本番前に一回走るやつあるじゃん?あれって見といたら予想するときに何かプラスになるの?
展示のことか、展示から得られる情報は多いぞ。
- 「展示ってどうやって見ればいいんだ・・・」
- 「展示のデータが何を意味してるのか全然わかんない!!」
なんてお悩みの方も多いのではないでしょうか?
筆者も最初は展示のデータや展示航走が何を意味してるのか全然わからずにオッズを見て舟券を買っていました。
ですが展示航走の見方やデータをしっかりと分析することで、圧倒的に予想に差が出るんです!
今回はそんな展示の見方を誰にでも分かりやすく解説していきます。
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競艇の展示航走ってどんなもの?
競艇における展示航走とは、いわばリハーサルのようなものです。
本番の前に選手がスタートやコース取りを練習することで、予想する際の重要なデータになります。
予想をする際に重要なことは出走表のデータを見てスタート展示の情報を組み合わせることです。
展示航走は以下のような流れで行われています。
- スタート展示
- 周回展示(2周)
- 展示タイムの測定
レース前にこの3つが行われているので、それぞれしっかり見ておきましょう!
スタート展示では、モーターの行き足や進入隊形、スタートタイミングに着目しましょう。
特に最初のスタート展示はモーターの行き足をしっかりチェックしておきたいところですね。
周回展示では選手のボートの乗り心地や、ターンの回り足などを確認することができます。
回り足が良ければターンで主導権を握りやすいので、周回展示の際は要チェックのポイントです。
展示タイムではモーターの伸び足、すなわち最高速に達する伸びをチェックしましょう。
展示航走は基本的にはモーターの強さを見ることがメインだな。
モーターの強さはダイレクトにレース結果に影響を与えやすいもの。
モーターが良ければ、ルーキーだったり階級が下の選手でも1着を取ることもあるので、予想をする際にはモーターに注視するのが良いでしょう。
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それでは、上記で簡単に触れたスタート展示の流れについて詳しく解説していきます。
スタート展示の流れ
スタート展示がどのように開始されるかについては、以下の3つのステップを踏みます。
それぞれ見ていきましょう!
ピットアウト
レースに出走する選手は、展示ピットの艇に乗り込んだ後にエンジン始動信号を待ちます。
エンジン始動信号の合図とともにエンジンが始動、出走信号が点灯後にピットアウトし小回り防止部位を目指して一斉に出走。
この際ピット離れが良くなかった場合は、想定コースを他の選手に取られてしまう恐れがあり枠番通りの進入にならない恐れがあります。
コース取り
小回り防止ブイを回った後に、スタートの30秒前まで選手はそれぞれのコースを取るために争います。
ベテランの選手や実力のある選手は、前付けと呼ばれているインコースで戦略を立てたりすることがあるため、スタートコースが変わることも。
コース取りは予想をする際の材料になるので、しっかりと注目してどの艇がどのようなコース取りをするか確認しましょう。
スタート30秒前
それぞれの選手がコースが決まったら、スタート付近にある大時計を合図に起こしのタイミングを計ります。
その後ダッシュ艇は10秒付近でエンジンを起こしてスタートし、スロー艇も5秒前くらいにスタート。全艇はスタートラインを通過するのです。
これがスタート展示の大まかな流れとなります。
展示航走はスマホ版テレボートで見るのがおすすめ!
展示航走を見るなら、テレボートで見るのをおすすめします!
というのも、スマホ版テレボートでは動画でレース中継や展示航走を視聴することができるので、いつでも手軽に展示航走を見ることができるからです。
それでは早速スマホ版テレボートで見る方法について確認していきましょう!
STEP1.テレボートを開く
まずはテレボートを開きましょう!
テレボートのダウンロードがまだの人は、以下のリンクからダウンロードできるぞ。
テレボートを開いたら、まずはレース映像をタップしてください。
STEP2.会場を選ぶ
レース映像一覧が表示されたら、展示リプレイのボタンを押してみましょう。
レースライブからも展示を見ることができますが、ライブ映像が再生されているため展示だけ見たい時は展示リプレイからさくっと情報を確認するのがおすすめです。
STEP3.展示を見る
この画面が表示されたら、あとは再生ボタンを押すだけで展示航走のリプレイが再生されます。
直前情報や展示情報のタブをタップすれば、それぞれの情報が表示されるので細かくデータを確認したい時は確認するようにしましょう。
競艇の展示航走で見るべきポイントは?
前述しましたが、展示航走には予想に役立つ情報が盛りだくさんです。
ただ闇雲にデータを見るのではなく、それぞれにしっかり意味を持たせることで予想の幅が大きく広がります。
では展示航走でチェックしたいポイントをそれぞれ見ていきましょう!
各艇の進入隊形をチェック
進入隊形はそれぞれの選手が「どのコース」からスタートするかを指す言葉です。
基本的には枠番通りのコースでスタートすることが多いのですが、アウトコースの艇がインコースを取ることもあるので、選手はどのようなコースを取りに来るのかをきちんとチェックしましょう。
アウトコースの艇が強気にインコースを取りに来た場合は要注意!
本番のレース時にはスタート展示通り進入隊形にならない可能性が高いです!
進入隊形が変わってしまうと、それぞれの選手が戦略を変えてきます。
そうなるとレース展開が読めなくなり、荒れたレースになることも。
このような事態が起きた場合、高配当が期待できる反面、予想が台無しになってしまう恐れもあるので舟券を購入される際はご注意を。
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エンジンの起こしをチェック
エンジンの起こしとは艇が止まっている状態から、スロットルをオンにした際の反応を指します。
反応が悪かった場合はスタート展示で出遅れる可能性が高いので、モーターが強いかどうかを判断することができるんです。
モーターのデータと一緒にエンジンの起こしをスタート展示で確認し、
そのモーターが調子良いモーターなのか悪いモーターなのか判断できれば予想に大きく役立つことでしょう。
スタートタイミングをチェック
スタートタイミングとは、出走する選手のスタートタイムを指しています。
ステート展示はフライングしてもペナルティが課されないため、選手たちはタッチスタートと呼ばれる.00のタイムを狙って全速力でスタートします。
スタート展示が終了した後に、選手たちは自分のスタートを見て本番のレースでどのようにスタートするか戦略を立てるんだ。
平均STの横に「F」や「L」の記載があるときはその選手が出遅れやフライングをしたということ。
選手たちは本番の際に、フライング気味な場合はスロットルレバーを握るタイミングを遅らせたり、出遅れがある場合は早めにスロットルレバーを握ったりします。
スタートタイミングを見るときに気を付けたいことは、本番のレースはスタート展示通りのスタートタイミングにならないということです。
出遅れやフライングは選手たちにとってペナルティのリスクがあるため、本番では慎重にスタートします。
予想をする際には出走表に記載されている平均スタートタイムを参考にし、スタートが早い選手から予想をしてみるのがいいですね!
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ターン後の「出足」をチェック
ターン後にチェックしたいのは「出足」です。
出足とはスタート時の初期加速や、ターンを回った後の加速のことを指します。
スタート展示でチェックしておきたいのは、スロットルレバーを握り直した直後のスピード。
出足が良ければ良ければ、「まくり」や「差し」などで勝負に出る際に波を超えた後のスピードが良いと判断することができますね。
ターンマーク付近の「回り足」をチェック
回り足とはモーターが「ターンを回る能力」のことを指しています。
この回り足が良ければプロペラと水面が噛み合っている状態になるので、ターン時の旋回半径が小さくなるんです。
反対に回り足が良くない場合は、外に膨らみやすくなってしまうので「差し」のリスクが高まってしまいます。
1号艇の回り足が良ければ更に1コースが有利になり、最初のターンで上手く逃げ切れる可能性も高くなると考えられるな。
回り足をチェックするためには、周回展示で選手のターンが外側に膨らんでいないかを確認します。
確認するポイントとしてはコースの内側に艇が進入できているか、船の先端が早めに内側に向いているかをチェックしましょう。
上記のポイントは一例ではありますが、この2つがクリアできていれば回り足が良いと考えられます。
反対に、回り足の悪いモーターはコースの外側に向けて膨らんでいったり、船の先端が内側に向きづらかったりする艇は回り足が悪いと判断できるでしょう。
回り足が良い艇は本番のレースでも期待大と言っても過言ではありませんね!
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【番外編】フライングや出遅れは買わない方がいい?
先ほども少し解説しましたが、展示航走中のフライングや出遅れはペナルティが課されません。
実際にスタート展示を見ていると、大きくフライングしたり分かりやすく出遅れてる艇を見ることが多々あります。
このような状況になった場合では、選手が本番でフライングや出遅れを調整するか予測ができないから、予想が難しくなるんだ…
もちろん前述していたように、選手同士の駆け引きがあったりするので一概にスタート展示でのフライングや出遅れが予想を狂わせるということはないのですが、難しいと考える場合は舟券を購入しないほうがいいかもしれませんね。
コンマ0秒クラスのフライングならば本番で調整してくると考えることができますが、あまりにも行き過ぎたフライングや出遅れは調整が難しくなるため、的中を狙いたい場合は要注意です。
展示航走で展示タイムはどれくらい重要?
展示タイムとは、それぞれの選手が直線で出したタイムを測定したものです。
この展示タイムは、周回展示2回目のバック側から第2ターンマークの150mの間で測定されています。
展示タイムから得られる情報は、モーターの「伸び足」の情報。
伸び足とは直線での最高速のことを指します。
伸び足が良い場合はストレートで他の艇を追い抜きやすかったり、1周目の第1ターンマークでまくりを決めやすくなります。
そんな伸び足のチェックポイントが展示タイムなんです!
展示タイムが早ければ早いほど伸び足が良いと判断すると良いでしょう。
特にアウトコースで伸び足が良い選手がいる場合は要注意!アウトコースから一気にまくりに来る可能性があるので、アウトコースの展示タイムはしっかりとチェックしておくといいですね。
ポイントとしては、タイムが他の艇より「0.15秒」早ければ伸び足がいいと考えることができます。
展示タイムから見る1着の勝率
では、展示タイムで1着を取っている艇の場合を見ていきましょう。
1号艇の展示タイムが1着だった場合、本番で1着を取る確率としては54%ほどです。
しかし、1号艇が6着だった場合は1着を取る確率は35%までに低下します。
これは1号艇に限ったことではなく、他の艇でも同じことが言えます。1着と6着の場合では10%前後の1着率に変動が出るのです。
展示タイムで1位だった艇は、本番でも2分の1ほどの確率で1着を取ると考えてもいいかもしれませんね。
展示タイムから見る2~6着の勝率
展示タイムで2着~6着だった場合の勝率は、展示タイムが良い艇ごとに着順が決まると言っても過言ではありません。
モーターの良し悪しは展示タイムがそのまま表しているといえます。前述しましたが展示タイムでは「伸び足」の良さが判断できます。
伸び足はモーターが良いものだったらよく伸びますし、反対に悪ければ伸びが悪いので予想をする際には展示タイムをしっかり見ることがおすすめです。
展示航走でよくある質問
さて、ここでは展示航走でよくある質問についてお答えしていきます。
スタート展示や展示周回のリプレイってないの?
スタート展示や周回展示のリプレイは競艇場ごとの配信サイトで見ることができます。
もちろんボートレース公式アプリでもリプレイを確認することが出来ますが、直近の展示航走のリプレイしか見ることができません。
可能であればリアルタイムで確認したいものですが、忙しかったりした場合は配信サイトやボートレース公式の展示リプレイを見ることをおすすめします。
スタート展示や展示周回は天候悪化で変わる?
スタート展示は天候に左右されずに行われますが、周回展示については1周で終わることもあります。
特に風が強いときは要注意。ただでさえ1周だけの周回展示と強風が合わさった場合場合は予想がかなり難しくなります。
荒れるレースになりやすいので、初心者の方は舟券を購入しないほうがおすすめです。
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スリット写真って何?
スリット写真とは、スタート展示の6艇のスタートタイミングを撮影した写真です。
画面右側にある白い線がスタートラインで、下に表示されている数字はスタートタイミングからずれた秒数を表しています。
例を挙げると、この写真では1号艇は「0.0~0.2」の間にスタートを決めていたことが分かりますね。
スタート展示のスリット写真については、写真よりも掲載されているイラストを見た方が見やすいのでそちらを見ることをおすすめします。
展示タイムってアプリで見れたりする?
展示タイムに関するアプリで有名なのは「展示ストップウォッチ」です。
6つのストップウォッチがそれぞれの選手の独自展示タイムを測定することができます。
例えば出足や行き足などの総合力を見たいときは、展示航走を見ながら1周のタイムを計るといいでしょう。
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