競艇で勝ちたいならチルトの勉強をしろって言われたんだけど、チルトってなに?
チルトはモーターをボートに取り付けるときの角度のことさ。
競艇の直前情報を見ると「チルト」ってあるよな。チルト+0.5とか書いてあっても、正直何がなんだかわからないもんだ。
チルトはボートの伸びを良くするために重要な要素なわけで、チルトを覚えるだけで予想の幅が大きく広がるぞ!
今回はそんな競艇のチルトについて詳しく解説していくぜ。
この記事を読めば・・・
- 競艇のチルトについて分かる
- チルトがレースに与える影響が分かる
- 実際にチルトを上げるとどうなるか分かる
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競艇のチルトってどんなもの?
「チルト角ってなんやねん!!」
初心者にとって、出走表に記載されてるチルト角ってなんだか分からないものだよな。
競艇のチルト角とは、モーターを船に取り付ける角度のことを指すぜ。
このチルト角は、レースや予想に影響を与える要素だ。
チルト角について詳しく解説していくから見てってくれよな!
チルト角を上げている場合のメリット・デメリット
チルト角を上げることによるメリットとデメリットをここで解説していくぜ。
メリット
チルトの角度を上げることで、水面との抵抗が少ない分ストレートでの出足が良くなるからスタートが決まりやすくなることがメリットだ。
スピード。それはパワーだ。パワーは全てを解決してくれる。
上手くスタートを決めることができれば、ターンマークでのまくりが決まって先頭に出ることも可能になる。
スピードに全振りしてる選手にとって、チルト角度が上がっているのは勝負に出てるってことなんだぜ。
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デメリット
チルト角が上がっていることのデメリットは、スピードに全振りしているからこそターンで外側に大きく膨らんでしまうことがあるってことだ。
これでインから差されちまうと、一気に順位が変わることもあるから諸刃の剣ともいえる荒業だな。
チルト角度が高い選手は、初速が弱くて助走をつけないとトップスピードに辿り着けないから、ターンする際の安定性が保たれなくなるっていうのもデメリットの一つだぞ。
チルトを下げている場合のメリット・デメリット
次はチルト角が下がっているときのデメリットだ!
メリット
チルト角を下げると、モーターと水面の触れる面積が大きくなるから初速が良い安定したターンがしやすくなるぞ。
チルト角高めが「スピード」に特化していて、チルト角低めは「コーナー」に特化しているってことだ。
最近の競艇ではターンを重視しているレースが多いから、グレードが高ければ高いほどチルト角度が低い選手が多い。
G2以上の大きなレースではスピードよりもターンの性能が重視されていて、ターンの性能を上げるための調整をしているんだ。
その理由は、狭いコースとかなら安定性が良いしインを差しやすいモーターが有利だからだな。
難水面の競艇場ではチルト角が-0.5度の選手がほとんどで、チルトを上げてレースに臨んている選手はほとんどいないと言っても過言ではない。
最高速を犠牲にしてでも、ターンで勝負をするのが現在の主流といえるな。
デメリット
チルト角を下げるデメリットは、水との抵抗力が大きくなるから直線でスピードが出づらくなっているんだ。
つまり、トップスピードに達するまでが長くなってしまうってことだな。
チルト角度が高い選手がすげえ勢いでまくりに来てる場合、ターンでまくられてしまう可能性がある。
基本的には安定しているが、チルト角度が高い選手がライバルにいる場合は要注意だぜ。
最大のチルト角度
最大と呼ばれているチルト角は3度だ。
・・・3度だぜ??1度でも高いって言われてるのに3倍はヤバすぎるよな。
チルト角3度は、もはやマジで勝負に出てるともいえるな。
コーナーのアウトから思いっきりまくりに勝負をかけられるこの調整は、いい意味で狂ってるぜ。
全速のターンからまくりを狙う選手のことを「アウト屋」っていうんだけど、万舟に手が届くアウト屋はファンから人気なんだ。
チルトの角度を大幅に上げるっていうのは、もはや一撃必殺と言っても過言ではないんだけどその反面乗りこなすのがかなり難しい。
A1級のベテランレーサーですら、チルト角度1度でも手に余るレベル。それを3度にするっていうのはかなりヤバいってことが分かるよな。
競艇場によって角度の調整幅が違う
チルト角は競艇場によって調整の幅が決められているんだ。
というのも、競艇場によってはコースが狭いなどの様々な特徴があるから、事故の防止や選手の安全確保を目的にチルト角度を制限しているコースもある。
表にまとめたから、これを確認してくれ。
競艇場 | チルト角度 |
---|---|
唐津・芦屋・下関 宮島・児島・丸亀 鳴門・三国・津 常滑・蒲郡・浜名湖 多摩川・平和島・尼崎 | -0.5~+3.0度 |
徳山・江戸川・大村 福岡・若松・住之江 びわこ・桐生 | -0.5~+2.0度 |
戸田 | -0.5~0.5度 |
調整幅がそれぞれ違うのはナゼ?
さっきも軽く触れたけど、調整幅がそれぞれ違うのは事故の防止や安全確保のためだ。
これをもうちょっとかみ砕いてみよう!
まず前提として、競艇場はそれぞれの広さが違うし水面の質も全然違う。
例を挙げると、戸田競艇場のコースの幅は全国で1番狭いとかな。
普通に進行してるレースでさえ、艇が1マークを回った後に対岸ギリギリで走ることもあるんだけどもしも水面によって弾かれたり流されたしたら、艇が対岸に突っ込むという事故を起こしてしまう。
チルト角は上がれば上がるほど、ボートは不安定になるから転覆や事故が起きないように競艇場ごとにチルト角度の調整幅が決められているんだ。
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現在主流とされているチルト角
基本的に今の競艇界では、チルト角を上げるよりも-0.5の方が有利だと考えられているようだ。
そのため9割の選手は-0.5でレースに挑んでるぜ。
チルト角度が0な人はその中でも1割と言われていて、更にそれ以上に高いチルト角の選手は1節で一人いればいいかくらいの割合でレアな角度だ。
競艇はスピードも大事だが、コーナーでの攻めも重要になってくるからチルト角を下げてる選手が多いと言えるな。
出走表を見たときにチルト角が高い選手は要注意だ。まくりを狙ってくる可能性があるから、予想をする際にはここも加味しよう。
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驚異の破壊力!チルト3度のレース
やっぱり実際にチルト3度のレース見てみないとわからないよな。
ということでYoutubeにチルト3度で爆走する動画を見つけてきたから、みんなに紹介していくぜ!
チルト3度の被害者峰竜太
あの峰選手とアウト屋の菅選手が出走してる宮島競艇場でのレース。
6号艇が菅選手なんだが、伸びが半端じゃないのが分かるよな。
ターンが難しいと言われるチルト3度で、菅選手は1周目第2マークで見事に小回りなターンを成功させている。
その後2号艇と競り合いになるが、小回りの利くターンと伸びで2号艇を圧倒。5-1-6の着順でゴールした。
このレースのオッズかなり高くてびびっちゃうよ。
なんだよ342.4倍ってよ。
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ミスターチルト3度
平和島競艇場でのレース。
阿波選手は6カドなんだけど、そのスピードと1マークでのアウトから豪快なまくりを見ると体が震えてしまうよな。
あと実況のテンションの高さが半端じゃない。
何度見ても思うけどスピードがマジでレベル違う。他の艇置いてけぼりにしてるの恐ろしすぎるよミスターチルト3度。
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チルト3度オンボード映像
最後に、チルト3度で有名な阿波選手のオンボード映像でその速さを目に焼き付けてみよう。
競艇って外からしか見ることないから、いざオンボードで見ると恐ろしい速さだなと痛感させられる。
それも増してやチルト3度の阿波選手のオンボードカメラだ。
こんなジャジャ馬になってるボートを操縦するのはもはや才能とも言える。
怖くねえのかなこの速度。
チルト角度ごとにポイントを押さえよう
それじゃあ、チルト角度ごとで見ておきたいポイントをチェックしていこう。
予想をする時に役立つから、しっかり覚えておいてくれよな!
まくり狙いの選手はチルトを上げる
さっきから何回か解説してるけど、まくりを狙いにくる選手はチルトが角度が高いんだ。
その理由はマジで簡単。ターンと安定性を捨てた捨て身のスピードタイプだからだ。
アウトコースの4~6コースの選手がチルト角を上げていたら、まくりを狙いに来てる可能性が大だから気を付けよう。
1.0以上は1着狙いか着外の傾向アリ
1.0以上チルトについては、かなり不安定になるから極端に考えてもいい。
「1着」か「着外」の2つが濃厚であると考えるのがベストだな。
チルトが0度ならターンと伸びのバランスがいいんだけど、1.0以上にもなるとターンがかなり難しくなってくる。
スタートの直後でイン側の選手をまくれなければ、1マークで順位が吹っ飛ぶこともざらにあるからな・・・。
予想をする時には、もしも不安があるんだったらチルトを上げてる選手の舟券は買わないってやり方にすると安全策が取れる。
ただ、チルトが3度の選手はもはや規格外だから大穴として考えてみるのもいいかもしれない。上手くいけば万舟を狙うことだってできるぜ。
チルトが3度の選手は従来の調整や運転とは全く違うテクニックが必要になるから着外の可能性も大幅に高くなるぞ。
しっかりポイントを踏まえて予想しよう。お兄さんとの約束だ。
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チルト角度が高い選手たち
チルト0度ですら1割程度しかいないのに、3度にしてる選手が意外にもいたりするぞ。
彼らが関わる舟券は万舟が出る可能性もあるから、しっかり覚えておこう!
阿波勝哉選手
阿波選手は、チルト3度の申し子と言っても過言ではないな。
3度で勝負するスタイルは彼が発端と考えてもいいだろう。
そんな阿波選手の得意技は、言わずもがな「まくり」だ。
チルト角度を最大に上げてスピードに全振りしている阿波選手の姿に度肝を抜かれた人も多いんじゃないかな。
アウト屋=阿波勝哉。阿波勝哉=アウト屋。
まさにアウトコースからまくるために生まれてきたんじゃないのかって錯覚するほどのアウトに特化した選手だ。
そんな阿波選手はスピードに全振りしたことが原因で何度もフライングに苦しめられたようだ。そりゃそうだよな。
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倉田茂将選手
チルト2度で勝負をしかけることもある倉田選手。
彼は初デビューから88走目で6コースからのまくりを決めるという、新人の頃からアウト屋の素質があった選手ともいえる。
しかも、あのめちゃめちゃ荒れやすいことで有名な江戸川でそれをやってのけるという豪快な勝利を飾っている。
コースによっては-0.5にもしているので、きちんと使い分けながらレースに臨んでるみたいだな。
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伏田裕隆選手
伏田選手はチルト3度の使い手とも呼ばれており、アウトコースからのまくりを狙う「アウト屋」の一人だ。
令和3年8月9日多摩川12Rでは、6コースから大胆にまくりを決めた。
そんな伏田選手はもともと体育の先生だったらしい。
思えば体育の先生って思い切りのいい先生多かったような気がするな。
チルト角度が極端に高いのは思い切りの良さもあるのかな・・・。
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山本兼士選手
山本選手はチルト角-0.5度や0.0度のベーシックな調整をするが、時には1.5度というかなり高いチルト角度で勝負するときがある。
更に高いときでは、チルト2度で勝負することもあるようだ。彼もアウト屋の一人ということが分かるな。
菅章哉選手
菅選手は訓練生時代に自身を「劣等生」と語るくらいに成績が悪かったらしい。
デビュー戦では2走目にしてまさかのフライング。
菅選手は初勝利するまでにフライングを2本持ちするという大型新人だったようだ。
そんな菅選手のスタイルは枠順に合わせたチルト角を調整し、アウトからまくりを狙いに行くスタイルのアウト屋。
6枠に入ったときはチルト角が最大らしく、とある選手曰く6コースの菅選手はかなり脅威だと考えていたらしい。
それだけチルト3度でのまくりが上手いってことなんだろうな。
化け物じみたマシンを操縦するその気概に惚れ惚れしちまうよ。
藤山翔太選手
藤山選手は他の選手とは違ってチルト角で勝負するというよりかは、プロペラの調整で伸びを引き出しているようだ。
得意な戦法は2コースからのまくり。彼はアウト屋ではないが、とにかくまくることに命を賭けている。
そんな藤山選手は相手が強ければ強いほどワクワクする孫悟空タイプだ。
普通は相手が強ければ強いほどちょっと不安になるのに、強ければ強いだけ好戦的になるってかなり強気だよな。
高田ひかる選手
女性代表のまくり屋って言ったら、やっぱり高田選手を推していきたい。
アウトコースから豪快にまくっていく姿は、もはや感動すら覚える。
一番驚くのは、高田選手に影響を与えたのはさっきも解説した藤山選手なんだ。
彼女もチルト角はそこまで上げず、上げたとしても0.5度までしか上げない。
それなのに一気にまくりにいけるのは、プロペラの調節で伸びをよくしてると考えてもいいな!
今後も期待していきたい女性レーサーだ。彼女が出るレースは見逃せない。
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