けて努力を続けることができるそうです。
弟さんは昔から“何でもできる器用なタイプ”らしく、そんな弟さんに「負けたくない！」という気持ちに突き動かされては、トレーニング道具を借りて、一緒に練習に励むこともあるとか。
ちなみに、野田 なづき選手は料理が好きだそうで、得意料理は“オムレツ”らしいです。
なんでも、部活を終えて帰ってきた弟さんに作ってあげるために料理を覚えたのだとか。
本当に仲の良い姉弟ですので、きっと2人そろって「プロの選手」として戦う日もそう遠くないと推測されます。
ちなみに験担ぎは『レースへ行く前の父親とのハイタッチ』だそうで、家族に支えられて戦っていることがよくわかりました。
無知なネコお手製オムレツを食べられる弟さんがうらやましい！！
野田 なづき選手の師匠は峰竜太選手
野田 なづき選手の師匠は同じ佐賀支部所属、95期の峰 竜太選手です。
| 名前 (フリガナ) | 峰 竜太 (ミネ リュウタ |
| 登録番号 | 4320 |
| 生年月日 | 1985年3月30日 |
| 身長 | 173cm |
| 体重 | 51㎏ |
| 血液型 | B型 |
| 支部 | 佐賀 |
| 出身地 | 佐賀県 |
| 登録期 | 95期 |
| 級別 | A1級 |
| デビュー日 | 2004年11月10日 |
峰 竜太選手は競艇ファンなら必ず知っているといっても過言ではない、いろいろな意味で“超”がつくほど有名な日本のトップボートレーサー。
毎年、高額賞金を獲得している一方で、勝っても負けても涙を流す感情の豊かさから「泣き虫王子」という異名を持つほど。
2024年5月21日～26日まで多摩川競艇場で開催された「SG・第51回ボートレースオールスター」では、22,497票を獲得してファン投票1位で選出され、なんと2位の池田浩二選手の17,043票に5,000票以上の差をつけて、3年ぶり14回目の出場で圧倒的な人気を見せつけました。
峰 竜太選手は、2004年11月10日に地元・唐津競艇場で開催された「一般・西日本スポーツ杯争奪戦」でデビューを飾ると、新人ながら2着と舟券に絡む活躍を見せ、2004年12月30日には4号艇・6コースからまくりを決めてデビュー22走目にして初勝利をあげました。
さらに、デビューから1年も経たない2005年11月6日に唐津競艇場の一般戦で1号艇・5コースからまくりを決めて初優勝を果たすと、2006年には最優秀新人選手に選出、2007年5月29日にはデビューから2年目にして若干22歳の若さで「第34回 笹川賞競走（ボートレースオールスター）」でSG初出場を果たす快挙。
そして、2017年7月17日にまるがめ競艇場で開催された「第22回 オーシャンカップ」でSG初優勝、2022年6月30日には通算1,500勝の金字塔を打ち立てました。
さらに、数々のタイトルホルダーでもあり、現在“GRANDE5”のメダルを3つ獲得し、石野 孝之選手・毒島 誠選手と並ぶ1位タイ。
しかも、2017年開催の「SG・第44回 ボートレースオールスター」のファン投票で16,238票を獲得し、第1位で選出され、2019年5月26日には“ゴールデンレーサー賞”を受賞するなど、人気も実力も抜きんでた存在として競艇界をけん引している選手でした。
ただ残念ながら、いろいろな不祥事や疑惑があり、たくさんのファンを抱える反面、アンチが多い選手でもあります。
前述の不祥事の影響により、ボートレースの信頼を失墜させたとして、4か月間の出場停止処分を受けました。
しかし、2023年10月24日からボートレース蒲郡で開催された 「SG・第70回 ボートレースダービー」の6日目（最終日）第12レースで1号艇1コースから逃げを決めて勝利し、不祥事による出場停止処分後のSG復帰戦で6回目のSG優勝を果たすとともに、通算100回目の優勝かつ史上27人目の24場制覇をSGの大舞台で同時に達成する快挙を成し遂げています。
さらに最近では「史上最強のB1級選手」として、A1級へスピード復帰をしたことでも話題となりました。
また、2024年度後期のA1級選手勝率5位に輝いた上野 真之介選手（4503）は峰 竜太選手率いる「峰グループ（LAGOON BASE・ラグーンベース）」に一番弟子として所属しています。
<峰竜太選手の主要獲得タイトル>
- オーシャンカップ（2017年・2020年）
- グランプリ（2018年・2020年）
- ボートレースオールスター（2021年）
- ボートレースダービー（2023年）
- 最優秀選手（2018年・2020年）
- 最多獲得賞金選手（2018年・2020年）
- 最高勝率選手（2015年・2016年・2017年・2018年・2019年・2020年・2021年・2023年)
- 最多勝利選手（2015年・2020年）
- 記者大賞（2018年・2020年）
- 最優秀新人選手（2006年）
- ゴールデンレーサー賞（2019年）
- 史上27人目の24場制覇（2023年）
野田 なづき選手の弟子入りについては、つぎに挙げる理由から確実な情報だと断言できます。
- 2022年8月18日の勝利者インタビューで解説者から「野田選手は“峰グループ”に入ったそうで、気合の初戦らしいですね」とのコメントあり
- SNSに峰グループの選手たちとの写真が投稿されている
- 2023年3月のスポーツ報知のインタビューで『強くなりたい一心で1年前に峰さんに相談したら、「練習を見てあげるよ」と声をかけてくれた。』と答えている
―急激に成長した理由は峰竜太選手の指導と聞いていますが？
「強くなりたい一心で１年前に峰さんに相談したら『練習を見てあげるよ』と声をかけてくれた。スピード負けしないターンを毎回心がけていて、教えられたことを実践したら握ってかわせる場面も増えたし、道中で抜かれる数が減りました」
引用元：【ボートレース】＜素顔のクイーン＞野田なづき 峰竜太直伝ターンで急成長「まずは優出したい」 : スポーツ報知 (hochi.news)
長らく師匠不在の状況でしたが、峰グループの一員となり、偉大な先輩たちの背中を追いかけているようです。
【ボートレース】野田なづき「顔だけレーサーとか人気が先行しちゃった…」〈前編〉
【ボートレース】野田なづき「顔だけレーサーとか人気が先行しちゃった…」〈前編〉
先日終了した「ＧⅡレディースオールスター」にも出場した野田なづき 2024年5月14日 11:00
【女子ボートレーサー・インタビュー 野田なづき（２３＝佐賀）前編】
――ボートレーサーになるきっかけ
野田 野球がすごく上手で目立っていた弟が２歳下にいて、それを家族みんなで応援に行く家庭だった。私もバレーボールをしていたけど、そこまで有名な選手じゃなかった。結構、弟ばかり家族が応援に行っていたので「私も応援されるような職業に」と思った時に、るりさん（小芦るり華）がボートレーサーになって「久々に佐賀から女子レーサーが出たよ」という話を聞いたんです。それで私もレーサーになろうかなと思って、高校の途中で試験を受けました。高校を出た後の就職の練習になればと思って受けたら受かって、そのまま…、という感じです。
――実際、ボートレーサーになってみて
野田 もう苦しくて、最初は辞めたくてレースも何回か欠場もしました。出た時からずっと顔だけレーサーとか人気が先行しちゃった。なのに着順は６等ばっかり。しんどくて「向いていないな」と思って辞めようと…。実力も成績もついてこなかった。「この生活がずっと続くなら辞めたい」と思ったのが正直な気持ちです。でも、佐賀支部の先輩が教えてくれて救ってくれた。今はすごくレースに行くのが楽しい、と思います。ここ最近は「この仕事で良かったなあ」と思えるようになりました
――一番、印象に残っている自分のレースは
野田 今年のからつヴィーナスシリーズの準優勝戦（２月１８日１１Ｒ）です。３号艇で２着。初優出を決められてうれしかったです！
――他の選手のレースでは
野田 るりさんの初優勝したレース（２０２３年１月９日、徳山オールレディース）ですね。るりさんが優勝した時に私も優出したいと思ったし、優勝もゆくゆくはしたいなあと思いました。一番、身近な先輩が優勝したので、それを見てまた頑張ろうと思ったレースです。
野田(右)にとって小芦るり華(中)は、身近な先輩レーサーだ ――目指すボートレーサー像は
野田 私はスタートを行ってまくるというタイプではないので、ソツなくというか与えられた枠で道中戦とかに持ち込んで、大敗しない走りをして準優のいい枠で乗りたい。着を固める走りをしたい。１Ｍ一発型とかじゃなくて道中、最後までっていうレースを心がけて今は走っています。乗っていて、全然、まくるより差す方が好きです。１着を取りたいというよりは、道中追い上げて舟券に貢献する走りがしたいです、
――目標とする選手は
野田 あんまり誰とは決めていないけど、やっぱり私がレーサーを目指したきっかけもるりさんだった。一番、近くてお姉さんみたいな感じ。るりさんと一緒に強い大会に出れるように「よっしゃ！ 頑張ろう！」っていうのが最近の目標です。目標と目指すレーサーはるりさんです。
――目標は
野田 毎節、予選を突破できるようにしていきたいというのが、直近の目標です。準優とか優勝戦とかに乗っていったら、賞金的にも勝率的にもいいレースが走れるようになる。将来的には、るりさんも出ているクイーンズクライマックスシリーズに行ってみたいという気持ちはあります。でも、今は一節一節という感じです。もっと勝率を上げてＡ級になりたいです。
引用元：【ボートレース】野田なづき「顔だけレーサーとか人気が先行しちゃった…」〈前編〉 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)
【ボートレース】野田なづき「峰竜太さんがいなかったら辞めていました」〈後編〉
【ボートレース】野田なづき「峰竜太さんがいなかったら辞めていました」〈後編〉
師匠への思い、今後の目標を語った野田なづき 2024年5月14日 11:05
【女子ボートレーサー・インタビュー 野田なづき（２３＝佐賀）後編】
――峰竜太に弟子入りするきっかけは
野田 峰さんは私が本当にレーサーを辞めたいと思っている時期に出会ったんです。「向いてないから、そろそろ…」って思っている時に峰さんが助けてくれた。
――どんな言葉をかけられた
野田 その時の私のメンタルがマイナスなことばっかりだった。レース場に行きたくないみたいな感じだったんですけど、そんな時に「逆に強くなったら誰も言ってこんけん」と峰さんが言ってくれた。そして「俺が助けるけん。ちょっとだまされたと思ってやってみて」という感じから、レースの話をするようになりました。そこから「実力をつけよう」「言われないレーサーになりたい」と考えるようになった。
――大きな存在
野田 峰さんがプロペラ、走り方も教えてくれた。すごく感謝しています。救ってくれた一番デカい存在じゃないですかね。峰さんがいなかったら選手を辞めていました。がっつり師弟関係とかじゃなくて、本当にグループの一員として私を見てくれている感じですね。もちろん憧れのレーサーでもあります。
「師匠」はボートレース界の大物・峰竜太だ 野田 調子はいい方だと思います。エンジンもあんまり悪いのを引かない。それが成績につながっているのかな。走り方も変えました。以前は全部、握って上を行ってやろうって感じで事故パンになったので、隊形をしっかり見て差しを選ぶことが多い。今の走り方は。コケたおかげ、事故パンのおかげだと思います（笑い）。
――休日の過ごし方
野田 基本的に家族旅行が多いですね。流れが悪い時、うまくいかなかった時は気持ちを切り替えるために髪の毛を切りに行ったり、美容室に行って髪色、ネイルを変えたり…。自分の見栄えをバンと変えますね。
――地元からつへの思い
野田 地元だから他のレース場に比べて気持ちの入り方が違う。感謝の気持ちを持って走った時って、だいたい成績がついてくるんですよね。２月の初優出も自信になっています。でも多くのことはできないので、一走一走、目の前の一節一節っていう感じが現状です。気持ちを込めて走りたいです。
引用元：【ボートレース】野田なづき「峰竜太さんがいなかったら辞めていました」〈後編〉 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)
峰グループとは？
峰グループとは、峰 竜太選手に師事する選手たちの呼称で、正式名称は「LAGOON BASE（ラグーンベース）」といいます。
同じ佐賀支部所属の選手で構成されており、定松 勇樹選手は峰 竜太選手の弟子になるために佐賀支部を希望しました。
| 登録番号 | 名前 | 級別 | 登録期 |
| 4500 | 山田 康二 | A1 | 102期 |
| 4503 | 上野 真之助 | A1 | 102期 |
| 4624 | 高田 明 | A2 | 107期 |
| 4734 | 安河内 将 | A1 | 111期 |
| 5121 | 定松 勇樹 | A1 | 125期 |
- 山田 康二選手（4500）/1987年12月26日生まれ/佐賀/A1
- 上野 真之助選手（4503）/1988年2月25日生まれ/佐賀/A1
- 高田 明選手（4624）/1985年4月23日生まれ/佐賀/A2
- 安河内 将選手（4734）/1989年10月27日生まれ/佐賀/A1
- 定松 勇樹選手（5121）/2001年5月2日生まれ/佐賀/A1
峰 竜太選手から弟子の野田 なづき選手と定松 勇樹選手へのエピソードとして『1円にもならない練習の1走だとしても、俺に勝ちたいという気持ちが伝わらない』との厳しい指導もあったようです。
野田 なづき選手に弟子はいない
野田 なづき選手には今のところ、迎え入れた弟子はいません。
2019年のデビューですので、まだ自分の技術を磨いている途中であるといえます。
野田 なづき選手の同期選手
野田 なづき選手の同期である「125期」にはどのような選手がいるのでしょうか。
主だった選手を以下にまとめました。
| 登録番号 | 名前 | 支部 | 級別 |
| 5121 | 定松 勇樹 | 佐賀 | A1 |
| 5112 | 砂長 知輝 | 埼玉 | A1 |
| 5095 | 小原 聡将 | 東京 | B1 |
| 5120 | 山本 稔太郎 | 愛知 | B1 |
| 5117 | 冨名腰 桃奈 | 福岡 | B2 |
- 定松 勇樹選手（5121）/2001年5月2日生まれ/佐賀/A1
- 砂長 知輝選手（5112）/1999年10月10日生まれ/埼玉/A1
- 小原 聡将選手（5095）/1994年4月22日生まれ/東京/B1
- 山本 稔太朗選手（5120）/2001年3月13日生まれ/愛知/B1
- 冨名腰 桃奈選手（5117）/2000年5月2日生まれ/福岡/B2
野田 なづき選手のデビュー戦
野田 なづき選手のデビューは2019年11月22日。
地元、唐津競艇場で2019年11月22日～27日に開催された「一般・スポーツニッポン杯」初日、第8レースのできごとでした。
6号艇・6コースからの出走で、コンマ17でスタートは悪くなかったものの、プロの洗礼をあびて6着に終わっています。
デビュー節の結果はオール6着だったので、レース後に『悔しい思いばかりの一節間でした。もっといいレースを見せれるようにまた頑張ります』と語っていました。
出走表
レース結果
野田 なづき選手の初勝利
野田 なづき選手の初勝利は2021年1月1日。
デビューから1年1か月後、大村競艇場で2020年12月28日～2021年1月1日に開催された「一般・年末年始感謝競走」最終日、第5レースでのできごとでした。
上位モーターを引き当てるも、初日から芳しくない着順で、未勝利のまま迎えた最終日。
しかも、ベテラン・武藤 綾子選手が1号艇という、はた目には勝つのが難しい状況のなか、3号艇は全く売れず、野田 なづき選手の1着の舟券は“オール万舟券”。
レースが始まると、大方の予想を覆すようなレースが繰り広げられました。
3号艇・3コースからの出走で、コンマ25で出遅れた格好ながら、1マークで武藤選手が膨らみ、2号艇・小池 礼乃選手が引き波にのまれた隙を見逃さず、未勝利レーサーとは思えないほどの見事なまくり差しを決めて、初勝利を手にしました。
デビューから172走目にして悲願の初勝利！
決して早いとは言えない勝ち星獲得スピードでしたが、よっぽど嬉しかったようで、当日のSNSで水神祭の報告をしています。
出走表
レース結果
野田 なづき選手のInstagram
おなごこのレースの3連単は「28,350円(283.5倍)」という高配当だったよ！
野田 なづき選手の獲得賞金
B級歴は長いものの、年々獲得賞金額を増やし続けている野田 なづき選手。
2022年から年間出走数が200走を超えて、場率もぐんぐん上昇して、1年間で1着を10回前後獲得できるようになっています。
もちろん獲得賞金額も右肩上がりで、特に2021年から2022年にかけては一気に倍近くまで増額していることから、成績も良いことが見て取れます。
| 年度 | 級別 | 賞金女王ランキング | 獲得賞金 |
| 2024年 | B1 | － | － |
| 2023年 | B1 | 圏外 | 14,014,000円 |
| 2022年 | B1 | 圏外 | 11,447,266円 |
| 2021年 | B2→B1 | 圏外 | 6,072,739円 |
| 2020年 | B2 | 圏外 | 6,138,951円 |
| 2019年 | B2 | 圏外 | 427,000円 |
B1級ボートレーサーの平均年収は約1,100万円といわれています。
野田 なづき選手は2021年後期以降ずっとB1級であることから、今回の比較対象はB1級レーサーの平均年収1,100万円とします。
直近3年間のデータから算出した平均年収は、約1,051万円程度。
2021年後期以降はB1級を継続していることを考慮すれば、B1級ボートレーサーの平均金額1,100万円より若干少ない金額くらいで、ほとんど平均額と同じ金額です。
その理由は、B1級が長い期間続いていることと、2024年2月の初優出までの期間、なかなか目覚ましい活躍をできずにいたことです。
ただ、2023年は直近3年間の中では最も多く連に絡んでいるため、そのぶん前年よりも獲得賞金額が250万円以上アップしており、その後の活躍も相まって、デビュー以来最高の獲得賞金額を手にしました。
ちなみに、一般的な20代の社会人女性の平均年収は約329万円とされていますので、野田 なづき選手の平均年収の約1,051万円は約3.2倍の金額に相当します。
直近3年間の平均年収をひと月に換算すると月収が約88万円ですから、一般人とはかけ離れた高収入です。
近年は獲得賞金額が一気に増額しているようで、このままの勢いでいけばA2級への昇級とともに、獲得賞金額が1,500万円を超える日もそう遠くないのではないでしょうか。
野田 なづき選手の過去戦績
| 日付 | レース名 | レース場 | グレード | 戦績・概要 |
| 2019年11月22日 | スポーツニッポン杯 | 唐津 | 一般 | デビュー |
| 2021年1月1日 | 年末年始感謝競走 | 大村 | 一般 | 初勝利 |
| 2024年2月19日 | スポーツニッポン杯 | 唐津 | 一般 | 初優出 |
2019年11月22日に佐賀支部のホームプール・唐津競艇場でデビューを飾ると、2021年1月にはデビューから172走目で初勝利。
そして、デビューから4年2か月後の2024年2月19日には練習を積み重ねた唐津競艇場で悲願の初優出を達成しました。
デビューからずっと優出できず、苦しい期間を耐え続けた野田 なづき選手だからこそ、2024年の年明け初レースの初優出は大きな価値があるわけで、ファンにとっても喜びはひとしおだったはずです。
2022年前期には2.26だった勝率が2024年後期には4.98まで上昇し、あと少しで勝率は5.00台に到達。
この勢いを持続できれば、A級への初昇級も目に見えている状態です。
しかも、野田 なづき選手はデビュー以来1度も勝率を落とすことなく、ここまで成長を重ねてきました。
これは野田 なづき選手のメンタルの強さを物語っており、今はまだB1級ですが、年々成績を上げてきていますので、将来的には初優勝のニュースが聞こえる日もそう遠くないかもしれません。
今後の活躍に期待したいですね。
野田 なづき選手のレディースオールスター出場歴
野田 なづき選手は、2022年から2024年に開催された「G2・レディースオールスター」に3年連続で出場しています。
| 年度 | 開催回数 | 開催場 | 選出順位 | 獲得票数 |
| 2024年 | 第9回大会 | 宮島 | 14位 | 7,728票 |
| 2024年 | 第8回大会 | びわこ | 選出除外 ※事故率0.40以上 | － |
| 2023年 | 第7回大会 | 蒲郡 | 13位 | 6,905票 |
| 2022年 | 第6回大会 | 桐生 | 37位 | 2,658票 |
2024年の第8回大会こそ、先行期間内の事故率が0.40以上だったため選出除外となりましたが、B1級に昇級した2022年以降の大会では、年を重ねるごとに得票数を増やしており、2023年からはトップ15に入るほどの人気を誇っています。
2024年5月に宮島競艇場で開催された「第9回レディースオールスター」では、ファン投票で7,728票を獲得し、14位で出場枠をゲット。
この獲得票数は初めて選出された第6回大会の約3倍近い得票数で、過去最も多い票数を獲得して、出場権を手にしています。
レディースオールスター（LAS）に出場するための条件は、実力や成績に関係なく、ファン投票による得票数が多いこと。
野田 なづき選手のような、目立つ戦歴やタイトルがない、グレードレースで普段は見られないような人気女子レーサーをG2で見ることができる、数少ないチャンスなのです。
ちなみに、2度目の出場を果たした2023年の「第7回 レディースオールスター」では、初日に5コースからの出走で2着と健闘し、G1覇者の田口節子選手にも先着。
その結果、14万円越えの特大万舟券を演出してLASの3連単史上最高配当を記録しました。
レディースオールスターに選出される＝人気の高さがよくわかるエピソードです。
野田 なづき選手の落水事故の詳細は？
野田 なづき選手が事故にあったのは、2022年1月27日。
江戸川競艇場で開催された「一般・ヴィーナスシリーズ・Yes高須クリニック杯」でのできごとでした。
5日目、第2レース・5コースからコンマ07の好スタートを見せましたが、カドからまくる4号艇・高憧 四季選手に追随したところ、2号艇・加藤 奈月選手がやや外側に寄っていった影響で、1マークのターンタイミングが遅れたことにより、3号艇・木村 詳子選手と接触。
バランス崩したところを、江戸川特有の強風に煽られて、ボートが空中で1回転して極寒の水面に叩きつけられる結果に。
すぐに駆け付けた救助艇に救出されましたが、船上でぐったりとして、傍目にもけがを負っていることが明らかな状態での途中帰郷となったため、安否を心配する声が多く聞かれました。
その2日後、自身のX(旧Twitter)で途中帰郷を謝罪しつつ、初の水面の難しさを話したうえで、「膝のケガは骨には異常なく、次の唐津にはぎりぎり間に合いそうです」という言葉どおり、大事には至らなかったものの、大変ショックな出来事でした。
幸い命に別状はなかったものの、事故の大小にかかわらず、無事故で完走してほしいと願うばかりです。
おなご江戸川競艇場はほかの競艇場と違い、
直線でも転覆することがある難しい水面らしいです。
野田 なづき選手の趣味はゴルフ・旅行・ショッピング
野田 なづき選手の趣味はゴルフと旅行とショッピングです。
今は特にゴルフが楽しいようで、休日は家族や同期の冨名腰 桃奈選手や先輩の大山 千広選手、佐賀の若手男子選手とゴルフを通じて交流を図っているそうです。
野田 なづき選手が人気テレビ番組に出演！？
野田 なづき選手は2022年10月16日放送のフジテレビのスポーツバラエティ「ジャンクスポーツ」に出演しています。
この番組は各界の人気選手が集まるトーク番組で、野田なづき選手はボートレーサー代表として「女子アスリートの青春は超濃密スペシャル」に登場。
養成所を『刑務所みたいな所で。毎日、刑務所にいるかと思いながら生活していました。』とコメントしたのち、過酷な競艇の世界について、養成所時代の罰則や男女平等の集団生活など、数々の思い出を赤裸々に披露することで、華々しいだけではない、知られざる競艇選手の苦悩を視聴者に伝えました。
特に「養成所に入所後1～2カ月は水とお茶しか飲めない。」「携帯が持ち込み禁止で1年間使えない」「養成所の公衆電話が土日に3分しか話せないので、親とは手紙で文通をしていた」という体験は反響を呼んだようです。
トーク中に40㎏のモーターを運ぶ訓練姿が映し出されたのですが、表情がすべてを物語っており、普段の可愛い顔とのあまりの違いに、司会の浜田 雅功さんから「なんや、この顔！？」とツッコミが入る場面も。
可愛い顔とトークセンスのギャップが注目を集めて、世間に“野田 なづき”の名前が一気に広まりました。
- 【競艇・ボートレース】ジャンクSPORTSに野田なづきが参戦！！
無知なネコ野田 なづき選手の貴重な制服姿が見られたのは嬉しかった！
野田 なづき選手の出身高校
野田 なづき選手は佐賀県立鹿島実業高等学校（現：鹿島高等学校）を3年生の春に途中退学しています。
入学した、鹿島実業高等学校は佐賀県鹿島市にあった県立高校で、バレーボールの強豪校として知られていましたが、2020年3月末をもって、65年の歴史に幕を下ろしており、現在は鹿島高校と統合して、鹿島高校 大手門学舎と改めています。
「大志・練磨・創造」を校風にかかげ、食品調理科と商業科（商業科は2年次からは商業科と情報処理科にわかれる）が設置されており、偏差値は42～46ほどです。
野田 なづき選手のSNS
野田 なづき選手のファンならレースでのかっこいい姿やプライベート、アイドル級にかわいい野田 なづき選手のオフショットが気になるところですよね。
野田 なづき選手のSNSを調査したところ、InstagramとX(旧Twitter)のアカウントが開設されていることが確認できました。
ほかにも野田 なづき選手ご自身はYouTubeでチャンネル開設はしていませんが、ご自身が登場する動画が数多く投稿されています。
なお、Instagram・X(旧Twitter)ともに「#野田なづき」で検索することで、たくさんの投稿を閲覧することができます。
- Instagram nazu_0719
- X(旧Twitter) @nazu0_719
アカウント名はnazu_0719です。
野田なづき選手は2016年10月からInstagramを開設しており、投稿は64件ありました。
ちなみにフォロワーは3.3万人（2024.8.19現在）を超えて、ますます多くなることが予測されます。
本当に多くのファンに愛されていることがよくわかりますね。
今はX(旧Twitter)よりも、Instagramの方が更新頻度が高いことから、こちらがメインようです。
更新頻度は月に1～2回でそこまで高くないものの、ボートレースに関する内容や、写真集のようにおしゃれなプライベート写真、ファンへのメッセージが多く投稿されており、可愛い野田なづき選手の写真の数々は必見です。
おなごInstagramで1番フォロワーが多いのは師匠の峰 竜太選手の6.3万人。
無知なネコ若手でその半分のユーザーにフォローされているのはすごい！
・X(旧Twitter)
アカウント名は@nazu0_719です。
野田 なづき選手は2019年10月からX（旧Twitter）のアカウントを開設しており、投稿は230件ありました。
フォロワー数がなんと9,300人（2024.8.19現在）を超えているので、その人気のほどがよくわかります！
レースの感想やプライベートに関する内容、トークショーや催し物の告知、同期の活躍を祝うメッセージなどのほか、たくさんの動画も投稿されており、ここでしか見られない写真や動画の数々は見逃せませんよ。
・YouTube
野田 なづき選手はYouTubeチャンネルを作成していませんが、ボートレース公式チャンネルなどで登場動画を見ることができます。
インタビューやトークショー、そのほかにもレース映像など多くの動画が投稿されていましたので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
- ミライクイーン｜野田なづき｜女子レーサー｜ボートレース
- ターンマーク坊やTV Vol.54 野田なづき
- 【Vlog】野田なづき☓休日の過ごし方！（自撮り動画で休日の過ごし方を紹介）
- 【蒲郡】野田なづき選手のインタビューを撮っていたら魚谷香織選手が来て最高になった【勝ガマ】
まとめ
好きな言葉は「人生楽しんだもん勝ち」といいながら、常にファン想いで努力家の野田 なづき選手。
まだ輝かしい優勝歴はありませんが、「推し舟券を買って楽しむボートレースの醍醐味！」を楽しませてくれる存在でもあります。
2024年2月にSports naviのインタビューでA級初昇格に向け前進中の目標を聞かれ、師匠の峰 竜太選手と所属するグループの選手に感謝の気持ちを話したうえで『今は勝率5点台をめざしています。』と語っていたので、“スタート力”という課題はありますが、最強の師匠のもとで競艇界を沸かせる存在へと成長することでしょう。
推し舟券から、本命舟券へ…
たくさんの応援してくれるファンに支えられて『ファンの方々に元気を与えられるレース』を胸に走り続ける、野田 なづき選手のさらなるご活躍を願って、応援し続けたいと思います。
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