2023年になってすぐにちょっと良くない噂が出てきた選手について解説するよ…
なにがあったのさ…
中村亮太選手をご存知でしょうか?
様々な輝かしいエピソードやお騒がせエピソードで世間を賑わせる、良くも悪くも特徴的な選手です。
そんな彼にこの度ちょっと良くない疑惑がかかっています。
本記事では中村亮太選手にかかっている疑惑やこれまでのこと等、中村亮太選手について網羅的に解説しています。
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中村亮太選手に八百長の疑惑【最新の経緯まとめ】
2023年1月8日、現代ビジネスで衝撃的な記事が公開されました。
記事を要約すると以下の通り。
- 売上金額が前後のレースより4000~5000万円多い奇妙なレースがあった。
- 大外6コースから進入の一番実力が低い選手が1着でゴール。
- 1号艇はF2持ちとはいえA1級の選手であるが6着でゴール。
- 3連単「6-3-4」の配当が29,810円。普通なら10万舟でも不思議ではない。
実はこのレース、競艇ファンの間では当初から話題になっていたレースです。
1号艇は期末のF2なんでしょ?だからまぁ着外もあるよね~
何か騒がれてるけど負けたから「八百長だ~」っていうよくあるやつかな…?
みたいな感じで当初は深く考えていなかったのですが、改めて状況を確認すると違和感を感じざるを得ないポイントがいくつか出てきます。
異常に低いオッズ
今回の疑惑の対象レースは2022年10月27日に下関競艇場で行われた一般戦「BTS山口あじすオープン11周年記念」の第10レース目。
出走表をチェックしてみましょう。
枠番 | 級別 | 選手名 |
---|---|---|
1 | A1 | 中村 亮太 |
2 | A1 | 小林 一樹 |
3 | A2 | 渡辺 真至 |
4 | B1 | 大串 重幸 |
5 | A2 | 宮崎 奨 |
6 | B1 | 杉山 勝匡 |
1号艇にA1級の中村亮太選手。
本来ならば、イン逃げの堅いレースになるであろうところですがフライングを2本持っているということで中村選手の評価が下落。そのためイン逃げ以外の舟券も売れている状況。
そして結果は以下の通り。
前述の通り、1号艇がフライング2本持ちだったことを考えるとスタートで攻めるわけにはいきませんし、この結果はあり得ることでしょう。
しかし、注目したいのはそのオッズです。
「6-3-4」が298.1倍…って低すぎない!?
格上である1号艇のA1選手を差し置いて、明らかに実力で劣る6号艇絡みの舟券がめちゃくちゃ売れているということです。
このレースの確定オッズを見てみましょう。
超お金持ちが23456のBOXにぶっこんでいるのかな…?
このように考えることもできなくはないのですが、違和感は締切15分前くらいのオッズを見ると更に深まります。
出走表を見慣れている人ならこの違和感に気づくのではないでしょうか?
一例ですが、6–3–4が76.5倍、同タイミングでの1–3–4は92.5倍とこれほどまでに差がありません。
人気のないレースは締切15分前でも売上が100万円程度ということもよくあります。
オッズは投票比率で決定されるので売れている票の数が少なかった場合、穴党のお金持ちが数十万を遊びで買えばこのようなオッズは作られます。
程度の差はあるにしろ、日常的に見られるともいえるでしょう。
重要なのはこの時点でどれくらいの票が売れていたのか。逆算するとなんと約164,000票。
約1600万円が売れている中でこのオッズを生み出すほどのお金持ち…?
更に、この前後のレースの締切15分前の売上は300万円台でした。
現代ビジネスのインタビューに応じているベテラン記者もこのオッズには首をかしげています。
以下、コメントをそのまま引用します。
「失礼ながら、この6号艇は出走メンバーのなかで最も実力が低い選手。しかも大外6コースの進入です。さらにインの選手が舟券(3着以内)に絡んでいない。普通なら3万円程度の配当で済まないですよ。3連単で10万円ついても驚きません」
引用元:現代ビジネス
実際のレースの様子はこちら。
再生ボタン押してくれれば第10レースの最初から再生されるよ!
果たして選手が着順を操作するためにわざと負けたのか、それとも単にミスがあって大敗を喫したのか。
この点についてはいくら競艇ユーザーが議論しても結論は出ません。
なぜならそれは関係者にしかわからないからです。
しかしオッズという「一般的に公開されている情報」を追うとこのような違和感が出てくるのです。
この件について一般財団法人日本モーターボート競走会の幹部も問題視し、内部で調査が行われているという情報も入っています。
しかし現時点では正式な声明は出ておりません。
続報があり次第、更新していきます!
10レースの舟券売上「約9600万円」
「問題となった10Rの全売上が約9600万円。ひとつ前の9Rが約5100万円。うしろの11Rは約4600万円。10Rだけ売上が倍近くに突出しています。競艇はイン(1号艇)に強い選手が入ると、固いレースということで売上が伸びる傾向にありますが、これほど極端に売れることはない。何十年もボートを取材していますが、ひと目で変だなと思います」
引用元:現代ビジネス
現代ビジネスのインタビューに応じたベテラン記者のお話をそのまま引用しました。
当該レースは重賞などではなく、何もないいわゆる平場(普通の開催)です。
レースの後半になるにつれて売上が伸びていくのは自然なことですが、前後のレースと倍近くの差が出るのは異常と言えます。
意味深なツイートが示唆するのはいじめやパワハラ?
一連の騒動の最中である2023年1月11日、中村亮太選手から意味深なツイートがなされました。
ツイートの内容をそのまま引用します。
長年に渡り受けた選手からの集団によるイジメ…IEJOYHTK
引用元:中村亮太選手のTwitter
それをデビューの時から把握していたのに助けず、一緒なってやっていた関係者
そして助けてくれたAUS
そこにもSOSは届きませんでしたね。
競走会本部で倒れていても自分で119番しろと30分以上も放置されて…
どうも自分は人間として扱ってもらえないみたいです。
辛かった…
もう走りたくない。
俺はファンの人達だけが好きでした。
ありがとう
お迎えかな…さようなら
2023/01/11 4070中村亮太
かなり闇が深そうな内容です…
今回の騒動はまだ疑いがかかっているといった段階ですが、それとは別の新たな疑惑を示唆するような内容が書かれています。
それは競艇界のいじめ・パワハラといったこと。
「もう走りたくない」と言い残し、直後に「ありがとう」と「さようなら」
メンタルがヤバいところまで来ているのが想像できる内容のツイートです。
このツイートに対しての反応
当該ツイートには主に中村亮太選手を励ますようなたくさんのリプライがあります。
お迎えな訳ないって。その苦しみを怒りに変えて、いじめ関係者や競走会を全暴露してめちゃくちゃにしてやれば?自殺するくらいならそっちの方がすっきりするかもよ。
— Z李 🇺🇦 NO WAR 🕊 (@ShinjukuSokai) January 11, 2023
お迎えな訳ないって。その苦しみを怒りに変えて、いじめ関係者や競走会を全暴露してめちゃくちゃにしてやれば?自殺するくらいならそっちの方がすっきりするかもよ。
もう走らへんなら
— 俺(テッペイ君) (@teppeinobaka1) January 11, 2023
一緒に海鮮丼屋やらへん?
俺も中村やし
迎えに行くで!
もう走らへんなら
一緒に海鮮丼屋やらへん?
俺も中村やし
迎えに行くで!
ツイートのアルファベットはイニシャル?
ツイートで明かされたアルファベットがネット上で話題です。
「IEJOYHTK」といったアルファベットは関係者のイニシャルなのでは?と推測されています。
現段階ではあくまで推測の域を出ないお話。続報がありましたら随時更新します。
意味深なツイート後、本人の無事が確認される
下関競艇場のホームページで前日予想を担当している、万舟ハンター野田さんのTwitter上で中村亮太選手の生存が確認された旨のツイートがなされました。
本人からの声明が公表されたわけではありませんが、万舟ハンター野田さんは下関競艇場の関係者であり業界内部とのパイプもあるということで、ひとまずは安心して大丈夫そうです。
斡旋が全て消える
2023年1月11日の時点では、複数の斡旋が確認されていました。
- 2023/1/14~2023/1/18 唐津 マンスリーBOATRACE杯(一般)
- 2023/1/26~2023/1/31 大村 アサヒビールカップ(G3)
- 2023/2/4~2023/2/8 大村 アサヒビールカップ(G3)
しかし翌日の1月12日に予定されていた全ての斡旋が削除されました。
このことから推察されるのは、恐らく中村亮太選手は競走会や選手会といった関係各所との調整をしているのではないかということ。
いずれにせよ命があってよかった…というのが正直な気持ちです。
1/28 中村選手本人がツイート
1/11の意味深なツイート以来初めて中村選手がTwitterを更新。
パワハラ・誹謗中傷・恫喝をやめようといった内容でのツイートで、文章が書きこまれた4枚の画像と共にツイートされています。
以下、添付された画像に書き込まれていた内容です。
※現在、当該アカウントは既に削除されています。
【1枚目の画像】
まず、俺はいまはまだギリギリ生きています。 八百長の事実はありませんでした。
引用元:中村亮太選手Twitter(@BoatRacer_n4070)
佐賀の先輩や後輩のように自殺する度胸もありませんでした。
俺が公正課に言うまで状況も内容も加害者の名前も把握してなかったみたいでした。
選手会は知っていたようです。
俺もその後輩もいまの状態を見せれる感じではありませんし、面会謝絶という感じです。
言葉も話せません。
そっとしてもらいたいです。
先輩の方の御遺体には無数のアザがあったと聞いています。
もうすでにいじめから暴力、脅迫、 強要などの事件に発展しています。
そのうちこの件には警察が入る事になるでしょう。
絶対に揉み消させません!!内部調査が入ればわかる事です。
俺は選手なのでもちろん大半のことは知っています。
もし賛同してもらえる選手がいたら警察に告発して下さい。
次はあなたが追い込まれ殺されます。
この調査が始まれば紺綬褒章を受けた選手は剥奪されるでしょう。
レース後は感情的になるのはわかります。
みた感じレースは普通です。
たまたま事象が出たから違反なだけ。
その後がいつも悪い。
いつもしてるから自覚してないけど、相手が恐怖を感じたらそれはパワハラ。
プライドもあるかもしれんがしっかりと謝れ。
コンプライアンスの次元を超えてます。
俺もされた事がありますから。
今回の、八百長の疑惑は調査があり、もちろん無実の判定ですし、レースに関してもしっかり最善のレースだと思います。
スタートも0.14をよく行けたなと… あれをわざと負けてるなんて言う目の超えたファンはいませんよね?
気になるようであれば競走会に聞いてみては?濁すかもしれませんが…
補足するならば【期末で事故点オーバー・事故率ギリギリ・出走回数足らずF2の状態です。】
他で騒がれている先輩の件も無実で茶番な気がします。 証拠があるなら早く出せよっ
中村選手本人から「ギリギリ生きている」ということと「八百長の事実はない」ということが語られています。
【2枚目の画像】
ファンには信頼してボートレースを楽しんで頂けたらと思います。
引用元:中村亮太選手Twitter(@BoatRacer_n4070)
西川元選手の八百長の件だけで他にボートレースに八百長なんてありませんし、もししようとすれば明らかに変な動きのレースになります。
前検日にある尼崎の訓練のようです。
選手はボートに乗る事が好きでそれが生きがいです。
それによって家族を守れてます。
ファンは負けるとギャンブルなので何かのせいにしたいのはわかります。
パチンコで遠隔操作されてるなんて言うのも同じ事です。
下関が終わってから常に死を意識して過ごしていました。
博多で殺害された女性や幼くしてなくなった子供に命をあげれるならあげたい。
身代わりになれたらどれだけこの命が無駄にならないだろうかと。
いまは命があり、ファンの皆さんには感謝しています。
こんなに身に覚えのない八百長を疑われている俺にはもったいないくらいの優しいコメントをありがとございました。
しかし考えて下さい。
ただし「八百長をしてない証拠を出せないと八百長だ。」と言われても難しいです。
選手はみんな単純にファンのためでなく、家族のために走ってます。
それがファンの方の賭けの対象になってるわけです。
選手はファンに当てやすく走ってるわけじゃないですよ!
そもそも人間なので体調が悪かったり、離婚中だったりすると力を出せませんし、楽しい事があれば成績は良いです。
選手も何着になるなんてわかりませんよ。
ギャンブルと投資は自己責任です。
選手はボートに乗るのが生きがいなので八百長なんてしないし、様々な要因によって力を出せないことがあるといったことが語られています。
【3枚目の画像】
12/23
引用元:中村亮太選手Twitter(@BoatRacer_n4070)
3回目に六本木の競走会本部で公正課で部長が指示した課長とその部下から犯罪者扱いされて暴力を受け、 救急車で広尾病院に救急搬送されました。
2回目も足を引きずり、ふらふらで飛行機にも間に合わせてもらえずで。
もし無実であるなら録音の提出と監視カメラ
上司MとしていたLINEの内容を警察に提出ください。
その場には警察のOBの方もいたのでその方2人が救急車を呼んでくれていました。
ありがとうございました。
俺は携帯を没収されていて、 かけたくてもできず、課長が投げるように持ってきて 「自分でかけろと言い放ちました。」
OBの方が助けてくれるまで雪の中、 暖房を消されていた部屋で倒れても意識も朦朧としてました。
それが30分以上の出来事です。
これは警察に相談途中の状態ですが、 捜査が入るでしょう。
現在、まったく謝罪も反省の言葉もありません。
課長さん、部長さん、今回はあえて名前は出しませんが犯罪ですよ!
もし競走会で組んでやっていたのならさらに問題です。
これが事実です。録音も残ってますので正直に話して下さい!
12/23にあった競走会本部での出来事について語られています。暴力沙汰だったらしく、中村選手はその際の録音といった証拠を所持しているとのことです。
【4枚目の画像】
今後は選手の方も警察に告発しますが、選手も競走会の職員もまずはしっかりと文書で謝るのが一般常識ですができませんか?
引用元:中村亮太選手Twitter(@BoatRacer_n4070)
反省しているのが感じれれば、 業界内でのいざこざはこれで終わらせたいと思ってます。
これも長年の事なので調査すればわかります。
1600人の選手が口裏を合わせれるなら別ですが無理ですよ。
ファンの方々からしたら迷惑な話ですよね! 本当にすみません。
今後のSNSやYouTube誹謗中傷は弁護士に任せますので内容には注意下さい!
ファンキーターンのYouTubeと今回記事にした記者も許さない! 早急に削除と謝罪を求む。
業界の闇について謝罪や対応を求めています。さらには誹謗中傷に対して法的措置も辞さないといったことが語られています。
要約すると、以下の内容です。
- 中村選手はギリギリ生きている
- 八百長の事実は無い
- しかし「八百長をしていない証拠」を出すことは難しい
- 競走会本部で暴力を受けた事実がある(証拠もある)
- 今後の誹謗中傷には法的措置も辞さない
さらに同日付けで新たなツイートがありました。
現代ビジネスに掲載された記事への反論といったところ。
以下、画像内のテキストについて引用します。
この現代ビジネスの欠端記者は、あたかも俺が不正を認めたって言ってますが一切認めてませんよ。
引用元:中村亮太選手Twitter(@BoatRacer_n4070)
内容はすべて録音されてるので、どんな取材をしたらそんな内容になるのか…
聞いた話ではいろんな週刊誌に断られてやって現代ビジネスだけが載せてくれたので張り切ってウソを
書いちゃったのかな?
競走会の隠蔽体質を明らかにしたいって事だろうけど、結局は載せてもらってお金もらうんでしょ?
全部話してやるからウソなんて書かずにジャーナリストなら言葉で勝負しなよ。
もう被害届は出してるから捕まるよ!
それと勝手にTwitterの内容を載せたりしてさ…ちゃんと許可取ろうよ。
違法なのはわかってるはずでしょ。確証もないのに名指しで掲載するしさ、めちゃくちゃだね。
欠端大林だっけ?
次載せたら現代ビジネスにも迷惑かける事になりますよ!
警告します!!
現代ビジネスも即刻の掲載の削除と回収を求めます。
現代ビジネス掲載の記事には虚偽の記載があり、既に被害届を出しているとのこと。
さらに現代ビジネスに掲載の削除を求めています。
一連のツイートに対してのTwitter上での反応は、擁護をするスタンスや八百長の話をぼかさないで欲しいといったようなスタンスと様々です。
記事の後編に八百長グループは競艇にあまり詳しくないから資金配分もせずBOXで買ったとあります。最低6人+選手、数千万の金が動くのにろくに調べもせんで八百長仕組むやつおる?とりがみもあるようなずさんな段取りでやる?ましてや選手生命かける価値あるか?
— 雅 boatrace (@boatrac72047262) January 28, 2023
俺は中村選手を信じてる
八百長の話を逸らさず話してください。
— はっなー 1 (@fMmfdFNfLqvosDD) January 28, 2023
オールスターファン投票不正もあったし、、、今回もあの記事が細かすぎる。
逸らすネタが他人の事ばっかりで見苦しいです。
1/28公開 現代ビジネスの記事
中村選手がツイートする一方、現代ビジネスでは衝撃的な記事が公開されました。
公開されたのは4つの記事。内容を要約すると以下の通りです。
【記事①】
【競艇界の闇】「お迎えかな…さようなら」不正が疑われるA1ボートレーサーがついに沈黙を破った
- 1/8公開の記事内に登場した「選手A」は中村選手であったこと
- 現在、中村選手は競艇場側から「斡旋拒否」をされている状態(拒否期間は2023年末)
- 「6人の犯行グループ」の存在が明らかに
【記事②】
【内部資料入手】「競艇八百長で大儲け」した6人組グループの手口をいま明らかにする
- 競走会は2022年10月27日に下関、平和島、唐津の各競艇場で異常投票を検知
- 払戻を受け取りに来た際の監視カメラに映った犯行グループを見せられ、中村選手は関係性を追求された?
- 中村選手は犯行グループの一人との関係性を認めた
【記事③】
【競艇界の5000万円事件】八百長集団の「完全犯罪」が崩れ去った「致命的なミス」とは
- 犯行グループの舟券購入方法がリスキーであった理由
- 2020年に起こった西川元選手の八百長事件と今回の件の違い
- 犯行グループが日頃から舟券を買わない「競艇素人」だとすると中村選手に常習的な不正があったとは考えにくい
【記事④】
ボートレース界が恐れる「八百長ドミノ」発覚が目前に迫る「決定的な理由」
- 競走会の隠ぺい体質の実態
- 競走会は今回の件を調査はしているが、「八百長を外部に露呈させない」ために動いているのでは?
- 中村選手は八百長と犯行グループとの関係性を自ら語るべきである
1/8の記事では「選手A」とされていた選手が中村選手であることを明言しました。
さらには6人の犯行グループの存在について言及、その中のメンバーと関わりがあったことを中村選手本人が認めたと書いてあります。
そして競艇界には「八百長ドミノ」と言えるほどたくさん八百長があることを示唆しています。
もしこれが全て事実だとしたら、年々利用者が増える競艇界を根底から揺るがす大事件と言えるでしょう。
中村選手本人は前述のツイート通り「八百長の事実はありませんでした」としています。
一方、現代ビジネスでは犯行グループとの繋がりを示したうえで「八百長の事実はあった」としています。
現状ではお互いの主張が真っ向から対立している形となっているのです。
競艇ファンとしては八百長なんてあって欲しいはずがありません。
拡大的に考えれば、競艇が好きになったレースも胸が熱くなったレースも実は八百長だったのでは…?と考えることもできます。
しかしながら、そんな悲しいことはありません。競艇ファンとして、八百長が無かったことを祈るばかりですが、翌1/29に現代ビジネスのライターさんが衝撃のツイートをしました。
現代ビジネスのライターのツイート
現代ビジネスで中村選手に関する一連の記事を書いたライターさんである欠端大林(かけはたひろき)氏が衝撃のツイートをしました。
以下、ツイート本文を引用します。
記事が出たから斡旋拒否されたのではなく、斡旋拒否が決まったので記事になった。そもそも「無実の判定」なら施行者から拒否されないでしょ。競走会が全施協に斡旋拒否を要請した理由がまったくのウソなら、競走会に抗議されては?
引用元:欠端大林氏Twitter(@kakehatahiroki)
1日前の中村亮太選手がツイートした内容への反論とも取れる内容です。
ツイートには1枚の画像が添付されておりました。
以下、画像内の文章を一部引用します。
あっせん拒否理由
◆2022年10月27日 下関10Rにおいて、 下関本場、 平和島、 唐津における異常投票と疑われる事象が発生した。
引用元:欠端大林氏Twitter(@kakehatahiroki)
◆当該レースの結果は、 1号艇中村亮太選手が6着になり、 6-3-4 298.1倍の高配当であり、異常投票を行った者が多額を利益を上げていた。
◆当該事象において、 競走会が中村亮太選手に事情聴取を行ったところ、下関本場において異常投票を行った者1名との交際を認めた。
「施行者あっせん拒否について」がタイトルとなっている画像であり、右上には「Motorboat Racing Association」の文字。
「Motorboat Racing Association」とは「日本モーターボート競走会」のこと。
競走会とも呼ばれ、選手の登録や斡旋、審判や検査等の競技における関係事務を担当している組織です。かなりざっくり言うと「競艇レースを運営している組織」のこと。
そういったの名前入りの画像ですが、そこには「下関本場において異常投票を行った者1名との交際を認めた。」とあります。
1/28に中村選手は「この現代ビジネスの欠端記者は、あたかも俺が不正を認めたって言ってますが一切認めてませんよ。」ツイートしました。
お互いの主張は食い違いかなりカオスな状態になってまいりました、真相はどこにあるのか…。
続報があり次第、随時更新します!
【2023/4/7引退】公式プロフィールが削除される
突然、ボートレースの公式サイトから中村亮太選手のプロフィールが削除されました。
公式的な声明が出されたわけではありませんが、これで中村亮太選手は事実上の引退ということになります。
様々な疑惑は闇に葬られるのか…競艇ファンとしては何かしらの声明が発表されることを願うばかりです…
中村亮太選手の基本情報
名前 | 中村 亮太 (なかむら りょうた) |
生年月日 | 1980年11月25日 |
身長 | 158cm |
体重 | 54kg |
血液型 | O型 |
出身地 | 長崎県長崎市 |
登録番号 | 4070 |
所属支部 | 長崎 |
登録期 | 86期 |
級別 | A1級 |
中村亮太選手は級別の最高ランク「A1」に在籍する優秀なレーサーです。
最大の特徴は良くも悪くも「個性」にあるでしょう。
唯一無二のスタイルを確立した一方で、軽率ともいえる行動で世間から非難されることも。
周りとは一味違う感性が逆効果になっちゃってる印象があるね…
中村亮太選手の基本的な情報をみていきましょう!
中村亮太選手がボートレーサーを目指したきっかけ
きっかけは、友達に勧められたことと漫画「モンキーターン」を読んだことだそうです。
「モンキーターン」とは…
- 週刊少年サンデーにて1996年から2005年まで連載。単行本は全30巻。
- アニメは2004年1月から12月まで放送
- 主人公の「波多野憲二」のモデルは濱野谷憲吾選手
現代の競艇のルールとは少々異なる点もありますが、今でも競艇漫画の金字塔として知られる名作マンガです。
後述しますが、モンキーターンの主人公のライバルが作中で一世を風靡した「洞口スペシャル」にヒントを得て「亮太スペシャル」を開発しています。
モンキーターンの影響力恐るべし…
中村亮太選手の師匠は現在調査中
中村亮太選手の師匠に関する情報は現在調査中です。判明しましたら更新します!
中村亮太選手の弟子は現在調査中
中村亮太選手の弟子に関する情報は現在調査中です。判明しましたら更新します!
弟子を取らない選手もいるからそもそもいない可能性もあるかもね。
中村亮太選手の同期選手
中村亮太選手の同期選手は優秀な選手が豊富です。
- 萩原秀人選手
- 吉田俊彦選手
- 柳沢一選手
上記3名は現在A1級で活躍している選手たち。
実力者揃いの86期といえるでしょう。
中村亮太選手の2022年の成績
出走回数 | 91回 | フライング回数 | 2回 |
勝率 | 6.44 | 優出回数 | 5回 |
能力指数 | 54 | 優勝回数 | 1回 |
2連対率 | 47.20% | 1着 | 28回(30.8%) |
3連対率 | 62.63% | 2着 | 15回(16.5%) |
平均スタートタイミング | 0.14 | 3着 | 14回(15.4%) |
ご覧の通り素晴らしい成績です。
個人的な感想ですが、2022年夏までは本来の走りが出来ていたと思います。
しかし夏以降は「えっ…このレースでまけちゃうの…?」ということが増えたと感じています。
難しいレースだったとはいえ、福岡G1でも実力が発揮できていなかったことも記憶に新しいです。
最近の報道を見ると、メンタル面でかなり追い詰められていた可能性も考えられるかと思います。
中村亮太選手の主な戦績
年月日 | 会場 | 出来事 |
---|---|---|
2000年5月20日 | 大村 | 初勝利 |
2004年1月7日 | 福岡 | 初優勝 (福岡競艇場:新春開運特選レース) |
2006年5月23日 | 戸田 | SG初出場 (笹川賞) |
2012年10月 | 大村 | GII初優勝 (第16回モーターボート誕生祭) |
SG・G1のタイトルはまだ獲得していませんが、G2のタイトルをゲットしています。
【2017年から2022年】中村亮太選手の獲得賞金
獲得賞金は2017年に約3297万円を記録。
しかしそれ以降は2022年まで賞金ランキング圏外になっています。
年によって違いますが、3000万を下回る賞金額で推移しているといえるでしょう。
中村亮太選手のレーススタイル
レーススタイルの特徴は以下の通り。
- 1コースからの逃げが得意
- 3コースからの勝率も高い
- 外寄りの艇番になった際にはイン寄りのコースに入ってくる
- 一般戦であれば優勝候補の一角と言える
ただ前述の通り、2022年後半は精彩を欠く走りが目立ちました。
メンタル面がその原因だったかは断定できませんが、多かれ少なかれ何か影響はあったのではないかと思います。
中村亮太選手の特徴的なターン「シャドウモンキーターン」
「モンキーターン」や「スコーピオンターン」といったターンに次ぐ、新たなターンを中村亮太選手は開発しています。
その名も「シャドウモンキーターン」
本人が語ったシャドウモンキーターンの特徴とメリットは以下の通り。
【特徴】
- 基本的には2~4コースからの外をけん制するターン
- ターンの手前でパッと立ち上がり、そのままモンキーターンの態勢に入って旋回
【メリット】
- 自分を見た人へのけん制
- まくるか差すかの迷彩
- 自分のタイミングで旋回できる
他の選手への反応は、中村選手曰く「めちゃくちゃ上手い選手ほどひっかかる」とのこと。
特に2・4コースでの効果は絶大みたいです。
このアイデアを先輩の原田幸哉選手も絶賛していました。
「やっぱり斬新だし、誰も考えてないことを常に考えて実践することはすごい。そういう姿勢は若い選手にとってもいい見本になると思う」
引用元:サンスポZBAT!ボート
既存の技術から新たなものを生み出せる正にアイデアマンですね!
中村亮太選手は天才?問題児?
中村選手の特徴は良くも悪くも「個性」ですが、それがわかるいくつかのエピソードを紹介します。
デビューから半年でB1級に昇格
中村亮太選手はデビュー2走目で初勝利をあげ、わずか半年でB1級に昇格しています。
同期選手の中でも相当な実力を持っていたことがわかるエピソードです。
「亮太スペシャル」を開発
中村亮太選手は漫画「モンキーターン」がきっかけで競艇選手になりましたが、その漫画からヒントを得て「亮太スペシャル」というオリジナルのペラを作っています。
ペラの両翼をカットしたもので、これが功を奏し第33回笹川賞に出場。その名を全国区にしています。
ちなみに今は持ちペラ制が廃止されているので亮太スペシャルを使って走る現場を見ることは出来ません。
マークシート事件
2013年2月3日大村競艇場で行われた「第40回笹川賞競走」のファン投票イベントにお手伝いとして参加しました。
イベントが行われている最中に、専用マークシートの自分の名前の欄にマークしてからお客さんに配布するという行為がありました。
これが原因でファンから会場へクレームが入り、ネット上でも批判が頻出しました。
これを重くみた関係各所は以下の処罰を中村亮太選手に科しました。
- 日本モーターボート競走会:12ヶ月の出場停止処分
- 日本モーターボート選手会:12ヶ月の自粛欠場勧告
しかもこれに加えて未消化のフライング休みがあったので、約2年ちょいの休みになりました…
もしかしたら軽い冗談のつもりだったのかもしれませんが、これは軽率であったと言わざるを得ません。
ちなみに復帰戦では優出3着。やはり実力は本物なんですよね…
コロナ禍持続化給付金不正受給問題
コロナ禍によって影響を受けた個人事業主を支援するための「持続化給付金」
給付対象になっていない競艇選手が受給していたというニュースは記憶に新しいですよね。
不正受給問題の対象者はなんと215名にものぼったのですが、中村亮太選手もそのひとりでした。
この件について中村亮太選手は謝罪しているんだけど、その時の言葉をそのまま掲載します。
今回の給付金の不適切受給の件すみませんでした。
引用元:中村亮太選手のTwitter
税理士の方に聞いた上で申請したとはいえ申し訳なく思っています。この場を借りて笹川賞のマークシートの件も謝罪させて頂きたいと思います。5月からUberEatsに登録して活動しています☔収益は全額寄付させていただきます。
大変申し訳ありませんでした!
※現在、当該ツイートは削除されています。
きちんと謝罪したしこれで禊は済んだか…と思われたのですが、これが原因で更なる炎上を招いてしまったのでした…
SGジャンパーを着てUberEatsで宅配?
なんとSGジャンパーを着てUberEatsの配達をしている様子を撮影し、それで頭を下げた写真をツイート。
これにはTwitter上で批判が集中。
本人は全然そんなつもりなかったのかもしれないけど…反省してないって思われても仕方ないかもね…
中村亮太選手のTwitter
中村亮太選手はTwitterをやっています。
- Twitter:@BoatRacer_n4070
1月11日現在、ただひとつのツイートを除いて今までのツイートが削除されています。
唯一残されたツイートはこちら。
内容的にかなり重いもの。コメント欄には様々な反応が寄せられています。
コメント
コメント一覧 (4件)
色々やらかしてる中村くんだけど変なこと考えないといいんだけど。。。
精神状態が心配だな
斡旋なくなったね
これはいよいよか…?
中村亮太!!応援してる!!ブイブイ走る唯一無二のボートレーサーだ!待ってる!!!!