2023年帝王賞はどの馬が来る?独自の目線で予想

2023年6月28日(水)
大井 第11競走 
発走時刻20:10
ダート2000m

◎1 テーオーケインズ
〇2 クラウンプライド
▲10 ジュンライトボルト
注4 メイショウハリオ
△12 ハギノアレグリアス
△9 ライトウォーリア
△8 プロミストウォリア
△5 ノットゥルノ

『見解』
◎テーオーケインズは、一昨年のチャンピオンズカップ(JRA 中京ダート1800m戦)では、「時代を作る」と思わせるくらいの力強い走りをみせた。4歳時のあのパフォーマンスは、「無敵」と言いたくなるくらいであったが、日本競馬界全体で「ダート路線」のレベルが一気に強化されていることで、簡単には時代を作らせてもらえなかった。

時代が少し前ならば、間違いなく「テーオーケインズ時代」が訪れていたはずだ。

とはいえ、強い相手がいるからこそ、テーオーケインズ自身もどんどん強くなっているのだ。

負けているとはいえ、悲観するものではない。

昨秋には盛岡で行われたJBCクラシックを制していた通り、能力の衰えは一切感じさせない。

2年前に制した帝王賞。

同じ舞台での復権に向けて、中間の調教では併せ馬でのハード追いを敢行し、良い頃の雰囲気がでてきている。

連覇を狙った昨年暮れのチャンピオンズカップは、ピリピリしていたこともあって4着と案外の走りではあったが、周りのレベルも上がっていただけに、仕方ないところもある。

2走前の川崎記念では2着と巻き返し、「地方の砂への適性の高さ」は改めて思い知らしめたレース内容であった。

中央のダートでは苦戦したとしても、地方の砂が舞台なら、「まだやれる」という印象だ。

その「川崎記念の勝ち馬」は、今春のドバイワールドカップを制したウシュバテソーロであっただけに、相手が強過ぎたといわざるをえない。

テーオーケインズ自身もドバイワールドカップで4着と好走しており、今年の帝王賞のメンバーが相手ならば、実績は最上位の存在だ。

今回は海外遠征帰りの一戦になるとはいえ、ウシュバテソーロが不在のメンバーだけに、大将格を張れる。

芝のGIならば加齢とともにズブさが出始めて、スピード勝負では分が悪くなってくる頃ではあるが、「ダート」で問われるものパワーの比重が大きいため、6歳でも筋肉の状態はピークを迎えることもできるのだ。

川崎記念、ドバイワールドカップと今年に入ってからの2戦は、少なくとも衰えは感じさせることなく、高いレベルで状態はキープできている。

中央のダート決戦となれば“爆発力”も必要になってくるが、6歳馬となり上積みがなくとも、そこは「経験値の差」でレースを優位に運べる。

その「レース運び」の上手さでどうにかできる舞台が、「地方競馬での砂決戦」だ。2年前に一度手にした帝王賞のタイトルではあるが、奪回する準備は整ってるのではないだろうか。

もし、テーオーケインズが良いポジションをとれずに手こずるようなことがあった場合、チャンスが到来するのは4歳牡馬で伸びしろのある〇クラウンプライドが有力となる。

昨秋のJBCクラシックでは、テーオーケインズの後塵を喫しての2着であったがチャンピオンズカップではテーオーケインズに先着しただけでなく、2着を確保した。

サウジカップ→ドバイワールドカップと海外GIを連戦して、さらに地力アップ。
4歳の夏を迎えるタイミングで、充実期に突入しようとしている。

3歳時にはUAEダービーを勝って、ケンタッキーダービーにも挑戦。何度も海外遠征しており、タフさではナンバーワンといってもいい。

「海外遠征帰り」でも不安はない。

国内外の強い相手に揉まれ続けている経験からも、根性勝負となれば最も侮れないのが〇クラウンプライドだ。

テーオーケインズの復権か。
クラウンプライドの戴冠か。

今年の帝王賞は、その2つの視点から見守りたい。


↓ ↓ 【結論】 ↓ ↓


[馬単フォーメーション]
1着 1・2
2着 1・2・10・4・12・9・8・5
≪計14点≫

[3連単フォーメーション]
1着 1・2
2着 1・2・10・4
3着 1・2・10・4・12・9・8・5
≪計36点≫

[3連複2頭軸流し]
軸  1・2
相手 10・4・12・9・8・5
≪計6点≫
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