競艇の控除率は25％！回収率を上げるには？他ギャンブルとも比較

「公営ギャンブルは控除があるから勝てない」とかよく言われるけど実はよくわかってない人多いよね。

競艇の控除率は25％。
これがどういう意味で、競艇ファンにどんな影響を与えるのか、わかりやすく詳しく説明していくよ。

本記事ではこんなことが理解できるよ。

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公営ギャンブルの控除率とは

ギャンブラーたちには関係ありまくりの控除っていったい何なのか、ボートレースの控除率って何％なのか説明するよ。

「控除率」とは「手数料の割合」である

控除率っていうのは売上げのうちの主催者側の取り分の割合のこと。

主催者側は運営費や賞金とかの諸経費をそこからまかなっているから、手数料ってイメージだね。

控除率は別の言葉で、

• テラ銭
• ハウスエッジ

なんて呼ばれたりもするよ。私はテラ銭ってよく使う。なんかかっこいいから。

控除率はギャンブルをする上で重要な要素

控除率が高ければ高いほど、胴元（主催者側）の取り分が大きくなる。そしてその分参加者に分配される金額は小さくなる。

控除率が高く還元率が低いほど参加者にとっては不利になるってわけ。

勝てる確率の低いギャンブルを避けるためにも、公営ギャンブルやその他の賭け事の控除率を知ることは重要なんだよ。

ボートレースの控除率は25%

ボートレースの控除率は25％。

投票された売り上げを一度まとめて、そこから控除率25％分の金額を引いて残った75％を予想が的中した参加者に分配するんだよ。

競艇で控除された売上の使い道

国の財源にもなるってのはわかったけど、それにしても控除率25%って高すぎ。受け入れ難しって思う人もいるよね。そんな人のために控除されたお金はいったい何に使われるのか紹介するね。

社会福祉活動

約2.9％は日本財団への交付金になるよ。
簡単に言うと海洋関係事業や社会福祉活動等の公益事業を支える資金になるということ。

競艇は公営ギャンブルだからね。日本中で競艇に賭けられたお金が社会福祉という形で還元されてるのさ。

日本モーターボート競走会への交付金

約1.3％は日本モーターボート競走会への交付金にあてられるよ。
日本モーターボート競走会への交付金って要は、ボートレーサーや審判員の育成・訓練の実施費用とか、審判の給金、ボート・モーターの検査費用になるお金だよ。

「日本モーターボート競走会」は日本で唯一のボートレーサー養成所（旧やまと学校）を運営している団体で、競技運営やルール改正とかも行ってるの。

地方公共団体金融機構への納付金

約0.2％は地方公共団体金融機構へ納付される。

地方公共団体金融機構っていうのは、地方公共団体に対して資金の融資する機構だよ。そしてその約0.2％のお金は地方公共団体への貸付利率の引き下げに充てられるんだって。

貸付利率が引き下げられるってことは地方公共団体は機構から資金を借りやすくなるよね。ってことはその分事業者も地方自治体から低金利で融資を受けやすくなる。

賞金・レース開催の費用

全国24か所の競艇場で行われるレースの開催経費。

これには管理費や選手の賞金、施設費も含まれるよ。

レースは一年中どこかしらの会場で行われていて、施設の保守や清掃に関わる人を雇うのもただじゃないよね。賞金もばかにならない。賞金1億円のレースだってあるからね。

SGやG1とかの大きな大会だけじゃなく一般戦にも賞金はあるし、1位だけじゃなく2位以降の選手にも賞金が与えられるように設定されてるからそれだけでもはちゃめちゃにお金かかるのよ。

残りが収益

上の法定交付金とか開催費用とかを差し引いた残りの金額が施工者の収益になるよ。

なんとその一部は地方財政の改善を図るための施策に活用されたりするんだって。社会福祉とか医療とか教育文化とか。
やべーめちゃめちゃ還元されてる。舟券外れてもいいことした気分になっちゃうじゃん。いいじゃん。

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他のギャンブルと控除率を比較

他のギャンブルや賭け事と比較して参加者側は有利なのか見ていこう！

競艇以外のギャンブルの控除率を表でまとめてみたよ。

種類	控除率
競馬	20～30％
競輪	25％
オートレース	30％
宝くじ	54％
サッカーくじ	50％
パチンコ・パチスロ	15～20％
オンラインカジノ	2～3％

宝くじ・サッカーくじ、競艇・競馬・競輪・オートレースなんかの公営ギャンブルの控除率が高めなのは国や地方自治体が管理しているから。

公営競技が盛り上がれば盛り上がるほど国も儲かる。私たちにとってのリアル（ギャンブル）は国にとっては貴重な財源ってわけさ。

ちなみに競馬の控除率に幅があるのは、馬券の種類によって控除率が異なるからだよ。（単勝・複勝：20％、3連単27.5％、WINファイブ30％）

オンラインカジノとかパチンコは公営競技と比べると還元率が高いけど、グレーな部分が多くてほんとかなーって感じ。

表を見たらわかる通り、公営ギャンブルの中では競艇は還元率が高い方なんだよ。

▼競艇・競馬・競輪の控除率の詳細はこちら！

競艇は「絶対に勝てないギャンブル」ではない

公営ギャンブルに対して、「公営ギャンブルは胴元が儲かるようにできてるから絶対に勝てない」って言う人いるよね。

多分それは参加者全体の払戻しが25％マイナスになるって話をしてるんだと思うけど、実際には参加者の的中状況は違うから勝つ人もいれば負ける人もいる。

つまり「公営ギャンブルは絶対に競艇場側に利益がでる」から「参加者全員負ける」というわけじゃないんだよ。

大数の法則

試行回数が多いほど、確率が平均値に近づく。
例えばサイコロを振ったとき「１」の目がでる確率は1/6だけど、30回振れば絶対にちょうど5回でるかといえばそうとも限らないよね。

でも1000回、5000回、10000回と回数を増やすほど、その確率は1/6に近づいていくの。

こんな感じで、試行回数が増えるほど理論上の確率と実際の経験上の確率が一致していくってのが大数の法則。この大数の法則がギャンブルにめっちゃ関わってくるのさ。

ギャンブルはやればやるほど、収支が還元率に近づいていく。これがギャンブルにおける大数の法則。

単純に、控除率25％還元率75％である競艇に置き換えて考えてみると、舟券を買えば買うほど出資額の75％しか勝てず、平均的な収支はマイナス25％に近づいてしまうってことになる。

でも

「じゃあ控除がある公営ギャンブルは勝てる望みないやん。」
「競艇って地獄へ向かうゲームなんか？」

って心配する必要はないよ。

競艇の収支が75％以下は負けすぎ？

ボートレースは選手の実力だけでなくモーター性能にも左右され、1コース有利でアウトコース不利は明らかなゲーム。

サイコロ振りのように全部偶然や運のみできまるゲームではない。

だから個人レベルでいうと大数の法則が当てはまるとは限らないんだよ。

勝ち続けられる人もいれば負け続けちゃう人もいて、その平均値が75％に集約していくだけ。

回収率が75％を切っている人は予想の仕方を見直したほうがいいかも。

ギャンブラーの誤謬（ごびゅう）に惑わされるな

万舟券的中させて、次も万舟とるぞって舟券握りしめて競艇場に行くことってあるじゃん。たいてい大敗をきすんだけども。

なぜか自分イケてるって気になって、次も同じ結果が出ると錯覚した状態になってたりしない？同じように負けが続くと次も負けるんじゃないかって気になるよね。

そういうある事象が続いた時に「次も同じことになるんじゃないか」と錯覚する心理のことを、ギャンブラーの誤謬っていうのよ。

でも実際、ボートレースは過去の結果が未来に影響することはなくて、その日の選手の組み合わせとか、天気とか、モーター性能とかの独立した因果関係によって起こるべき結果が起こるだけだよね。

くじ引きみたいにハズレくじを引けば箱の中のハズレが減ってアタリの確率が上がっていくわけでもない。

控除率の壁を超えるには

控除率の壁にぶち当たって、競艇やってても空しくなっちゃうこともあるよね。

一回一回のレースに一生懸命になればなるほど、少ない試行回数に対して理論上の確率を求めて落ち込みがちだし、次も負けるんじゃないかって尻込みしがち。でも結局ツイてるツイてないとかじゃなくて、予想の精度を上げるしか回収率75％以上の道はない！

強風の日はインが飛びやすくなったり、追い風の日は「差し」が決まりやすくなるみたいに傾向や流れがデータとして出ている情報を念頭に置きながら、一回一回のレースでベストな予想をしていくしかないのです。

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